JP3653812B2

JP3653812B2 - Duster

Info

Publication number: JP3653812B2
Application number: JP19954995A
Authority: JP
Inventors: 久孝伊藤; 信行宮本; 光紀松浦
Original assignee: 石川島播磨重工業株式会社
Priority date: 1995-08-04
Filing date: 1995-08-04
Publication date: 2005-06-02
Anticipated expiration: 2015-08-04
Also published as: JPH0942637A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴミ袋に袋詰めされたゴミを破袋しつつ破砕し、焼却炉へ供給するための給塵機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
この種の給塵機としては、従来、例えば、特開昭５７−１１７４０６号公報や実公平５−２０４４４号公報に記載されたようなものが存在し、特開昭５７−１１７４０６号公報に記載されたものは、図６〜図８に示される如く、上面所要位置にホッパ１に接続されるゴミの取入口２が形成され且つ下面所要位置にゴミの排出口３が形成されたケーシング５内に、同径の二本のスクリュー６，７を略水平方向に延びるよう並設し、一方のスクリュー６を固定の軸受８により回転自在に支持せしめると共に、他方のスクリュー７を、前記一方のスクリュー６に対し近接離反可能となるよう、その軸線方向と直角な方向へシリンダ１０の伸縮によって移動自在に配設された軸受９により回転自在に支持せしめ、前記スクリュー６にモータ１１を連結し、該モータ１１の駆動によりスクリュー６を所要方向に回転駆動すると共に、該スクリュー６の回転をギア１２，１３，１４，１５を介してスクリュー７へ伝達し、該スクリュー７を前記スクリュー６の回転方向と反対方向に回転駆動し得るようになっており、更に、図８に示される如く、前記ケーシング５内に、移動壁５ａを前記他方のスクリュー７の移動と連動してガイド部５ｂに沿って移動可能となるよう配設してある。
【０００３】
これにより、ホッパ１に投入された袋詰めのゴミは、モータ１１により互いに反対方向に回転駆動される二本のスクリュー６，７により、排出口３を経て図示していない焼却炉へ供給される。
【０００４】
前記二本のスクリュー６，７間に挟み込まれたゴミによって該二本のスクリュー６，７を押し広げようとする拡大力が許容拡大力を越える場合には、スクリュー７がスクリュー６から離反する方向へ移動すると共に、それと連動して移動壁５ａがガイド部５ｂに沿って移動し、前記拡大力が許容範囲内に収まるように制御される。
【０００５】
尚、図中、４は二本のスクリュー６，７間に大きなゴミが挟み込まれ、スクリュー７をスクリュー６から離反させる方向へ最大限移動させても、スクリュー６，７を押し広げようとする拡大力が許容拡大力を越えてしまう場合に、前記二本のスクリュー６，７を夫々前述と逆方向に回転させ、ゴミを逆送して図示しないピットに戻すための排出口である。
【０００６】
又、実公平５−２０４４４号公報に記載されたものは、前記特開昭５７−１１７４０６号公報に記載された移動壁５ａに相当する負荷調整板を、移動スクリューと連動させて移動可能に配設すると共に、移動スクリューと負荷調整板との隙間を下流側へ向け広げられるように構成したものであり、その他の構成については、基本的には特開昭５７−１１７４０６号公報に記載されたものと同様であり、近接離反可能に配設された二本のスクリューを互いに反対方向に回転駆動することにより、ゴミ袋に袋詰めされたゴミを焼却炉へ供給するようになっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如き、特開昭５７−１１７４０６号公報に記載された給塵機では、移動壁５ａがガイド部５ｂに沿って平行移動する形式となっているため、かなりの製作精度を要求されると共に、ガイド部５ｂに異物がつまったりすると移動壁５ａが動かなくなり、故障が発生しやすく、メンテナンスも大変になり、又、実公平５−２０４４４号公報に記載された給塵機では、構造が非常に複雑になるという欠点を有していた。
【０００８】
本発明は、斯かる実情に鑑み、故障の可能性の少ない簡単な構造で、ゴミの噛み込みによる無理な力の発生を抑制し得、円滑な運転を継続し得る給塵機を提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上面所要位置にゴミの取入口が形成され且つ下面所要位置にゴミの排出口が形成されたケーシング内に、取入口側から排出口側へ向け略水平方向に延びる主スクリューを回転自在に配設すると共に、該主スクリューと略平行に延びる補助スクリューを、回転自在に且つ前記主スクリューに対し近接離反可能となるよう軸線方向と直角な方向へ移動自在に配設した給塵機において、
ケーシング内に補助スクリューの軸線と略平行に延びる揺動軸を中心として揺動自在に配設され且つ補助スクリューの反主スクリュー側の面を覆うように延びるスイングトラフと、
駆動ユニットから給排される作動流体の圧力によって駆動され且つスイングトラフを揺動せしめるアクチュエータと、
補助スクリューの位置を検出する位置検出器と、
スイングトラフの揺動角度を検出する角度検出器と、
前記駆動ユニットの作動流体圧力に基づきスイングトラフに作用する反力を検出する圧力検出器と、
前記位置検出器から出力される検出信号と、前記角度検出器から出力される検出信号とに基づき、補助スクリューに対するスイングトラフの実際の間隔を求め、前記圧力検出器から出力される検出信号に基づき、スイングトラフに作用する反力が許容範囲内にあるときには補助スクリューに対するスイングトラフの実際の間隔が設定値に保持されるようスイングトラフを揺動せしめる駆動指令信号をアクチュエータの駆動ユニットへ出力し、スイングトラフに作用する反力が許容範囲を越えるときには補助スクリューに対するスイングトラフの実際の間隔を設定値以上に広げて前記反力が許容範囲内となるようスイングトラフを揺動せしめる駆動指令信号をアクチュエータの駆動ユニットへ出力する制御装置と
を備えたことを特徴とする給塵機にかかるものである。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
従って、ケーシング内には、補助スクリューの反主スクリュー側の面を覆うように延びるスイングトラフを、前記補助スクリューの軸線と略平行に延びる揺動軸を中心として揺動自在に配設してあるため、補助スクリューの主スクリューに対する近接離反動作に追従させてスイングトラフを揺動せしめ、補助スクリューに対するスイングトラフの間隔を一定に保持したり、或いは、補助スクリューに対するスイングトラフの間隔を広げてスイングトラフに作用する反力を許容範囲内とすることが、故障等の心配もなく確実に行える。
【００１３】
【００１４】
又、スイングトラフを揺動せしめるアクチュエータと、位置検出器と、角度検出器と、圧力検出器と、前記アクチュエータの制御装置とを備えるようにしてあるため、給塵機の運転時には、位置検出器によって補助スクリューの位置が検出され、角度検出器によってスイングトラフの揺動角度が検出され、圧力検出器によって駆動ユニットの作動流体圧力に基づきスイングトラフに作用する反力が検出され、制御装置において、前記位置検出器から出力される検出信号と、前記角度検出器から出力される検出信号とに基づき、補助スクリューに対するスイングトラフの実際の間隔が求められ、前記圧力検出器から出力される検出信号に基づき、スイングトラフに作用する反力が許容範囲内にあるときには補助スクリューに対するスイングトラフの実際の間隔が設定値に保持されるようスイングトラフを揺動せしめる駆動指令信号がアクチュエータの駆動ユニットへ出力され、スイングトラフの揺動角度が調節され、又、スイングトラフに作用する反力が許容範囲を越えるときには補助スクリューに対するスイングトラフの実際の間隔を設定値以上に広げて前記反力が許容範囲内となるようスイングトラフを揺動せしめる駆動指令信号がアクチュエータの駆動ユニットへ出力され、スイングトラフの揺動角度が調節される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【００１６】
図１〜図５は本発明の実施の形態の一例であって、上面所要位置にホッパ１に接続されるゴミの取入口２が形成され且つ下面所要位置にゴミの排出口３が形成されたケーシング５内に、取入口２側から排出口３側へ向け略水平方向に延びる主スクリュー１６を回転自在に配設すると共に、該主スクリュー１６と略平行に延びる補助スクリュー１７を、回転自在に且つ前記主スクリュー１６に対し近接離反可能となるよう軸線方向と直角な方向へ移動自在に配設し、ケーシング５内に、補助スクリュー１７の反主スクリュー１６側の面を覆うように延びるスイングトラフ２７を、前記補助スクリュー１７の軸線と略平行に延びる揺動軸２８を中心として揺動自在に配設したものである。
【００１７】
前記主スクリュー１６は、ケーシング５から外部へ突出する基端側を固定の軸受１８により片持支持し、モータ２０に連結してあると共に、ケーシング５内部に位置するシャフト部１６ａを、基端側から自由端側へ向け漸次縮径せしめてテーパ状に形成してある。
【００１８】
前記補助スクリュー１７は、ケーシング５から外部へ突出する基端側を、その軸線方向と直角な方向へ図示していないシリンダの伸縮によって移動自在に配設された軸受１９により片持支持してある。尚、補助スクリュー１７のケーシング５内部に位置するシャフト部１７ａは、基端側から自由端側へ亘って同径としてあるが、前記主スクリュー１６と同様にテーパ状に形成してもよいことは言うまでもない。
【００１９】
又、前記主スクリュー１６のケーシング５から外部へ突出する基端部所要位置に駆動ギア２１を嵌着すると共に、リンクブラケット２５を回動自在に嵌装し、該リンクブラケット２５に、前記駆動ギア２１と噛合する中間ギア２２と、該中間ギア２２と噛合する中間ギア２３とを回転自在に取り付け、前記補助スクリュー１７のケーシング５から外部へ突出する基端部所要位置に、前記中間ギア２３と噛合する従動ギア２４を嵌着すると共に、前記リンクブラケット２５の先端部に枢着されるリンクブラケット２６を回動自在に嵌装し、前記主スクリュー１６に対し補助スクリュー１７を近接離反させても、常にモータ２０の駆動により主スクリュー１６と補助スクリュー１７が互いに反対方向に回転するようにしてある。
【００２０】
前記スイングトラフ２７は、図４に示す如く、油圧を用いた駆動ユニット２９から給排される作動流体の圧力により駆動されるアクチュエータとしての油圧シリンダ３０の伸縮動作によって揺動するようにしてあり、前記駆動ユニット２９は、タンク３１内の油を油圧ポンプ３２によって昇圧し、該油圧ポンプ３２によって昇圧された圧油を、逆止弁３３、電磁弁３４、パイロット操作逆止弁３５を介して油圧シリンダ３０のヘッド側室或いはロッド側室へ送給することにより、油圧シリンダ３０を伸縮させるようにしてある。尚、３６は油圧ポンプ３２によって昇圧された余分な圧油をタンク３１へ戻すための戻し弁、３７は油圧シリンダ３０のヘッド側室の圧力が許容範囲を急激に且つ大幅に越えた場合に、油圧シリンダ３０のヘッド側室の圧油をタンク３１へ逃がすための緊急用の安全弁、３８は逆止弁である。
【００２１】
又、前記補助スクリュー１７の位置を検出する位置検出器３９と、スイングトラフ２７の揺動角度を検出する角度検出器４０と、前記駆動ユニット２９の作動流体圧力（油圧シリンダ３０のヘッド側室の圧力）に基づきスイングトラフ２７に作用する反力を検出する圧力検出器４１とを設ける。
【００２２】
更に、前記位置検出器３９から出力される検出信号３９ａと、前記角度検出器４０から出力される検出信号４０ａとに基づき、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔を求め、前記圧力検出器４１から出力される検出信号４１ａとに基づき、スイングトラフ２７に作用する反力が許容範囲内にあるときには補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔が設定値Ｌに保持されるようスイングトラフ２７を揺動せしめる駆動指令信号４３を油圧シリンダ３０の駆動ユニット２９の電磁弁３４へ出力し、スイングトラフ２７に作用する反力が許容範囲を越えるときには補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔を設定値Ｌ以上に広げて前記反力が許容範囲内となるようスイングトラフ２７を揺動せしめる駆動指令信号４３’を油圧シリンダ３０の駆動ユニット２９の電磁弁３４へ出力する制御装置４２を設ける。
【００２３】
本図示例においては、主スクリュー１６の外径Ｄmと補助スクリュー１７の外径Ｄsは略同径（およそ５００［ｍｍ］）とし、前記各ギア２１，２２，２３，２４のギア比を適宜選択し、主スクリュー１６の回転数Ｎm［ｒｐｍ］と補助スクリュー１７の回転数Ｎs［ｒｐｍ］を異なるように設定することにより、主スクリュー１６の羽根外周における回転周速Ｖm［ｍ／ｓｅｃ］と補助スクリュー１７の羽根外周における回転周速Ｖs［ｍ／ｓｅｃ］とが異なるようにしてあり、前記主スクリュー１６の回転数Ｎmをおよそ０．５〜５［ｒｐｍ］とし、補助スクリュー１７の回転数Ｎsをおよそ１〜１０［ｒｐｍ］とし、
［数１］
Ｖm：Ｖs≒１：２
程度となるようにしてある。尚、主スクリュー１６の羽根外周における回転周速Ｖmと補助スクリュー１７の羽根外周における回転周速Ｖsとが異なるようにするには、主スクリュー１６の回転数Ｎmと補助スクリュー１７の回転数Ｎsを等しくし、主スクリュー１６の外径Ｄmと補助スクリュー１７の外径Ｄsを異径としてもよい。又、主スクリュー１６の回転数Ｎmと補助スクリュー１７の回転数Ｎsを変えると共に、主スクリュー１６の外径Ｄmと補助スクリュー１７の外径Ｄsを異径とすることも可能である。
【００２４】
次に、上記実施の形態の一例の作動を説明する。
【００２５】
給塵機の運転開始時には、補助スクリュー１７は、図４中、実線で示される定常位置（主スクリュー１６と補助スクリュー１７との間隔が最小となる位置）に保持され、且つスイングトラフ２７は、図４中、実線で示される位置に保持され、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の間隔は設定値Ｌに保持されており、この状態で、モータ２０を所望の回転数Ｎで回転駆動すると、主スクリュー１６がモータ２０の回転数Ｎに対応した回転数Ｎmで回転すると共に、該主スクリュー１６の回転が駆動ギア２１、中間ギア２２，２３、従動ギア２４を介して補助スクリュー１７へ伝えられ、該補助スクリュー１７が回転数Ｎmのおよそ二倍の回転数Ｎsで主スクリュー１６と反対方向に回転し、主スクリュー１６の羽根外周における回転周速Ｖmに対し、補助スクリュー１７の羽根外周における回転周速Ｖsがおよそ二倍の速度となり、ホッパ１に袋詰めのゴミを投入すると、該ゴミは、取入口２からケーシング５内に落下し、主スクリュー１６によって下流側へ搬送されると共に、主スクリュー１６の羽根外周における回転周速Ｖmと異なる回転周速Ｖsで回転している補助スクリュー１７の羽根により、大きな剪断力が加えられる形となり、破袋が確実に行われつつゴミの破砕も効率よく行われ、該破砕されたゴミが排出口３を経て図示していない焼却炉へ定量的に供給され、「ゴミ切れ」や「どか落ち」も発生しなくなる。尚、主スクリュー１６のシャフト部１６ａは基端側から自由端側へ向け漸次縮径しテーパ状となっているため、ゴミが主スクリュー１６の基端側から自由端側へ搬送される際、自由端側へ行くに従って圧密されるようなことはなく、円滑な搬送が可能となる。
【００２６】
一方、主スクリュー１６と補助スクリュー１７との間に挟み込まれたゴミによって該主スクリュー１６と補助スクリュー１７を押し広げようとする拡大力が予め設定された値以上となった場合には、補助スクリュー１７が主スクリュー１６から離反する方向へ移動され、前記拡大力が許容拡大力を越えることが予防され、ゴミの破袋並びに破砕が安定して行われるが、このとき、前記補助スクリュー１７の位置が位置検出器３９によって検出され、該位置検出器３９から出力される検出信号３９ａに基づき、制御装置４２において、スイングトラフ２７の揺動角度が演算されて駆動指令信号４３が電磁弁３４へ出力され、該電磁弁３４が図４中、中立のポジションからＡのポジションに切り換えられ、圧油が油圧シリンダ３０のロッド側室へ送給され、該油圧シリンダ３０が所要量だけ収縮し、スイングトラフ２７が補助スクリュー１７から離反する方向へ揺動し、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔が設定値Ｌに保持される。尚、前記スイングトラフ２７の揺動角度は角度検出器４０によって検出され、該角度検出器４０から出力される検出信号４０ａが制御装置４２へフィードバックされており、スイングトラフ２７の揺動角度が所望の値に調整されると、前記電磁弁３４が中立のポジションに復帰して、油圧シリンダ３０がロックされる。
【００２７】
又、補助スクリュー１７とスイングトラフ２７との間に大きなゴミや塊状の不燃物が入り込み、スイングトラフ２７に作用する反力が大きくなって、圧力検出器４１で検出される駆動ユニット２９の作動流体圧力（油圧シリンダ３０のヘッド側室の圧力）が許容範囲を越えると、該圧力検出器４１から出力される検出信号４１ａに基づき、制御装置４２から電磁弁３４へ駆動指令信号４３’が出力され、該電磁弁３４が図４中、中立のポジションからＡのポジションに切り換えられ、油圧シリンダ３０のヘッド側室の圧油が、該油圧シリンダ３０のロッド側室へ送給される圧油によって開かれたパイロット操作逆止弁３５と電磁弁３４と逆止弁３８を経てタンク３１へ排出されると共に、圧油が油圧シリンダ３０のロッド側室へ送給され、該油圧シリンダ３０が所要量だけ収縮し、スイングトラフ２７が補助スクリュー１７から離反する方向へ揺動し、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔が設定値Ｌ以上に広げられて前記反力が許容範囲内に収まるようにされる。
【００２８】
この後、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔が設定値Ｌ以上に広げられた状態で、設定時間（例えば、三〜五秒）だけ運転が続けられると、前記電磁弁３４が中立のポジションからＢのポジションに切り換えられ、圧油が油圧シリンダ３０のヘッド側室へ送給され、該油圧シリンダ３０が所要量だけ伸長し、スイングトラフ２７が補助スクリュー１７に近接する方向へ揺動し、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔が設定値Ｌに再び戻されるが、この状態で依然としてスイングトラフ２７に作用する反力が大きく圧力検出器４１で検出される駆動ユニット２９の作動流体圧力（油圧シリンダ３０のヘッド側室の圧力）が許容範囲を越えている場合には、前述と同様、油圧シリンダ３０が所要量だけ収縮し、スイングトラフ２７が補助スクリュー１７から離反する方向へ揺動し、補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔が設定値Ｌ以上に広げられて前記反力が許容範囲内に収まるようにされる。
【００２９】
又、非常に大きなゴミ等が補助スクリュー１７とスイングトラフ２７との間に入り込み、前述の如く補助スクリュー１７に対するスイングトラフ２７の実際の間隔を設定値Ｌ以上に広げて行き、スイングトラフ２７を最大限揺動させても、前記反力が許容範囲内に収まらない場合には、主スクリュー１６と補助スクリュー１７が夫々通常運転時の回転方向と逆方向に回転駆動され、逆回転での運転がある設定時間だけ継続された後、再び正回転での運転に戻され、この反転動作が所定回数繰り返され、この間に前記反力が許容範囲内に収まれば、そのまま正回転での運転に移行するが、前記反力が許容範囲を越えたままの場合には、主スクリュー１６と補助スクリュー１７の回転が停止されると共に、警報ブザー等が鳴らされる。
【００３０】
こうして、スイングトラフ２７を揺動させるという故障の可能性の少ない簡単な構造で、ゴミの噛み込みによる無理な力の発生を抑制し得、円滑な運転を継続し得る。
【００３１】
尚、本発明の給塵機は、上述の実施の形態の一例にのみ限定されるものではなく、主スクリューの羽根外周における回転周速と、補助スクリューの羽根外周における回転周速とを等しくした給塵機にも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【００３２】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の給塵機によれば、スイングトラフを揺動させるという故障の可能性の少ない簡単な構造で、ゴミの噛み込みによる無理な力の発生を抑制し得、円滑な運転を継続し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を実施するための形態の一例を示す全体概要側断面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ矢視図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ断面図である。
【図４】本発明を実施するための形態の一例におけるスイングトラフの駆動系を表わす概要構成図であって、図１のＩＶ−ＩＶ矢視相当図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ矢視図である。
【図６】従来の給塵機の一例を表わす側断面図である。
【図７】図６のＶＩＩ−ＶＩＩ矢視図である。
【図８】図６のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ断面図である。
【符号の説明】
２取入口
３排出口
５ケーシング
１６主スクリュー
１７補助スクリュー
２７スイングトラフ
２８揺動軸
２９駆動ユニット
３０油圧シリンダ（アクチュエータ）
３９位置検出器
３９ａ検出信号
４０角度検出器
４０ａ検出信号
４１圧力検出器
４１ａ検出信号
４２制御装置
４３駆動指令信号
４３’ 駆動指令信号
Ｌ設定値[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dust feeder for crushing garbage packed in a garbage bag while breaking it and supplying it to an incinerator.
[0002]
[Prior art]
As this type of dust feeder, for example, those described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 57-117406 and Japanese Utility Model Publication No. 5-20444 exist, and are described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 57-117406. As shown in FIGS. 6 to 8, the inside of the casing 5 in which the dust inlet 2 connected to the hopper 1 is formed at the upper surface required position and the dust discharge port 3 is formed at the lower surface required position. In addition, two screws 6 and 7 having the same diameter are juxtaposed so as to extend in a substantially horizontal direction, and one screw 6 is rotatably supported by a fixed bearing 8, and the other screw 7 is connected to the one screw. In order to be able to approach and separate from 6, it is supported rotatably by a bearing 9 that is movably arranged by expansion and contraction of a cylinder 10 in a direction perpendicular to the axial direction, and a motor 11 is connected to the screw 6. The motor 11 is driven to rotate the screw 6 in a required direction, and the rotation of the screw 6 is transmitted to the screw 7 via the gears 12, 13, 14, and 15, and the screw 7 is rotated by the screw 6. Further, as shown in FIG. 8, the movable wall 5a is moved along the guide portion 5b in conjunction with the movement of the other screw 7 in the casing 5 as shown in FIG. So as to be movable.
[0003]
As a result, the bag-filled garbage put into the hopper 1 is supplied to the incinerator (not shown) through the discharge port 3 by the two screws 6 and 7 that are driven to rotate in opposite directions by the motor 11. .
[0004]
The direction in which the screw 7 moves away from the screw 6 when the expansion force that pushes and spreads the two screws 6 and 7 exceeds the allowable expansion force by the dust sandwiched between the two screws 6 and 7 In conjunction with this, the moving wall 5a moves along the guide portion 5b, and the expansion force is controlled to be within an allowable range.
[0005]
In the figure, reference numeral 4 denotes an enlargement in which large dust is sandwiched between the two screws 6 and 7 and the screw 6 and 7 are pushed and expanded even if the screw 7 is moved to the maximum in the direction away from the screw 6. When the force exceeds the allowable enlargement force, the two screws 6 and 7 are rotated in the opposite direction to the above-described direction, and the waste is sent back to return to a pit (not shown).
[0006]
In addition, what is described in Japanese Utility Model Publication No. 5-20444 is that a load adjusting plate corresponding to the moving wall 5a described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 57-117406 is arranged to be movable in conjunction with a moving screw. In addition, the gap between the moving screw and the load adjusting plate is configured to be widened toward the downstream side, and other configurations are basically described in JP-A-57-117406. It is the same as the above, and two screws arranged so as to be close to and away from each other are driven to rotate in directions opposite to each other, whereby the garbage packed in the garbage bag is supplied to the incinerator.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, in the dust feeder described in Japanese Patent Laid-Open No. 57-117406, since the moving wall 5a moves in parallel along the guide portion 5b, considerable manufacturing accuracy is required. In addition, if a foreign substance is clogged in the guide portion 5b, the moving wall 5a becomes inoperable, failure is likely to occur, and maintenance becomes difficult. In addition, in the dust dispenser described in Japanese Utility Model Publication No. 5-20444, Had the disadvantage of becoming very complex.
[0008]
In view of such circumstances, the present invention aims to provide a dust feeder capable of suppressing the generation of excessive force due to the biting of dust and capable of continuing smooth operation with a simple structure with little possibility of failure. To do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention rotates a main screw extending in a substantially horizontal direction from the inlet side to the outlet side in a casing in which a dust inlet is formed at the required position on the upper surface and a dust outlet is formed at the required position on the lower surface. A dust dispenser in which an auxiliary screw that extends freely in parallel with the main screw is rotatably arranged and movable in a direction perpendicular to the axial direction so as to be able to approach and move away from the main screw. In
A swing trough disposed in the casing so as to be swingable about a swing shaft extending substantially parallel to the axis of the auxiliary screw and extending so as to cover a surface of the auxiliary screw on the side opposite to the main screw;
An actuator driven by the pressure of the working fluid supplied and discharged from the drive unit and swinging the swing trough;
A position detector for detecting the position of the auxiliary screw;
An angle detector for detecting the swing angle of the swing trough;
A pressure detector for detecting a reaction force acting on a swing trough based on a working fluid pressure of the drive unit;
Based on the detection signal output from the position detector and the detection signal output from the angle detector, an actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw is obtained, and based on the detection signal output from the pressure detector. when the reaction force acting on the swing trough is within an acceptable range outputs a drive command signal allowed to swing a scan Ingutorafu as the actual distance between the swing trough for the auxiliary screw is held at the set value to the drive unit of the actuator, When the reaction force acting on the swing trough exceeds the allowable range, the actuator sends a drive command signal for swinging the swing trough so that the actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw exceeds the set value and the reaction force is within the allowable range. A control device that outputs to the drive unit
A dust dispenser characterized by comprising:
[0010]
[0011]
[0012]
Therefore, a swing trough extending so as to cover the surface of the auxiliary screw on the side opposite to the main screw is disposed in the casing so as to be swingable about a swing shaft extending substantially parallel to the axis of the auxiliary screw. Therefore, to follow the close to and away from the operation to the main screw of the auxiliary screw in swung swing trough, or maintains the spacing of the swing trough constant for the auxiliary screws, or swing trough increasing spacing swing trough for the auxiliary screw It is possible to ensure that the reaction force acting on the is within the allowable range without worrying about failure.
[0013]
[0014]
Further, an actuator allowed to swing the swing trough, a position detector, and the angle detector, a pressure detector, because you have to a control device of the actuator, during operation of the paper dust machine, position detection The position of the auxiliary screw is detected by the detector, the swing angle of the swing trough is detected by the angle detector, and the reaction force acting on the swing trough is detected by the pressure detector based on the working fluid pressure of the drive unit. Based on the detection signal output from the position detector and the detection signal output from the angle detector, the actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw is obtained, and the detection signal output from the pressure detector Therefore, when the reaction force acting on the swing trough is within the allowable range, The drive command signal for swinging the swing trough is output to the actuator drive unit so that the actual interval is maintained at the set value, the swing angle of the swing trough is adjusted, and the reaction force acting on the swing trough is When the allowable range is exceeded, a drive command signal for swinging the swing trough so that the actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw exceeds the set value and the reaction force falls within the allowable range is output to the actuator drive unit. The swing angle of the trough is adjusted.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
1 to 5 show an example of an embodiment of the present invention, in which a dust inlet 2 connected to the hopper 1 is formed at a required position on the upper surface and a dust outlet 3 is formed at a required position on the lower surface. A main screw 16 extending in a substantially horizontal direction from the intake port 2 side to the discharge port 3 side is rotatably disposed in the casing 5, and an auxiliary screw 17 extending substantially parallel to the main screw 16 is rotatable. Further, a swing trough is disposed in the casing 5 so as to be movable in a direction perpendicular to the axial direction so as to be close to and away from the main screw 16 and extends in the casing 5 so as to cover the surface of the auxiliary screw 17 on the side opposite to the main screw 16. 27 is disposed so as to be swingable about a swing shaft 28 extending substantially parallel to the axis of the auxiliary screw 17.
[0017]
The main screw 16 is cantilevered and supported by a fixed bearing 18 on the base end side protruding from the casing 5 to the outside, and is connected to the motor 20, and the shaft portion 16 a located inside the casing 5 is connected to the base end side. The diameter is gradually reduced from the end toward the free end side to form a taper shape.
[0018]
The auxiliary screw 17 is cantilevered by a bearing 19 that is movably disposed by expansion and contraction of a cylinder (not shown) in a direction perpendicular to the axial direction of the base end that protrudes outward from the casing 5. . In addition, although the shaft part 17a located in the casing 5 of the auxiliary screw 17 has the same diameter from the base end side to the free end side, it may be formed in a tapered shape like the main screw 16. Needless to say.
[0019]
A drive gear 21 is fitted to a required position of the base end portion of the main screw 16 projecting from the casing 5 and a link bracket 25 is rotatably fitted, and the drive gear is fitted to the link bracket 25. An intermediate gear 22 that meshes with the intermediate gear 22 and an intermediate gear 23 that meshes with the intermediate gear 22 are rotatably mounted, and the intermediate gear 23 and Even when the meshing driven gear 24 is fitted, the link bracket 26 pivotally attached to the tip end portion of the link bracket 25 is rotatably fitted, and the auxiliary screw 17 is brought close to and away from the main screw 16. The main screw 16 and the auxiliary screw 17 are always rotated in opposite directions by driving the motor 20.
[0020]
As shown in FIG. 4, the swing trough 27 swings by the expansion and contraction of a hydraulic cylinder 30 as an actuator driven by the pressure of the working fluid supplied and discharged from the drive unit 29 using hydraulic pressure. The drive unit 29 boosts the oil in the tank 31 by a hydraulic pump 32, and hydraulically pressurizes the pressure oil boosted by the hydraulic pump 32 via a check valve 33, an electromagnetic valve 34, and a pilot operation check valve 35. The hydraulic cylinder 30 is expanded and contracted by feeding to the head side chamber or the rod side chamber of the cylinder 30. Incidentally, 36 is a return valve for returning the excess pressure oil boosted by the hydraulic pump 32 to the tank 31, and 37 is the hydraulic pressure when the pressure in the head side chamber of the hydraulic cylinder 30 suddenly and greatly exceeds the allowable range. An emergency safety valve 38 for allowing the pressure oil in the head side chamber of the cylinder 30 to escape to the tank 31 is a check valve.
[0021]
Further, a position detector 39 for detecting the position of the auxiliary screw 17, an angle detector 40 for detecting the swing angle of the swing trough 27, and the working fluid pressure of the drive unit 29 (pressure in the head side chamber of the hydraulic cylinder 30). ) And a pressure detector 41 for detecting a reaction force acting on the swing trough 27 is provided.
[0022]
Further, based on the detection signal 39a output from the position detector 39 and the detection signal 40a output from the angle detector 40, an actual interval of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is obtained, and the pressure detector Based on the detection signal 41a output from 41, when the reaction force acting on the swing trough 27 is within the allowable range, the swing trough 27 is maintained so that the actual interval of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is maintained at the set value L. Is output to the solenoid valve 34 of the drive unit 29 of the hydraulic cylinder 30 and when the reaction force acting on the swing trough 27 exceeds the allowable range, the actual interval of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is set. Swing trough 27 so that the reaction force is within an allowable range by expanding it to a set value L or more. Providing a control unit 42 for outputting the oscillating allowed to drive command signals 43 'to solenoid valve 34 of the drive unit 29 of the hydraulic cylinder 30.
[0023]
In the illustrated example, the outer diameter Dm of the main screw 16 and the outer diameter Ds of the auxiliary screw 17 are substantially the same diameter (approximately 500 [mm]), and the gear ratios of the gears 21, 22, 23, and 24 are appropriately selected. Then, by setting the rotational speed Nm [rpm] of the main screw 16 and the rotational speed Ns [rpm] of the auxiliary screw 17 to be different, the rotational peripheral speed Vm [m / sec] on the blade outer periphery of the main screw 16 and the auxiliary The rotational peripheral speed Vs [m / sec] at the outer periphery of the blade of the screw 17 is different, the rotational speed Nm of the main screw 16 is about 0.5 to 5 [rpm], and the rotational speed Ns of the auxiliary screw 17 is set. Is approximately 1 to 10 [rpm],
[Equation 1]
Vm: Vs≈1: 2
It is to be about. In order to make the rotational peripheral speed Vm on the outer periphery of the blade of the main screw 16 different from the rotational peripheral speed Vs on the outer periphery of the blade of the auxiliary screw 17, the rotational speed Nm of the main screw 16 and the rotational speed Ns of the auxiliary screw 17 are set. The outer diameter Dm of the main screw 16 and the outer diameter Ds of the auxiliary screw 17 may be different from each other. In addition, the rotation speed Nm of the main screw 16 and the rotation speed Ns of the auxiliary screw 17 can be changed, and the outer diameter Dm of the main screw 16 and the outer diameter Ds of the auxiliary screw 17 can be different.
[0024]
Next, an operation of an example of the above embodiment will be described.
[0025]
At the start of the operation of the dust feeder, the auxiliary screw 17 is held at a steady position (a position where the distance between the main screw 16 and the auxiliary screw 17 is minimum) indicated by a solid line in FIG. 4, and the swing trough 27 is In FIG. 4, the position of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is held at a position indicated by a solid line, and the set value L is maintained. In this state, when the motor 20 is driven to rotate at a desired number of revolutions N, The screw 16 rotates at a rotational speed Nm corresponding to the rotational speed N of the motor 20, and the rotation of the main screw 16 is transmitted to the auxiliary screw 17 via the drive gear 21, intermediate gears 22 and 23, and the driven gear 24. The auxiliary screw 17 rotates in a direction opposite to the main screw 16 at a rotational speed Ns that is approximately twice the rotational speed Nm. When the rotational peripheral speed Vs on the outer periphery of the blade of the auxiliary screw 17 is approximately twice the speed of Vm, and the garbage packed in the hopper 1 is thrown into the casing 5, the garbage falls into the casing 5 from the intake port 2. A large shearing force is applied by the blades of the auxiliary screw 17 that is conveyed downstream by the screw 16 and that rotates at a rotational peripheral speed Vs different from the rotational peripheral speed Vm on the outer periphery of the blade of the main screw 16. Garbage can be efficiently crushed while the bag is being reliably carried out, and the crushed garbage is quantitatively supplied to an incinerator (not shown) through the discharge port 3, so No longer occurs. In addition, since the shaft portion 16a of the main screw 16 is gradually reduced in diameter from the base end side to the free end side and becomes tapered, when dust is conveyed from the base end side of the main screw 16 to the free end side, There is no consolidation as it goes to the free end side, and smooth conveyance becomes possible.
[0026]
On the other hand, when the expansion force that pushes and spreads the main screw 16 and the auxiliary screw 17 by the dust sandwiched between the main screw 16 and the auxiliary screw 17 exceeds a preset value, the auxiliary screw 17 is moved away from the main screw 16, and the expansion force is prevented from exceeding the allowable expansion force, and garbage is broken and crushed stably. At this time, the position of the auxiliary screw 17 is increased. Is detected by the position detector 39, and based on the detection signal 39 a output from the position detector 39, the swing angle of the swing trough 27 is calculated in the control device 42 and the drive command signal 43 is output to the solenoid valve 34. Then, the solenoid valve 34 is switched from the neutral position to the position A in FIG. 4, and the pressure oil enters the rod side chamber of the hydraulic cylinder 30. Is fed, the hydraulic cylinder 30 by a required amount to contract, to swing the swing trough 27 in a direction away from the auxiliary screw 17, the actual distance between the swing trough 27 for the auxiliary screw 17 is maintained at the set value L. The swing angle of the swing trough 27 is detected by the angle detector 40, and the detection signal 40a output from the angle detector 40 is fed back to the control device 42, so that the swing angle of the swing trough 27 is desired. When the value is adjusted, the solenoid valve 34 returns to the neutral position, and the hydraulic cylinder 30 is locked.
[0027]
Also, large dust or lump incombustible material enters between the auxiliary screw 17 and the swing trough 27, and the reaction force acting on the swing trough 27 increases, so that the working fluid of the drive unit 29 detected by the pressure detector 41 is obtained. When the pressure (pressure in the head side chamber of the hydraulic cylinder 30) exceeds the allowable range, a drive command signal 43 ′ is output from the control device 42 to the electromagnetic valve 34 based on the detection signal 41a output from the pressure detector 41, The solenoid valve 34 is switched from the neutral position to the position A in FIG. 4, and the pressure oil in the head side chamber of the hydraulic cylinder 30 is opened by the pressure oil supplied to the rod side chamber of the hydraulic cylinder 30. The oil is discharged to the tank 31 through the operation check valve 35, the electromagnetic valve 34 and the check valve 38, and the pressure oil is supplied to the rod side chamber of the hydraulic cylinder 30. The pressure cylinder 30 contracts by a required amount, the swing trough 27 swings away from the auxiliary screw 17, and the actual distance of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is widened to a set value L or more, so that the reaction force is increased. It is made to be within an allowable range.
[0028]
Thereafter, when the operation is continued for a set time (for example, 3 to 5 seconds) in a state where the actual interval of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is widened to the set value L or more, the electromagnetic valve 34 is neutral. Is switched from the position to the position B, the pressure oil is supplied to the head side chamber of the hydraulic cylinder 30, the hydraulic cylinder 30 extends by a required amount, and the swing trough 27 swings in the direction close to the auxiliary screw 17, The actual interval of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is returned to the set value L again, but the reaction force acting on the swing trough 27 is still large in this state and the working fluid pressure of the drive unit 29 detected by the pressure detector 41. If (the pressure in the head side chamber of the hydraulic cylinder 30) exceeds the allowable range, the hydraulic cylinder 30 is required as described above. So that the swing trough 27 swings away from the auxiliary screw 17 and the actual distance of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is widened to a set value L or more so that the reaction force falls within an allowable range. To be.
[0029]
Further, very large dust or the like enters between the auxiliary screw 17 and the swing trough 27, and as described above, the actual interval of the swing trough 27 with respect to the auxiliary screw 17 is increased to a set value L or more, and the swing trough 27 is maximized. If the reaction force does not fall within the allowable range even after the limit swing, the main screw 16 and the auxiliary screw 17 are driven to rotate in the direction opposite to the rotation direction during normal operation, and the operation in the reverse rotation is performed. After continuing for a certain set time, the operation is returned to the normal rotation again, and this reverse operation is repeated a predetermined number of times. If the reaction force falls within the allowable range during this time, the operation proceeds to the normal rotation as it is. However, if the reaction force remains outside the allowable range, the rotation of the main screw 16 and the auxiliary screw 17 is stopped and an alarm buzzer is sounded.
[0030]
In this way, with a simple structure that causes the swing trough 27 to oscillate with little possibility of failure, it is possible to suppress the generation of excessive force due to the biting of dust, and to continue smooth operation.
[0031]
The dust feeder of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the rotational peripheral speed on the outer periphery of the main screw blade is equal to the rotational peripheral speed on the outer periphery of the auxiliary screw blade. Needless to say, various changes can be made without departing from the gist of the present invention, such as being applicable to a dust feeder.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the paper dust machine of the present invention as described, a simple structure with less possibility of failure that swings the swing trough, resulting suppressing the occurrence of excessive force by biting dust, smooth It is possible to achieve an excellent effect that continuous driving can be continued.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic side sectional view showing an example of an embodiment for carrying out the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrows II-II in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG.
4 is a schematic configuration diagram showing a swing trough drive system in an example of an embodiment for carrying out the present invention, and is a view corresponding to arrows IV-IV in FIG. 1; FIG.
5 is a VV arrow view of FIG. 4;
FIG. 6 is a side sectional view showing an example of a conventional dust feeder.
7 is a view taken along arrow VII-VII in FIG. 6;
8 is a sectional view taken along line VIII-VIII in FIG.
[Explanation of symbols]
2 intake 3 discharge 5 casing 16 main screw 17 auxiliary screw 27 swing trough 28 swing shaft 29 drive unit 30 hydraulic cylinder (actuator)
39 position detector 39a detection signal 40 angle detector 40a detection signal 41 pressure detector 41a detection signal 42 controller 43 drive command signal 43 'drive command signal L set value

Claims

A main screw extending in a substantially horizontal direction from the intake side to the discharge port side is rotatably disposed in a casing in which a dust intake port is formed at the required position on the upper surface and a dust discharge port is formed at the required position on the lower surface. In addition, in the dust feeder in which the auxiliary screw extending substantially parallel to the main screw is disposed so as to be rotatable and movable in a direction perpendicular to the axial direction so as to be able to approach and separate from the main screw.
A swing trough disposed in the casing so as to be swingable about a swing shaft extending substantially parallel to the axis of the auxiliary screw and extending so as to cover a surface of the auxiliary screw on the side opposite to the main screw;
An actuator driven by the pressure of the working fluid supplied and discharged from the drive unit and swinging the swing trough;
A position detector for detecting the position of the auxiliary screw;
An angle detector for detecting the swing angle of the swing trough;
A pressure detector for detecting a reaction force acting on a swing trough based on a working fluid pressure of the drive unit;
Based on the detection signal output from the position detector and the detection signal output from the angle detector, an actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw is obtained, and based on the detection signal output from the pressure detector. When the reaction force acting on the swing trough is within an allowable range, a drive command signal for swinging the swing trough is output to the actuator drive unit so that the actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw is maintained at the set value. When the reaction force acting on the swing trough exceeds the allowable range, the actuator sends a drive command signal for swinging the swing trough so that the actual interval of the swing trough with respect to the auxiliary screw exceeds the set value and the reaction force is within the allowable range. A control device that outputs to the drive unit
A dust dispenser characterized by comprising: