JP3645865B2 - Dredging water collector - Google Patents
Dredging water collector Download PDFInfo
- Publication number
- JP3645865B2 JP3645865B2 JP2002084901A JP2002084901A JP3645865B2 JP 3645865 B2 JP3645865 B2 JP 3645865B2 JP 2002084901 A JP2002084901 A JP 2002084901A JP 2002084901 A JP2002084901 A JP 2002084901A JP 3645865 B2 JP3645865 B2 JP 3645865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water collecting
- opening
- closing member
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の竪樋から流下する雨水を集めるために用いられる集水装置に関し、特に、貯水容器の貯水量が一定量を超えた時に自動的に取水を停止する機構を備えた竪樋用集水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
雨水は、建物の屋根面を流れて軒樋に入り、呼び樋から竪樋内を通過して排水される。近年、この雨水を有効利用するために、樋の途中に取水用の装置を設置することが提案されており、例えば、特開2001−207485には、竪樋の中間部分に施工される取水器が開示されている。この取水器は、竪樋に嵌め込まれて使用される筒状体の側部に開口部を設け、該開口部にこれを開閉する取水板を回動自在に設けてなる。取水板は半円筒状で、基端部は竪樋の内部に差し込まれており、先端部には開いた状態で下方に傾斜する傾斜部が延設されている。
【0003】
従って、竪樋から雨水を取り出したい時には、取水板を回動させて、開口部を開けることにより、取水板の基端部が竪樋を流れ落ちる雨水を受け、先端側の傾斜部から雨水を側方に導いて、容器等に貯水することができる。取水を停止する時には、取水板を元の位置に戻して、開口部を閉鎖する。これにより、大掛かりな装置を用いずに、竪樋からの取水が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置は、ホースを接続してバケツ等の小容量の容器に簡易に貯水するためのもので、開口部を開閉する取水板をその度に手動で開閉操作しなければならない。このため、貯水槽等の比較的容量の大きい容器に適用しようとした場合には、容量を越えないように貯水量を監視して適当な時期に集水を停止する必要があり、放置すると、雨水が溢れてしまう。また、竪樋への取り付け場所が、取水板の手動操作が可能な部位に制限される不具合があった。
【0005】
そこで、本発明は、容器の容量や雨量によらず、満水となった時に集水を自動的に停止する機構を備え、設置場所等が制約されたり、貯水量を監視する必要がなく、放置しても雨水が溢れてしまう懸念がない竪樋用集水装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明請求項1の発明は、建物の壁面に固定される竪樋に介設されて、雨水を取水する竪樋用集水装置であって、竪樋の一部をなす筒状本体部と、該筒状本体部の側面に開口する集水口から側方へ延びて貯水容器に雨水を導く集水路と、上記集水口に回動自在に設けられて上記集水路を開閉する開閉部材と、上記開閉部材を上記集水路を閉じる方向に動作させて、上記貯水容器への導水を停止する集水停止手段とを備えている。
上記開閉部材は、上記集水路が開いた時に上記開閉部材の一端側が上記筒状本体部内に突出して上記集水路へ雨水を導くように構成され、上記開閉部材が通常状態で開となるように力を作用させる付勢部材が設けられる。
上記集水停止手段は、上記貯水容器内に配設したフロート部材と、一端が上記フロート部材に連結し、他端が上記開閉部材の上記一端側に連結されて上記フロート部材の動きを上記開閉部材に伝達する線状部材と、上記筒状本体部の側面に上記線状部材を外部に取り出すために設けられる貫通穴を有しており、上記貯水容器の貯水量が所定量を超えた時に上記フロート部材が上昇するのに伴い上記線状部材を介して上記開閉部材を上記集水路を閉じる方向に動作させるようになっている。
【0007】
上記構成において、上記貯水容器が所定の貯水量を超えると、上記フロート部材が浮き上がり、貯水量が上昇するの伴って押し上げられる。これにより、上記上記線状部材を介して上記開閉部材が上記フロート部材方向に引っ張られ、上記集水路を閉じる。このように、本発明によれば、満水時に集水を自動的に停止することができるので、容器の容量や雨量に応じて貯水量を監視する必要がなく、放置しても雨水が溢れることがない。よって、貯水容器や設置場所等の選択の自由度が大きく、実用性の高い集水装置が得られる。
【0008】
具体的には、上記開閉部材を、上記集水口に回動自在に設け、上記集水路を開いた時に上記開閉部材の一端側が上記筒状本体部内に回動して突出するようにしたので、上記集水路への導水が容易になる。そして、上記筒状本体部内に回動する上記開閉部材の一端側に上記線状部材を連結し、上記筒状本体部の側面に貫通穴を設けて、この貫通穴から上記線状部材を外部に取り出すようにすることで、上記貯水容器内に配設される上記フロート部材に、上記線状部材を容易に接続することができる。
さらに、上記開閉部材が通常状態で開となるように力を作用させる付勢部材を設けると、満水時以外には、上記集水路が開いた状態となる。例えば、上記貯水容器の雨水を使用して上記フロート部材が初期位置に戻ると、上記開閉部材が上記付勢部材によって開となるので、集水を自動的に再開することができる。
【0009】
請求項2のように、上記貯水容器に、所定の貯水量を超えるまで上記フロート部材を支持する支持部材を設置することもできる。これにより、上記貯水容器が空の時に、上記フロート部材の重力が上記線状部材および上記開閉部材に作用しないようにすることができる。
【0010】
請求項3のように、具体的には、上記竪樋を上下に分離し、上記竪樋用集水装置の上記筒状本体部が、上端が上側の竪樋の分離端部に嵌合される第1の筒状部と、下端が下側の竪樋の分離端部に嵌合される第2の筒状部とからなり、上記第1の筒状部と上記第2の筒状部をこれらの対向端で互いに嵌合せしめた構成することができる。この構成では、例えば、上記第1の筒状部を竪樋に外挿しておき、上記第2の筒状部を装着した後、両筒状部を嵌着することで、竪樋への施工が容易になり、実用的である。
【0012】
請求項4のように、上記集水路に沿って上記線状部材を案内する案内部材を設けると、上記線状部材が容易に設置でき、また、上記集水停止手段による上記開閉部材の動作がスムーズにできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明の竪樋用集水装置の全体構成図で、集水装置1は、竪樋Tの一部をなす筒状本体部2を構成する第1の筒状部21および第2の筒状部22(以下、筒状部21、22という)と、筒状部22から側方に延びる集水管3と、筒状部22と集水管3の間を開閉するための開閉部材4とを有している。集水管3には、延長管5、6が接続されており、T字状に屈曲する延長管6の先端部は、貯水容器としての貯水槽7内に挿置されている。これら集水管3および延長管5、6が集水路を構成している。次に、装置各部の詳細を示す。
【0014】
図2(a)、(b)に示すように、竪樋Tは、集水装置1の取り付けのためにその一部を予め切除して上下に分離してあり、筒状部21は、竪樋Tの上方の分離端部T1に下方から外挿され、筒状部22は、やや小径とした下端部が、竪樋Tの下方の分離端部T2に嵌着されている。切除された竪樋Tの一部は、例えば、延長管5として利用することができる。筒状部21と筒状部22は、筒状部21下端の小径部23を、筒状部22の上部開口内に嵌着することにより固定される。ここで、図3のように、筒状部21の小径部23には側面に突起24が形成してあり、一方、筒状部22の側面には、図4(a)、(b)のように、該突起24の対向位置に嵌合穴25が設けられて、これら突起24と嵌合穴25が凹凸嵌合することにより位置固定されるようになっている(図2(a)、(b)参照)。また、筒状部21は下端縁23aを内向きに屈曲加工して、流下する雨水が中央に集まりやすいようにしている。
【0015】
図4(a)、(b)において、下方の筒状部22には、側面に集水口26となる開口が設けられるとともに、該集水口26から側方に突出する集水菅3が一体に設けられている。集水菅3は、雨水が流れやすいように下方へ向けてやや傾斜させて設けられ、先端部31は、延長管5を接続するためにやや肉厚の段付部となっている。集水菅3内には、下部内壁に沿う半円弧状断面の開閉部材4が回動自在に設置され、その一端は、筒状部22の集水口26と反対側の内側面近傍に達している。開閉部材4は、軸方向の中央部裏面に突設した軸孔41に、軸部材42を挿通して回動するようになっており、軸部材42の両端は集水菅3の管壁に回動自在に固定されている。開閉部材4の集水菅3側の端部裏面には、付勢部材としての板状の重り部材43が接合してあり、これによって、開閉部材4は、図に実線で示す通常状態において、集水口26を開放する位置に付勢される。この時、開閉部材4の集水菅3内に位置する長さが、筒状部22内に位置する長さよりも長くなるようにすると、より開方向に移動しやすくなる。好ましくは、付勢部材として重り部材43に加えて、バネ部材43´を、開閉部材4の裏面中央部と筒状部22内壁面との間に設けるとよく、より確実に開位置に復帰させることができる。付勢部材をバネ部材43´のみとすることもできる。
【0016】
開閉部材4の筒状部22側の端部裏面には、係止部44が突設してあり、図2(a)のように、該係止部44にワイヤ8または釣り糸等の線状部材の一端が連結されている。ワイヤ8の他端は、筒状部22の側面に形成した貫通穴27を通って外部へ導かれ、集水管3の先端部31外表面に突設した案内部材としての案内穴32と、延長管5、6の外表面に設置される複数の案内穴32(図1参照)を通って、延長管6先端まで延びている。延長管5の案内穴32は、着脱可能な案内部材33に一体に設けてあり、案内部材33は、例えば、所定長のバネ材を略C字状に曲げ加工してその開口部を開閉することにより、延長管5の外周に嵌着する構成とすることができる。延長管5を、竪樋Tの切除した一部で構成する場合には、このようにすると、案内穴32の設置が容易になる。なお、集水路に沿って設ける案内穴32の総数、設置間隔等は、必要に応じて任意に設定することができる。
【0017】
図5(a)、(b)のように、L字状の延長管6内は、屈曲部の下方に配設した隔壁61によって、延長管5に接続される上部管62とフロート部材81が収容される下部管63とに区画されている。隔壁61は、集水路となる上部管62に流入する雨水の流れが下り傾斜するように設置され、その下り側の端部に近い上部管62側壁に、雨水を貯水槽7に導くための開口部64が形成してある。一方、延長管6の下部管63は、先端面(下端面)の対向端縁間に、フロート部材81を支持する矩形板状の支持部材83が架設されており、該支持部材83中央に、側壁に固定した小径のJ字管82の先端が開口している。下部管63内空間は、先端面に設けた連通口84によって、貯水槽7内空間と連通している。これにより、貯水槽7の貯水量が多くなると、連通口84を通って下部管63内に貯水槽7の雨水が流入することになる。なお、J字管82上方の、下部管63上端部側面には、矩形の開口65が形成してあり、導水時に、下部管63内の空気抜き穴として機能する。
【0018】
延長管5、6の管壁に沿って配設されたワイヤ8の先端は、案内部材となるJ字管82内を通って下部管63内に至り、球状のフロート部材81底部の留め具81aに連結されている。このように、J字管82を用いて下部管63への連結部にア−ルを設けていることで、管内を通るワイヤ8に縒りが生じにくくなり、ワイヤ8を介した開閉部材4の動きがスムーズになる。また、留め具81aを、自在に回転する猿環で構成すると、縒りや糸絡みを防止する効果が高く好ましい。J字管82のア−ルの底部に水抜き用の穴82aを貫設してもよい。
【0019】
ワイヤ8とフロート部材81は、満水時に開閉部材4を閉じる集水停止手段を構成している。開閉部材4が集水口26を開いている通常状態にある時、フロート部材81は、支持部材83上に支持されており、フロート部材81の重力がワイヤ8を介して開閉部材4に作用しないようになっている。また、ワイヤ8は、開閉部材4が集水口26を開放している状態で、閉鎖方向への力を受けず、緩みもほとんど生じない程度となるように、長さが調節されている。従って、貯水槽7が満水近くなり、連通口84から下部管63内に雨水が流入すると、流入量の上昇に伴い、フロート部材81が浮き上がる。これにより、ワイヤ8が開閉部材4を下方に引っ張り、開閉部材4が回動して開口部26を閉鎖する。ここで、下部管63の管径はフロート部材81よりやや大きい程度に設定してあり、フロート部材81の横方向への動きが規制されて、速やかに下部管63内を上昇するようになっている。
【0020】
延長管6は、J字管82の上端部に固定した取付部材71によって、貯水槽7に取り付けられる。図6は取付部材71の詳細図で、取付部材71は、貯水槽7に取り付けるための凹部72と、J字管82に固定するための縦溝74を有し、縦溝74内にJ字管82を挟持してねじ締めするようになっている。貯水槽7へは、図1に示すように、凹部72を貯水槽7の上縁部に嵌合し、側部に設けた取付穴73にねじ部材75を挿通して締め付けることにより固定される。なお、貯水槽7が、上端縁に内方に突出するフランジを有する形状である場合には、取付部材71の上面に設けた縦溝74´をJ字管82に固定し、凹部72を、貯水槽7のフランジを上下から挟むように配置してねじ締めすることで、取り付けができる。
【0021】
上記構成の竪樋用集水装置1を、竪樋Tに施工する手順は、以下のようにする。まず、集水装置1を取り付けるために、既存の竪樋Tの一部を筒状部21、22の取り付け長さより短く切除する(図2参照)。次いで、集水装置1の筒状部21を、竪樋Tの上方の分離端部T1外周に下方から外挿する一方、筒状部22の下端小径部を下方の分離端部T2内に嵌着する。この時、下端小径部を、分離端部T1下端縁に当接するまで上方に引き上げることで、筒状部22の装着が可能になる。その後、筒状部21を引き下げて、下端小径部を筒状部22内に嵌着するとともに、突起24と嵌合穴25を凹凸嵌合させて固定する。さらに、筒状部22の集水管3に延長管5、6を取り付け、延長管6を側部の取付部材71によって、貯水槽7に取り付ける(図1 参照)。
【0022】
なお、切除した既存の竪樋Tの一部を延長管5として用いれば、切除片を有効利用でき、廃棄物も生じない。また、ここでは、取り付けを容易にするために、延長管5、6を別体としたが、一体に設けることもできる。また、延長管5、6形状や長さ、貯水槽7への取り付け構造も、貯水槽7の位置や形状等に応じて任意に変更できる。
【0023】
次に、本発明の竪樋用集水装置1の作動について説明する。
図1は、本発明の集水装置1を、竪樋Tに施工した直後の状態を示すもので、貯水槽7は空となっている。開閉部材4は、重り部材43によって集水管3を開く位置にあり、開閉部材4の左半部が筒状部22内に突出している。従って、雨天時に、屋根に降った雨水が竪樋T内を流下すると、筒状部22内に突出する開閉部材4が雨水を受け、集水管3へ導く。この時、筒状部21を下端縁が内方を向くように加工したので、雨水が効率よく、開閉部材4上に集水される。
【0024】
これにより、図7に示すように、雨水が集水管3から延長管5、6を経て流れ、開口部64から貯水槽7に導入される。貯水量が所定の量に達するまでは(満水前)、この状態が維持される。図8のように、貯水量が延長管6の下部管63の連通口84の位置を超えると(満水時)、連通口84から下部管63内に雨水が流入して、水位の上昇とともにフロート部材81を押し上げる。これに伴い、フロート部材81がワイヤ8を介して開閉部材4を回動させ、集水口26を閉鎖する。これにより、雨水は集水管3に流入しなくなり、筒状部22から竪樋T内を流下して、地上に排水される。貯水量が低下すると、フロート部材81が再び下降し、開閉部材4は重り部材43とバネ部材43´の付勢力によって集水口26を開放する初期位置に戻る。
【0025】
このように、本実施の形態では、開閉部材4を常時開とする付勢手段と、満水となった時に自動的に開閉部材4を閉じる集水停止手段を設けて、開閉部材4が貯水量に応じて自動開閉するように構成したので、雨水を取水するために開閉部材4を手動で操作する必要がない。よって、貯水量を監視する必要がなくなり、放置しても雨水が溢れることがないので、雨水を効果的に貯留し有効に活用できる。また、既存の竪樋Tに容易に取り付けることができ、業者等に施工を依頼する必要がないので、経済的である。
【0026】
なお、上記実施の形態では、球状のフロート部材81を、延長管6の下部管63内に支持する構成としたが、簡便のため、下部管63を省略することもできる。この場合には、図9に示すように、J字管82に代わる棒状の案内部材76を設けて取付部材71に固定し、案内部材76に沿って複数配設した案内穴77にワイヤ8を通してある。ワイヤ8の先端は、ペットボトル等からなるフロート部材81´に固定されている。
【0027】
この構成においても、貯水量が案内部材72の下端に達すると、貯水量の上昇とともに、フロート部材81´が押し上げられる。よって、同様に、ワイヤ8を介して開閉部材4を引っ張り、集水管3を閉じることができる。この構成では、フロート部材81´を支持する支持部材がないが、この時、フロート部材81´の重さに応じて開閉部材4に接合する重り部材43やバネ部材43´の付勢力を調整することで、開閉部材4に初期位置で閉鎖方向の力が作用しないようにすることが可能である。また、ペットボトル等をフロート部材81´とすれば、廃物利用になり、交換も容易である。
【0028】
また、本発明では、開閉部材4を手動で操作したり、貯水量を監視する必要がないので、図10(a)のように、集水装置1を竪樋Tの上端部に施工して、通路を確保したり、図10(b)のように、竪樋Tの下端部に施工して、貯水槽7を地中に埋設することもできる。このように、本発明では、集水装置1の竪樋Tへの設置部位が制限されず、貯水槽7の設置場所も任意に選択することができる。また、延長管5の長さや形状を調整することで、既存の貯水槽への適用も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す竪樋用集水装置の全体概略構成図である。
【図2】(a)は竪樋用集水装置の要部拡大側面図、(b)は要部拡大正面図である。
【図3】(a)は上方の筒状部の拡大側面図、(b)は上方の筒状部の拡大正面図である。
【図4】(a)は下方の筒状部の拡大側面図、(b)は下方の筒状部の拡大正面図である。
【図5】(a)は延長管の拡大正面図、(b)は延長管の拡大側面図である。
【図6】取付部材の拡大図である。
【図7】本発明の竪樋用集水装置の作動を説明するための図で、貯水槽が満水前の状態を示す図である。
【図8】本発明の竪樋用集水装置の作動を説明するための図で、貯水槽が満水の状態を示す図である。
【図9】本発明の集水停止手段の他の例を示す竪樋用集水装置の主要部概略構成図である。
【図10】(a)、(b)は、本発明の竪樋用集水装置の設置方法の他の例を示す全体概略図である。
【符号の説明】
T 竪樋
T1 上方の分離端部
T2 下方の分離端部
1 竪樋用集水装置
2 筒状本体部
21 第1の筒状部
22 第2の筒状部
26 集水口
27 貫通穴
3 集水管(集水路)
32 案内穴(案内部材)
4 開閉部材
43 重り部材(付勢部材)
43´ バネ部材(付勢部材)
5 延長管(集水路)
6 延長管(集水路)
7 貯水槽(貯水容器)
71 取付部材
8 ワイヤ(線状部材)
81 フロート部材
82 J字管(案内部材)
83 支持部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water collecting apparatus used for collecting rainwater flowing down from a building fence, and in particular, a fence equipped with a mechanism that automatically stops water intake when the amount of water stored in a water storage container exceeds a certain amount. The present invention relates to a water collecting device.
[0002]
[Prior art]
Rainwater flows through the roof of the building, enters the eaves, and drains from the call through the fence. In recent years, in order to make effective use of this rainwater, it has been proposed to install a water intake device in the middle of a dredger. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 2001-207485 discloses a water intake device constructed in the middle part of a dredger. Is disclosed. This water intake device is provided with an opening in a side portion of a cylindrical body that is used by being fitted in a bag, and a water intake plate for opening and closing the opening is provided in the opening so as to be rotatable. The intake plate has a semi-cylindrical shape, the base end portion is inserted into the inside of the ridge, and an inclined portion that inclines downward in an open state extends from the distal end portion.
[0003]
Therefore, when you want to take out rainwater from the dredge, rotate the intake plate to open the opening, so that the base end of the intake plate receives the rainwater that flows down the dredge, and the rainwater from the inclined portion on the front end side The water can be stored in a container or the like. When stopping the water intake, the water intake plate is returned to the original position and the opening is closed. As a result, water can be taken from the trough without using a large-scale device.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional apparatus is for storing water in a small-capacity container such as a bucket by connecting a hose, and the intake plate for opening and closing the opening must be manually opened and closed each time. For this reason, when trying to apply to a container with a relatively large capacity such as a water storage tank, it is necessary to monitor the amount of stored water so as not to exceed the capacity and stop collecting water at an appropriate time. Rainwater overflows. In addition, there is a problem that the place where the water intake plate is attached is limited to a portion where manual operation of the intake plate is possible.
[0005]
Therefore, the present invention is provided with a mechanism for automatically stopping water collection when the water is full, regardless of the capacity of the container and the amount of rain, and there is no need to limit the installation location or monitor the amount of stored water. However, it is an object of the present invention to provide a water collecting apparatus for dredging that does not have a fear of overflowing rainwater.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A first aspect of the present invention for solving the above-described problems is a water collecting apparatus for water that is interposed in a wall fixed to a wall surface of a building and takes rainwater, and is a part of the wall. A cylindrical main body part, a water collecting path that extends laterally from a water collecting opening that opens to a side surface of the cylindrical main body part, and that guides rainwater to a water storage container; and the water collecting path that is rotatably provided at the water collecting opening. And an opening / closing member for opening and closing the water collecting means, and a water collection stopping means for operating the opening / closing member in a direction to close the water collecting passage to stop water introduction to the water storage container.
The opening / closing member is configured such that one end side of the opening / closing member projects into the cylindrical main body when the water collecting channel is opened to guide rainwater to the water collecting channel, and the opening / closing member is opened in a normal state. A biasing member for applying a force is provided.
The water collection stop means includes a float member disposed in the water storage container, one end connected to the float member , and the other end connected to the one end side of the opening / closing member to control the movement of the float member. A linear member that transmits to the member, and a through hole provided in the side surface of the cylindrical main body for taking out the linear member to the outside, and when the water storage amount of the water storage container exceeds a predetermined amount As the float member ascends, the opening / closing member is moved in the direction of closing the water collecting channel via the linear member.
[0007]
In the above configuration, when the water storage container exceeds a predetermined water storage amount, the float member floats and is pushed up as the water storage amount increases. Accordingly, the opening / closing member is pulled in the direction of the float member via the linear member, and the water collecting channel is closed. Thus, according to the present invention, since water collection can be automatically stopped when the water is full, it is not necessary to monitor the amount of water stored according to the capacity of the container and the amount of rain, and rainwater overflows even if left unattended. There is no. Therefore, a water collecting apparatus having a high degree of freedom in selecting a water storage container, an installation location, and the like and high practicality can be obtained.
[0008]
Specifically, the opening and closing member, disposed rotatably on the condensing Mizuguchi, since one end side of the opening and closing member when opening the condensing water channel was made to protrude rotates the cylindrical body portion, Water can be easily guided to the water collecting channel. And the said linear member is connected with the one end side of the said opening-and-closing member rotated in the said cylindrical main-body part, a through-hole is provided in the side surface of the said cylindrical main-body part, and the said linear member is outside from this through-hole. Thus, the linear member can be easily connected to the float member disposed in the water storage container.
Furthermore, when a biasing member that applies force so that the opening / closing member is opened in a normal state is provided, the water collecting channel is opened except when the water is full. For example, when the float member returns to the initial position using rainwater in the water storage container, the opening / closing member is opened by the biasing member, so that water collection can be automatically resumed.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, a support member that supports the float member can be installed in the water storage container until a predetermined amount of water is exceeded. Thereby, when the water storage container is empty, the gravity of the float member can be prevented from acting on the linear member and the opening / closing member.
[0010]
More specifically, as described in
[0012]
If the guide member which guides the said linear member along the said water collection path is provided like
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an overall configuration diagram of a water collecting device for dredging according to the present invention. The
[0014]
As shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), the trough T is partly cut in advance to separate the top and bottom for mounting the
[0015]
4 (a) and 4 (b), the lower
[0016]
A locking
[0017]
As shown in FIGS. 5A and 5B, an L-shaped
[0018]
The tips of the
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The procedure for constructing the
[0022]
In addition, if a part of the existing ridge T excised is used as the
[0023]
Next, the action | operation of the
FIG. 1 shows a state immediately after the
[0024]
Accordingly, as shown in FIG. 7, rainwater flows from the
[0025]
As described above, in the present embodiment, the biasing means that always opens the opening and closing
[0026]
In the above embodiment, the
[0027]
Also in this configuration, when the water storage amount reaches the lower end of the
[0028]
Moreover, in this invention, since it is not necessary to operate the opening-and-closing
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic configuration diagram of a water collecting apparatus for dredging showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2A is an enlarged side view of main parts of a water collecting apparatus for dredging, and FIG. 2B is an enlarged front view of main parts.
3A is an enlarged side view of an upper cylindrical portion, and FIG. 3B is an enlarged front view of the upper cylindrical portion.
4A is an enlarged side view of a lower cylindrical portion, and FIG. 4B is an enlarged front view of the lower cylindrical portion.
5A is an enlarged front view of an extension pipe, and FIG. 5B is an enlarged side view of the extension pipe.
FIG. 6 is an enlarged view of a mounting member.
FIG. 7 is a diagram for explaining the operation of the water collecting apparatus for dredging according to the present invention, and showing the state before the water storage tank is full.
FIG. 8 is a view for explaining the operation of the water collecting apparatus for dredging according to the present invention and is a view showing a state where the water storage tank is full.
FIG. 9 is a schematic configuration diagram of a main part of a water collecting apparatus for dredging showing another example of water collecting stopping means of the present invention.
FIGS. 10A and 10B are overall schematic views showing another example of the method for installing the water collecting apparatus for dredging of the present invention.
[Explanation of symbols]
T 竪 樋 T1 Upper separation end T2
32 Guide hole (Guide member)
4 Opening and closing
43 'Spring member (biasing member)
5 Extension pipe (collection channel)
6 Extension pipe (water collection channel)
7 water storage tank (water storage container)
71 Mounting
81 Float member 82 J-shaped tube (guide member)
83 Support member
Claims (4)
竪樋の一部をなす筒状本体部と、該筒状本体部の側面に開口する集水口から側方へ延びて貯水容器に雨水を導く集水路と、上記集水口に回動自在に設けられて上記集水路を開閉する開閉部材と、上記開閉部材を上記集水路を閉じる方向に動作させて、上記貯水容器への導水を停止する集水停止手段とを備えており、
上記開閉部材を、上記集水路が開いた時に上記開閉部材の一端側が上記筒状本体部内に突出して上記集水路へ雨水を導くように構成するとともに、
上記開閉部材が通常状態で開となるように力を作用させる付勢部材を設け、
上記集水停止手段が、上記貯水容器内に配設したフロート部材と、一端が上記フロート部材に連結し他端が上記開閉部材の上記一端側に連結されて上記フロート部材の動きを上記開閉部材に伝達する線状部材と、上記筒状本体部の側面に上記線状部材を外部に取り出すために設けられる貫通穴を有して、
上記貯水容器が所定の貯水量を超えた時に上記フロート部材とともに押し上げられる上記線状部材が上記開閉部材を上記集水路を閉じる方向に動作させることを特徴とする竪樋用集水装置。A water collecting device for dredging that intervenes in a wall fixed to the wall of the building and takes rainwater,
A cylindrical main body part that forms a part of the ridge, a water collecting passage that extends laterally from a water collecting opening that opens to the side surface of the cylindrical main body part and guides rainwater to a water storage container, and is provided rotatably on the water collecting opening. It is a closing member for opening and closing the current water passage, the opening and closing member is operated in a closing direction the current waterway, and a water collecting stopping means for stopping the water conveyance to said reservoir,
The opening and closing member is configured such that when the water collecting channel is opened, one end side of the opening and closing member protrudes into the cylindrical main body and guides rainwater to the water collecting channel.
A biasing member for applying a force so that the opening and closing member is opened in a normal state;
The water collecting stop means includes a float member disposed in the water storage container, one end connected to the float member , and the other end connected to the one end side of the opening / closing member to control the movement of the float member. And a through hole provided to take out the linear member to the outside on the side surface of the cylindrical main body,
The water collecting apparatus for dredging, wherein the linear member pushed up together with the float member when the water storage container exceeds a predetermined water storage amount causes the opening / closing member to move in a direction to close the water collecting channel.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084901A JP3645865B2 (en) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | Dredging water collector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084901A JP3645865B2 (en) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | Dredging water collector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278190A JP2003278190A (en) | 2003-10-02 |
JP3645865B2 true JP3645865B2 (en) | 2005-05-11 |
Family
ID=29232055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002084901A Expired - Fee Related JP3645865B2 (en) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | Dredging water collector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3645865B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4898494B2 (en) * | 2007-02-28 | 2012-03-14 | 住友林業株式会社 | Rain gutter structure in cold regions |
FR2941477B1 (en) * | 2009-01-28 | 2011-02-25 | Sarl Le Prieure | DEVICE AND METHOD FOR STORING WATER WITH LIMITED FLOW RATE ON A SLOPED ROOF |
KR101107734B1 (en) | 2009-06-08 | 2012-01-25 | 박노웅 | A Siphon Type Rainwater Tank |
KR101825306B1 (en) * | 2016-09-19 | 2018-02-02 | 세종대학교산학협력단 | Pillars used in road structures for recycling rain |
CN114293661B (en) * | 2022-01-19 | 2024-01-16 | 安徽祥龙钢结构有限公司 | Green building steel construction |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002084901A patent/JP3645865B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003278190A (en) | 2003-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6619312B2 (en) | Flow control mechanism for an eaves trough downspout | |
US4349436A (en) | Grate and water recovery system | |
US20110214701A1 (en) | Water-storage tank cleaning apparatus | |
JP3645865B2 (en) | Dredging water collector | |
US10676903B2 (en) | Toilet tank washbasin | |
US5896593A (en) | Piston flush valve | |
WO1997028320A1 (en) | A system for use of waste water for toilet flushing and the method for use of the system | |
US5284173A (en) | Automatic continuous self-draining, self-cleaning and self-replenishing apparatus and system for watering stock | |
US20120186009A1 (en) | Toilet assembly | |
US5634299A (en) | Gutter screening apparatus | |
US6775859B1 (en) | Dual flush toilet | |
GB2220223A (en) | Rainwater catchment apparatus | |
US6253709B1 (en) | Automatic waterbowl for pets | |
US8522371B2 (en) | Dump bucket tank insert for new and used toilets | |
EP0651098A2 (en) | Method and system for removing odor from plumbing units | |
JP3168995B2 (en) | Automatic refillable water sealing trap | |
US8424557B1 (en) | Downspout water diversion and overflow device and water collection and overflow system employing the same | |
WO2016085320A1 (en) | Rainwater harvesting apparatus | |
JPH10168952A (en) | Water storage system of rain water | |
JP2003003527A (en) | Rainwater utilization system | |
JPH1088629A (en) | Storm water collector | |
US6446576B1 (en) | Automatic water bowl for pets | |
JP4888231B2 (en) | Wall drain type turn trap type flush toilet | |
JP3007503U (en) | Water saving device for flush toilet | |
KR200243367Y1 (en) | device for saving water in toilet |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |