JP3643949B2 - 机 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータを載せて所要の入力作業を行うことに適した机に係り、更に詳しくは、入力すべき内容を記載した書類を見易い位置に保持することができる机に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、コンピュータ分野における飛躍的な技術の発展に伴い、オフィスだけでなく家庭内においてもパーソナルコンピュータが飛躍的に普及するに至っている。かかるコンピュータは、インターネットを利用したメールやワープロソフトを用いた文書作成等に幅広く利用され、日常生活における連絡や学習用として極めて便利なものとなっている。このようなパーソナルコンピュータの普及に伴って、いわゆるパソコンデスクと称される専用の机が広く市販されるようになり、この机は、家庭内の省スペース化に対応すべく、机の棚板上にディスプレイやキーボード等の最低限のものが置ける程度の大きさに設けられている場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような机にあっては、棚板の平面積が比較的小さく設けられているため、机の棚板上にディスプレイやキーボードを置いただけで、棚板の殆どの面積を占めてしまう傾向が強い。これがため、ワープロソフト等を用いた文書の入力を行うときに、棚板上に入力すべき内容を記載した書面若しくは書類等を置く場所がないのが通常であり、これにより、書類を脚の上に置いたり、手で持ったりしながら無理な姿勢で入力を行わなければならないという不都合を生じる。
【0004】
また、前記書類を見易くするため、この書類を支柱やディスプレイ等にテープで貼り付けることも考えられるが、この場合には、テープの粘着剤が支柱に転移して当該支柱を汚してしまったり、部分的な貼り付け固定となって書類が不安定な姿勢となる虞がある。更に、支柱やディスプレイに装着可能な専用のホルダーも市販されているが、別途コストの負担を強いることとなるばかりでなく、机全体の外観上の体裁を損なうという不都合も招来する。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、支持体の取付面において書類を見易い状態で確実に保持し、この保持作業を容易に行うことができる机を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、棚板を支持する支持体の一部を取付面とし、この取付面に沿って当該取付面との間に書類を挟み込み可能とする保持部材を設ける、という構成が採用されている。このような構成によれば、棚板上にパーソナルコンピュータやその周辺機器を置き、棚板上の空きスペースが極めて狭くなった場合でも、保持部材と取付面との間に書類を挟み込むことにより、当該書類が見易い状態を保ちながらパソコンを操作することができる。また、特別なホルダーを用いることなく書類を保持することができるので、コスト的にも有利となるばかりなく、外観上の体裁も良好に維持することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明における保持部材は、伸縮性若しくは可撓性を有する帯状体により構成され、その両端側を前記取付面に支持することで中間領域が前記取付面に対して離間密着可能に設けられる、という構成を採用するとよい。このような構成を採れば、保持部材と取付面との間に書類を確実に挟み込むことができ、且つ、この挟み込み作業を容易に行うことができる。すなわち、保持部材が取付面から浮き上がるような外力を保持部材に与えることで、取付面との間に隙間を生じさせ、この隙間に書類を挿入した後、外力付与を解除することにより、保持部材自体の弾性力が作用して書類を挟み込むことができる。また、従来のようにテープを用いた部分的な保持姿勢となることなく、書類の一端側を広い領域で保持して書類の面を見易い状態に保つことができる。
【0008】
また、前記保持部材は、長手方向両端が離間及び接近可能に前記取付面に支持される、という構成も採用することができる。これにより、書類を差し込むときに、前記長手方向両端側を互いに引き寄せるように接近させることで保持部材を取付面から浮き上がるように離間させることが可能となる。この効果は、保持部材の弾性力が比較的強い場合に、特に有効に発揮することができる。
【0009】
更に、前記取付面は略アーチ状の曲面に形成されるという構成も好ましくは採用される。これによれば、挟み込まれる書類も取付面に密着して曲面形状となるので、書類自体に適度の張りを持たせることが可能となり、書類のぶらつきを防止することができる。また、常時は、保持部材も曲面に形成されるため、平面形状に戻る力が常に取付面に付与されることとなり、この力を利用して書類に対する挟み込み力を増大させることが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1には、本実施例に係る机の概略斜視図が示されている。この図において、机10は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ一式がセットできる大きさに設けられている。この机10は、左右一対の支持体11と、これら支持体11の上下方向中間部に支持された棚板としての中間棚12と、各支持体11の上端側に配置された上棚13と、前記中間棚12の下方に配置された下棚14とを備えて構成されている。
【0012】
前記各支持体11は、角柱等の複数の部材を相互に連結して組立てられている。各支持体11は、図1に示されるように、設置面から斜め後方に向かって延びるとともに、中央領域が前方に膨らむ略アーチ型に形成された前側支柱15と、この前側支柱15の上端側に連結されて略鉛直方向に位置する後側支柱16と、これら前側支柱15及び後側支柱16を連結するとともに、中間棚12を支持可能に設けられた側板17と、この側板17の下側に設けられて前後の各支柱15,16間を連結する複数本の補強用棒19とを備えて構成されている。ここで、各前側支柱15の前面に位置する取付面22には、保持部材24がそれぞれ設けられている。
【0013】
前記各保持部材24は、特に限定されるものでないが、本実施例では、可撓性を有するポリプロピレン等の樹脂材を用いた帯状体により構成されている。各保持部材24の長手方向両側は、図2(A)及び図3に示されるように、ねじ25を用いて取付面22に装着されており、これにより、保持部材24が略アーチ状の曲面に形成された取付面22に沿って密着するようになっている。また、保持部材24は、その長手方向両側に上下方向に延びるスロット穴26を備え、これらスロット穴26に前記ねじ25を挿入して保持部材24を支持するようになっている。各スロット穴26の内側端縁26Aは、常時は、各ねじ25の軸部25Aに接触するように設けられている。これにより、保持部材24の中間領域を取付面22に対して密着したときは、図2(A)に示されるように、当該保持部材24の長手方向両端間の距離L1が最大となる位置に相互に離間する。この一方、保持部材24を取付面22に対して離間したときは、図2(B)に示されるように、当該保持部材24の長手方向両端間の距離L2が前記距離L1より短くなって相互に接近することとなる。
【0014】
前記中間棚12は、図1に示されるように、各支持体11間に配置されるとともに、各側板17の上側に連結された上部固定棚28と、この上部固定棚28より若干下側に配置されるとともに、側板17の延出方向に沿って出し入れ可能に設けられた下部スライド棚29とを備えて構成されている。上部固定棚28は、ディスプレイDを設置可能な平面積を有する一方、下部スライド棚29は、キーボードKを設置可能に設けられている。
【0015】
以上の構成において、取付面22と保持部材24との間に書類Pを挟み込む場合、図3に示された状態から保持部材24の両端側を図中矢印C,C方向に指で押圧し、取付面22と保持部材24との間に隙間Sを生じさせる(図4参照)。そして、この隙間Sに書類Pを差し込んだ後、保持部材24から指を離すことにより、保持部材24自体が有する弾性力により図4中矢印D方向にスライドし、すなわち、図5に示される位置に自動的に戻り、書類Pが挟み込まれることとなる。この際、書類Pは、取付面22に密着してゆるやかなアーチ状となり、これにより、後方へ垂れ下がることなく適度な張りを備えて図1に示される姿勢を維持するようになっている。なお、書類Pを取り外す場合は、当該書類Pを引き抜くだけでよく、保持部材24を何ら操作することなく容易に取り外すことができる。
【0016】
また、保持部材24と取付面22との間には、図1に示されるように、書類Pと併せてガイド片31を挟み込むことができ、これにより、書類Pを見る際の目印となってキーボードKによる入力をより一層行い易くすることが可能となる。
【0017】
従って、このような実施例によれば、必要な場合にだけディスプレイDの隣接位置に書類Pが配置されるから、ディスプレイDと書類Pとを同時に見ることができ、これにより、従来例に示されるような不都合を一掃して、机10に設置したパーソナルコンピュータへの入力をスムースに行うことが可能となる。また、保持部材24は、可撓性を有する帯状体により構成されるとともに、取付面22が略アーチ状の曲面に形成されているから、保持部材24自体の有する弾性力も作用して取付面22に密着し易くなり、ひいては、書類Pに対する挟み込み力を増大させることができる。更に、ねじ25はスロット穴26に挿入されているので、保持部材24の中間部が取付面22から浮き上がって離間する方向に容易に撓ませることができ、これにより、取付面22に対する保持部材24の引き離し作業をスムースに行うことが可能となる。
【0018】
なお、前記保持部材24は、可撓性を有する樹脂材により構成されている場合を説明したが、本発明は、これに限定されるものでなく、例えば、伸縮性を有するゴム紐等により構成されたものであってもよい。要するに、保持部材24は、取付面22との間に書類Pを挟み込み可能に設けられていれば足りる。
【0019】
また、前記保持部材24は、一の取付面22に対し一枚とは限らず、図1に示される下から一番目のねじ25と二番目のねじ25との間に、更に一枚追加して装着することも考えられる。これにより、保持部材24による書類Pの保持領域を広げることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、支持体の一部である取付面との間に書類を挟み込み可能な保持部材を設けたから、棚板上の空スペースが狭い場合でも、書類を見易い状態を保ちながら机を利用することができる。
【0021】
また、保持部材は、伸縮性若しくは可撓性を有する帯状体により構成されるとともに、取付面に対して離間密着可能に設けたから、保持部材自体の有する弾性力により、書類を確実に保持することができるばかりでなく、書類の着脱作業をスムースに行うことができる。
【0022】
更に、保持部材の長手方向両端を離間接近可能に設けた場合には、保持部材を容易に撓み変形させることでき、これにより、保持部材を取付面から離間させる作業を容易に行うことが可能となる。
【0023】
また、取付面を略アーチ状の曲面に形成した場合には、保持部材の有する弾性力を取付面に効果的に付与させることができ、且つ、書類の外面形状も略アーチ状とさせて当該書類のぶらつきを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る机の概略斜視図。
【図2】(A)は、保持部材の拡大正面図、(B)は、保持部材を取付面から離間させた状態を示す図2(A)と同様の正面図。
【図3】図2(A)のA−A線拡大断面図。
【図4】図2(B)のB−B線拡大断面図
【図5】書類を挟み込んだ状態を示す図3(A)と同様の断面図。
【符号の説明】
10 机
11 支持体
12 中間棚(棚板)
22 取付面
24 保持部材
P 書類

Claims (4)

  1. 棚板を支持する支持体の一部を取付面とし、この取付面に沿って当該取付面との間に書類を挟み込み可能とする保持部材を設けたことを特徴とする机。
  2. 前記保持部材は、伸縮性若しくは可撓性を有する帯状体により構成され、その両端側を前記取付面に支持することで中間領域が前記取付面に対して離間密着可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の机。
  3. 前記保持部材は、長手方向両端が離間及び接近可能に前記取付面に支持されていることを特徴とする請求項2記載の机。
  4. 前記取付面は、略アーチ状の曲面に形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の机。
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