JP3663252B2 - Fondant and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明はマルチトールを主体としたフォンダン及びその製造方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】
フォンダンとは砂糖を煮溶かしてから冷却し、よく練り合わせて微細な結晶を析出させ純白に仕上げたもので、菓子やパンなどにコーティングし、甘味を付与したりデコレーション用の材料として用いられるばかりでなく、ソフトキャンディーのシードとしても使用されている。
【0005】
しかし、近年、砂糖を原料としたフォンダンは虫歯や、砂糖の取りすぎによる成人病の原因となり、嫌われる傾向にある。
【0006】
これまでに、砂糖以外の原料を用いたフォンダンとしては、キシリトールを用いたフォンダン(特開平7−155109号公報)やラクチトールを用いたフォンダン(特開昭64−2534号公報)が報告されている。
【0007】
しかし、キシリトールは結晶性がよすぎるためにフォンダンに必要とされる微細な結晶を調製するのは困難であり、砂糖から調製したフォンダンのような滑らかで柔らかいフォンダンにはならない。
【0008】
このため、キシリトールに非結晶性の糖質、例えば水飴、食物繊維、高分子多糖などを添加し、キシリトール結晶の成長を抑制する必要があった。
【0009】
また、ラクチトールの甘味は砂糖の1/3であるため、砂糖と同等の甘味を必要とする場合には、他の高甘味度甘味剤を添加する必要があり味質が砂糖とは異なるなど、いずれも満足のいくものではなかった。
【0010】
一方、マルチトールは以下の理由で食品における糖の代替品として用いられている。
(1)マルチトールの甘味は砂糖に近く、温和で後味のない、まろやかさを持っている。
(2)砂糖や水飴と比較して低カロリーの食品素材である。
(3)マルチトールは吸湿性が少なく、水分をきらう食品に使用できる。
(4)マルチトールは難醗酵性であり、カビ、酵母、細菌による醗酵を抑え、食品の日持ちに効果を発揮する。
(5)マルチトールの代謝にはインシュリンを必要とせず、糖尿病患者用の糖の代謝物として使用できる。
(6)マルチトールには体脂肪蓄積を抑制する機能がある。
(7)マルチトールは口内細菌によって酵素作用を受けないので、虫歯を助長しない。
【0011】
マルチトールを原料としてフォンダンを製造した例としては、特開昭57−134498号公報があるが、該公報に記載のごとく、分蜜法で得た無水結晶マルチトール粉末や濃縮したマルチトール溶液を晶出固化した後切削粉砕機で粉砕し乾燥した無水結晶マルチトール粉末、または、無水結晶マルチトール結晶のマスキットを噴霧乾燥して調製した無水結晶マルチトールなどの粉砕品をシードとして使用してフォンダンを製造する場合には、シード添加後に結晶化を進める目的で更に無水結晶マルチトールを添加しなければならないことや、調製されたフォンダンは保存中にブロック状に固化してしまうか、または、あめ状のまま固まってしまい、フォンダンとして満足のいくものは得られなかった。
【0012】
本発明の目的は、砂糖の代替としてマルチトールを用いた良好なフォンダンを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明者等は、前述の課題を解決するために鋭意検討した結果、固形物中のマルチトール含量の比較的高いマルチトールを原料として用い、予め調製したマルチトールを主体とするフォンダンの乾燥・粉砕品をシードとして添加することにより、砂糖を原料として調製したフォンダンと同等のなめらかな触感で柔らかく、フォンダン中の微細な結晶が変化せず安定であり、かつ、マルチトールの持つ前記特性を付与したフォンダンを製造することに成功して本発明を完成するに至った。
【0015】
即ち、本発明は第一に、マルチトール水溶液を煮詰めた後、冷却しながら、予めマルチトールを主体とするフォンダンを乾燥・粉砕して調製したシードを、煮詰め液の重量に対して0.1〜10重量%で加えて練り合わせて製造されるフォンダン。
【0016】
第二に、マルチトール水溶液の固形物中のマルチトール含量が92重量%以上好ましくは98重量%以上であることを特徴とする上記第一記載のフォンダン。
【0017】
第三に、練り合わせるシードのマルチトール含量が92重量%以上好ましくは98重量%以上であることを特徴とする上記第一または二何れか一つに記載のフォンダン。
【0018】
第四に、マルチトール水溶液を煮詰めた後、冷却しながら、予めマルチトールを主体とするフォンダンを乾燥・粉砕して調製したシードを、煮詰め液の重量に対して0.1〜10重量%で加えて練り合わせることを特徴とするフォンダンの製造方法。
【0019】
第五に、マルチトール水溶液の固形物中のマルチトール含量が92重量%以上好ましくは98重量%以上であることを特徴とする上記第四記載のフォンダンの製造方法。
【0020】
第六に、練り合わせるシードのマルチトール含量が92重量%以上好ましくは98重量%以上であることを特徴とする上記第四または五何れか一つに記載のフォンダンの製造方法。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
以下に本発明の内容を詳細に説明する。
【0023】
本発明のフォンダンの原料として採用できるマルチトールは、その原料の由来や製造方法は問われないが、固形分中のマルチトール含量が92重量%以上の品質であればよく、中でも固形分中のマルチトール含量が98重量%以上のものはフォンダンの製造時間を短縮出来るため好ましく、また、液状でも粉末状でも採用できる。
【0024】
本発明において、水に溶解したマルチトールは80〜90重量%、好ましくは85〜88重量%の濃度で煮詰められる。
【0025】
本発明で添加されるシードは、固形物中のマルチトール含量が92重量%以上、好ましくは98重量%以上のマルチトールを濃度80〜90重量%で煮詰めた後、シードを添加せず、撹拌しながら室温まで冷却することで得られたフォンダンを乾燥し、粉砕したものが採用される。
【0026】
この時のシードの粒径は、50メッシュ以下のものが好ましい。
【0027】
また、本発明の方法で製造されたマルチトールを主体とするフォンダンを乾燥し、粉砕したものも本発明のシードとして採用することができる。
【0028】
本発明のフォンダンの製造において、シードは、煮詰め液の重量に対して0.1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%の範囲で添加される。
【0029】
添加量が0.1重量%より少ない場合には、微細結晶の成長が悪くフォンダンの製造に時間がかかり好ましくなく、10重量%より多い場合は、フォンダンは製造出来るがシードを多く必要とするため経済的に不利である。
【0030】
その他の製造条件であるフォンダン製造時における煮詰め液の冷却温度、撹拌速度などは従来から砂糖を原料としてフォンダンを製造する時の条件をそのまま採用することができる。
【0031】
また、本発明のフォンダンは、味や風味などの付与を目的として高甘味度甘味料(例えば、ステビオサイド、アスパルテーム、サッカリンなど)、着色材、フレーバーなどを予め添加することができる。
【0032】
以下に実施例及び比較例を掲げて本発明の内容を更に具体的に説明するが、本発明は以下の実施例により制限されるものではない。また、以下の実施例及び比較例の中では、特に断らない限り%は重量%を表すものとする。
【0033】
尚、フォンダンの撹拌は、卓上型万能調理ミキサー「ケンミックスアイコー」((株)愛工舎製作所製)を使用し、回転数120rpmにて撹拌した。
【0034】
【実施例1】
【0035】
(対照品フォンダンの製造)
【0036】
対照として、砂糖を原料としたフォンダンを以下の方法で製造した。
【0037】
予め加熱した水150gに砂糖(明治製糖(株)製グラニュー糖)500gを加え、110℃にて更に水飴(日本食品化工(株)製ハイマルトース)37.5gを加えた。濃度87%まで煮詰めたのち静かに45℃まで冷却し、撹拌することにより約20分で滑らかで柔らかい良好なフォンダンを得た。
【0038】
(シードの調製)
【0039】
予め加熱した水150gに、固形物中のマルチトール含量が99.6%のマルチトール500gを加え、濃度85.5%まで煮詰めた。液表面に結晶が析出しないように45℃まで冷却した後、撹拌を開始し、マルチトールを主体とするフォンダン549gを得た。
【0040】
このフォンダンを、減圧乾燥した後、粉砕・分級して50メッシュパスのシード230g(シード1)を得た。
【0041】
(マルチトールを主体とするフォンダンの製造)
【0042】
予め加熱した水150gに、固形物中のマルチトール含量が96.5%、その他の成分がソルビトール0.2%、マルトトリイトール1.4%及び重合度即ちDP≧4の糖アルコール1.9%の糖組成のマルチトール粉末500gを加え、濃度87.0%まで煮詰めた。引き続き液を45℃まで冷却後、撹拌しながら先に調製したシード1を煮詰め液の重量に対して2.5%添加し、さらに撹拌を続け、約45分後にマルチトールを主体とするフォンダン540g(本実施品1)を得た。
【0043】
本実施品1と先に製造した対照品とを比較したところ、本実施品1は滑らかさ及び柔らかさともに対照品に劣らない良好なフォンダンであった。
【0044】
【実施例2】
【0045】
予め加熱した水150gに、固形物中のマルチトール含量が99.6%のマルチトール粉末500gを加え、濃度85.5%まで煮詰めた。引き続き45℃まで冷却後、撹拌を開始し、10分後、実施例1で調製したシードを煮詰め液の重量に対して1%を添加、約30分後にフォンダン552g(本実施品2)を得た。
【0046】
本実施品2も実施例1の対照品と同等の良質なフォンダンであった。
【0047】
本実施品2は、室温で二週間保存しても、製造直後の柔らかさは変わらず、ざらつきのないフォンダンとして使用できる性状であった。
【0048】
【実施例3】
【0049】
(シードの調製)
【0050】
実施例1で製造したフォンダンの100gを減圧乾燥した後、粉砕・分級して50メッシュパスのシード45g(シード2)を得た。
【0051】
(マルチトールを主体とするフォンダンの製造)
【0052】
予め加熱した水150gに、固形物中のマルチトール含量が99.6%のマルチトール粉末500gを加え、濃度85.5%まで煮詰めた。引き続き45℃まで冷却後、撹拌を開始し、10分後、本実施例で調製したシード2を煮詰め液の重量に対して2.5%を添加、約30分後にフォンダン555g(本実施品3)を得た。
【0053】
本実施品3も製造直後ばかりでなく室温で二週間保存後でも実施例2と同等の良質なフォンダンであった。
【0054】
【比較例1】
(特開昭57−134498号公報、実施例4の追試1)
【0055】
濃度75%、固形物中のマルチトール含量が76.2%、その他の成分がソルビトール2.8%、マルトトリイトール12.3%及び重合度即ちDP≧4の糖アルコール8.7%の糖組成のマルチトールシロップ667gを濃度85.0%まで煮詰め、45℃に冷却し、撹拌を開始した。撹拌開始と同時に、シードとして、分蜜法にて製造した固形物中のマルチトール含量が99.3%の無水結晶マルチトール粉末の50メッシュパス品を、煮詰め液の重量に対して1.0%加えた後、更に30℃にて上記シードと同様の方法で調製した無水結晶マルチトール粉末100gを混合撹拌してフォンダンを製造した。
【0056】
得られたフォンダンは、飴状で粘度が高く、ざらつきがあり、また、フォンダン中に大きな固まりが混在していた。
【0057】
更に製造後室温で保管したところ、翌日には飴状のまま固まり、フォンダンとして使用できる性状ではなかった。
【0058】
【比較例2】
(特開昭57−134498号公報、実施例4の追試2)
【0059】
シード添加後、30℃にて添加する無水結晶マルチトール粉末が200gであることを除いては比較例1と同様の条件でフォンダンを製造した。
【0060】
得られたフォンダンは比較例1で指摘した粘度、ざらつきを改善することはできず、また、比較例1の場合と同様に翌日には飴状のまま固まり、フォンダンとして使用できる性状ではなかった。
【0061】
【比較例3】
【0062】
実施例2において、シードを添加しなかった以外は実施例2と同様の条件でフォンダン555gを製造した。
【0063】
得られたシード無添加のフォンダンは、製造直後やや固めのフォンダンであったが、室温で二日後にはブロック状に固化してしまい、使用に耐えうるフォンダンではなかった。
【0064】
【発明の効果】
【0065】
以上に説明した様に、本発明を実施することにより、従来使用されている砂糖を原料としたフォンダンの甘味度、甘味質、触感などの性質を損なうことなく、マルチトールの持つまろやかさ、低カロリー性、非吸湿性、難醗酵性、体脂肪抑制機能、非う蝕性などの機能を兼ね備えたフォンダンを製造することが可能となる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
[0002]
The present invention relates to a fondant mainly composed of maltitol and a manufacturing method thereof.
[0003]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
[0004]
Fondant is made by boiling down sugar and then cooling, kneading well to precipitate fine crystals and finishing it pure white, and it can be coated on confectionery, bread, etc. to give sweetness and be used as a decoration material It is also used as a seed for soft candy.
[0005]
However, in recent years, fondant using sugar as a raw material tends to be disliked because it causes tooth decay and adult disease due to excessive sugar consumption.
[0006]
So far, as fondant using raw materials other than sugar, fondant using xylitol (JP-A-7-155109) and fondant using lactitol (JP-A 64-2534) have been reported. .
[0007]
However, since xylitol is too crystalline, it is difficult to prepare the fine crystals required for fondant, and it does not become a smooth and soft fondant like fondant prepared from sugar.
[0008]
For this reason, it has been necessary to add non-crystalline saccharides such as starch syrup, dietary fiber, and high-molecular polysaccharides to xylitol to suppress the growth of xylitol crystals.
[0009]
In addition, since the sweetness of lactitol is 1/3 of that of sugar, if you need a sweetness equivalent to that of sugar, you need to add another high-intensity sweetener and the taste is different from that of sugar. Neither was satisfactory.
[0010]
On the other hand, maltitol is used as a sugar substitute in foods for the following reasons.
(1) The sweetness of maltitol is close to that of sugar, and has a mild and mild aftertaste.
(2) It is a low calorie food material compared to sugar and chickenpox.
(3) Maltitol is less hygroscopic and can be used in foods that do not absorb moisture.
(4) Maltitol is difficult to ferment and suppresses fermentation by mold, yeast, and bacteria, and exerts an effect on shelf life of food.
(5) Maltitol metabolism does not require insulin and can be used as a sugar metabolite for diabetic patients.
(6) Maltitol has a function of suppressing body fat accumulation.
(7) Maltitol does not promote dental caries because it is not enzymatically affected by oral bacteria.
[0011]
As an example of producing fondant from maltitol as a raw material, there is JP-A-57-134498, but as described in the publication, anhydrous crystalline maltitol powder obtained by a honey method or concentrated maltitol solution is used. Fondant using seeds such as anhydrous crystalline maltitol powder that has been crystallized and solidified and then crushed and dried with a cutting pulverizer, or anhydrous crystalline maltitol prepared by spray drying a mass kit of anhydrous crystalline maltitol crystals. In order to proceed with crystallization after seed addition, anhydrous crystalline maltitol must be added, and the prepared fondant may solidify into a block shape during storage, or candy As a result, it was hardened as a fondant.
[0012]
The object of the present invention is to provide a good fondant using maltitol as an alternative to sugar.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
[0014]
As a result of diligent studies to solve the above-mentioned problems, the present inventors have used maltitol having a relatively high maltitol content in a solid material as a raw material, and drying and drying fondant mainly composed of maltitol prepared in advance. By adding the pulverized product as a seed, it is soft with the same smooth texture as fondant prepared from sugar, the fine crystals in the fondant are stable and stable, and the properties of maltitol are added. The present invention was completed by successfully producing the fondant.
[0015]
That is, according to the present invention, a seed prepared by drying and pulverizing a fondant mainly composed of maltitol in advance after cooling the maltitol aqueous solution and then cooling is 0.1% with respect to the weight of the boiled liquid. Fondant manufactured by adding and kneading at 10 wt%.
[0016]
Second, the fondant according to the first aspect, wherein the maltitol content in the solid matter of the aqueous maltitol solution is 92% by weight or more, preferably 98% by weight or more.
[0017]
Thirdly, the maltitol content of the seed to be kneaded is 92% by weight or more, preferably 98% by weight or more.
[0018]
Fourthly, after the maltitol aqueous solution is boiled, the seed prepared by drying and pulverizing the fondant mainly composed of maltitol is 0.1 to 10% by weight with respect to the weight of the boiled liquid while cooling. A method for producing fondant, which is additionally kneaded.
[0019]
Fifth, the method for producing fondant according to the fourth aspect, wherein the maltitol content in the solid material of the maltitol aqueous solution is 92% by weight or more, preferably 98% by weight or more.
[0020]
Sixth, the method for producing fondant according to any one of the fourth or fifth, wherein the maltitol content of the seed to be kneaded is 92% by weight or more, preferably 98% by weight or more.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0022]
The contents of the present invention will be described in detail below.
[0023]
The maltitol that can be used as the raw material of the fondant of the present invention is not limited to the origin and production method of the raw material, but it is sufficient that the maltitol content in the solid content is 92% by weight or more. A maltitol content of 98% by weight or more is preferable because the production time of fondant can be shortened, and it can be used in liquid or powder form.
[0024]
In the present invention, maltitol dissolved in water is boiled at a concentration of 80 to 90% by weight, preferably 85 to 88% by weight.
[0025]
The seed added in the present invention is prepared by boiling maltitol having a maltitol content of 92% by weight or more, preferably 98% by weight or more in a solid substance at a concentration of 80 to 90% by weight, and then adding the seed without stirring. However, the fondant obtained by cooling to room temperature is dried and crushed.
[0026]
The seed particle size is preferably 50 mesh or less.
[0027]
Moreover, what dried and grind | pulverized the fondant mainly composed of maltitol manufactured by the method of the present invention can be employed as the seed of the present invention.
[0028]
In the production of the fondant of the present invention, the seed is added in the range of 0.1 to 10% by weight, preferably 1 to 5% by weight, based on the weight of the boiled liquid.
[0029]
If the amount added is less than 0.1% by weight, the growth of fine crystals is poor and it takes time to produce fondant. If it is more than 10% by weight, fondant can be produced but a large amount of seed is required. It is economically disadvantageous.
[0030]
Conventionally, the conditions for producing fondant using sugar as a raw material can be used as they are for the cooling temperature, the stirring speed, etc. of the boiled liquid during the production of fondant, which are other production conditions.
[0031]
The fondant of the present invention can be pre-added with a high-intensity sweetener (for example, stevioside, aspartame, saccharin, etc.), a colorant, a flavor, etc. for the purpose of imparting taste and flavor.
[0032]
The contents of the present invention will be described more specifically with reference to the following examples and comparative examples, but the present invention is not limited by the following examples. In the following examples and comparative examples, “%” represents “% by weight” unless otherwise specified.
[0033]
The fondant was stirred using a tabletop universal cooking mixer “Kenmix Aiko” (manufactured by Aikosha Seisakusho) at 120 rpm.
[0034]
[Example 1]
[0035]
(Manufacture of contrast product fondant)
[0036]
As a control, a fondant made from sugar was produced by the following method.
[0037]
To 150 g of water heated in advance, 500 g of sugar (granulated sugar manufactured by Meiji Sugar Co., Ltd.) was added, and 37.5 g of syrup (hyal maltose manufactured by Nippon Shokuhin Kako Co., Ltd.) was further added at 110 ° C. After boiled to a concentration of 87%, the mixture was gently cooled to 45 ° C. and stirred to obtain a smooth and soft good fondant in about 20 minutes.
[0038]
(Preparation of seed)
[0039]
To 150 g of preheated water, 500 g of maltitol having a maltitol content of 99.6% in the solid was added and boiled to a concentration of 85.5%. After cooling to 45 ° C. so that crystals do not precipitate on the liquid surface, stirring was started to obtain 549 g of fondant mainly composed of maltitol.
[0040]
The fondant was dried under reduced pressure and then crushed and classified to obtain 230 g (seed 1) of a 50 mesh pass seed.
[0041]
(Manufacture of fondant, mainly maltitol)
[0042]
A sugar alcohol 1.9 having a maltitol content of 96.5% in the solid substance, 0.2% sorbitol, 1.4% maltotriitol and 1.4% degree of polymerization, ie DP ≧ 4, in 150 g of preheated water 500 g of maltitol powder having a sugar composition of% was added and boiled to a concentration of 87.0%. Then, after cooling the liquid to 45 ° C., 2.5% of the seed 1 prepared above was added to the weight of the boiled liquid while stirring, and further stirring was continued. After about 45 minutes, 540 g of fondant mainly composed of maltitol. (This product 1) was obtained.
[0043]
When this embodiment product 1 was compared with the control product manufactured previously, this embodiment product 1 was a good fondant that was not inferior to the control product in both smoothness and softness.
[0044]
[Example 2]
[0045]
To 150 g of preheated water, 500 g of maltitol powder with a maltitol content of 99.6% in the solid was added and boiled to a concentration of 85.5%. After cooling to 45 ° C., stirring was started, and after 10 minutes, 1% of the seed prepared in Example 1 was added to the weight of the boiled liquid, and 552 g of Fondant (this product 2) was obtained after about 30 minutes. It was.
[0046]
This product 2 was also a high-quality fondant equivalent to the control product of Example 1.
[0047]
The product 2 was of a property that even after storage at room temperature for 2 weeks, the softness immediately after production did not change and it could be used as a rough fondant.
[0048]
[Example 3]
[0049]
(Preparation of seed)
[0050]
100 g of the fondant produced in Example 1 was dried under reduced pressure, and then pulverized and classified to obtain 45 g of a 50 mesh pass seed (seed 2).
[0051]
(Manufacture of fondant, mainly maltitol)
[0052]
To 150 g of preheated water, 500 g of maltitol powder with a maltitol content of 99.6% in the solid was added and boiled to a concentration of 85.5%. After cooling to 45 ° C., stirring was started, and after 10 minutes, 2.5% of the seed 2 prepared in this example was added to the weight of the boiled liquid, and 555 g of fondant (this product 3) )
[0053]
The product 3 was a high-quality fondant equivalent to that of Example 2 not only immediately after production but also after storage for two weeks at room temperature.
[0054]
[Comparative Example 1]
(Japanese Patent Laid-Open No. 57-134498, Supplementary Exam 1 of Example 4)
[0055]
Sugar with a concentration of 75%, a maltitol content of solids of 76.2%, other components 2.8% sorbitol, 12.3% maltotriitol and 8.7% sugar alcohol with a degree of polymerization ie DP ≧ 4 667 g of maltitol syrup having a composition was boiled to a concentration of 85.0%, cooled to 45 ° C., and stirring was started. Simultaneously with the start of stirring, as a seed, a 50-mesh pass product of anhydrous crystalline maltitol powder having a maltitol content of 99.3% in a solid produced by the honey process was added to 1.0% of the weight of the boiled liquid. Then, 100 g of anhydrous crystalline maltitol powder prepared in the same manner as the above seed was mixed and stirred at 30 ° C. to produce fondant.
[0056]
The obtained fondant was bowl-like, high in viscosity and rough, and large chunks were mixed in the fondant.
[0057]
Furthermore, when it was stored at room temperature after production, it was hardened in the form of a bowl on the next day, and it was not a property that could be used as a fondant.
[0058]
[Comparative Example 2]
(Japanese Laid-Open Patent Publication No. 57-134498, Additional Test 2 of Example 4)
[0059]
After the seed addition, fondant was produced under the same conditions as in Comparative Example 1 except that the anhydrous crystalline maltitol powder added at 30 ° C. was 200 g.
[0060]
The obtained fondant was not able to improve the viscosity and roughness pointed out in Comparative Example 1, and as with Comparative Example 1, it solidified in the form of a bowl on the next day and was not a property that could be used as a fondant.
[0061]
[Comparative Example 3]
[0062]
In Example 2, 555 g of fondant was produced under the same conditions as in Example 2 except that no seed was added.
[0063]
The obtained seed-free fondant was a slightly stiff fondant immediately after production, but it solidified into a block after two days at room temperature and was not a fondant that could withstand use.
[0064]
【The invention's effect】
[0065]
As described above, by carrying out the present invention, maltitol has low mellowness and low without impairing the sweetness, sweetness, touch and other properties of conventional fondant made from sugar. It becomes possible to produce a fondant having functions such as caloricity, non-hygroscopicity, difficult fermentation, body fat suppression function, and non-cariogenicity.
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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