JP3652651B2

JP3652651B2 - Vehicle sun visor

Info

Publication number: JP3652651B2
Application number: JP2002006418A
Authority: JP
Inventors: 訓昭高原
Original assignee: 西川化成株式会社
Priority date: 2002-01-15
Filing date: 2002-01-15
Publication date: 2005-05-25
Anticipated expiration: 2022-01-15
Also published as: JP2003205738A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の運転席や助手席への直射光を避けるために車室の前部天井面に取り付けられるサンバイザの改良に関し、特にカードを抜き差し可能に保持するカードホルダ部を備えたサンバイザに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
カードホルダ部を備えたサンバイザとして、特開２００１−２９４０４１号公報には、サンバイザ本体の表面にシート材を部分的に巻き付け、該シート材とサンバイザ本体との間にカードを差し込んで保持するカードホルダ部を形成したサンバイザが開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の公報例のサンバイザは、サンバイザ本体のカードホルダ部を除くシート材で覆われていない部分が露出しているため、成形時に当該露出部分に肌荒れ等が生じている場合には見栄えが悪くなる。このため、表皮をサンバイザ本体全体に被覆して肌荒れ等を覆い隠すことが行われている。この場合に、上記の公報例のようにしてカードホルダ部を形成すると、表皮以外にカードホルダ部用のシート材が必要でその分だけコストが嵩む。
【０００４】
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カードホルダ部を専用のシート材を用いることなく構成することでサンバイザのコストを低減することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、サンバイザ本体を被覆する表皮を２枚のシート材で構成し、この２枚のシート材のサンバイザ本体に対する被覆の態様を工夫してカードホルダ部を構成したことを特徴とする。
【０００６】
具体的には、この発明は、樹脂製の板状サンバイザ本体と該サンバイザ本体を被覆する表皮とからなる車両用サンバイザを対象とし、次のような解決手段を講じた。
【０００７】
すなわち、請求項１に記載の発明は、上記表皮は、上記サンバイザ本体の車幅方向中間部を端部としサンバイザ本体の表側及び裏側を連続して被覆する第１シート材と、該第１シート材によるサンバイザ本体非被覆部の表側及び裏側を連続して被覆するとともに端部から車幅方向の所要幅に亘る領域が上記第１シート材に外側からラップする第２シート材とからなり、上記第１及び第２シート材のラップ部において、第１シート材の端部は第２シート材の裏側に固着されているとともに、第２シート材の端部は第１シート材の表側に固着されずに両者間にカードを抜き差しする挿入部が形成されて上記ラップ部によりカードホルダ部を構成していることを特徴とする。
【０００８】
上記の構成により、請求項１に記載の発明では、サンバイザ本体を被覆する第１シート材及び第２シート材のラップ部でカードホルダ部が構成されているため、別途にカードホルダ部専用のシート材がいらず、その分だけ安価なサンバイザが得られる。
【０００９】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、サンバイザ本体は、車幅方向に延びる薄肉ヒンジを境に表側半体と裏側半体とに厚み方向に２分割され、これら両半体は、上記薄肉ヒンジを支点として折り畳まれて係合手段により互いに結合されていることを特徴とする。
【００１０】
上記の構成により、請求項２に記載の発明では、サンバイザ本体が表側半体と裏側半体とを薄肉ヒンジにより一体結合しているため、両半体の組付が容易であるとともに表側半体と裏側半体とを同時に射出成形することが可能となる。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、請求項２に記載の発明において、第１シート材と第２シート材とは、予め固着された一体物であり、表側半体及び裏側半体の射出成形により該両半体に一体的に被着されていることを特徴とする。
【００１２】
上記の構成により、請求項３に記載の発明では、サンバイザは、第１シート材と第２シート材とによりカードホルダ部が形成された一体物の表皮と、請求項２に記載の半割結合体のサンバイザ本体とで構成され、しかも、射出成形により成形されるものであるから、上記半割結合体の成形と同時にカードホルダ部付の表皮が一体的に被着された半割結合体を得ることができ、成形が容易であるとともにさらに安価なサンバイザが得られる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【００１４】
図１及び図２はこの発明の実施の形態に係るサンバイザＳを示す。このサンバイザＳは、車幅方向に延び所定の遮光面積を有する偏平な長尺の樹脂製板状サンバイザ本体１と、該サンバイザ本体１を被覆する表皮３とからなり、Ｌ字形のステー５の鉛直軸部回りにほぼ水平方向へ回動するとともに、水平軸部回りに上下方向へ回動して車両の運転室の前部天井面７に沿うように位置する格納位置（図２実線の状態）と、車両のフロントウインド（図示せず）内面に沿うように位置する遮光位置（図２仮想線の状態）とに切り替え可能に前部天井面７に配設されている。
【００１５】
上記サンバイザ本体１は、図１及び図５に示すように、車幅方向に延びる中央の断面Ｖ字形の薄肉ヒンジ１５を境に格納位置において車室側に面する板状表側半体９と、天井側に面する板状裏側半体１１とに厚み方向に２分割されて上下対称形の半割形状に射出成形により成形されている。また、上記表側半体９及び裏側半体１１の外周部には、係合手段としての外周係合部１７，１９がそれぞれ形成され、表側半体９及び裏側半体１１は、上記薄肉ヒンジ１５を支点として折り曲げられて上記両外周係合部１７，１９を互いに係合させることにより互いに結合されて偏平板状に組み合わされ、内部に中空部１３が形成されている。
【００１６】
上記表側半体９の一端側（図５右側）には嵌合溝２１ａ，２３ａが１つずつ形成され、一方、上記裏側半体１１の一端側（図５右側）にも嵌合溝２１ｂ，２３ｂがそれぞれ１つずつ形成され、これら嵌合溝２１ａ，２３ａと嵌合溝２１ｂ，２３ｂとは上記薄肉ヒンジ１５を中心として上下対称に配置されていて、表側半体９と裏側半体１１とを組み合わせた状態で互いに突き合わされて、上記ステー５の水平軸部を回動可能に保持する円形の保持孔を構成するようになっている。
【００１７】
また、上記表側半体９及び裏側半体１１の他端側（図５左側）には、展開状態で矩形開口部を構成するコの字形の開口部２５ａ，２５ｂが上記薄肉ヒンジ１５を中心として上下対称に形成され、表側半体９の開口部２５ａには係止ピン２７が一体的に形成されているとともに、裏側半体１１の開口部２５ｂ周縁には嵌合溝２９が２つ形成されていて、表側半体９と裏側半体１１とを組み合わせた状態で上記係止ピン２７が上記嵌合溝２９に嵌合するようになっている。この係止ピン２７は、前部天井面７に設けられた係止片３１（図２参照）と係脱可能にかつ回動可能に係合してサンバイザＳをバタ付かないように保持するためのものである。
【００１８】
この発明の特徴として、上記表皮３は、図３及び図４にも示すように、第１シート材３３と第２シート材３５との２枚のシート材からなり、上記第１シート材３３は、上記サンバイザ本体１の車幅方向中間部を端部としサンバイザ本体１の表側及び裏側を連続して被覆している。
【００１９】
一方、上記第２シート材３５は、上記第１シート材３３によるサンバイザ本体非被覆部Ａの表側及び裏側を連続して被覆するとともに、上記第２シート材３５の端部から車幅方向の所要幅に亘る領域が上記第１シート材３３に外側からラップしている。
【００２０】
そして、上記第１及び第２シート材３３，３５のラップ部Ｂにおいて、第１シート材３３の端部は第２シート材３５の裏側にレーザービームにより固着（融着）されているとともに、第２シート材３５の端部は第１シート材３３の表側に固着されずに両者間にカードＣ（図２仮想線参照）を抜き差しする挿入部３７ａが形成されて上記ラップ部Ｂによりカードホルダ部３７を構成している。上記固着箇所を図１，３〜５では×印を付して示す。
【００２１】
上記第１シート材３３と第２シート材３５とは、予め固着された一体物であり（図３及び図４参照）、上記サンバイザＳを射出成形する際には、図６に示すように、第１シート材３３と第２シート材３５とが一体となった表皮３を成形金型３９の下型４１の成形面４１ａにセットし、上型４３を閉じて上記下型３９との間に形成されたキャビティ４５に溶融樹脂を射出成形機のシリンダ４７からスクリュ４９の回転動作により樹脂通路５１を経て上記キャビティ４５に射出することにより、上記表側半体９及び裏側半体１１を射出成形し、これにより、上記第１シート材３３及び第２シート材３５からなる表皮３が表側半体９及び裏側半体１１からなる展開状態のサンバイザ本体１に一体的に被着されたサンバイザＳを得るようになっている。このようにしてサンバイザＳを成形した後、サンバイザ本体１の外周縁から外部にはみ出している表皮３のはみ出し部分をトリミングし、表側半体９と裏側半体１１とを半肉ヒンジ１５を支点として折り畳んで外周係合部１７，１９を互いに係合させた後、嵌合溝２１ａ，２１ｂ，２３ａ，２３ｂによって形成される嵌合孔にステー５を回動可能に取り付けることにより、完成品としてのサンバイザＳが構成される。
【００２２】
このように、この実施の形態では、サンバイザ本体１を被覆する表皮３を第１シート材３３と第２シート材３５との２枚のシート材で構成し、この第１シート材３３と第２シート材３５との端部同士を各々ラップさせてカードホルダ部３７を構成していることから、別途にカードホルダ部専用のシート材を用いる必要をなくしてサンバイザＳを安価に製作することができる。
【００２３】
なお、上記の実施形態では、第１シート材３３の端部を第２シート材３５の裏側にレーザービームにより固着するようにしたが、これに限定されることなく接着剤、縫製等により固着するようにしてもよい。また、表側半体と裏側半体とを結合する係合手段は、各半体の外周係合部１７，１９に限定されることなく、各半体に上記中空部１３に突出するように係合部を形成するようにしてもよい。
【００２４】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、第１シート材と第２シート材とでサンバイザ本体を被覆し、上記第１シート材と第２シート材とのラップ部でカードホルダ部を構成したので、表皮以外にシート材が不要でサンバイザを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図２のＩ−Ｉ線における断面図である。
【図２】この発明の実施の形態に係るサンバイザの格納状態を示す斜視図である。
【図３】表皮を構成する第１シート材と第２シート材との固着状態を示す平面図である。
【図４】図３のIV−IV線における断面図である。
【図５】表皮を被着した状態のサンバイザの展開図である。
【図６】サンバイザの射出成形において表皮を成形金型にセットした状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１サンバイザ本体
３表皮
９表側半体
１１裏側半体
１５薄肉ヒンジ
１７，１９係合手段
３３第１シート材
３５第２シート材
３７カードホルダ部
３７ａ挿入部
Ａサンバイザ本体非被覆部
Ｂラップ部
Ｃカード
Ｓサンバイザ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a sun visor attached to a front ceiling surface of a passenger compartment in order to avoid direct light to a driver's seat and a passenger seat of a vehicle, and more particularly to a sun visor provided with a card holder portion that holds a card in a removable manner. Is.
[0002]
[Prior art]
As a sun visor provided with a card holder portion, Japanese Patent Laid-Open No. 2001-294041 discloses a card holder in which a sheet material is partially wound around the surface of a sun visor body, and a card is inserted and held between the sheet material and the sun visor body. A sun visor having a portion is disclosed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the sun visor of the above-described publication example is exposed when a portion of the sun visor body that is not covered with the sheet material excluding the card holder portion is exposed. Deteriorate. For this reason, covering the rough skin etc. by covering the entire surface of the sun visor body is performed. In this case, if the card holder portion is formed as in the above publication example, a sheet material for the card holder portion is required in addition to the skin, and the cost increases accordingly.
[0004]
This invention is made | formed in view of this point, The place made into the objective is to reduce the cost of a sun visor by comprising a card holder part without using a dedicated sheet material.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention comprises a skin covering the sun visor body with two sheet materials, and the card holder portion is constructed by devising the manner of covering the sun visor body with the two sheet materials. It is characterized by that.
[0006]
Specifically, the present invention is directed to a vehicle sun visor comprising a resin plate-like sun visor body and a skin covering the sun visor body.
[0007]
That is, in the first aspect of the invention, the skin includes a first sheet material that continuously covers the front side and the back side of the sun visor body with the intermediate portion in the vehicle width direction of the sun visor body as an end, and the first sheet. A region covering the front side and the back side of the sun visor body non-covered portion by the material and continuously covering the required width in the vehicle width direction from the end portion comprises the second sheet material wrapped from the outside to the first sheet material, In the wrap portion of the first and second sheet materials, the end portion of the first sheet material is fixed to the back side of the second sheet material, and the end portion of the second sheet material is fixed to the front side of the first sheet material. Instead, an insertion part for inserting and removing the card is formed between the two, and the card holder part is constituted by the wrap part.
[0008]
With the above configuration, in the first aspect of the invention, since the card holder portion is configured by the wrap portion of the first sheet material and the second sheet material covering the sun visor body, a sheet dedicated to the card holder portion is separately provided. No material is needed, and a cheaper sun visor can be obtained.
[0009]
The invention according to claim 2 is the invention according to claim 1, wherein the sun visor main body is divided into two in the thickness direction into a front half and a back half with a thin hinge extending in the vehicle width direction as a boundary. The halves are folded using the thin hinge as a fulcrum and are connected to each other by the engaging means.
[0010]
With the above configuration, in the invention described in claim 2, since the sun visor main body integrally connects the front half and the back half by the thin hinge, both half halves can be easily assembled and the front half And the back half can be injection molded simultaneously.
[0011]
The invention according to claim 3 is the invention according to claim 2, wherein the first sheet material and the second sheet material are integrally fixed in advance, and are formed by injection molding of the front half and the back half. The two halves are integrally attached.
[0012]
With the above configuration, in the invention described in claim 3, the sun visor includes an integral skin in which the card holder portion is formed by the first sheet material and the second sheet material, and the half bond according to claim 2. Since the body is composed of a body sun visor body and is molded by injection molding, a half-joint body in which the skin with the card holder part is integrally attached simultaneously with the molding of the half-joint body is provided. It is possible to obtain a sun visor that is easy to mold and cheaper.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
1 and 2 show a sun visor S according to an embodiment of the present invention. The sun visor S includes a flat and long resin plate-shaped sun visor body 1 extending in the vehicle width direction and having a predetermined light shielding area, and a skin 3 covering the sun visor body 1. A storage position that rotates in a substantially horizontal direction around the shaft portion, and moves in a vertical direction around the horizontal shaft portion so as to be along the front ceiling surface 7 of the cab of the vehicle (state of solid line in FIG. 2) And the front ceiling surface 7 so as to be switchable to a light-shielding position (the state of the phantom line in FIG. 2) positioned along the inner surface of the front window (not shown) of the vehicle.
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 5, the sun visor body 1 includes a plate-shaped front half 9 facing the vehicle compartment side at the storage position with a thin hinge 15 having a V-shaped cross section in the center extending in the vehicle width direction as a boundary, The plate-like back side half 11 facing the ceiling is divided into two in the thickness direction and formed into a vertically symmetric half shape by injection molding. Further, outer peripheral engaging portions 17 and 19 as engaging means are formed on the outer peripheral portions of the front side half body 9 and the back side half body 11, respectively, and the front side half body 9 and the back side half body 11 are respectively connected to the thin hinge 15. And the outer peripheral engagement portions 17 and 19 are engaged with each other to be combined with each other in a flat plate shape, and a hollow portion 13 is formed inside.
[0016]
One fitting groove 21a, 23a is formed on one end side (right side in FIG. 5) of the front side half body 9, and on the other hand, one end side (right side in FIG. 5) of the back side half body 11 is also fitted with fitting grooves 21b, Each of the fitting grooves 21a, 23a and the fitting grooves 21b, 23b is arranged vertically symmetrically with the thin hinge 15 as the center, and the front half 9 and the back half 11 Are combined to form a circular holding hole that rotatably holds the horizontal shaft portion of the stay 5.
[0017]
In addition, U-shaped openings 25 a and 25 b that form a rectangular opening in the unfolded state centered on the thin hinge 15 on the other end side (the left side in FIG. 5) of the front half 9 and the back half 11. The locking pin 27 is integrally formed in the opening 25a of the front half 9 and two fitting grooves 29 are formed in the periphery of the opening 25b of the back half 11. In addition, the locking pin 27 is fitted in the fitting groove 29 in a state where the front half 9 and the back half 11 are combined. The locking pin 27 is engaged with a locking piece 31 (see FIG. 2) provided on the front ceiling surface 7 so as to be detachable and rotatable so as to hold the sun visor S so as not to flutter. belongs to.
[0018]
As a feature of the present invention, as shown in FIGS. 3 and 4, the skin 3 is composed of two sheet materials, a first sheet material 33 and a second sheet material 35, and the first sheet material 33 includes The front side and the back side of the sun visor body 1 are continuously covered with the middle part in the vehicle width direction of the sun visor body 1 as an end.
[0019]
On the other hand, the second sheet material 35 continuously covers the front side and the back side of the sun visor main body non-covering portion A by the first sheet material 33, and is required from the end of the second sheet material 35 in the vehicle width direction. A region extending across the width is wrapped around the first sheet material 33 from the outside.
[0020]
In the wrap portion B of the first and second sheet materials 33 and 35, the end portion of the first sheet material 33 is fixed (fused) to the back side of the second sheet material 35 by a laser beam, and the first The end portion of the two sheet material 35 is not fixed to the front side of the first sheet material 33, and an insertion portion 37a for inserting and removing the card C (see the phantom line in FIG. 2) is formed between them. 37 is constituted. The above-mentioned adhering location is shown with x marks in FIGS.
[0021]
The first sheet material 33 and the second sheet material 35 are integrally fixed in advance (see FIGS. 3 and 4), and when the sun visor S is injection molded, as shown in FIG. The skin 3 in which the first sheet material 33 and the second sheet material 35 are integrated is set on the molding surface 41 a of the lower mold 41 of the molding die 39, the upper mold 43 is closed, and the lower mold 39 is interposed between the upper mold 43 and the lower mold 39. The front side half 9 and the back side half 11 are injection-molded by injecting molten resin into the formed cavity 45 from the cylinder 47 of the injection molding machine through the resin passage 51 through the rotation of the screw 49 to the cavity 45. Thus, the sun visor S in which the skin 3 made of the first sheet material 33 and the second sheet material 35 is integrally attached to the unfolded sun visor body 1 made of the front side half 9 and the back side half 11 is obtained. It looks like After the sun visor S is formed in this way, the protruding portion of the outer skin 3 protruding from the outer peripheral edge of the sun visor body 1 is trimmed, and the front half 9 and the back half 11 are used as the fulcrum hinge 15 as a fulcrum. After folding and engaging the outer peripheral engaging portions 17 and 19 with each other, the stay 5 is rotatably attached to the fitting hole formed by the fitting grooves 21a, 21b, 23a, and 23b. A sun visor S is configured.
[0022]
As described above, in this embodiment, the skin 3 that covers the sun visor main body 1 is constituted by two sheet materials of the first sheet material 33 and the second sheet material 35, and the first sheet material 33 and the second sheet material 35. Since the card holder portion 37 is configured by wrapping the ends of the sheet material 35 with each other, it is not necessary to separately use a sheet material dedicated to the card holder portion, and the sun visor S can be manufactured at low cost. .
[0023]
In the above-described embodiment, the end portion of the first sheet material 33 is fixed to the back side of the second sheet material 35 by a laser beam. However, the present invention is not limited to this and is fixed by an adhesive, sewing, or the like. You may do it. Further, the engaging means for connecting the front half and the back half is not limited to the outer peripheral engaging portions 17 and 19 of each half, and is engaged so that each half projects into the hollow portion 13. A joint may be formed.
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the sun visor body is covered with the first sheet material and the second sheet material, and the card holder portion is configured by the wrap portion of the first sheet material and the second sheet material. Therefore, a sheet material other than the outer skin is unnecessary, and the sun visor can be provided at a low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view taken along a line II in FIG.
FIG. 2 is a perspective view showing a storage state of the sun visor according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view showing an adhering state of the first sheet material and the second sheet material constituting the skin.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a development view of the sun visor with the epidermis attached.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state in which a skin is set in a molding die in sun visor injection molding.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sun visor main body 3 Skin 9 Front side half body 11 Back side half body 15 Thin hinge 17, 19 Engagement means 33 1st sheet material 35 2nd sheet material 37 Card holder part 37a Insertion part A Sun visor main body non-covering part B Wrap part C Card S Sun visor

Claims

A vehicle sun visor comprising a resinous plate-like sun visor body and a skin covering the sun visor body,
The skin is a first sheet material that continuously covers the front side and the back side of the sun visor body with the intermediate portion in the vehicle width direction of the sun visor body as an end,
A second sheet material which continuously covers the front side and the back side of the sun visor main body non-covering portion by the first sheet material, and an area extending from the end portion to the required width in the vehicle width direction is wrapped from the outside on the first sheet material Consists of
In the wrap portion of the first and second sheet materials, the end portion of the first sheet material is fixed to the back side of the second sheet material, and the end portion of the second sheet material is fixed to the front side of the first sheet material. The vehicle sun visor is characterized in that an insertion portion for inserting and removing a card is formed between the two and the wrap portion forms a card holder portion.

The vehicle sun visor according to claim 1,
The sun visor body is divided into two in the thickness direction, with the thin hinge extending in the vehicle width direction as a boundary, and the two halves are folded with the thin hinge as a fulcrum and are mutually connected by the engaging means. A vehicle sun visor characterized by being coupled.

The vehicle sun visor according to claim 2,
The first sheet material and the second sheet material are integrally fixed in advance, and are integrally attached to both halves by injection molding of the front half and the back half. Sun visor for vehicles.