JP3653867B2

JP3653867B2 - Kitchen equipment

Info

Publication number: JP3653867B2
Application number: JP13462196A
Authority: JP
Inventors: 詠美阿久津
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1996-05-29
Filing date: 1996-05-29
Publication date: 2005-06-02
Anticipated expiration: 2016-05-29
Also published as: JPH09313268A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理上および収納上において使用性のよいまな板を備えた厨房装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の厨房装置において、まな板は厨房装置の天板上に置いて使用することが一般的であった。しかしながら、日本の調理方法は濡れた食品を扱うことが多く、まな板上が濡れるため、天板面も濡れて美観上好ましくなく、天板を拭く手間もかかった。さらに天板面が濡れることによって、調理中にまな板が滑るという使用上の問題点もあった。
【０００３】
またシンクの前後両端の縁にまな板をかけ渡し、シンク上で使用可能なまな板もあるが、奥行方向に掛けるため、概してまな板は大きく重くなり、まな板の洗浄や水きり時には負担であった。
【０００４】
これに対してまな板の両側部に保持具を収納し、引き出してシンクにかけ渡すことができるまな板が提案されている（例えば実開昭６３−１５０６５２号公報参照）。これにつき、図１５を参照して説明すると、１はまな板、２はまな板１の長手方向の側面、３は長手方向の側面２に沿って設けられた側溝に取付けたカバー、４はまな板１の内部に収納し必要な時には引き出せる保持金具、４ａ、４ｂは保持金具４の側部、前記まな板１の側溝に挿入される。５は保持金具４の中央につけたツマミ、６は保持金具４の中央部４ｃが入る溝である。
【０００５】
まな板１内に保持金具４を収納し、ツマミ５を持って引き出し、まな板１の後端部１ａを流し台７の一方の縁にのせ、流し台７の他方の縁に引き出した保持金具４を乗せて使用するので、シンク８の中央部にまな板１を置いて調理することができ、まな板１上の残材をシンク８内に落としたり、その場で水洗いできるようにしている。また、使用後は再び保持金具４をまな板１の側溝内へ収納することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の厨房装置にあっては、まな板１をシンク８に掛け渡すことはできるが、角度を変えることはできなく、そのため、まな板１の洗浄後も平面状態で放置することになり、そのままではまな板１の水きりが十分できなく、さらにまな板１の上で切った食品の水切りをしたい場合には、まな板１が平面状態であるため、そのまま置いているだけでは水分が残りやすいという問題点があった。
【０００７】
また、上記従来の構成では、シンク８の中央を使用する際には、まな板１をシンク８の外に移動しなければならず面倒であり、移動後のまな板１の収納場所を確保しなければならなく、さらに移動後の収納場所もまな板１から水が滴るため乾いた場所には置きにくいという問題点があった。
【０００８】
また、上記従来の構成では、まな板１の裏面を洗浄する際には、一度取り外して裏返す必要があったが、まな板１が重く負担であった。
【０００９】
また、上記従来の構成では、まな板１の表面が痛んだ場合には、まな板１の全体を買い替えなければならなかった。
【００１０】
また、上記従来の構成では、保持金具４を片側だけに設置し、まな板１の一端をシンク８の縁にかけて使用した場合、まな板１上で水を多量に流すとまな板１上からシンク８の縁にまわった水がオーバーフローしてカウンター上が濡れてしまうという問題点がおこり、さらに、まな板１上で鍋からザルにゆでた食品のゆでこぼしを行う際には、まな板１の上に広がった熱湯がまな板端部から天板や床までこぼれる恐れもあり危険であった。
【００１１】
また、上記従来の構成では、まな板１上で切った食品の残材は通常シンク８内に落とし、排水口で寄せ集めることが多いが、シンク８内に広く散らかった残材を寄せ集めるのは不衛生で且つ手間がかかった。さらにまな板１上で切った食品をザルなどに移しかえるには通常片手でザルをまな板１の下方に差し込み、もう片手でまな板１上の食品を寄せてザル内に入れる場合が多いが、両手使いになり作業性がよくないと共に、ザルをシンク８外の天板に移動させる手間やザルから水が滴って天板が濡れてしまうという課題があった。
【００１２】
また、上記従来の構成では、多種類の食品を続けて切るには、切った後の食品を置くスペースが天板上でとり難く、また切った食品をザルに入れて洗浄したものを置くにはザルから水が滴り天板が濡れてしまうという課題があった。
【００１３】
また、上記従来の構成では、通常の調理中に、使用途中の包丁や菜箸、お玉等の調理用具をまな板１上に仮置きすることが多いが、まな板１の洗浄時やまな板１上の作業時には邪魔になるという課題があった。
【００１４】
また、上記従来の構成では、まな板１を洗浄する際には、水栓をまな板１の上部にもってゆき、全体に水を回すために手でまな板１上の残材をよせ集めたり、水栓を動かして水を全体に行き渡らせる必要があり手間がかかった。
【００１５】
また、上記従来の構成では、まな板１を物理的に乾燥させるにはシンク８外の食器乾燥庫へ収納する必要があるが、小型の食器乾燥庫には入らなく、大型の食器乾燥庫にはまな板を収納できるものがあるが、使用時ごとに取り出さなくてはならず面倒であった。
【００１６】
また、上記従来の構成では、まな板１を殺菌するには、熱湯をかけたり薬液等で洗う方法があるが、熱湯を掛ける場合には、まな板１から熱湯があふれたり、片手にやかんを持ちまな板１の裏面を洗う際には片手でまな板１を裏返さねばならず危険であった。
【００１７】
また、上記従来の構成では、まな板１を殺菌するには、塩素系の洗剤を用いることが多いが、まな板１は食品を扱う場所であるため洗剤の残留が気になるという課題もあった。
【００１８】
さらに、上記従来の構成では、まな板１の温度を変換することはできず、まな板１上で冷凍された食品の自然解凍に時間がかかり、また冷たい食品をそのまま維持することが困難であった。
【００１９】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明は、シンクの左右上部にかけ渡した状態で、奥行き方向に自由にスライドできるまな板を角度を変換して固定できるようにしている。そして、天板を濡らさずに濡れた食品を扱うことができると共に、その場でまな板の水きりや、まな板上での食品の水切りが効率的にでき、作業性が良くなる。
【００２０】
また、まな板を使用しない際には、シンク内でまな板の角度を垂直またはそれに近い角度に立てられるようにしている。そして、まな板をシンク外へ移動させなくても、シンクスペースを有効に使うことができ、まな板の収納にも手間をとらなくなる。
【００２１】
また、まな板の洗浄時には、まな板をその場で回転させられるようにしている。そして、わざわざ裏返すことなくまな板全体を洗浄することができる。
【００２２】
また、まな板の表面部が痛んだ際には、取り替えが可能としている。そして長期的に使い易いまな板を提供できる。
【００２３】
また、まな板とシンクの間に空隙部を設けることとしている。そして、まな板上で多量に水を流しても空隙部からシンク内に流れるので、水がオーバーフローして天板が濡れることがなくなる。
【００２４】
また、まな板とシンクの間の空隙部に、はめ込み可能な受け部を設けることとしている。そして、まな板上の残材を受け部でまとめて集めることができ、まな板上の食品を受け部に操作性よく移動することができ、作業性が良くなる。
【００２５】
また、壁面に受け部を固定できるようにしている。そして、場所を取らずに、天板面を濡らさずに多種類の食品を仕分けして入れることができ、スペースを有効利用して作業性が良くなる。
【００２６】
また、受け部に、調理途中の包丁や菜箸などの調理用具を仮り置きできるようにしている。そして、まな板の上を常に空けておくことができ、まな板の洗浄や作業がしやすくなる。
【００２７】
また、シンクまわりに設けたまな板全体に水流がかかる洗浄手段を設けることとしている。そして、まな板上の残材を素早く洗い流し、まな板の洗浄が容易になる。
【００２８】
また、シンクまわりに設けたまな板全体に温風のかかる乾燥手段を設けることとしている。そして、濡れたまな板をその場で早く乾かすことができる。
【００２９】
また、シンクまわりに設けたまな板全体を殺菌できる殺菌手段を設けることとしている。そして、まな板を衛生的に維持することができる。
【００３０】
また、殺菌手段には電解水供給手段から供給される電解水を用いることとしている。そして、食品を扱うまな板を洗剤を使わずに殺菌でき、さらに食品の洗浄にも使用でき、安全性の高いものとなる。
【００３１】
さらに、まな板の表裏の表面温度を異なる温度に変換できるようにしている。そして、まな板の表裏を使いわけ、まな板が扱う食品に適した温度で利用できるため、食品の鮮度やおいしさを維持し、また冷凍食品の解凍にも使うことができる作業性のよいものとなる。
【００３２】
【発明の実施の形態】
本発明における厨房装置の第１の実施の形態は、シンクと、シンクの左右上部に奥行き方向にスライド自在にかけ渡した状態で、奥行き方向に自由にスライドできるまな板を所定の角度に固定できる角度変換手段を設けたものである。
【００３３】
また、第２の実施の形態は、まな板を垂直に固定できる垂直固定手段を設けたものである。
【００３４】
また、第３の実施の形態は、まな板を設置状態で回転させることができる回転手段を設けたものである。
【００３５】
また、第４の実施の形態は、まな板全体を殺菌できる殺菌手段を設けたものである。
【００３６】
また、第５の実施の形態は、電解水供給手段を備えた殺菌手段を設けたものである。
【００３７】
上記のように構成された厨房装置にあっては、まな板の角度変換手段によって、シンク上部にかけ渡したまな板は、水平以外の角度に固定され、濡れたまな板の水やまな板上に置いた食品の水はまな板の傾斜方向に流れ落ちることになる。
【００３８】
また、垂直固定手段によって、シンク上部にかけ渡したままの状態でまな板は垂直に角度を変換して固定され、濡れたまな板の水分はシンク内に落ちると共に、まな板を渡していたシンク内のスペースを即座に空けることができる。
【００３９】
また、回転手段によって、まな板をシンク上部に設置したままの状態で回転させることができるのでまな板を持つことなく表裏を即座に反転することができる。
【００４０】
また、殺菌手段によって、まな板を設置したままの状態でまな板全体にまな板を殺菌する成分がかかり、食品等により汚染されたまな板をその場で殺菌し、まな板を衛生的に保つことができる。
【００４１】
また、電解水供給手段が殺菌手段に電解水を供給し、殺菌手段からまな板全体に電解水がかけられるので、電解水による酸性またはアルカリ性の水によってまな板上の細菌が殺菌される。
【００４２】
以下、本発明の実施例を図１ないし図１４に基づいて説明する。
【００４３】
（実施例１）
図１は本発明の実施例１における厨房装置の構成図、図２は同厨房装置の天板部分の外観斜視図、図３は図１におけるＡ−Ａ’線断面図、図４は同厨房装置においてまな板を使用していない場合の動作説明図、図５は同厨房装置においてまな板を回転する場合の動作説明図、図６は図１におけるＢ−Ｂ’線断面を示している。
【００４４】
図１〜図６において、１０は厨房装置の天板、１１はシンク、１２は前記シンク１１上にかけ渡したまな板、１３はまな板１２の角度を変換させる角度変換手段で、軸部１４、まな板１２の角度を固定したストッパーを解除するボタン１５を有し、また、まな板１２を垂直に固定する垂直固定手段１６、まな板１２を設置場所で回転させる回転手段１７を備えている。１８はシンク１１の側面に設けたまな板１２を固定する溝、１９はまな板１２の芯材部で、前記角度変換手段１３と接続されている。２０は前記芯材部１９の両面のまな板表面部で、まな板固定手段２１によって芯材部１９に固定されている。２２は空隙部で、２２ａはまな板１２とシンク１１の左右方向の空隙部を示し、２２ｂはまな板１２とシンク１１の奥方向の空隙部を示している。
【００４５】
つぎに以上の構成による作用について説明する。
【００４６】
まな板１２は軸部１４がシンク１１の側面にある溝１８に差し込まれ、シンク１１上にかけ渡されて支持されている。シンク側面の溝１８はシンク１１の左右側面の奥行方向全体に設けられ、まな板１２はシンク１１にかけ渡した状態で奥行方向に自由にスライドできる。例えば、まな板１２上でカット作業をする場合では図１のように手前側で、まな板１２上で作業しない場合や置き台として使用する場合は図４のように奥側にスライドし、まな板１２を水栓で洗浄する場合などは図５のように中央にスライドする。
【００４７】
通常の調理作業をする場合は、まな板１２は水平に固定されているが、ボタン１５を押すとまな板１２を固定しているストッパーの解除がはずれ、ボタン１５を押したまままでな板１２の角度を変換することができ、所定の角度で再びボタン１５を離すとその角度で固定される。前記角度変換手段１３は、まな板１２を垂直に固定可能な垂直固定手段１６と、まな板を回転可能な回転手段１７とを有し、ボタン１５を押したままでまな板１２を押して垂直状態にし、ボタン１５を離すと図４に示すように垂直状態で固定され、まな板１２を使用しない場合にシンク１１のスペースを空けることができる。ボタン１５を押したままで半回転させると図５に示すようにまな板１２の裏面を上にした水平状態になり、そこでボタン１５を離すと固定され、さらに半回転させると元の面が上になり、まな板１２の裏面の利用や洗浄に利用できる。
【００４８】
また図６のように、まな板１２は芯材部１９が角度変換手段１３における軸部１４と接続されており、まな板１２の支持強度は芯材部１９で負担している。まな板１２の表面部２０はカット作業に適した素材で形成されており、芯材部１９の両面にまな板固定手段２１によって固定されており、表面部２０の取り替え時には、前記まな板固定手段２１を解除すると表面部２０がはずれる仕組みとなっている。なお、まな板１２は、シンク１１との間に左右方向の空隙部２２ａと前後方向の空隙部２２ｂを有しており、まな板１２を支持固定している軸部１４はシンク１１内部の溝１８で支持しているので、まな板１２上で水を流した場合、空隙部２２ａ、２２ｂから水はシンク１１内へ落下する。
【００４９】
以上説明したように、まな板１２に角度変換手段１３を設けたことで、シンク１１上にかけ渡したまな板１２は、用途に応じて角度を変換することができ、天板１０を濡らさずに濡れた食品を扱うことができると共に、まな板１２の水切りや、まな板１２上での食品の水切りが可能となって作業性が向上する。
【００５０】
また、まな板１２を使用しない場合には、垂直固定手段１６によってシンク１１の奥で、まな板１２を垂直に固定しておけるので、シンク１１内のスペースを有効に使用することができると共に、まな板１２をシンク１１から取り外すことなくシンク１１内で収納でき、再び使用する際にもすぐに立ち上ることができる。
【００５１】
また、まな板１２を洗浄する場合でも、まな板１２をシンク１１上にかけ渡した状態のままで回転することができるため、まな板１２を手に持たず裏面まで楽に洗浄できる。
【００５２】
また、まな板１２の表面部２０はまな板固定手段２１によって取はずし可能に構成されているので、まな板１２の表面部２０が痛んだ場合には、主要な機構はそのままで表面のみ新しいものに交換することができ、長期的に使用できて経済的である。
【００５３】
また、まな板１２はシンク１１との間に所定の空隙部２２ａ、２２ｂを確保した状態でかけ渡しできるので、まな板１２の洗浄やゆでこぼしを行う際に、まな板１２上に多量に水を流しても、天板１０上にあふれることがなく、水を使う作業台として多目的に使うことができ、作業性がよくなる。
【００５４】
（実施例２）
図７は本発明の実施例２を示す厨房装置の構成図、図８は図７におけるＣ−Ｃ’線断面図、図９は同厨房装置におけるシンクの背面の壁断面図、図１０は包丁や菜箸、お玉の仮り置きをした場合のシンクの背面の動作説明を示している。
【００５５】
同７〜１０図において、２３はまな板１２上のものを受けることのできる受け部、編みカゴ状に水を通す構成となっている。２４は受け部２３の把手、２５は前記把手２４を固定させるシンク縁の固定部、２６はシンク１１の背面の壁面部、２７は前記壁面部２６に前記受け部２３を固定させる受け部固定手段、２８は受け部２３に付属して調理途中の調理用具を仮り置き可能にする仮り置き手段である。その他の構成は実施例１の場合と同様であるので省略する。
【００５６】
つぎに、上記の構成による作用を説明する。
【００５７】
受け部２３は把手２４をシンク１１の縁の固定部２５に引っかけて固定され、調理作業時においては複数の受け部２３とまな板１２を図７のように設置する。まな板１２上で切った食材は、通常ザルに移され、その状態で洗浄された後、加熱などの次の調理工程まで調理台の上で待機させるのが一般的である。この実施例では、シンク１１上に設置したまな板１２上で切った食材は、手で寄せて受け部２３に移してゆく作業をくり返すことで複数種の食材を連続して切りわける下ごしらえができる。また切った食材は受け部２３に入れてシンク１１の縁の固定部２５に固定したまま水を流し洗浄することができる。
【００５８】
また通常切った後の残材は、シンク内に落とし、排水口にあるゴミ収納に手でよせて集められることが多いが、この実施例では、まな板１２上で出た残材は、受け部２３の一つに移動させ、受け部２３を取り外すことによってそのままゴミ箱まで移動させて残材を捨てることができる。またシンク１１とまな板１２との空隙部２２ａに位置する受け部２３がいっぱいとなった場合、いっぱいとなった受部２３を受け部固定手段２７にはめ込むことによってシンク１１の背面にある壁面部２６に移動させて固定できるため、さらに多種類の受け部２３を利用することができる。また調理途中の包丁や菜箸、お玉といった調理用具は通常衛生面の意識からまな板１２上に置かれることが多いが、この実施例では、受け部２３に付属した仮り置き手段２８に差し込んで保持することで食品と接する部分は他の部分と接触させない状態で仮置きできるため、まな板１２上に置かなくてもすむ状態となる。
【００５９】
以上説明したように、この実施例によれば、まな板１２上で切った食材はシンク１１上でザルの代わりとなる受け部２３に移動し、そのままの位置で洗浄できるため、両手が空き作業がし易くなると共に、まな板１２上で切った食材をザルに移しかえて洗浄する手間も省くことができる。さらに、切った残材をシンク１１内に散らかすことなくゴミ箱へ捨てられるので、シンク１１の底で残材を寄せ集める必要もなく、掃除の手間が省ける。また、受け部２３はシンク１１上で固定されているので、洗浄後の水滴もシンク１１内に落下し、天板面を濡らすことなくきれいに作業できる。
【００６０】
また、受け部２３は受け部固定手段２７によってシンク１１の背面の壁面部２６にも固定できるので、まな板１２の近辺に多くの食品を収納することができることになり、省スペースが図られると共に、洗浄やザルを置きにゆく移動距離が短くなるため作業性も向上する。また、仮り置き手段２８に、食品は付着しているがきれいな状態の包丁、菜箸、お玉等の調理途中の調理用品を仮り置きできるので、まな板１２の上を常に空けておくことができ、まな板１２の角度が変えやすくなると共に、使用時には即座に使えるため作業性が向上する。
【００６１】
（実施例３）
図１１は本発明の実施例３における厨房装置の構成図を示し、２９はまな板１２する洗浄する洗浄手段、３０は洗浄水の供給を開閉する開閉手段、３１は洗浄水を温水にするヒーターである。他の構成は実施例１の場合と同様なので省略する。
【００６２】
つぎに、上記構成による作用を説明する。
【００６３】
開閉手段３０によって供給された洗浄水は、ヒーター３１によって適度な温度に加熱され、洗浄手段２９から吐出される。図１１に示すように洗浄手段２９の付近にまでまな板１２を移動させるか、あるいはまな板１２の位置に応じて洗浄水の強さを調節するかして適切に洗浄水がかかるようにすることができる。洗浄手段２９から吐出された洗浄水は、まな板１２の全体にかかってまな板１２上の汚れを洗い流す。その際、角度変換手段１３によってまな板１２の角度を換えると、まな板上の残材がより流れ落ちやすく、回転手段１７によって回転させると裏面まで適切に洗える。さらに、洗浄手段２９により洗浄水をシンク１１内に直接かけることによってシンク内に付着する残材を洗い流して排水口に集めることもできる。さらに、洗浄手段２９の前に汚れた食器を持ってゆけば食器に付着した残材の洗い落としをすることができる。
【００６４】
以上説明したように、洗浄手段２９によってまな板１２をシンク１１上に設置した状態のまま洗浄できるため、従来のように重いまな板を持ち、全体に水を行き渡らせるためのまな板や水栓を動かしたりする必要がなく、裏面まで洗うことができるので、楽に作業ができると共に、従来まな板を動かす際におこる天板部への水はねも軽減することができる。さらに、シンク１１内の洗浄にも利用できるので、通常シンク内の汚れを洗い流すために手でシンク内全体に水をかけるといった作業をする必要がなく、シンク内を清潔に保つことができる。また、食器洗浄に利用することができるので、調理中の洗浄や食後の後片付けの手間が省けて作業性が向上し、昨今普及しつつある食器洗浄器の使用時には食器洗浄器に入れる前の予洗に好適となる。
【００６５】
（実施例４）
図１２は本発明の実施例４を示す厨房装置の構成図で、３２はまな板１２を乾燥させる乾燥手段、３３はヒーター、３４はまな板１２に空気を送るファンである。他の構成は実施例１の場合と同様なので省略する。
【００６６】
つぎに、上記構成による作用を説明する。
【００６７】
送風用のファン３４によって供給された空気はヒーター３３によって適度な温度に暖められ、ついで乾燥手段３２により吐出される。図１２示すように乾燥手段３２の付近にまな板１２を移動させるか、あるいはまな板１２の位置に応じて温風の強さを調節させるかしてまな板１２の全体に適切に温風がかかるようにする。乾燥手段３２から吐出された温風はまな板１２の全体にかかり、余分な水分をとばして乾燥させる。その際、角度変換手段１３によってまな板１２の角度を換えると、まな板１２上の水が切れやすくよって乾き易くなり、また、回転手段１８によって回転させて裏面まで適切に乾燥できる。また、温風を直接作業中の手にあてれば寒冷時には手元を暖めることができ、さらに、ヒーター３３を作動させずに送風のみの状態でまな板１２上の食品にあてれば熱い食品の粗熱をさますことができる。
【００６８】
以上説明したように、乾燥手段３２によってまな板１２をシンク１１上に設置した状態のまま乾燥することができるため、従来のように別の場所に干したり、まな板を乾燥庫に収納したりする手間がかからず、作業性が向上すると共にカビの発生等も防ぐことができ衛生的となる。また、冬期には作業中の手元暖房としても有効であり、さらに食品を効率よくさますこともできる。
【００６９】
（実施例５）
図１３は本発明の実施例５を示す厨房装置の構成図であり、３５はまな板１２を殺菌する殺菌手段で、３６は殺菌作用のある電解水を供給する電解水供給手段、３７は前記電解水供給手段３６の供給を制御する開閉手段である。その他の構成は実施例１の場合と同様であるので省略する。
【００７０】
つぎに、上記構成による作用を説明する。
【００７１】
電解水供給手段３６によって製造された電解水は、開閉手段３７を開くことによって殺菌手段３５から供給される。図１３に示すように殺菌手段３５の付近にまな板１２を移動させるか、あるいはまな板１２の位置に応じて電解水の供給強さを調節して適切に電解水がかかるようにする。殺菌手段３５から吐出された電解水は、まな板１２の全体にかかってまな板１２を殺菌することができ、その際、回転手段１８によって半回転させると裏面まで殺菌水がかかり適切に殺菌でき、さらに、殺菌手段３５の水勢を調節してシンク１１内に向けて電解水をかけると、シンク１１の広範囲の部分を殺菌することができる。さらに、手や食品に直接殺菌手段３５から電解水をかけると、手や食品について洗剤を用いずに殺菌することができる。
【００７２】
以上説明したように、殺菌手段３５によってまな板１２をシンク１１上に設置した状態のまま手軽に殺菌できるため、まな板１２を衛生的に維持することができ、さらに、シンク１１を一度に殺菌できるので、汚れ易いシンク内や排水口を衛生的に維持できると共に、シンク内の掃除の手間を軽減することができる。また、手や食品も手軽に殺菌できるため、衛生的であり、さらに、殺菌方法として電解水供給手段３６から供給される電解水を使用するため、洗剤の残留の心配がなくて安全性が高く、手あれなども少ないため安心して使用することができる。
【００７３】
（実施例６）
図１４は本発明の実施例６を示す厨房装置の構成図であり、３８はまな板１２の表裏の温度を異なる温度にするまな板温度変換手段、３９はまな板１２の温度を制御するまな板温度制御手段である。その他の構成は実施例１の場合と同様であるので省略する。
【００７４】
上記構成による作用を説明する。
【００７５】
まな板１２に組み込まれたまな板温度変換手段３８は、ペルチェ素子を採用することによってまな板１２の表面部２０を一面は暖かく、もう一面は冷たい温度に設定することができ、まな板温度制御手段３９によって適切な温度に制御することができ、例えば、暖かい食品を切りわける際には暖かい面を使用することで冷め難くなり、また冷凍食品を解凍する場合は暖かい面でしばらく放置することにより解凍が加速される。刺身などの冷たい食品を切り分ける際には、回転手段１７によってまな板１２の冷たい面を上にして使用することによって、切っている間に暖まってしまうことなく鮮度が維持でき、さらに、天ぷら用の冷やした材料は、まな板１２上に置いて冷やしておくことできれいに揚がりやすくなる。
【００７６】
以上説明したように、まな板温度変換手段３８によって、まな板１２の表裏を異なる温度に設定できるので、暖かい食品は冷め難く、冷たい食品は暖まり難いというように食品に適した温度で調理でき、食品の保温や鮮度維持に効果的でよりおいしい料理づくりができる。さらに冷凍食品の解凍にも効果的であり、作業性を向上させることができる。
【００７７】
【発明の効果】
以上説明したような形態で実施される本発明の厨房装置は、以下に記載するような効果を奏する。
【００７８】
シンク上部にかけ渡したまな板の角度を変化させる角度変換手段を設けたので、まな板を水平以外の角度に固定できるようにすることで、シンク上に設置したままの状態でまな板の水きりができ、まな板のメンテナンスがし易くなると共に、食品の水きりに利用することで食品の余分な水分を除き、おいしい料理が作り易くなる。
【００７９】
また、まな板を垂直状態に固定できる垂直固定手段を設けることにより、まな板をシンクにかけ渡したままの状態で垂直に立てて収納できる。その結果、まな板を他の場所へ移動させる手間がなく、まな板から滴る水分もシンク内に落下させるため、天板を濡らすことがなく、さらに、使用したい時には即座に角度を変えれば使うことができるので収納性、作業性が向上する。
【００８０】
また、まな板を設置した状態のままで回転できる回転手段を設けることにより、まな板を持ち上げなくても回転させることでまな板の表裏を反転させることができ、まな板の表裏を有効に利用できると共に、まな板の洗浄時も簡単に裏面まで返して洗うことができ、楽に作業が楽にできる。
【００８１】
また、まな板の表面部がまな板固定手段によってまな板芯材部に固定することにより、まな板芯材部は前記角度変換手段と接続されているので、まな板の角度を変換させる機構を残し、まな板の表面部だけを交換することができる。その結果痛み易いまな板部分は交換しながら長期間使用可能な厨房装置が提供できる。
【００８２】
また、シンク上にかけ渡したまな板とシンクとの間に所定の空隙部を設けることにより、まな板上で水を流しても空隙部からシンク内に流れ落ち天板上に水をふれさせることがなく、まな板上で水を使う作業やまな板の洗浄が作業性よくできる。
【００８３】
また、シンク上にかけ渡したまな板とシンクとの間の空隙部にはめ込んでまな板上の物を受けることのできる受け部を設けることにより、まな板上で切った食品を簡単に移動させることができ、その場で受け部の中の食品を洗浄することもできるため作業性が向上する。
【００８４】
また、シンク背面部に受け部固定手段を設けることにより、まな板から移動させた食品を入れた受け部は壁面にも固定でき、かけ渡したまな板とシンクとの間に空隙部を設けたのでまな板の配管ユニットは、天井裏配管が可能となり、床下スペースがとれない場合でも、まな板上で多量に水を流しても水が厨房装置の天板上にオーバーフローすることがなく、天板を濡らさずにまな板上で水を使った作業ができるという効果を有する。
【００８５】
また、受け部に調理途中の調理用具の仮り置き手段を設けることにより、調理中にまな板の上を仮り置き場にすることがなく、まな板の角度変換や洗浄時に邪魔にならず作業性が向上するという効果を有する。
【００８６】
また、シンク上にかけ渡した状態のまま、まな板が洗浄できる洗浄手段を設けることにより、調理中頻繁に行われるまな板洗浄の手間を省くことができ、作業性が向上するという効果を有する。
【００８７】
また、シンク上にかけ渡した状態のまま、まな板を乾燥できる乾燥手段を設けることにより、まな板をシンク外へ移動させることなく乾かすことができて作業性が向上すると共に、乾いた状態でまな板が使い易くなるので、湿気をきらう食品の調理がし易いという効果を有する。
【００８８】
また、シンク上にかけ渡した状態のまま、まな板を殺菌できる殺菌手段を設けることにより、まな板が手軽に殺菌できて衛生的に調理が行えるという効果を有する。
【００８９】
また、まな板を殺菌する手段として電解水供給手段を設けることにより、洗剤を使用するよりも安全性が高く、食品や手の殺菌等の多目的にも利用できるという効果を有する。
【００９０】
さらに、まな板の表裏を異なる温度に変換できるまな板温度変換手段を設けることにより、食品の保温、保冷をしながら調理ができると共に、冷凍食品の解凍や、手軽に調理に適した食品の温度管理にも利用でき、作業性と調理技術の向上が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における厨房装置の構成図
【図２】同厨房装置の天板部分の外観斜視図
【図３】図１におけるＡ−Ａ’線断面図
【図４】同厨房装置の動作説明図
【図５】同厨房装置の他の動作説明図
【図６】図１におけるＢ−Ｂ’線断面図
【図７】本発明の実施例２における厨房装置の構成図
【図８】図７におけるＣ−Ｃ’線断面図
【図９】同厨房装置におけるシンク背面の壁断面図
【図１０】同シンク背面の動作説明図
【図１１】本発明の実施例３における厨房装置の構成図
【図１２】本発明の実施例４における厨房装置の構成図
【図１３】本発明の実施例５における厨房装置の構成図
【図１４】本発明の実施例６における厨房装置の構成図
【図１５】従来における厨房装置の斜視図
【符号の説明】
１１シンク
１２まな板
１３角度変換手段
１６垂直固定手段
１７回転手段
１９まな板芯材部
２０まな板表面部
２１まな板固定手段
２２空隙部
２３受け部
２６壁面部
２７受け部固定手段
２８仮り置き手段
２９洗浄手段
３２乾燥手段
３５殺菌手段
３６電解水供給手段
３８まな板温度変換手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a kitchen apparatus provided with a cutting board with good usability in cooking and storage.
[0002]
[Prior art]
In a conventional kitchen apparatus, the cutting board is generally used by being placed on the top plate of the kitchen apparatus. However, Japanese cooking methods often handle wet food, and the top of the cutting board is wet, so the top plate surface is also wet and aesthetically unfavorable, and it takes time and effort to wipe the top plate. Further, there is a problem in use that the cutting board slides during cooking due to the wet top plate surface.
[0003]
In addition, there are cutting boards that can be used on the sink by passing cutting boards around the edges at the front and rear ends of the sink. However, since the cutting boards are hung in the depth direction, the cutting boards are generally heavy and heavy, which is a burden when cleaning and draining the cutting boards.
[0004]
On the other hand, there has been proposed a chopping board in which a holding tool is housed on both sides of the chopping board and can be pulled out and passed to a sink (see, for example, Japanese Utility Model Publication No. 63-150652). With reference to FIG. 15, 1 is a cutting board, 2 is a side surface in the longitudinal direction of the cutting board 1, 3 is a cover attached to a side groove provided along the side surface 2 in the longitudinal direction, and 4 is a cutting board 1. The holding metal fittings 4a and 4b that are housed inside and can be pulled out when necessary are inserted into the side portions of the holding metal fitting 4 and the side grooves of the cutting board 1. Reference numeral 5 denotes a knob attached to the center of the holding metal fitting 4, and reference numeral 6 denotes a groove into which the central portion 4c of the holding metal fitting 4 is inserted.
[0005]
The holding metal fitting 4 is accommodated in the cutting board 1 and is pulled out by holding the knob 5, the rear end 1 a of the cutting board 1 is placed on one edge of the sink 7, and the holding metal fitting 4 drawn out on the other edge of the sink 7 is placed on the cutting board 1. Since it is used, the cutting board 1 can be placed in the center of the sink 8 for cooking, and the remaining material on the cutting board 1 can be dropped into the sink 8 or washed on the spot. Further, after use, the holding metal fitting 4 can be housed in the side groove of the cutting board 1 again.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional kitchen apparatus as described above, the cutting board 1 can be passed over the sink 8, but the angle cannot be changed. Therefore, after the cutting board 1 is washed, it should be left in a flat state. Therefore, if the cutting board 1 cannot be sufficiently drained as it is, and if it is desired to drain the food cut on the cutting board 1, the cutting board 1 is in a flat state. There was a problem.
[0007]
In the conventional configuration, when the center of the sink 8 is used, the cutting board 1 must be moved out of the sink 8, and it is troublesome, and a storage space for the cutting board 1 after the movement must be secured. In addition, there is a problem that the storage place after the movement is difficult to place in a dry place because water drops from the cutting board 1.
[0008]
Further, in the above-described conventional configuration, when cleaning the back surface of the cutting board 1, it was necessary to remove it once and turn it over, but the cutting board 1 was heavy and burdensome.
[0009]
In the conventional configuration, when the surface of the cutting board 1 is damaged, the entire cutting board 1 must be replaced.
[0010]
Further, in the above conventional configuration, when the holding metal fitting 4 is installed only on one side and one end of the cutting board 1 is used over the edge of the sink 8, when a large amount of water is allowed to flow on the cutting board 1, the edge of the sink 8 from above the cutting board 1 is used. The water overflows on the counter and gets wet on the counter. Moreover, when boiled food is boiled from the pan to the colander on the cutting board 1, the hot water spread on the cutting board 1 There was a risk of spilling from the edge of the chopping board to the top board and floor.
[0011]
Further, in the above-described conventional configuration, the remaining food materials cut on the cutting board 1 are usually dropped into the sink 8 and gathered at the drainage outlet, but the remaining materials scattered widely in the sink 8 are gathered together. It was unsanitary and time consuming. Furthermore, in order to transfer foods cut on the cutting board 1 to a colander, the colander is usually inserted below the cutting board 1 with one hand, and the food on the cutting board 1 is often brought into the monkey with the other hand. As a result, the workability is not good, and there is a problem of moving the colander to the top plate outside the sink 8 or dripping water from the colander to wet the top plate.
[0012]
In addition, in the conventional configuration described above, in order to cut many kinds of food continuously, it is difficult to place the space for placing the food after cutting on the top board, and to place the food that has been cut and put in a colander. There was a problem that water dripped from the colander and the top plate got wet.
[0013]
Further, in the above conventional configuration, during normal cooking, cooking utensils such as kitchen knives, chopsticks, and ladle are often temporarily placed on the cutting board 1, but the work on the cutting board 1 is performed when the cutting board 1 is washed. Sometimes there was a problem of getting in the way.
[0014]
Further, in the above-described conventional configuration, when the cutting board 1 is washed, the faucet is moved to the upper part of the cutting board 1, and the remaining material on the cutting board 1 is collected by hand to collect the water or the faucet. It was necessary to move the water all over to move it.
[0015]
Further, in the above conventional configuration, in order to physically dry the cutting board 1, it is necessary to store it in a tableware drying cabinet outside the sink 8, but it does not enter a small tableware drying cabinet, There is something that can store a cutting board, but it has to be taken out every time it is used.
[0016]
Further, in the above-described conventional configuration, in order to sterilize the cutting board 1, there is a method of pouring hot water or washing with a chemical solution or the like. However, when hot water is poured, the hot water overflows from the cutting board 1 or holds a kettle in one hand. When washing the back surface of 1, it was dangerous because the cutting board 1 had to be turned over with one hand.
[0017]
Moreover, in the said conventional structure, in order to sterilize the cutting board 1, a chlorine-type detergent is used in many cases, However Since the cutting board 1 is a place which handles foodstuffs, there also existed the subject that the residue of a detergent was worried.
[0018]
Furthermore, with the conventional configuration described above, the temperature of the cutting board 1 cannot be converted, and it takes time to naturally thaw the food frozen on the cutting board 1, and it is difficult to maintain the cold food as it is.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention Upper left and right Passed over Can slide freely in the depth direction. The cutting board can be fixed by changing the angle. In addition, the wet food can be handled without wetting the top board, and the cutting board can be drained on the spot and the food can be drained efficiently on the cutting board, thereby improving workability.
[0020]
When the cutting board is not used, the angle of the cutting board can be set to be vertical or close to that in the sink. And even if the cutting board is not moved out of the sink, the sink space can be used effectively, and the labor for storing the cutting board can be saved.
[0021]
In addition, when the cutting board is washed, the cutting board can be rotated on the spot. And the whole cutting board can be wash | cleaned without bothering inside out.
[0022]
Moreover, when the surface part of a cutting board hurts, replacement | exchange is possible. And it can provide a cutting board that is easy to use for a long time.
[0023]
Also, provide a gap between the cutting board and the sink When is doing. Even if a large amount of water is flowed on the cutting board, it flows into the sink from the gap portion, so that the water does not overflow and the top plate is not wetted.
[0024]
In addition, a receiving portion that can be fitted is provided in the gap between the cutting board and the sink. And the remaining material on a cutting board can be collected together in a receiving part, the foodstuff on a cutting board can be moved to a receiving part with sufficient operativity, and workability | operativity improves.
[0025]
Further, the receiving part can be fixed to the wall surface. In addition, it is possible to sort out various kinds of food without taking up a place and without getting the top plate wet, and the workability is improved by effectively using the space.
[0026]
In addition, cooking tools such as kitchen knives and chopsticks during cooking can be temporarily placed in the receiving portion. In addition, it is possible to always leave the chopping board empty, which facilitates cleaning and working of the chopping board.
[0027]
In addition, cleaning means for applying a water flow to the entire cutting board provided around the sink is provided. And the remaining material on a cutting board is washed away quickly and the cutting board becomes easy to wash.
[0028]
In addition, drying means with warm air is provided on the entire cutting board provided around the sink. And the wet cutting board can be dried quickly on the spot.
[0029]
In addition, sterilization means that can sterilize the entire cutting board provided around the sink is provided. And a cutting board can be maintained hygienically.
[0030]
The sterilizing means uses electrolytic water supplied from the electrolytic water supply means. And the cutting board which handles food can be sterilized without using a detergent, and further, it can be used for washing food, which is highly safe.
[0031]
Furthermore, the front and back surface temperatures of the cutting board can be converted to different temperatures. Since the front and back of the cutting board can be used properly and can be used at a temperature suitable for the food handled by the cutting board, the freshness and deliciousness of the food can be maintained, and the workability can also be used for thawing frozen food.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
厨 in the present invention The first of the tuft The embodiment of the sink and the sink Left and right At the top Slide freely in the depth direction Cross over Can slide freely in the depth direction An angle conversion means that can fix the cutting board at a predetermined angle is provided.
[0033]
In the second embodiment, a vertical fixing means that can vertically fix the cutting board is provided.
[0034]
The third embodiment is provided with a rotating means that can rotate the cutting board in the installed state.
[0035]
In the fourth embodiment, sterilization means that can sterilize the entire cutting board is provided.
[0036]
The fifth embodiment is provided with a sterilizing means provided with electrolyzed water supply means.
[0037]
In the kitchen apparatus configured as described above, the cutting board passed over the sink is fixed at an angle other than horizontal by the angle conversion means of the cutting board, and the water of the food placed on the cutting board water or the cutting board is fixed. Water will flow down in the direction of the cutting board.
[0038]
In addition, the cutting board is fixed by changing the angle in the vertical direction while being fixed to the upper part of the sink by the vertical fixing means, the moisture of the wet cutting board falls into the sink, and the space in the sink that has passed the cutting board is reduced. It can be vacated immediately.
[0039]
In addition, since the cutting means can be rotated with the cutting board installed on the upper part of the sink, the front and back can be reversed immediately without having the cutting board.
[0040]
In addition, the sterilizing means applies a component that sterilizes the cutting board over the entire cutting board while the cutting board is installed, so that the cutting board contaminated with food or the like can be sterilized on the spot to keep the cutting board hygienic.
[0041]
In addition, since the electrolyzed water supply means supplies electrolyzed water to the sterilizing means, and the electrolyzed water is applied to the entire cutting board from the sterilizing means, the bacteria on the cutting board are sterilized by the acidic or alkaline water by the electrolyzed water.
[0042]
Embodiments of the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0043]
Example 1
1 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is an external perspective view of a top plate portion of the kitchen apparatus, FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA ′ in FIG. FIG. 5 is an operation explanatory diagram when the cutting board is rotated in the kitchen apparatus, and FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line BB ′ in FIG.
[0044]
1 to 6, 10 is a top plate of the kitchen apparatus, 11 is a sink, 12 is a cutting board placed on the sink 11, and 13 is an angle converting means for converting the angle of the cutting board 12. Button 15 to release the stopper that fixed the angle of Also have A vertical fixing means 16 for fixing the cutting board 12 vertically and a rotating means 17 for rotating the cutting board 12 at the installation location are provided. Reference numeral 18 denotes a groove for fixing the cutting board 12 provided on the side surface of the sink 11, and 19 denotes a core part of the cutting board 12, which is connected to the angle conversion means 13. Reference numeral 20 denotes cutting board surface portions on both sides of the core material portion 19, which are fixed to the core material portion 19 by cutting board fixing means 21. Reference numeral 22 denotes a gap, 22a denotes a gap in the horizontal direction of the cutting board 12 and the sink 11, and 22b denotes a gap in the back direction of the cutting board 12 and the sink 11.
[0045]
Next, the operation of the above configuration will be described.
[0046]
The cutting board 12 has a shaft portion 14 inserted into a groove 18 on a side surface of the sink 11 and is supported on the sink 11. The groove 18 on the side surface of the sink is provided in the entire depth direction on the left and right side surfaces of the sink 11, and the cutting board 12 can freely slide in the depth direction in a state of being spanned over the sink 11. For example, when cutting on the cutting board 12, slide to the near side as shown in FIG. 1, and when not working on the cutting board 12 or when used as a table, slide to the rear side as shown in FIG. When washing with a faucet, slide to the center as shown in FIG.
[0047]
In normal cooking operations, the cutting board 12 is fixed horizontally, but when the button 15 is pressed, the stopper that fixes the cutting board 12 is released, and the angle of the cutting board 12 until the button 15 is kept pressed. When the button 15 is released again at a predetermined angle, the angle is fixed. The angle conversion means 13 includes a vertical fixing means 16 capable of vertically fixing the cutting board 12 and a rotating means 17 capable of rotating the cutting board. 4 is fixed in a vertical state as shown in FIG. 4, and the space of the sink 11 can be made free when the cutting board 12 is not used. When the button 15 is held down and half-turned, the cutting board 12 becomes horizontal with the back side up, as shown in FIG. It can be used to use or clean the back surface of the cutting board 12.
[0048]
As shown in FIG. 6, the cutting board 12 has the core part 19 connected to the shaft part 14 in the angle conversion means 13, and the supporting strength of the cutting board 12 is borne by the core part 19. The surface part 20 of the cutting board 12 is made of a material suitable for cutting work, and is fixed to both surfaces of the core part 19 by cutting board fixing means 21. When the surface part 20 is replaced, the cutting board fixing means 21 is released. Then, the surface portion 20 is removed. The cutting board 12 has a left-right gap 22a and a front-rear gap 22b between the sink 11 and the shaft 14 that supports and fixes the cutting board 12 is a groove 18 inside the sink 11. Since it supports, when water flows on the cutting board 12, the water falls into the sink 11 from the gaps 22a and 22b.
[0049]
As described above, by providing the angle conversion means 13 on the cutting board 12, the cutting board 12 passed over the sink 11 can change the angle according to the application, and the top board 10 is wetted without getting wet. The food can be handled, and the chopping board 12 can be drained and the food can be drained on the chopping board 12 to improve workability.
[0050]
Further, when the cutting board 12 is not used, the cutting board 12 can be fixed vertically in the back of the sink 11 by the vertical fixing means 16, so that the space in the sink 11 can be used effectively and the cutting board 12 can be used effectively. Can be stored in the sink 11 without being removed from the sink 11, and can be quickly raised when it is used again.
[0051]
Further, even when the cutting board 12 is cleaned, the cutting board 12 can be rotated with the cutting board 12 placed on the sink 11, so that the back surface can be easily cleaned without holding the cutting board 12.
[0052]
Further, since the surface portion 20 of the chopping board 12 is configured to be removable by the chopping board fixing means 21, when the surface portion 20 of the chopping board 12 is damaged, only the surface is replaced with a new one while maintaining the main mechanism. It can be used for a long time and is economical.
[0053]
Further, since the cutting board 12 can be passed between the sink 11 with predetermined gaps 22a and 22b secured, even when a large amount of water is flowed on the cutting board 12 when washing or boiling the cutting board 12, It does not overflow on the top board 10 and can be used for various purposes as a work table using water, so that workability is improved.
[0054]
(Example 2)
7 is a block diagram of a kitchen apparatus showing a second embodiment of the present invention, FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the line CC ′ in FIG. 7, FIG. 9 is a wall cross-sectional view of the back of the sink in the kitchen apparatus, and FIG. The operation explanation on the back side of the sink when the chopsticks, the chopsticks, and the balls are temporarily placed is shown.
[0055]
In FIGS. 7 to 10, reference numeral 23 denotes a receiving part that can receive the object on the cutting board 12, and is configured to pass water in a knitted basket shape. Reference numeral 24 denotes a handle of the receiving portion 23, 25 denotes a sink edge fixing portion for fixing the handle 24, 26 denotes a rear wall surface portion of the sink 11, and 27 denotes a receiving portion fixing means for fixing the receiving portion 23 to the wall surface portion 26. , 28 is a temporary placing means attached to the receiving portion 23 to allow the cooking utensil being cooked to be temporarily placed. Other configurations are the same as those in the first embodiment, and are omitted.
[0056]
Next, the operation of the above configuration will be described.
[0057]
The receiving portion 23 is fixed by hooking the handle 24 onto the fixing portion 25 at the edge of the sink 11, and the plurality of receiving portions 23 and the cutting board 12 are installed as shown in FIG. In general, the food cut on the cutting board 12 is usually transferred to a colander, washed in that state, and then waited on a cooking table until the next cooking step such as heating. In this embodiment, the food material cut on the cutting board 12 installed on the sink 11 can be prepared by continuously cutting a plurality of types of food material by repeating the work of moving to the receiving portion 23 by hand. . In addition, the cut food can be put into the receiving portion 23 and washed with flowing water while being fixed to the fixing portion 25 at the edge of the sink 11.
[0058]
In addition, the remaining material after normal cutting is dropped into the sink and manually stored in the waste storage at the drain. Yo However, in this embodiment, the remaining material that has come out on the cutting board 12 is moved to one of the receiving portions 23, and the remaining material is moved to the trash box as it is by removing the receiving portion 23. Can be thrown away. Further, when the receiving portion 23 located in the gap portion 22a between the sink 11 and the cutting board 12 is full, the wall portion 26 on the back surface of the sink 11 is fitted into the receiving portion fixing means 27 by fitting the receiving portion 23 that is full. Since it can be moved to and fixed, a wider variety of receiving portions 23 can be used. In addition, cooking utensils such as kitchen knives, chopsticks, and ladle during cooking are usually placed on the cutting board 12 from the viewpoint of hygiene. In this way, the portion in contact with the food can be temporarily placed in a state where it does not come into contact with other portions, so that it is not necessary to place it on the cutting board 12.
[0059]
As described above, according to this embodiment, the food material cut on the cutting board 12 moves to the receiving portion 23 instead of the colander on the sink 11 and can be cleaned at the same position, so that both hands are free. In addition, it is possible to save the trouble of transferring the food material cut on the cutting board 12 to the colander and washing it. Furthermore, since the cut remaining material is thrown into the trash box without being scattered in the sink 11, it is not necessary to collect the remaining material at the bottom of the sink 11, and the labor of cleaning can be saved. Moreover, since the receiving part 23 is being fixed on the sink 11, the water droplet after washing | cleaning also falls in the sink 11, and it can work cleanly without getting the top plate surface wet.
[0060]
Moreover, since the receiving part 23 can be fixed also to the wall surface part 26 of the back surface of the sink 11 by the receiving part fixing means 27, Near cutting board 12 As a result, it is possible to store a large amount of food, saving space, and improving the workability because the moving distance for cleaning and placing the colander is shortened. In addition, cooking utensils such as kitchen knives, chopsticks, and ladle that are attached to food, but are in a clean state, can be temporarily placed on the temporary placing means 28, so that the cutting board 12 can be kept open at all times. The angle of 12 can be easily changed, and workability is improved because it can be used immediately at the time of use.
[0061]
(Example 3)
FIG. 11 shows a block diagram of a kitchen apparatus according to a third embodiment of the present invention, in which 29 is a cleaning means for cleaning the cutting board 12, 30 is an opening / closing means for opening and closing the supply of cleaning water, and 31 is a heater for warming the cleaning water. is there. Other configurations are the same as those in the first embodiment, and are omitted.
[0062]
Next, the operation of the above configuration will be described.
[0063]
The cleaning water supplied by the opening / closing means 30 is heated to an appropriate temperature by the heater 31 and discharged from the cleaning means 29. As shown in FIG. 11, the cutting board 12 is moved to the vicinity of the cleaning means 29, or the strength of the cleaning water is adjusted according to the position of the cutting board 12 so that the cleaning water is appropriately applied. it can. The cleaning water discharged from the cleaning means 29 is applied to the entire cutting board 12 and rinses off the dirt on the cutting board 12. At that time, if the angle of the cutting board 12 is changed by the angle conversion means 13, the remaining material on the cutting board is more likely to flow down, and when rotated by the rotation means 17, the back surface can be properly washed. Further, by directly applying cleaning water into the sink 11 by the cleaning means 29, the remaining material adhering in the sink can be washed out and collected at the drain outlet. Further, if the dirty tableware is brought in front of the cleaning means 29, the remaining material adhering to the tableware can be washed away.
[0064]
As described above, since the cutting board 12 can be cleaned while being placed on the sink 11 by the cleaning means 29, the cutting board or faucet for moving the water to the whole can be moved by holding a heavy board as before. Since it is possible to wash to the back side, it is possible to work easily and to reduce the splashing of water on the top plate part that occurs when the cutting board is moved conventionally. Furthermore, since it can also be used for cleaning the sink 11, it is not necessary to manually apply water to the entire sink to wash away dirt in the sink, and the sink can be kept clean. In addition, since it can be used for dishwashing, it eliminates the hassle of cleaning during cooking and cleaning up after meals, improving workability, and pre-washing before putting in the dishwasher when using dishwashers that are becoming popular nowadays It becomes suitable for.
[0065]
Example 4
FIG. 12 is a block diagram of a kitchen apparatus showing a fourth embodiment of the present invention, wherein 32 is a drying means for drying the cutting board 12, 33 is a heater, and 34 is a fan for sending air to the cutting board 12. Other configurations are the same as those in the first embodiment, and are omitted.
[0066]
Next, the operation of the above configuration will be described.
[0067]
The air supplied by the blower fan 34 is heated to an appropriate temperature by the heater 33 and then discharged by the drying means 32. As shown in FIG. 12, the cutting board 12 is moved in the vicinity of the drying means 32, or the strength of the hot air is adjusted according to the position of the cutting board 12, so that the entire cutting board 12 is appropriately heated. To do. The hot air discharged from the drying means 32 is applied to the entire cutting board 12, and the excess moisture is removed to dry. At that time, if the angle of the cutting board 12 is changed by the angle conversion means 13, the water on the cutting board 12 can be easily drained and dried. Easier, Further, it can be properly dried up to the back surface by being rotated by the rotating means 18. Further, if the hot air is directly applied to the hand during work, the hand can be warmed at the time of cold, and if the food on the cutting board 12 is blown only without operating the heater 33, the hot food is subjected to the rough heat. I can do it.
[0068]
As described above, since the cutting board 12 can be dried while being placed on the sink 11 by the drying means 32, it is troublesome to dry in another place as in the past or to store the cutting board in a drying cabinet. Therefore, the workability is improved and the occurrence of molds can be prevented, so that it becomes hygienic. In winter, it is also effective for hand heating during work, and can also improve food efficiency.
[0069]
(Example 5)
FIG. 13 is a block diagram of a kitchen apparatus showing Embodiment 5 of the present invention, in which 35 is a sterilizing means for sterilizing the cutting board 12, 36 is an electrolyzed water supplying means for supplying electrolyzed water having a sterilizing action, and 37 is the electrolyzing unit. Opening / closing means for controlling the supply of the water supply means 36. Other configurations are the same as those in the first embodiment, and are omitted.
[0070]
Next, the operation of the above configuration will be described.
[0071]
The electrolyzed water produced by the electrolyzed water supply means 36 is supplied from the sterilization means 35 by opening the opening / closing means 37. As shown in FIG. 13, the cutting board 12 is moved in the vicinity of the sterilizing means 35 or the supply strength of the electrolytic water is adjusted according to the position of the cutting board 12 so that the electrolytic water is appropriately applied. The electrolyzed water discharged from the sterilizing means 35 can be applied to the entire cutting board 12 to sterilize the cutting board 12. In this case, if the rotating means 18 is rotated halfway, the sterilizing water is applied to the back surface and can be appropriately sterilized. By adjusting the water flow of the sterilizing means 35 and applying electrolyzed water toward the sink 11, a wide area of the sink 11 can be sterilized. Furthermore, when electrolyzed water is directly applied to the hands and food from the sterilizing means 35, the hands and food can be sterilized without using a detergent.
[0072]
As described above, since the cutting board 12 can be easily sterilized while the cutting board 12 is placed on the sink 11 by the sterilizing means 35, the cutting board 12 can be maintained in a sanitary manner, and further, the sink 11 can be sterilized at a time. In addition, the inside of the sink and the drain outlet that are easily contaminated can be maintained in a sanitary manner, and the labor for cleaning the inside of the sink can be reduced. Moreover, since hands and foods can be easily sterilized, it is hygienic. Furthermore, since electrolyzed water supplied from the electrolyzed water supply means 36 is used as a sterilizing method, there is no concern about residual detergent, and safety is high. Because there are few touches, it can be used with confidence.
[0073]
(Example 6)
FIG. 14 is a block diagram of a kitchen apparatus showing a sixth embodiment of the present invention, wherein 38 is a cutting board temperature converting means for changing the front and back temperatures of the cutting board 12 to different temperatures, and 39 is a cutting board temperature control means for controlling the temperature of the cutting board 12. It is. Other configurations are the same as those in the first embodiment, and are omitted.
[0074]
The operation of the above configuration will be described.
[0075]
The cutting board temperature conversion means 38 incorporated in the cutting board 12 can set the surface 20 of the cutting board 12 to a warm temperature and the other to a cold temperature by adopting a Peltier element. For example, when cutting warm food, it becomes difficult to cool by using a warm surface, and when thawing frozen food, thawing is accelerated by leaving it on the warm surface for a while. The When cutting cold foods such as sashimi, the rotating means 17 can be used with the cold surface of the cutting board 12 facing up, so that the freshness can be maintained without being warmed while being cut. If the material is placed on the cutting board 12 and cooled, it becomes easy to fry cleanly.
[0076]
As described above, the cutting board temperature conversion means 38 can set the front and back of the cutting board 12 to different temperatures, so that warm foods are difficult to cool and cold foods are difficult to warm, and can be cooked at a temperature suitable for food. It is effective for keeping warm and maintaining freshness and making delicious dishes. Furthermore, it is effective for thawing frozen foods and can improve workability.
[0077]
【The invention's effect】
The kitchen device of the present invention implemented in the form as described above has the following effects.
[0078]
An angle conversion means is provided to change the angle of the cutting board over the top of the sink, so that the cutting board can be drained while it is still installed on the sink by allowing the cutting board to be fixed at a non-horizontal angle. This makes it easier to maintain the food and removes excess water from the food, making it easier to make delicious dishes.
[0079]
Further, by providing a vertical fixing means that can fix the cutting board in a vertical state, the cutting board can be stood vertically and stored in a state of being stretched over the sink. As a result, there is no need to move the cutting board to another location, and water dripping from the cutting board is dropped into the sink, so the top board does not get wet, and when you want to use it, you can use it by changing the angle immediately. As a result, storage and workability are improved.
[0080]
In addition, by providing a rotating means that can rotate while the cutting board is installed, the front and back of the cutting board can be reversed by rotating the cutting board without lifting it, and the cutting board can be used effectively. Even during cleaning, it can be easily returned to the back and washed, making work easier.
[0081]
In addition, the cutting board surface is fixed to the cutting board core by the cutting board fixing means, so that the cutting board core is connected to the angle conversion means, so that the mechanism for changing the angle of the cutting board remains, and the surface of the cutting board Only parts can be exchanged. As a result, it is possible to provide a kitchen apparatus that can be used for a long period of time while exchanging cutting board portions that are easily painful.
[0082]
In addition, by providing a predetermined gap between the cutting board and the sink over the sink, even if water flows on the cutting board, it does not flow down from the gap into the sink and cause water to touch the top board. Work with water on the cutting board and cleaning of the cutting board can be done with good workability.
[0083]
In addition, by providing a receiving part that can be inserted into the gap between the cutting board and the sink that is passed over the sink and receive the object on the cutting board, the food cut on the cutting board can be easily moved, Since the food in the receiving part can be washed on the spot, workability is improved.
[0084]
Also, by providing the receiving part fixing means on the back of the sink, the receiving part containing the food moved from the cutting board can also be fixed to the wall surface, and since there is a gap between the cutting board and the sink, the cutting board This piping unit can be installed on the back of the ceiling and does not take up space under the floor. Even if Even if a large amount of water is made to flow on the cutting board, the water does not overflow on the top board of the kitchen apparatus, and the work using water can be performed on the cutting board without wetting the top board.
[0085]
Further, by providing a temporary storage means for cooking utensils in the middle of cooking in the receiving portion, there is no temporary storage space on the cutting board during cooking, and workability is improved without being disturbed during angle conversion or cleaning of the cutting board. It has the effect.
[0086]
In addition, by providing a cleaning means that can clean the cutting board while it is placed on the sink, it is possible to save labor for cutting the cutting board that is frequently performed during cooking, and to improve workability.
[0087]
In addition, by providing a drying means that can dry the cutting board over the sink, the cutting board can be dried without being moved out of the sink, improving workability and using the cutting board in a dry state. Since it becomes easy, it has the effect that it is easy to cook the food which does not need moisture.
[0088]
In addition, by providing a sterilizing means that can sterilize the cutting board while it is spread over the sink, the cutting board can be easily sterilized and can be sanitized.
[0089]
Further, by providing the electrolyzed water supply means as means for sterilizing the cutting board, there is an effect that it is safer than using a detergent and can be used for various purposes such as sterilization of food and hands.
[0090]
In addition, by providing cutting board temperature conversion means that can convert the front and back of the cutting board to different temperatures, food can be cooked while keeping it warm and cold, and it can be used for thawing frozen food and temperature control of food suitable for easy cooking. Can be used, and the workability and cooking technique can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of the top plate portion of the kitchen apparatus.
3 is a cross-sectional view taken along line AA ′ in FIG.
FIG. 4 is an operation explanatory diagram of the kitchen apparatus.
FIG. 5 is a diagram illustrating another operation of the kitchen apparatus.
6 is a cross-sectional view taken along line BB ′ in FIG.
FIG. 7 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a second embodiment of the present invention.
8 is a cross-sectional view taken along the line CC ′ in FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the wall behind the sink in the kitchen apparatus.
FIG. 10 is an explanatory diagram of the operation on the back of the sink.
FIG. 11 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a configuration diagram of a kitchen apparatus according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a perspective view of a conventional kitchen apparatus.
[Explanation of symbols]
11 Sink
12 Chopping board
13 Angle conversion means
16 Vertical fixing means
17 Rotating means
19 Cutting board core
20 Cutting board surface
21 Cutting board fixing means
22 Cavity
23 Receiver
26 Wall part
27 Receiving part fixing means
28 Temporary placement means
29 Cleaning means
32 Drying means
35 Sterilization means
36 Electrolyzed water supply means
38 Cutting board temperature conversion means

Claims

A kitchen apparatus provided with angle conversion means for converting and fixing the angle of a cutting board that can slide freely in the depth direction in a state of being stretched over the left and right upper portions of the sink.

The kitchen apparatus according to claim 1, wherein the angle conversion means includes vertical fixing means for fixing the cutting board in a vertical state.

The kitchen apparatus according to claim 1 or 2, wherein the angle converting means includes a rotating means for rotating the cutting board in an installed state.

The kitchen apparatus according to any one of claims 1 to 3, further comprising sterilizing means for sterilizing a cutting board on the back surface of the sink.

The kitchen apparatus according to claim 4, wherein the sterilizing means has electrolytic water supply means.