JP3640424B2

JP3640424B2 - Bag in carton

Info

Publication number: JP3640424B2
Application number: JP01186495A
Authority: JP
Inventors: 前毅彦備
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1995-01-27
Filing date: 1995-01-27
Publication date: 2005-04-20
Anticipated expiration: 2020-04-20
Also published as: JPH08198325A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は略直方体状のカートン内面に、可撓性内袋を貼り付けてなるバッグインカートンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、液体包装容器としてバッグインカートンが使用されている。通常、バッグインカートンのカートンは、平坦な底面及び頂面と、その間の平坦な４側面とを有する略直方体形状をなしており、内袋はカートンの４側面の内面に貼り付けられている。このバッグインカートンは、一般にジュース、酒等の粘度の低い液体包装用として使用されており、内容物を注出口から取り出す際には、内容物の排出に伴い、内袋が注出口側へ移動するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バッグインカートンの注出口はカートンの注出口取付面に設けられており、注出口は内袋の内側に位置するフランジ部を有している。注出口はフランジ部を内袋内面に溶着して取付けられており、一般に注出口は取扱い上の便宜と内袋との溶着が不十分になることがある。またこの場合は、フランジ部に底面からカートンの底部近傍等の注出口取付面の端部に取付けられている。
【０００４】
しかしながら、このように注出口を注出口取付面の端部に取付けた場合、注出口のフランジ部の一部が注出口取付面に隣接する底面に掛ってしまいフランジ部から力が加わり、このためフランジ部から注出口全体に不要な力が加わって注出口が傾いてしまうことがある。
【０００５】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、注出口を注出口取付面の端部に取付ける場合でも、注出口を安定かつ確実に取付けることができるバッグインカートンを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本願は、側面をなす注出口取付面と、この注出口取付面に境界線を介して隣接するとともに底部をなす隣接面とを有する略直方体状のカートンと、このカートンの内部に設けられた可撓性の内袋と、カートン注出口取付面に設けられるとともに、内袋の内側に位置して内袋に溶着されるフランジ部を有し、内袋およびカートンを貫通して外方に突出する注出口とを備え、前記注出口は前記注出口取付面のうち、前記カートンの底部をなす隣接面側端部に配置され、前記注出口のフランジ部は前記側面をなす注出口取付面と底部をなす隣接面との間の境界線に沿って設けられた破断線により破断していることを特徴とするバッグインカートンである。
【０００７】
【作用】
本発明によれば、注出口のフランジ部は、注出口取付面と隣接面との間の境界線に沿って破断されているので、隣接する面からフランジ部に不要な力が加わることはなくフランジ部と内袋との間の溶着が不十分となることはない。
【０００８】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【０００９】
図１乃至図５は本発明によるバッグインカートンの一実施例を示す図である。図１および図２において、バッグインカートン１は、外容器を構成する略直方体状の箱状カートン２と、その内部に収容された可撓性の内袋３とを備え、その内袋３内にインキ等の液体からなる内容物が収容されている。カートン２は、平坦な四つの側面２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄと、端面２ｅ、２ｆとを有している。
【００１０】
カートン２の側面（注出口取付面）２ａには、内袋３に連通する注出口５が取り付けられ、注出口５はキャップ６で閉じられている。この注出口５は、内袋３内に延びる筒状部（サポート材）５ａを有しており、その筒状部５ａの内袋３側端部に液体を通過させるための溝状の通路５ｂが形成されている。この通路５ｂを形成したことにより、例え、筒状部５ａの先端が内袋３で塞がれたとしても、内容物を注出口５に吸い込むことが可能である。
【００１１】
内袋３はカートン２の内面に対して一部が貼り付けられ、動かないように固定されている。すなわち、図１乃至図３に示すように、内袋３はカートン２の内面のうち、側面（注出口取付面）２ａの略全域、および側面２ａに隣接するとともに互いに対向する一対の側面２ｂ、２ｄの一部に粘着されている。図３はカートン成形用のカートンブランク２′を示しており、カートンブランク２′のパネル２ａ′，２ｂ′，２ｃ′，２ｄ′はカートン２の側面２ａ，２ｂ，２ｃ，２ｄに対応している。またパネル２ｅ′，２ｇ′，２ｈ′はカートン２の端面２ｅを構成するものである。図３において、内袋３の粘着領域９，９ａが示されている。
【００１２】
このように、カートン２の内面のうち、内袋３を側面２ａの略全域に粘着するとともに、側面２ｂ，２ｄの一部に粘着することにより、内袋３をカートン２内において堅固に固定することができる。
【００１３】
なお、側面２ｂ，２ｄに対して内袋３は、点付けにより粘着領域９ａにおいて粘着されている。注出口５から内容物を取出す際、内袋３は徐々に変形して注出口５方向へ移動するが、この場合、内袋３はまず注出口５から離れた部分から剥離し始めるので、側面２ｂ，２ｄのうち注出口５から離れた粘着領域９ａに内袋３を点付けすることにより、内袋３を側面２ｂ，２ｄから容易に剥離させることができる。側面２ｂ，２ｄにおける内袋３の粘着領域９ａは、図３に示すように正方形でもよく、また長方形でもよい。
【００１４】
次に図１乃至図３により注出口について更に詳述する。図２に示すように注出口５は、カートン２の側面２ａのうち端面２ｅ側（底部側）端部に設けられている。なお、側面２ａは境界線１８を介して端面２ｅに隣接しているが、この境界線１８はパネル２ａ′とパネル２ｅ′との境界線ともなっている（図３）。このように注出口５をカートン２の底部側端部に設けることにより、内袋３内の内容物を略全量、引抜くことができ、残量を最小限に押さえることができる。
【００１５】
また注出口５は図１（ａ）に示すように、内袋３の内側に位置するとともに内袋３の内面に溶着されるフランジ部７を有し、注出口５はフランジ部７から内袋３およびカートン２を貫通して外方へ突出している。注出口５は全体としてプラスチック製となっており、このうちフランジ部７は側面２ａと端面２ｅとの間の境界線１８に沿って設けられた破断線１９により破断している（図１（ｂ））。なお、図１（ｂ）は図１（ａ）のＢ線方向矢視図である。。
【００１６】
図１（ｂ）において、フランジ部７の破断線１９は境界線１８の内側（上方側）に位置しているが、境界線１８に一部掛っていてもよい。
【００１７】
図３において、注出口５が取付けられる注出口取付開口１５と、フランジ部７の位置関係を示す。図３に示すように、注出口取付開口１５はカートンブランク２′のパネル２ａ′に開口されるようになっており、フランジ部７は境界線１８に沿って設けられた破断線１９により破断している。このため図１に示すようにカートンブランク２′からカートン２を組立てても、フランジ部７に端面２ｅ側の内袋３から力が加わることはない。従ってフランジ部７と内袋３との溶着が不十分になったり、フランジ部７が破損したりすることはない。
【００１８】
次に、上記構成のバッグインカートン１の製造方法を説明する。まず、図３において、板紙を所定形状に打ち抜いて、カートンを成形するためのカートンブランク２′を準備する。なお、このカートンブランク２′のパネル２ａ′、２ｂ′、２ｄ′（カートン２の側面２ａ、２ｂ、２ｄとなる領域）の内面に粘着領域９，９ａが形成されている。
【００１９】
図４に示すように、カートンブランク２′の製造と並行して、フィルムを筒状に折曲げてその端縁を合掌貼りし（背シールし）、この背シールにより比較的硬質の背シール部１６を形成するとともに、所定の長さに切断した筒状フィルム３′（後工程でその上下端をシールして内袋となる）を準備する。
【００２０】
次にカートンブランク２′のパネル２ａ′、２ｂ′、２ｄ′に形成された粘着領域９に接着剤、例えば、酢酸ビニル系、アクリル共重合体系、酢酸ビニル・アクリル共重合体系、変性アクリル酸エステル共重合体系等のエマルジョン型接着剤を塗布する。また糊代２ｉ′の背面にも、接着剤が塗布される。
【００２１】
次に、図３に示すように、そのカートンブランク２′のパネル２ａ′、２ｄ′に、接着剤を利用して筒状フィルム３′を貼り付ける。次に、カートンブランク２′のパネル２ｂ′、２ｃ′を、筒状フィルム３′上に折り重ね、パネル２ｃ′と糊代２ｉ′を貼り付けて胴貼りする。以上により、組み立て前の偏平なバッグインカートンが形成される。
【００２２】
次に、偏平なバッグインカートン１は、組み立て及び充填工程に送られ、そこで角柱状に起こして組立てられる。その後カートンブランク２′と筒状フィルム３′を貫通して注出口取付開口１５（図３）が打ち抜かれ、次にフランジ部７を有する注出口５が筒状フィルム３′の内側から注出口取付開口１５に装着される。その後注出口５のフランジ部７が、筒状フィルム３′の内面に超音波シールにより溶着される。その後、筒状フィルム３′の上端がシールして閉じられる。
【００２３】
この閉じ動作は図５に示すように行われる（なお、図５では図面を分かりやすくするためにカートンの図示を省略している）。すなわち、図５（ａ）に示すように筒状フィルム３′の角筒状に開いた端部を、図５（ｂ）に示すように閉じ、その端部を水平にシールして第１シール部１０を形成する。次いで、この部分を図５（ｃ）に示すように、平担に押えて両側に三角フラップ１１を形成し、その底辺部分をシールして第２シール部１２を形成する。その後、その三角フラップ１１を図５（ｄ）に示すように、内側に折り込む。これにより、筒状フィルム３′の端部がシールされ箱状に組み立てられる。ここで、三角フラップ１１の底辺部分に第２シール部１２を形成したことにより、その三角フラップ１１に内容物が入って閉じ込められ、残量が多くなるということが無くなる。また第２シール部１２は補強効果を有しているので、内袋３をほぼ直方体状に保つ役目も果たし、内容物の吸い出し時に内袋全体をきれいに変形させることが可能となる。
【００２４】
筒状フィルム３′の上端をシールして組み立てた後、カートンブランク２′の頂部が組み立てられる。
【００２５】
その後、筒状フィルム３′の下端が、上端と同様の手順でシールされて内袋３が形成され、次に、カートンブランク２′の底部が組み立てられ、このようにしてカートン２内に内袋３を収容したバッグインカートン１が組み立てられる。カートンブランク２′の底部の組み立ての際、まずパネル２ｅ′，２ｊ′が折畳まれ、次にパネル２ｇ′，２ｈ′が折り畳まれる。カートンブランク２′の底部組み立てる場合、注出口５のフランジ部７は、境界線１８に沿って設けられた破断線１９により破断しているので、フランジ部７に端面２ｅ側の内袋３から力が加わることはない。このためフランジ部７と内袋３との間の溶着が不十分になったりフランジ部７が破損することはない。
【００２６】
なお、これらの工程は、従来行われているバッグインカートン製造技術を適用して実施できるので、製造設備等についての説明は省略する。最後に、インキ等の内容物が充填され、図２に示す状態となる。
【００２７】
内容物を満たしたバッグインカートンの使用に際しては、図２に示すように、バッグインカートンを、その注出口５が下方になる状態で印刷機等の使用機械にセットし、その注出口５に、使用機械側に設けている吸引装置のコネクタ（図示せず）を接続し、注出口５から内容物を吸引して取り出す。この際、内袋３は、側面２ｂ，２ｄの点付けされた粘着領域９ａから剥離する。内容物の吸い出しに連れて、内袋２が変形して注出口５側へ移動し、内袋３内に空気を入れることなく、吸引量が安定した状態で内容物が取り出される。そして、最終的には、内袋３の移動部分がカートン２内面に固定された残り約半分の固定部分の中にはまり込む状態となり、ほぼ全部の内容物が取り出される。
【００２８】
以上のように本実施例によれば、カートン２の側面２ａの端面２ｅ側端部に注出口５を設けた場合でも、注出口５のフランジ部７に対し端面２ｅ側の内袋３から力が加わることはないので、フランジ部７と内袋３との溶着が不十分になることはなく、またフランジ部７が破損することはない。
【００２９】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、注出口取付面に隣接する面からフランジ部に不要な力が加わることはなく、フランジ部と内袋との間の溶着が不十分となることはない。また隣接する面からフランジ部に不要な力が加わることはないので、注出口全体が当初の取付位置から傾いてしまうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるバッグインカートンの一実施例を示す注出口部分を示す図。
【図２】バッグインカートンの概略斜視図。
【図３】バッグインカートンを製造するためのカートンブランク及び筒貼りしたフィルムを示す概略平面図。
【図４】カートンブランクに貼着される筒状フィルムを示す概略平面図。
【図５】筒状フィルムをシールする状態を示す図。
【符号の説明】
１バッグインカートン
２カートン
２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ側面
２ｅ、２ｆ端面
３内袋
５注出口
５ａ筒状部
７フランジ部
９粘着領域
１６背シール部
１８境界線
１９破断線[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a bag-in carton formed by attaching a flexible inner bag to the inner surface of a substantially rectangular parallelepiped carton.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, bag-in-cartons are used as liquid packaging containers. Usually, a carton of a bag-in carton has a substantially rectangular parallelepiped shape having a flat bottom surface and a top surface and four flat side surfaces therebetween, and the inner bag is attached to the inner surface of the four side surfaces of the carton. This bag-in carton is generally used for packaging liquids with low viscosity, such as juice and liquor. When the contents are taken out from the spout, the inner bag moves to the spout side as the contents are discharged. It is supposed to be.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the spout of the bag-in carton is provided on the spout attachment surface of the carton, and the spout has a flange portion located inside the inner bag. The spout is attached with the flange portion welded to the inner surface of the inner bag. Generally, the spout may be insufficient in terms of handling convenience and welding with the inner bag. Moreover, in this case, it is attached to the end portion of the spout attachment surface such as the vicinity of the bottom portion of the carton from the bottom surface to the flange portion.
[0004]
However, when the spout is attached to the end of the spout mounting surface in this way, a part of the spout flange is hung on the bottom surface adjacent to the spout mounting surface and force is applied from the flange. Unnecessary force may be applied to the entire spout from the flange portion, and the spout may be inclined.
[0005]
The present invention has been made in consideration of the above points, and provides a bag in carton capable of stably and surely attaching a spout even when the spout is attached to an end of a spout attachment surface. With the goal.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present application is directed to a substantially rectangular parallelepiped carton having a spout mounting surface that forms a side surface, an adjacent surface that is adjacent to the spout mounting surface via a boundary line and forms a bottom, and a carton provided inside the carton. A flexible inner bag and a flange portion which is provided on the inner surface of the inner bag and is welded to the inner bag, and protrudes outward through the inner bag and the carton. A spout, and the spout is disposed at an end of the spout mounting surface adjacent to the bottom surface of the carton, and a flange portion of the spout is formed on the side of the spout mounting surface and the bottom. It is the bag in carton characterized by being fractured | ruptured by the broken line provided along the boundary line between the adjacent surfaces which comprise.
[0007]
[Action]
According to the present invention, since the flange portion of the spout is broken along the boundary line between the spout mounting surface and the adjacent surface, unnecessary force is not applied to the flange portion from the adjacent surface. The welding between the flange portion and the inner bag will not be insufficient.
[0008]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0009]
1 to 5 are views showing an embodiment of a bag in carton according to the present invention. 1 and 2, a bag-in carton 1 includes a substantially rectangular parallelepiped box-shaped carton 2 constituting an outer container, and a flexible inner bag 3 accommodated therein, and the inner bag 3 The contents made of a liquid such as ink are accommodated. The carton 2 has four flat side surfaces 2a, 2b, 2c, and 2d and end surfaces 2e and 2f.
[0010]
A spout 5 communicating with the inner bag 3 is attached to a side surface (spout attachment surface) 2 a of the carton 2, and the spout 5 is closed with a cap 6. The spout 5 has a cylindrical portion (support material) 5a extending into the inner bag 3, and a groove-shaped passage 5b for allowing liquid to pass through the inner bag 3 side end of the cylindrical portion 5a. Is formed. By forming this passage 5b, even if the tip of the cylindrical portion 5a is blocked by the inner bag 3, the contents can be sucked into the spout 5.
[0011]
A part of the inner bag 3 is attached to the inner surface of the carton 2 and is fixed so as not to move. That is, as shown in FIGS. 1 to 3, the inner bag 3 has a pair of side surfaces 2 b that are adjacent to the side surface 2 a and are opposed to each other in the substantially entire area of the side surface (outlet attachment surface) 2 a of the inner surface of the carton 2. It is adhered to a part of 2d. FIG. 3 shows a carton blank 2 'for carton molding, and the panels 2a', 2b ', 2c', 2d 'of the carton blank 2' correspond to the side surfaces 2a, 2b, 2c, 2d of the carton 2. . The panels 2e ', 2g', 2h 'constitute the end face 2e of the carton 2. In FIG. 3, adhesive regions 9 and 9 a of the inner bag 3 are shown.
[0012]
As described above, the inner bag 3 is adhered to substantially the entire side surface 2 a of the inner surface of the carton 2 and is adhered to a part of the side surfaces 2 b and 2 d, thereby firmly fixing the inner bag 3 in the carton 2. be able to.
[0013]
The inner bag 3 is adhered to the side surfaces 2b and 2d in the adhesive region 9a by scoring. When the contents are taken out from the spout 5, the inner bag 3 is gradually deformed and moves in the direction of the spout 5. In this case, the inner bag 3 starts to peel from a portion away from the spout 5. The inner bag 3 can be easily peeled from the side surfaces 2b and 2d by marking the inner bag 3 on the adhesive region 9a away from the spout 5 out of 2b and 2d. The adhesive region 9a of the inner bag 3 on the side surfaces 2b and 2d may be square as shown in FIG. 3, or may be rectangular.
[0014]
Next, the spout will be described in more detail with reference to FIGS. As shown in FIG. 2, the spout 5 is provided on the end surface 2 e side (bottom side) end of the side surface 2 a of the carton 2. The side surface 2a is adjacent to the end surface 2e via the boundary line 18. The boundary line 18 is also a boundary line between the panel 2a 'and the panel 2e' (FIG. 3). By providing the spout 5 at the bottom side end of the carton 2 in this way, the entire contents in the inner bag 3 can be pulled out, and the remaining amount can be minimized.
[0015]
As shown in FIG. 1A, the spout 5 has a flange portion 7 that is located on the inner side of the inner bag 3 and is welded to the inner surface of the inner bag 3. 3 and the carton 2 project outward. The spout 5 is made of plastic as a whole, and the flange portion 7 is broken by a break line 19 provided along a boundary line 18 between the side surface 2a and the end surface 2e (FIG. 1B). )). In addition, FIG.1 (b) is a B line direction arrow line view of Fig.1 (a). .
[0016]
In FIG. 1B, the fracture line 19 of the flange portion 7 is located on the inner side (upper side) of the boundary line 18, but may partially hang over the boundary line 18.
[0017]
In FIG. 3, the positional relationship between the spout attachment opening 15 to which the spout 5 is attached and the flange portion 7 is shown. As shown in FIG. 3, the spout attachment opening 15 is opened in the panel 2 a ′ of the carton blank 2 ′, and the flange portion 7 is broken by a break line 19 provided along the boundary line 18. ing. Therefore, even when the carton 2 is assembled from the carton blank 2 'as shown in FIG. 1, no force is applied to the flange portion 7 from the inner bag 3 on the end face 2e side. Therefore, welding between the flange portion 7 and the inner bag 3 is not insufficient, and the flange portion 7 is not damaged.
[0018]
Next, a method for manufacturing the bag-in carton 1 having the above configuration will be described. First, in FIG. 3, a paperboard is punched into a predetermined shape to prepare a carton blank 2 'for forming a carton. Note that adhesive regions 9 and 9a are formed on the inner surface of the panels 2a ', 2b' and 2d '(regions which become the side surfaces 2a, 2b and 2d of the carton 2) of the carton blank 2'.
[0019]
As shown in FIG. 4, in parallel with the manufacture of the carton blank 2 ', the film is bent into a cylindrical shape and its edges are bonded together (back-sealed). 16 is formed, and a cylindrical film 3 ′ cut into a predetermined length (the upper and lower ends thereof are sealed in the subsequent process to form an inner bag) is prepared.
[0020]
Next, an adhesive such as vinyl acetate, acrylic copolymer, vinyl acetate / acrylic copolymer, modified acrylic ester is applied to the adhesive region 9 formed on the panels 2a ', 2b', 2d 'of the carton blank 2'. Apply emulsion type adhesive such as copolymer system. An adhesive is also applied to the back surface of the margin 2i ′.
[0021]
Next, as shown in FIG. 3, a tubular film 3 'is attached to the panels 2a' and 2d 'of the carton blank 2' using an adhesive. Next, the panels 2b 'and 2c' of the carton blank 2 'are folded on the cylindrical film 3', and the panel 2c 'and the adhesive margin 2i' are pasted to form a cylinder. In this way, a flat bag-in carton before assembly is formed.
[0022]
Next, the flat bag-in carton 1 is sent to an assembling and filling process, where it is raised in a prismatic shape and assembled. Thereafter, the spout attachment opening 15 (FIG. 3) is punched through the carton blank 2 'and the tubular film 3', and then the spout 5 having the flange portion 7 is attached to the spout from the inside of the tubular film 3 '. Attached to the opening 15. Thereafter, the flange portion 7 of the spout 5 is welded to the inner surface of the tubular film 3 ′ by ultrasonic sealing. Thereafter, the upper end of the tubular film 3 'is sealed and closed.
[0023]
This closing operation is performed as shown in FIG. 5 (note that in FIG. 5, the carton is not shown for easy understanding of the drawing). That is, as shown in FIG. 5 (a), the end portion of the tubular film 3 'which is opened in a square tube shape is closed as shown in FIG. Part 10 is formed. Next, as shown in FIG. 5C, this portion is pressed flatly to form the triangular flaps 11 on both sides, and the bottom side portion is sealed to form the second seal portion 12. Thereafter, the triangular flap 11 is folded inward as shown in FIG. Thereby, the edge part of cylindrical film 3 'is sealed and assembled in a box shape. Here, since the second seal portion 12 is formed on the bottom portion of the triangular flap 11, the triangular flap 11 is trapped with the contents, and the remaining amount is not increased. Moreover, since the 2nd seal | sticker part 12 has the reinforcement effect, it also plays the role which keeps the inner bag 3 in a substantially rectangular parallelepiped shape, and it becomes possible to deform | transform the whole inner bag neatly at the time of sucking out the contents.
[0024]
After the upper end of the tubular film 3 'is sealed and assembled, the top of the carton blank 2' is assembled.
[0025]
Thereafter, the lower end of the tubular film 3 'is sealed in the same procedure as the upper end to form the inner bag 3, and then the bottom of the carton blank 2' is assembled, and thus the inner bag is placed in the carton 2. 3 is assembled. When the bottom of the carton blank 2 'is assembled, the panels 2e' and 2j 'are first folded, and then the panels 2g' and 2h 'are folded. When assembling the bottom part of the carton blank 2 ', the flange part 7 of the spout 5 is broken by a break line 19 provided along the boundary line 18, so that force is applied to the flange part 7 from the inner bag 3 on the end face 2e side. Will not be added. For this reason, welding between the flange part 7 and the inner bag 3 does not become insufficient, or the flange part 7 is not damaged.
[0026]
In addition, since these processes can be implemented by applying a conventional bag-in-carton manufacturing technique, description of manufacturing equipment and the like is omitted. Finally, the contents such as ink are filled, and the state shown in FIG. 2 is obtained.
[0027]
When using the bag in carton filled with the contents, as shown in FIG. 2, the bag in carton is set in a machine such as a printing machine in a state where the spout 5 is in the downward direction. Then, a connector (not shown) of a suction device provided on the use machine side is connected, and the contents are sucked out from the spout 5. At this time, the inner bag 3 is peeled off from the adhesive regions 9a marked with the side surfaces 2b and 2d. As the contents are sucked out, the inner bag 2 is deformed and moves toward the spout 5, and the contents are taken out in a state where the suction amount is stable without introducing air into the inner bag 3. Eventually, the moving part of the inner bag 3 is in a state where it fits into the remaining half of the fixed part fixed to the inner surface of the carton 2, and almost all the contents are taken out.
[0028]
As described above, according to the present embodiment, even when the spout 5 is provided at the end 2e side end of the side surface 2a of the carton 2, the force from the inner bag 3 on the end surface 2e side against the flange portion 7 of the spout 5 Therefore, welding between the flange portion 7 and the inner bag 3 will not be insufficient, and the flange portion 7 will not be damaged.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, unnecessary force is not applied to the flange portion from the surface adjacent to the spout mounting surface, and welding between the flange portion and the inner bag is not insufficient. . Further, since no unnecessary force is applied to the flange portion from the adjacent surface, the entire spout does not tilt from the original mounting position.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a spout portion showing an embodiment of a bag-in carton according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic perspective view of a bag in carton.
FIG. 3 is a schematic plan view showing a carton blank for producing a bag-in carton and a film with a cylinder attached thereto.
FIG. 4 is a schematic plan view showing a cylindrical film attached to a carton blank.
FIG. 5 is a view showing a state in which a cylindrical film is sealed.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Bag in carton 2 Carton 2a, 2b, 2c, 2d Side surface 2e, 2f End surface 3 Inner bag 5 Outlet 5a Tubular part 7 Flange part 9 Adhesion area | region 16 Back seal part 18 Boundary line 19 Breaking line

Claims

A substantially rectangular parallelepiped carton having a spout mounting surface that forms a side surface and an adjacent surface that is adjacent to the spout mounting surface via a boundary line and that forms the bottom;
A flexible inner bag provided inside the carton;
A carton spout mounting surface and a flange portion that is located inside the inner bag and is welded to the inner bag, and includes a spout that protrudes outward through the inner bag and the carton;
The spout is disposed at an end of the spout mounting surface adjacent to the adjacent surface forming the bottom of the carton, and the flange portion of the spout is formed of the spout mounting surface forming the side and the adjacent surface forming the bottom. A bag-in carton, which is broken by a break line provided along a boundary line therebetween.