JP3646037B2

JP3646037B2 - Extension pipe and circulation vacuum cleaner

Info

Publication number: JP3646037B2
Application number: JP37446399A
Authority: JP
Inventors: 陽鳥澤
Original assignee: Toshiba TEC Corp
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1999-12-28
Filing date: 1999-12-28
Publication date: 2005-05-11
Anticipated expiration: 2019-12-28
Also published as: JP2001187006A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、掃除機本体内の電動送風機の動作により吸込み口体の吸込開口から塵埃を吸引し、この塵埃を集塵室のフィルターによって除去した後、電動送風機から排出される空気を前記吸込み口体に戻して、この戻された空気を回収し、循環させながら掃除をする循環式電気掃除機、及びこの掃除機において掃除機本体と吸込み口体とを接続するのに用いられる延長管に関する。
【０００２】
【従来の技術】
循環式電気掃除機で使用される延長管は、吸気と排気とを案内する２風路を有しており、その中でも吸気管と排気管とを互いに並べて配置した複数管並設構造のものは、内管と外管からなる二重管構造に比較して、外形が小さくて済み取扱い上も有利となり、かつ、構成も簡単で吸込み口体の風路構成をさほど複雑にしない等の利点がある点で優れている。この種のものとしては、特開昭５０−９７２６９号公報に示されるように、一本の円筒の内部に径方向の隔壁を設けて吸気管風路と排気管風路とを形成したもの、或は、断面円形の吸気管と排気管とを一体化して八の字状の断面形状としたもの等が知られている。
【０００３】
ところで、延長管は、それが非空気循環式の電気掃除機にみられるように単一の管であっても、又、本発明で取扱う前記複数管並設構造のものであっても、使用中に吸込み口体を被掃除面に押付ける際に加えられる力によって折れることがない耐久性を確保する配慮が求められる。そのために、前記単一の管からなる延長管は、その両端部以外の中間部の材料厚みを薄くして、外力を受けた際に延長管自体を撓ませることで荷重を分散するように構成されている。
【０００４】
しかし、前記複数管並設構造では、前記隔壁や、吸気管と排気管とを一体化した部分があって、これらの部分の剛性を低下させることが困難であるため、非空気循環式電気掃除機で採用されている荷重の分散のための構成は、複数管並設構造には採用することができない。又、前記荷重に耐え得るように複数管並設構造の延長管各部の肉厚を充分に厚くして、全体の剛性を著しく高くすることは考えられるが、このようにすることは、必然的に延長管の外形が大きくなって重量の増大を伴うので、使い勝手が低下し、好ましくない。
【０００５】
そして、現在に至るまで使用中に加わる荷重を分散するための有効な構成を備えた複数管並設構造の延長管は提供されておらず、その開発が望まれている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、外力に強く耐久性が高い延長管、及び使い勝手がよい循環式電気掃除機を得ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項１に係る発明の延長管は、上下方向に並べて配置された吸気管及び排気管を備え、これら両管のうちの一方の管に対して他方の管の一部を軸方向に動かないように支持するとともに、前記他方の管の少なくとも一端部側を前記一方の管に対して軸方向に移動可能に支持したことを特徴とする。
【０００８】
この発明及び以下の各発明において、上下方向に並べて配置された複数の管のうち相対的に上側の方の管は、吸気管であっても排気管であってもよく、同様に相対的に下側の管は、排気管であっても吸気管であってもよいものであり、又、ここに、相対的に上下とは吸気管及び排気管の軸線が上下方向にずれている関係を示しており、そして、吸気管及び排気管は夫々少なくとも１本用いればよい。又、この発明及び以下の各発明に係る延長管は、１本でもよいとともに、使用時と収納時の長さを夫々勝手よくするために同形状のものを複数本好ましくは２本着脱可能に継ぎ合わすものであってもよい。更に、この発明において、一方の管に対して他方の管を動かないように拘束する固定部分は、他方の管の長手方向一端部、又は長手方向中間部の任意の位置を選択できる。
【０００９】
この請求項１の発明の延長管の使用時等には、吸込み口体を被掃除面に押付けようとする外力が上側から使用者により加えられて、上下に並べて配置された吸気管及び排気管は同時に下側に凸となるように撓ませられる。それに伴い、相対的に上側に位置する一方の管は長手方向に圧縮されるようになり、相対的に下側に位置する他方の管は長手方向に引張られるようになるが、この時、前記一方の管に一部が拘束された前記他方の管の少なくとも一端部側が前記一方の管に対して軸方向に移動される。この移動は、前記他方の管が既述のように圧縮される側に位置されている場合には、前記一方の管に対して恰も延びるように移動し、又、この逆に、前記他方の管が既述のように引張られる側に位置されている場合には、前記一方の管に対して恰も縮むように移動する。
【００１０】
このように一方の管に対し他方の管の少なくとも一端部側が軸方向に移動することにより、吸気管及び排気管の少なくとも両端部が完全に固定されている場合に比較して、両管が撓み易くなって、前記外力に対する応力を分散させることができる。
【００１１】
請求項２に係る発明の延長管は、前記他方の管の一端部を前記一方の管に対して動かないように拘束して固定端部とするとともに、前記他方の管の他端部を前記一方の管に対して移動可能な自由端部としたことを特徴とする。この発明において、自由端部は、吸込み下流側に位置させても、又、請求項４の発明のように吸込み下流側に位置させてもよい。
【００１２】
この発明においては、前記一方の管に対して他方の管はその一端部からなる固定端部を固定されているので、外力を受けた場合に、前記他方の管がその他端部からなる自由端部を前記一方の管に対して移動して、両管を撓ませて前記外力に対する応力を分散する。しかも、両管の軸方向中間部を動かないように固定する場合のように両管の軸方向中間部にそれらの撓みを妨げる構成がないから、前記外力に対して両管をより撓ませ易くでき応力をより分散させ易くできる。
【００１３】
請求項３に係る発明の延長管は、前記他方の管の一端部及びこの端部に連通される別の管の軸方向に移動可能な端部が収められた空間を、前記一方の管の一端部とこれに取付けられた第１カバーとの間に形成するとともに、外部への排気の吹き出し及び外気の吸込みを防止できるように前記空間を区画したことを特徴とする。
【００１４】
この発明において、前記別の管の撓みに伴って軸方向に移動する端部が移動するに伴い、この端部とこれに連通する前記他方の管の一端部との間に隙間が形成される。しかし、この隙間を形成する前記別の管の移動する端部とこれに連通する前記他方の管の一端部が収められた空間、つまり、前記一方の管の一端部とそこに取付けられた第１カバーとの間の空間は略密閉状態にあるから、前記隙間から排気が外部に吹き出されたり、前記隙間から外気が吸込まれたりすることを防止できる。又、前記隙間は前記外力の消失に伴い延長管の撓みが消失すると同時に消失する。しかも、前記隙間は第１カバーで覆われるから、前記隙間の形成に伴って、この隙間に手指を挟む恐れもない。
【００１５】
請求項４の発明は、前記他方の管が排気管であって、その自由端部を吸込み下流側に位置させたことを特徴とする。
【００１６】
この発明においては、前記自由端部の移動に伴い、この自由端部の先端から排気が外部に仮に漏れることがあっても、その排気の流れは延長管の吸込み下流側、つまり、床面等の被掃除面から遠ざかった位置で吹き出るから、吹き出した排気によって被掃除面の塵埃が吹き飛ばされることを防止できる。
【００１７】
請求項５に係る発明は、掃除機本体に内蔵された電動送風機の動作により、前記掃除機本体に吸塵ホース及びこれに着脱可能な延長管を介して接続された吸込み口体から吸込んだ空気を、前記電動送風機の上流側集塵室内のフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過して前記電動送風機から排出された空気を前記吸込み口体に戻して、この戻された空気を回収し循環させながら掃除をする循環式電気掃除機において、前記延長管が請求項１〜４のうちのいずれかに記載のものであることを特徴とする。
【００１８】
この発明においては、吸気管及び排気管のうちの一方の管の少なくとも一端部を他方に管に対して移動させることにより、吸込み口体を被掃除面に押付けようとする際等に加えられる外力に強く耐久性が高い延長管を備えるので、必要な耐久性を得るために、延長管の肉厚を厚く必要がなく、従って、延長管が太く握りずらくかつ重くなることがなく、掃除時の使い勝手を向上できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図１ないし図７を参照して説明する。
【００２０】
図１は循環式電気掃除機の全体を示す斜視図であり、同図中符号１で示す掃除機本体の前部には接続口体２が取付けられている。掃除機本体１の内部には集塵室（図示しない）及び送風機室（図示しない）が設けられ、集塵室にはフィルターとしての集塵袋３が配置されており、送風機室には電動送風機４が配置されている。
【００２１】
接続口体２には図示しないが吸込口と排出口が夫々形成され、吸込口は集塵室に連通し、又、排出口と送風機室とは掃除機本体１に形成した図示しない還流路によって連通されている。
【００２２】
接続口体２には可撓性の吸塵ホースとしての吸込みホース１０が着脱可能に差込み接続されている。この吸込みホース１０は、軸方向に沿って内部に吸気路と排気路が形成されたホース部１１、このホース部１１の一端側に接続された接続筒１２、及び他端側に接続された接続管体１３とを有して構成されている。接続筒１２の内部には図示しないがホース部１１の吸気路及び排気路と連通する二つの吸気通路及び排気通路が形成され、これら吸気通路及び排気通路は、接続筒１２を接続口体２に接続したときに、この接続口体２の吸込口及び排出口に個別に連通するようになっている。ホース部１１の吸気通路及び排気通路は、夫々吸込風路及び排気風路を構成する。
【００２３】
図１に示す接続管体１３（後述の延長管Ａを接続する相手側）は、上部に把手１４を有し、この把手１４を把持して後述する吸込み口体である床ブラシ８０を走行操作させて掃除をするものである。この接続管体１３の先端部には、後述する延長管Ａの一端側の吸込み嵌合筒２３及び排気管５０（図２、図５など参照）の端部に形成した２本の排気嵌合筒５４ａを嵌合させる吸込み嵌合孔（図示しない）及び排気嵌合孔（図示しない）が形成されており、これら吸込み嵌合孔及び排気嵌合孔はホース部１１の吸気通路及び排気通路と連通するように構成されている。
【００２４】
把手１４の前部には、電動送風機４を制御する複数の制御スイッチ１４ａが設けられており、これら制御スイッチ１４ａからの制御信号は、吸込みホース１０の内部に配線された信号線（図示しない）を介して掃除機本体１内に設けられた図示しない制御手段に送られるようになっている。吸込みホース１０の内部には、床ブラシ８０内に設けた電動機８３に電力を供給する図示しない給電線も配線されており、この給電線の一端部は接続筒１２に設けたプラグピン（図示しない）に接続されて、このプラグピンは接続口体２に設けられた接点板（図示しない）に圧接して電気的に接続されるようになっている。給電線の他端は接続管体１３の先端部の開口したピン差込み孔（図示しない）内に設けられた接点板に接続されている。
【００２５】
なお、接続管体１３に形成されている前記吸込み嵌合孔、排気嵌合孔、ピン差込み孔の構成は、後に詳述する延長管Ａの他端側に形成された吸込み嵌合孔２５、排気嵌合孔７１ａ、ピン差込み孔５９（図３参照）と同じように構成されている。接続管体１３に設けられている結合クランプも同様に延長管Ａの他端側に設けられる結合クランプ４０（図２、図５参照）と同じ構成であり、図１には操作ボタン１５のみが示されている。
【００２６】
吸込みホース１０に接続される接続管としての２本継ぎの延長管Ａ及び延長管Ｂについて説明する。これらの延長管Ａ、Ｂは同一構造であることから、一方の延長管Ａについて説明し、他方の延長管Ｂについての説明は省略する。
【００２７】
延長管Ａは、互いに並べて配置された吸気管２０と排気管５０とを備える複数管（２管）並設構造に構成されている。吸気管２０の内部は吸込風路を構成し、排気管５０の内部は排気風路を構成する。互いに別に成型された吸気管２０と排気管５０とは、合成樹脂製であるとともに、その板厚はいずれも長手方向両端部よりも中央部側程次第に薄くなっていて、撓み易く形成されている。
【００２８】
吸気管２０は、図５等に示すように排気管５０よりも大径であり、その長手方向（軸方向）の一端部側の開口部は、他端に向かうにつれて次第に径小となるテーパー状の吸込み嵌合孔２５（図３参照）をなしている。この一端部側の外側には第１支持部２１が一体に形成されている。この第１支持部２１の上面側には結合クランプ４０を配設する収納部２６が形成されている。この収納部２６には、図示しないばね受け突起と、この突起よりも吸気管２０の長手方向の他端部に位置して管壁を貫通した貫通孔２６ａと、この貫通孔２６ａよりも更に前記他端側に位置した穴付きのねじ受けボス２６ｂと、図示しない一対の軸受部とが形成されている。
【００２９】
結合クランプ４０は、先端部に係合爪４０ａが、又、基端側に操作つまみ４０ｂが形成されるとともに、これらの間の両側面から互いに反対方向に突出する枢軸４０ｃとを有している。このクランプ４０は、その枢軸４０ｃを前記図示しない軸受部に嵌合して収納部２６に組込まれ、操作摘み４０ｂの裏側凹部と図示しない前記ばね受け突起との間にはコイルばね４１が挟設されている。このばね４１は、枢軸４０ｃを中心として係合爪４０ａが貫通孔２６ａから吸気管２０内に突出するように結合クランプ４０を常時付勢する。収納部２６の上端は、前記のように結合クランプ４０を配置した状態でねじ受けボス２６ｂにねじ込まれたねじ４４ａによって取付けられたカバー４２によって覆われている。このカバー４２は操作つまみ４０ｂを突出させる孔を有している。
【００３０】
図６に示すように第１支持部２１は、吸気管２０の管軸と直角に交差する方向に延びる前後一対の端壁３５、３６を有しているとともに、これらと平行でかつ吸気管２０の下部周面から一体に突出する排気管固定部としての下向きの中間隔壁３７を有している。前側の端壁３５には一対の半円形状の溝３５ａが形成され、これらの溝３５ａに個別に対向する一対の半円形状の溝３７ａが中間隔壁３７に形成されている。後側の端壁３６には排気管通し溝３６ａが形成されている。又、吸気管２０の下部周面には、端壁３５と中間隔壁３７との間、及び中間隔壁３７と端壁３６との間に夫々位置して下向きの穴付きねじ受けボス２７が夫々一体に突設されている。
【００３１】
第１支持部２１の下側には合成樹脂製の第１カバー７０が、このカバー７０を通ってねじ受けボス２７にねじ込まれる２本のねじ７１により被着されている。図６に示すように第１カバー７０は、前後一対の上向きの端壁７２、７３を有しているとともに、これらと平行な排気管固定部としての上向きの中間隔壁７４を有している。前側の端壁７２には一対の半円形状の溝７２ａが形成され、これらの溝７２ａに個別に対向する一対の半円形状の溝７４ａが中間隔壁７４に形成されている。後側の端壁７３には排気管通し溝７３ａが形成されている。又、第１カバー７０の内面には、前側の端壁７２と中間隔壁７４との間、及び中間隔壁７４と後側の端壁７３との間に夫々位置して軸方向の通孔を有した上向きのねじ受けボス７５が夫々一体に突設されている。
【００３２】
ねじ７１はねじ受けボス７５を通り、このボス７５の先端を受ける吸気管２０側のねじ受けボス２７にねじ込まれ、それにより、第１カバー７０が吸気管２０の一端部下側に取付けられる。この取付け状態では、前側の端壁３５、７２の端同士が当接して、その溝３５ａ、７２ａが向かい合って円形の孔、つまり、排気嵌合孔７１ａ（図３参照）を形成するとともに、後側の端壁３６、７３の端同士が当接して、その溝３６ａ、７３ａが向かい合って四角い孔を形成し、同様に、中間隔壁３７、７４の端同士が当接して、その溝３７ａ、７４ａが向かい合って円形の孔を形成する。
【００３３】
図７に示すように吸気管２０の長手方向（軸方向）他端部側の外面には第２支持部２２が一体に設けられている。この支持部２２は、管軸に直角に交差する方向に延びる前後一対の端壁３１、３２を有しているとともに、これらと平行でかつ吸気管２０の下部周面から一体に突出する下向きの中間壁３３を有している。これら各壁３１〜３３には一対の半円形状の溝３１ａ〜３３ａが夫々形成されている。溝３１ａ〜３３ａは吸気管２０の軸方向に互いに対向して設けられている。又、吸気管２０の他端部側の下部周面には、端壁３１と中間壁３３との間、及び中間壁３３と端壁３２との間に夫々位置して下向きの穴付きねじ受けボス３４が夫々一体に突設されている。更に、吸気管２０の他端部側の下部周面には、端壁３１と中間壁３３との間、及び中間壁３３と端壁３２との間にわたる２条の直線状ガイドリブ３６（一方のみ図７に示す。）が突設されている。これらのリブ３６の先端は各溝３１ａ〜３３ａの奥端と同じ高さ位置にあって、これらの奥端に連続している。
【００３４】
後側の端壁３２よりも突出する吸気管２０の先端部は、先端に向かうにつれて小径となるテーパー状の吸込み嵌合筒２３をなしており、この吸込み嵌合筒２３の上面には、吸込みホース１０の接続管体１３に設けた図示しない結合クランプの係合爪が係脱する係合凹部２３ａ（図５参照）が形成されている。更に、吸込み嵌合筒２３の先端部外周に設けた環状溝２３ｂには、この嵌合筒２３が嵌合される接続管体１３等相手側部材との間の気密を確保するためのリング状のパッキンゴム２４が装着されている。
【００３５】
第２支持部２２の下側には合成樹脂製の第２カバー６０が、このカバー６０を通ってねじ受けボス３４にねじ込まれる２本のねじ６１により被着されている。図７に示すように第２カバー６０は、前後一対の上向きの端壁６２、６３を有しているとともに、これらと平行な上向きの中間壁６４を有している。これら各壁６２〜６４の夫々には一対の半円形状の溝６２ａ〜６４ａが形成されている。溝６２ａ〜６４ａは吸気管２０の軸方向に互いに対向して設けられている。又、第２カバー６０の内面には、前後の端壁６２と中間壁６４との間、及び中間壁６４と後側の端壁６３との間に夫々位置して上向きのねじ受けボス６５が夫々一体に突設されている。更に、第２カバー６０の内面、端壁６２と中間壁６４との間、及び中間壁６４と端壁６３との間にわたる２条の直線状ガイドリブ６６（一方のみ図７に示す。）が突設されている。これらのリブ６６の先端は各溝６２ａ〜６４ａの奥端と同じ高さ位置にあって、これらの奥端に連続している。
【００３６】
ねじ６１はねじ受けボス６５を通り、このボス６５の先端を受ける吸気管２０側のねじ受けボス３４にねじ込まれ、それにより、第２カバー６０が吸気管２０の他端部下側に取付けられる。この取付け状態では、前側の端壁３１、６２の端同士が当接して、その溝３１ａ、６２ａが向かい合って円形の孔を形成するとともに、後側の端壁３２、６３の端同士が当接して、その溝３２ａ、６３ａが向かい合って円形の孔を形成を形成し、同様に、中間壁３３、６４の端同士が当接して、その溝３３ａ、６４ａが向かい合って円形の孔を形成する。
【００３７】
なお、第２支持部２２の上面には補助カバー２８が爪係合により被着されている。このカバー２８は、隣接する他の延長管Ｂ等の相手側部材のカバー４２等に対し、これらの間で段差を設けることなく連続するために設けられている。
【００３８】
前記排気管５０について説明する。図５に示すように排気管５０の中間部は吸気管２０の下部外周面に沿う面を有してやや潰されたような断面横長筒状の管部５１をなし、排気管５０の長手方向（軸方向）一端側は分岐した一対の第１分岐管５４で形成され、同様に、排気管５０の長手方向（軸方向）他端側は分岐した一対の第２分岐管５５で形成されている。これら第１分岐管５４及び第２分岐管５５の夫々の分岐部はいずれも管部５１と連通している。第２分岐管５５は第１分岐管５４及び前記第２カバー６０よりも長く形成されている。
【００３９】
図５及び図７に示すように一対の第１分岐管５４の先端部外周面には、前記中間隔壁３７、７４の厚みに等しい溝幅の環状溝５６が夫々形成されている。又、一対の第２分岐管５５の先端側は、先端に向かうにつれて先細となるテーパー状に形成されて、その差込みの相手側である前記吸込みホース１０の接続管体１３の吸込み嵌合孔（図示しない）に嵌合する排気嵌合筒５５ａをなしている。
【００４０】
排気管５０は、その両端部側を前記両カバー６０、７０を介して吸気管２０の長手方向両端部に夫々支持されて、この吸気管２０の下側に並べて配置されている。
【００４１】
すなわち、排気管５０の長手方向一端部の第１分岐管５４は、吸気管２０の長手方向一端部の第１支持部２１とこれにねじ止めされる第１カバー７０との間に支持される。この支持は、一対の第１分岐管５４の環状溝５６に夫々第１支持部２１及び第１カバー７０の中間隔壁３７、７４の溝３７ａ、７４ａの縁を夫々嵌合させるとともに、第１支持部２１及び第１カバー７０の後側端壁３６、７３の溝３６ａ、７３ａに一対の第１分岐管５４を通した状態で、第１カバー７０を第１支持部２１に既述のようにねじ止めして行われている。
【００４２】
この支持により、一対の第１分岐管５４が第１支持部２１及び第１カバー７０とに挟着されるとともに、これら分岐管５４の中間隔壁３７、７４への引っ掛かりにより軸方向に動くことがないように固定される。よって、一対の第１分岐管５４は排気管５０の固定端部として用いられている。
【００４３】
排気管５０の長手方向他端部の第２分岐管５５は、吸気管２０の吸込み下流側の端部、つまり、吸気管２０の長手方向他端部に設けた第２支持部２２とこれにねじ止めされる第２カバー６０との間に支持される。この支持は、一対の第２分岐管５５を、第２支持部２２及び第２カバー６０の間を貫通するように配置して、これら第２支持部２２及び第２カバー６０の各壁３１〜３３の溝３１ａ〜３３ａ、６２ａ〜６４ａを夫々嵌合させた状態で、第２カバー６０を第２支持部２２に既述のようにねじ止めして行われている。
【００４４】
この支持により、一対の第２分岐管５５が第２支持部２２及び第２カバー６０とに挟さまれる。しかし、各溝３１ａ〜３３ａ、６２ａ〜６４ａの内面と第２分岐管５５との間、及び上下に対を成すガイドリブ３５、６６と第２分岐管５５とは軸方向に引っ掛ることがなく、これらの間には夫々僅かなクリアランスが設けられており、これらのクリアランスによって第２分岐管５５はその軸方向に移動可能に支持されている。よって、一対の第２分岐管５５は排気管５０の自由端部として用いられている。なお、ガイドリブ３５、６６の案内作用により、第２分岐管５５の軸方向移動を円滑に行わせることができる。
【００４５】
又、図４中５８は端壁３２に取付けられ吸込み嵌合筒２３及び第２分岐管５５と平行に突出する一対（一方のみ図示）のプラグピンを示し、図３中５９は前記対しプラグピン５８に対応して端壁３５に開口したピン差込み孔である。第１支持部２１にはピン差込み孔５９に挿入されたプラグピン５８（これのみならず後述の吸込み口体８０が有するプラグピンも含む。）が電気的に接触する一対の接点板（図示しないが）内蔵されており、これらの接点板と前記一対のプラグピン５８とは吸気管２０と排気管５０との間に設けた通線部に通された図示しないリード線を介して電気的に接続されている。
【００４６】
なお、前記のように延長管Ｂも延長管Ａと同様に構成されているものである。つまり、延長管Ｂの一端側には、吸込み嵌合孔と一対の排気嵌合孔及び一対のピン差込み孔が形成されているとともに、その上面側には結合クランプ（図１に操作つまみ４０ｂのみを図示）が配設されている。同様に、延長管Ｂの他端側には、延長管Ａの一端側と同様に吸込み嵌合筒と一対の排気嵌合筒とがその端面から突出され、又、一対のプラグピンも突出しており、更に、吸込み嵌合筒には係合凹部が形成されているとともにパッキンゴムも取付けられている。
【００４７】
延長管Ｂと延長管Ａを接続するときは、延長管Ｂの一端側の吸込み嵌合筒、一対の排気嵌合筒を、夫々延長管Ａの他端側の吸込み嵌合孔２５、排気嵌合孔７１ａに嵌合させるとともに、一対のプラグピン５８をピン差込み孔５９に差し込むことによって接続される。この時、延長管Ａに設けた結合クランプ４０の係合爪４０ａが貫通孔２６ａを通って延長管Ｂの係合凹部２３ａに係合して抜止される。
【００４８】
又、吸込みホース１０の接続管体１３に延長管Ａ又はＢの一端側を接続するときは、延長管Ａ又はＢの一端側の吸込み嵌合筒２３、一対の排気嵌合筒５４ａを、夫々接続管体１３の吸込み嵌合孔（図示しない）、排気嵌合孔（図示しない）に嵌合させるとともに、一対のプラグピン５８をピン差込み孔（図示しない）に差し込むことによって同様に接続される。又、接続管体１３には上述したように前記結合クランプ４０と同様に構成した結合クランプが設けられており、この結合クランプの係合爪が延長管Ａ又はＢの係合凹部２３ａに係合して抜止される。
【００４９】
吸込み口体としての前記床ブラシ８０は図１に示すように、床ブラシ本体８１とこの床ブラシ本体８１に上下方向に回動可能に取付けられた継手管８６とを備えて構成されている。床ブラシ本体８１は、その下面つまり被掃除面と対向する面に開口された図示しない吸込開口に連通する吸込室（図示しない）を有し、この吸込室内には回転清掃体８２が配設されている。この回転清掃体８２は電動機８３によって図示しないベルトなどを介して駆動される。なお、吸込み口体は回転清掃体８２及び電動機８３のうち少なくとも電動機８３を備えないものでもよい。又、床ブラシ本体８１内には、前記吸込開口の近傍に設けた吹出口（図示しない）に連通する図示しない排気流路（排気風路）及び吸込室に連通する吸込流路（吸込風路）が形成されている。
【００５０】
継手管８６の端部には延長管Ａ又はＢの一端側と同様な構成、つまり図示しないが吸込み嵌合筒、一対の排気嵌合筒及び一対のプラグピンが設けられている。吸込み嵌合筒は前記吸込室に連通する吸込流路に接続されており、一対の排気嵌合筒は吸込口本体内で合流して前記吹出口（図示しない）に連通する前記排気流路に接続されている。又、前記一対のプラグピンには、図示しない給電線の一端が接続されその他端は電動機８３に接続されている。又、吸込み嵌合筒の先端部には延長管Ａ又はＢの他端側に設けた結合クランプの係合爪と係合する係合凹部が形成されている。
【００５１】
そして、前記延長管Ａに接続された延長管Ｂの他端側つまり図１において先端側に床ブラシ８０を接続するときは、継手管８６に形成された図示しない吸込み嵌合筒、排気嵌合筒を、延長管Ｂの吸込み嵌合孔及び排気嵌合孔に接続するとともに、一対のプラグピンをピン差込み孔に差し込んで接点板に接続させる。このようにして接続されたときは、延長管Ｂの結合クランプの係合爪が前記係合凹部に係合して抜止される。
【００５２】
前記構成の循環式電気掃除機１を用いて掃除をする場合は、掃除機本体１に吸込みホース１０、延長管Ａ、延長管Ｂを図１に示すように順に接続し、延長管Ｂに床ブラシ８０を接続し、吸込みホース１０の把手１４に設けた制御スイッチ１４ａのうちのいずれかを閉成操作する。この閉成操作がされることにより電動送風機４が駆動し、又、前記床ブラシ８０の電動機８３によって回転清掃体８２が回転する。
【００５３】
電動送風機４の吸込作用によって床ブラシ８０の吸込開口から床面の塵埃が吸込まれ、継手管８６、延長管Ｂ、延長管Ａ及び吸込みホース１０の夫々の吸込み風路を経て（図１に実線の矢印で示す経路）集塵室内に吸込まれる。塵埃はフィルター３によって除去され吸込み気流は排気風として電動送風機４から排出され、この排出風は掃除機本体１の還流路、吸込みホース１０、延長管Ａ、延長管Ｂ、継手管８６の排気風路を経て（図１に点線の矢印で示す経路）床ブラシ８０の排気流路を経て吹出口から被掃除面に吹き付けられる。この吹出された排気風によって被掃除面の塵埃が吹き上げられ、この塵埃は循環する空気とともに前記経路を経て集塵室内に吸込まれる。そして塵埃が除去された吸込み空気は再び前記吸込み風路を経て床ブラシ８０に戻されて被掃除面に吹出されて、以上の空気循環式の吸込み掃除が繰返されるものである。
【００５４】
ところで、延長管Ａ、Ｂは、これを曲げようとする力を受けていない自由状態では、延長管Ａで代表して説明するが、図２（Ａ）のように真っ直ぐな状態にあるが、前記掃除中に床ブラシ８０を床面に押付けようとする力Ｆが延長管Ａ、Ｂに上側から使用者により加えられた場合には、図２（Ｂ）に示すように上側位置の吸気管２０に対し下側位置の排気管５０の端部が軸方向に移動することを伴って、上下に並設されている吸気管２０及び排気管５０が同時に下側に凸となるように撓ませられる。
【００５５】
すなわち、両管２０、５０の撓みに伴い上側の吸気管２０は長手方向に圧縮されるとともに、下側の排気管５０は長手方向に引張られる。そのため、一端部の第１分岐管５４が吸気管２０の一端部の第１支持部２１と第１カバー７０とで挟まれて軸方向に動かないように拘束して固定され、かつ、他端部の第２分岐管５５が吸気管２０の他端部側の第２支持部２２と第２カバー６０とで挟まれるもこれらの間を摺動可能に挿通して支持されている排気管５０は、前記引張り作用に応じて第１分岐管５４側の端部を起点として第２分岐管５５側を、吸気管２０に対して移動させるようになる。つまり、前記引張り作用を受ける管である排気管５０が、前記圧縮作用を受ける管である吸気管２０に対して恰も延びるように移動しつつ、既述のように延長管Ａ全体が撓み変形をするものである。なお、この撓み変形は延長管Ａを曲げようとする力Ｆが消失すると同時に吸気管２０及び排気管５０の弾性により自動的に元の自由状態に復元する。
【００５６】
前記のように吸気管２０に対し排気管５０の自由端部である第２分岐管５５側が軸方向に移動する（この移動量をＤを図２に示す。）ことにより、単一の管からなる延長管が曲るのと同様に両管２０、５０が撓み易くなって、前記延長管Ａ、Ｂを曲げようとする力Ｆに対する応力を良好に分散させて、延長管Ａ、Ｂが折れる等の破損を防止することができる。
【００５７】
これに対して、吸気管２０と排気管５０とがその両端部で共に固定されて相手側を完全に拘束している場合には、これら両端部を固定する部分に前記引張り作用に基づく応力が集中して作用するので、破損に至る可能性が高いものであるが、このようなことを前記構成によって未然に防止できる。
【００５８】
しかも、本実施形態では両管２０、５０の軸方向中間部にそれらの撓みを妨げる構成がないから、延長管Ａ、Ｂを曲げようとする力Ｆに対して両管Ａ、Ｂをより撓ませ易くでき応力をより分散させ易くできるので、延長管Ａ、Ｂが破損に至る可能性をより極小にできる。
【００５９】
又、何らかの事情で以上の説明とは逆に吸気管２０が下側に位置されるとともに排気管５０が上側になった状態等により、排気管５０側から外力が加えられた場合には、吸気管が２０が引張り側となり排気管５０が圧縮側となるので、排気管５０が、その自由端部である第２分岐管５５の軸方向移動を伴って吸気管２０に対して恰も縮むように移動する。そのため、この場合にも、両管２０、５０が撓み易くなって、前記延長管Ａ、Ｂを曲げようとする力に対する応力を良好に分散させることができるから、延長管Ａ、Ｂが折れる等の破損を防止できる。
【００６０】
そして、以上の構成により外力に対する耐久性を保証したから、両管２０、５０をいずれもかなりの肉厚とし高剛性を与えて耐久性を得る必要がない。それに伴い、両管２０、５０の径が太くならないから、延長管Ａ、Ｂを掴み易いこととあいまって、延長管Ａ、Ｂの重量が増えて重くなることもないから、把手１４を持っての延長管Ａ、Ｂを介しての床ブラシ８０の移動操作を容易に行うことができる。よって、掃除作業性の低下をきたすことがない。
【００６１】
又、軸方向に移動する第２分岐管５５は隣接部材の排気嵌合孔７１ａに挿入されているので、既述のように吸気管５０に対し排気管５０が恰も縮むように移動すると、この第２分岐管５５と前記隣接部材の排気経路との間には隙間が形成される。しかし、第２分岐管５５の先端部は、第１カバー７０の端壁７２及び隣接した相手側排気管５０の第１分岐管５４を固定した中間隔壁７４と、隣接した第１支持部２１の端壁３５及び隣接した相手側排気管５０の第１分岐管５４を固定した中間隔壁３７とで区画されて略密閉された空間内に挿入されている。そのため、既述のように隙間が形成されるにも拘らず、排気が外部に漏れることが防止される。
【００６２】
しかも、軸方向に移動する第２分岐管５５は吸気管２０の吸込み方向を基準とした場合に、吸込み下流側、つまり、被掃除面とは反対側に配置されているから、既述の略密閉された空間も同様位置にある。そのため、この略密閉の空間から排気が外部に吹き出すことがあっても、その排気の流れは被掃除面から遠ざかった位置で吹き出るから、吹き出した排気によって被掃除面の塵埃が吹き飛ばされることを防止できる。なお、この逆に第２分岐管５５を吸込み上流側に設けると、下側の延長管Ｂと床ブラシ８０との接続部に近接した位置の略密閉空間から排気が仮に吹き出すようなことがあると、それによって床ブラシ８０の後側近傍の被掃除面上の塵埃を吹き飛ばし易いが、このような不具合を防止できることは既述の通りである。
【００６３】
なお、上記実施形態においては、排気管５０をその両端部が夫々二股状の１本の管としたが、これに代えて独立した複数本例えば２本の排気管を用いてもよい。
【００６４】
又、上記実施形態は、キャニスタータイプの循環式電気掃除機に発明を適用した例を説明したが、本発明は、延長管を備えるアップライト式或はハンデー式など他の形式の循環式電気掃除機にも適用できる。
【００６５】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、以下に記載される効果を有する。
【００６６】
請求項１の発明によれば、複数管並設構造をなして組合わされた吸気管及び排気管の夫々が撓み易くなって、使用時等に作用する外力に対する応力を良好に分散させることができるから、前記外力により破損する恐れが防止され外力に強く耐久性が高い延長管を提供できる。
【００６７】
請求項２の発明によれば、両管の軸方向中間部にそれらの撓みを妨げる構成がないから、外力に対して両管をより撓ませ易くでき応力をより分散させ易い延長管を提供できる。
【００６８】
請求項３の発明によれば、吸気管又は排気管の一端部とこれに連通する別の管の移動可能な端部とが収められた空間を、一方の管とこれに取付けた第１カバーとの間に形成して、この空間を略密閉状態としたから、前記吸気管又は排気管の一端部と別の管の移動可能な端部との間に隙間が形成されても、隙間を通って排気が外部に吹き出したり、隙間から外気が吸込まれたりすることを防止できるとともに、前記隙間の形成に伴ってこの隙間に手指を挟む恐れもない延長管を提供できる。
【００６９】
請求項４の発明によれば、排気が外部に仮に漏れることがあっても、漏れた排気によって被掃除面の塵埃を吹き飛ばすことがない延長管を提供できる。
【００７０】
請求項５の発明によれば、延長管が太くなったり、重くなったりすることなく、この延長管の耐久性を向上できるので、掃除時の使い勝手がよい循環式電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る循環式電気掃除機の使用状態を示す斜視図。
【図２】（Ａ）は本発明の一実施形態に係る延長管を自由状態で示す側面図。
（Ｂ）は同延長管を外力を受けて撓んだ状態で示す側面図。
【図３】図２の延長管の一端部を示す斜視図。
【図４】図２の延長管の他端部を示す斜視図。
【図５】図２の延長管全体を分解して示す斜視図。
【図６】図３の延長管の一端部を分解して示す斜視図。
【図７】図４の延長管の他端部を分解して示す斜視図。
【符号の説明】
１…掃除機本体
３…集塵袋（フィルター）
４…電動送風機
１０…吸塵ホース（吸込みホース）
Ａ、Ｂ…延長管
２０…吸気管
２１…第１支持部
２２…第２支持部
５０…排気管
５４…第１分岐管（固定端部）
５５…第２分岐管（自由端部）
６０…第２カバー
７０…第１カバー
８０…床ブラシ（吸込み口体）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention sucks dust from the suction opening of the suction port body by the operation of the electric blower in the main body of the cleaner, removes the dust by the filter of the dust collecting chamber, and then removes the air discharged from the electric blower to the suction port. The present invention relates to a circulating electric vacuum cleaner that returns to the body, collects the returned air, and cleans it while circulating it, and an extension pipe that is used to connect a cleaner body and a suction port body in the cleaner.
[0002]
[Prior art]
The extension pipe used in the circulation type vacuum cleaner has two air passages for guiding intake and exhaust, and among them, the multiple pipe side-by-side structure in which the intake pipe and the exhaust pipe are arranged side by side. Compared to a double tube structure consisting of an inner tube and an outer tube, the outer shape is small and it is advantageous for handling, and the structure is simple and the air passage structure of the suction port body is not so complicated. It is excellent in a certain point. As this type, as shown in JP-A-50-97269, a radial partition is provided inside a single cylinder to form an intake pipe air path and an exhaust pipe air path, Alternatively, an intake pipe and exhaust pipe having a circular cross section are integrated into an eight-shaped cross section.
[0003]
By the way, the extension pipe can be used even if it is a single pipe as seen in a non-air circulation type vacuum cleaner, or it has the multiple pipe side-by-side structure handled in the present invention. Consideration is required to ensure durability that does not break due to the force applied when the suction port is pressed against the surface to be cleaned. For this purpose, the extension pipe composed of the single pipe is configured to reduce the material thickness of the intermediate portion other than both end portions thereof and to distribute the load by bending the extension tube itself when receiving an external force. Has been.
[0004]
However, in the multi-pipe parallel structure, there is a part where the partition wall or the intake pipe and the exhaust pipe are integrated, and it is difficult to reduce the rigidity of these parts. The structure for load distribution adopted in the machine cannot be adopted for a multi-tube parallel structure. In addition, it is conceivable that the thickness of each part of the extension pipe of the multiple pipe side-by-side structure is sufficiently increased so as to withstand the load, and the overall rigidity is remarkably increased. However, this is inevitable. Further, since the outer shape of the extension pipe is increased and the weight is increased, the usability is lowered, which is not preferable.
[0005]
And until now, there has not been provided an extension pipe of a multi-tube side-by-side structure having an effective configuration for dispersing a load applied during use, and its development is desired.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is to obtain an extension tube that is strong against external force and has high durability, and a circulation type vacuum cleaner that is easy to use.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, an extension pipe according to a first aspect of the present invention includes an intake pipe and an exhaust pipe arranged side by side in the vertical direction, and one of these pipes is connected to the other pipe. A part is supported so as not to move in the axial direction, and at least one end side of the other pipe is supported so as to be movable in the axial direction with respect to the one pipe.
[0008]
In this invention and each of the following inventions, the relatively upper pipe among the plurality of pipes arranged in the vertical direction may be an intake pipe or an exhaust pipe. The lower pipe may be an exhaust pipe or an intake pipe, and here, relative to the upper and lower sides, there is a relationship in which the axes of the intake pipe and the exhaust pipe are displaced in the vertical direction. In addition, at least one intake pipe and one exhaust pipe may be used. Further, the extension tube according to the present invention and each of the following inventions may be one, and a plurality of, preferably two, of the same shape can be detachably attached in order to make the length when in use and when stored. They may be joined together. Furthermore, in this invention, the fixing | fixed part which restrains the other pipe | tube so that it may not move with respect to one pipe | tube can select the arbitrary positions of the longitudinal direction one end part or longitudinal direction middle part of the other pipe | tube.
[0009]
When using the extension pipe according to the first aspect of the present invention, the intake pipe and the exhaust pipe are arranged side by side with an external force applied from the upper side by the user to press the suction port against the surface to be cleaned. Are bent at the same time so as to be convex downward. Along with this, one of the tubes located on the upper side is compressed in the longitudinal direction, and the other tube located on the lower side is pulled in the longitudinal direction. At least one end portion side of the other tube partially constrained by one tube is moved in the axial direction with respect to the one tube. When the other pipe is positioned on the side to be compressed as described above, this movement moves so that the heel extends with respect to the one pipe, and vice versa. When the tube is positioned on the side to be pulled as described above, the rod moves so as to contract with respect to the one tube.
[0010]
As described above, when at least one end side of the other pipe moves in the axial direction with respect to one pipe, both pipes bend as compared with the case where at least both ends of the intake pipe and the exhaust pipe are completely fixed. It becomes easy and the stress with respect to the said external force can be disperse | distributed.
[0011]
In the extension pipe of the invention according to claim 2, the one end of the other pipe is restrained so as not to move with respect to the one pipe to be a fixed end, and the other end of the other pipe is used as the other end. It is characterized by a free end that is movable with respect to one of the tubes. In the present invention, the free end portion may be positioned on the suction downstream side, or may be positioned on the suction downstream side as in the invention of claim 4.
[0012]
In this invention, since the other tube is fixed to the one tube with a fixed end composed of one end thereof, when receiving an external force, the other tube is composed of the other end. The portion is moved with respect to the one tube, and both tubes are bent to distribute the stress to the external force. In addition, since there is no structure that prevents the bending in the axial intermediate portion of both pipes as in the case where the axial intermediate portions of both pipes are fixed so as not to move, both pipes are more easily bent with respect to the external force. The stress can be more easily dispersed.
[0013]
The extension pipe of the invention according to claim 3 is an end part movable in the axial direction of one end part of the other pipe and another pipe communicated with this end part. Is formed between the one end of the one pipe and the first cover attached thereto, and the space is partitioned so as to prevent the discharge of exhaust to the outside and the intake of outside air. did It is characterized by that.
[0014]
In this invention, a gap is formed between this end portion and one end portion of the other tube communicating therewith as the end portion moving in the axial direction as the other tube bends. . However, the space in which the moving end of the other pipe that forms this gap and the one end of the other pipe communicating with the other pipe are stored, that is, the one of the one pipe Tube Since the space between the one end and the first cover attached thereto is in a substantially sealed state, it is possible to prevent the exhaust from being blown out from the gap or the outside air being sucked in from the gap. The gap disappears at the same time as the bending of the extension pipe disappears as the external force disappears. In addition, since the gap is covered with the first cover, there is no risk of fingers being caught in the gap as the gap is formed.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, the other pipe is an exhaust pipe, and a free end portion thereof is positioned on the suction downstream side.
[0016]
In this invention, even if the exhaust gas leaks to the outside from the tip of the free end portion with the movement of the free end portion, the flow of the exhaust gas flows downstream of the extension pipe, that is, the floor surface, etc. Since the air blows off at a position away from the surface to be cleaned, it is possible to prevent the dust on the surface to be cleaned from being blown off by the exhausted air.
[0017]
According to a fifth aspect of the present invention, air sucked from a suction port connected to the vacuum cleaner main body through a dust suction hose and an extension pipe detachable to the vacuum cleaner main body by the operation of the electric blower incorporated in the vacuum cleaner main body. The dust is trapped through a filter in the dust collection chamber upstream of the electric blower, the air passing through the filter and discharged from the electric blower is returned to the suction port body, and the returned air is collected. Then, in the circulation type vacuum cleaner that performs cleaning while circulating, the extension pipe is one according to any one of claims 1 to 4.
[0018]
In the present invention, an external force applied when the suction port body is pressed against the surface to be cleaned by moving at least one end of one of the intake pipe and the exhaust pipe to the other pipe. Because it has a strong and durable extension tube, it is not necessary to increase the wall thickness of the extension tube in order to obtain the required durability.Therefore, the extension tube is not thick and difficult to grip and does not become heavy. Usability can be improved.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0020]
FIG. 1 is a perspective view showing the entire circulation type electric vacuum cleaner, and a connection port body 2 is attached to the front portion of the main body of the vacuum cleaner denoted by reference numeral 1 in FIG. A dust collection chamber (not shown) and a blower chamber (not shown) are provided inside the vacuum cleaner main body 1, and a dust collection bag 3 as a filter is arranged in the dust collection chamber, and an electric blower is provided in the blower chamber. 4 is arranged.
[0021]
Although not shown in the figure, the suction port and the discharge port are respectively formed in the connection port body 2, the suction port communicates with the dust collection chamber, and the discharge port and the blower chamber are connected by a reflux path (not shown) formed in the cleaner body 1. It is communicated.
[0022]
A suction hose 10 as a flexible dust suction hose is detachably inserted and connected to the connection port body 2. The suction hose 10 includes a hose portion 11 in which an intake passage and an exhaust passage are formed inside along the axial direction, a connection cylinder 12 connected to one end side of the hose portion 11, and a connection connected to the other end side. And a tubular body 13. Although not shown in the figure, two intake passages and exhaust passages that communicate with the intake passage and the exhaust passage of the hose portion 11 are formed inside the connection tube 12, and these intake passages and exhaust passages connect the connection tube 12 to the connection port 2. When connected, the connection port body 2 is individually communicated with the suction port and the discharge port. The intake passage and the exhaust passage of the hose portion 11 constitute a suction air passage and an exhaust air passage, respectively.
[0023]
1 has a handle 14 at the top, and grips the handle 14 to operate a floor brush 80, which will be described later, as a suction port body. The connecting tube 13 shown in FIG. Let them clean. Two exhaust fittings formed at the end of a suction fitting cylinder 23 and an exhaust pipe 50 (see FIGS. 2, 5, etc.) on one end side of an extension pipe A, which will be described later, are provided at the distal end of the connecting pipe body 13. A suction fitting hole (not shown) and an exhaust fitting hole (not shown) for fitting the cylinder 54a are formed. The suction fitting hole and the exhaust fitting hole are connected to the intake passage and the exhaust passage of the hose portion 11, respectively. It is configured to communicate.
[0024]
A plurality of control switches 14 a for controlling the electric blower 4 are provided at the front portion of the handle 14, and control signals from these control switches 14 a are signal lines (not shown) wired inside the suction hose 10. Is sent to a control means (not shown) provided in the cleaner body 1. Inside the suction hose 10, a power supply line (not shown) for supplying power to the electric motor 83 provided in the floor brush 80 is also wired, and one end of the power supply line is a plug pin (not shown) provided in the connecting cylinder 12. The plug pin is pressed and electrically connected to a contact plate (not shown) provided in the connection port body 2. The other end of the power supply line is connected to a contact plate provided in a pin insertion hole (not shown) opened at the distal end of the connection tube 13.
[0025]
The structure of the suction fitting hole, the exhaust fitting hole, and the pin insertion hole formed in the connecting pipe body 13 includes a suction fitting hole 25 formed on the other end side of the extension pipe A, which will be described in detail later. The exhaust fitting hole 71a and the pin insertion hole 59 (see FIG. 3) are configured in the same manner. Similarly, the coupling clamp provided on the connecting pipe body 13 has the same configuration as the coupling clamp 40 (see FIGS. 2 and 5) provided on the other end of the extension pipe A. FIG. It is shown.
[0026]
A two-joint extension pipe A and extension pipe B as connection pipes connected to the suction hose 10 will be described. Since these extension pipes A and B have the same structure, only one extension pipe A will be described, and description of the other extension pipe B will be omitted.
[0027]
The extension pipe A is configured in a multiple pipe (two pipe) side-by-side structure including an intake pipe 20 and an exhaust pipe 50 arranged side by side. The inside of the intake pipe 20 constitutes a suction air passage, and the inside of the exhaust pipe 50 constitutes an exhaust air passage. The intake pipe 20 and the exhaust pipe 50 molded separately from each other are made of synthetic resin, and the thickness of each of them is gradually thinner toward the center side than both ends in the longitudinal direction, and is formed to be easily bent. .
[0028]
The intake pipe 20 has a larger diameter than the exhaust pipe 50 as shown in FIG. 5 and the like, and the opening on the one end side in the longitudinal direction (axial direction) is tapered so that the diameter gradually decreases toward the other end. The suction fitting hole 25 (see FIG. 3) is formed. A first support portion 21 is integrally formed outside the one end portion. On the upper surface side of the first support portion 21, a storage portion 26 in which the coupling clamp 40 is disposed is formed. The housing portion 26 includes a spring receiving projection (not shown), a through hole 26a that is located at the other end portion in the longitudinal direction of the intake pipe 20 with respect to the projection, and penetrates the tube wall. A screw receiving boss 26b with a hole located on the other end side and a pair of bearing portions (not shown) are formed.
[0029]
The coupling clamp 40 has an engaging claw 40a at the distal end portion and an operation knob 40b at the proximal end side, and has a pivot 40c protruding in opposite directions from both side surfaces therebetween. . The clamp 40 is fitted in the housing portion 26 with its pivot 40c fitted to the bearing portion (not shown), and a coil spring 41 is sandwiched between the back recess of the operation knob 40b and the spring receiving projection (not shown). Has been. The spring 41 constantly urges the coupling clamp 40 so that the engaging claw 40a protrudes from the through hole 26a into the intake pipe 20 around the pivot 40c. The upper end of the storage portion 26 is covered with the cover 42 attached by the screw 44a screwed into the screw receiving boss 26b with the coupling clamp 40 disposed as described above. The cover 42 has a hole through which the operation knob 40b protrudes.
[0030]
As shown in FIG. 6, the first support portion 21 has a pair of front and rear end walls 35, 36 extending in a direction perpendicular to the tube axis of the intake pipe 20, and is parallel to these and the intake pipe 20. And a downward intermediate partition wall 37 as an exhaust pipe fixing portion protruding integrally from the lower peripheral surface. A pair of semicircular grooves 35 a are formed in the front end wall 35, and a pair of semicircular grooves 37 a individually facing these grooves 35 a are formed in the intermediate partition wall 37. An exhaust pipe passage groove 36 a is formed in the rear end wall 36. Further, on the lower peripheral surface of the intake pipe 20, screw receiving bosses 27 with holes facing downward are integrally formed between the end wall 35 and the intermediate partition wall 37 and between the intermediate partition wall 37 and the end wall 36, respectively. Projected to
[0031]
A first cover 70 made of synthetic resin is attached to the lower side of the first support portion 21 with two screws 71 that are screwed into the screw receiving bosses 27 through the cover 70. As shown in FIG. 6, the first cover 70 has a pair of front and rear end walls 72 and 73, and has an upward intermediate partition wall 74 as an exhaust pipe fixing portion in parallel therewith. A pair of semicircular grooves 72 a are formed in the front end wall 72, and a pair of semicircular grooves 74 a individually facing these grooves 72 a are formed in the intermediate partition wall 74. An exhaust pipe passage groove 73 a is formed in the rear end wall 73. Further, the inner surface of the first cover 70 has axial through holes located between the front end wall 72 and the intermediate partition wall 74 and between the intermediate partition wall 74 and the rear end wall 73, respectively. The upward screw receiving bosses 75 are integrally projected.
[0032]
The screw 71 passes through the screw receiving boss 75 and is screwed into the screw receiving boss 27 on the intake pipe 20 side that receives the tip of the boss 75, whereby the first cover 70 is attached to the lower side of one end of the intake pipe 20. In this attached state, the ends of the front end walls 35 and 72 are in contact with each other, and the grooves 35a and 72a face each other to form a circular hole, that is, an exhaust fitting hole 71a (see FIG. 3). The ends of the side end walls 36 and 73 come into contact with each other, and the grooves 36a and 73a face each other to form a square hole. Similarly, the ends of the intermediate partition walls 37 and 74 come into contact with each other, and the grooves 37a and 74a Face each other to form a circular hole.
[0033]
As shown in FIG. 7, the second support portion 22 is integrally provided on the outer surface on the other end side in the longitudinal direction (axial direction) of the intake pipe 20. The support portion 22 has a pair of front and rear end walls 31 and 32 extending in a direction perpendicular to the tube axis, and is parallel to these and downwardly projecting integrally from the lower peripheral surface of the intake pipe 20. An intermediate wall 33 is provided. A pair of semicircular grooves 31a to 33a are formed in the walls 31 to 33, respectively. The grooves 31 a to 33 a are provided to face each other in the axial direction of the intake pipe 20. In addition, on the lower peripheral surface on the other end side of the intake pipe 20, a screw receiver with a downward hole located between the end wall 31 and the intermediate wall 33 and between the intermediate wall 33 and the end wall 32, respectively. The bosses 34 are integrally projected. Further, on the lower peripheral surface on the other end side of the intake pipe 20, two linear guide ribs 36 (only one side) extending between the end wall 31 and the intermediate wall 33 and between the intermediate wall 33 and the end wall 32 are provided. As shown in FIG. The tips of the ribs 36 are at the same height as the back ends of the grooves 31a to 33a and are continuous with the back ends.
[0034]
The front end portion of the intake pipe 20 that protrudes beyond the rear end wall 32 forms a tapered suction fitting cylinder 23 that decreases in diameter toward the front end. An engaging recess 23a (see FIG. 5) is formed in which an engaging claw of a coupling clamp (not shown) provided on the connecting tube 13 of the hose 10 is engaged and disengaged. Further, in the annular groove 23b provided on the outer periphery of the tip end portion of the suction fitting cylinder 23, a ring shape for ensuring airtightness with a mating member such as the connecting tube body 13 into which the fitting cylinder 23 is fitted. The packing rubber 24 is attached.
[0035]
A second cover 60 made of synthetic resin is attached to the lower side of the second support portion 22 with two screws 61 that are screwed into the screw receiving bosses 34 through the cover 60. As shown in FIG. 7, the second cover 60 has a pair of front and rear end walls 62, 63 that are front and rear, and an upward intermediate wall 64 that is parallel to these. A pair of semicircular grooves 62a to 64a is formed in each of the walls 62 to 64. The grooves 62 a to 64 a are provided to face each other in the axial direction of the intake pipe 20. Further, on the inner surface of the second cover 60, there are upward screw receiving bosses 65 positioned between the front and rear end walls 62 and the intermediate wall 64 and between the intermediate wall 64 and the rear end wall 63, respectively. Each projectes as one. Further, two linear guide ribs 66 (only one is shown in FIG. 7) projecting from the inner surface of the second cover 60, between the end wall 62 and the intermediate wall 64, and between the intermediate wall 64 and the end wall 63. It is installed. The tips of these ribs 66 are at the same height as the back ends of the grooves 62a to 64a, and are continuous with these back ends.
[0036]
The screw 61 passes through the screw receiving boss 65 and is screwed into the screw receiving boss 34 on the intake pipe 20 side that receives the tip of the boss 65, whereby the second cover 60 is attached to the lower side of the other end of the intake pipe 20. In this attached state, the ends of the front end walls 31, 62 abut each other, the grooves 31a, 62a face each other to form a circular hole, and the ends of the rear end walls 32, 63 abut each other. Thus, the grooves 32a and 63a face each other to form a circular hole. Similarly, the ends of the intermediate walls 33 and 64 come into contact with each other, and the grooves 33a and 64a face each other to form a circular hole.
[0037]
An auxiliary cover 28 is attached to the upper surface of the second support portion 22 by claw engagement. The cover 28 is provided so as to be continuous with a cover 42 or the like of a counterpart member such as another adjacent extension pipe B without providing a step therebetween.
[0038]
The exhaust pipe 50 will be described. As shown in FIG. 5, the intermediate portion of the exhaust pipe 50 has a surface along the lower outer peripheral surface of the intake pipe 20 to form a slightly crushed tubular section 51 that is slightly crushed, and the longitudinal direction of the exhaust pipe 50 ( (Axial direction) One end side is formed by a pair of first branch pipes 54 branched, and similarly, the longitudinal direction (axial direction) other end side of the exhaust pipe 50 is formed by a pair of second branch pipes 55 branched. . Each of the branch portions of the first branch pipe 54 and the second branch pipe 55 communicates with the pipe portion 51. The second branch pipe 55 is formed longer than the first branch pipe 54 and the second cover 60.
[0039]
As shown in FIGS. 5 and 7, annular grooves 56 having a groove width equal to the thickness of the intermediate partition walls 37 and 74 are formed on the outer peripheral surfaces of the distal ends of the pair of first branch pipes 54, respectively. Further, the distal end sides of the pair of second branch pipes 55 are formed in a tapered shape that tapers toward the distal ends, and the suction fitting hole (in the connection tube body 13 of the suction hose 10 which is the other side of the insertion) ( An exhaust fitting cylinder 55a that fits in a not-shown case is formed.
[0040]
Both ends of the exhaust pipe 50 are supported by both ends in the longitudinal direction of the intake pipe 20 via the covers 60 and 70, and are arranged side by side below the intake pipe 20.
[0041]
That is, the first branch pipe 54 at one end in the longitudinal direction of the exhaust pipe 50 is supported between the first support part 21 at one end in the longitudinal direction of the intake pipe 20 and the first cover 70 screwed thereto. . This support is achieved by fitting the edges of the grooves 37a and 74a of the first support portion 21 and the intermediate partition walls 37 and 74 of the first cover 70 into the annular grooves 56 of the pair of first branch pipes 54, respectively. As described above, the first cover 70 is attached to the first support portion 21 in a state where the pair of first branch pipes 54 are passed through the grooves 36a and 73a of the rear end walls 36 and 73 of the portion 21 and the first cover 70. It is done with screws.
[0042]
With this support, the pair of first branch pipes 54 is sandwiched between the first support portion 21 and the first cover 70, and the branch pipes 54 are moved in the axial direction by being caught by the intermediate partition walls 37 and 74. It is fixed so that there is no. Therefore, the pair of first branch pipes 54 are used as fixed ends of the exhaust pipe 50.
[0043]
The second branch pipe 55 at the other end in the longitudinal direction of the exhaust pipe 50 is connected to the end part on the downstream side of the intake pipe 20, that is, the second support part 22 provided at the other end in the longitudinal direction of the intake pipe 20. It is supported between the second cover 60 to be screwed. In this support, a pair of second branch pipes 55 are arranged so as to pass through between the second support part 22 and the second cover 60, and the walls 31-1 of the second support part 22 and the second cover 60 are arranged. The second cover 60 is screwed to the second support portion 22 as described above with the 33 grooves 31a to 33a and 62a to 64a fitted to each other.
[0044]
With this support, the pair of second branch pipes 55 is sandwiched between the second support portion 22 and the second cover 60. However, the guide ribs 35 and 66 and the second branch pipe 55 that form a pair between the inner surfaces of the grooves 31a to 33a and 62a to 64a and the second branch pipe 55 and the upper and lower sides do not get caught in the axial direction. A slight clearance is provided between them, and the second branch pipe 55 is supported by these clearances so as to be movable in the axial direction. Therefore, the pair of second branch pipes 55 are used as free ends of the exhaust pipe 50. In addition, the axial movement of the second branch pipe 55 can be smoothly performed by the guide action of the guide ribs 35 and 66.
[0045]
4 shows a pair of plug pins (only one is shown) attached to the end wall 32 and projecting in parallel with the suction fitting cylinder 23 and the second branch pipe 55, and 59 in FIG. Correspondingly, a pin insertion hole opened in the end wall 35. The first support portion 21 has a pair of contact plates (not shown) with which the plug pins 58 inserted into the pin insertion holes 59 (including not only this but also the plug pins included in the suction port body 80 described later) are in electrical contact. These contact plates and the pair of plug pins 58 are electrically connected via a lead wire (not shown) that is passed through a passage portion provided between the intake pipe 20 and the exhaust pipe 50. Yes.
[0046]
As described above, the extension pipe B is configured similarly to the extension pipe A. That is, a suction fitting hole, a pair of exhaust fitting holes, and a pair of pin insertion holes are formed on one end side of the extension pipe B, and a coupling clamp (only the operation knob 40b in FIG. Is shown). Similarly, a suction fitting cylinder and a pair of exhaust fitting cylinders protrude from the end face of the other end side of the extension pipe B in the same manner as one end side of the extension pipe A, and a pair of plug pins also protrude. Furthermore, an engagement recess is formed in the suction fitting cylinder and a packing rubber is also attached.
[0047]
When connecting the extension pipe B and the extension pipe A, the suction fitting cylinder and the pair of exhaust fitting cylinders on one end side of the extension pipe B are respectively connected to the suction fitting hole 25 and the exhaust fitting on the other end side of the extension pipe A. While being fitted in the joint hole 71 a, the pair of plug pins 58 are connected by being inserted into the pin insertion holes 59. At this time, the engagement claw 40a of the coupling clamp 40 provided in the extension pipe A is engaged with the engagement recess 23a of the extension pipe B through the through-hole 26a and is removed.
[0048]
When one end of the extension pipe A or B is connected to the connection pipe body 13 of the suction hose 10, the suction fitting cylinder 23 and the pair of exhaust fitting cylinders 54a on one end side of the extension pipe A or B are respectively connected. The connection pipe body 13 is similarly connected by being fitted into a suction fitting hole (not shown) and an exhaust fitting hole (not shown) and inserting a pair of plug pins 58 into pin insertion holes (not shown). Further, as described above, the connection tube 13 is provided with a connection clamp configured in the same manner as the connection clamp 40, and the engagement claw of the connection clamp engages with the engagement recess 23a of the extension tube A or B. Then it is stopped.
[0049]
As shown in FIG. 1, the floor brush 80 as a suction port includes a floor brush main body 81 and a joint pipe 86 attached to the floor brush main body 81 so as to be rotatable in the vertical direction. The floor brush body 81 has a suction chamber (not shown) that communicates with a suction opening (not shown) that is opened on the lower surface thereof, that is, the surface facing the surface to be cleaned, and a rotary cleaning body 82 is disposed in the suction chamber. ing. The rotary cleaning body 82 is driven by an electric motor 83 via a belt (not shown). The suction port body may be one that does not include at least the electric motor 83 among the rotary cleaning body 82 and the electric motor 83. Further, in the floor brush body 81, an exhaust passage (exhaust air passage) (not shown) that communicates with an air outlet (not shown) provided in the vicinity of the suction opening and a suction passage (suction air passage) that communicates with the suction chamber. ) Is formed.
[0050]
The end of the joint pipe 86 is provided with the same configuration as that of one end of the extension pipe A or B, that is, although not shown, a suction fitting cylinder, a pair of exhaust fitting cylinders, and a pair of plug pins. The suction fitting cylinder is connected to a suction flow path that communicates with the suction chamber, and the pair of exhaust fitting cylinders joins within the suction port body and communicates with the exhaust passage (not shown). It is connected. Further, one end of a power supply line (not shown) is connected to the pair of plug pins, and the other end is connected to the electric motor 83. Further, an engagement recess for engaging with an engagement claw of a coupling clamp provided on the other end side of the extension tube A or B is formed at the distal end portion of the suction fitting cylinder.
[0051]
When the floor brush 80 is connected to the other end side of the extension pipe B connected to the extension pipe A, that is, the tip end side in FIG. 1, a suction fitting cylinder (not shown) formed on the joint pipe 86, an exhaust fitting The cylinder is connected to the suction fitting hole and the exhaust fitting hole of the extension pipe B, and the pair of plug pins are inserted into the pin insertion holes and connected to the contact plate. When connected in this way, the engaging claw of the coupling clamp of the extension pipe B engages with the engaging recess and is removed.
[0052]
When cleaning is performed using the circulation type vacuum cleaner 1 having the above-described configuration, the suction hose 10, the extension pipe A, and the extension pipe B are sequentially connected to the cleaner body 1 as shown in FIG. The brush 80 is connected and any one of the control switches 14a provided on the handle 14 of the suction hose 10 is closed. The electric blower 4 is driven by this closing operation, and the rotary cleaning body 82 is rotated by the electric motor 83 of the floor brush 80.
[0053]
The dust on the floor surface is sucked from the suction opening of the floor brush 80 by the suction action of the electric blower 4, and passes through the suction air passages of the joint pipe 86, the extension pipe B, the extension pipe A, and the suction hose 10 (solid line in FIG. 1). The path indicated by the arrow in Fig. 2) is sucked into the dust collection chamber. Dust is removed by the filter 3, and the suction airflow is exhausted from the electric blower 4 as exhaust air. This exhaust air is exhausted from the return path of the cleaner body 1, the suction hose 10, the extension pipe A, the extension pipe B, and the joint pipe 86. Via the path (path indicated by the dotted arrow in FIG. 1), the air is blown from the outlet to the surface to be cleaned through the exhaust passage of the floor brush 80. Dust on the surface to be cleaned is blown up by the blown-out exhaust air, and the dust is sucked into the dust collection chamber through the path along with the circulating air. The suction air from which dust has been removed is returned to the floor brush 80 through the suction air passage and blown to the surface to be cleaned, and the above air circulation suction cleaning is repeated.
[0054]
By the way, the extension pipes A and B will be described as a representative of the extension pipe A in a free state where the force to bend them is not received, but it is in a straight state as shown in FIG. When a force F for pressing the floor brush 80 against the floor surface during the cleaning is applied to the extension pipes A and B from the upper side by the user, as shown in FIG. 20, the end of the exhaust pipe 50 at the lower position moves in the axial direction, and the intake pipe 20 and the exhaust pipe 50 arranged in parallel vertically are bent so as to protrude downward at the same time. It is done.
[0055]
That is, as the pipes 20 and 50 are bent, the upper intake pipe 20 is compressed in the longitudinal direction, and the lower exhaust pipe 50 is pulled in the longitudinal direction. Therefore, the first branch pipe 54 at one end is sandwiched between the first support part 21 and the first cover 70 at one end of the intake pipe 20 and is restrained and fixed so as not to move in the axial direction. The second branch pipe 55 is sandwiched between the second support part 22 and the second cover 60 on the other end side of the intake pipe 20 but is slidably inserted between them and supported by the exhaust pipe 50. In response to the pulling action, the second branch pipe 55 side is moved relative to the intake pipe 20 with the end on the first branch pipe 54 side as a starting point. That is, as described above, the exhaust pipe 50 that is the pipe that receives the tensile action moves so as to extend toward the intake pipe 20 that is the pipe that receives the compression action, and the entire extension pipe A is bent and deformed as described above. To do. This bending deformation is automatically restored to the original free state by the elasticity of the intake pipe 20 and the exhaust pipe 50 at the same time as the force F for bending the extension pipe A disappears.
[0056]
As described above, the second branch pipe 55 side, which is the free end of the exhaust pipe 50, moves in the axial direction with respect to the intake pipe 20 (this amount of movement is shown in FIG. 2). Both the pipes 20 and 50 are easily bent in the same manner as the extension pipe is bent, and the extension pipes A and B are broken by dispersing the stress against the force F to bend the extension pipes A and B well. Etc. can be prevented.
[0057]
On the other hand, when the intake pipe 20 and the exhaust pipe 50 are fixed together at both ends thereof and the other side is completely restrained, the stress based on the tensile action is applied to the portions fixing these both ends. Since it acts intensively, there is a high possibility of breakage, but this can be prevented beforehand by the above configuration.
[0058]
In addition, in the present embodiment, since there is no configuration that prevents the bending in the axial direction intermediate portion of both the tubes 20 and 50, both the tubes A and B are further bent with respect to the force F that tries to bend the extension tubes A and B. Since the stress can be easily dispersed and the stress can be more easily dispersed, the possibility that the extension pipes A and B are damaged can be minimized.
[0059]
If for some reason an external force is applied from the exhaust pipe 50 due to the intake pipe 20 being positioned on the lower side and the exhaust pipe 50 being on the upper side, the intake pipe 20 is inhaled. Since the pipe 20 is on the pulling side and the exhaust pipe 50 is on the compression side, the exhaust pipe 50 moves so as to contract with respect to the intake pipe 20 with the axial movement of the second branch pipe 55 that is the free end thereof. To do. Therefore, in this case as well, both the pipes 20 and 50 are easily bent, and the stress against the force for bending the extension pipes A and B can be well dispersed, so that the extension pipes A and B are broken. Can be prevented from being damaged.
[0060]
And since durability with respect to external force was guaranteed by the above structure, it is not necessary to obtain durability by giving both pipes 20 and 50 considerable thickness and giving high rigidity. Along with this, since the diameters of both pipes 20 and 50 do not increase, the extension pipes A and B can be easily grasped, and the weights of the extension pipes A and B do not increase. The floor brush 80 can be easily moved through the extension pipes A and B. Therefore, the cleaning workability is not deteriorated.
[0061]
Further, since the second branch pipe 55 that moves in the axial direction is inserted into the exhaust fitting hole 71a of the adjacent member, when the exhaust pipe 50 moves so as to contract with respect to the intake pipe 50 as described above, A gap is formed between the two branch pipe 55 and the exhaust path of the adjacent member. However, the tip of the second branch pipe 55 has an intermediate partition wall 74 that fixes the end wall 72 of the first cover 70 and the first branch pipe 54 of the adjacent counterpart exhaust pipe 50, and the adjacent first support part 21. It is divided into an end wall 35 and an intermediate partition wall 37 to which the first branch pipe 54 of the adjacent counterpart exhaust pipe 50 is fixed, and is inserted into a substantially sealed space. Therefore, it is possible to prevent the exhaust gas from leaking to the outside even though the gap is formed as described above.
[0062]
In addition, since the second branch pipe 55 that moves in the axial direction is arranged on the downstream side of the suction, that is, on the opposite side to the surface to be cleaned when the suction direction of the intake pipe 20 is used as a reference, the above-described abbreviations are omitted. The sealed space is in the same position. Therefore, even if the exhaust gas blows out from this substantially sealed space, the flow of the exhaust gas blows off at a position away from the surface to be cleaned. it can. On the contrary, if the second branch pipe 55 is provided on the upstream side of the suction, the exhaust gas may temporarily blow out from the substantially sealed space at a position close to the connection portion between the lower extension pipe B and the floor brush 80. As a result, it is easy to blow off dust on the surface to be cleaned in the vicinity of the rear side of the floor brush 80. However, as described above, it is possible to prevent such a problem.
[0063]
In the above embodiment, the exhaust pipe 50 is a single pipe whose both ends are bifurcated. However, instead of this, a plurality of independent exhaust pipes, for example, two exhaust pipes may be used.
[0064]
Moreover, although the said embodiment demonstrated the example which applied invention to the canister type circulation type vacuum cleaner, this invention is other types of circulation type vacuum cleaners, such as an upright type or a handy type which are provided with an extension pipe. It can also be applied to machines.
[0065]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form described above and has the effects described below.
[0066]
According to the first aspect of the present invention, each of the intake pipe and the exhaust pipe combined in a multi-tube parallel structure can be easily bent, and the stress with respect to the external force acting during use can be well dispersed. Therefore, it is possible to provide an extension tube which is prevented from being damaged by the external force and is strong against the external force and has high durability.
[0067]
According to the second aspect of the present invention, since there is no structure that prevents the bending in the axial direction intermediate portion of both the tubes, it is possible to provide an extension tube that can easily bend both the tubes and disperse the stress with respect to an external force. .
[0068]
According to the third aspect of the present invention, a space in which one end portion of the intake pipe or the exhaust pipe and a movable end portion of another pipe communicating therewith is accommodated is one pipe and the first cover attached thereto. Since this space is substantially sealed, even if a gap is formed between one end of the intake pipe or the exhaust pipe and a movable end of another pipe, the gap is not formed. It is possible to provide an extension pipe that can prevent exhaust from being blown out and outside air from being sucked in through the gap, and that there is no risk of fingers being caught in the gap when the gap is formed.
[0069]
According to the fourth aspect of the present invention, it is possible to provide an extension tube that prevents dust on the surface to be cleaned from being blown away by the leaked exhaust gas even if the exhaust gas leaks to the outside.
[0070]
According to the fifth aspect of the present invention, the durability of the extension pipe can be improved without the extension pipe becoming thicker or heavier, so that a circulation type vacuum cleaner that is easy to use during cleaning can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a usage state of a circulation type vacuum cleaner according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2A is a side view showing an extension pipe according to an embodiment of the present invention in a free state.
(B) is a side view showing the extension tube in a state of being bent by receiving an external force.
3 is a perspective view showing one end of the extension pipe of FIG. 2. FIG.
4 is a perspective view showing the other end portion of the extension pipe of FIG. 2;
5 is an exploded perspective view showing the entire extension tube of FIG. 2; FIG.
6 is an exploded perspective view showing one end portion of the extension pipe in FIG. 3;
7 is an exploded perspective view showing the other end of the extension pipe of FIG. 4; FIG.
[Explanation of symbols]
1 ... Vacuum cleaner body
3 ... Dust collection bag (filter)
4 ... Electric blower
10 ... Dust absorption hose (suction hose)
A, B ... Extension pipe
20 ... Intake pipe
21 ... 1st support part
22 ... 2nd support part
50 ... Exhaust pipe
54 ... 1st branch pipe (fixed end)
55 ... Second branch pipe (free end)
60 ... second cover
70 ... first cover
80 ... Floor brush (suction mouth)

Claims

An intake pipe and an exhaust pipe arranged side by side in the vertical direction are provided, and a part of the other pipe is supported so as not to move in the axial direction with respect to one of these pipes. An extension pipe characterized in that at least one end side is supported so as to be movable in the axial direction with respect to the one pipe.

The other end of the other tube is restrained so as not to move with respect to the one tube to be a fixed end, and the other end of the other tube is movable with respect to the one tube The extension pipe according to claim 1, wherein the extension pipe is a part.

One end of the other tube and a first cover attached to the one end of the other tube are arranged in a space in which an end of the other tube communicated with the other end is movable in the axial direction. The extension pipe according to claim 2, wherein the space is partitioned so as to prevent the exhaust from being discharged to the outside and the intake of outside air .

4. The extension pipe according to claim 2, wherein the other pipe is the exhaust pipe, and a free end portion thereof is positioned on the suction downstream side. 5.

By the operation of the electric blower built in the vacuum cleaner body, the air sucked from the suction port connected to the vacuum cleaner body through the dust suction hose and the extension pipe detachable to the dust collection hose is collected on the upstream side of the electric blower. Circulation that captures dust through a filter in the dust chamber, returns the air that has passed through the filter and discharged from the electric blower to the suction port, and collects and returns the returned air for cleaning. In the type | formula vacuum cleaner, the said extension pipe | tube is a thing in any one of Claims 1-4, The circulation type vacuum cleaner characterized by the above-mentioned.