JP3656294B2 - Av機器制御方法およびav機器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、AV機器制御方法およびAV機器に関し、特に、例えばAVシステムにおいて、AVセンタとして機能するテレビジョン受像機に適用して好適なAV機器制御方法およびAV機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数のAV機器を相互に接続し、それらのAV機器を連携させて所定の動作を行うAVシステムにおいては、所定のAV機器、例えばテレビジョン受像機をAVセンタとして設け、AVセンタを、D2BバスなどのAVバスを介して他のAV機器に接続させている。
【0003】
このAVセンタは、マイクロコンピュータを内蔵しており、そのマイクロコンピュータは、他のAV機器に対して所定の制御信号を、AVバスを介して供給し、AV機器を連携させて、AVシステム全体として所定の動作を行わせるようになされている。
【0004】
AVセンタに接続されているこれらのAV機器も、それぞれマイクロコンピュータを内蔵しており、それらのマイクロコンピュータは、AVセンタから供給される制御信号に基づいて、AV機器を制御するようになされている。
【0005】
従って、AVシステムの設計者は、AVセンタおよび他のAV機器が所定の機能を有するように、各マイクロコンピュータを駆動するプログラムを記述し、AVセンタは、AVセンタ用のプログラムに基づいて、他のAV機器に対して制御信号を供給し、他のAV機器は、AV機器用のプログラムに基づいて、AVセンタからの制御信号に対応して、所定の動作を行う。
【0006】
それらのプログラムを記述する場合、従来、設計者は、各種の機能に対応するサブルーチンを、AVセンタおよびAV機器毎に適宜組み合わせ、所定の動作を実現するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
将来、このようなAVシステムにおいて、新たな放送サービスを享受する場合や、所謂、マルチメディア化に伴って、ビデオテープレコーダ(VTR)やビデオディスクプレーヤ(LDP)などのAV機器の他に、ファクシミリ、パーソナルコンピュータなどのOA機器や、ゲーム機器などの電子機器を接続して使用する場合、AVセンタは、従来のAV機器に加え、新たなAV機器に対応した制御信号を生成し、分配する必要がある。
【0008】
しかしながら、従来のように、サブルーチンを組み合わせてAVセンタのプログラムを記述するようにすると、新たなAV機器を接続する毎に、AVセンタの仕様を変更しなければならず、実際上、新たなAV機器を接続することが困難であるという課題を有している。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、AVセンタにOS部を設け、そのOS部が所定の仕様に基づいて、接続されているAV機器に制御信号を分配するようにすることで、AV機器の制御形式を統一し、AVセンタの既存の仕様を変更することなく、新たな種類のAV機器を接続し、使用することができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のAV機器制御方法は、マイクロコンピュータのプログラムに、少なくとも、基本的処理を記述するOS部であって、所定の制御信号を他のAV機器に送信する機能を少なくとも有するOS部と、個別の処理を規定するアプリケーション部とを設け、アプリケーション部に、OS部のその機能を呼び出すシステムファンクションコールおよび、OS部においてそのシステムファンクションコールに対応付けられている自然語からなる自然語コマンドのうちいずれかをOS部に出力させ、アプリケーション部からOS部にシステムファンクションコールが出力された場合、OS部に、システムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出させ、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信させ、アプリケーション部からOS部に自然語コマンドが出力された場合、OS部に、自然語コマンドをそれに対応付けられているシステムファンクションコールに変換させ、変換されたシステムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出させ、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信させることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載のAV機器は、マイクロコンピュータのプログラムに、少なくとも、基本的処理を記述するOS部であって、所定の制御信号を他のAV機器に送信する機能を少なくとも有するOS部と、個別の処理を規定するアプリケーション部とを設け、アプリケーション部に、OS部のその機能を呼び出すシステムファンクションコールおよび、OS部においてそのシステムファンクションコールに対応付けられている自然語からなる自然語コマンドのうちいずれかをOS部に出力させ、アプリケーション部からOS部にシステムファンクションコールが出力された場合、OS部に、システムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出させ、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信させ、アプリケーション部からOS部に自然語コマンドが出力された場合、OS部に、自然語コマンドそれに対応付けられているシステムファンクションコールに変換させ、変換されたシステムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出させ、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信させることを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載のAV機器制御方法においては、アプリケーション部に、所定の制御信号を他のAV機器に送信するという、OS部が有する機能を呼び出すシステムファンクションコールおよび、OS部においてそのシステムファンクションコールに対応付けられている自然語からなる自然語コマンドのうちいずれかをOS部に出力させ、アプリケーション部からOS部にシステムファンクションコールが出力された場合、OS部に、システムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出させ、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信させ、アプリケーション部からOS部に自然語コマンドが出力された場合、OS部に、自然語コマンドをそれに対応付けられているシステムファンクションコールに変換させ、変換されたシステムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出させ、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信させる。
【0013】
請求項4に記載のAV機器においては、アプリケーション部が、所定の制御信号を他のAV機器に送信するという、OS部が有する機能を呼び出すシステムファンクションコールおよび、OS部においてそのシステムファンクションコールに対応付けられている自然語からなる自然語コマンドのうちいずれかをOS部に出力し、アプリケーション部からOS部にシステムファンクションコールが出力された場合、OS部は、システムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出し、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信し、アプリケーション部からOS部に自然語コマンドが出力された場合、OS部は、自然語コマンドをそれに対応付けられているシステムファンクションコールに変換し、変換されたシステムファンクションコールに対応する上述した機能を呼び出し、その機能に対応する処理として、制御信号他のAV機器に送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のAV機器により構成されるAVシステムの構成例を示している。AVセンタとしてのテレビジョン受像機(TV)90は、例えばD2BバスなどよりなるAVバス94を介して、VTR91、VTR92、LDP93、およびオーディオチューナ95に接続されている。また、このTV90は、電子機器としてのハードウェア6,7,8に接続されている。さらに、このTV90は、マイクロコンピュータ80を内蔵している。図示は省略しているが、VTR91、VTR92、LDP93、およびオーディオチューナ95も、マイクロコンピュータを内蔵している。
【0015】
図2は、TV90の構成例を示している。この図においては、マイクロコンピュータ80は、そこに記憶されているプログラムによって構成されているように描かれている。即ち、この実施例において、マイクロコンピュータ80を制御するプログラムは、個別の処理を記述するアプリケーション部1、基本的な処理を記述するOS(オペレーティングシステム)部を構成するバッチコマンド処理部2、マルチタスクカーネル部3、およびコア部4、並びに、ファイル入出力ドライバソフト61、文字扱いデータドライバソフト62、およびユーザ(USER)IOドライバソフト63よりなる、データの入出力を管理するIOドライバ処理部5により構成されている。
【0016】
アプリケーション部1は、各種の処理を個別に記述したプログラムであり、それらのプログラムは、それぞれ優先度が規定される。図1に示すAV機器においては、優先度AのJOB(ジョブ)と、優先度BのJOB(ジョブ)が記述されている。優先度Aの処理は、その処理中に、他の処理が行われては困る処理、あるいは、所定の時間以上の処理の中断が禁止されている優先度の高い処理である。例えば、パラレルポートを用いて、ビット処理にて行われるSIO(Serial Input/Output)処理がこれに該当する。
【0017】
これに対して、優先度Bの処理は、時間的に比較的余裕がある処理であり、その処理中に、より優先度の高い処理が発生した場合、処理を中断し、発生した優先度の高い処理を実行することが許容されるような処理である。
【0018】
マルチタスクカーネル部3は、アプリケーション部1における各JOBを時分割処理するためのプログラムであり、アプリケーション部1からのシステムコール、定時タイマ割り込み、外部割り込みなどの処理を行う。例えば、優先度の低い、優先度BのJOBをコア部4において実行しているとき、優先度の高い、優先度AのJOBが発生した場合、マルチタスクカーネル部3は、コア部4を制御し、優先度BのJOBの処理を一時中断させ、優先度AのJOBの処理を開始させる。
【0019】
マルチタスクカーネル部3は、優先度AのJOBを、優先度BのJOBに優先して処理する場合、中断するJOBに関する入力パラメータ、CPUレジスタ、PC(プログラムカウンタ)、SP(スタックポインタ)などの値を、図示せぬ所定のデータ領域に保持させる。
【0020】
バッチコマンド処理部2は、内部に、例えば図3に示すような、集合命令コマンドが記憶されたテーブル11を実質的に内蔵しており、アプリケーション部1より、自然語コマンドよりなるバッチデータが入力されると、これを解釈し、コア部4の所定の共通処理部に対して、バッチ処理実行システムファンクションコール(サブルーチンコール)を出力する。コア部4は、このバッチコマンド処理部2からのシステムファンクションコールの他、アプリケーション部1が直接行うシステムファンクションコールによっても呼び出される。
【0021】
コア部4は、共通処理部として、TV制御部21、GUI部22、TIMER部23、AVバスシステム制御部24、圧縮処理部25、伸張処理部26、通信制御部27、ファイル管理部28、LOAD/EXEC部29、自己診断部30、設定部31、ユーザカスタマイズ用テーブルデータ部32、CASS制御部33、デスクランブル制御部34、仮想論理画面部35、UIO部36を内蔵している。
【0022】
このコア部4は、また、映像音声信号処理部51、および映像音声信号処理部51により処理された映像信号(RGB信号)が出力、表示されるCRT52に接続されている。
【0023】
コア部4のTV制御部21は、映像音声信号処理部51を制御し、CRT52に出力するチャンネルの選局、画質設定、音質設定などの処理を規定している。
【0024】
GUI部22は、グラフィカルなアイコンをCRT52にOSD(On Screen Display)表示し、例えば、ハードウェア8の1つとして接続されているマウスなどの、画面上のカーソルの表示位置を制御する装置により、表示されたアイコンを指定することで所定の入力を行う場合の処理を記述する。このGUI部22において、表示階層を予め規定することにより、入力操作の標準化を行うことが可能である。
【0025】
また、例えば、「前の画面に戻る」、「次の画面へ」、「終了」などの各画面に共通な所定の機能に関するアイコンの、形、表示位置などを規定することで、各画面に表示されるアイコンの種類とその表示位置を共通化することができる。これにより、いずれの画面においても、所定のアイコンが常に所定の位置に配置されるため、使用者は、迅速に所定のアイコンを選択することが可能となり、操作性が向上する。
【0026】
TIMER部23は、アプリケーション部1からシステムコールで呼ばれて使用されるものであり、比較的短い時間(例えば、1秒乃至100秒)の計時動作を規定する。このTIMER部23をシステムファンクションコールすると、そのJOBの時間待ちが開始される。指定する時間が経過したとき、コールした処理部に処理が戻される。時間待ちの間、コールしたJOBから特別な条件が指定されていなければ、マルチタスクカーネル部3は、その間に、他のJOBの処理を実行させる。
【0027】
AVバスシステム制御部24は、図1に示すように、AVバス94で接続されることにより構成されているAVシステムに関する処理、例えばAVシステム初期化設定処理を規定する。また、このAVバスシステム制御部24は、バッチコマンド処理部2からの自然言語コマンドに対応するサブルーチンコールに基づいて、後述する文字扱いデータドライバソフト62に、ハードウェア7の1つとして接続されるAVバス通信制御ICを制御して、VTR91、VTR92、LDP93との間で、コマンドを送受させる。
【0028】
圧縮処理部25は、映像音声信号処理部51に入力されるアナログ画像音声データを、例えばMPEG2フォーマットに従ってデジタル信号に変換、圧縮し、所定のファイル形式として、図示せぬデータ領域の記憶部に転送し、記録させるか、あるいは、IOドライバ処理部5を介して図示せぬ装置に出力する処理を規定する。
【0029】
伸張処理部26は、図示せぬデータ領域より読み出されたり、図示せぬ装置より入力された圧縮データを伸張し、映像音声信号処理部51を介してCRT52に出力し、表示させる処理を規定する。
【0030】
通信制御部27は、IOドライバ処理部5のユーザ(USER)IOドライバソフト63のハードウェア8の1つとして接続されるモデムを介して、キーボード、リモコンパッドなどから入力されるデータを送信する手続を規定する。あるいは、有料放送の管理センタにアクセスし、受信許可を得る場合における通信データの送受の他、管理センタへの聴取許可依頼、管理センタからの許可手順、TV90からのID情報の送信、管理センタからの確認のための問い合わせシーケンスの実行などの各種処理を、各システムの手順使用に従って実行する処理を規定する。
【0031】
勿論、電話線経由ではなく、CATVのデータチャンネル回線を用いた双方向システムにおける画像データや音声データ以外のデータの送受信処理などにも用いられる。
【0032】
ファイル管理部28は、例えば画像データなどを、図示せぬデータ部の記録部に記録する場合のファイル名やファイルのインデックス管理を規定する。
【0033】
LOAD/EXEC部29は、実行形式のプログラムモジュールを、図示せぬCPUのメモリ空間のプログラム実行領域のRAM領域にロードし、これを実行する処理を規定する。
【0034】
この実行プログラムは、TV90の記憶部やICカードから伝送されたり、IOドライバ処理部5を介して、CATVや衛星放送のデータチャンネルから伝送されたり、モデムやAVバスを介して送られてくる。あるいは、テレビジョン信号のV区間(垂直帰線区間)に挿入されて、TELETEXT形式や、CAPTIONデータ(EXTENDED DATA SERVICE)の形式で送られてくる。
【0035】
自己診断部30は、1分毎、1時間毎、あるいは、電源がオンされる毎など、定期的に、TV90の各部の回路の検査、AVシステムを構成する各機器の検査、さらに、AV機器の接続状態の検査などを行う。
【0036】
設定部31は、使用者が、テレビジョン受像機を購入した後、自動設定することができない項目、例えば多言語地域(ヨーロッパなど)における仕向地表示言語の設定処理などを規定する。
【0037】
ユーザカスタマイズ用テーブルデータ部32は、自己診断部30や設定部31において得られた各種の情報を、記憶部における不揮発性メモリに記憶させるための処理を規定する。
【0038】
CASS制御部33は、例えばスクランブルされた画像音声データを受信するときの、IDやパスワードを確認する処理を規定する。また、ICカード(スマートカード)によるプリペイド方式の課金処理の確認処理、あるいは、モデムにより管理センタにアクセスした場合の聴取者確認(承認)作業を規定する。通信自体は、通信制御部27、IOドライバ処理部5の文字扱いデータドライバソフト62を介して、ハードウェア7などが実行する。
【0039】
デスクランブル制御部34は、スクランブルされて入力された画像音声データのデスクランブル処理を規定する。
【0040】
仮想論理画面部35は、TV90内において定義したOSD表示領域であり、ここには、具体的なハードウェアに依存しない形式で、データを出し入れすることができる。この仮想論理画面部35にOSD表示のためのデータを書き込むと、このデータは、IOドライバ処理部5のユーザIOドライバソフト63により、ハードウェア8として実際に接続されているOSD−ICに対応する物理的なOSD表示データに変換され、転送される。
【0041】
また、使用者からユーザIOドライバソフト63を介して受信したカーソル位置情報は、この仮想論理画面部35に記録される。アプリケーション部1からカーソルの位置の問い合わせが入力されたとき、コア部4は、この仮想論理画面部35のカーソル位置情報をアプリケーション部1に伝達する。
【0042】
UIO(グラフィック/キャラクタ/階層処理)部36は、仮想論理画面部35に表示データを書き込んだり、そこに書き込まれているデータを読み出したり、カーソル位置の制御を行う処理を規定し、また、各画面の階層管理を行い、各階層における前(上)の画面と後(下)の画面の入れ替え処理や、各画面でのカーソルポインタの位置の制御、スーパーインポーズ処理、OSD画面の表の大きさ、表示の位置、複数表示画面を同時に出した場合における階層管理などを統合的に規定する。
【0043】
以上のバッチコマンド処理部2、マルチタスクカーネル部3、およびコア部4により、プログラムのOS部が構成されるが、これらの間におけるデータの送受、並びに、アプリケーション部1、コア部4、およびIOドライバ処理部5の間には、図示せぬ、論理インターフェース部が介在することになる。
【0044】
この実施例においては、IOドライバ処理部5は、ファイル入出力ドライバソフト61、文字扱いデータドライバソフト62、およびユーザIOドライバソフト63の3つの物理インターフェース部により構成される。
【0045】
ファイル入出力ドライバソフト61は、例えばファイルなどのように、ブロック単位で送受されるデータを管理する。従って、このファイル入出力ドライバソフト61に接続されているハードウェア6は、データをブロック単位で処理する入出力処理IC/メモリなどにより構成される。このソフトは、例えば、デジタル画像/音声データや、プログラムデータのダウンロードなどに用いられる。
【0046】
ハードウェア7に接続されている文字扱いデータドライバソフト62は、1バイト単位で送受されるデータ(即ち、文字扱いとされるデータ)を管理する。従って、ハードウェア7は、1バイト単位でデータを処理する入出力処理ICなどで構成される。
【0047】
さらに、ハードウェア8に接続されているユーザIOドライバソフト63は、キー入出力処理されるデータを管理する。従って、ハードウェア8は、例えばOSD表示処理IC、リモコン入力、キーボード入力、マウス入力などを処理する回路により構成される。
【0048】
アプリケーション部1は、所謂、システムファンクションコール(サブルーチンコール)により、コア部4の所定の共通処理部をコールし、これを適宜実行させることができる。また、アプリケーション部1は、バッチコマンド処理部2に自然語コマンド(バッチデータ)を出力し、バッチコマンド処理部2により、これをサブルーチンコールに変換させ、コア部4の所定の共通処理部を動作させることができる。
【0049】
例えば、アプリケーション部1において、バッチコマンド処理部2に対し、次のような自然語コマンドを出力することを規定する。
DEVALL ON REW CHn REC TILL END DEVALL OFF
【0050】
この自然語コマンドを受け取ると、バッチコマンド処理部2は、コア部4の対応する共通処理部を適宜制御するサブルーチンコールを出力し、最初にすべての電子機器の電源をオンさせ(コマンドDEVALL ON)、VTRに内蔵されている磁気テープをリワインドさせ(コマンドREW)、そのVTRに第nチャンネルの放送を、磁気テープが終了するまで録画させる(コマンドTILL END CHn REC)。そして、磁気テープが終了したとき、すべての電子機器の電源をオフさせる(コマンドDEVALL OFF)。
【0051】
このような自然語コマンドを、図3に示すように、キーボードのファンクションキー(F1乃至F6)に予め登録させておき、そのファンクションキーを操作することで、複雑な操作を簡単に行うことができる。
【0052】
図3においては、ファンクションキーF1に上述の自然語コマンドが登録されており、使用者がファンクションキーF1を操作すると、CRT52の画面上にチャンネル番号の入力を促す画像が表示され、チャンネル番号が入力された後、その操作に対応する信号がアプリケーション部1を介して、バッチコマンド処理部2に入力され、バッチコマンド処理部2は、テーブル11から、ファンクションキーF1に対応する集合命令コマンドを読み出し、それを解釈、実行するサブルーチンコールをコア部4に出力する。
【0053】
また、ファンクションキーF2は、次に示すような自然語コマンドが記述されている。
DEV1 ON PLY DEV2 ON REC TILL END DEV1 OFF DEV2 OFF
【0054】
この自然語コマンドを受け取ると、バッチコマンド処理部2は、装置1(例えばVTR91)の電源をオンさせ(コマンドDEV1 ON)、そこに装着されている磁気テープの再生を開始させ(コマンドPLY)、さらに、装置2(例えばVTR92)の電源をオンさせ(コマンドDEV2 ON)、磁気テープが終了するまで録画を行う(コマンドTILL END REC)。そして、磁気テープが終了したとき、装置1と装置2の電源をオフさせる(コマンドDEV1 OFF DEV2 OFF)。
【0055】
さらに、ファンクションキーF3には、次に示すような自然語コマンドが記述されている。
DEV3 ON PLY DEV1 ON REC TILL END DEV3 OFF DEV1 OFF
【0056】
この自然語コマンドを受け取ると、バッチコマンド処理部2は、装置3(例えばLDP93)の電源をオンさせ、再生を開始させる。そして、装置1(例えばVTR91)の電源をオンさせ、磁気テープが終了するまで録画を行う。そして、磁気テープが終了したとき、装置1と装置3の電源をオフさせる。
【0057】
さらに、ファンクションキーF4には、次に示すような自然語コマンドが記述されている。
DEV1 ON DO PLY TILL END REW WHILE KEY STOP
【0058】
この自然語コマンドを受け取ると、バッチコマンド処理部2は、装置1(例えばVTR91)の電源をオンさせ(コマンドDEV1 ON)、磁気テープが終了するまで再生を行う(コマンドPLY TILL END)。そして、磁気テープが終了したとき、巻き戻しを行わせ(コマンドREW)、再度再生を実行させる。この処理が繰り返されている間に、所定のキーが入力されると、その処理を中止する動作が実行される(コマンドDO ... WHILE KEY STOP)。
【0059】
以上のように、テーブル11に各種の集合命令コマンドを予め設定しておくと、アプリケーション部1から、この集合命令コマンドを表すポインタとしての記号(F1,F2,・・・)のみをバッチコマンド処理部2に送出すれば、バッチコマンド処理部2が、その記号に対応する集合命令コマンドをテーブル11から読み出し、解釈、実行する。その結果、例えばアプリケーション部1には、図4のAPPLICATION1に示すように、ポインタとしての記号F1のみを記述しておけばよいことになる。
【0060】
また、図4のAPPLICATION2には、次のような集合命令が記述されている。
F2 DEV3 ON REC TILL 1H
【0061】
このAPPLICATION2が実行されると、上述したファンクションキーF2に対応する処理が行われた後、さらに、装置3の電源がオンされ、1時間(1H)の間、記録動作が実行される。
【0062】
以上のようにして、アプリケーションプログラムからAVセンタにおける動作が制御される。
【0063】
次に、AVセンタのアプリケーションプログラムから他のAV機器を制御するとき動作する共通インターフェースについて説明する。
【0064】
図5は、AVセンタにおける、外部AV機器制御用の共通インターフェース(IF)の一例を示している。このIFにおいては、アプリケーションタスク41が、外部AV機器に制御信号を送信するようになされている。
【0065】
アプリケーションタスク41は、各AV機器の制御用タスクに制御信号を供給し、対応するAV機器に所定の動作を行わせるアプリケーションプログラムであり、各AV機器に対応するメイルボックスに、システムコールSend_To_Mailbox()を使用して、制御信号を出力するようになされている。
【0066】
例えば、図1に示すようなAVバス94を介してVTR91に制御信号を送信する場合、アプリケーションタスク41は、VTR制御用メイルボックス42に制御信号を出力する。また、オーディオチューナ(チューナ)95に制御信号を送信する場合、アプリケーションタスク41は、チューナ制御用メイルボックス46に制御信号を出力する。
【0067】
OS部におけるVTR制御用タスク43は、VTRを制御するタスクであり、システムコールReceive_From_Mailbox()を使用して、VTR制御用メイルボックス42に到着している制御信号を読み出すようになされている。
【0068】
OS部におけるチューナ制御用タスク47は、オーディオチューナ95を制御するタスクであり、システムコールReceive_From_Mailbox()を使用して、チューナ制御用メイルボックス46に到着している制御信号を読み出すようになされている。
【0069】
そして、これらの制御用タスク43,47は、送信用バッファ45、AVバス94を介して、所定のAV機器に制御信号を送信するようになされている。なお、送信用バッファ45およびAVバス94を介して、同時に複数のAV機器に対して送信を行うことはできないので、送信用バッファセマフォ44を利用して、送信用バッファ45の排他制御を行う。
【0070】
送信用バッファ45の排他制御は、関数Obtain_Semaphore()および関数Release_Semaphore()を使用して、次のように行われる。
【0071】
関数Obtain_Semaphore()は、送信用バッファセマフォ44にアクセスし、送信用バッファ45の状態を判断し、送信用バッファ45が使用されていない場合、送信用バッファセマフォ44における送信用バッファ45の状態を更新した後、終了する。送信用バッファ45が使用されている場合、現在、送信用バッファ45を使用している制御用タスクの処理が終了し、関数Release_Semaphore()が送信用バッファ45の状態を更新するまで、関数Obtain_Semaphore()は、待機状態になる。従って、その間、そのObtain_Semaphore()をコールした制御用タスクも、次の処理を行えず、送信バッファ45が解放されるまで待機することになる。
【0072】
このようにして、図5に示すようなVTR制御用タスク43、チューナ制御用タスク47などの複数の制御用タスクが、送信用バッファ45において衝突することなく、各AV機器に制御信号を送信するようになされている。
【0073】
このように制御信号を送信した後、各AV機器の動作結果が、各AV機器から処理結果返事用メイルボックス48に返信され、アプリケーションタスク41は、その動作結果を処理結果返事用メイルボックス48から読み出す。
【0074】
各AV機器制御用メイルボックスと制御用タスクとして、AVシステムに接続される可能性のあるAV機器用のものを予め用意しておくようにすれば、新たなAV機器がAVシステムに追加されたとしても、特別な変更を加えることなく、そのAV機器を制御することができる。また、予め用意されていない場合には、それに対応するものだけを追加すればよい。
【0075】
図6は、AVセンタにおける、外部AV機器制御用の共通IFの他の例を示している。このIFにおいては、AVセンタ制御タスク73がOS部において動作する。AVセンタ制御タスク73は、アプリケーションタスク71がAVセンタ制御用メイルボックス72に出力した、各AV機器に対する制御信号を読み取り、その制御信号を、制御するAV機器に対応するメイルボックスに出力するようになされている。
【0076】
各AV機器制御用タスク43、47が、対応するメイルボックスから制御信号を読み出し、対応するAV機器に送信する動作については、図5に示すIFと同一であるので、その説明を省略する。
【0077】
図7は、AVセンタにおける、外部AV機器制御用の共通IFの他の例を示している。このIFにおいては、アプリケーションタスク41は、Send_To_Mailbox()などのシステムコールを利用せず、AV機器に対応するコマンドバッファに、制御信号を記憶させるようになされている。アプリケーションタスク41は、例えば、VTR91に制御信号を送信する場合、VTR制御用コマンドバッファ101に制御信号を記憶させ、チューナ95に制御信号を送信する場合、チューナ制御用コマンドバッファ102に制御信号を記憶させる。
【0078】
そして、各制御用タスク43,47は、所定のコマンドバッファ101,102から制御信号を読み出し、送信用バッファ45、AVバス94を介して、対応するAV機器に制御信号を送信するようになされている。なお、送信用バッファ45およびAVバス94を介して、同時に複数のAV機器に対して送信を行うことはできないので、図5に示すIFと同様に、送信用バッファセマフォ44を利用して、送信用バッファ45の排他制御を行いながら、制御信号の送信を行う。
【0079】
このように制御信号を送信した後、各AV機器の動作結果が、各AV機器から処理結果返事用バッファ103に返信され、アプリケーションタスク41は、その動作結果を処理結果返事用バッファ103から読み出す。
【0080】
新たなAV機器が追加されたときは、対応する制御用コマンドバッファと、制御用タスクを追加すればよい。
【0081】
図8は、AVセンタにおける、外部AV機器制御用の共通IFの他の例を示している。このIFにおいては、アプリケーションタスク71は、システムコールを利用せず、AVセンタ制御用コマンドバッファ121に、制御信号を記憶させるようになされている。OS部において動作するAVセンタ制御タスク73は、AVセンタ制御用コマンドバッファ121からその制御信号を読み出し、各制御信号に対応するメイルボックスに出力するようになされている。
【0082】
各AV機器制御用タスク43,47が、所定のメイルボックスから制御信号を読み出し、対応するAV機器に送信する動作については、図5に示すIFと同一であるので、その説明を省略する。
【0083】
図9は、アプリケーションタスク41が出力する制御信号のフォーマットの一例を示している。図7に示すIFのように、AVセンタ制御タスクがない場合、アプリケーションタスク41は、制御信号を送信するAV機器に対応するコマンドバッファに、直接、制御信号を出力する。このとき、アプリケーションタスク41は、図9(a)に示すように、制御信号として、各AV機器の動作に対応したコード(8ビット)のみを出力する。
【0084】
例えば、図9(a)に示すように、アプリケーションタスク41は、所定のAV機器の電源をオンさせる場合、そのAV機器に対応するコマンドバッファに、80hというコード(制御信号)を記憶させ、所定のAV機器の電源をオフさせる場合、81hというコードを記憶させる。また、VTRに録画もしくは再生動作を行わせる場合、アプリケーションタスク41は、VTR制御用コマンドバッファ101に82hもしくは83hというコードを記憶させる。さらに、各AV機器が出力する音声の音量を大きくする場合は、84hというコードを、音量を小さくする場合は、85hというコードを、所定のコマンドバッファに記憶させる。
【0085】
一方、図8に示すIFのように、AVセンタ制御用タスク73がある場合、アプリケーションタスク71は、制御するAV機器を表す第1のコード(OPECODE)、およびそのAV機器に行わせる動作の第2のコード(OPERAND)をAVセンタ制御用コマンドバッファ121に記憶させる。AVセンタ制御タスク73は、それらのコードを読み出し、第1のコードから制御信号を供給するAV機器を判断し、第2のコードよりAV機器に行わせる動作を解釈し、その制御信号を、そのAV機器に対応するメイルボックスに出力する。
【0086】
例えば、図9(b)に示すように、アプリケーションタスク71は、VTRの電源をオンにする場合、80h(第1のコード),01h(第2のコード)というコードを、AVセンタ制御用コマンドバッファ121に記憶させ、チューナの音量を大きくする場合、81h,03hというコードをAVセンタ制御用コマンドバッファ121に記憶させる。
【0087】
このように所定のコードを記憶させると、AVセンタ制御タスク73は、例えば、80h,01hというコードをAVセンタ制御用コマンドバッファ121から読み出した場合、第1のコード80hから、制御信号を送信するAV機器をVTRと判断し、第2のコード01hから、電源オンという動作を行わせると判断し、VTR制御用メイルボックス42に、その動作に対応する制御信号を出力する。
【0088】
図10は、AVセンタにおける、外部AV機器の表示用共通インターフェース(IF)の一例を示している。このIFにおいては、アプリケーションタスク71は、一時的に、CRT52に表示する画像のデータを仮想VIDEO−RAM131に記憶させ、チューナのパネル表示用仮想表示バッファ132に、チューナ95のパネルに表示する画像のデータを記憶させ、VTRのOSD表示用仮想表示バッファ133に、VTRのOSD表示の画像のデータを記憶させるようになされている。
【0089】
AVセンタ制御タスク73は、仮想VIDEO−RAM131からCRT52に表示する画像のデータを読み出し、映像音声信号処理部51に出力するようになされている。また、AVセンタ制御タスク73は、チューナのパネル表示用仮想表示バッファ132から表示データを読み出し、その表示データをチューナ制御用メイルボックス46に出力し、VTRのOSD表示用仮想表示バッファ133から表示データを読み出し、その表示データをVTR制御用メイルボックス42に出力するようになされている。
【0090】
各AV機器の制御用タスクが、対応するメイルボックスから制御信号を読み出し、対応するAV機器に送信する動作については、図5に示すIFと同一であるので、その説明を省略する。
【0091】
新たなAV域が追加されたときは、そのAV機器の仮想表示バッファ、制御用メイルボックス、制御用タスクを追加すればよい。
【0092】
図11は、CRT上にOSD表示された、AV機器用のリモートコントローラ用のIFの一例を示している。アプリケーションタスク71は、マウスなどの、画面上のカーソルを移動させる装置からの信号を、AVセンタ制御タスク73に出力する。そして、AVセンタ制御タスク73は、OSD表示用タスク141にその信号を供給し、OSD表示用タスク141は、その信号に応じて、表示されているカーソルを移動させる。
【0093】
また、このOSD表示された、AV機器用のリモートコントローラを利用して、AV機器の制御を行うと、その制御信号がアプリケーションタスク71からAVセンタ制御タスク73に供給される。そして、AVセンタ制御用タスク73は、その制御信号を、対応するメイルボックスに出力する。
【0094】
各AV機器の制御用タスクが、対応するメイルボックスから制御信号を読み出し、対応するAV機器に送信する動作については、図5に示すIFと同一であるので、その説明を省略する。
【0095】
なお、上述したインターフェースにおいては、VTR91,92とチューナ95の制御のみを行っているが、さらに多くのAV機器を制御する場合、対応するメイルボックスもしくはコマンドバッファなどを設け、OS部において、そのAV機器を制御する制御用タスクを動作させる。このようにすることで、アプリケーションタスクから、統一された方法で複数のAV機器の制御を行うことができる。
【0096】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載のAV機器制御方法および請求項4に記載のAV機器によれば、制御様式を統一し、仕様を変更することなく、新たな種類のAV機器を追加した場合でも、使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAV機器を接続した様子を示すブロック図である。
【図2】図1のTV90の一実施例の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のテーブル11における記憶内容を説明する図である。
【図4】アプリケーション部1における記述例を説明する図である。
【図5】本発明のAV機器におけるAV機器制御用共通インターフェースの一例を示すブロック図である。
【図6】本発明のAV機器におけるAV機器制御用共通インターフェースの他の例を示すブロック図である。
【図7】本発明のAV機器におけるAV機器制御用共通インターフェースの他の例を示すブロック図である。
【図8】本発明のAV機器におけるAV機器制御用共通インターフェースの他の例を示すブロック図である。
【図9】図7および図8のインターフェースで使用されるコマンドフォーマットの一例を示す図である。
【図10】本発明のAV機器における表示用共通インターフェースの一例を示すブロック図である。
【図11】本発明のAV機器においてOSD表示したAV機器用リモートコントローラ用のインターフェースの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アプリケーション部
2 バッチコマンド部
3 マルチタスクカーネル部
4 コア部
5 IOドライバ処理部
6,7,8 ハードウェア
11 テーブル
21 TV制御部
22 GUI部
24 AVバスシステム制御部
41 アプリケーションタスク
42 VTR制御用メイルボックス
43 VTR制御用タスク
44 送信バッファ用セマフォ
45 送信バッファ
46 チューナ制御用メイルボックス
47 チューナ制御用タスク
48 処理結果返事用メイルボックス
51 映像音声信号処理部
52 CRT
61 ファイル入出力ドライバソフト
62 文字扱いデータドライバソフト
63 ユーザIOドライバソフト
71 アプリケーションタスク
72 AVセンタ制御用メイルボックス
73 AVセンタ制御用タスク
101 VTR制御用コマンドバッファ
102 チューナ制御用コマンドバッファ
103 処理結果返事用バッファ
121 AVセンタ制御用コマンドバッファ
131 仮想ビデオRAM
132 チューナのパネル表示用仮想表示バッファ
133 VTRのOSD表示用仮想表示バッファ
141 OSD表示用タスク

Claims (4)

  1. マイクロコンピュータを内蔵するAV機器により、他のAV機器を制御するAV機器制御方法において、
    前記マイクロコンピュータのプログラムに、少なくとも、基本的処理を記述するOS部であって、所定の制御信号を前記他のAV機器に送信する機能を少なくとも有する前記OS部と、個別の処理を規定するアプリケーション部とを設け、
    前記アプリケーション部に、前記OS部の前記機能を呼び出すシステムファンクションコールおよび、前記OS部において前記システムファンクションコールに対応付けられている自然語からなる自然語コマンドのうちいずれかを前記OS部に出力させ、
    前記アプリケーション部から前記OS部に前記システムファンクションコールが出力された場合、前記OS部に、前記システムファンクションコールに対応する前記機能を呼び出させ、前記機能に対応する処理として、前記制御信号を前記他のAV機器に送信させ、前記アプリケーション部から前記OS部に前記自然語コマンドが出力された場合、前記OS部に、前記自然語コマンドそれに対応付けられている前記システムファンクションコールに変換させ、変換された前記システムファンクションコールに対応する前記機能を呼び出させ、前記機能に対応する処理として、前記制御信号を前記他のAV機器に送信させる
    ことを特徴とするAV機器制御方法。
  2. 前記他のAV機器に対応する仮想表示バッファを設け、
    前記OS部に、前記仮想表示バッファに記憶される表示データを、対応する前記他のAV機器に出力させ、前記表示データによる画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のAV機器制御方法。
  3. 前記他のAV機器を制御するときに操作される操作部を表示させ、
    前記OS部に、前記操作部からの指令に対応する制御信号を、所定のAV機器に送信させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のAV機器制御方法。
  4. マイクロコンピュータを内蔵し、他のAV機器を制御するAV機器において、
    前記マイクロコンピュータのプログラムに、少なくとも、基本的処理を記述するOS部であって、所定の制御信号を前記他のAV機器に送信する機能を少なくとも有する前記OS部と、個別の処理を規定するアプリケーション部とを設け、
    前記アプリケーション部に、前記OS部の前記機能を呼び出すシステムファンクションコールおよび、前記OS部において前記システムファンクションコールに対応付けられている自然語からなる自然語コマンドのうちいずれかを前記OS部に出力させ、
    前記アプリケーション部から前記OS部に前記システムファンクションコールが出力された場合、前記OS部に、前記システムファンクションコールに対応する前記機能を呼び出させ、前記機能に対応する処理として、前記制御信号を前記他のAV機器に送信させ、前記アプリケーション部から前記OS部に前記自然コ
    マンドが出力された場合、前記OS部に、前記自然語コマンドそれに対応付けられている前記システムファンクションコールに変換させ、変換された前記システムファンクションコールに対応する前記機能を呼び出させ、前記機能に対応する処理として、前記制御信号を前記他のAV機器に送信させる
    ことを特徴とするAV機器。
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