JP3657653B2 - 仏壇据付装置 - Google Patents

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朝典 鈴木
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、仏壇据付装置に関するものであり、特に、仏間等の狭い据付場所に仏壇を容易に据付けることができる簡易な構造の仏壇据付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、仏壇は重量的にも重く、その据付場所となる仏間等は比較的狭い。また、仏壇は高価であり、損傷しないように取扱う必要がある。更に、仏壇は仏間等へ何回も出入れするものでもなく、一旦据付ければ長期間に亘ってそのままの状態で使用される。
【0003】
仏壇を仏間等に据付ける作業は、専ら専門の作業者に頼っており、通常、仏壇は仏壇載置台等に載置した状態で使用されるので、予め仏壇載置台等を仏間等の仏壇据付場所に置き、その上に仏壇を複数人で吊って載せるという力作業により、据付けを行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、重量物である仏壇を仏間等の狭い据付場所に据付けるのは極めて困難な作業であった。特に、仏間の広さに対して、余り余裕のない大きさの仏壇を据付ける場合には、作業者が仏間の壁と仏壇との隙間に入ることができないために、苦労して据付けていた。しかも、仏壇購買者は仏壇の購入に際し多額の金額を支払うために、余り無心経に扱うと、購買者の気分を害する虞れもあり、丁寧に扱う必要があった。したがって、仏壇の据付作業を容易にしたいという要求が強かった。
【0005】
また、仏壇据付装置として、従来より各種の装置が考えられていたが、いずれも大掛りな装置であり、取扱いが必ずしも容易とはいえなかった。しかも、価格も高価なために、広く普及していなかった。
【0006】
そこで、本発明は、簡易な構成で、仏壇を仏間等の比較的狭い据付場所であっても、極めて容易に、しかも丁寧に据付けることができる仏壇据付装置の提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる仏壇据付装置は、仏壇据付場所に所定の間隔を隔てて各々略垂直状態で載置可能な2本の支柱と、前記2本の支柱の上端を着脱可能に連結する上部横渡ステイと、前記2本の支柱に沿って上下に摺動可能に装着されたスライドブロックと、前記両スライドブロックに着脱自在に係合し、仏壇の下面位置に横渡されて仏壇を吊り下げる吊り下げ手段と、前記両スライドブロックに仏壇の重量よりも大きい付勢力を付与することにより前記両スライドブロックを所定の高さまで強制的に上昇させることができるとともに、前記付勢力を弱めることにより前記両スライドブロックを所定の高さまで下降させることができるスライドブロック移動手段と、前記2本の支柱間に仏壇を略水平状態で移動させて搬入可能な搬入コンベアとを備えたものである。
【0008】
ここで、2本の支柱は、据付対象である仏壇の横幅よりも多少大きな間隔を隔てて仏壇据付場所に載置され、2本の支柱の高さは据付状態の仏壇上面よりも高く、仏間の天井の高さよりも低い。また、両スライドブロックは、吊り下げ手段によって仏壇と仏壇載置台等との間に一定の隙間があく程度まで上昇し、仏壇を仏壇載置台等に載置した状態で吊り下げ手段をスライドブロックから取外すことができる高さまで下降する。
【0009】
請求項2の発明にかかる仏壇据付装置は、請求項1の上部横渡ステイが、前記2本の支柱の間隔に応じて伸縮可能なものである。
【0010】
請求項3の発明にかかる仏壇据付装置は、請求項1または請求項2の吊り下げ手段が、長さ調整が可能なベルトと、前記ベルトの両端に装着され前記2本の支柱の両スライドブロックに係止可能なフックとを備えたものである。
【0011】
請求項4の発明にかかる仏壇据付装置は、請求項1乃至請求項3のスライドブロック移動手段が、前記2本の支柱に各々装着された一定の可動ストロークを有する油圧シリンダに油圧ポンプを介して圧油を漸次供給することによって前記スライドブロックを所定の速度で上昇させることができ、前記油圧ポンプを介して前記油圧シリンダの圧油を漸次抜くことにより前記スライドブロックを所定の速度で下降させることができるものである。
【0012】
請求項5の発明にかかる仏壇据付装置は、請求項1乃至請求項4の搬入コンベアが、仏壇を直線状に搬入可能なコンベアと、曲線状に搬入可能なコンベアとの2種類に分割されており、前記各コンベアの脚の長さ調整が可能であるとともに、前記脚が折畳可能なものである。
【0013】
【作用】
請求項1の発明の仏壇据付装置によれば、上端を上部横渡ステイで連結した2本の支柱を仏壇据付場所に据付対象である仏壇の横幅よりも多少大きな間隔を隔てて略垂直状態に載置し、この2本の支柱間に仏壇を搬入コンベアで搬入し、仏壇の下面位置に横渡した吊り下げ手段を両スライドブロックに係合させて、スライドブロック移動手段で各支柱の両スライドブロックを強制的に上昇させ、仏壇を仏壇載置台等の上面よりも高い位置まで上昇させて、搬入コンベアを取外し、仏壇載置台等を仏壇据付場所に据付け、スライドブロック移動手段で両スライドブロックを下降させて仏壇を仏壇載置台等の上まで下降させ、更に手動で両スライドブロックを下降させて吊り下げ手段を取外し、仏壇の下面から吊り下げ手段を抜去ることにより、仏壇を仏壇載置台等の上に載せた状態で仏壇据付場所に据付けることができる。
【0014】
請求項2の発明の仏壇据付装置によれば、上部横渡ステイが2本の支柱の間隔に応じて伸縮可能なことにより、上端を上部横渡ステイで連結した2本の支柱を据付対象である仏壇の横幅等に応じた間隔で略垂直状態に載置できる。
【0015】
請求項3の発明の仏壇据付装置によれば、仏壇の横幅等に応じてベルトの長さを調整できるとともに、仏壇の下面位置に容易に横渡すことができ、仏壇の下面から抜き取ることができる。しかもフックを両スライドブロックへ引掛けたり、外したりするだけで、両スライドブロックへの着脱が容易にできる。
【0016】
請求項4の発明の仏壇据付装置によれば、一定の可動ストロークを有する油圧シリンダに油圧ポンプを介して圧油を漸次供給することによって前記スライドブロックを所定の速度で上昇させることができることにより、吊り下げ手段で仏壇を安定した状態で上昇させることができるとともに、前記油圧ポンプを介して前記油圧シリンダの圧油を漸次抜くことにより前記スライドブロックを所定の速度で下降させることができることにより、吊り下げ手段で仏壇を安定した状態で下降させることができる。
【0017】
請求項5の発明の仏壇据付装置によれば、仏壇を直線状に搬入可能なコンベアと、曲線状に搬入可能なコンベアとの2種類に分割されていることにより、仏壇据付場所の一方が壁等の障害物となっている場合にも、仏壇を搬入し易い。また、各コンベアの脚の長さ調整が可能であることにより、仏壇載置台等の高さに応じて各コンベアの高さを調整できる。更に、各コンベアの脚が折畳可能なことにより、脚を折畳んだ状態で搬入コンベアを持運ぶことができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明をする。図1は本発明の一実施例である仏壇据付装置の全体構成を示す正面図、図2は本発明の一実施例である仏壇据付装置の全体構成を示す側面図、図3は本発明の一実施例である仏壇据付装置の全体構成を示す平面図である。
【0019】
図1乃至図3に示すように、本実施例の仏壇据付装置は、大別して、2本の支柱20、この2本の支柱20の上端に位置する上部横渡ステイ30、両支柱20に各々装着されたスライドブロック23、両スライドブロック23に係合可能な吊り上げベルト40、両スライドブロック23を上昇及び下降させる油圧ポンプ11及び油圧シリンダ26等のスライドブロック移動手段からなる昇降装置10と、両支柱20間に仏壇1を搬入する搬入コンベア50,60とで構成されている。そして、図1のように仏壇1をセットした状態で、適宜仏壇1を上昇及び下降させて、仏壇1を据付けるものである。以下に、本実施例の仏壇据付装置の各構成要素について詳細に説明する。
【0020】
図4は本発明の一実施例である仏壇据付装置の昇降装置10を示す正面図、図5は本発明の一実施例である仏壇据付装置の昇降装置10を示す側面図、図6は図5の昇降装置10のA−A断面を示す拡大断面図である。
【0021】
図4乃至図6に示すように、支柱20には、アルミニュウムの型材が使用されており、2本の支柱20の上端部20aは上部横渡ステイ30によって着脱可能に連結されている。また、各支柱20の下端部20bには、支柱20と同様のアルミニュウムの型材からなる台座部材21がアングル22及びボルト等によって直角に固着されており、仏壇据付場所に支柱20を比較的安定した状態で略垂直に立設できるようになっている。両支柱20を上部横渡ステイ30で連結した状態における高さは、仏壇1の上面よりも高く、仏壇据付場所である仏間等の床から天井までの高さよりも若干低い。
【0022】
図7は昇降装置10の上部横渡ステイ30を示し、(a)はその拡大平面図であり、(b)はその拡大正面図であり、図8は図7の上部横渡ステイ30のB−B断面及びC−C断面を示す拡大断面図である。
【0023】
図7及び図8に示すように、上部横渡ステイ30は、アルミニュウムの型材からなる第1棒部材31と同じくアルミニュウムの型材からなる第2棒部材32とが連結板35を介してスライド移動可能な状態で組付けられている。つまり、第1棒部材31を貫通するボルト36とナット37によって連結板35が第1棒部材31の端部31a寄りの位置に固着されているとともに、この第1棒部材31に固着された連結板35には、第2棒部材32の溝部32bに端部が挿入し、この溝部32bに沿って移動可能な状態でボルト38が螺着されている。また、第2棒部材32を貫通するボルト36とナット37によって連結板35が第2棒部材32の端部32a寄りの位置に固着されており、この第2棒部材32に固着された連結板35には、第1棒部材31の溝部31bに端部が挿入し、この溝部31bに沿って移動可能な状態でボルト38が螺着されている。そして、第1棒部材31の端部31a及び第2棒部材32の端部32aには、支柱20の上端部20aに着脱自在に装着可能な連結キャップ33が、アングル34を介してボルト等によって各々固着されている。
【0024】
図6に示すように、両支柱20には、スライドブロック23が摺動可能な状態で装着されている。スライドブロック23は、支柱20の側端部20c,20dを両側から挟込む端部材23a,23bを連結部材23cで連結し、略コの字状を呈しており、両端部材23a,23bと連結部材23cとはボルト等により一体化されている。スライドブロック23の支柱20との摺接部分には、スライドブロック23の摺動を円滑化ならしめるために、滑り抵抗の小さな合成樹脂等からなる摺動スライダー23dが介装されている。このスライドブロック23の連結部材23cと支柱20との間には所定の隙間23eが空いており、この連結部材23cと隙間23eとによって、後述する吊り上げベルト40のフック42を係止することができる。また、スライドブロック23の連結部材23cには、後述する油圧シリンダ26の可動シャフト26aの先端を取付けるための取付部材24が固着されている。
【0025】
両スライドブロック23の連結部材23cには、各々吊り上げベルト40の両端部を着脱可能に係止することができる。吊り上げベルト40には、自動車のシートベルト等に使用される引張強度の大きなベルト41が使用され、このベルト41の一方の端部41aにはスライドブロック23の連結部材23cに着脱可能に引掛けることができるフック42が装着されており、他方の端部41bもスライドブロック23の連結部材23cに着脱可能に引掛けることができるフック42が介装されているとともにバックル43が介装されている。このバックル43によって、吊り上げベルト40の全長を仏壇1の大きさ等に応じて適宜調整することができる。
【0026】
支柱20の側端部20dには、支持部材25がボルト等により固着されており、この支持部材25には油圧シリンダ26の下端が固着されている。この油圧シリンダ26にプラグ27を介して圧油を出入れすることにより、油圧シリンダ26の可動シャフト26aが所定のストロークで可動する。したがって、油圧シリンダ26の可動シャフト26aのストロークがスライドブロック23が支柱20に沿って摺動する範囲である。
【0027】
油圧シリンダ26には、油圧ホース16を介して油圧ポンプ11が接続できる。つまり、油圧ホース16の両端には、各々ソケット17,18が取付けられており、油圧ホース16の一方のソケット17を油圧シリンダ26のプラグ27に連結し、油圧ホース16の他方のソケット18を油圧ポンプ11のプラグ14,15に各々連結することにより、油圧シリンダ26と油圧ポンプ11とを接続することができる。油圧ポンプ11には速度調整弁12,13が配設されており、各油圧シリンダ26への圧油の供給量を調整できるようになっている。油圧シリンダ26のプラグ27と油圧ホース16のソケット18とは着脱可能であり、共に自動開閉バルブを内蔵している。また、油圧ポンプ11のプラグ14,15と油圧ホース16のソケット17とも着脱可能であり、共に自動開閉バルブを内蔵している。つまり、油圧シリンダ26のプラグ27と油圧ホース16のソケット18とを接続した状態では油圧シリンダ26と油圧ホース16との間で油の移動が可能であり、接続を解除した状態では油圧シリンダ26及び油圧ホース16から油が漏れない構造になっているとともに、油圧ポンプ11のプラグ14,15と油圧ホース16のソケット17とを接続した状態では油圧ポンプ11と油圧ホース16との間で油の移動が可能であり、接続を解除した状態では油圧ポンプ11及び油圧ホース16から油が漏れない構造になっている。なお、この種の自動開閉バルブを内蔵したプラグ及びソケットは既に公知のものである。
【0028】
図9は本発明の一実施例である仏壇据付装置の昇降装置10の油圧系統を示す油圧回路図である。
【0029】
図9に示すように、この昇降装置10においては、油圧ポンプ11と油圧シリンダ26とを油圧ホース16で接続し、油圧ポンプ11のペタル11aを踏込むことにより、油圧シリンダ26に圧油が供給され、油圧シリンダ26の可動シャフト26aが油圧によって伸びる。つまり、ペタル11aを複数回踏込むことにより、可動シャフト26aがペタル11aの踏込み回数に応じて順次伸びる。また、ペタル11aを大きく踏込んだ状態にすることにより、油圧シリンダ26の油は油圧ポンプ11側へ戻ることが可能な状態になる。これらの油の移動速度等は、速度調整弁12,13を適宜調節することにより調整できる。
【0030】
支柱20の間に仏壇1を搬入するには、搬入コンベア50,60が使用され、本実施例では、図1乃至図3に示すように、仏壇1を直線状に搬入可能な搬入コンベア50と、曲線状に搬入可能な搬入コンベア60との2種類に分割されている。
【0031】
図10は本発明の一実施例である仏壇据付装置の搬入コンベア50を示し、(a)はその側面図であり、(b)はその正面図である。図11は搬入コンベア50,60の脚部材の折畳動作途中を示す拡大側面図である。
【0032】
仏壇1を直線状に搬入可能な搬入コンベア50は、アルミニュウムのチャンネル材等からなる直線状のフレーム51間に複数個の円筒状ころ52が各々転動自在に装着されており、フレーム51の四隅には脚部材53が各々配設されている。この円筒状ころ52の上面に仏壇1を載せて、フレーム51の長手方向、即ち円筒状ころ52の転動方向へ仏壇1を押すことにより、円筒状ころ52が転動し、円筒状ころ52の上面を仏壇1が略水平状態で直線状に移動する。左右の脚部材53は連結棒54で連結されているとともに、各脚部材53は回動支点部53aを中心に折畳可能な状態でフレーム51に取付けられている。つまり、各脚部材53の中間位置には各々係合突起53bが配設されており、この係合突起53bがガイド部材55のガイド孔55bに案内されて摺動可能に組付けられている。ガイド部材55も回動支点部55aを中心に折畳可能な状態でフレーム51に取付けられている。したがって、脚部材53を折畳んだ状態では、脚部材53は図10の二点鎖線のような状態になる。また、各脚部材53の下端部53cには高さ調整台座56が各々配設されており、各高さ調整台座56を脚部材53に対して螺動させることによって、搬入コンベア50の上面の高さ位置の調整を行なうことができる。
【0033】
一方、仏壇1を曲線状に搬入可能な搬入コンベア60は、曲線状のフレーム61を使用している点で上記搬入コンベア50と相違するものの、他の構成部分は略同一である。つまり、アルミニュウムのチャンネル材等からなる曲線状のフレーム61間に複数個の円筒状ころ62が各々転動自在に装着されており、フレーム61の四隅には回動支点部63aを中心に折畳可能な脚部材63が各々配設されている。左右の脚部材63は連結棒64で連結されており、各脚部材63の中間位置に配設された係合突起63bがガイド部材65のガイド孔65bに沿って摺動可能になっている。ガイド部材65も回動支点部65aを中心に折畳可能な状態でフレーム61に取付けられており、各脚部材63の下端部63cには高さ調整台座66が各々配設されている。
【0034】
ここで、上記構成の仏壇据付装置による仏壇1の据付作業について説明する。通常、仏壇1は仏壇載置台等に載置した状態で仏間に据付けられるので、ここでは仏壇載置台に載置される仏壇1を据付ける作業について説明する。なお、通常、仏壇載置台の横幅及び奥行も仏壇1と略同一の寸法となっている。
【0035】
まず、2本の支柱20の上端部20aを上部横渡ステイ30で連結し、この2本の支柱20を据付対象である仏壇1の横幅よりも多少大きな間隔を隔てて仏壇据付場所に略垂直状態に載置する。次に、各支柱20の油圧シリンダ26のプラグ27に油圧ホース16のソケット18を連結するとともに、油圧ポンプ11のプラグ14,15に油圧ホース16のソケット17を連結する。そして、各支柱20に装着されているスライドブロック23を移動可能な範囲内での最下端位置にする。つまり、油圧シリンダ26の可動シャフト26aが一番縮んだ状態にする。
【0036】
続いて、仏壇1を直線状に搬入する搬入コンベア50及び曲線状に搬入する搬入コンベア60を周囲の壁の配置等に応じて並べる。2本の支柱20間には、仏壇1を直線状に搬入する搬入コンベア50をセットし、この搬入コンベア50の先端には曲線状に搬入する搬入コンベア60を並べる。例えば、仏間の一方が壁面になっている場合には、曲線状に搬入する搬入コンベア60の端部は壁面から遠ざかる方向となるようにセットする。これは、仏壇1を搬入コンベア60の上に載置し易くするためであり、仏間の前が広く、壁等の障害物がない場合には、曲線状に搬入する搬入コンベア60は必しも使用する必要性はない。なお、各搬入コンベア50,60の各高さ調整台座56を調節して、両搬入コンベア50,60の上面が略均一高さとなるように調整する。また、両搬入コンベア50,60の高さは、通常、仏壇載置台の高さと略同一程度の高さとなっている。
【0037】
仏壇据付装置を、このような状態にセットした後、搬入コンベア60の上に据付対象である仏壇1を載せる。そして、搬入コンベア60上の仏壇1を仏間方向へ押すことにより、搬入コンベア60の円筒状ころ62が転動し、仏壇1は水平状態でフレーム61に沿って曲線状に移動する。更に、仏壇1を押すことにより、直線状の搬入コンベア50に移り、搬入コンベア50の端部近傍まで水平移動させて、仏壇1を2本の支柱20の間に搬入する。なお、搬入コンベア60の上に仏壇1を載せるとき、仏壇1の下面にベニヤ板等の薄板を敷設し、この薄板と仏壇1との間に吊り上げベルト40のベルト41を横渡しておくと、仏壇1を2本の支柱20の間に搬入することにより、吊り上げベルト40も自動的に支柱20の横位置になるので都合がよい。
【0038】
2本の支柱20の間に仏壇1を搬入したならば、吊り上げベルト40の両端部41a,41bのフック42を各支柱20のスライドブロック23の連結部材23cに各々引掛ける。そして、バックル43によって、ベルト41が余り弛みのない状態にし、吊り上げベルト40の長さを調整する。
【0039】
次に、油圧ポンプ11のペタル11aを足で複数回繰返しポンピング状に踏込んで、油圧シリンダ26の可動シャフト26aを順次伸ばし、スライドブロック23を仏壇1の重量に抗して強制的に上昇させる。スライドブロック23を順次上昇させることにより、仏壇1は吊り上げベルト40に吊られて上昇する。仏壇1の下面が仏壇載置台の高さよりも或る程度高い位置まで上昇したところで、油圧ポンプ11のペタル11aの踏込動作を止めて、スライドブロック23の上昇を停止させる。この状態では、スライドブロック23は仏壇1の重量により自動的に下降することはなく、仏壇1は吊り上げベルト40で吊られたままの停止状態が維持される。
【0040】
この後、搬入コンベア50,60を取外し、仏壇載置台を仏壇1の下方に据付ける。そして、油圧ポンプ11のペタル11aを大きく踏込んだままにすることにより、仏壇1の重量によって、油圧シリンダ26の圧油が次第に抜かれ、スライドブロック23がゆっくりと下降する。こうして、仏壇1が順次下降し、仏壇載置台の上まで仏壇1が下がり、仏壇載置台の上に仏壇1が載る。この後も、引続き油圧ポンプ11のペタル11aを大きく踏込んだ状態を維持し、スライドブロック23を手で更に下方に押下げて、吊り上げベルト40のフック42をスライドブロック23から取外す。仏壇1の下面の吊り上げベルト40及び薄板は仏壇1の下面前端、或いは下面後端を支点にして仏壇1の上部を前方または後方へ傾斜させて抜去る。そして、仏壇載置台の上の仏壇1を前後左右方向に適宜ずらし、仏壇1と仏壇載置台とを確実に連結させる。
【0041】
こうして、仏壇1を仏壇載置台の上に据付け、支柱20及び上部横渡ステイ30等の昇降装置10を仏間から除去することにより、仏壇1の据付作業が完了する。
【0042】
なお、仏壇1の据付作業が完了したならば、上部横渡ステイ30と支柱20との係合状態を解除し、油圧シリンダ26のプラグ27から油圧ホース16のソケット18を取外して、昇降装置10を持運び容易な状態に分解して片付ける。また、搬入コンベア50,60も脚部材53,63を折畳んで、持運び容易な状態にして片付ける。
【0043】
このように、本実施例の仏壇据付装置は、仏間等の仏壇据付場所に据付対象である仏壇1の横幅よりも多少大きな間隔を隔てて各々略垂直状態で載置可能な2本の支柱20と、この2本の支柱20の上端部20aを着脱可能に連結するとともに2本の支柱20の間隔に応じて伸縮可能な上部横渡ステイ30と、2本の支柱20に各々装着され、支柱20に沿って上下に摺動可能なスライドブロック23と、この両スライドブロック23に着脱自在に係合し、仏壇1の下面位置に横渡されて仏壇1を吊り下げる吊り下げ手段である吊り上げベルト40と、両スライドブロック23に仏壇1の重量よりも大きい付勢力を付与することにより両スライドブロック23を所定の高さまで強制的に上昇させることができるとともに、付勢力を弱めることにより両スライドブロック23を所定の高さまで下降させることができる油圧シリンダ26及び油圧ポンプ11等からなるスライドブロック移動手段と、2本の支柱20間に仏壇1を略水平状態で移動させて搬入可能な直線状の搬入コンベア50及び曲線状の搬入コンベア60とを備えている。
【0044】
したがって、本実施例の仏壇据付装置は、上端部20aを上部横渡ステイ30で連結した2本の支柱20を仏壇据付場所に据付対象である仏壇1の横幅よりも多少大きな間隔を隔てて略垂直状態に載置し、搬入コンベア50,60で仏壇1を前記2本の支柱20間に搬入し、仏壇1の下面位置に横渡した吊り上げベルト40を各支柱20の両スライドブロック23に係合させてから、油圧シリンダ26及び油圧ポンプ11で両スライドブロック23を強制的に上昇させ、仏壇を仏壇載置台等の上面よりも高い位置まで上昇させて、搬入コンベア50,60を取外し、仏壇載置台等を仏壇据付場所に据付け、油圧シリンダ26及び油圧ポンプ11で両スライドブロック23を下降させて仏壇1を仏壇載置台等の上まで下降させ、更に手動で両スライドブロック23を下降させて吊り上げベルト40を取外し、仏壇1の下面から吊り上げベルト40を抜去ることにより、仏壇1を仏壇載置台等の上に載せた状態で仏壇据付場所に据付けることができる。
【0045】
このため、重量物である仏壇1を仏間等の狭い据付場所に極めて容易に据付けることができ、しかも丁寧に据付けることができる。
【0046】
特に、本実施例の仏壇据付装置では、上部横渡ステイ30が2本の支柱20の間隔に応じて伸縮可能なものであるから、上端部20aを上部横渡ステイ30で連結した2本の支柱20を据付対象である仏壇1の横幅等に応じた間隔で略垂直状態に載置できる。したがって、仏間等の仏壇据付場所の幅や、横幅の異なる仏壇1であっても容易に対処できるので、使用できる範囲が広い。
【0047】
また、長さ調整が可能なベルト41と、このベルト41の両端に装着され各支柱20の両スライドブロック23に係止可能なフック42と有する吊り上げベルト40を使用することにより、据付対象である仏壇1の横幅等に応じてベルト41の長さを適宜調整できるとともに、仏壇1の下面位置に容易に横渡すことができ、仏壇1の下面から抜去ることができる。しかもフック42を両スライドブロック23へ引掛けたり、外したりするだけで、吊り上げベルト40を両スライドブロック23に容易に着脱できるので、取扱いが極めて容易である。
【0048】
さらに、一定の可動ストロークを有する油圧シリンダ26に油圧ポンプ11を介して圧油を漸次供給することによってスライドブロック23を所定の速度で上昇させることができ、油圧ポンプ11を介して油圧シリンダ26の圧油を漸次抜くことによりスライドブロック23を所定の速度で下降させることができる。したがって、両スライドブロック23に係止させた吊り上げベルト40で仏壇1を安定した状態で上昇させることができる。しかも両スライドブロック23に係止させた吊り上げベルト40で仏壇1を安定した状態で下降させることができる。このため、仏壇1を極めて適正な速度で上昇及び下降できるので、結果的に仏壇1を丁寧に取扱うことができる。
【0049】
加えて、搬入コンベアが仏壇1を直線状に搬入可能な搬入コンベア50と、曲線状に搬入可能な搬入コンベア60とに分割されており、仏壇据付場所の一方が壁等の障害物となっている場合にも、曲線状の搬入コンベア60を使用することにより、仏壇1を容易に搬入コンベア60に乗せることができ、搬入作業が容易にできる。また、各搬入コンベア50,60の脚部材53,63の下端部53c,63cに高さ調整台座56,66が装着されており、脚の長さ調整が可能であることにより、仏壇載置台等の高さに応じて各搬入コンベア50,60の高さを適宜調整できるので、床面に多少の高低差があっても、これを吸収することができる。したがって、仏壇設置場所の周囲の環境状態、仏壇載置台等の高さ等が各々相違する場合にも、容易に対処できるので、使用範囲が広い。更に、各搬入コンベア50,60の脚部材53,60が折畳可能な構造となっており、脚を折畳んだ状態で搬入コンベア50,60を持運ぶことができるので、持運びが容易であり、仏壇1の据付作業が容易になる。
【0050】
ところで、上記実施例では、支柱20及び上部横渡ステイ30にアルミニュウムの型材を使用した昇降装置10について説明したが、必しもアルミニュウムの型材に限定されるものではなく、他の素材を使用しても構わない。しかしながら、持運びが容易にできるように、アルミニュウム等の軽量金属を使用するのが好ましい。
【0051】
また、上部横渡ステイ30として、第1棒部材31と第2棒部材32とが連結板35を介してスライド移動可能なものについて説明したが、上記以外の伸縮構造を採用しても構わない。しかしながら、製造原価を低下させるためにも、極力簡易な構成を採用するのが好ましい。
【0052】
さらに、仏壇1を吊り下げる吊り下げ手段として、吊り上げベルト40を使用したが、網状のものや、シート状のものでもよく、要するに、スライドブロック23に着脱可能であり、仏壇1の下面位置に横渡されて仏壇1を吊り下げることができればよい。特に、仏壇1を安定して吊り下げることができ、取外す場合に、仏壇1の下面から容易に抜去ることができるものが好ましい。
【0053】
なお、上記実施例では、スライドブロック移動手段として、油圧ポンプ11及び油圧シリンダ26を使用する昇降装置10について説明したが、この他にも空気圧等を利用したスライドブロック移動手段としてもよい。また、仏壇1を直線状に搬入可能な搬入コンベア50と、曲線状に搬入可能な搬入コンベア60を各々1つずつを組合わせた搬入コンベアを使用する場合について説明したが、更に複数の搬入コンベアを適宜組合わせて使用してもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明の仏壇据付装置は、2本の支柱と、上部横渡ステイと、スライドブロックと、吊り下げ手段と、スライドブロック移動手段と、搬入コンベアとからなる簡易な構成で、仏壇を仏間等の比較的狭い据付場所であっても、極めて容易に、しかも丁寧に据付けることができる。
【0055】
請求項2の発明の仏壇据付装置は、上部横渡ステイが2本の支柱の間隔に応じて伸縮可能なことにより、上端を上部横渡ステイで連結した2本の支柱を据付対象である仏壇の横幅等に応じた間隔で略垂直状態に載置できるので、仏間等の仏壇据付場所の幅や、横幅の異なる仏壇であっても容易に対処でき、使用範囲が広い。
【0056】
請求項3の発明の仏壇据付装置は、仏壇の横幅等に応じてベルトの長さを調整でき、仏壇の下面位置に容易に横渡すことができ、仏壇の下面から抜去ることができ、しかも両スライドブロックへの着脱が容易にできるので、取扱いが極めて容易である。
【0057】
請求項4の発明の仏壇据付装置は、油圧シリンダに油圧ポンプを介して圧油を漸次供給することによってスライドブロックを所定の速度で上昇させることができ、仏壇を安定した状態で上昇させることができるとともに、前記油圧ポンプを介して前記油圧シリンダの圧油を漸次抜くことにより仏壇を所定の速度で下降させることができ、仏壇を安定した状態で下降させることができるので、仏壇を極めて適正な速度で上昇及び下降でき、仏壇を丁寧に取扱うことができる。
【0058】
請求項5の発明の仏壇据付装置は、仏壇を直線状に搬入可能なコンベアと、曲線状に搬入可能なコンベアとの2種類に分割されており、仏壇据付場所の一方が壁等の障害物となっている場合にも、仏壇を搬入し易く、また、各コンベアの脚の長さ調整が可能であり、仏壇載置台等の高さに応じて各コンベアの高さを調整できるので、仏壇設置場所の周囲の環境状態、仏壇載置台等の高さ等が各々相違する場合にも、容易に対処でき、使用範囲が広い。更に、各コンベアの脚が折畳可能なことにより、脚を折畳んだ状態で搬入コンベアを持運ぶことができるので、持運びが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である仏壇据付装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例である仏壇据付装置の全体構成を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例である仏壇据付装置の全体構成を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例である仏壇据付装置の昇降装置を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施例である仏壇据付装置の昇降装置を示す側面図である。
【図6】図5の昇降装置のA−A断面を示す拡大断面図である。
【図7】昇降装置の上部横渡ステイを示し、(a)はその拡大平面図であり、(b)はその拡大正面図である。
【図8】図7の上部横渡ステイのB−B断面及びC−C断面を示す拡大断面図である。
【図9】本発明の一実施例である仏壇据付装置の昇降装置の油圧系統を示す油圧回路図である。
【図10】本発明の一実施例である仏壇据付装置の搬入コンベアを示し、(a)はその側面図であり、(b)はその正面図である。
【図11】搬入コンベアの脚部材の折畳動作途中を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1 仏壇
10 昇降装置
11 油圧ポンプ
16 油圧ホース
20 支柱
23 スライドブロック
26 油圧シリンダ
26a 可動シャフト
30 上部横渡ステイ
31 第1棒部材
32 第2棒部材
33 連結キャップ
35 連結板
40 吊り上げベルト
41 ベルト
42 フック
43 バックル
50,60 搬入コンベア
51,61 フレーム
52,62 円筒状ころ
53,63 脚部材
56,66 高さ調整台座

Claims (5)

  1. 仏壇据付場所に所定の間隔を隔てて各々略垂直状態で載置可能な2本の支柱と、
    前記2本の支柱の上端を着脱可能に連結する上部横渡ステイと、
    前記2本の支柱に沿って上下に摺動可能に装着されたスライドブロックと、
    前記両スライドブロックに着脱自在に係合し、仏壇の下面位置に横渡されて仏壇を吊り下げる吊り下げ手段と、
    前記両スライドブロックに仏壇の重量よりも大きい付勢力を付与することにより前記両スライドブロックを所定の高さまで強制的に上昇させることができるとともに、前記付勢力を弱めることにより前記両スライドブロックを所定の高さまで下降させることができるスライドブロック移動手段と、
    前記2本の支柱間に仏壇を略水平状態で移動させて搬入可能な搬入コンベアとを具備することを特徴とする仏壇据付装置。
  2. 前記上部横渡ステイは、前記2本の支柱の間隔に応じて伸縮可能なことを特徴とする請求項1に記載の仏壇据付装置。
  3. 前記吊り下げ手段は、長さ調整が可能なベルトと、前記ベルトの両端に装着され前記2本の支柱の両スライドブロックに係止可能なフックとを具備することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の仏壇据付装置。
  4. 前記スライドブロック移動手段は、前記2本の支柱に各々装着された一定の可動ストロークを有する油圧シリンダに油圧ポンプを介して圧油を漸次供給することによって前記スライドブロックを所定の速度で上昇させることができ、前記油圧ポンプを介して前記油圧シリンダの圧油を漸次抜くことにより前記スライドブロックを所定の速度で下降させることができることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の仏壇据付装置。
  5. 前記搬入コンベアは、仏壇を直線状に搬入可能なコンベアと、曲線状に搬入可能なコンベアとの2種類に分割されており、前記各コンベアの脚の長さ調整が可能であるとともに、前記脚が折畳可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の仏壇据付装置。
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