JP3641183B2 - Raidデータ記憶システムにおける瞬時バックアップを提供する方法及びシステム - Google Patents

Raidデータ記憶システムにおける瞬時バックアップを提供する方法及びシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ記憶システムに関し、特に、RAID(redundant array of inexpensive disks)の一部の即時バックアップを提供する方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
データを記憶するために、一部のコンピュータ・システムはRAIDデータ記憶サブシステムを使用する。例えば、RAIDサブシステムは、ネットワーク上のクライアントをサービスするホストまたはサーバに接続される。RAIDサブシステムは一般に、制御装置及び複数のディスク・ドライブを含む。制御装置は一般に、RAIDサブシステムのオペレーションを制御する。情報が物理的にドライブ上に記憶される。
【0003】
RAIDサブシステム上に記憶され、ホストを介して使用されている情報をコピーすることが望ましい。例えば、RAIDサブシステムが故障の場合にデータの可用性を保証するために、1つ以上のドライブ上に記憶されるデータがバックアップされる。バックアップが所望されるドライブは、ソース・ドライブとして知られる。RAIDサブシステムのソース・ドライブ上に記憶されるデータの一部をコピーするためにソース・ドライブ上のファイルがコピーされ、閉ざされることが望まれる。コピーの間、ソース・ドライブ上のファイルへの入出力は可能でない。これはコピー・プロシージャの間に、ソース・ドライブ上のデータが変化しないことを保証する。次に、ソース・ドライブ上の所望のファイルが次第に別の位置にコピーされる。この位置は別のドライブであり、ターゲット・ドライブと呼ばれる。一般に、ソース・ドライブの構成もコピーされる。従って、ターゲット・ドライブは、コピー済みファイルを含むディレクトリ及びサブディレクトリを含み得る。ターゲット・ドライブ上のコピーが、ソース・ドライブ上のオリジナルとは別にアクセスされ得る。次に、コピーされるドライブが解放され、ファイルへの入出力が可能になる。
【0004】
しかしながら、コピー機能を提供する従来の方法は、ソース・ドライブからターゲット・ドライブにファイルをコピーするのに長い時間を要し得る。これは特に、例えばバックアップのためにコピーされる大量のデータが存在する場合に当てはまる。従来のコピー・プロシージャの間、ソース・ドライブはホストを介してアクセスされ得ない。従って、システムのユーザは、コピーされるデータの読出し、変更または他の使用を比較的長い時間阻止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、RAIDサブシステム上のデータのコピーをより迅速に生成するシステム及び方法が必要とされる。コピーを生成する方法及びシステムがシステム性能に及ぼす影響が比較的小さいことが望ましい。本発明はこうしたニーズに応えるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、RAIDデータ記憶システム内の複数のドライブのソース・ドライブの一部のバックアップを提供する方法及びシステムを提供する。ソース・ドライブの一部は複数のセグメントを含む。本方法及びシステムは、ソース・ドライブを複数のドライブのターゲット・ドライブに関連付けるステップと、複数のセグメントのコピーをターゲット・ドライブ上に提供するステップとを含む。コピーは、複数のセグメントのコピーを提供するステップの間に、ソース・ドライブ及びターゲット・ドライブへの入出力が可能なように提供される。
【0007】
ここで開示されるシステム及び方法に従い、本発明はコピーの間に、ユーザがソース・ドライブまたはターゲット・ドライブに読み書きすることを可能にする。従って、ユーザにとってコピー・プロシージャは比較的瞬時に思われる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明はRAIDデータ記憶サブシステムの改善に関する。以下の説明は、当業者が本発明を使用することを可能にするために提供され、また特許出願及びその要求の状況において提供される。当業者であれば、好適な実施例の様々な変更が容易に明らかとなり、ここでの総称的な原理は他の実施例にも当てはまる。従って、本発明はここで示される実施例に制限されるものではなく、ここで述べられる原理及び特徴に従う広い範囲を許容するものである。
【0009】
図1は、RAIDサブシステム20がデータ記憶装置として使用されるネットワーク10のブロック図である。明瞭化のために、システム10及びRAIDサブシステム20の一部の機構だけが示される。コンピュータ・システム10は、ネットワーク・クライアント14、16及び18をサービスするサーバ12を含む。サーバ12は、メモリ15上に存在し、サーバ12を管理するオペレーティング・システム13を含む。サーバ12はまた、データへの高速アクセスのためのキャッシュ17及びプロセッサ19を含み、プロセッサ19はオペレーティング・システム13及び他のアプリケーション(図示せず)、並びに他のオペレーションを実行する。RAIDサブシステム20はRAID制御装置21、及びディスク・ドライブ30、32、34及び36を含む。4つのドライブ30、32、34及び36が示されるが、別の数のドライブも使用され得る。一般に、バイトまたはバイト・グループが、ドライブ30、32、34及び36に渡り分散される(これをストライピングと呼ぶ)。RAID制御装置21はプロセッサ22、メモリ24、及びRAIDキャッシュ26を含む。メモリ24は、RAID制御装置21を操作するプログラム命令を記憶する不揮発性メモリを含み得る。クライアント14、16または18が、RAIDサブシステム20内のドライブ30、32、34または36の1つにより記憶されるデータを使用したい場合、データの一部がキャッシュ17に取り出される。次に、クライアント14、16または18の1つを操作するユーザが、キャッシュ17に記憶されるデータを変更または読出し得る。
【0010】
RAIDサブシステム20を使用することにより、システム10のための大量のデータが比較的安価に記憶され得る。ドライブ30、32、34及び36に渡ってデータを分散するすなわちストライピングは、データの高速アクセスを可能にする。更に、RAID1、RAID2、RAID3、RAID4、RAID6またはRAID10を使用することにより耐故障性が達成され得る。従って、RAIDサブシステム20が有用である。
【0011】
RAIDサブシステム20により記憶されるデータのコピーを作成することが好ましい。例えば、RAIDサブシステム20により記憶されるデータをバックアップすることが望ましい。図2は、RAIDサブシステム20に記憶されるデータのコピーを提供するための従来の方法40を示す。ステップ42で、ソース・ドライブ上にコピーされるファイルが閉じられる。例えば、ドライブA30上のデータがコピーされる場合、そのデータを保持するドライブA上のファイルが、ステップ42で閉じられる。従って、孤立したソース・ドライブ上に記憶されるデータのブロックは読み書きできなくなる。これはコピーの間に保持されるデータの一貫したピクチャを可能にする。次にステップ44で、ソース・ドライブの一部がコピーされる。コピーが完了するとステップ46で、ソース・ドライブ上のデータのブロック、従ってコピーされるファイルが解放される。すなわち、一旦コピーが完了すると、ソース・ドライブ上のデータが変更または読出し可能になる。このようにして、ソース・ドライブの一部またはソース・ドライブ全体のコピーが提供され得る。
【0012】
図2に示される従来方法は機能するが、当業者であれば、サーバ12がコピーの間に、ソース・ドライブからコピーされるファイルへのアクセスを阻止されることが容易に理解できよう。多くのシステムでは、大量のデータをコピーすることが所望される。例えば、ドライブ全体がバックアップされたり、コピーされるファイルが非常に大きなデータベースであったりする。こうしたデータがコピーされる場合、ファイルがかなり長い期間閉じられることになり、この間、サーバ12はそのファイルをアクセスできない。従って、ユーザはコピーの間にソース・ドライブの読み書きができなくなる。しかしながら、ネットワーク10のユーザはしばしば、ファイルに記憶されるデータを使用したいと思う。例えば、コピーされるファイルが、1つ以上のクライアント14、16または18及びサーバ12により、頻繁にアクセスされる大きなデータベースの場合、多くのユーザがコピーの間にこのファイルをアクセスしたいと思うであろう。コピーの間にこのデータへのアクセスを拒絶することは、サーバ12がクライアント14、16及び18に所望の情報を提供する能力を妨げる。
【0013】
本発明は、RAIDデータ記憶システム内の複数のドライブのソース・ドライブの一部をバックアップするための方法及びシステムを提供する。ソース・ドライブの一部は複数のセグメントを含む。本方法及びシステムは、ソース・ドライブを複数のドライブのターゲット・ドライブに関連付けるステップと、複数のセグメントのコピーをターゲット・ドライブ上に提供するステップとを含む。コピーは、複数のセグメントのコピーを提供するステップの間に、ソース・ドライブ及びターゲット・ドライブへの入出力が可能なように提供される。
【0014】
本発明は、特定の要素を使用するネットワークに関して述べられるが、当業者であれば、この方法及びシステムが、ネットワーク以外の異なるコンポーネント及び環境を有する他のシステムにおいても、効果的に作用することが容易に理解できよう。本発明はまた、バックアップを提供する状況においても述べられる。しかしながら、本発明は他の目的のためにコピーを提供するためにも使用され得る。更に、本発明はあるドライブの一部または全部のコピーを提供するか、複数のドライブのコピーを提供することができる。
【0015】
本発明に従う方法及びシステムを詳述するために、図3を参照すると、データのコピーを迅速に提供するために使用されるシステム100の1実施例が示される。本発明に従う方法及びシステムは、ネットワーク10及びRAIDサブシステム20などの、RAIDサブシステムを使用するシステムと共に使用される。システム100は、一貫性マシン120に接続されるコピー・エンジン110、及びメタデータ130を含む。コピー・エンジン110、一貫性マシン120、及びメタデータ130は、好適にはRAID制御装置21上に存在する。例えば、メタデータ130は好適には、RAID制御装置21の不揮発性メモリ24内に存在する。コピー・エンジン110は所望のデータをバックグラウンドでコピーする。コピーが開始されるほとんど直後にコピーされるファイルがサーバによりアクセスされ得る。従って、データのコピーがコピー・エンジン110により提供される間、コピーされるファイルがアクセスされて使用され得る。一貫性マシン120は、コピー・プロセスまたはデータの使用に悪影響を及ぼすことなく、コピーされるファイルへのデータの読み書きを保証する。メタデータ130は、コピーされるデータの変更を追跡するために使用される。
【0016】
図4は、本発明に従い、RAIDサブシステム20上にデータを迅速にコピーするための方法のハイレベル・フロー図を示す。図4は、図1及び図4を参照しながら述べられる。コピーされるデータは、RAIDサブシステム20内のドライブ30、32、34または36の一部上に存在する。データのコピー元のドライブ30、32、34または36は、ソース・ドライブである。データのコピー先のドライブ30、32、34または36は、ターゲット・ドライブである。好適な実施例では、ターゲット・ドライブは、システム10により認識される任意のドライブである。ステップ202で、ソース・ドライブがターゲット・ドライブに関連付けられる。従って、コピー・エンジン110、一貫性マシン120、及びメタデータ130は、コピーされるデータの位置、並びにデータが提供される位置を理解する。次にステップ204で、ソース・ドライブ上のデータがターゲット・ドライブにコピーされる一方、コピーの間にソース・ドライブ及び好適な実施例ではターゲット・ドライブへの入出力を可能にする。好適な実施例では、ステップ204は、ソース・ドライブ上のデータをブロック毎にコピーするステップを含む。しかしながら、別の実施例では、コピーされるデータが任意のサイズの断片にセグメント化される。好適な実施例では、ステップ204で提供されるデータのコピーが、ほぼコピーが開始した瞬間に存在するデータである。しかしながら、更に別の実施例では、コピーがコピー・プロシージャの間にデータに成される一部のまたは全ての変更を含む。コピー・ステップ204は、図2に示される方法40のステップ44を使用する従来のコピーよりも、もっと時間がかかるであろう。しかしながら、図4を再度参照すると、コピー・ステップ204はサーバ及びユーザにとって極めて高速に思われる。なぜなら、コピーされるデータへのアクセスが非常に迅速に許可されるからである。好適な実施例では、ステップ204は、ほとんどコピーの開始直後に、コピーされるデータへのアクセスを可能にする。
【0017】
図5は、RAIDサブシステム20を含むシステム10などのシステムにおいて、データのコピーを迅速に提供する本発明に従う方法210の詳細フロー図である。図5は、図1及び図5を参照しながら説明される。ステップ212で、ソース・ドライブがターゲット・ドライブに関連付けられる。ステップ212は、図4の方法200のステップ202に類似する。従って、ソース及びターゲット・ドライブが定義され、RAIDサブシステム20がソース及びターゲット・ドライブを知らさせる。
【0018】
ステップ214で、ソース・ドライブのためのキャッシュ・データが、ソース・ドライブにコミットされる。好適な実施例では、ステップ214はキャッシュ17内のデータ、及びソース・ドライブ上に記憶されるキャッシュ26内のデータをソース・ドライブにコミットするステップを含む。ステップ214の間、ソース・ドライブからコピーされるファイルへの入出力は存在しない。従って、好適な実施例では、ステップ214は、キャッシュ・データがコミットされる間、コピーされるデータを含むソース・ドライブ上のファイルを一時的に閉じるステップを含む。一旦キャッシュ・データがコミットされると、ファイルが再度開かれて使用可能になる。従って、好適な実施例では、ステップ214は、一旦キャッシュ・データがソース・ドライブにコミットされると、コピーされるデータを含むファイルを開くステップを含む。また、好適な実施例では、ステップ214はサーバ12上のオペレーティング・システム13を用いて実行される。
【0019】
次にステップ216で、RAID制御装置21がコピー・プロセスを開始するように命令される。好適な実施例では、ステップ216は、"スナップショット作成"コマンドをRAID制御装置21に提供するステップを含む。次にステップ218で、ソース・ドライブ上のデータがターゲット・ドライブ上にコピーされ、コピーの間、ソース・ドライブ及び好適な実施例ではターゲット・ドライブへの入出力を可能にする。ステップ218は、図4の方法200のステップ204に類似する。好適な実施例では、コピー・ステップ218は、RAID制御装置21上のコピー・エンジン110、一貫性マシン120、及びメタデータ130を用いて実行される。
【0020】
図6及び図7は、ソース・ドライブの一部のコピーをターゲット・ドライブに提供する間、ソース・ドライブ及び好適な実施例ではターゲット・ドライブへの入出力を可能にする方法250の好適な実施例の詳細フロー図である。従って、方法250は、図4または図5に示される方法200または方法210のそれぞれステップ204または218を実行するために使用され得る。方法250はデータの"ブロック"に関連して述べられるが、データの任意のセグメントが使用され得る。
【0021】
方法250がステップ251で開始後、ステップ252で第1のブロックが現ブロックとしてセットされる。ステップ254で、この現ブロックがソース・ドライブからターゲット・ドライブにコピーされる。ステップ254は好適には、データの構成もターゲット・ドライブにコピーされるように、ブロックをコピーするステップを含む。従って、ディレクトリ、サブディレクトリ、及びファイルのコピーが、ユーザにとってターゲット・ドライブ上の期待される位置に現れるべきである。次にステップ256で、そのブロックのためのメタデータ130の一部が更新される。好適には、メタデータ130は、コピーされる各ブロックのタグを含む。従って、ステップ256は好適には、そのブロックがコピーされたことを示すようにタグを更新するステップを含む。次にステップ258で、更にコピーすべきブロックが存在するか否かが判断される。存在しない場合、ステップ259でコピーが終了する。しかしながら、更にコピーされるブロックが残っている場合、ステップ260で、まだコピーされていない次のブロックが現ブロックとしてセットされる。ステップ254乃至少なくともステップ260は、ソース・ドライブの所望の部分がコピーされるまで繰り返される。また、ステップ254乃至ステップ260は、好適には、コピー・エンジン110によりバックグラウンドで実行される。従って、ステップ254乃至ステップ260は、ユーザにとって透過的である。
【0022】
ステップ254乃至ステップ260によるコピーに加え、ソース及びターゲット・ドライブへの入出力が許可される。従ってステップ262で、ソースまたはターゲット・ドライブに対する読出しまたは書込み要求が、横取りされる。好適な実施例では、一貫性マシン120がステップ262を実行する。次にステップ264で、要求が読出し要求か否かが判断される。要求が読出し要求の場合、ステップ266で、要求されるブロックがソース・ドライブから読出されるか否かを判断する。肯定の場合、次にステップ268で、要求ブロックがソース・ドライブから読出される。ステップ266で、読出し要求がソース・ドライブに対するものでないと判断されると、読出し要求はターゲット・ドライブ上に記憶されるコピーに対するものである。次にステップ270で、要求ブロックが既にターゲット・ドライブにコピーされたか否かが判断される。好適な実施例では、ステップ270は、要求ブロックに対するメタデータ130内のタグの状態を判断することにより実行される。ブロックがまだコピーされていない場合、データは変更されずにソース・ドライブ上に存在する。従って、読出されるブロックがコピーされていない場合、ステップ272で、読出し要求がソース・ドライブに転送される。従ってステップ268で、ブロックがソース・ドライブから読出される。ステップ270で、ブロックが既にコピーされたと判断されると、ステップ274で、データがターゲット・ドライブから読出される。ステップ268、272または274での読出しの完了後、方法250はステップ262に戻り、次の要求を横取りする。
【0023】
ステップ264で、要求が読出し要求でないと判断される場合、要求は書込み要求である。従って、要求はソース・ドライブ上のデータを記憶するブロックを変更しようとしている。ステップ276で、変更されるブロックが既にターゲット・ドライブにコピーされたか否かが判断される。ブロックがコピーされた場合、ステップ278で、ブロックは単に変更される。なぜなら、既にコピーされたブロックの変更はブロックを変更することにより、コピー・プロシージャに悪影響を及ぼさないからである。しかしながら、変更されるブロックがまだターゲット・ドライブにコピーされていないと判断される場合、ステップ280で、ブロックがターゲット・ドライブにコピーされる。次にステップ282で、ブロックがコピーされたことを示すために、それらのブロックに対するメタデータ130内のタグが更新される。次にステップ284で、ソース・ドライブ上の所望のブロックが書込まれる。次に方法250はステップ262に戻り、追加の読出しまたは書込み要求を横取りする。明示的に示されないが、方法250の間にエラーが発生した場合、方法250は終了する。
【0024】
図8乃至図11は、コピーが開始された後の様々な時刻、例えば方法210のステップ216における、メタデータ130、ソース・ドライブ、及びターゲット・ドライブの状態を示す。図8を参照すると、コピー・プロシージャが丁度開始された時刻t0における状態300が示される。ソース・ドライブ310及びターゲット・ドライブ330が定義される。メタデータ、すなわちコピーされる6つのブロック311乃至316のタグ320が決定される。ここで各ブロックは、それぞれデータa、b、c、d、e及びfを有する。タグ320もまた決定される。ブロックa311乃至ブロックf316に対応するタグ321乃至326は、0としてセットされる。なぜなら、ブロック311乃至316のいずれもコピーされていないからである。
【0025】
図9は、ソース・ドライブ310内の第1のブロック311が、ターゲット・ドライブ330内の第1のブロック331にコピーされた時刻t1における、ソース・ドライブ310、タグ320、及びターゲット・ドライブ330の状態300'を示す。従って、第1のブロック311に対するタグ321が、1に変更される。この変更は、第1のブロック311がコピーされた事実を反映する。残りのブロック312乃至316はコピーされていないので、対応するタグ322乃至326は0のままである。
【0026】
図10は、第4のブロック314への書込み要求が受信され、方法250に従い処理された時刻t2(>t1)における、ソース・ドライブ310、タグ320及びターゲット・ドライブ330の状態300''を示す。t2>t1なので、ソース・ドライブ310内の第1のブロック311は、ターゲット・ドライブ330内の第1のブロック331にコピーされており、対応するタグ321は1である。ソース・ドライブ310上の第4のブロック314は、書込み要求のために、データd'を保持するように変更されている。しかしながら、第4のブロック314内のデータが変更される前に、第4のブロック314はターゲット・ドライブ330上の第4のブロック334にコピーされる。従って、ターゲット・ドライブ330は、変更前の第4のブロック334のデータdを含む。更に、第4のブロック314のタグ324は、第4のブロック314がターゲット・ドライブ330にコピーされたことを反映するように変更される。従って、ソース・ドライブ310のコピーが継続するとき、第4のブロック314はターゲット・ドライブ330に再コピーされる必要がない。代わりに、追加の書込み要求の介入が存在しない場合、第2のブロック312、第3のブロック313、第5のブロック315及び第6のブロック316が、順次コピーされる。
【0027】
図11は、第4のブロックへの第2の書込み要求が受信され、方法250に従い処理された時刻t3(>t2)における、ソース・ドライブ310、タグ320及びターゲット・ドライブ330の状態300'''を示す。ソース・ドライブ310上の第4のブロック314は、書込み要求のために、データd''を保持するように変更される。第4のブロック314のタグ324は、第4のブロック314が既にターゲット・ドライブの第4のブロック334にコピーされたことを示すので、第4のブロック314は再コピーされない。第4のブロック314は、代わりにデータd''を保持するように変更される。ターゲット・ドライブ330のブロック334は依然、あらゆる変更前の第4のブロック314のデータdを含む。従って、メタデータ130内のタグ320はデータの変更を追跡する。コピー・エンジン110及び一貫性マシン120は、所望の時刻におけるソース・ドライブ310の所望の部分のコピーが、ターゲット・ドライブ330に提供されることを保証し、また所望の位置への入出力がコピーの間に提供されることを保証する。
【0028】
システム10及び方法200、210または250を使用することにより、ソース・ドライブの一部または全部のコピーが、実質的に瞬時に提供されるように思われる。ソース・ドライブへの入出力が提供されない唯一の時間は、方法210のステップ214により、キャッシュ・データがソース・ドライブにコミットされる間である。それ以外では、コピーがバックグラウンドで提供される間、データがソース・ドライブまたはターゲット・ドライブから読出される。更に、ソース・ドライブ及びターゲット・ドライブへの入力が許可され得る。好適な実施例では、変更されるソース・ドライブの一部が、最初にターゲット・ドライブにコピーされるように保証される。従って、コピーが要求されたほぼ瞬間にターゲット・ドライブ上のコピーがソース・ドライブのイメージを保存する。しかしながら、別の実施例では、コピーの間のソース・ドライブの更新が、ターゲット・ドライブに提供されるコピーに反映されても良い。いずれの実施例においても、メタデータ130はコピーの間に実施される変更を追跡するために使用される。従って、RAID制御装置21はデータの変更を追跡し、一貫性マシン120を用いて、ソース・ドライブ上のデータ及びターゲット・ドライブ上のコピーが、期待されるものと矛盾しないように保証する。更に、ステップ254乃至ステップ260は、コピーされる全てのブロックに対して提供されるように述べられたが、ソース・ドライブ上のブロックの一部だけがコピーされても良い。例えば、ステップ276乃至ステップ284が、特定の期間内に変化するブロックだけをコピーするために使用され得る。
【0029】
従って、ソース・ドライブの所望の部分のコピーが迅速に提供され得る。換言すると、サーバ12及びユーザがほとんど瞬時にコピーをアクセスすることができ、またソース・ドライブ内のデータを変更できる。これはたとえコピーが完了していない場合にも当てはまる。従って、本発明は大きなファイルのコピーが所望されるシステムにおいて格別の有用性を見いだす。コピーの間に入出力が許可され、一貫性が管理されるので、コピーが提供されている時間全体を通じてファイルが閉じられる必要がない。代わりに、キャッシュ17及びキャッシュ26内のデータがソース・ドライブにコミットされる間の、ほんの短い時間だけファイルがアクセス不能になる。それ以後は、ユーザはソース・ドライブ上のデータを変更でき、またターゲット・ドライブ上のコピーをアクセスできる。従って、ユーザはかなり長い期間、データへのアクセスを拒否されない。
【0030】
以上、RAIDサブシステム上のデータのコピーを迅速に提供するための方法及びシステムについて開示した。好適な実施例では、コピーがかなり瞬時に提供される。本発明は図示の実施例に従い述べられてきたが、当業者であれば、これらの実施例の変形が存在し、これらの変形が本発明の趣旨及び範囲内に含まれることが容易に理解できよう。従って、多くの変更が当業者により、本発明の趣旨及び範囲から逸れることなく実施され得る。
【0031】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
【0032】
(1)RAIDデータ記憶システム内の複数のドライブのソース・ドライブの一部のコピーを提供する方法であって、前記ソース・ドライブの一部が複数のセグメントを含むものにおいて、
a)前記ソース・ドライブを前記複数のドライブのターゲット・ドライブに関連付けるステップと、
b)前記複数のセグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブ上に提供するステップと
を含み、前記複数のセグメントのコピーを提供するステップの間に、前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブへの入出力を可能にする、方法。
(2)前記ステップb)が、
b1)前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記複数のセグメントの各々がコピーされたか否かを示すステップと、
b2)前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記複数のセグメントの各々の変更を追跡するステップと
を含む、前記(1)記載の方法。
(3)前記ステップb1)が、
b1i)前記複数のセグメントの各々に関連付けられ、前記セグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブに提供されたか否かを示すメタデータを提供するステップを含む、前記(2)記載の方法。
(4)前記ステップb)が、
b1)前記複数のセグメントのあるセグメントの読出しが要求され、該セグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブ上に提供されていないことが示される場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
b2)前記セグメントの読出しが要求され、前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されていない場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
b3)前記セグメントの読出しが要求され、前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されており、変更が所望される場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
b4)前記セグメントの読出しが要求され、前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されており、変更が所望されない場合、前記セグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブから提供するステップと
を含む、前記(1)記載の方法。
(5)前記ステップb)が、
b1)前記ソース・ドライブから前記複数のセグメントのあるセグメントが変更され、前記セグメントのコピーがまだ提供されていない場合、前記セグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブに提供し、前記セグメントの前記コピーが提供されたことを示し、前記ソース・ドライブ内の前記セグメントを変更するステップと、
b2)前記ソース・ドライブから前記複数のセグメントのあるセグメントが変更され、前記セグメントのコピーが既に提供された場合、前記ソース・ドライブ内の前記セグメントを変更するステップと
を含む、前記(1)記載の方法。
(6)前記ステップb)が、
b3)前記セグメントの読出しが要求され、該セグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブ上に提供されていないことが示される場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
b4)前記セグメントの読出しが要求され、前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されていない場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
b5)前記セグメントの読出しが要求され、前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されており、変更が所望される場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
b6)前記セグメントの読出しが要求され、前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されており、変更が所望されない場合、前記セグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブから提供するステップと
を含む、前記(5)記載の方法。
(7)前記RAIDデータ記憶システムが複数のディスクに接続されるキャッシュを含み、前記キャッシュが、前記ソース・ドライブの一部に提供されるデータを含むことができるものにおいて、
c)前記コピーを前記ターゲット・ドライブに提供するステップb)の開始前に、前記キャッシュ内のデータを前記ソース・ドライブにコミットするステップを含む、前記(1)記載の方法。
(8)RAIDデータ記憶システム内の複数のドライブのソース・ドライブの一部のコピーを提供するシステムであって、前記ソース・ドライブの一部が複数のセグメントを含むものにおいて、
前記ソース・ドライブに関連付けられ、前記複数のセグメントのコピーを記憶するターゲット・ドライブと、
前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブに接続され、前記複数のセグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブ上に提供するコピー・エンジンと、
前記コピー・エンジンに接続され、前記複数のセグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブに提供されたか否かの指示を含むメタデータと
を含み、前記コピー・エンジンが前記複数のセグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブに提供する間に、前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブへの入出力を可能にする、システム。
(9)前記メタデータが前記複数のセグメントに対応する複数のエントリを含み、前記エントリが、対応する前記セグメントが前記ターゲット・ドライブにコピーされたか否かを示す、前記(8)記載のシステム。
(10)前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブに接続され、書込み要求に応答して、前記複数のセグメントのあるセグメントを変更するための書込み要求を横取りする一貫性マシンを含み、前記一貫性マシンが、
前記セグメントのコピーがまだ前記ターゲット・ドライブに提供されていない場合、前記コピーを前記ターゲット・ドライブに提供するステップと、
前記セグメントのコピーがまだ提供されていない場合、前記コピーが提供されたことを示すステップと、
前記コピーが提供された後、前記ソース・ドライブ内の前記セグメントを変更するステップと
を含む、前記(8)記載のシステム。
(11)前記要求に応答して、前記セグメントのコピーが提供された場合、前記一貫性マシンが前記ソース・ドライブ内の前記セグメントを変更する、前記(10)記載のシステム。
(12)前記一貫性マシンが前記セグメントの読出し要求を横取りし、前記読出し要求に応答して、
前記セグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブ上に提供されていないことが示される場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されていない場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されており、変更が所望される場合、前記セグメントを前記ソース・ドライブから提供するステップと、
前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記セグメントが変更されており、変更が所望されない場合、前記セグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブから提供するステップと
を含む、前記(11)記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】RAIDデータ・サブシステムを含むシステムのブロック図である。
【図2】RAIDデータ・サブシステム内のディスク・ドライブからデータをコピーする従来方法のフロー図である。
【図3】RAIDサブシステム内のデータのコピーを迅速に提供するための、本発明によるシステムのブロック図である。
【図4】RAIDサブシステム内のドライブ上に存在するデータのコピーを迅速に提供する方法のハイレベル・フロー図である。
【図5】RAIDサブシステム内のドライブ上に存在するデータのコピーを迅速に提供する方法の詳細なフロー図である。
【図6】RAIDサブシステム内のドライブ上に存在するデータのコピーを迅速に提供する方法の好適な実施例の詳細なフロー図である。
【図7】RAIDサブシステム内のドライブ上に存在するデータのコピーを迅速に提供する方法の好適な実施例の詳細なフロー図である。
【図8】ソース・ドライブのコピーが形成されるときの、ソース及びターゲット・ドライブのメタデータのブロック図である。
【図9】ソース・ドライブ上の第1のブロックのコピーが形成された直後の、ソース及びターゲット・ドライブのメタデータのブロック図である。
【図10】コピーされなかったファイルが変更された直後の、ソース及びターゲット・ドライブのメタデータのブロック図である。
【図11】コピーされたファイルが変更された直後の、ソース及びターゲット・ドライブのメタデータのブロック図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク
12 サーバ
13 オペレーティング・システム
14、16、18 クライアント
15、24 メモリ
17、26 キャッシュ
19、22 プロセッサ
20 RAIDサブシステム
21 RAID制御装置
30、32、34、36 ディスク・ドライブ
100 システム
110 コピー・エンジン
120 一貫性マシン
130 メタデータ
200、210、250 方法
300、300'、300''、300''' 状態
310 ソース・ドライブ
330 ターゲット・ドライブ
320、321、322、323、324、325、326 タグ

Claims (6)

  1. RAIDデータ記憶システム内の複数のドライブのソース・ドライブの一部のコピーを提供する方法であって、前記ソース・ドライブの一部が複数のセグメントを含むものにおいて、
    a)前記ソース・ドライブを前記複数のドライブのターゲット・ドライブに関連付けるステップと、
    b)前記複数のセグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブ上に提供するステップとを含み、
    前記ステップb)がさらに、
    サーバから前記複数のセグメントのうちの1つのセグメントが読出しのために要求され、かつ前記ソース・ドライブの読出しを行う場合には、前記ソース・ドライブから前記サーバに前記セグメントを提供するステップ(264、266、268)と、
    前記セグメントが読出しのために要求され、かつ前記コピーを提供するステップが開始されて以来、すでにコピー済みでない場合、前記ソース・ドライブから前記サーバに前記セグメントを提供するステップ(264、270、272)と、
    前記セグメントが読出しのために要求され、かつ前記コピーを提供するステップが開始されて以来、すでにコピー済みである場合、前記ターゲット・ドライブを読出して前記サーバに前記セグメントのコピーを提供するステップ(264、270、274)と
    前記セグメントが書込のために要求され、かつ前記コピーを提供するステップが開始されて以来、すでにコピー済みである場合には、前記ソース・ドライブを更新するステップ(264、276、278)と、
    前記セグメントのコピーがまだ前記ターゲット・ドライブに提供されていない場合には、前記コピーを前記ターゲット・ドライブに提供するステップ(264、276、280)と、
    前記セグメントのコピーが提供された場合には、前記コピーが提供されたことを示すステップ(282)と、
    前記コピーが提供された後に、前記ソース・ドライブ内の前記セグメントを変更するステップ(284)とを実行する、
    前記複数のセグメントのコピーを提供するステップの間に、前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブへの入出力を許可する方法。
  2. 前記ステップb)が、b1)前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記複数のセグメントの各々がコピーされたか否かを示すステップと、b2)前記コピーを提供するステップが開始されて以来、前記複数のセグメントの各々の変更を追跡するステップとを含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記ステップb1)が、b1i)前記複数のセグメントの各々に関連付けられ、前記セグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブに提供されたか否かを示すメタデータを提供するステップを含む、請求項2記載の方法。
  4. 前記RAIDデータ記憶システムが複数のディスクに接続されるキャッシュを含み、前記キャッシュが、前記ソース・ドライブの一部に提供されるデータを含むことができるものにおいて、c)前記コピーを前記ターゲット・ドライブに提供するステップb)の開始前に、前記キャッシュ内のデータを前記ソース・ドライブにコミットするステップを含む、請求項1記載の方法。
  5. RAIDデータ記憶システム内の複数のドライブのソース・ドライブの一部のコピーを提供するシステムであって、前記ソース・ドライブの一部が複数のセグメントを含むものにおいて、
    前記ソース・ドライブに関連付けられ、前記複数のセグメントのコピーを記憶するターゲット・ドライブと、前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブに接続され、前記複数のセグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブ上に提供するコピー・エンジンと、
    前記コピー・エンジンに接続され、前記複数のセグメントのコピーが前記ターゲット・ドライブに提供されたか否かの指示を含むメタデータと、
    前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブに接続され、書込み要求に応答して、前記複数のセグメントのあるセグメントを変更するための書込み要求を横取りする一貫性マシンとを含み、前記一貫性マシンは、
    サーバから前記複数のセグメントのうちの1つのセグメントが読出しのために要求され、かつ前記ソース・ドライブの読出しを行う場合には、前記ソース・ドライブから前記サーバに前記セグメントを提供し、
    前記セグメントが読出しのために要求され、かつ前記コピーを提供するステップが開始されて以来、すでにコピー済みでない場合、前記ソース・ドライブから前記サーバに前記セグメントを提供し、
    前記セグメントが読出しのために要求され、かつ前記コピーを提供するステップが開始されて以来、すでにコピー済みである場合、前記ターゲット・ドライブを読出して前記サーバに前記セグメントのコピーを提供し
    前記セグメントが書込のために要求され、かつ前記コピーを提供するステップが開始されて以来、すでにコピー済みである場合には、前記ソース・ドライブを更新し、
    前記セグメントのコピーがまだ前記ターゲット・ドライブに提供されていない場合には、前記コピーを前記ターゲット・ドライブに提供し、
    前記セグメントのコピーが提供された場合には、前記コピーが提供されたことを示し、
    前記コピーが提供された後に、前記ソース・ドライブ内の前記セグメントを変更させ、
    前記コピー・エンジンが前記複数のセグメントのコピーを前記ターゲット・ドライブに提供する間に、前記ソース・ドライブ及び前記ターゲット・ドライブへの入出力を許可するシステム。
  6. 前記メタデータが前記複数のセグメントに対応する複数のエントリを含み、前記エントリが、対応する前記セグメントが前記ターゲット・ドライブにコピーされたか否かを示す、請求項5記載のシステム。
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