JP3637222B2 - 折畳み構造物の伸張折畳み案内装置 - Google Patents
折畳み構造物の伸張折畳み案内装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,折畳み自在に構成した仮設ハウス,物置等の折畳み構造物に関し,特にその伸張折畳み案内装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種折畳み構造物として,本発明者は,平側一対の対向壁と該対向壁にヒンジ連結するとともに一対又は複数対の壁体間にヒンジ枠を介設して相互にヒンジ連結することによって対向して蛇腹状折畳みを行なう妻側一対の折畳み壁とを備えて伸張折畳み自在に形成したものを提案済みであるが,この種折畳み構造物は,例えば仮設ハウスや工場内事務所として使用するように大型に構成したもの,壁面や屋根に断熱防音材を充填したもの,壁面に構造強度を増大するように補強フレ−ムを使用したもの等にあっては,構造物としての重量が嵩むものとなることも多く,この場合重量が重いために,スム−ズな伸張折畳みが阻害されたり,また伸張折畳み力が対向壁と折畳み壁のいずれかに集中して,力の分布が均一にならずに,ヒンジ連結部分が独自の方向に回動し,該部分の捩れを招き,同じくスム−ズな伸張折畳みが阻害されたりし,このとき折畳み構造物の構造によっては,これが平行四辺形に変形し,場合によって転倒したりする可能性もあり,従って,折畳み構造物の設置や撤去におけるスム−ズな伸張折畳みを確保し,その作業性を容易化することが,この種折畳み構造物の普及に特に不可欠である。
【0003】
本発明は,この種折畳み構造物におけるかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,重量が嵩むものを含めて,スム−ズにして安定した伸張折畳みを確保し,設置や撤去の作業性を容易且つ確実になし得るようにした折畳み構造物の折畳み案内装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題にそって本発明は,折畳み構造物の平側一対の対向壁と妻側一対の折畳み壁に,例えばこれらの土台枠をなすように支持枠を配置し,該支持枠を妻側においてそれぞれ複数に分離構成して,折畳み状態の折畳み構造物支持用の固定支持枠と,伸張折畳み案内用の回動ガイド枠とを備えたものとし,平側一対の対向壁又は妻側一対の折畳み壁下端にガイドロ−ラ−を設置して,該ガイドロ−ラ−を上記固定支持枠と回動ガイド枠間で往復移動自在とし,折畳み構造物の伸張折畳みを案内して折畳み構造物の重量を支持し,そのスム−ズにして容易且つ確実な伸張折畳みを可能とするとともに該回動ガイド枠を折畳み壁対向方向に回動して該回動ガイド枠を折畳み構造物内に収納して折畳み構造物の折畳み時に回動ガイド枠が突出して,その保管や運搬のスペ−スを大きく必要としたり,保管や運搬時にその損傷を招いたりすることなく,折畳み寸法に応じたコンパクトな保管,運搬を可能とするようにしたものであって,即ち本発明は,平側一対の対向壁と該対向壁に平面コ字状に交差突出して設けた端部袖壁にヒンジ連結するとともにそれぞれ一対又は複数対の壁体間にヒンジ枠を介設して相互にヒンジ連結することによって対向して蛇腹状折畳みを行なう妻側一対の折畳み壁とを備えて伸張折畳み自在に形成した折畳み構造物であって,上記平側一対の対向壁と妻側一対の折畳み壁の下端にこれらを支持する支持枠を配置するとともに折畳み壁配置の妻側の各支持枠を,妻側の折畳み幅に応じた所定長さにして上記一対のうち平側一方の対向壁側に位置して該平側一方の支持枠端部に交差して固定したレール部を有する固定支持枠と,該固定支持枠の先端に回動自在にヒンジ連結することによって折畳み壁の伸張折畳み方向に連続し且つ各自由端を平側他方の支持枠に固定自在としその長手方向にレール部を備えた一対の回動ガイド枠を備えて形成し,上記各端部袖壁の下端にガイドロ−ラ−を設置して,該各ガイドロ−ラ−を上記固定支持枠と回動ガイド枠間に往復移動自在とすることにより伸張折畳みを案内自在としてなることを特徴とする折畳み構造物の伸張折畳み案内装置と,これを発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下実施形態を示す図面の例によって本発明を更に具体的に説明すれば,Aは折畳み構造物であり,該折畳み構造物Aは,平側一対の対向壁1と該対向壁1に平面コ字状に交差突出して設けた端部袖壁2にヒンジ13連結するとともにそれぞれ一対又は複数対の壁体4間にヒンジ枠5を介設して相互にヒンジ13連結することによって対向して蛇腹状折畳みを行なう妻側一対の折畳み壁3とを備えて伸張折畳み自在に形成してある。
【0006】
即ち本例において折畳み構造物Aは,例えば事務所用等の仮設ハウスとして,上記対向壁1と折畳み壁3,即ち構造物の外周を囲繞する囲繞壁に加えて屋根6と床8とを備えたものとしてある。
【0007】
上記対向壁1はこれを,その両端部に折畳み壁3方向に突出した端部袖壁2を配置した平面コ字状に形成したものとしてあり,該対向壁1の各端部袖壁2に各折畳み壁3を,アルミ全面ヒンジ,ヒンジ金物等を用いてヒンジ13連結し,上記平側一対の対向壁1とのヒンジ13連結を行なうとともに,折畳み壁3は,一対の壁体4をその幅方向中央位置でそれぞれヒンジ枠5を介設して同様にアルミ全面ヒンジ,ヒンジ金物等を用いて相互にヒンジ13連結し,上記平側一対の対向壁1間で,例えば谷折りの蛇腹状折畳みを行なう1連折畳みのものとし,該谷折りの折畳みによって平側一対の対向壁1からその幅方向外側に突出することのない折畳みを行ない,折畳み構造物Aのコンパクトな折畳みを可能としたものとしてある。
【0008】
本例にあって屋根6は,これを片流れ屋根としてあり,上記一対のうち平側一対の対向壁1上端部に,平側他方の対向壁1側に向け,折畳み構造物Aの折畳み厚さに応じ又はこれよりかつ幅広とした固定屋根部7を設置し,該固定屋根部7に屋根(屋根部材)6を上記と同様にアルミ全面ヒンジ,ヒンジ金物等を用いてヒンジ13連結することにより,折畳み状態で,一対のうち平側他方の対向壁1外側に,これを被覆するように重合垂下り状の折畳みを行なうようにしてあり,また床8は,その妻側の幅方向中央位置で平側に向けて分割形成するとともにそれぞれ床部材を平側一対の各対向壁1下端部に,同様にアルミ全面ヒンジ,ヒンジ金物等を用いてヒンジ13連結することにより,平側一対の各対向壁の内側にそれぞれ重合跳ね上げ状の折畳みを行なうようにしてある。
【0009】
従って本例の折畳み構造物Aにあっては,分割形成した床(床部材)8をヒンジ13によりそれぞれ跳ね上げ状に回動し,屋根6を同様にヒンジ13により回動した後,妻側において対向する折畳み壁3を,各ヒンジ13により対向壁1間に谷折り状に回動することによって,該折畳み構造物Aの折畳みを行なうものとしてあり,またこれと逆に各折畳み壁3の引き出し状の回動,床8の転倒状の回動,屋根6の起立状の回動によって,その使用状態のための伸張を行なうものとしてある。
【0010】
折畳み構造物Aは,上記伸張折畳みに際してそのスム−ズな作業を容易且つ確実になし得るように折畳み案内装置を備えており,該案内装置は,上記平側一対の対向壁1と妻側一対の折畳み壁3の下端にこれらを支持する支持枠20,22を配置するとともに折畳み壁3配置の妻側の各支持枠22を,妻側の折畳み幅に応じた所定長さにして上記一対のうち平側一方の対向壁1側に位置して該平側一方の支持枠20に交差して固定したレール部25を有する固定支持枠23と,該固定支持枠23の先端に回動自在にヒンジ 連結することによって折畳み壁3の伸張折畳み方向に連続し且つ各自由端を平側他方の支持枠20に固定自在としその長手方向にレール部25を備えた一対の回動ガイド枠24を備えて形成し,上記各端部袖壁2の下端にガイドロ−ラ−33を設置して,該各ガイドロ−ラ−33を上記固定支持枠23と回動ガイド枠24間に往復移動自在とすることにより伸張折畳みを案内自在としてあり,これによって上記固定支持枠23と回動ガイド枠24によって折畳み構造物Aの伸張折畳みの案内と,折畳み壁3の折畳み時における対向壁1外側の残存突出を防止し得るようにしてあり,本例にあって回動ガイド枠24は,これを固定支持枠23に対するヒンジ26連結によってその回動折曲角度を1/4円以上として上記対向壁1間内側に収納自在としたものとしてある。
【0011】
即ち本例の支持枠20,22は,折畳み構造物Aの土台枠をなすように,例えばコ字状,ロ字状,I字状等適宜の断面形状の,例えば厚肉鋼板による鋼製のものとし,該支持枠20,22は,これを対向壁1及び折畳み壁3の全長に亘る長さを有して,これら対向壁1を載置固定し,折畳み壁3を部分的に載置固定するものとして構成し,このとき対向壁1配置の平側の支持枠20は,これを上記端部袖壁2部分を除き幅方向にかつ短尺とした直線状に配置して,該各対向壁1を載置固定したものとしてあり,一方折畳み壁3配置の妻側の支持枠22は,上記平側の支持枠20間において,これを2分割して,上記固定支持枠23とガイドレ−ル枠24とを備えたものとしてある。
【0012】
本例にあって固定支持枠23は,折畳み壁3の折畳み幅,即ち本例においては上記折畳み壁3における壁体4とヒンジ枠5と平側一対の対向壁1との折畳み状態の合計幅と略同長の長さを有するものとし,該固定支持枠23は,その長手方向一端を上記一対のうち平側一方,本例にあっては上記固定屋根7を設けた対向壁1側に設置して,該平側一方の対向壁1下端に配置した支持枠20端部に固定してあり,このとき該対向壁1の端部袖壁2を載置固定し,その長手方向他端を平側他方,本例にあっては上記屋根6の折畳み時にこれを重合垂下り状とする側の対向壁1の各端部に向けるように,該平側一方の対向壁1における支持枠20に,例えばL字アングル材を介したボルトナット等固定金具の固定,溶着固定等によって固定してあり,本例の固定支持枠23にあっては,その端部袖壁2部分を除く上面の長手方向全部又は先端側一部にレール部25,特に突出レール部を設けて,該固定支持枠23をレ−ル部付きのものとしてある。
【0013】
一方本例にあって一対の回動ガイド枠24は,上記対向壁1の端部袖壁2部分に至るように,直線にして同長のものとして,それぞれ上面全長にレール部25,特に上記固定支持枠23におけると同一断面形状の突出レ−ル部25を同様に設けたものとしてある。
【0014】
またこのとき本例の上記回動折曲自在とした回動ガイド枠24の自由端側の端部は,これを,上記対向枠1の支持枠20に固定自在としてあり,これによって該回動ガイド枠24を対向壁1の支持枠20に対して振れ止め支持したものとしてある。
【0015】
本例にあって,この回動ガイド枠24の固定は,その自由端,即ち非固定支持枠側の端部を,上記端部袖壁2部分を除くようにかつ短尺に設けた平側他方の対向壁1の支持枠20における長手方向端面に対して,例えばボルトナットの固定金具を用いて着脱自在に行なってあり,即ち本例の回動ガイド枠24は,その自由端側の端部にボルト30を遊嵌して備えるとともに該ボルト30を,対向壁1における支持枠20の端板21に挿通し,該端板21の内側,即ち非回動ガイド枠側でこれにナット32を螺装することにより対向壁1に対して締着固定し,該ナット32を取り外すことによってその固定を解除するようにしてあり,本例のボルト30は,その長手方向中間に抜け止めナット31を螺装してあり,該抜け止めナット31を上記端板21の外側,即ち回動ガイド枠側に位置するようにし,これにより回動ガイド枠24に遊嵌したボルト30を該回動ガイド枠24に抜け止め保持するとともに対向壁1における支持枠20の端板21に挿脱自在とし,上記ナット32の螺装による固定とその取り外しによる固定の解除を該支持枠側においてなし得るようにしてある。
【0016】
一方ガイドロ−ラ−33は,上記平側他方の対向壁1における両端部下端,本例にあって上記対向壁1の各端部袖壁2下端に配置した,上記突出レ−ル部25を受け入れる溝付きの戸車によるものとしてあり,該戸車によるガイドロ−ラ−33は,これを端部袖壁2の突出方向,即ち折畳み壁3方向に向けて回動ガイド枠24の自由端側においてその突出レ−ル部25上に係合載置し,該ガイドロ−ラ−33は,折畳み壁3の伸張折畳みに伴って回動ガイド枠24の自由端側から上記固定支持枠23との間で上記連続する突出レ−ル部25を往復移動して,折畳み構造物Aの伸張折畳みをその下端において案内するものとしてある。
【0017】
従って折畳み構造物Aにあっては,その伸張折畳みに伴って平側他方の対向壁1下端に設置したガイドロ−ラ−33が,妻側一対の折畳み壁の下端に配置した支持枠22を分離することによって構成した固定支持枠23,特にそのレ−ル部25と回動ガイド枠24とを往復移動して,折畳み構造物Aの伸張折畳みを案内し,折畳み構造物Aの重量を支持し,そのスム−ズにして容易且つ確実な伸張折畳みを可能とすることができ,回動ガイド枠24を上記平側他方の対向壁1の支持枠20に固定自在とした本例の折畳み構造物Aにおいては,その撤去のための折畳みは,上記回動ガイド枠24の固定を解除して,折畳み構造物Aを,上記ガイドロ−ラ−33を設置した平側他方の対向壁1を,平側一方の対向壁1方向に押すようにして,上記案内よって折畳み,折畳み完了後に回動ガイド枠24を回動折曲してそれぞれ一対の対向壁1間に収納するように行なえばよく,また設置のための伸張は,各回動ガイド枠を逆方向に回動折曲して,これを固定支持枠23の先端に連続するようにし,平側他方の対向壁1を引き離すようにして,同じく上記案内によって伸張し,伸張完了後に回動ガイド枠24を上記支持枠20に固定するようにすればよい。
【0018】
図中9は床8突合せ部の支持枠,10は対向壁1,折畳み壁3,屋根6及び床8の構造材,11はこれらの外装材,12は同じくこれらの内装材,14は折畳み構造物Aのクレ−ンによる搬送や設置を可能とするように,図示省略のファスナ−によって対向壁に固定する屋根面に設置したクレ−ン用のフック,15は対向壁1に設置したサッシ,ドア等の開口部材,27は折畳み壁3下端の支持枠22における固定支持枠23と回動ガイド枠24のヒンジ26連結部分に双方に亘る長さを有して回動ガイド枠24の固定支持枠23に対する直線状の連続を行なうようにした回動ガイド枠24の位置決め板,28は該位置決め板27を固定支持枠23に対接して,そのボルト29の固定をなし得るように,位置決め板27のボルト29孔の対応位置に設置した固定支持枠23側の受ナットである。
【0019】
図示した例は以上のとおりとしたが,折畳み構造物における平側一対の対向壁にヒンジ連結する妻側一対の折畳み壁を,複数対の壁体間にそれぞれヒンジ枠を介設して相互にヒンジ連結して対向した蛇腹状折畳みを行なう複数連折畳みのものとすること,該蛇腹状の折畳みを,上記谷折りのものに代えて山折りのものとすること,屋根を上記片流れ屋根に代えて切妻屋根とし,平側一対の一方の対向壁上端にヒンジ連結して,同様に回動して重合垂下り状の折畳みを行なうものとし,また陸屋根とし,平側一対の対向壁上端にヒンジ連結して,折畳み壁上のこれらの間で同様に蛇腹状折畳みを行なうものとすること,床の設置を省略して,例えば工場内設置の事務所とし,その床を兼用して使用するようにすること,平側一対の対向壁を上記端部袖壁を備えないものとし,該平側他方の対向壁の端部下端にガイドロ−ラ−を設置して,該ガイドロ−ラ−を上記と同様に固定支持枠と回動ガイド枠間で往復移動自在とすること,ガイドロ−ラ−の設置を,上記対向壁の端部下端に代えて,折畳み壁における平側他方の対向壁側端部下端に回動自在に行なうようにすること,上記回動ガイド枠を,固定支持枠にそれぞれスライド伸縮自在又は着脱自在として,同様に折畳み壁の折畳み時の残存突出を防止可能とすること等を含めて,本発明の実施に当たって,対向壁,折畳み壁,これらを備えた折畳み構造物,支持枠,その折畳み壁部分に固定支持枠及びガイドレ−ル枠,ガイドロ−ラ−,必要に応じて用いる対向壁の端部袖壁等の各具体的形状,材質,構造,数,寸法,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限りさまざまな形態のものとすることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,妻側一対の折畳み壁下端に設置したガイドローラーを,支持枠を分離構成した固定支持枠と回動ガイド枠によって往復移動自在に案内して折畳み構造物の重量を支持し,そのスム−ズにして容易且つ確実な伸張折畳みを可能とするとともに該回動ガイド枠を折畳み構造物内に収納してその折畳み時に回動ガイド枠が突出して,その保管や運搬のスペ−スを大きく必要としたり,保管や運搬時にその損傷を招いたりすることなく,折畳み寸法に応じたコンパクトな保管,運搬を可能として,設置や撤去の作業性を容易且つ確実になし得るようにした折畳み構造物の折畳み案内装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 伸張状態の折畳み構造物の斜視図である。
【図2】 折畳み状態の折畳み構造物の斜視図である。
【図3】 対向壁と折畳み壁の関係を示す伸張状態の横断面図である。
【図4】 対向壁と折畳み壁の関係を示す折畳み状態の横断面図である。
【図5】 固定屋根部と屋根部材との関係を示す部分横断面図である。
【図6】 対向壁と床との関係を示す部分横断面図である。
【図7】 平側他方の対向壁における支持枠と回動ガイド枠との関係を示す折畳み構造物のコ−ナ−下端部分の斜視図である。
【図8】 平側他方の対向壁における支持枠と回動ガイド枠との関係を示す折畳み構造物のコ−ナ−下端部分の正面図である。
【図9】 平側他方の対向壁における支持枠と回動ガイド枠との関係を示す折畳み構造物のコ−ナ−下端部分の側面図である。
【図10】 折畳み壁下端の固定支持枠と回動ガイド枠との関係を示す回動ガイド枠を回動折曲した支持枠の平面図である。
【図11】 折畳み壁下端の固定支持枠と回動ガイド枠との関係を示す回動ガイド枠を連続した支持枠の平面図である。
【図12】 折畳み壁下端の支持枠の側面図である。
【符号の説明】
A 折畳み構造物
1 対向壁
2 端部袖壁
3 折畳み壁
13 ヒンジ
20 支持枠
22 支持枠
23 固定支持枠
24 回動ガイド枠
26 ヒンジ
33 ガイドロ−ラ−
Claims (1)
- 平側一対の対向壁と該対向壁に平面コ字状に交差突出して設けた端部袖壁にヒンジ連結するとともにそれぞれ一対又は複数対の壁体間にヒンジ枠を介設して相互にヒンジ連結することによって対向して蛇腹状折畳みを行なう妻側一対の折畳み壁とを備えて伸張折畳み自在に形成した折畳み構造物であって,上記平側一対の対向壁と妻側一対の折畳み壁の下端にこれらを支持する支持枠を配置するとともに折畳み壁配置の妻側の各支持枠を,妻側の折畳み幅に応じた所定長さにして上記一対のうち平側一方の対向壁側に位置して該平側一方の支持枠端部に交差して固定したレール部を有する固定支持枠と,該固定支持枠の先端に回動自在にヒンジ連結することによって折畳み壁の伸張折畳み方向に連続し且つ各自由端を平側他方の支持枠に固定自在としその長手方向にレール部を備えた一対の回動ガイド枠を備えて形成し,上記各端部袖壁の下端にガイドロ−ラ−を設置して,該各ガイドロ−ラ−を上記固定支持枠と回動ガイド枠間に往復移動自在とすることにより伸張折畳みを案内自在としてなることを特徴とする折畳み構造物の伸張折畳み案内装置。
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