JP3654922B2 - カラーブラウン管 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、カラーブラウン管に係り、特に衝撃などによる電子銃の傾斜を防止したカラーブラウン管に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にカラーブラウン管は、図3に示すように、パネル1およびファンネル2からなる外囲器を有し、そのパネル1の内側に配置されたシャドウマスク3と対向して、パネル1の内面に、3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4が形成され、ファンネル2のネック6内に配置された電子銃7から放出される3電子ビーム8をファンネル2の外側に装着された偏向装置9の発生する磁界により偏向して、上記蛍光体スクリーン4を水平、垂直走査することによりカラー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】
このようなカラーブラウン管において、特に電子銃7を同一水平面上を通る一列配置の3電子ビームを放出する電子銃としたインライン型カラーブラウン管が、現在カラーブラウン管の主流となっている。
【0004】
一般にカラーブラウン管の電子銃7は、3個のカソード、これらカソードを各別に加熱するヒータおよび上記カソードから蛍光体スクリーン方向に順次所定間隔で配置された複数個の電極を有し、これらカソード、ヒータおよび複数個の電極が、棒状絶縁支持体により一体的に固定された構造に形成されている。そしてこの電子銃7は、カソード側がネック6端部に溶着されたステム11の複数本のステムピン12に取付けられ、蛍光体スクリーン4側がファンネル2の内面に圧接した複数個の弾性体からなるバルブスペーサー(図示せず)により支持され、管軸(z軸)と一致するようにネック内に配置されている。
【0005】
このような電子銃7の一例として、図4にインライン型カラーブラウン管に用いられるQPF(Quadra Potential Focus)型電子銃を示す。この電子銃は、一列配置の3個のカソードK、これらカソードKを各別に加熱するヒータH、上記カソードKから蛍光体スクリーン方向に順次所定間隔で配置された第1乃至第8グリッドG1 〜G8 を有し、これらカソードK、ヒータH、第1乃至第8グリッドG1 〜G8 が一対の棒状絶縁支持体14に植設された支持部を介して一体的に固定された構造に形成されている。
【0006】
ステム11は、フレア部15の同一円周上を所定の不等間隔で気密に貫通する複数本のステムピン16を有し、図4に示した電子銃では、同(b)に示した10本のステムピン16a 〜16j のうち、3本のステムピン16b ,16f ,16i 、すなわち、第1グリッドG1 の支持部18に溶接されたステムピン16b 、カソードKの支持部18に溶接されたステムピン16f 、ヒータHの支持部18に溶接されたステムピン16i のほぼストレートのインナーリード線17により、カソードK側が支持されている。
【0007】
ところで、上記のようにカソードK側がステムピン16a 〜16j により支持され、蛍光体スクリーン4側がバルブスペーサーにより支持された電子銃7では、運搬中などにカラーブラウン管に管軸(Z軸)と直交する方向に50G程度の衝撃が加わると、その衝撃により図3に破線で示したように傾き、蛍光体スクリーン4上のビームスポットがずれる。このビームスポットのずれは、支持部に溶接されるステムピン16a 〜16j のインナーリード線17の径が0.65mmの場合、0.5mm以上となり、画像品位を劣化するという問題がある。
【0008】
調査の結果、上記電子銃7の衝撃による傾きは、主としてステムピン16a 方向におこることが判明した。これは、電子銃7のカソードK側が特定方向に位置する3本のステムピン16b ,16f ,16i により支持され、電子銃7の全周に対して、その支持が平均化されておらず、図4に示した電子銃7の場合、その支持を平均化できるステムピン16a がインナーリード線17に溶接された可撓性の大きいコネクターワイヤ19を介して第3、第5グリッドG3 ,G5 に接続され、電子銃7の支持にほとんど寄与しないためである。
【0009】
この図4に示した電子銃7の傾きを抑制するためには、図5に示すように、絶縁支持体14のカソードK側端部に支持部18a を植設し、この支持部18a にステムピン16a のインナーリード線17を溶接し、電子銃7の全周を他のステムピン16b ,16f ,16i とともに、4方向から平均的に支持するようにし、第3、第5グリッドG3 ,G5 とは、この支持部18a を介してコネクターワイヤにより接続すればよいが、このように絶縁支持体14のカソードK側端部に支持部18a を設けると、支持部18a は、カソードKの支持部18に対して、植込み部の間隔が1〜2mmと接近し、その間に約7〜8 kVの電位差が生ずる。その結果、これら支持部18,18a 間に放電が発生し、絶縁支持体14が絶縁破壊をおこすおそれがある。この絶縁破壊を防止するためには、支持部18a 、18間の間隔を10mm以上とすればよいが、このようにすると、電子銃の全長が長くなり、実用上問題となる。
【0010】
また図4に示した電子銃7の傾きを抑制する他の手段として、電子銃7のカソードK側を支持する3本のステムピン16b ,16f ,16i のインナーリード線17と第3、第5グリッドG3 ,G5 に接続されるステムピン16a のインナーリード線17を30%太くすると、電子銃7の傾きを実用上問題ないレベルにすることができるが、この場合、カラーブラウン管に加わった衝撃が、ほとんど減衰されないまま電子銃7に伝わり、ステムピン16b ,16f ,16i の溶接されている支持部の変形や、コネクターワイヤ19を介して接続された第3、第5グリッドG3 ,G5 が変形するという問題が生ずる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、カラーブラウン管の電子銃は、カソード側がネック端部に溶着されたステムを気密に貫通する複数本のステムピンにより支持され、蛍光体スクリーン側がファンネルの内面に圧接した弾性体からなる複数個のバルブスペーサーにより管軸と一致するようにネック内に配置されている。しかしこの電子銃の支持は、特定方向に位置するステムピンによりおこなわれ、電子銃の全周に対して平均化されていないため、カラーブラウン管に管軸と直交する方向に衝撃が加わると、支持されていない方向に傾き、蛍光体スクリーン上のビームスポットがずれ、画像品位を劣化するという問題がある。
【0012】
この電子銃の傾きを抑制するためには、カソード、ヒータ、グリッドなどを支持部を介して一体的に固定する絶縁支持体のカソード側端部に、別の支持部を植設し、この支持部に上記支持されない方向に位置するステムピンを溶接して、他のステムピンとともに、電子銃の全周を平均的に支持するようにすればよいが、このように絶縁支持体のカソード側端部に、別の支持部を植設すると、隣接支持部との間に放電が発生し、絶縁支持体が絶縁破壊をおこすおそれがある。この絶縁破壊を防止するためには、隣接支持部との間隔を大きくすればよいが、このようにすると、電子銃の全長が長くなり、実用上問題となる。
【0013】
また電子銃の傾きを抑制する他の手段として、電子銃のカソード側を支持するステムピンのインナーリード線を太くすると、約30%太くすることで、電子銃の傾きを実用上問題ないレベルにすることができるが、この場合、カラーブラウン管に加わった衝撃が、ほとんど減衰されないまま電子銃に伝わり、電子銃のカソード側を支持するステムピンに溶接されている支持部の変形や電極が変形するという問題が生ずる。
【0014】
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、カラーブラウン管に衝撃が加わっても、電子銃が傾かないようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
カソード、このカソードを加熱するヒータおよびカソードから蛍光体スクリーン方向に順次配置された複数個の電極からなり、これらカソード、ヒータおよび複数個の電極が絶縁支持体に植設された支持部を介して一体的に固定されてなる電子銃と、同一円周上に所定間隔で複数本のステムピンが配置されたステムとを有し、上記支持部から選択された複数個の支持部と上記ステムピンから選択された複数本のステムピンとがこれらステムピンのインナーリード線で接続され、複数個の電極の少なくとも1個が支持部を介することなくステムピンのインナーリード線と直接またはコネクターを介して接続されてなるカラーブラウン管において、複数個の電極の少なくとも1個と支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンのインナーリード線の径を、選択された複数個の支持部に接続される全てのステムピンのインナーリード線よりも大きくして、電子銃の全周を平均的に支持するようにした。
【0016】
また、複数個の電極のうち集束電極が支持部を介することなくステムピンのインナーリード線と直接またはコネクターを介して接続されてなるカラーブラウン管において、その集束電極と支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンのインナーリード線の径を、選択された複数個の支持部に接続される全てのステムピンのインナーリード線よりも大きくして、電子銃の全周を平均的に支持するようにした。
【0018】
【作用】
上記のように、複数個の電極の少なくとも1個または集束電極と支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンのインナーリード線の径を、選択された複数個の支持部に接続される全てのステムピンのインナーリード線よりも大きくすると、選択された複数個の支持部に接続されるステムピンと複数個の電極の少なくとも1個または集束電極と支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンとで、電子銃の全周を平均的に支持するようになり、カラーブラウン管に衝撃が加わっても、電子銃が傾かないようにすることができる。
【0020】
【実施例】
以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明する。
【0021】
図2にその一実施例であるインライン型カラーブラウン管を示す。このカラーブラウン管は、パネル1およびこのパネル1に一体に接合されたファンネル2からなる外囲器を有し、そのパネル1の内面に、青、緑、赤に発光するストライプ状の3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーンが形成され、この蛍光体スクリーンに対向して、その内側にシャドウマスク3が配置されている。一方、ファンネル2のネック6内に、同一水平面上を通る一列配置の3電子ビーム8を放出するQPF型電子銃7が配置されている。なお、9は、ファンネル2の外側に装着された偏向装置である。
【0022】
上記電子銃7は、図1に示すように、水平方向に一列配置された3個のカソードK、これらカソードKを各別に加熱する3個のヒータHおよび上記カソードKから蛍光体スクリーン方向に順次所定間隔で配置された第1乃至第8グリッドG1 〜G8 (電極)を有する。この電子銃7では、第5グリッドG5 が3電子ビームを最終的に蛍光体スクリーン上に集束する集束電極となっている。そして、これらカソードK、ヒータHおよび第1乃至第8グリッドG1 〜G8 が一対のガラスからなる棒状絶縁支持体14に植設された複数個の支持部18を介して、一体的に固定された構造に形成されている。
【0023】
この電子銃7は、蛍光体スクリーン側が、第8グリッドG8 に取付けられて、ファンネルの内面に圧接する複数個の弾性体からなるバルブスペーサ(図示せず)により支持され、カソードK側は、図2に示したネック6端部に溶着されたステム20を気密に貫通する複数本のステムピン22から選択された所定のステムピン22により支持されている。
【0024】
このステム20は、図1に示したように、フレア部23の同一円周上を所定間隔で気密に貫通する10本のステムピン22a 〜22j を有し、これらステムピン22a 〜22j のうち、第3、第5グリッドG3 ,G5 に接続されるステムピン22a を除く他のステムピン22b 〜22j のインナーリード線24の径を0,65mmとし、第3、第5グリッドG3 ,G5 に接続されるステムピン22a のインナーリード線24の径を0,85mmと、それよりも太くした。そしてステムピン22b のほぼストレートに伸びたインナーリード線24が第1グリッドG1 の支持部18に、ステムピン22f のほぼストレートに伸びたインナーリード線24がカソードKの支持部18に、ステムピン22i のほぼストレートに伸びたインナーリード線24がヒータHの支持部18に溶接され、ステムピン22a のインナーリード線24がワイヤからなるコネクター26を介して第3、第5グリッドG3 ,G5 に接続されている。このステム20の接続構造では、ステムピン22a のインナーリード線24を太くしたことにより、ステムピン22a も、他のステムピン22b .22f ,22i とともに、電子銃のカソードK側を支持する。
【0025】
すなわち、上記のように第3、第5グリッドG3 ,G5 に接続されるステムピン22a のインナーリード線24を太くすると、このステムピン22a も、電子銃のカソードK側の支持に寄与するようになり、その太さを適切に設定することにより、電子銃7の全周を4方向から平均的に支持し、カラーブラウン管に管軸と直交する方向に50G程度の衝撃が加わっても、電子銃7が傾かないようにすることができる。
【0026】
このステム20のインナーリード線24は、通常ニッケル線で形成されるが、その他、鉄線、めっき被覆鉄線、ステンレス線などのニッケル・クロム合金線などを用いて、剛性を高めてもよい。
【0027】
図1に示した電子銃7について、そのカソードK側を支持する4本のステムピン22a,22b,22f,22iの各インナーリード線24の径を変えてカラーブラウン管を組立て、このカラーブラウン管に管軸と直交する方向に50Gの衝撃加えたときの電子銃7の傾きを、蛍光体スクリーン上のビームスポットのずれ量で評価するとともに、ステムピン22b,22f,22iに溶接された支持部18および第5グリッG5の変形を評価した結果を表1に示す。この表1において、#1、#2、#3、#4は、それぞれステムピン22a,22b,22f,22iを示している。
【0028】
【表1】
Figure 0003654922
表1において、サンプルAは、各ステムピンのインナーリッド線の径が0.65mmある従来のステムの場合である。この場合、第5グリットの変形はおこらないが、ビームスポットが0.5mm以上ずれ、実用上問題であることは、前述したとおりである。
【0029】
サンプルBは、従来のステムに対して各ステムピン22a ,22b .22f ,22i のインナーリード線の径を15%、サンプルCは、30%太くした場合であり、サンプルBの場合、ステムピン22a のインナーリード線の径を15%太くしても、第5グリットの変形は生じないが、ビームスポットは、なお0.1〜0.5mmずれ、実用上問題となる。これに対し、サンプルCのようにインナーリード線の径を30%太くすると、ビームスポットのずれは、0.1mm以下と、実用上問題ないまで小さくすることができるが、この場合は、第5グリットに変形が生ずる。
【0030】
サンプルDは、ステムピン22a のインナーリード線の径を従来のステムに対して15%太くし、他のステムピン22b .22f ,22i のインナーリード線の径を従来のステムと同じにしたこの実施例のステムであり、ビームスポットのずれが0.1mm以下、第5グリットの変形も生ぜず、実用上可能であることを示している。しかしサンプルEのように、ステムピン22a のインナーリード線の径を従来のステムに対して30%太くすると、インナーリード線の強度が大きくなりすぎ、他のステムピン22b .22f ,22i とのバランスがくずれ、第5グリットの変形は生じないが、ビームスポットが0.1〜0.5mmずれるようになり、実用上問題となる。
【0031】
サンプルF乃至Hは、それぞれステムピン22a 以外のステムピン22b .22f ,22i のいずれか1本のインナーリード線の径を従来のステムのインナーリード線に対して15%太くした場合であるが、このようにステムピン22a 以外のステムピン22b .22f ,22i のいずれか1本のインナーリード線を太くすると、それ以外のステムピン22a との強度のバランスがくずれ、ビームスポットのずれが生じ、実用上問題となる。
【0033】
なお、上記実施例では、QPF型電子銃を備えるインライン型カラーブラウン管について説明したが、この発明は、QPF型以外の電子銃を備えるインライン型カラーブラウン管や、インライン型カラーブラウン管以外のカラーブラウン管について、少なくとも1本のステムピンのインナーリード線が直接またはコネクターを介して電子銃の電極に直接接続される場合に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
複数個の電極の少なくとも1個または集束電極と支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンのインナーリード線の径を、選択された複数個の支持部に接続される全てのステムピンのインナーリード線よりも大きくすると、選択された複数個の支持部に接続されるステムピンと複数個の電極の少なくとも1個または集束電極と支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンとで、電子銃の全周を平均的に支持するようになり、カラーブラウン管に衝撃が加わっても、電子銃が傾かないようにすることができ、蛍光体スクリーン上のビームスポットのずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例であるカラーブラウン管の電子銃およびステムとの接続を示す正面図、図1(b)はそのステム側から見た図である。
【図2】この発明の一実施例であるカラーブラウン管の構成を示す図である。
【図3】従来のカラーブラウン管の構成を示す図である。
【図4】図4(a)は従来のカラーブラウン管の電子銃およびステムとの接続を示す正面図、図4(b)はそのステム側から見た図である。
【図5】図5(a)および(b)は従来のカラーブラウン管の電子銃の集束電極とステムピンとの接続上の問題を説明するための図である。
【符号の説明】
4…蛍光体スクリーン
6…ネック
7…電子銃
14…棒状絶縁支持体
18…支持部
20…ステム
22…ステムピン
24…インナーリード線
26…コネクター
G1 …第1グリッド
G2 …第2グリッド
G3 …第3グリッド
G4 …第4グリッド
G5 …第5グリッド
G6 …第6グリッド
G7 …第7グリッド
G8 …第8グリッド
H…ヒータ
K…カソード

Claims (2)

  1. カソード、このカソードを加熱するヒータおよび上記カソードから蛍光体スクリーン方向に順次配置された複数個の電極からなり、これらカソード、ヒータおよび複数個の電極が絶縁支持体に植設された支持部を介して一体的に固定されてなる電子銃と、同一円周上に所定間隔で複数本のステムピンが配置されたステムとを有し、上記支持部から選択された複数個の支持部と上記ステムピンから選択された複数本のステムピンとがこれらステムピンのインナーリード線で接続され、上記複数個の電極の少なくとも1個が上記支持部を介することなく上記ステムピンのインナーリード線と直接またはコネクターを介して接続されてなるカラーブラウン管において、
    上記複数個の電極の少なくとも1個と上記支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンのインナーリード線の径を、上記選択された複数個の支持部に接続される全てのステムピンのインナーリード線よりも大きくして、電子銃の全周を平均的に支持するようにしたことを特徴とするカラーブラウン管。
  2. カソード、このカソードを加熱するヒータおよび上記カソードから蛍光体スクリーン方向に順次配置された集束電極を含む複数個の電極からなり、これらカソード、ヒータおよび複数個の電極が絶縁支持体に植設された支持部を介して一体的に固定されてなる電子銃と、同一円周上に所定間隔で複数本のステムピンが配置されたステムとを有し、上記支持部から選択された複数個の支持部と上記ステムピンから選択された複数本のステムピンとがこれらステムピンのインナーリード線で接続され、上記集束電極が上記支持部を介することなく上記ステムピンのインナーリード線と直接またはコネクターを介して接続されてなるカラーブラウン管において、
    上記集束電極と上記支持部を介することなく直接またはコネクターを介して接続されるステムピンのインナーリード線の径を、上記選択された複数個の支持部に接続される全てのステムピンのインナーリード線よりも大きくして、電子銃の全周を平均的に支持するようにしたことを特徴とするカラーブラウン管。
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