JP3635614B2 - 機械音処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機,ファクシミリあるいはプリンタなどの電子機器の機械音に関する処理を行なう機械音処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開平10−19662号には、複写機やプリンタなどの装置内で異常音が発生したときに、これを的確に操作者に報知可能にし、その後の対応処置を迅速かつ的確に実行させることを意図した自己診断装置が示されている。この自己診断装置では、装置の動作音を集音器で集音し、集音された動作音が予め設定された音レベルに達した場合に、異常音が発生したとして操作表示部に警告表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した自己診断装置では、装置内で異常音が発生したときに、それを操作者に報知するだけに過ぎず、いままでに生じた異常音に関するデータを知識として蓄えて、これを利用させるようにはなっていない。
【0004】
本発明は、複写機やファクシミリなどの電子機器で発生する機械音を検出したときに、これを知識として蓄積し、これに基づいて電子機器の故障の原因等の早期発見などを図ることの可能な機械音処理装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、音が入力する音入力部と、音入力部から入力された入力音から音響信号を検出する検出部と、検出部において検出された音響信号が音声によるものか機械音によるものかを判定する第1の判定部と、音声認識用の音声辞書と、機械音が異常音か正常音かを判定するための異常音の標準パターン,正常音の標準パターンが予め登録されている機械音辞書と、第1の判定部において音響信号が音声によるものと判定されたときに、該音響信号を音声辞書を用いて音声認識する音声認識部と、第1の判定部において音響信号が機械音によるものと判定されたときに、該機械音が異常音か正常音かを、機械音の特徴パターンと機械音辞書に予め登録されている異常音の標準パターン,正常音の標準パターンとの類似度に基づいて判定する第2の判定部と、機械音が蓄積される機械音蓄積部と、機械音を機械音蓄積部に蓄積する登録部と、機械音蓄積部に蓄積されている機械音の再生を行なう再生部とを備えており、前記第2の判定部は、機械音の特徴パターンが、過去に登録された正常音の特徴パターン,異常音の特徴パターンに対して類似度が低いときには、この機械音を、新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定するようにしており、前記第2の判定部において、機械音が新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定されたときには、前記登録部は、この新たな種類の正常音または新たな種類の異常音の特徴パターンを機械音辞書に新たに登録することを特徴としている。
【0016】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の機械音処理装置において、音声認識部の認識結果が登録要求であった場合には、登録部は、機械音を機械音蓄積部に蓄積することを特徴としている。
【0017】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の機械音処理装置において、登録部は、機械音を機械音蓄積部に蓄積するときに、音声認識部で所定の音声が認識させた場合には、該認識結果を機械音に対応させて蓄積することを特徴としている。
【0018】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の機械音処理装置において、再生部は、音声認識部の認識結果が再生要求であった場合には、機械音蓄積部に蓄積されている所定の機械音を再生することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る機械音処理装置の構成例を示す図である。図1を参照すると、この機械音処理装置は、音が入力するマイクなどの音入力部1と、音入力部1から入力された入力音から音響信号(音声あるいは機械音など)を検出(抽出)する検出部2と、機械音が異常音か正常音かを判定するのに用いられる機械音辞書3と、検出部2において検出された音響信号が機械音によるものかを判定し、音響信号が機械音によるものと判定されたときに、該機械音が異常音か正常音かを機械音辞書3を用いて判定する判定部4と、機械音が登録(蓄積)される機械音蓄積部5と、機械音を機械音蓄積部5に登録(蓄積)する登録部6と、機械音蓄積部5に登録(蓄積)されている機械音の再生を行なう再生部7とを備えている。
【0021】
ここで、検出部2は、例えば、ある範囲よりも大きなパワーをもつ音の区間を音響信号として検出(抽出)することができる。すなわち、検出部2における音響信号の検出法(抽出法)としては、一般的な音声認識技術において用いられている音声区間検出部における音声区間の検出法(抽出法)を用いることができる。
【0022】
また、判定部4は、例えば、ピッチの有無や継続時間などによって、音響信号が機械音によるものかを判定することができる。あるいは、判定部4は、音響信号が機械音であるかの判定に音声認識を用い、該音響信号の音声認識結果がリジェクトであった場合には、音響信号を機械音と判定することができる。
【0023】
また、判定部4は、音響信号を機械音と判定したときに、該機械音が異常音か正常音かを、例えば、次のようにして判定することができる。すなわち、機械音辞書3に、例えば、p種類の正常音の標準パターン(特徴パターン),q種類の異常音の標準パターン(特徴パターン)が予め登録されているとする。ここで、ある1つの正常音の標準パターン(特徴ベクトル系列)をN(k)(k=1,2,・・・,l)とし、また、ある1つの異常音の標準パターン(特徴ベクトル系列)をA(k)(k=1,2,・・・,l)とする。いま、異常音か正常音かが判定されるべき機械音の特徴パターン(特徴ベクトル系列)がXi(i=1,2,・・・,l)であるとする。なお、lは切り出された音響信号のフレーム数であり、1フレームの長さは、音声認識の場合と同様に、10m秒程度が良い。また、特徴ベクトルの種類も、音声認識技術における場合と同様に、LPCメルケプストラムにする。異常音か正常音かが判定されるべき機械音の特徴パターンXとある1つの正常音の特徴パターンN(k)との類似度をR(X,N(k))とすると、類似度R(X,N(k))は、例えば次式によって算出される。
【0024】
【数1】
【0025】
このようにして、ある機械音について、機械音辞書3に登録されているp種類の正常音の特徴パターンとの類似度R(X,N(k))を上記のようにそれぞれ求め、全て(p種類)の正常音の特徴パターンに対して、類似度R(X,N(k))が所定の閾値TH1よりも小さいときには、この機械音は、p種類の正常音のいずれとも類似せず、従って、この場合、機械音は異常音の可能性があるとして判定することができる。
【0026】
このように異常音の可能性があるとして判定された場合、この機械音の特徴パターンXを、さらに、q種類の異常音の標準パターンのそれぞれとの類似度を求める。そして、q種類の異常音の標準パターンとの類似度の中で、最も大きな類似度をもつ異常音の標準パターンをA(n)とするとき、これとの類似度R(X,A(n))が所定の閾値TH2よりも大きければ、この機械音は、異常音(過去に経験された異常音)として最終的に判定される。これに対し、R(X,A(n))が所定の閾値TH2よりも小さければ、この機械音は、機械音辞書3には登録されていない新たな種類の正常音か、機械音辞書3には登録されていない新たな種類の異常音であると判定される。
【0027】
このように、機械音が異常音か正常音かの判定がなされると、登録部6は、判定部4からの判定結果に基づき、機械音を異常音,正常音の別を付して機械音蓄積部5に蓄積するようになっている。すなわち、機械音として判定された場合、この機械音は、登録部6によって機械音蓄積部5にデータとして再生可能に登録されるようになっている。この際、機械音蓄積部5には、機械音と対応させて、機械音が発生した時刻情報が蓄積されるようになっていても良い。
【0028】
図2は機械音蓄積部5に蓄積登録される機械音データの一例を示す図である。図2の例では、機械音のデータは、時刻情報と、正常音/異常音の別とが、付加情報として付加されて、再生可能に登録されるようになっている。
【0029】
また、機械音蓄積部5に蓄積登録された機械音は、再生部7からの再生指示によって再生することができる。なお、この再生の指示は、例えば、キーボードなどから行なうことができる。
【0030】
ここで、再生部7からの再生出力は、機械音(正常音または異常音)については音声で出力され、これに付加されている付加情報(時刻情報や正常音/異常音の別)については、これが音声データとして蓄積されているときには、音声で出力され、また、これがテキストデータとして蓄積されているときには、ディスプレイなどに表示される。
【0031】
このような機械音処理装置では、複写機やファクシミリなどの電子機器で発生する機械音を検出したときに、これを知識として蓄積し、これに基づいて装置の故障の原因等の早期発見などを図ることができる。
【0032】
また、上記判定部4において、機械音が新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定されたときには、この新たな種類の正常音または新たな種類の異常音の特徴パターンを機械音辞書3に新たに登録することができる。
【0033】
このように、機械音辞書3を、正常音,異常音の標準パターンを変更,追加登録可能な構成にすることができる。すなわち、機械音辞書3を更新可能な構成にすることができ、これによって、正常音か異常音かの判定精度を学習によって高めることができる。
【0034】
また、図3は本発明に係る機械音処理装置の構成例を示す図である。なお、図3において、図1と同様の箇所には同じ符号を付している。図3を参照すると、この機械音処理装置は、音が入力するマイクなどの音入力部1と、音入力部1から入力された入力音から音響信号(音声あるいは機械音など)を検出(抽出)する検出部2と、音声認識用の音声辞書11と、機械音が異常音か正常音かを判定するのに用いられる機械音辞書3と、検出部2において検出された音響信号が音声によるものか機械音によるものかを判定する第1の判定部12と、第1の判定部12において音響信号が音声によるものと判定されたときに、該音響信号を音声辞書11を用いて音声認識する音声認識部13と、第1の判定部12において音響信号が機械音によるものと判定されたときに、該機械音が異常音か正常音かを機械音辞書3を用いて判定する第2の判定部14と、機械音が登録(蓄積)される機械音蓄積部5と、機械音を機械音蓄積部5に登録(蓄積)する登録部6と、機械音蓄積部5に登録(蓄積)されている機械音の再生を行なう再生部7とを備えている。
【0035】
ここで、第1の判定部12は、例えば、ピッチの有無や継続時間などによって、音響信号が音声によるものか機械音によるものかを判定することができる。あるいは、第1の判定部12は、音声認識を行なって認識結果がリジェクトされた場合に、音響信号が機械音によるものと判定することができる。
【0036】
また、第2の判定部14は、第1の判定部12において音響信号が機械音と判定されたときに、この機械音が異常音か正常音かを、例えば、図1の機械音処理装置の判定部4における同様の仕方で判定することができる。すなわち、前述のように、機械音辞書3に、例えば、p種類の正常音の標準パターン(特徴パターン),q種類の異常音の標準パターン(特徴パターン)が予め登録されているとき、異常音か正常音かが判定されるべき機械音の特徴パターンXと機械音辞書3に登録されている正常音の特徴パターン,異常音の特徴パターンとの類似度をそれぞれ求め、全て(p個)の正常音の特徴パターンに対して、類似度が所定の閾値TH1よりも小さいときには、この機械音は、p種類の正常音のいずれとも類似せずに、従って、この場合、機械音Xは異常音の可能性があるとして判定することができる。
【0037】
このように異常音の可能性があるとして判定された場合、この機械音の特徴パターンXを、さらに、q種類の異常音の標準パターンのそれぞれとの類似度を求める。そして、q種類の異常音の標準パターンとの類似度の中で、最も大きな類似度が所定の閾値TH2よりも大きければ、この機械音は、異常音(過去に経験された異常音)として最終的に判定される。これに対し、q種類の異常音の標準パターンとの類似度の中で、最も大きな類似度が所定の閾値TH2よりも小さければ、この機械音は、機械音辞書3には登録されていない新たな種類の正常音か、機械音辞書3には登録されていない新たな種類の異常音であると判定される。
【0038】
このように、機械音が異常音か正常音かの判定がなされると、登録部6は、判定部からの判定結果に基づき、機械音を異常音,正常音の別を付して機械音蓄積部に蓄積するようになっている。すなわち、機械音として判定された場合、この機械音は、登録部6によって機械音蓄積部5にデータとして再生可能に登録されるようになっている。この際、機械音蓄積部には、機械音と対応させて、機械音が発生した時刻情報が蓄積されるようになっていても良い。
【0039】
図4は機械音蓄積部5に蓄積登録される機械音データの一例を示す図である。図4の例では、機械音のデータは、時刻情報と、正常音/異常音の別とが、付加情報として付加されて、再生可能に登録されるようになっている。
【0040】
ここで、図3の機械音処理装置では、機械音蓄積部5に機械音(正常音または異常音)を登録するときに、音声認識部13の音声認識結果に応じて機械音を登録するよう構成することもできる。具体的に、音声認識部13の音声認識結果が登録要求であったときに、その機械音を登録するようにすることができる。例えば、音声認識結果が「これはいいよ」であった場合には、機械音を正常音として登録することができる。あるいは、音声認識結果が「〜の故障だ」であった場合には、図4に示すように、「〜の故障だ」のラベルを付して機械音を登録することができる。あるいは、音声認識結果が「わからん」であった場合には、図4に示すように、「その他の異常音」のラベルを付して機械音を登録することができる。なお、このようなラベルは、音声として付加することもできるし、テキストとして付加することもできる。
【0041】
このように、図3の機械音処理装置では、音声認識部13の認識結果が登録要求であった場合には、登録部6は、機械音を機械音蓄積部5に蓄積する。また、登録部6は、機械音を機械音蓄積部5に蓄積するときに、音声認識部13で所定の音声が認識させた場合には、該認識結果を機械音に対応させて蓄積する。
【0042】
また、機械音蓄積部5に蓄積登録された機械音は、再生部7からの再生指示によって再生することができる。なお、この再生の指示は、例えば、キーボードなどから行なうこともできるし、あるいは、音声認識部13で再生する旨の音声を認識させ、この認識結果に基づいて行なうこともできる。すなわち、再生部7は、音声認識部13の認識結果が再生要求であった場合には、機械音蓄積部5に蓄積されている所定の機械音を再生する。
【0043】
ここで、再生部7からの再生出力は、機械音(正常音または異常音)については音声で出力され、これに付加されている付加情報(時刻情報や正常音/異常音の別),ラベルについては音声で出力されていても良いし、ディスプレイなどに表示されても良い。
【0044】
図3の機械音処理装置においても、図1の機械音処理装置と同様に、複写機やファクシミリなどの電子機器で発生する機械音を検出したときに、これを知識として蓄積し、これに基づいて装置の故障の原因等の早期発見などを図ることができる。
【0045】
また、上記第2の判定部14において、機械音が新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定されたときには、この新たな種類の正常音または新たな種類の異常音の特徴パターンを機械音辞書3に新たに登録することができる。
【0046】
このように、機械音辞書3を、正常音,異常音の標準パターンを変更,追加登録可能な構成にすることができる。すなわち、機械音辞書3を更新可能な構成にすることができる。
【0047】
なお、上述の各例では、機械音蓄積部5には、機械音が異常音であっても、正常音であっても登録するとしたが、図1の判定部4,図3の第2の判定部14において異常音と判定されたもののみ、あるいは、図3の構成において音声認識部13の音声認識結果が異常音であることを示す機械音のみを、機械音蓄積部5に登録することもできる。すなわち、この場合、正常音と判定されたものは、機械音蓄積部5には登録されない。
【0048】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1乃至請求項4記載の発明によれば、音が入力する音入力部と、音入力部から入力された入力音から音響信号を検出する検出部と、検出部において検出された音響信号が音声によるものか機械音によるものかを判定する第1の判定部と、音声認識用の音声辞書と、機械音が異常音か正常音かを判定するための異常音の標準パターン,正常音の標準パターンが予め登録されている機械音辞書と、第1の判定部において音響信号が音声によるものと判定されたときに、該音響信号を音声辞書を用いて音声認識する音声認識部と、第1の判定部において音響信号が機械音によるものと判定されたときに、該機械音が異常音か正常音かを、機械音の特徴パターンと機械音辞書に予め登録されている異常音の標準パターン,正常音の標準パターンとの類似度に基づいて判定する第2の判定部と、機械音が蓄積される機械音蓄積部と、機械音を機械音蓄積部に蓄積する登録部と、機械音蓄積部に蓄積されている機械音の再生を行なう再生部とを備えており、前記第2の判定部は、機械音の特徴パターンが、過去に登録された正常音の特徴パターン,異常音の特徴パターンに対して類似度が低いときには、この機械音を、新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定するようにしており、前記第2の判定部において、機械音が新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定されたときには、前記登録部は、この新たな種類の正常音または新たな種類の異常音の特徴パターンを機械音辞書に新たに登録するので、複写機やファクシミリなどの電子機器で発生する機械音を検出したときに、これを知識として蓄積し、これに基づいて電子機器の故障の原因等の早期発見などを図ることができ、さらに、音声認識部の認識結果に基づいて、機械音の登録,再生に関する処理を効率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械音処理装置の構成例を示す図である。
【図2】図1の機械音処理装置の機械音蓄積部に蓄積登録される機械音データの一例を示す図である。
【図3】本発明に係る機械音処理装置の他の構成例を示す図である。
【図4】図3の機械音処理装置の機械音蓄積部に蓄積登録される機械音データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 音入力部
2 検出部
3 機械音辞書
4 判定部
5 機械音蓄積部
6 登録部
7 再生部
11 音声辞書
12 第1の判定部
13 音声認識部
14 第2の判定部
Claims (4)
- 音が入力する音入力部と、音入力部から入力された入力音から音響信号を検出する検出部と、検出部において検出された音響信号が音声によるものか機械音によるものかを判定する第1の判定部と、音声認識用の音声辞書と、機械音が異常音か正常音かを判定するための異常音の標準パターン,正常音の標準パターンが予め登録されている機械音辞書と、第1の判定部において音響信号が音声によるものと判定されたときに、該音響信号を音声辞書を用いて音声認識する音声認識部と、第1の判定部において音響信号が機械音によるものと判定されたときに、該機械音が異常音か正常音かを、機械音の特徴パターンと機械音辞書に予め登録されている異常音の標準パターン,正常音の標準パターンとの類似度に基づいて判定する第2の判定部と、機械音が蓄積される機械音蓄積部と、機械音を機械音蓄積部に蓄積する登録部と、機械音蓄積部に蓄積されている機械音の再生を行なう再生部とを備えており、前記第2の判定部は、機械音の特徴パターンが、過去に登録された正常音の特徴パターン,異常音の特徴パターンに対して類似度が低いときには、この機械音を、新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定するようにしており、前記第2の判定部において、機械音が新たな種類の正常音または新たな種類の異常音と判定されたときには、前記登録部は、この新たな種類の正常音または新たな種類の異常音の特徴パターンを機械音辞書に新たに登録することを特徴とする機械音処理装置。
- 請求項1記載の機械音処理装置において、前記音声認識部の認識結果が登録要求であった場合には、前記登録部は、機械音を機械音蓄積部に蓄積することを特徴とする機械音処理装置。
- 請求項1記載の機械音処理装置において、前記登録部は、機械音を機械音蓄積部に蓄積するときに、音声認識部で所定の音声が認識させた場合には、該認識結果を機械音に対応させて蓄積することを特徴とする機械音処理装置。
- 請求項1記載の機械音処理装置において、前記再生部は、音声認識部の認識結果が再生要求であった場合には、機械音蓄積部に蓄積されている所定の機械音を再生することを特徴とする機械音処理装置。
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