JP3637259B2 - 動画像解析処理方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、動画像をフィルタ処理によって解析する動画像解析処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像の解析処理、例えば画像中の特定物体を解析する処理には、エッジの抽出や2値化等のフィルタ処理が用いられる。このようなフィルタ処理は従来、画素単位の処理によって実現されている。
【0003】
一方、動画像はデータ量が非常に膨大であるため、動画像データを蓄積したり伝送する場合、MPEG−1やMPEG−2,MPEG−4などの動画像符号化方式で圧縮したデータとして取り扱われることが多い。従って、動画像の解析を行う場合には、動画像復号化を行った後、再生画像信号に対してフィルタ処理を行うことになる。
【0004】
しかし、このフィルタ処理においても画素毎に処理を行う必要があるため、静止画像に比較して大きな計算量を必要とするという問題がある。例えば、よく用いられるCCIR601フォーマット(NTSC)の場合、輝度信号だけでも横720画素、縦480画素で合計345,600画素もの画素について、フィルタ処理を行わなければならない。このようなフィルタ処理は、動画像復号化処理と比較しても計算量が非常に多い。従って、フィルタ処理をソフトウェアで実現する場合、リアルタイムでの実現が困難であったり、またハードウェアで実現する場合でも回路規模が大きくなり、コスト面でも大きな負担であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来技術による動画像の解析処理では、画素毎に行うフィルタ処理に多くの計算量を必要とし、フィルタ処理をソフトウェアで実現する場合はリアルタイム性の点で問題があり、またハードウェアで実現する場合にはコスト的な負担が大きくなるという問題があった。
【0006】
従って、本発明は少ない計算量で効果的に動画像をフィルタ処理により解析することのできる動画像解析処理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の一つの態様では、動画像解析処理を動画像復号化と組み合わせて、動画像を圧縮符号化した符号化データを復号して得られた再生画像信号をフィルタ処理し、該フィルタ処理された画像信号を出力画像メモリに解析処理結果として蓄積する際、符号化データを復号して得られた単位領域毎の符号化モード情報から単位領域毎に出力画像メモリの内容を書き換えるか否かを判定し、再生画像信号のうち書き換えると判定された単位領域の画像信号のみフィルタ処理を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明の他の態様では、動画像解析処理を動画像復号化と組み合わせて、動画像を圧縮符号化する過程で生成された局部復号画像信号をフィルタ処理し、該フィルタ処理された画像信号を出力画像メモリに解析処理結果として蓄積する際、圧縮符号化の過程で生成された単位領域毎の符号化モード情報から単位領域毎に出力画像メモリの内容を書き換えるか否かを判定し、局部復号画像信号のうち書き換えると判定された単位領域の画像信号のみフィルタ処理を行うことを特徴とする。
【0009】
このようなフィルタ処理によって動画像の解析処理を行うようにすれば、出力画像メモリの内容が書き換わらない領域については、以前のフィルタ処理により得られた画像信号がそのまま解析処理結果として出力画像メモリに出力されることになる。従って、動画像復号化により得られた再生画像信号または動画像符号化時に生成された局部復号画像信号を1フレーム全体にわたってフィルタ処理を行ったのと実質的に同等の結果となり、書き換わらない領域の分だけフィルタ処理に必要な計算量を削減することができる。
【0010】
本発明におけるフィルタは、フィルタ処理として例えばエッジ抽出処理や2値化処理を行う。このようなフィルタ処理を動画像復号化または復号化と組み合わせて実施することによって、本発明では効率的に動画像のエッジ抽出処理や2値化処理を実行することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図1に、本発明の第1の実施形態に係る動画像解析装置の構成を示す。この動画像解析装置は、大きく動画像復号化部100と解析フィルタ部110の2つの部分からなっている。以下、動画像復号化部100及び解析フィルタ部110について順次説明する。なお、以下の説明はMPEG方式に基づく動画像復号化装置に本発明を適用した場合であり、単位領域はMPEG方式でいうマクロブロックに相当する。
【0012】
(動画像復号化部100について)
動画像復号化部100は、例えばMPEG方式に基づく動画像復号化装置、いわゆるMPEGデコーダであり、この動画像復号化部100には図示しないMPEGエンコーダのような動画像符号化部により動画像信号を圧縮符号化して得られた符号化データが伝送路または蓄積系を介して入力される。
【0013】
入力された符号化データは、入力バッファ101に一度蓄えられる。入力バッファ101から読み出された符号化データは、多重化分離部102により1フレーム毎にシンタクスに基づいて分離された後、可変長復号化部103に入力される。可変長復号化部103では、可変長符号化されている量子化DCT係数情報、符号化モード情報及び動きベクトル情報などの各シンタクスの情報がマクロブロック毎に復号される。なお、以降の説明で処理対象となっている単位領域であるマクロブロックを注目マクロブロックという。
【0014】
可変長復号化部103において、注目マクロブロックの符号化モードがINTRA(フレーム内符号化)ならば、可変長復号化部103から出力される符号化モード情報に従って、符号化モード切替スイッチ109がオフ状態とされる。この場合、可変長符号化部103で復号化された量子化DCT係数情報が逆量子化部104で逆量子化され、さらにIDCT部105で逆離散コサイン変換されることにより、再生画像信号が生成される。この再生画像信号は、加算器106を経由してフレームメモリ107に参照画像信号として蓄積されると共に、解析フィルタ110内のスイッチ112に入力される。
【0015】
一方、可変長復号化部103において、注目マクロブロックの符号化モードがINTER(フレーム間符号化)及びNOT_CODED(非符号化)ならば、可変長復号化部103から出力される符号化モード情報に従って、符号化モード切替スイッチ109がオン状態とされる。この場合は、可変長復号化部103で復号された予測誤差信号についての量子化DCT係数情報が逆量子化部104で逆量子化され、さらにIDCT部105で逆離散コサイン変換されることにより、予測誤差信号が生成される。
【0016】
そして、可変長復号化部103で復号化された動きベクトル情報に基づいて、動き補償部108においてフレームメモリ107からの参照画像信号について動き補償がなされ、この動き補償後の参照画像信号とIDCT部105からの予測誤差信号が加算器106で加算されることにより、再生画像信号が生成される。この再生画像信号は、フレームメモリ107に参照画像信号として蓄積されると共に、解析フィルタ110内のスイッチ112に入力される。
【0017】
(解析フィルタ部110について)
一方、解析フィルタ部110においては、動画像復号化部100内の可変長符号化部103から出力される符号化モード情報を領域書き換え判定部111に入力し、加算器106から出力される再生画像信号をスイッチ112を介してフィルタ113に入力する。
【0018】
領域書き換え判定部111では、可変長復号化部103からの符号化モード情報により各マクロブロックが符号化されている(Coded)か、符号化されていない(Not Coded)かを判定する。スイッチ112は領域書き換え判定部111の判定結果により制御され、符号化モードがCodedならば、オンとなって再生画像信号をフィルタ113に入力する。そして、このフィルタ113によりフィルタ処理された画像信号が出力画像メモリ114に書きまれる。符号化モードがNot Codedならば、スイッチ112はオフとなり、再生画像信号のフィルタ処理及び出力画像メモリ114の書き換えは行われず、出力画像メモリ114に保持されている画像信号が次段へ出力される。
【0019】
このような解析フィルタ処理を行うことにより、出力画像メモリ114の内容が書き換えられない場合は、以前にフィルタ113でフィルタ処理を行った画像信号がそのまま出力されることになる。従って、動画像復号化部100から出力された再生画像信号を1フレーム全体にわたってフィルタ処理を行ったのと同等の操作となり、Not Codedのマクロブロックの分だけフィルタ処理の計算量を削減することができる。
【0020】
[第2の実施の形態]
図2は、本発明の第2の実施形態に係る動画像解析処理装置の構成を示す。この動画像解析処理装置は、大きく動画像符号化部200と解析フィルタ部220の2つの部分からなっている。
【0021】
図2において、動画像符号化部200に入力された入力動画像信号は、まずブロック化部201でマクロブロックに分割される。各マクロブロックの入力動画像信号は減算器202に入力され、ここで予測画像信号との差分がとられて予測残差信号が生成される。この予測残差信号とブロック化部201からの入力動画像信号のいずれか一方が符号化モード選択スイッチ203によって選択され、DCT(離散コサイン変換)部204により離散コサイン変換される。DCT部204で得られDCT係数データは、量子化部205で量子化される。量子化部205で量子化されたDCT係数データは二分岐され、一方は可変長符号化部214で可変長符号化される。
【0022】
量子化部205で量子化され二分岐されたDCT係数データの他方は、逆量子化部206及びIDCT(逆離散コサイン変抜)部207により量子化部205及びDCT部204の処理と逆の処理を順次受けた後、加算器208でスイッチ211を介して入力される予測画像信号と加算されることにより、局部復号画像信号が生成される。局部復号画像信号はフレームメモリ209に蓄えられ、フレームメモリ209から動き補償部210に入力される。動き補償部210では、予測画像信号を生成するとともに、符号化モード選択部212に必要な情報を送る。また、局部復号画像信号は解析フィルタ部210内のスイッチ222にも入力される。
【0023】
符号化モード選択部212では、マクロブロック単位に動き補償部210からの予測情報Pに基づいて、フレーム間符号化を行うマクロブロックとフレーム内符号化を行うマクロブロックを選択する。フレーム内符号化(インドラ符号化)を行う場合は、符号化モード選択スイッチ情報MをAとし、スイッチ情報SをAとする。フレーム間符号化(インター符号化)を行う場合は、符号化モード選択スイッチ情報MをBとし、スイッチ情報SをBとする。符号化モード選択スイッチ203は符号化モード選択スイッチ情報Pに基づいて切り換えられ、またスイッチ211はスイッチ情報Sに基づいて切り換えられる。
【0024】
ここで、符号化モードとしてイントラ符号化モード(INTRA)、インター符号化モード(INTER)及び非符号化モード(NOT_CODED)があり、これらの符号化モードが各マクロブロック毎に対応付けられている。INTRAマクロブロックはフレーム内符号化される画像領域、INTERマクロブロックはフレーム間符号化される画像領域、NOT_CODEDマクロブロックは符号化不要の画像領域である。
【0025】
符号化制御部213は、符号化部217(動画像符号化部200のうち多重化部215より前の部分)での符号化情報と出力バッファ216のバッファ量を基に符号化部217における量子化部205での量子化ステップサイズ等のパラメータを制御する。可変長符号化部214で符号化された符号化データは、多重化部216で多重化された後、出力バッファ217で送信レートが平滑化され、伝送系または蓄積系に伝送される。
【0026】
一方、解析フィルタ部220においては、領域書き換え判定部221で可変長符号化部214から入力されてきた符号化モード情報に基づき各マクロブロックが符号化されている(Coded)か、符号化されていない(Not Coded)かを判定する。スイッチ222は領域書き換え判定部221の判定結果に基づいて制御され、符号化モードがCodedならば、オンとなって局部復号画像信号をフィルタ223に入力する。そして、このフィルタ223によりフィルタ処理された画像信号が出力画像メモリ224に書きまれる。また、符号化モードがNot Codedならば、スイッチ222はオフとなり、局部復号画像信号のフィルタ処理及び出力画像メモリ224の書き換えは行われず、出力画像メモリ224に保持されている画像信号が次段へ出力される。
【0027】
このような解析フィルタ処理を行うことにより、出力画像メモリ224の内容が書き換えられない場合は、以前にフィルタ223でフィルタ処理を行った画像信号がそのまま出力されることになる。従って、動画像復号化200で生成された局部復号画像信号を1フレーム全体にわたってフィルタ処理を行ったのと同等の操作となり、Not Codedのマクロブロックの分だけフィルタ処理の計算量を削減することができる。
【0028】
[フィルタ処理について]
次に、図1のフィルタ113及び図2のフィルタ223によるフィルタ処理の具体例について説明する。
図3は、フィルタ処理の具体的な処理の流れを示している。ここで、mとnはフレーム内の垂直方向と水平方向のマクロブロックアドレスをそれぞれ表し、またV_NMBとHNMBはフレーム内の垂直方向と水平方向のマクロブロック数を表している。
【0029】
まず、マクロブロック毎に符号化モード情報MODEの判定を行う(ステップS103)。ここで、MODEがINTRA(フレーム内符号化)、またはINTER(フレーム間符号化)ならばCodedと判定し、そのマクロブロックの再生画像信号または局部復号画像信号をフィルタ処理し、フィルタ処理した画像信号を出力画像メモリに書き込む(ステップS104)。MODEがNot Codedの場合は何も行わず、次のマクロブロックの処理に移る。
【0030】
ここで、ステップS104のフィルタ処理は、雑音除去処理やエッジ抽出処理や2値化処理等、画像処理として施すフィルタ処理であり、時間的に変動がない場合に結果に変化がないものならば、どのようなフィルタ処理でもかまわない。
【0031】
本実施形態では、例えば図4に示すようにエッジ抽出処理を行い(ステップS201)、その後に2値化処理を行う(ステップS202)例を示している。
【0032】
エッジ抽出処理には、例えば空間微分フィルタを用いる。i,jを画素の2次元メモリ上のアドレス、P(j,j)を再生画像信号または局部復号画像信号、またB(i,j)を出力画像メモリ内の画像信号とすると、水平方向及び垂直方向のエッジ抽出は、以下のようになる。
【0033】
まず、水平方向のエッジ抽出には、次式(1)の2×2の垂直方向の一次空間微分フィルタを用いる。
F(i,j)=−P(i,j)+P(i,j+1)−P(i+1,j)+P(i+1,j+1) (1)
図5(a)は式(1)のフィルタの係数を図式化したもので、左上の画素が参照画素P(i,j)となる。
【0034】
また、垂直方向のエッジ抽出には、次式(2)の2×2の水平方向の一次空間微分フィルタを用いる。
F(i,j)=−P(i,j)−P(i,j+1)+P(i+1,j)+P(i+1,j+1) (2)
図5(b)は、式(2)のフィルタの係数を図式化したもので、左上の画素が参照画素P(i,j)となる。
【0035】
また、水平、垂直及び斜め方向のエッジ抽出を同時に行うフィルタとしては、次式(3)のようなラプラシアンフィルタを使ってもよい。
Figure 0003637259
図6は、式(3)のフィルタの係数を図式化したもので、中央の画素が参照画素P(i,j)となる。
【0036】
上記のエッジ抽出フィルタ処理を行った結果F(i,j)の値は、F(i,j)の絶対値が大きい領域はエッジ部分で、逆にゼロに近い部分は平坦部分であるという性質を持つ。従って、2値化処理では次式(4)のように簡単な閾値関数で、エッジ抽出結果F(i,j)の絶対値が閾値Tより大きければ1、閾値T以下ならば0と表すことができる。
【0037】
【数1】
Figure 0003637259
【0038】
(表示例について)
次に、図7〜図10を用いて実際の画像上での本実施形態による解析処理結果の例について示す。
図7は、再生画像信号の表示画面である。
図8は、マクロブロック毎の符号化モード情報MODEがINTRA、またはINTERで、Codedマクロブロックを白色、Not Codedマクロブロックを黒色で表した図である。従って、出力画像メモリの内容が書き換わった部分は、画面上の白色の部分のみである。
【0039】
図9は、図3に示したような処理でCodedマクロブロックの部分のみ水平方向と垂直方向のエッジ抽出処理を行い、その結果を2値化処理した解析結果を示している。
【0040】
図10は、出力画像メモリの内容である。出力画像メモリのNot Codedマクロブロックの位置には、以前に処理された結果が入っているので、画面全体の2値化を行った結果が得られている。
【0041】
このように符号化モード情報を有効に使うことによって、再生画像信号または局部復号画像全体を処理することなく、部分的に処理できることから、少ない計算量でフィルタ処理を行うことができる。
【0042】
なお、本実施形態においてはフィルタ処理としてエッジ抽出処理を行い、2値化処理を行う場合の例を示したが、その他の画像処理で一般に用いられるフィルタ処理を用いた場合にも本発明は有効である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば少ない計算量で効果的にフィルタ処理を行って動画像の解析処理を行うことができ、フィルタ処理をソフトウェアで実現する場合でもリアルタイム性を確保し、またハードウェアで実現する場合には必要な回路規模を小さくして低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る動画像解析処理装置の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の第2の実施形態に係る動画像解析処理装置の構成を示すブロック図
【図3】 本発明におけるフィルタ処理の流れを示すフローチャート
【図4】 本発明におけるフィルタ処理に用いる2×2の垂直方向の一次空間微分フィルタの係数を示す図
【図5】 本発明におけるフィルタ処理に用いる2×2の水平方向の一次空間微分フィルタの係数を示す図
【図6】 本発明におけるフィルタ処理に用いるラプラシアンフィルタの係数を示す図
【図7】 本発明における再生画像信号または復号画像信号の表示例を示す図
【図8】 本発明における出力画像メモリの書き換えを行った部分の画像の表示例を示す図
【図9】 本発明における画面上のフィルタ処理を行う部分を示す図
【図10】 本発明における出力画像メモリの内容の表示例を示す図
【符号の説明】
100…動画像復号化部
101…入力バッファ
102…多重化分離部
103…可変長復号化部
104…逆量子化部
105…IDCT部
106…加算器
107…フレームメモリ
108…動き補償部
109…モード切替スイッチ
110…解析フィルタ部
111…領域書き換え判定部
112…スイッチ
113…フィルタ
114…出力画像メモリ
201…ブロック化部
202…減算器
203…モード選択スイッチ
204…DCT部

Claims (8)

  1. 動画像を圧縮符号化した符号化データを復号して得られた再生画像信号の一部をフィルタ処理し、該フィルタ処理された画像信号を出力画像メモリに解析処理結果として蓄積する動画像解析処理方法において、
    前記符号化データを復号して得られた単位領域毎の符号化モード情報から前記単位領域毎に符号化モードを判定し、前記再生画像信号のうち前記符号化モードがフレーム内符号化モードと判定された単位領域の画像信号及び符号化モードがフレーム間符号化モードと判定された単位領域の画像信号のみ前記フィルタ処理を行うことを特徴とする動画像解析処理方法。
  2. 動画像を圧縮符号化する過程で生成された局部復号画像信号の一部をフィルタ処理し、該フィルタ処理された画像信号を出力画像メモリに解析処理結果として蓄積する動画像解析処理方法において、
    前記圧縮符号化の過程で生成された単位領域毎の符号化モード情報から前記単位領域毎に前記出力画像メモリの内容を書き換えるか否かを判定し、前記局部復号画像信号のうち書き換えると判定された単位領域の画像信号のみフィルタ処理を行うことを特徴とする動画像解析処理方法。
  3. 動画像を圧縮符号化する過程で生成された局部復号画像信号の一部をフィルタ処理し、該フィルタ処理された画像信号を出力画像メモリに解析処理結果として蓄積する動画像解析処理方法において、
    前記圧縮符号化の過程で生成された単位領域毎の符号化モード情報から前記単位領域毎に符号化モードを判定し、前記局部復号画像信号のうち前記符号化モードがフレーム内符号化モードと判定された単位領域の画像信号及び符号化モードがフレーム間符号化モードと判定された単位領域の画像信号のみ前記フィルタ処理を行うことを特徴とする動画像解析処理方法。
  4. 前記フィルタ処理としてエッジ抽出処理及び2値化処理の一方の処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の動画像解析処理方法。
  5. 動画像を圧縮符号化した符号化データを復号して再生画像信号及び単位領域毎の符号化モード情報を生成する動画像復号化部と、
    前記再生画像信号をフィルタ処理するフィルタと、
    フィルタ処理された画像信号を解析処理結果として蓄積する出力画像メモリと、
    前記符号化モード情報から前記単位領域毎に符号化モードを判定する判定部とを有し、
    前記フィルタは、前記再生画像信号のうち前記判定部により前記符号化モードがフレーム内符号化モードと判定された単位領域の画像信号及び符号化モードがフレーム間符号化モードと判定された単位領域の画像信号のみ前記フィルタ処理を行うことを特徴とする動画像解析処理装置。
  6. 動画像を圧縮符号化して符号化データを出力すると共に該圧縮符号化の過程で局部復号画像信号及び単位領域毎の符号化モード情報を生成する動画像符号化部と、
    前記復号画像信号をフィルタ処理するフィルタと、
    フィルタ処理された画像信号を解析処理結果として蓄積する出力画像メモリと、
    前記符号化モード情報から前記単位領域毎に前記出力画像メモリの内容を書き換えるか否かを判定する領域書き換え判定部とを有し、
    前記フィルタは、前記復号画像信号のうち前記領域書き換え判定部により前記出力画像メモリの内容を書き換えると判定された単位領域の信号のみフィルタ処理を行うことを特徴とする動画像解析処理装置。
  7. 動画像を圧縮符号化して符号化データを出力すると共に該圧縮符号化の過程で局部復号画像信号及び単位領域毎の符号化モード情報を生成する動画像符号化部と、
    前記復号画像信号をフィルタ処理するフィルタと、
    フィルタ処理された画像信号を解析処理結果として蓄積する出力画像メモリと、
    前記符号化モード情報から前記単位領域毎に符号化モードを判定する判定部とを有し、
    前記フィルタは、前記局部復号画像信号のうち前記符号化モードがフレーム内符号化モードと判定された単位領域の画像信号及び符号化モードがフレーム間符号化モードと判定された単位領域の画像信号のみ前記フィルタ処理を行うことを特徴とする動画像解析処理装置。
  8. 前記フィルタは、前記フィルタ処理としてエッジ抽出処理及び2値化処理の一方の処理を行うことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載の動画像解析処理装置。
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