JP3657879B2 - Cleaning method for baking equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は絶縁薄膜の形成方法に関し、特に塗布膜に電子線を照射しつつ加熱することにより焼成することにより絶縁膜を形成する装置のクリーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の微細化・高速化に伴い、配線構造は単層構造から多層化がすすみ、5層以上の金属配線構造を有する半導体装置も開発生産されている。ただし、微細化が進むにつれていわゆる配線間寄生容量と配線抵抗による信号伝達遅延が問題となっている。近年、多層化に伴い配線構造に起因する信号伝達遅延が半導体装置の高速化に与える影響が増大しており、回避策として様々な方法が取られている。一般的に、信号伝達遅延は前述した配線間寄生容量と配線抵抗の積で示すことができる。配線抵抗の低減に対しては、従来のアルミニウム配線から抵抗の低い銅配線への移行が検討されている。銅を従来と同様にドライエッチングして配線形状に加工することは現状の技術では極めて困難なために、銅の場合には埋め込み配線構造をとる。
【0003】
また、配線間の容量を低減するために、従来の酸化珪素(SiO2 )を用いたCVD法による絶縁膜に替わり、CVD法によるSiOF膜を用いたり、スピンコート法によるいわゆるSOG(Spin on G1ass)膜や有機樹脂(ポリマー)膜を用いたりすることにより形成する低誘電率層間膜の適用が検討されている。一般的にSiOF膜は比誘電率を3.3程度まで低減させることが可能であるとされる(従来用いられているSiO2 膜の比誘電率は3.9)が、それ以下に下げることは、膜の安定性の面から実用は極めて困難とされている。それに対して低誘電率塗布膜は、比誘電率を2.0程度まで下げることが可能とされているために、現在盛んに検討が進められている。
【0004】
一般的な塗布膜の形成方法は、
(1)半導体基板上に薄膜材料(ワニス)を滴下し、回転させることにより表面に均一にコーティングする。
【0005】
(2)ホットプレート上にて段階的に加熱する。(たとえば、100℃で1分、さらに200℃で1分間)
(3)電気炉にて焼成する。(たとえば420℃で60分間)
という、ほぼ3段階の工程を経て形成される。
ところが、特に(3)の工程における焼成に要する時間が長いことが半導体装置の生産上問題となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等の鋭意研究により、従来の電気炉に替わり、半導体基板を焼成しつつ電子線を照射することにより、焼成時間を10分の1程度まで短縮化できることが判明した。
【0007】
電子線源は、プラズマ中から電子のみをメッシュを介して引き出す方法が採用されているので、電子線源と焼成室は常に同一雰囲気となる。そのために、前述した(3)の工程に適用したような場合には、被焼成膜から有機成分を含有したガスが脱離し、放電領域の圧力が急変する。圧力の急変により、電子線源が不安定になり、その結果電子線の均一な照射ができない、焼成後の膜の特性にばらつきが生じる等の問題が発生する。
【0008】
特に、被焼成膜からの脱ガスが多いものに関しては影響が大きく無視できない。本発明者らはその点を解決するために、被照射物が格納された処理容器内と電子線源との間に隔壁を設け、隔壁を介して電子線を照射することにより被照射物からの脱ガスによる影響を抑える方式を用いた焼成装置を開発した。
【0009】
次に、図4を用いて本発明者らが開発した焼成装置について説明する。処理容器8上部には複数の電子線形成部9が設置され、各々の電子線形成部9は、隔壁10により処理容器8と隔離され、電子線13は隔壁を透過して処理容器8内に導入される。隔壁には珪素薄膜が用いられている。処理容器8に設置された試料支持台11上に半導体基板12が載置された状態で、電子線13を照射する。SOG膜の形成方法は従来例と同様である。
【0010】
この装置では隔壁の存在によりSOG膜焼成時の脱離ガスによる電子線照射の不安定性は無くなった。ところが、脱離ガスにより、隔壁10上や処理容器8の一部に生成物(有機物)が堆積し連続使用していると照射量に変化が起きてしまうという問題が新たに生じた。センサーを用いて実効的にウェハ上に照射される電子照射量を一定に保つことは可能であったが、その場合にも、電子線形成部9への負担が増大する。
【0011】
電子線はフィラメントに電流を流すことによって発生する熱電子を利用しているために、照射量を増やさなければならない場合にはフィラメントに流す電流量が増すために寿命が短くなってしまうという問題が生じた。さらに、隔壁上の堆積量が増大するにつれて、生成物がはがれることにより半導体基板上のダストの原因となるという問題も生じた。
【0012】
さらには、隔壁上の堆積した生成物がはがれ、半導体基板上のダストの原因となるという問題も生じた。
【0013】
本発明の目的は、隔壁や処理容器の一部に堆積した生成物を除去し得る焼成装置のクリーニング方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
[構成]
本発明は、上記目的を達成するために以下のように構成されている。
【0015】
(1)本発明(請求項1)は、処理容器と、この処理容器内に設置され,被処理基板が載置される試料支持台と、この試料支持台に設けられた加熱機構と、前記処理容器に接続された電子線発生部と、前記処理容器と前記電子線発生部との間に挿入された隔壁とを具備し、前記被処理基板を加熱しつつ、前記電子線発生部から前記隔壁を介して前記被処理基板に対して電子線を照射して、被処理基板のアニール処理を行う焼成装置に対して、前記隔壁及び処理容器内に付着する生成物の除去処理を行う焼成装置のクリーニング方法であって、前記処理容器内を酸化性ガス雰囲気にする工程と、前記処理容器内が酸化性ガス雰囲気の状態で、前記電子線照射部から前記隔壁を介して前記処理容器内に電子線を照射する工程と、前記処理容器内に照射された電子線により励起する前記酸化性ガスと、前記隔壁及び処理容器内の一部に付着する生成物とを反応させて、該生成物を除去する工程とを含むことを特徴とする。
【0016】
(a) 前記加熱機構により、前記隔壁の温度が室温より高い温度に昇温された状態で前記隔壁及び処理容器内の一部に付着する生成物を除去すること。
(b) 前記被処理基板のアニール処理時と前記生成物の除去処理時とでは、前記隔壁と前記試料支持台との間隔が異なること。
(c) 前記加熱機構とは、抵抗加熱ヒータもしくはランプ加熱ヒータであること。
(d) 前記電子線発生部は、複数の電子線発生器の集合体であること。
(e) 前記酸化性ガスは、少なくとも酸素ガス、オゾンガス及び亜酸化窒素ガスの何れかを含むこと。
【0017】
[作用]
本発明は、上記構成によって以下の作用・効果を有する。
隔壁を介して電子線発生部に接続された処理容器内を酸化性ガス雰囲気に制御し、電子線を照射することにより隔壁及び処理容器内に付着する付着物を効果的に酸化・除去することができ、ダストの原因を取り除くことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる焼成装置の概略構成を示す図である。この装置の構成は、“発明が解決しようとする課題”の項で図4に示した装置構成と同様であり、同一な構成には同一の符号を付したので、その説明を省略する。
【0019】
但し、本装置には、図1に示すように、試料支持台11内に抵抗加熱ヒータ或いはランプ加熱ヒータで構成された加熱機構19が設けられている。また、処理容器8に酸素ガス,亜酸化窒素ガス等の酸化性ガスが充填されたガスボンベ20が接続されている。なお、酸素ガスが充填されたガスボンベ20と処理容器8との間にオゾナイザーを挿入し、酸素ガスを励起してオゾンを生成し、オゾンを処理容器8内に導入するようにしても良い。また、隔壁10と試料支持台11との間隔を変更する機構が設けられている(不図示)。
【0020】
次に、隔壁10上や処理容器8の一部に堆積した生成物(有機物)を除去するためのクリーニング方法について詳述する。
【0021】
処理容器8内に設置した試料支持台11上にダミーウェハ18を設置し、処理容器8内部にガスボンベ20から酸化性ガスとして例えば酸素を導入しつつ、減圧雰囲気に調整した。電子線生成部9から電子線13を処理容器8内部に導入することにより処理容器8内部で酸素の励起子が生成される。酸素の励起子により隔壁10上や処理容器8の一部に堆積した生成物が効果的に酸化されることにより、生成物の除去が可能であった。
【0022】
クリーニング処理時に、試料支持台11に設けられた加熱機構19を動作させ、試料支持台11に対向する隔壁10を通常の室温以上に加熱することにより、隔壁10上のクリーニング速度(酸化速度)を上げることが可能であった。図2に隔壁の温度とクリーニング速度との関係を示す。
【0023】
さらに、試料支持台11と隔壁10との間隔をクリーニング処理時に変化させることにより、より効果的にクリーニングを行うことが可能であった。図3に示すように、試料支持台11と隔壁10との間隔を変動させることによりクリーニング速度を改善することが可能であった。これは、ガスの流れ・隔壁10の温度・電子線により励起される酸素ガスの空間分布などが影響するために、装置の形状や構成により様々な設定が必要であった。
【0024】
図3は、試料支持台11の温度を300℃に保持した場合の、試料支持台11と隔壁10との間隔と、クリーニング速度との関係を示している。また、クリーニング中に試料支持台11と隔壁10との間隔を変動させることも効果的であった。
【0025】
なお、ここでSOG膜を形成する際に堆積する膜の除去方法について説明したがこの膜に限定されるわけではなく、フォトレジスト膜の電子ビーム照射処理や、ポリアリレンエーテルやポリイミドなどの低誘電率有機樹脂膜に適用した電子線処理装置のクリーニングにも効果的であった。また、クリーニングの際のガスとして酸素を用いたが、それに限定されずオゾンガスや亜酸化窒素ガスなどの酸化効果を有するガスや、それらのガスに窒素やアルゴンなどを混合したガスを用いても十分な効果が得られた。その際に、あらかじめマイクロ波等により励起した酸化性ガスを導入しても良い。
【0026】
また、本実施例ではダミーウェハ18を試料支持台11上に載置してクリーニングを行ったが、ダミーウェハは必須なものではなかった。
【0027】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、隔壁を介して電子線発生部に接続された処理容器内を酸化性ガス雰囲気に制御し、電子線を照射することにより隔壁及び処理容器内に付着する付着物を効果的に酸化・除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる焼成装置の概略構成を示す図。
【図2】隔壁の温度とクリーニング速度との関係を示す特性図。
【図3】温度を300℃に保持した場合の、試料支持台11と隔壁10との間隔と、クリーニング速度との関係を示す特性図。
【図4】本願発明等が開発した焼成装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
8…処理容器
9…電子線形成部
10…隔壁
11…試料支持台
18…ダミーウェハ
19…加熱機構
20…ガスボンベ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for forming an insulating thin film, and more particularly to a method for cleaning an apparatus for forming an insulating film by baking a coating film by irradiating it with an electron beam.
[0002]
[Prior art]
With the miniaturization and speeding up of semiconductor devices, the wiring structure has been increased from a single layer structure to a multilayer structure, and semiconductor devices having a metal wiring structure of five or more layers have been developed and produced. However, as the miniaturization progresses, signal transmission delay due to so-called parasitic capacitance between wirings and wiring resistance becomes a problem. In recent years, with the increase in the number of layers, the influence of signal transmission delay due to the wiring structure on the speeding up of the semiconductor device has increased, and various methods have been taken as a workaround. In general, the signal transmission delay can be expressed by the product of the inter-wiring parasitic capacitance and the wiring resistance. In order to reduce the wiring resistance, the transition from a conventional aluminum wiring to a copper wiring having a low resistance has been studied. Since it is extremely difficult to process copper into a wiring shape by dry etching as in the prior art, copper has an embedded wiring structure in the case of copper.
[0003]
Further, in order to reduce the capacitance between wirings, instead of the conventional insulating film by the CVD method using silicon oxide (SiO 2 ), a SiOF film by the CVD method is used, or a so-called SOG (Spin on G1ass) by the spin coating method is used. ) The application of a low dielectric constant interlayer film formed by using a film or an organic resin (polymer) film has been studied. In general, it is said that the relative dielectric constant of SiOF film can be reduced to about 3.3 (the relative dielectric constant of the SiO 2 film used in the past is 3.9), but the dielectric constant should be lowered below that. However, practical use is considered extremely difficult from the viewpoint of film stability. On the other hand, low dielectric constant coating films can be reduced to about 2.0 in relative dielectric constant, and are therefore being actively studied.
[0004]
A general method for forming a coating film is as follows:
(1) A thin film material (varnish) is dropped on a semiconductor substrate and rotated to uniformly coat the surface.
[0005]
(2) Heat in steps on a hot plate. (For example, 1 minute at 100 ° C, 1 minute at 200 ° C)
(3) Firing in an electric furnace. (For example, at 420 ° C. for 60 minutes)
It is formed through almost three steps.
However, a long time required for firing in the step (3) is a problem in the production of semiconductor devices.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As a result of diligent research by the present inventors, it has been found that the firing time can be shortened to about 1/10 by irradiating the electron beam while firing the semiconductor substrate instead of the conventional electric furnace.
[0007]
Since the electron beam source employs a method of extracting only electrons from plasma through a mesh, the electron beam source and the firing chamber are always in the same atmosphere. For this reason, when applied to the above-described step (3), the gas containing the organic component is desorbed from the film to be fired, and the pressure in the discharge region changes suddenly. Due to sudden changes in pressure, the electron beam source becomes unstable, and as a result, problems such as inability to uniformly irradiate the electron beam and variations in the characteristics of the fired film occur.
[0008]
In particular, the influence of a large amount of degassing from the film to be fired cannot be ignored. In order to solve the problem, the present inventors provide a partition between the inside of the processing container in which the object to be irradiated is stored and the electron beam source, and irradiate the electron beam through the partition from the object to be irradiated. Has developed a firing device that uses a method to reduce the effects of degassing.
[0009]
Next, the baking apparatus developed by the present inventors will be described with reference to FIG. A plurality of electron beam forming units 9 are installed on the top of the
[0010]
In this apparatus, the presence of the barrier ribs eliminated the instability of electron beam irradiation due to the desorbed gas when firing the SOG film. However, when the product (organic matter) is deposited on the
[0011]
Since the electron beam uses thermionic electrons generated by passing a current through the filament, there is a problem that if the amount of irradiation has to be increased, the amount of current flowing through the filament will increase and the life will be shortened. occured. Furthermore, as the amount of deposition on the partition wall increases, there is a problem that the product peels off and causes dust on the semiconductor substrate.
[0012]
Furthermore, the product deposited on the partition wall is peeled off, causing a problem of dust on the semiconductor substrate.
[0013]
The objective of this invention is providing the cleaning method of the baking apparatus which can remove the product deposited on the partition and a part of processing container.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
[Constitution]
The present invention is configured as follows to achieve the above object.
[0015]
(1) The present invention (Claim 1) includes a processing container, a sample support base installed in the processing container on which a substrate to be processed is placed, a heating mechanism provided on the sample support base, An electron beam generating unit connected to a processing container, and a partition wall inserted between the processing container and the electron beam generating unit, and while heating the substrate to be processed, from the electron beam generating unit A firing apparatus for removing a product adhering to the partition walls and the processing vessel with respect to a firing apparatus for performing an annealing process on the substrate to be processed by irradiating the substrate to be processed with an electron beam through the partition walls. A cleaning method in which the inside of the processing container is made an oxidizing gas atmosphere, and the inside of the processing container is in an oxidizing gas atmosphere, and the inside of the processing container passes through the partition from the electron beam irradiation unit. A step of irradiating an electron beam, and in the processing container Said oxidizing gas excited by Isa electron beam, said a product that adheres to a portion of the partition wall and the processing vessel are reacted, characterized in that it comprises a step of removing the product.
[0016]
(a) removing the product adhering to the partition walls and a part of the processing container in a state where the temperature of the partition walls is raised to a temperature higher than room temperature by the heating mechanism;
(b) The distance between the partition wall and the sample support is different between the annealing process of the substrate to be processed and the removal process of the product.
(c) The heating mechanism is a resistance heater or a lamp heater.
(d) The electron beam generator is an assembly of a plurality of electron beam generators.
(e) The oxidizing gas contains at least one of oxygen gas, ozone gas, and nitrous oxide gas.
[0017]
[Action]
The present invention has the following operations and effects by the above configuration.
Controlling the inside of the processing vessel connected to the electron beam generator through the partition wall to an oxidizing gas atmosphere, and effectively oxidizing and removing deposits adhering to the partition wall and the processing vessel by irradiating the electron beam Can remove the cause of dust.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a firing apparatus according to an embodiment of the present invention. The configuration of this apparatus is the same as the apparatus configuration shown in FIG. 4 in the section “Problems to be Solved by the Invention”, and the same reference numerals are given to the same configurations, and the description thereof is omitted.
[0019]
However, in this apparatus, as shown in FIG. 1, a
[0020]
Next, a cleaning method for removing a product (organic matter) deposited on the
[0021]
A
[0022]
During the cleaning process, the
[0023]
Furthermore, it was possible to perform cleaning more effectively by changing the interval between the
[0024]
FIG. 3 shows the relationship between the interval between the
[0025]
Although the method for removing the film deposited when forming the SOG film has been described here, the present invention is not limited to this method, and it is not limited to this film. It was also effective for cleaning an electron beam processing apparatus applied to a dielectric constant organic resin film. Although oxygen is used as a cleaning gas, the present invention is not limited thereto, and it is sufficient to use a gas having an oxidizing effect such as ozone gas or nitrous oxide gas, or a gas in which nitrogen or argon is mixed with these gases. The effect was obtained. At that time, an oxidizing gas excited in advance by a microwave or the like may be introduced.
[0026]
In this embodiment, the
[0027]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, In the range which does not deviate from the summary, it can change and implement variously.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the inside of the processing vessel connected to the electron beam generation unit via the partition wall is controlled to an oxidizing gas atmosphere, and the inside of the partition wall and the processing vessel is attached by irradiating the electron beam. Deposits can be effectively oxidized and removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a firing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a characteristic diagram showing the relationship between the partition wall temperature and the cleaning speed.
FIG. 3 is a characteristic diagram showing the relationship between the cleaning speed and the distance between the
FIG. 4 is a diagram showing a schematic configuration of a firing apparatus developed by the present invention and the like.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記処理容器内を酸化性ガス雰囲気にする工程と、
前記処理容器内が酸化性ガス雰囲気の状態で、前記電子線照射部から前記隔壁を介して前記処理容器内に電子線を照射する工程と、
前記処理容器内に照射された電子線により励起する前記酸化性ガスと、前記隔壁及び処理容器内の一部に付着する生成物とを反応させて、該生成物を除去する工程とを含むことを特徴とする焼成装置のクリーニング方法。A processing container, a sample support installed in the processing container, on which a substrate to be processed is placed, a heating mechanism provided on the sample support, an electron beam generator connected to the processing container, A barrier rib inserted between the processing container and the electron beam generation unit, and heating the substrate to be processed while the electron beam generation unit heats the substrate from the electron beam generation unit via the partition wall A method for cleaning a baking apparatus that performs a removal process of a product adhered to the partition walls and the processing container with respect to a baking apparatus that irradiates a line and performs an annealing process on a substrate to be processed.
Making the inside of the processing vessel into an oxidizing gas atmosphere;
Irradiating the processing container with an electron beam from the electron beam irradiation unit through the partition wall in an oxidizing gas atmosphere inside the processing container;
A step of reacting the oxidizing gas excited by the electron beam irradiated in the processing container with a product adhering to a part of the partition wall and the processing container to remove the product. A method for cleaning a baking apparatus.
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