JP3661709B2 - Facsimile device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はファクシミリ装置に関し、特に多重周波信号による命令信号を送信する機能を備えたファクシミリ装置における通信制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリの通信手順としては、ITU−T勧告T.30に基づき標準化されたいわゆるG3手順が広く用いられている。また標準の手順に含まれない機能のネゴシエーションを行うためにNSF(非標準機能識別信号)、NSC(非標準機能命令信号)、NSS(非標準機能設定信号)等の信号が定義されている。しかし、これらの信号の内容はメーカー毎に固有のフォーマットあるいはコードを用いており、他社機同士ではネゴシエーションができなかった。一方、ファクシミリ装置において、DTMF(デュアルトーンマルチフレケンシー)信号、即ちいわゆるPB信号の送受信機能を備え、このDTMF信号により通信機能の制御を行う技術が提案されている(特開昭63−104572号公報、特開昭63−300669号公報、特開平2−50560号公報、特開平3−260875号公報等参照)。
【0003】
しかしこれらの従来例においては、DTMF信号を送出する側の装置については、電話機を使用しているか、あるいは開示されていない。そのため、信号検出方法や信号送出方法について具体的に検討されているものはなく、通常DTMF信号は手動で送出されるものとして説明されていた。そこで、自動的にDTMF信号を送出する技術が提案されている(特開平4−168862号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のファクシミリ装置においては、DTMF信号を通信の制御に用いることは開示されているが、例えば短縮ダイヤル機能を使用してDTMF信号を送出した時に、相手装置が該信号を受け付けなかった場合にも適切に動作させるためには、送信側ファクシミリにおいてどのように処理すべきかが不明であるという問題点があった。
本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決し、DTMF信号による制御を行った時に相手装置が受け付けない場合にも適切に動作することが可能なファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、多重周波信号により指示した内容に誤りがあることを示す手順無効信号を受信した場合には、回線を開放し、再送信しないことを特徴とする。第2の発明は、多重周波信号により指示した内容がフォーマット異常または数値範囲の異常であることを示す信号を受信した場合には、回線を開放し、再送信しないことを特徴とする。第3の発明は、多重周波信号により指示した内容で現在動作することができないことを示す命令拒否信号を受信した場合には回線を開放し、再送信することを特徴とする。第4の発明は、多重周波信号により親展指示を指示された場合に画像蓄積装置の空きがないことを示す信号を受信した場合には回線を開放し、再送信することを特徴とする。第5の発明は、多重周波信号により指示した内容に誤りがあるという意味の信号、あるいは該内容で現在動作することができないという意味の信号を受信した場合には、同じ多重周波信号を再送出することを特徴とする。第6の発明は、多重周波信号受信手段および受信信号を解析する解析手段を備え、解析手段の出力が、多重周波信号により指示した内容が正しく受信できていないことを示している場合には、同じ多重周波信号を再送出することを特徴とする。
【0006】
【作用】
第1、第2の発明においては、送出したDTMF信号自体に誤りがある可能性が高く、リダイヤルしてもやはり同じ手順を繰り返すことになるので、リダイヤルしないことにより、無駄な動作を省略できる。第3、第4の発明においては、相手装置は時間が経てば指示した動作が可能になる可能性があるので、リダイヤルを行うことにより通信の成功率を向上させることができる。第5の発明においては、相手装置がDTMF信号を正しく受信していない場合には、再送出することにより正しい指示が受信されて通信が成功する可能性が高くなる。第6の発明においては、例えば相手装置において受信したDTMF信号を返送させ、送信側ファクシミリにおいて照合することにより、相手装置が指示を正しく受信しているか否かが判定でき、判定結果に基づいてDTMF信号の再送信あるいはDTMF手順の終了の適切な処理が可能となる。
【0007】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図2は本発明のファクシミリ装置の実施例の構成を示すブロック図である。CPU1は、ファクシミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御手順処理を行う。RAM2は制御プログラムのワークエリヤとして使用されるメモリである。操作表示装置3は、ファクシミリ装置を操作するための各種スイッチ、あるいはLCD、LEDなどの表示装置からなる。読取装置4は、例えばCCDイメージセンサ等を用いて送信原稿を読み取る装置である。印字装置5は受信画像データ等をプリントする装置である。画像処理装置6は、画像信号と伝送用符号間の符号化、復号化(圧縮、伸張)を行う。画像蓄積装置7は画情報データを格納する記憶装置である。システム制御部8はファクシミリ全体を制御するプログラムが格納されたROMからなる。
【0008】
通信制御部9は、G3あるいはG4のファクシミリの通信制御プログラム、およびモデム10、DTMF制御装置11、網制御装置12とのインターフェース回路からなる。モデム10は、伝送手順信号用の低速モデム(V21)と画情報の送受信用の高速モデム(V27ter 、V29、V33、V17など)機能を備えた変復調装置である。DTMF制御装置11はDTMF信号(PB信号)の送受信機能を備えており、この装置はDTMF信号によるコマンドの送出と共にPB回線のダイヤル時にも使用される。なおモデム10がDTMF信号送受信機能を備えていれば、このDTMF制御装置11は不要である。網制御装置12は電話網やISDNの回線とのインターフェース回路であり、自動発着信機能を備えている。システムバス13は装置内の各回路間でデータの転送を行うためのものである。
【0009】
つぎに動作を説明する。図11(a)はDTMF信号による指示を行う場合のG3プロトコルを示す手順図である。まず送信側ファクシミリ装置が発呼し、受信側ファクシミリ装置に接続されると、受信側ファクシミリはCED(被呼端末識別信号)、NSF(非標準機能識別信号)/DIS(デジタル識別信号)を送出する。送信側ファクシミリはここでDTMF信号により、予め定められたフォーマットに従って、指示を送出する。受信側ファクシミリはDTMF信号が正しいフォーマットで受信されると、所定の周波数の応答信号を返送し、その後はもう一度NSF/DISの送出からやり直し、通常のG3手順に従ってトレーニング、画情報の転送を行う。
【0010】
図1は、本発明の送信側ファクシミリのDTMF手順を含む送信処理を示すフローチャートである。ステップS1においては、操作表示装置3にある入力部よりダイヤルナンバとDTMFで指示するコードを入力し、ダイヤルナンバ記憶部およびDTMFコード記憶部に記憶する。図3(a)、(b)に、RAM2内に設けられているダイヤルナンバ記憶部とDTMFコード記憶部の内容の一例を示す。なお短縮ダイヤルメモリにこれらの番号およびコードを登録しておき、短縮番号を指定することによって、メモリからダイヤルナンバおよびDTMFコードを読み出して、それぞれの記憶部に転送してもよい。なおこの場合にはダイヤル情報とDTMF制御情報との区切りコード等が必要である。
【0011】
ステップS2においては、ダイヤル記憶部からダイヤルナンバを取り出し、網制御装置12(DPの場合)あるいはDTMF制御装置11(PBの場合)からダイヤルする。ステップS3においては、NSF/DIS信号が受信されるまで待つ。ステップS4においては、DTMF記憶部の先頭アドレス(図3(b)においては2000H)をRAM2内のDTMFコード送出アドレス記憶部(図示せず)に記憶する。ステップS5においては、DTMF信号を送出する。
【0012】
図4は、図1のステップS5のDTMF信号送出処理を示すフローチャートである。ステップS20においては、DTMFコード送出アドレス記憶部に記憶されているアドレス情報が示す番地に記憶されているコードデータをDTMF制御装置11からDTMF信号として送出する。ステップS21においては、DTMFコード送出アドレス記憶部に記憶されているアドレスに1をプラスする。ステップS22においては、DTMFコード送出アドレス記憶部に記憶されているアドレス情報が示す番地に記憶されているコードデータを読み出す。ステップS23においては、該コードが”$”マークであるか否かが判定される。そして結果が肯定であれば処理を終了するが、否定であればステップS24に移行する。この”$”マークは、DTMF手順制御用のコードであり、送出はされない。そして、送信側ファクシミリはこのコードの直前までのDTMFコードを送信すると、相手ファクシミリからの確認信号を待つ動作を行う。ステップS24においては、読み出されたコードがエンドマーク(00H)であるか否かが判定され、結果が肯定であれば処理を終了し、否定であればステップS20に戻る。
【0013】
図3に示す例ではDTMFコード記憶部には「002##$」という文字に対応するASCIIコード列が記憶されており、このコード列は、例えば親展ボックス番号002番に親展送信することを表している。なお「##」はDTMFコードの終了を意味しており、最後の「$」マークは確認信号を待つ動作を指示している。DTMFコードにおいては、フォーマットを定めることにより、この親展送信のほか親展ポーリング、中継同報など任意の機能を指示可能である。
【0014】
図1に戻って、ステップS6においては、受信側ファクシミリからDTMFの応答信号を受信するまで待つ。ステップS7においては、受信した信号が確認信号、即ちDTMFで指示した内容で動作するという意味の信号であるか否かが判定される。そして、判定結果が肯定であれば、ステップS8に移行し、通常の画情報転送手順(フェーズB)に戻る。ステップS8からステップS15までは通常の手順であり、ネゴシエーション、トレーニング、画情報の送出等の処理が行われる。ステップS7において受信した信号が確認信号でなかった場合にはステップS16の送信異常処理に移行する。
【0015】
図5は、図1のステップS16の送信異常処理の第1の実施例を示すフローチャートである。ステップS30においては、手順無効信号を受信したか否かが判定される。ここでいう手順無効信号とは、DTMFで指示した内容に誤りがあるという意味の信号のことであり、例えばフォーマット異常、数値範囲の異常等の場合である。ステップS30の判定結果が肯定の場合にはステップS31に移行し、ステップS31においては、RAM2内の再送信記憶部(図示せず)に0(再送信せず)をセットする。そしてステップS34に移行し、回線を開放する。
【0016】
ステップS30の判定結果が否定の場合にはステップS32に移行し、ステップS32においては、命令拒否信号を受信したか否かが判定される。ここでいう命令拒否信号とは、DTMFで指示された内容では現在動作することができないという意味の信号であり、例えば親展受信を指示された場合に画像蓄積装置7の空きが無い等の場合に送出される。そして判定結果が肯定であった場合にはステップS33に移行し、RAM2内の再送信記憶部に1(再送信する)をセットする。そしてステップS34に移行する。
ステップS34の回線開放後は図1のフローチャートにおける異常状態の処理即ちステップS17に移行し、RAM内の再送信記憶部の内容が1であるか否かが判定される。そして結果が肯定であればステップS2に戻り、再送信処理を行う。なお再送信回数の上限を超えた場合には再送信を中止するようにしてもよい。またステップS17の判定結果が否定の場合には処理を終了する。
【0017】
図11(b)、(c)は第1の異常処理の実施例に対応する信号のやり取りを示す手順図である。(b)においては、送信側からDTMF信号を送信した時に受信側から、例えばフォーマット異常等の理由により手順無効信号が返送された場合を示しており、この場合には送信側は再度DTMF信号を送信しても、再び手順無効信号が返送されてくる確率が高いので、回線を開放し、再送信はしない。また、(c)においては、DTMFの送出に対して命令拒否信号が返送された場合を示しており、この場合には一旦回線を開放し、再度送信を行う。図においては再送信が成功した例が示されている。なお、確認信号、手順無効信号、命令拒否信号には、それぞれDTMF制御装置11あるいはモデム10において検出可能な任意の単一周波あるいは多重周波信号、あるいはその信号(コード)列が割当可能である。以上のような処理により、相手装置からの応答信号に応じて適切な処理が可能となる。
【0018】
図6は、図1のステップS16の送信異常処理の第2の実施例を示すフローチャートである。この実施例はDTMF信号の再送機能を有するものである。ステップS40においては、手順無効信号が受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS42に移行するが、否定の場合にはステップS41に移行する。ステップS41においては、命令拒否信号が受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS42に移行するが、否定の場合にはステップS51に移行し、回線開放処理を行う。ステップS42においては、RAM2内の所定のエリアに設けた再送回数計数用のカウンタに例えば3をセットする。なお、再送回数の初期値は設定、変更可能に構成してもよい。ステップS43においては、カウンタの値が0であるか否かが判定され、結果が肯定であれば再送を中止してステップS51に移行するが、否定であればステップS44に移行する。
【0019】
ステップS44においては、カウンタの値をマイナス1し、ステップS45においては、DTMFコード記憶部の先頭アドレスをDTMFコード送出アドレス記憶部に記憶する。ステップS46においては、図4に示すDTMF信号送出処理が行われる。ステップS47においては、応答信号が受信されるまで待ち、ステップS48においては、受信された信号が確認信号であるか否かが判定される。そして判定結果が肯定であれば、DTMF手順が完了したことを意味するので「通常」の処理、即ち図1のステップS8に移行する。ステップS48の判定結果が否定の場合にはステップS49に移行し、ステップS49においては、手順無効信号が受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS43に戻るが、否定の場合にはステップS50に移行する。ステップS50においては、命令拒否信号が受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS43に戻るが、否定の場合にはステップS51に移行し、回線開放処理を行う。なお、第1の実施例と同様に、ステップS50において命令拒否信号を受信したと判定した場合には、再送信記憶部の内容を1にセットする処理を追加してもよい。
【0020】
図11(d)は第2の異常処理の実施例に対応する信号のやり取りを示す手順図である。(d)においては、送信側からDTMF信号を送信した時に受信側から命令拒否信号が返送され、再度DTMF信号を送出すると、今度は手順無効信号が返送され、更にDTMF信号を再送すると、今度は確認信号が返送された例を示している。例えば回線に雑音が乗っていたり、レベルが低下しているなど、DTMF信号が正しく相手装置に届いていない可能性のある場合には、この実施例のように再送処理を行うことにより、正常な動作が実行可能となる。なお手順無効信号を受信した場合にのみ再送を行うようにしてもよい。
【0021】
図7は、図1のステップS16の送信異常処理の第3の実施例を示すフローチャートである。この実施例は、受信側から応答信号と共に受信したDTMF信号そのものを返送させ、送信側において送信DTMF信号との照合を行うものである。ステップS60においては、再送回数計数用のカウンタに例えば3をセットする。ステップS61においては、手順無効信号が受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS63に移行するが、否定の場合にはステップS62に移行する。ステップS62においては、命令拒否信号が受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS63に移行するが、否定の場合にはステップS76に移行し、回線開放処理を行う。
【0022】
ステップS63においては、DTMF信号を受信するまで待つ。ステップS64においては、図3(c)に一例を示す受信DTMFコード記憶部の先頭アドレスをDTMFコード受信アドレス記憶部(図示せず)に記憶する。ステップS65においては、DTMF信号受信処理(後述する図9のステップS100〜108の処理と同じ)が行われ、受信側ファクシミリから返送されてきたDTMF信号を終了コードが検出されるまで受信し、受信DTMFコード記憶部に格納される。ステップS66においては、送信コードを記憶しているDTMFコード記憶部の内容と、受信DTMFコード記憶部の内容とを比較する。そしてステップS67において前記比較結果が一致しているか否かが判定される。
【0023】
判定結果が一致している場合には、受信側ファクシミリはDTMF信号を正しく受信しているから再送は不要であり、手順無効あるいは命令拒否信号に従った処理をすればよい。この例においては、ステップS76に移行して回線開放を行っている。ステップS68においては、カウンタの値が0であるか否かが判定され、結果が肯定であれば再送処理を中止してステップS76に移行するが、否定であればステップS69に移行する。ステップS69〜75の再送処理は第2の実施例である図6のステップS44〜50の処理と同一であり、ステップS74および75の判定結果が肯定の場合にはステップS63に戻る。なお、第1の実施例と同様に、ステップS62あるいは75において命令拒否信号を受信したと判定した場合には、再送信記憶部の内容を1にセットする処理を追加してもよい。
【0024】
図12(a)、(b)は第3の異常処理の実施例に対応する信号のやり取りを示す手順図である。(a)においては、送信側からDTMF信号を送信した時に受信側から命令拒否信号と共にDTMF信号が返送され、該DTMF信号が送信したDTMF信号と異なる場合を示している。この場合に再度DTMF信号を送出すると、今度は手順無効信号とDTMF信号が返送され、このDTMF信号が再び送信DTMF信号と異なっていたとする。そこで、更にDTMF信号を再送すると、今度は確認信号が返送された例を示している。(b)においては、送信側からDTMF信号を送信した時に受信側から命令拒否信号と共にDTMF信号が返送され、該DTMF信号がやはり送信したDTMF信号と異なる場合を示している。この場合に再度DTMF信号を送出すると、今度は手順無効信号とDTMF信号が返送され、このDTMF信号が今度は送信DTMF信号と一致していたとする。この場合には手順無効信号が有効であるので回線開放される。以上のように、受信側からDTMF信号を返送し、送信側において一致をチェックすることにより、相手装置がDTMF信号を正しく受信していない場合にのみDTMF信号を再送することができ、無駄な動作がなくなる。
【0025】
図8は本発明の受信側ファクシミリのDTMF手順を含む受信処理を示すフローチャートであり、送信側ファクシミリの第1実施例(図5)および第2実施例(図6)に対応する処理である。ステップS80において着信を検出すると、ステップS81においてはCED信号を送出し、ステップS82においてはNSF/DIS信号を送出する。ステップS83においては、ファクシミリコマンドを受信したか否かが判定され、否定の場合にはステップS84に移行してDTMF信号が受信されたか否かが判定される。ステップS83においてコマンドが受信された場合にはステップS87に移行する。ステップS87〜94においては通常のG3手順に従って機能のネゴシエーション、トレーニング、画情報受信を最終頁まで繰り返す。
【0026】
ステップS84においてDTMF信号を受信した場合にはステップS85に移行し、DTMF解析手順が実行される。図9は、図8のステップS85のDTMF解析手順処理を示すフローチャートである。ステップS100においては、受信DTMFコード記憶部(図3(c))の先頭アドレスをDTMFコード受信アドレス記憶部(図示せず)に記憶する。ステップS101においては、DTMFコード受信アドレス記憶部に記憶されているアドレスに、受信したDTMFコードデータを記憶する。ステップS102においては、”#”コードが受信されたか否かが判定され、肯定である場合にはステップS104に移行するが、否定の場合にはステップS103に移行する。ステップS103においては、”*”コードが受信されたか否かが判定され、肯定の場合にはステップS104に移行するが、否定の場合にはステップS105に移行する。ステップS105においては、終了コードを検出するための図示しないカウンタ値を0にクリヤする。
【0027】
ステップS104においては、カウンタが1であるか否かが判定され、肯定の場合には終了コード(#または*の連続)を受信したのでステップS110に移行するが、否定の場合にはステップS106に移行し、カウンタの値をプラス1する。ステップS107においては、DTMFコード受信アドレス記憶部に記憶されているアドレスをプラス1し、ステップS108においては、DTMF信号を受信するまで待ってステップS101に移行する。
【0028】
ステップS110においては、指示された機能の解析を行い、ステップS111においては、指示内容が正常であるか否かが判定される。そして判定結果が肯定であればステップS113に移行するが、否定であればステップS112に移行し、手順無効信号を送出する。ステップS113においては、指示された内容で現在動作できるか否かが判定され、結果が肯定であればステップS115に移行して確認信号が送出されるが、否定であればステップS114に移行し命令拒否信号を送出する。ステップS112および114の処理後はステップS116に移行し、回線開放指示フラグをオンにする。
図8に戻って、ステップS86においては、回線開放フラグの内容により回線開放か否かが判定され、肯定の場合にはステップS96に移行して回線開放処理が行われ、処理が終了するが、否定の場合にはステップS82(通常のファクシミリ信号による制御)に戻る。
【0029】
図10は、送信側ファクシミリの第3実施例(図7)に対応する、受信側ファクシミリの処理の他の実施例の要部を示すフローチャートである。この実施例は図8、9に示す処理にDTMF信号の返送処理を追加したものである。図9のステップS112あるいは114までは第1の受信処理例と同一であり、ステップS112あるいは114から図10のステップS120に移行し、ステップS120においては、受信DTMFコード記憶部の先頭アドレスをDTMFコード送出アドレス記憶部に記憶する。ステップS121においては、図4に示すDTMF信号送出処理が行われる。そしてその後は図8のステップS84に戻ってDTMF信号の受信を行う。
【0030】
以上、実施例を説明したが、本発明は以下に示すような変形例も考えられる。DTMF信号送出制御コードとしては”$”コードが相手からの確認信号を待つ意味でコード列の最後に使用される例を示したが、この”$”コードがコード列の途中に出現した場合にも、相手からの確認信号を待って続くコードを送出するように構成することも可能である。その場合には相手装置に確認信号を送出させるための何らかのプロトコルが必要である。このプロトコルとしては、確認信号を要求するコード(例えば”$”)を決めておき、該コードを送信する、あるいは所定のフォーマットの区切りにおいて必ず確認信号を送出するように決めておく等の方式が考えられる。このようにDTMF手順の途中で確認信号を受信するようにした場合にも、手順無効信号や命令拒否信号を受信する可能性があり、そのような場合にも本願発明が適用可能である。
【0031】
DTMF信号送出制御コードとしては、他に、DTMFコードの区切りを意味するコードも考えられ、該コード(例えば”!”)がコード列中に存在した場合には該コードの直前までのコードを送出した後、画情報の転送を行い、その後再びフェーズBに戻って、DIS受信を待って該コード以降のコードを送出するように動作する。このような処理を行えば頁ごとにDTMF制御が可能となる。
【0032】
【発明の効果】
第1、第2の発明においては、送出したDTMF信号自体に誤りがある可能性が高く、リダイヤルしてもやはり同じ手順を繰り返すことになるので、リダイヤルしないことにより、無駄な動作を省略できる。第3、第4の発明においては、相手装置は時間が経てば指示した動作が可能になる可能性があるので、リダイヤルを行うことにより通信の成功率を向上させることができる。第5の発明においては、相手装置がDTMF信号を正しく受信していない場合には、再送出することにより正しい指示が受信されて、画情報の伝送が完了できる可能性が高くなる。第6の発明においては、例えば相手装置において受信したDTMF信号を返送させ、送信側ファクシミリにおいて照合することにより、相手装置が指示を正しく受信しているか否かが判定でき、判定結果に基づいてDTMF信号の再送信あるいはDTMF手順の終了の適切な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信側ファクシミリのDTMF手順を含む送信処理を示すフローチャートである。
【図2】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】各種データ記憶部の内容の一例を示す説明図である。
【図4】DTMF信号送出処理を示すフローチャートである。
【図5】送信異常処理の第1の実施例を示すフローチャートである。
【図6】送信異常処理の第2の実施例を示すフローチャートである。
【図7】送信異常処理の第3の実施例を示すフローチャートである。
【図8】受信側ファクシミリのDTMF手順を含む受信処理を示すフローチャートである。
【図9】DTMF解析手順処理を示すフローチャートである。
【図10】受信側処理の他の実施例の要部を示すフローチャートである。
【図11】DTMF指示を含む手順の例を示す説明図(1)である。
【図12】DTMF指示を含む手順の例を示す説明図(2)である。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積装置、8…システム制御部、9…通信制御部、10…モデム、11…DTMF制御装置、12…網制御装置、13…システムバス[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a facsimile apparatus, and more particularly to a communication control method in a facsimile apparatus having a function of transmitting a command signal using a multi-frequency signal.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a facsimile communication procedure, the ITU-T recommendation T.30. The so-called G3 procedure standardized on the basis of 30 is widely used. In addition, signals such as NSF (non-standard function identification signal), NSC (non-standard function command signal), and NSS (non-standard function setting signal) are defined in order to negotiate functions not included in the standard procedure. However, the contents of these signals use a format or code unique to each manufacturer, and negotiations between other companies' machines were not possible. On the other hand, a facsimile apparatus has a function of transmitting / receiving a DTMF (Dual Tone Multi-Frequency) signal, that is, a so-called PB signal, and controlling a communication function using the DTMF signal (Japanese Patent Laid-Open No. 63-104572). No., JP-A-63-300669, JP-A-2-50560, JP-A-3-260875, etc.).
[0003]
However, in these conventional examples, the DTMF signal transmission side device uses a telephone or is not disclosed. For this reason, none of the signal detection methods and signal transmission methods have been specifically studied, and it has been described that the DTMF signal is normally transmitted manually. Therefore, a technique for automatically sending out a DTMF signal has been proposed (see Japanese Patent Laid-Open No. 4-168862).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional facsimile apparatus as described above, the use of the DTMF signal for communication control is disclosed. However, when the DTMF signal is transmitted using the speed dial function, for example, the partner apparatus does not accept the signal. In order to operate properly, there is a problem that it is unclear how to process in the transmitting facsimile.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-described problems of the prior art and to provide a facsimile apparatus that can operate properly even when the counterpart apparatus does not accept when control is performed using a DTMF signal. is there.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the first invention, there is an error in the content indicated by the multi-frequency signal. Invalid procedure to show When a signal is received, the line is opened and no retransmission is performed. The second invention is When a signal indicating that the content indicated by the multi-frequency signal is a format error or a numerical value range error is received, the line is opened and no retransmission is performed. The third invention is Cannot currently operate with the contents indicated by the multi-frequency signal Refusal to order When a signal is received, the line is opened and retransmitted. The fourth invention is characterized in that when a confidential instruction is instructed by a multi-frequency signal, when a signal indicating that there is no free space in the image storage device is received, the line is opened and retransmitted. First 5 When receiving a signal indicating that there is an error in the content indicated by the multi-frequency signal or a signal indicating that the content cannot be operated with the content, the same multi-frequency signal is retransmitted. It is characterized by. First 6 The invention includes a multi-frequency signal receiving means and an analyzing means for analyzing the received signal, and if the output of the analyzing means indicates that the content indicated by the multi-frequency signal cannot be received correctly, the same multiplexing is performed. A frequency signal is retransmitted.
[0006]
[Action]
First The second In this invention, there is a high possibility that there is an error in the transmitted DTMF signal itself, and the same procedure is repeated even when redialing. Therefore, useless operation can be omitted by not redialing. First 3, 4 In this invention, since the counterpart device may be able to perform the instructed operation over time, the success rate of communication can be improved by performing redialing. First 5 In this invention, when the counterpart apparatus does not correctly receive the DTMF signal, it is likely that the correct instruction is received and the communication succeeds by retransmitting. First 6 In the present invention, for example, by returning the DTMF signal received in the counterpart device and collating in the transmitting facsimile, it is possible to determine whether or not the counterpart device has received the instruction correctly, and based on the determination result, the DTMF signal Appropriate processing of retransmission or termination of the DTMF procedure is possible.
[0007]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the embodiment of the facsimile apparatus of the present invention. The
[0008]
The
[0009]
Next, the operation will be described. FIG. 11A is a procedural diagram showing the G3 protocol when an instruction is made using a DTMF signal. First, when the transmitting facsimile machine makes a call and is connected to the receiving facsimile machine, the receiving facsimile sends CED (called terminal identification signal), NSF (non-standard function identification signal) / DIS (digital identification signal). To do. Here, the sending facsimile sends an instruction in accordance with a predetermined format using the DTMF signal. When the receiving side facsimile receives the DTMF signal in the correct format, it returns a response signal of a predetermined frequency, and then starts again from sending out NSF / DIS, and performs training and transfer of image information according to the normal G3 procedure.
[0010]
FIG. 1 is a flowchart showing a transmission process including a DTMF procedure for a transmitting facsimile according to the present invention. In step S1, a dial number and a code instructed by DTMF are input from an input unit in the
[0011]
In step S2, the dial number is extracted from the dial storage unit and dialed from the network control device 12 (in the case of DP) or the DTMF control device 11 (in the case of PB). In step S3, the process waits until an NSF / DIS signal is received. In step S4, the start address of the DTMF storage unit (2000H in FIG. 3B) is stored in the DTMF code transmission address storage unit (not shown) in the
[0012]
FIG. 4 is a flowchart showing the DTMF signal transmission process in step S5 of FIG. In step S20, the code data stored at the address indicated by the address information stored in the DTMF code transmission address storage unit is transmitted from the
[0013]
In the example shown in FIG. 3, the ASCII code string corresponding to the characters “002 ## $” is stored in the DTMF code storage unit, and this code string represents, for example, confidential transmission to confidential box number 002. ing. “##” means the end of the DTMF code, and the last “$” mark indicates an operation of waiting for a confirmation signal. In the DTMF code, by specifying the format, it is possible to designate an arbitrary function such as confidential polling and relay broadcast in addition to this confidential transmission.
[0014]
Returning to FIG. 1, in step S6, the process waits until a DTMF response signal is received from the receiving facsimile. In step S7, it is determined whether or not the received signal is a confirmation signal, that is, a signal meaning that the signal operates in accordance with the contents instructed by DTMF. If the determination result is affirmative, the process proceeds to step S8 and returns to the normal image information transfer procedure (phase B). Steps S8 to S15 are normal procedures, and processes such as negotiation, training, and transmission of image information are performed. If the signal received in step S7 is not a confirmation signal, the process proceeds to the transmission abnormality process in step S16.
[0015]
FIG. 5 is a flowchart showing a first embodiment of the transmission abnormality process in step S16 of FIG. In step S30, it is determined whether a procedure invalid signal has been received. The procedure invalid signal here is a signal meaning that there is an error in the contents specified by DTMF, and is, for example, a format error, a numerical range error, or the like. If the determination result of step S30 is affirmative, the process proceeds to step S31. In step S31, 0 (not retransmitted) is set in a retransmission storage unit (not shown) in the
[0016]
If the determination result of step S30 is negative, the process proceeds to step S32, and in step S32, it is determined whether an instruction rejection signal is received. The command rejection signal here is a signal that means that it cannot currently operate with the contents instructed by DTMF. For example, when the confidential reception is instructed, the
After the line is released in step S34, the process proceeds to the abnormal state process in the flowchart of FIG. 1, that is, step S17, and it is determined whether or not the content of the retransmission storage unit in the RAM is 1. If the result is affirmative, the process returns to step S2 to perform retransmission processing. If the upper limit of the number of retransmissions is exceeded, the retransmission may be stopped. If the determination result from step S17 is negative, the process ends.
[0017]
FIGS. 11B and 11C are flowcharts showing signal exchange corresponding to the first abnormality processing embodiment. (B) shows a case where a procedure invalid signal is returned from the receiving side due to, for example, a format error when the DTMF signal is transmitted from the transmitting side. In this case, the transmitting side again transmits the DTMF signal. Even if it is transmitted, there is a high probability that a procedure invalid signal will be returned again, so the line is released and no retransmission is performed. Further, (c) shows a case where a command rejection signal is returned in response to DTMF transmission. In this case, the line is once opened and transmission is performed again. In the figure, an example of successful retransmission is shown. Note that an arbitrary single frequency or multiple frequency signal that can be detected by the
[0018]
FIG. 6 is a flowchart showing a second embodiment of the transmission abnormality process in step S16 of FIG. This embodiment has a DTMF signal retransmission function. In step S40, it is determined whether or not a procedure invalid signal has been received. If the result is affirmative, the process proceeds to step S42. If the result is negative, the process proceeds to step S41. In step S41, it is determined whether or not an instruction rejection signal is received. If the determination is affirmative, the process proceeds to step S42. If the determination is negative, the process proceeds to step S51 to perform a line release process. In step S42, for example, 3 is set in a counter for counting the number of retransmissions provided in a predetermined area in the
[0019]
In step S44, the counter value is decremented by 1. In step S45, the head address of the DTMF code storage unit is stored in the DTMF code transmission address storage unit. In step S46, the DTMF signal transmission process shown in FIG. 4 is performed. In step S47, the process waits until a response signal is received. In step S48, it is determined whether or not the received signal is a confirmation signal. If the determination result is affirmative, it means that the DTMF procedure has been completed, and the process proceeds to “normal” processing, that is, step S8 in FIG. If the determination result in step S48 is negative, the process proceeds to step S49. In step S49, it is determined whether a procedure invalid signal has been received. If the determination is affirmative, the process returns to step S43. Proceeds to step S50. In step S50, it is determined whether or not an instruction rejection signal is received. If the determination is affirmative, the process returns to step S43. If the determination is negative, the process proceeds to step S51 to perform line release processing. As in the first embodiment, when it is determined in step S50 that an instruction rejection signal has been received, a process of setting the content of the retransmission storage unit to 1 may be added.
[0020]
FIG. 11D is a procedural diagram showing signal exchange corresponding to the second abnormality processing embodiment. In (d), when a DTMF signal is transmitted from the transmission side, a command rejection signal is returned from the reception side, and when a DTMF signal is transmitted again, a procedure invalid signal is returned again, and when a DTMF signal is retransmitted, An example in which a confirmation signal is returned is shown. For example, when there is a possibility that the DTMF signal does not reach the partner device correctly, such as when noise is on the line or the level is low, normal processing is performed by performing retransmission processing as in this embodiment. The operation can be executed. Note that retransmission may be performed only when a procedure invalid signal is received.
[0021]
FIG. 7 is a flowchart showing a third embodiment of the transmission abnormality process in step S16 of FIG. In this embodiment, the DTMF signal itself received together with the response signal from the receiving side is returned, and collation with the transmitted DTMF signal is performed on the transmitting side. In step S60, for example, 3 is set in the counter for counting the number of retransmissions. In step S61, it is determined whether or not a procedure invalid signal has been received. If the determination is affirmative, the process proceeds to step S63. If the determination is negative, the process proceeds to step S62. In step S62, it is determined whether or not a command rejection signal has been received. If the determination is affirmative, the process proceeds to step S63. If the determination is negative, the process proceeds to step S76 to perform a line release process.
[0022]
In step S63, the process waits until a DTMF signal is received. In step S64, the head address of the received DTMF code storage unit shown in FIG. 3C is stored in the DTMF code received address storage unit (not shown). In step S65, a DTMF signal reception process (same as the process in steps S100 to S108 in FIG. 9 described later) is performed, and the DTMF signal returned from the receiving facsimile is received until the end code is detected. Stored in the DTMF code storage unit. In step S66, the content of the DTMF code storage unit storing the transmission code is compared with the content of the reception DTMF code storage unit. In step S67, it is determined whether or not the comparison results match.
[0023]
If the determination results are the same, the receiving facsimile receives the DTMF signal correctly, so retransmission is not necessary, and processing according to the procedure invalidation or command rejection signal may be performed. In this example, the process goes to step S76 to release the line. In step S68, it is determined whether or not the value of the counter is 0. If the result is affirmative, the retransmission process is stopped and the process proceeds to step S76. If not, the process proceeds to step S69. The retransmission processing in steps S69 to 75 is the same as the processing in steps S44 to 50 in FIG. 6 as the second embodiment, and if the determination results in steps S74 and 75 are affirmative, the processing returns to step S63. As in the first embodiment, when it is determined in step S62 or 75 that an instruction rejection signal has been received, a process for setting the content of the retransmission storage unit to 1 may be added.
[0024]
FIGS. 12A and 12B are procedure diagrams showing signal exchange corresponding to the third example of the abnormality processing. In (a), when a DTMF signal is transmitted from the transmitting side, a DTMF signal is returned together with a command rejection signal from the receiving side, and the DTMF signal is different from the transmitted DTMF signal. In this case, if the DTMF signal is sent again, the procedure invalid signal and the DTMF signal are returned, and this DTMF signal is again different from the transmission DTMF signal. Therefore, an example is shown in which when the DTMF signal is further retransmitted, a confirmation signal is returned. In (b), when a DTMF signal is transmitted from the transmitting side, a DTMF signal is returned together with a command rejection signal from the receiving side, and the DTMF signal is also different from the transmitted DTMF signal. In this case, when the DTMF signal is sent again, a procedure invalid signal and a DTMF signal are returned this time, and this DTMF signal is now coincident with the transmission DTMF signal. In this case, since the procedure invalid signal is valid, the line is released. As described above, by returning the DTMF signal from the receiving side and checking the coincidence on the transmitting side, the DTMF signal can be retransmitted only when the partner apparatus does not receive the DTMF signal correctly, and wasteful operation Disappears.
[0025]
FIG. 8 is a flowchart showing the receiving process including the DTMF procedure of the receiving facsimile according to the present invention, which corresponds to the first embodiment (FIG. 5) and the second embodiment (FIG. 6) of the transmitting facsimile. When an incoming call is detected in step S80, a CED signal is sent in step S81, and an NSF / DIS signal is sent in step S82. In step S83, it is determined whether or not a facsimile command has been received. If not, the process proceeds to step S84 to determine whether or not a DTMF signal has been received. If a command is received in step S83, the process proceeds to step S87. In steps S87 to S94, function negotiation, training, and image information reception are repeated until the final page according to the normal G3 procedure.
[0026]
If a DTMF signal is received in step S84, the process proceeds to step S85, and a DTMF analysis procedure is executed. FIG. 9 is a flowchart showing the DTMF analysis procedure process in step S85 of FIG. In step S100, the head address of the received DTMF code storage unit (FIG. 3C) is stored in the DTMF code received address storage unit (not shown). In step S101, the received DTMF code data is stored at the address stored in the DTMF code reception address storage unit. In step S102, it is determined whether or not a “#” code has been received. If the determination is affirmative, the process proceeds to step S104. If the determination is negative, the process proceeds to step S103. In step S103, it is determined whether or not the “*” code has been received. If the determination is affirmative, the process proceeds to step S104. If the determination is negative, the process proceeds to step S105. In step S105, a counter value (not shown) for detecting the end code is cleared to zero.
[0027]
In step S104, it is determined whether or not the counter is 1. If the determination is affirmative, an end code (continuation of # or *) is received and the process proceeds to step S110. If the determination is negative, the process proceeds to step S106. The process proceeds and the counter value is incremented by one. In step S107, the address stored in the DTMF code reception address storage unit is incremented by 1. In step S108, the process waits until a DTMF signal is received, and the process proceeds to step S101.
[0028]
In step S110, the instructed function is analyzed, and in step S111, it is determined whether or not the instruction content is normal. If the determination result is affirmative, the process proceeds to step S113. If the determination result is negative, the process proceeds to step S112, and a procedure invalid signal is transmitted. In step S113, it is determined whether or not the current operation is possible with the instructed contents. If the result is affirmative, the process proceeds to step S115 and a confirmation signal is transmitted. If the result is negative, the process proceeds to step S114 and the command is issued. Send a rejection signal. After the processes of steps S112 and 114, the process proceeds to step S116, and the line release instruction flag is turned on.
Returning to FIG. 8, in step S86, it is determined whether or not the line is open based on the content of the line open flag. If the determination is affirmative, the process proceeds to step S96 where the line open process is performed and the process ends. If not, the process returns to step S82 (control by a normal facsimile signal).
[0029]
FIG. 10 is a flowchart showing the main part of another embodiment of the process of the receiving facsimile corresponding to the third embodiment (FIG. 7) of the transmitting facsimile. In this embodiment, a process of returning a DTMF signal is added to the processes shown in FIGS. Steps S112 and 114 in FIG. 9 are the same as those in the first reception processing example. The process proceeds from step S112 or 114 to step S120 in FIG. 10, and in step S120, the start address of the received DTMF code storage unit is set to the DTMF code. Store in the sending address storage unit. In step S121, the DTMF signal transmission process shown in FIG. 4 is performed. Thereafter, the process returns to step S84 in FIG. 8 to receive the DTMF signal.
[0030]
Although the embodiments have been described above, the present invention may be modified as follows. As an example of the DTMF signal transmission control code, the “$” code is used at the end of the code string in the sense of waiting for a confirmation signal from the other party, but this “$” code appears in the middle of the code string. However, it is also possible to configure so as to send a subsequent code after waiting for a confirmation signal from the other party. In that case, some kind of protocol for sending the confirmation signal to the partner apparatus is necessary. As this protocol, there is a method in which a code (for example, “$”) for requesting a confirmation signal is determined and the code is transmitted or a confirmation signal is always transmitted at a predetermined format break. Conceivable. As described above, even when the confirmation signal is received during the DTMF procedure, there is a possibility that the procedure invalid signal and the command rejection signal are received. In such a case, the present invention can be applied.
[0031]
As another DTMF signal transmission control code, a code meaning a delimiter of the DTMF code is also conceivable, and when the code (for example, “!”) Is present in the code string, the code up to immediately before the code is transmitted. After that, the image information is transferred, and after that, the operation returns to phase B again and waits for the DIS reception to send the code after the code. By performing such processing, DTMF control can be performed for each page.
[0032]
【The invention's effect】
First The second In this invention, there is a high possibility that the transmitted DTMF signal itself has an error, and the same procedure is repeated even when redialing. Therefore, useless operation can be omitted by not redialing. First 3, 4 In this invention, since the counterpart device may be able to perform the instructed operation over time, the success rate of communication can be improved by performing redialing. First 5 In the present invention, when the counterpart apparatus does not receive the DTMF signal correctly, it is highly possible that the correct instruction is received by retransmitting and the transmission of the image information can be completed. First 6 In the present invention, for example, by returning the DTMF signal received in the counterpart device and collating in the transmitting facsimile, it is possible to determine whether or not the counterpart device has received the instruction correctly, and based on the determination result, the DTMF signal Appropriate processing of retransmission or termination of the DTMF procedure is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a transmission process including a DTMF procedure for a transmitting facsimile according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of a facsimile apparatus.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an example of contents of various data storage units;
FIG. 4 is a flowchart showing a DTMF signal transmission process.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a first embodiment of a transmission abnormality process.
FIG. 6 is a flowchart showing a second embodiment of a transmission abnormality process.
FIG. 7 is a flowchart showing a third embodiment of transmission abnormality processing;
FIG. 8 is a flowchart showing a receiving process including a DTMF procedure of a receiving facsimile.
FIG. 9 is a flowchart showing DTMF analysis procedure processing;
FIG. 10 is a flowchart illustrating a main part of another embodiment of the reception-side process.
FIG. 11 is an explanatory diagram (1) illustrating an example of a procedure including a DTMF instruction.
FIG. 12 is an explanatory diagram (2) illustrating an example of a procedure including a DTMF instruction.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
該信号送出手段から送出された指示に対する前記相手装置からの応答信号を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記応答信号を解析する解析手段と、
該解析手段による解析の結果、前記受信した応答信号が、前記多重周波信号により指示した内容に誤りがあることを示す手順無効信号であった場合には、回線を開放し、再送信を行わないよう制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。Signal sending means for sending an instruction to the counterpart device by a multi-frequency signal;
Receiving means for receiving a response signal from the counterpart device in response to the instruction sent from the signal sending means;
Analyzing means for analyzing the response signal received by the receiving means ;
Result of analysis by said analyzing means, response signal said received, wherein when was the procedure invalid signal which indicates that there is an error in the contents indicated by the multiple frequency signal, opens the line, does not perform retransmission And a communication control means for controlling the facsimile apparatus.
該信号送出手段から送出された指示に対する前記相手装置からの応答信号を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記応答信号を解析する解析手段と、
該解析手段による解析の結果、前記受信した応答信号が、前記多重周波信号により指示した内容がフォーマット異常または数値範囲の異常であることを示す信号であった場合には、回線を開放し、再送信を行わないよう制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。Signal sending means for sending an instruction to the counterpart device by a multi-frequency signal;
Receiving means for receiving a response signal from the counterpart device in response to the instruction sent from the signal sending means;
Analyzing means for analyzing the response signal received by the receiving means ;
Result of analysis by said analyzing means, response signal said received, when the contents instructed by the multiplexing frequency signal is a signal indicating that an abnormal format abnormalities or numerical range opens the circuit, re A facsimile apparatus comprising: a communication control unit that controls not to perform transmission.
該信号送出手段から送出された指示に対する前記相手装置からの応答信号を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記応答信号を解析する解析手段と、
該解析手段による解析の結果、前記受信した応答信号が、前記多重周波信号により指示した内容で現在動作することができないことを示す命令拒否信号であった場合には、回線を開放し、再送信を行うよう制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。Signal sending means for sending an instruction to the counterpart device by a multi-frequency signal;
Receiving means for receiving a response signal from the counterpart device in response to the instruction sent from the signal sending means;
Analyzing means for analyzing the response signal received by the receiving means ;
Result of analysis by said analyzing means, response signal said received, the contents were instructed by the multiple-frequency signal when was a command reject signal indicating inability to currently operating, opens the line, retransmission And a communication control means for controlling to perform the facsimile.
該信号送出手段から送出された指示に対する前記相手装置からの応答信号を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記応答信号を解析する解析手段と、
該解析手段による解析の結果、前記受信した応答信号が、前記多重周波信号により親展指示を指示された場合に画像蓄積装置の空きがないことを示す信号であった場合には、回線を開放し、再送信を行うよう制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。Signal sending means for sending an instruction to the counterpart device by a multi-frequency signal;
Receiving means for receiving a response signal from the counterpart device in response to the instruction sent from the signal sending means;
Analyzing means for analyzing the response signal received by the receiving means ;
Result of analysis by said analyzing means, response signal said received, wherein when it receives a signal indicating that there is no empty image storage apparatus when instructed confidential instructions by the multiple frequency signal, opens the line And a communication control means for controlling re-transmission.
該信号送出手段から送出された指示に対する前記相手装置からの応答信号を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記応答信号を解析する解析手段と、
該解析手段による解析の結果、前記受信した応答信号が、前記多重周波信号により指示した内容に誤りがあるという意味の信号、あるいは該内容で現在動作することができないという意味の信号であった場合には、同じ多重周波信号を再送出するよう制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。Signal sending means for sending an instruction to the counterpart device by a multi-frequency signal;
Receiving means for receiving a response signal from the counterpart device in response to the instruction sent from the signal sending means;
Analyzing means for analyzing the response signal received by the receiving means ;
Result of analysis by said analyzing means, when the response signal said received, the multi-frequency signal means of the signal that is incorrect contents indicated by, or was a signal meaning that it can not currently operating at the contents Includes a communication control means for controlling to retransmit the same multi-frequency signal.
該信号送出手段から送出された指示に対する前記相手装置からの応答信号を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した前記応答信号を解析する解析手段と、
該解析手段による解析の結果、前記受信した応答信号が、前記多重周波信号により指示した内容が正しく受信されていないことを示す信号であった場合には、同じ多重周波信号を再送出するよう制御する通信制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。Signal sending means for sending an instruction to the counterpart device by a multi-frequency signal;
A receiving unit that will receive a response signal from the counterpart device for instruction sent from the signal sending means,
Analyzing means for analyzing the response signal received by the receiving means ;
Result of analysis by said analyzing means, response signal said received, when the contents instructed by the multiplexing frequency signal is a signal indicating that it is not received correctly, the control to re-sends the same multiplex frequency signal And a communication control means.
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