JP3645167B2 - 親子蓋を有するプラスチック製ごみ箱 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、親子蓋を有するプラスチック製ごみ箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に生活系のごみのうち、大型ごみを除く「一般ごみ」とス、陶磁器等の不燃、燃焼不適物とに区分される。
【0003】
この、不燃・燃焼不適物の中には、カミソリの刃や乾電池が含まれて区分される。
【0004】
これらの一般ごみを入れるごみ容器は、ポリ袋等のごみ袋、紙袋、および、ポリバケツ(ポリプロピレン樹脂等プラスチックバケツ)等が用いられる。
【0005】
ところで、かかる一般ごみの増大によって埋立てごみの減量化や、ごみの資源化によるごみ処理が行われている。
【0006】
このごみ資源回収のための処理法には、一般ごみを資源別に分類、排出、つまり分別することが有効な手段とされ、奨励されて、現在、全国的に普及 定着している。
【0007】
かかる分別用プラスチック製ごみ容器、特にごみ箱については、本出願人は多数の提案(例えば実用新案登録第2560893号公報、実用新案登録第2502139号公報、特開平10−81401号公報等参照)を行っているが、勿論、本出願人以外の一般的にも、古くから極めて多くの技術の紹介や提案が行われている。
【0008】
例えば、実用新案登録第2500412号公報で示された、図8に示すような分別用プラスチック製ごみ箱100のヒンジ付蓋109の一般的な技術例を説明する。
【0009】
すなわち、有底上方開口型の長方体状のごみ箱本体101には、その上方開口部にメガネ状の蓋用フレ−ム102がその側面に設けたクランプ103によって取外自在に被覆されている。
【0010】
この蓋用フレ−ム102には、ごみ箱本体101の上方開口部を被覆する外フラップ104が形成され、また、上下方向に開口する2つのごみ投入口105,105が形成されている。
【0011】
これらのごみ投入口105の形状は、平面視でごみ箱100の前面(ごみ箱本体101の長方体における長辺側を前または後面とし、例えば、後面を壁面側とし、ごみ箱使用者(単に使用者ともいう)が立つ側を前面とする。以下同じ)側にその円弧端を向けた馬蹄形にし、その周囲を立上がり106と、後部に設けた蓋取付け岸部107とで囲っている。
【0012】
この立上り部106には、その外周側に棚のある段部108を形成し、この段部108に、逆浅皿状馬蹄形のヒンジ付蓋109に設けたフラップ110が当接するようにしている。
【0013】
このヒンジ付蓋109は、蓋取付け岸部107で蓋用フレ−ム102に対しヒンジ結合してごみ投入口105を開閉するように枢支している。
【0014】
この立上り部106の前面側の円弧端には、手掛け凹部111を形成し、この手掛け凹部111に使用者が指を入れてヒンジ付蓋109を後方に向け起立させて開くようにしている。
【0015】
したがって、ヒンジ付蓋109は少なくとも蓋取付け岸部107上で起立しており、ごみ投入口105における使用者側周辺を広くし、ごみ投入作業をヒンジ付蓋109によって邪魔をしないようにしている。
【0016】
勿論、一般のごみ箱におけるヒンジ付蓋も、この例に限らず、後方に起立させたり、倒したりする構造になっている(例えば実公平1−33525号公報参照)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかるごみ箱100では、集合住宅の室内や事務所用ビルの室内や一般家庭の台所等において、その設置場所に、例えば狭いことや部屋の見映え等のための制約があって、ごみ箱本体101が長方体であるだけに、ごみ箱100の側面に使用者が立ってヒンジ付蓋109を開閉する場合が生じる。
【0018】
かかる場合、起立したヒンジ付蓋109が当該使用者の右または左手側にあって、ごみ投入作業を邪魔しやすい、という問題があった。
【0019】
そこで本発明は、かかる問題を除くことを主たる目的としながら、ごみ箱の蓋開閉作業を容易にしたり、1つのごみ箱でその使い方の多様化を図るようにしたりすることを副たる目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、1)有底上方開口型ごみ箱本体にあって、該開口部を被覆する親蓋と、該親蓋に設けたごみ投入口を被覆する子蓋たるヒンジ付蓋と、からなり、該ヒンジ付蓋の開閉方向を、その取付替えにより、前記ごみ箱本体の設置場所に応じて、変更できるようにしたことを特徴とする親子蓋を有するプラスチック製ごみ箱にあり、また、2)前記ごみ箱本体を長方体にすると共に、前記ヒンジ付蓋をバネにより自動的に開くようにした請求項1に記載の親子蓋を有するプラスチック製ごみ箱にある。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す、その実施例により詳細に述べる。
【0022】
図1は本発明の実施例の概念斜視図を用いた説明図、図2は本実施例の平面図、図3は図2のA矢視断面図、図4は図2のB矢視断面図、図5は図2の要部平および底面図、図6は図5の詳細図で、(A)は図5のA矢視断面図、(B)は図5のB矢視側面図、(C)は図5のC矢視断面図、図7は図2の他の要部詳細図で、(A)は図2のA矢視断面図および正面図、(B)は図7(A)のB矢視側面図である。
【0023】
本発明の実施例のプラスチック製ごみ箱1は、PP樹脂の射出またはブロ−成形品で、そのごみ箱本体2は正面視および側面視で下方に若干絞られた深底の上方開口型長方体状で、その寸法は例えば、高さ約550mm、開口側の長辺約450mm、短辺約250mmになっている。したがって、この長辺は短辺の約2倍になった長方体で構成している。
【0024】
このプラスチック製ごみ箱1は、戸外に設置できることは勿論、特に一般家庭の台所や営業食堂の調理場や事務所ビルの室内等に設置されて、分別用ごみ箱として使用される。
【0025】
したがって、このごみ箱1の好ましい例では、2つのごみ投入口3がその水平状上面に開口され、これらのごみ投入口3はヒンジ付蓋(ヒンジ部で枢支して蓋が閉じた倒伏状態から少なくとも起立状態迄回転して開く蓋をいう)4で開閉される。
【0026】
さて、本実施例のごみ箱1の特徴を概説する。
【0027】
図1において、本実施例のごみ箱1は、キャスタ−付またはキャスタ−なしのごみ箱本体2と、該ごみ箱本体2の開口部の全体を被覆する1個の親蓋5と、該親蓋5に設けられた2つまたはそれ以上のごみ投入口3,3,3a,3bを各被覆するための子蓋たるヒンジ付蓋4,4および/または孫蓋6,6と、からなり、特に、常時使われるヒンジ付蓋4,4は、親蓋5にその設置場所において容易に着脱自在にして取付変更可能の、平面視正方形状の蓋枠7,7に、ヒンジ結合されて開閉するようになっている。
【0028】
そして、このヒンジ付蓋4の開く方向は、たとえごみ箱1の側面に立っていても、使用者からみて常に手前から後方に向けるようにしているので、ごみ投入作業でヒンジ付蓋4が起立していても邪魔にならない。
【0029】
すなわち、このごみ箱1は、その設置場所におけるスペ−スや見映や秘匿や1箇のごみ箱1が柱と壁に挟まれる等の制約により、図1(A)図のように通常設置のヨコ置きにしたり、また、図1(B)図のように側面側に使用者が立ってごみ投入を行う特殊設置のタテ置きにして使用できるようにしている。
【0030】
したがって、かかるタテ置きにする場合には、前記蓋枠7を親蓋5から外し、その嵌合替え(90°向きを変える)をすれば、ヒンジ付蓋4は使用者からみて手前から後方に向けて開くことができる。
【0031】
また、このごみ箱1には、分別用のため当然、1つのごみ投入口3に単独のごみ袋(いわゆるポリ袋ともいい、不図示)を用い、しかも、底部迄届くような仕切板を用いないので、ごみ箱本体2内では、ごみ袋は仕切板に規制されることなくゴミを自由に充満させることができる。
【0032】
このごみ袋のため、ごみ袋押え(不図示)やごみ袋支え板8を必要とするが、このごみ袋支え板8は、ごみ箱本体2の開口部で前面側の略中央から後面側の略中央に差し渡されている。そして、ごみ袋を装着したり取出すには親蓋5を外して行う。
【0033】
更にまた、このごみ箱1では、ヒンジ付蓋4を必要としない常時開放型のごみ投入口3にする場合には、ヒンジ付蓋4を蓋枠7と共に親蓋5から外せばよい。この場合でも、ごみ袋は親蓋5によって固定されているので、ごみ投入には支障をきたさない。したがって、このごみ箱1はその使い方を多様化することができる。
【0034】
殊に、このヒンジ付蓋4を開くには、前記蓋枠7の、使用者からみて手前に設けた押圧片20(図5参照)を指で押すと、蓋枠7とヒンジ付蓋4との係合が外れ、ヒンジ付蓋4のヒンジ側に設けたコイルバネまたは板バネ(いずれも不図示)のバネ力により自動的に比較的勢いよくはね上げて起立する。勿論、閉じるときはヒンジ付蓋4の上面をバネ力に抗して押圧し、再び蓋枠7とヒンジ付蓋4との係合を行う。
【0035】
したがって、ヒンジ付蓋4を開くとき、もし、使用者の左または右方向にヒンジ付蓋4が倒伏から起立すると、蓋枠7の押圧片10を指先で押圧するだけに、ヒンジ付蓋4が使用者たる婦女子の身体に触れる恐れがある。
【0036】
しかしながら、本実施例のヒンジ付蓋4は常に使用者の手前から後方に向け開くのでその心配はない。
【0037】
勿論、前記図8で示した従来例のヒンジ付蓋109では、該ヒンジ付蓋109を取外してごみ箱100を使用することはできない。
【0038】
次に、このごみ箱1の親蓋5、蓋枠7、ヒンジ付蓋4およびごみ袋支え板8に分けて詳説する。なお、これらはいずれもプラスチック製、殊に、PP射出成形品である。
【0039】
まず親蓋(親蓋フレ−ムと称してもよい)5は、主として図2、図3および図4(図3の中心線aより左側はヒンジ付蓋4および蓋枠7を残した側断面図、右側はこれらのない側断面図、図4では特にごみ袋支え板8の側面図を示している)において、逆の若干深皿状に形成されて、ごみ箱本体2の上方開口部の全面を被覆するが、その側面に設けたクランプ9,9により開閉自在に固定する。したがって、この親蓋5は左右対称に構成しているので、180°向きを変えて被覆できる。
【0040】
また、この親蓋5の被覆によって、ごみ袋押え(不図示で、端部を枢支した略U字片)を上方から押圧して固定し、また、前記ごみ袋支え板8で支持されたごみ袋の開いた口周辺も押圧して固定する。
【0041】
この親蓋5には、特に2つの同形(または異形)のごみ投入口3,3が左右対称に設けてあり(勿論、図1に示すカミソリ用投入口3aや乾電池用投入口3bを更に設けてもよい)、これらのごみ投入口3は正方形に形成されている。因みに1辺約180mm角の正方形になっている。
【0042】
この親蓋5の裏面には、ごみ袋支え板8にゆるく噛み合わせ、かつ、ごみ袋の開いた口周辺を挟むためのごみ袋支え板用押圧リブ10を、ごみ箱本体2の長辺中央の所で、かつ、前面側と後面側との中間部に突設している。
【0043】
この押圧リブ10は、図4に示すように左右1対の噛み合わせ片11,11と、これらの噛み合わせ片11を連結し、かつ、ごみ袋支え板8の中央垂直板12を上方から噛み合わせる2つ(図3では1つのみ図示)の連結片13,13と、から大略構成しているので、親蓋5をごみ箱本体2に被覆することにより、ごみ箱本体2に固定しているごみ袋支え板8とゆるく噛み合い、これに支持されて口を開いたごみ袋の口周辺を押圧して固定する。
【0044】
また、前記ごみ投入口3は上下方向に開口し、その開口部では、親蓋5の水平状の上面からフラップ状の蓋枠用案内囲い14が下向きに折り返されており、この蓋枠用案内囲い14の下端に互に内向になった蓋枠用支持段部15が設けられて(図4参照)、上方からの嵌合した蓋枠7を支持するようにしている。
【0045】
勿論、この支持段部15の張り出し量は、蓋枠7の板厚程度で、ごみ投入口3の開口面積を狭めることはない。
【0046】
次に、蓋枠7について述べる。主として、図2、図5(図5の縦中心線より左側は底面図、右側は平面図を示す)および図6において、この蓋枠7は2つ同形(または異形)になっており、いずれも、前記親蓋5の案内囲い14に上方から着脱自在に嵌合する。
【0047】
また、この蓋枠7には正方形のヒンジ付蓋4を装着するので、この蓋枠7も平面視で正方形の囲い枠体になっており、また、図2における後面側の内 側に左右1対のヒンジピン17,18が一体に向き合って突設している。
【0048】
これらのヒンジピン17,18によりヒンジ付蓋4が枢支されると共に、長寸のヒンジピン17にコイルバネが巻着する(不図示)。
【0049】
この蓋枠7には各辺または左右辺にそれぞれ2つ(計8つまたは4つ)の舌片19が一体に吊設し、この舌片19の外面に水平突条状の係止用ポッチ16が外向きに形成されていて、案内囲い14の下端に係止する。
【0050】
したがって、この舌片19を樹脂変形により内側に若干弯曲させて、蓋枠7を親蓋5のごみ投入口3に嵌着する。
【0051】
殊に、この蓋枠7には使用者からみて前方側の上端に側面視で逆L字状(図6(C)参照)の押圧片20を一体に延設して、使用者がこれを押圧して、押圧片20の基部側に形成した蓋開閉用ポッチ21を、ヒンジ付蓋4に形成した蓋開閉用ポッチ22から外すようにしている。
【0052】
すなわち、これらの蓋開閉用ポッチ21,22は互に係合していて、ヒンジ付蓋4を開くときは押圧片20を押すと、21が22から樹脂弾性に抗して外れ、また、ヒンジ付蓋4を閉じるときはヒンジ付蓋4の上面を手のひら等で押圧すると、21は押圧片20の基部側の樹脂弾性に抗して22を乗り越え係止する。
【0053】
そして、この押圧片20による蓋開閉用ポッチ21,22の円滑な係脱操作のため、押圧片20を親蓋5の水平状上面より若干高くして、しかも、前方に延設し使用者に近づけるように設けている。
【0054】
そして、この押圧片20の押圧量は、図3に示すように親蓋5の水平状上面に接する迄に制限し無用な押圧を防ぎ、押圧片20を折損しないようにしている。
【0055】
また、この押圧片20を把持すれば、蓋枠7を親蓋5から外すこともできる。
【0056】
なお、前記舌片19や押圧片20には、その両側に切欠を設けて、樹脂弾性変形を容易にしている。
【0057】
なおまた、この蓋枠7は、ヒンジ付蓋4のヒンジ結合を確実にし、かつ、開閉方向を簡単に変更するために必要とするが、単にヒンジ付蓋4の開閉方向変更だけであれば、すなわち、ヒンジ結合の着脱作業の面倒を犠牲にすれば、親蓋5のごみ投入口3の案内囲い14に直接1対のヒンジピンを直交してそれぞれ設け、ヒンジ付蓋4を当該ごみ箱1の設置場所において着脱できるようにしてもよい。
【0058】
次に、ヒンジ付蓋4について述べる。主として図2、図3、図6(A)および図6(C)に示すように、子蓋たるヒンジ付蓋4は、1辺約164mm角の正方形の逆浅皿状に構成し、その浅皿折り返し片の前方側の外面に、前記の蓋開閉用ポッチ22を一体に形成している。
【0059】
また、ヒンジ付蓋4の後方には、前記ヒンジピン17,18を遊嵌するヒンジピン孔23を穿設している。
【0060】
次に、ごみ袋支え板(仕切板ともいう)8について述べる。図2、図3、図4および図7において、このごみ袋支え板8は、ごみ箱本体2の開口部で、前面側の中央から後面側の中央へ差し渡して設けているが、親蓋5の裏面に突設したごみ袋支え板用押圧リブ10、殊に1対の噛み合わせ片11と互にソゴして噛み合わせるため、上下方向に長寸で下方にも突設している垂直中央板12と、その両側に平行になった、これより低い上方のみの垂直側板24,24と、これらの3板(12,24,24)が立設する、長寸の短冊状の水平板本体25と、この水平板本体25の両端で、ごみ箱本体2の開口肩部28に、ごみ袋支え板8を固定するための差し込み片26,26と、から大略構成されている。
【0061】
したがって、このごみ袋支え板8の水平板本体24は、ごみ箱本体2の開口部で両端支持されて、ごみ袋の口の開いた口 周辺を支持する。
【0062】
この水平板本体24が下方に弯曲するのを防ぐため、前記のように上下方向に1枚の垂直中央板12と2枚の垂直側板24,24を突設している。
【0063】
また、このごみ袋支え板8を生産工場等にてごみ箱本体2にセットし、その妄動を防ぐため、下方に突設した垂直中央板12の端部と、水平板本体24の両端側にそれぞれ下方に突設した案内板27,27とで、ごみ箱本体2の板厚の開口縁を挟持するようにしており、また、差し込み片26は下方にフォ−ク状にした板体で構成して、正面視での左右の揺れを防いでいる(図4参照)。
【0064】
したがって、このごみ袋支え板8は、従来のごみ箱本体の底まで届く仕切板でなく、また、ごみ箱本体の開口部内を囲繞した枠部材(例えば特開平7−323901号公報参照)でもなく、単なる差し渡し片でありながら、ごみ袋の開いた口の一部を支持しても、下向きに弯曲することなく、しかも、ごみ箱本体2に1個のごみ袋を用いるときには容易に取外しができ、その上、このごみ袋支え板8をその底部に収容しておくこともできる。
【0065】
なお、本発明のごみ箱1は、家庭から出るごみを分別収容するだけでなく、オフィスから出る事務所用紙等のごみや、病院等の公共場所から出る一般ごみを分別して収容することができる。
【0066】
また、本発明は、2つのごみ投入口を有するごみ箱だけでなく、使用者の手の届く限り、3つまたはそれ以上(複数)のごみ投入口を有するごみ箱であってもよく、更に、これらのごみ箱を複数個ヨコ置き並設して使用してもよい。
【0067】
勿論、このごみ箱1では、バネなしのヒンジ蓋にも適用できるし、最適ではないが、円筒状を除く異形の角筒状でも適用でき、更にヒンジなしの蓋を併用してもよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明によると、親蓋(親蓋フレ−ム)にヒンジ付蓋を設けて、しかも、このヒンジ付蓋の開閉方向を、設置現場において、使用者が変更できるようにしたので、設置場所の制約に適応することができ、更に、親蓋をごみ箱本体に被覆する向きを180°変更すると、このヒンジ付蓋の開閉方向が更に多様化して、ごみ箱設置場所の制約に更にこまかく適応させることができる。
【0069】
殊に、ヒンジ付蓋は使用者からみて常に手前から後方に開くので、ごみ投入作業や蓋開閉作動にとって好都合となる。
【0070】
勿論、ごみ箱本体にキャスタ−が付いておれば、ごみ箱を秘匿していても、広い所でごみ袋を装脱できる。
【0071】
また、ごみ箱にごみ袋を使用した場合には、親蓋を開いてこれを取出すことができ、この点でも好都合となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の概念斜視図を用いた説明図である。
【図2】 本実施例の平面図である。
【図3】 図2のA矢視断面図である。
【図4】 図2のB矢視断面図である。
【図5】 図2の要部平面図および底面図である。
【図6】 図5の詳細図である。
【図7】 図2の他の要部詳細図である。
【図8】 従来例である。
【符号の説明】
1…ごみ箱、2…ごみ箱本体、3…ごみ投入口、4…ヒンジ付蓋、5…親蓋

Claims (2)

  1. 有底上方開口型ごみ箱本体にあって、該開口部を被覆する親蓋と、該親蓋に設けたごみ投入口を被覆する子蓋たるヒンジ付蓋と、からなり、該ヒンジ付蓋の開閉方向を、その取付替えにより、前記ごみ箱本体の設置場所に応じて、変更できるようにしたことを特徴とする親子蓋を有するプラスチック製ごみ箱。
  2. 前記ごみ箱本体を長方体にすると共に、前記ヒンジ付蓋をバネにより自動的に開くようにした請求項1に記載の親子蓋を有するプラスチック製ごみ箱。
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