JP3635413B2 - Lock structure for explosion-release door - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】
本発明は静電気のスパーク等を誘因として、溶剤や粉粒体が爆発する恐れのある容器、例えば流動層乾燥機や流動層造粒乾燥機などの流動層処理装置や気流乾燥機における爆圧放散扉に関するものであって、特に爆発時の圧力により自動的に開放し、即座に内部の空気を逃がすとともに、通常加工作業中における支障のない範囲での圧力上昇には密閉性を保持し続けることのできる爆圧放散扉におけるロック構造に係るものである。
【0002】
【発明の背景】
従来より、流動層処理装置や気流乾燥機には、爆圧の放散扉が具えられている。これらの装置は原料容器に投入した湿潤粉体を乾燥したり、原料容器に投入した粉粒体に適宜な溶液を噴霧しながら、粉粒体に溶質をコーティングするものである。このような装置においては、加工処理する粉粒体が主として澱粉、乳糖などの食品、医薬品あるいは有機顔料等の有機物であって、粉塵爆発や、蒸発した溶剤ガスによる爆発が起こりやすい。このため爆発時に容器内の風圧を逃さないと装置が破壊し作業者が負傷したり、また場合によっては火災を引き起こしたりするなどの危険があり、このような理由から安全のため爆圧放散扉が具えられる。もちろんこの爆圧放散扉は当然容器内の爆発時に瞬時に開放することが要求される一方、容器内圧力が爆発までに至らない場合は密閉性があり、粉漏れ等を生じさせないことが要求される。
【0003】
従来の爆圧放散扉としては例えば図14に示すように、原料容器の上部に回動自在にヒンジで接続された扉体5′を、スプリングSで付勢されたカムCを使用したラッチ6′で締結するものがある。
このものは原料容器内で爆発が起こると、風圧で扉体5′が上方へ押し上げられようとし、設定された圧力になると、カムCがカム受け部材であるローラWから外れて扉体5′が開放し、原料容器内部の爆気を外部に放散して装置が破壊されるのを回避する。
【0004】
しかしながらこの爆圧放散扉はカムCがローラWから外れるまでの動作距離が長く、これに起因して次のような問題があった。
すなわち、爆発時の爆圧で一気にカムCがローラWから外れて扉体5′が開放する場合には問題ないが、通常の原料加工中にも圧力がかかったときに、カムCがローラWから外れるまでには至らないものの、扉体5′がスプリングSの付勢力に抗して浮き上がり、この隙間からいわゆる粉漏れ等が生じてしまうのである。またスプリングSの付勢力は月日の経過とともに変化するため、作動圧力が安定しておらず、設定圧力の変化を常に気づかわなければならなかった。
【0005】
また上記のようなスプリングで付勢されたカムを使用するラッチのほか、スプリングSを使用したボールキャッチ式のものがあるが、これもスプリングを使用する関係上、通常の原料加工中に扉体が浮き上がることがあり、粉漏れ等をしてしまう。
更に扉体と容器側の固定部材との間にかんぬき状にボルト(シャーピン)を差し込んでロックする手法も存在するが、これは作業者が内部の点検等で爆圧放散扉を開閉しようとするときに、ボルトの取り外し作業を行うことを要し手間が係る。
【0006】
【開発を試みた技術的事項】
本発明はこのような背景を考慮してなされたものであって、容器内圧の許容範囲内での変動時に爆圧放散扉の浮き上がりを抑えることができるとともに、作動圧力が安定しており、更には設定圧力に達したときには、瞬時に作動する新規な爆圧放散扉におけるロック構造の開発を試みたものである。
【0007】
【発明の構成】
【目的達成の手段】
すなわち請求項1記載の爆圧放散扉におけるロック構造は、内部で爆発の恐れがある容器に設けられる爆圧を放散させる部材であって、前記容器に開閉自在に設けられる扉体と、この扉体をロックするための鉤リンクを有するラッチと、このラッチにおける鉤リンクが係合する鉤受片とを具え、且つこのラッチはスナップアクションリンク機構を有するトッグル機構を適用したものであり、
前記ラッチは中継調整リンク固定部ピンによりラッチブラケットに回動自在に接続された中継調整リンクと、鉤リンク固定部ピンにより前記ラッチブラケットに回動自在に接続された前記鉤リンクと、操作リンク移動部ピンによって前記中継調整リンクに回動自在に接続されるとともにスナップアクションピンによって前記鉤リンクに回動自在に接続される操作リンクとを有し、
前記スナップアクションリンク機構は、前記操作リンクと前記鉤リンクとにより形成されており、このスナップアクションリンク機構の前記操作リンク移動部ピンと前記鉤リンク固定部ピンとの間隔を変更することにより、前記扉体の開放方向への動きの抑制を調節自在とすることを特徴として成るものである。
【0008】
また請求項2記載の爆圧放散扉におけるロック構造は、前記要件に加え、前記スナップアクションリンク機構の前記操作リンク移動部ピンと、前記鉤リンク固定部ピンとの間隔を変更するにあたっては、前記中継調整リンクの前記ラッチブラケットに対し接続されている角度を、前記中継調整リンク固定部ピンを中心として回動させて変更することにより前記操作リンク移動部ピンの位置移動を行い、前記鉤リンク固定部ピンとの間隔を変更することを特徴として成るものである。
【0009】
更に請求項3記載の爆圧放散扉におけるロック構造は、前記要件に加え前記ラッチは前記扉体に具えられ、前記鉤受片は容器に具えられることを特徴として成るものである。
これら発明により前記目的を達成しようとするものである。
【0010】
【発明の作用】
扉体へ爆発時の圧力に至らない圧力がかかった場合、トッグル機構より成るラッチのスナップアクションリンク機構により開こうとするのを抑制するため、扉体は開かないかまたはごくわずかに上がるのみである。そしてこのわずかな隙間は例えばここに伸縮自在なシール体を具えておけば容器内部の密閉性を保つことができる範囲であるから、内容物(粉体等)の漏出はない。
【0011】
そして万一容器内で爆発が起こり、この圧力が扉体にかかった場合、ラッチはそのトッグル機構では扉体の開放を抑制できず、扉体が開放して容器内の爆気が一気に放出される。なお、この設定圧力による扉体の開放は、スプリング等で構成されるラッチを適用したものと比べ、リンク機構であるため極めて正確に作動する。
【0012】
またスナップアクションリンク機構の操作リンク移動部ピンと鉤リンク固定部ピンとの間隔をより短くすることにより、扉体の開放方向への動きをより強く抑制することができ、反対にスナップアクションリンク機構の操作リンク移動部ピンと鉤リンク固定部ピンとの間隔をより長くすることにより、扉体の開放方向への動きをより弱く抑制することができる。
【0013】
また容器内部の点検等で締結部材を手動にて操作して閉錠または開錠するときには、締結部材がトッグル機構から成っているため、楽な力で行える。
【実施例】
【0014】
以下本発明の爆圧放散扉を取り付ける容器として、流動層処理装置1を適用した場合を例にとり、図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
まず流動層処理装置1について概略的に説明すると、このものは図2に示すように上方に向かって大径となる筒状の容器11内で、粉粒体の乾燥または造粒処理を行うものであり、下段に熱風供給室2、中段に流動室3、そして上段に排気室4が形成されている。
【0015】
熱風供給室2は流動室3へ流動用の熱風を供給するための部分であって、その下方側面には熱風供給装置(図示は省略)に接続される熱風供給口21が形成される。
【0016】
そして熱風供給室2と流動室3との境界部には通気孔を複数有する目皿板22が設けられる。この目皿板22は、熱風供給室2から流動室3内へ送られる熱風の量や向きを規制するためのものである。
【0017】
次に流動室3は原料を熱風により浮遊させ実質的に乾燥処理する部分であって、流動室3上部には原料ホッパ31が設けられ、ここから乾燥処理を行うための原料が投入される。また流動室3下部には排出ダクト32が設けられ、乾燥処理されたものがここから排出される。
なお、造粒またはコーティング処理を行うときは、流動室3のほぼ中央部にバインダ液またはコーティング液を流動中の粉粒体に噴霧するためのノズルが一本または複数本設けられる。
【0018】
また排気室4は前記熱風供給室2から流動室3側へ供給された空気を排気するための部分であって、バッグフィルタ41が内設されており、流動室3側から供給された空気がこのバッグフィルタ41を透過して、側壁に具えられた排気ダクト42から排気されるよう構成されている。
以上述べた構成は通常のこの種の流動層処理装置に共通のものであって、特に変わるところはない。
【0019】
次に本発明に係る爆圧放散扉Aについて説明する。この爆圧放散扉Aは一例として容器11の天井部に設けられるものであって、容器11内部の溶媒蒸気もしくは粉体が爆発したとき、その爆気を速やかに機外上方に排出して機内の圧力を軽減する。具体的には矩形状の爆圧防散口43が形成されており、ここに爆圧放散扉Aが具えられる。
この爆圧放散扉Aはヒンジ51で回動自在に取り付けられた扉体5と、扉体5の自由端側に二基具えられるロック部材であるラッチ6と、ラッチ6の鉤受けである鉤受片7とから成っている。
【0020】
以下詳述すると、ラッチ6はスナップアクションリンク機構Rを有する倍力リンク機構の一つであるトッグル機構から成る。具体的な構成を説明すると、まず扉体5の自由端側にラッチブラケット61が具えられている。そしてこのラッチブラケット61の上部に、一対のリンクプレートから成る中継調整リンク62がその下端にて中継調整リンク固定部ピンP1 により回動自在に接続されている。 そして中継調整リンク62の上端には、このラッチ6のロック/解除を手動で行える操作リンク63が操作リンク移動部ピンP2 により回動自在に接続されている。更に中継調整リンク62はラッチブラケット61を介して扉体5を押圧するボルト65を、ナット66により締めつけて保持しており、ナット66の位置を変更することによりボルト65の突出長さDを調節して、これによりラッチ6の解除がなされる作動圧力の設定を図るように構成されている。
またラッチブラケット61の中継調整リンク固定部ピンP1 より扉体5自由端側のやや下方の位置には、鉤部64aを端部に有する一対のリンクプレートから成る鉤リンク64が、鉤リンク固定部ピンP4 により回動自在に接続されている。
そしてこの鉤リンク64と前記操作リンク63とが、スナップアクションピンP3 により回動自在に接続されている。なおスナップアクションピンP3 は、鉤リンク固定部ピンP4 と操作リンク移動部ピンP2 とのほぼ中間に位置している。これに因み、操作リンク移動部ピンP2 と、スナップアクションピンP3 と、鉤リンク固定部ピンP4 とのうちの二つのピンを含むリンク、具体的には操作リンク63と鉤リンク64とより形成されるリンク機構をスナップアクションリンク機構Rと定義する。
【0021】
一方、鉤リンク64の鉤部64aに対応する鉤受片7が爆圧防散口43の側縁に具えられる。この鉤受片7は要は前記鉤リンク64を引っかけられればよいものであって、本実施例では一例として門状に枠組みされたものである。
【0022】
ラッチ6の構成は以上のように中継調整リンク固定部ピンP1 と、操作リンク移動部ピンP2 と、スナップアクションピンP3 と、鉤リンク固定部ピンP4 とにより四節のトッグル機構が構成されたものである。そして鉤リンク64の鉤部64aが鉤受片7に引っかけられ扉体5が閉鎖された状態では、操作リンク63は扉体5と平行で、回動支点である操作リンク移動部ピンP2 とスナップアクションピンP3 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分は直線よりやや折れ曲がった状態であり、スナップアクションピンP3 が操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分のやや下側に位置している。因みに本実施例では一例として図9に示すように、スナップアクションピンP3 は操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分の1mm下方に位置するように構成されている。
そしてスナップアクションピンP3 が操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分の下側に位置した以上のようなラッチ6のロック状態から、スナップアクションピンP3 が操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分上を越えた状態となると、ロックが解除されるよう構成されている。
また符号8は容器11と扉体5との間に生じる隙間を塞ぐ適度の弾力性を有するシール体であって、扉体5閉鎖時には押しつぶされ、収縮した状態となっている。
【0023】
以上が本発明に係る爆圧放散扉のロック構造の構成で、これの作動状態について説明する。
i)始発状態
まずロック状態を始発状態として説明すると、これはすでに前記構成で述べ図9で示した状態で、鉤リンク64の鉤部64aが下から突き上げるように鉤受片7に引っかけられ、操作リンク63は扉体5とほぼ平行である。そしてスナップアクションリンク機構Rは下方へ折れ曲がった状態である。
【0024】
ii)手動解除
次に例えば容器11内部の点検などで、このラッチ6のロックを手動にて解除するときには、操作リンク63を上方に回動させて持ち上げる。このときスナップアクションピンP3 は右上方に移動して行き、操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分上に並び、そして越えていく(図11参照)。一方これに伴い鉤リンク64も回動し、鉤部64aが下方へ旋回していき鉤受片7から外れる。なおこの手動操作は、操作リンク63側からは倍力機構となっているため非常に軽い力で解除できる。
またこの解除状態からロックするには、扉体5を閉めた状態で操作リンク63を下方へ回動させて押し下げる。すると鉤リンク64も回動して鉤部64aが鉤受片7へ下から突き上げるように引っかかり、ロック状態となる。
【0025】
iii)内圧変動時
また例えば流動層処理装置1で原料加工中にバッグフィルタ41のクリーニングのため逆洗パルスを打つときには、扉体5に上方開放方向の圧力がかかる。このような圧力時には、トッグル機構のスナップアクションリンク機構Rにより開こうとするのを抑制されるため、扉体5は開かないか、またはほんのわずか(1mm程度)浮き上がるのみである。そしてほんのわずかな隙間はシール体8が膨張(復元)することにより埋められる。したがって容器11内で加工中の粉体等が爆圧放散扉Aの隙間から漏れ出るようなことがない。
【0026】
iv) 容器内爆発時
そして万一容器11内で爆発が起こった場合には、爆圧放散扉Aに設定圧力を越える圧力がかかり、ラッチ6の鉤リンク64が鉤受片7に引っかけられ、扉体5はトッグル機構のスナップアクションリンク機構Rにより開放が抑制されながらも上方へ回動していく。
このときラッチ6は鉤リンク64が鉤受片7により上方向へ移動しないように止められているため、図10で示すようにスナップアクションピンP3 が右上方に移動し、操作リンク63を操作リンク移動部ピンP2 を中心にして上方へ回動させて持ち上げながら、鉤リンク64は鉤リンク固定部ピンP4 を中心にして時計回りに回動していく。そしてスナップアクションピンP3 が、操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 とを結ぶ線分上を越えると扉体5への抑制がなくなり、扉体5は爆風により一気に開放され、爆気を容器11外部に放出する。
【0027】
なお中継調整リンク62の下方に突き出しているボルト65の突出長さDを調節することにより、スナップアクションリンク機構Rを形成している操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 との間隔を変更でき、扉体5の開放する設定圧力の調節が行える。すなわちボルト65の突出長さDを長くすることにより、スナップアクションリンク機構Rの屈曲角度がより鋭角となって操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 との間隔が短くなり、扉体5の開放方向への動きをより強く抑制することができる。
反対にボルト65の突出長さDを短くすることにより、スナップアクションリンク機構Rの屈曲角度がより緩くなって操作リンク移動部ピンP2 と鉤リンク固定部ピンP4 との間隔が長くなり、扉体5の開放方向への動きをより弱く抑制することができる。なお中継調整リンク62を保持する部材としてはボルト65のほか、中継調整リンク62を高さ調整できるその他適宜のものを代用できることは言うまでもない。
【0028】
以上本発明の爆圧放散扉Aにおけるロック構造の実施例を示したが、その他適宜の改変を行えるものであって、例えば締結部材であるラッチ6の取り付け位置を上記実施例では扉体5における自由端に設けるようにしたが、図12に示すように扉体5の側辺部に設けるようにすることも可能である。
【0029】
またラッチの鉤受片7の方を扉体5に具え、鉤リンク64の方を容器11本体側に具えるようにしても構わない。一例として図13は前記基本実施例で示したラッチ6の鉤リンク64の作用方向を上下逆さに構成して、ラッチ6を容器11側に、そして鉤受片7を扉体5側にそれぞれ具えた実施例である。
【0030】
また更に扉体5の一辺をヒンジ51で容器11に固定したが、扉体5の開閉を脱着式としておき、例えば扉体5の対向する二辺にラッチ6を取り付けて、爆発が起こった場合には、ラッチ6が外れて扉体5が吹き飛ぶようにしておくことも可能である。
また本発明の適用対象物としては、流動層乾燥機や流動層造粒乾燥機などの流動層処理装置や気流乾燥機のほか、スプレードライヤ、スラッジドライヤ、集塵容器、ポッパなど粉塵や溶剤ガスの発生するものを収納する容器などが挙げられる。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上述べたような構成を有しており、容器11内で爆発が起こっても爆圧放散扉Aが瞬時に開放して容器11内の爆気を逃すため、装置が破損したり、周辺で働く作業者が怪我をしたりするようなことがない。
【0032】
更に容器11内で例えば粉体を造粒するなどの加工処理を行うときには、扉体5の浮き上がりが少量で容器11内の密閉が保たれるため、原料である粉体が扉体5の隙間から漏れ出るようなことがない。
【0033】
また扉体5の開放設定圧力を無段階に調節でき、コイルスプリング等を使用するものではないので作動圧力が安定しており正確である。
【0034】
また容器11内部の点検等でラッチ6の操作リンク63側を操作して開錠または閉錠するときには、ロック部材であるラッチ6がトッグル機構から成っているため、楽な力で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロック構造を爆圧放散扉に適用した流動層処理装置を示す側面図である。
【図2】 同上正面図である。
【図3】 同上平面図である。
【図4】 同上爆圧放散扉周辺を拡大して示す縦断側面図である。
【図5】 本発明のロック構造の一部を分解して示す斜視図である。
【図6】 本発明のロック構造を示す側面図である。
【図7】 同上平面図である。
【図8】 同上正面図である。
【図9】 同上ロック状態における各リンクの位置関係を示す側面図である。
【図10】 同上容器内爆発時における各リンクの位置関係を示す側面図である。
【図11】 同上手動解除時における各リンクの位置関係を示す側面図である。
【図12】 ラッチの取付位置を異ならせた他の実施例を示す平面図である。
【図13】 ラッチを容器側に設けた他の実施例を示す側面図である。
【図14】 従来のロック構造の問題点を示す側面図である。
【符号の説明】
1 流動層処理装置
2 熱風供給室
3 流動室
4 排気室
5 扉体
6 ラッチ
7 鉤受片
8 シール体
11 容器
21 熱風供給口
22 目皿板
31 原料ホッパ
32 排出ダクト
41 バッグフィルタ
42 排気ダクト
43 爆圧防散口
51 ヒンジ
61 ラッチブラケット
62 中継調整リンク
63 操作リンク
64 鉤リンク
64a 鉤部
65 ボルト
66 ナット
A 爆圧放散扉
C カム
D (ボルト65の)突出長さ
P1 中継調整リンク固定部ピン
P2 操作リンク移動部ピン
P3 スナップアクションピン
P4 鉤リンク固定部ピン
R スナップアクションリンク機構
S スプリング
W ローラ[0001]
OBJECT OF THE INVENTION
[Industrial application fields]
The present invention is an explosive pressure dissipating method in a container in which a solvent or a granular material may explode due to static sparks or the like, for example, a fluidized bed processing apparatus such as a fluidized bed dryer or a fluidized bed granulator dryer, or an air dryer. It is related to doors, especially when it is opened automatically due to the pressure at the time of explosion, and the internal air is released immediately, and it keeps hermeticity for the pressure rise in the range that does not hinder normal processing operations. The present invention relates to a lock structure in an explosive pressure release door that can be used.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION
Conventionally, fluidized bed processing apparatuses and air dryers have been provided with explosive pressure spreading doors. These apparatuses coat the solute on the granular material while drying the wet powder charged in the raw material container or spraying an appropriate solution on the granular material charged in the raw material container. In such an apparatus, the processed powder particles are mainly foods such as starch and lactose, pharmaceuticals, or organic substances such as organic pigments, and dust explosion and explosion due to evaporated solvent gas are likely to occur. For this reason, if the wind pressure in the container is not missed during an explosion, there is a risk that the device will be destroyed and the operator may be injured, and in some cases a fire may be caused. Is provided. Of course, this explosive pressure release door is naturally required to be opened instantly at the time of the explosion in the container, but when the pressure inside the container does not reach the explosion, it is required to be sealed and not to cause powder leakage. The
[0003]
As a conventional explosive pressure release door, for example, as shown in FIG. 14, a
When an explosion occurs in the raw material container, the door body 5 'tends to be pushed upward by the wind pressure, and when the set pressure is reached, the cam C is detached from the roller W which is a cam receiving member and the door body 5'. Is opened, and the explosion inside the material container is dissipated to the outside to avoid the destruction of the device.
[0004]
However, this explosive pressure release door has a long operating distance until the cam C is disengaged from the roller W, and this causes the following problems.
That is, there is no problem when the cam C is detached from the roller W at a stroke due to the explosion pressure at the time of explosion, and the door body 5 'is opened, but when the pressure is applied even during normal raw material processing, the cam C is moved to the roller W. The
[0005]
In addition to the latch that uses a cam biased by a spring as described above, there is a ball catch type that uses a spring S, but this also uses a spring, so that the door body is used during normal raw material processing. May float and cause powder leakage.
There is also a method of locking by inserting a bolt (shear pin) between the door body and the container-side fixing member, but this means that the operator tries to open and close the explosion-dissipating door by internal inspection etc. Sometimes it takes time and effort to remove bolts.
[0006]
[Technical items for which development was attempted]
The present invention has been made in view of such a background, and can suppress the lifting of the explosive pressure release door when the internal pressure of the container fluctuates within an allowable range, and the operating pressure is stable. Is an attempt to develop a lock structure for a new explosive pressure release door that operates instantly when the set pressure is reached.
[0007]
[Structure of the invention]
[Means for achieving the objectives]
That is, the lock structure for the explosion pressure release door according to claim 1 is a member for releasing the explosion pressure provided in a container that may explode inside, a door body that is provided in the container so as to be opened and closed, and the door. a latch having a hook link for locking the body, comprising a鉤受piece hook link is engaged in the latch, and the latch is obtained by applying the toggle mechanism having a snap-action link mechanism,
The latch has a relay adjustment link pivotally connected to the latch bracket by a relay adjustment link fixing pin, the hook link pivotally connected to the latch bracket by a hook link fixing pin, and an operation link movement. An operation link pivotally connected to the relay adjustment link by a part pin and pivotally connected to the collar link by a snap action pin;
The snap action link mechanism is formed by the operation link and the saddle link, and the door body is changed by changing an interval between the operation link moving part pin and the saddle link fixing part pin of the snap action link mechanism. It is characterized in that the suppression of the movement in the opening direction is adjustable .
[0008]
Further, in addition to the above requirements, the lock structure for the explosive pressure release door according to
[0009]
Furthermore, in addition to the above requirements, the lock structure of the explosion pressure release door according to
These objects are intended to achieve the above object.
[0010]
[Effects of the Invention]
When pressure that does not reach the pressure at the time of explosion is applied to the door body, the door body does not open or only rises slightly in order to prevent the snap action link mechanism of the toggle mechanism from opening. is there. The slight gap is within a range in which the hermeticity of the inside of the container can be maintained if, for example, a stretchable seal body is provided here, so that contents (powder etc.) do not leak out.
[0011]
If an explosion occurs in the container and this pressure is applied to the door body, the latch cannot suppress the opening of the door body by its toggle mechanism, and the door body opens and the explosion in the container is released at once. The Note that the opening of the door body due to the set pressure operates very accurately because it is a link mechanism as compared with a latch applied with a spring or the like.
[0012]
Also, by shortening the distance between the operation link moving part pin and the heel link fixing part pin of the snap action link mechanism, the movement of the door body in the opening direction can be more strongly suppressed, and conversely the operation of the snap action link mechanism By making the space | interval of a link moving part pin and a collar link fixing | fixed part pin longer, the motion to the opening direction of a door body can be suppressed more weakly.
[0013]
In addition, when the fastening member is manually operated for inspection or the like inside the container to be locked or unlocked, the fastening member is made of a toggle mechanism, so that it can be performed with an easy force.
【Example】
[0014]
Hereinafter, a case where the fluidized bed processing apparatus 1 is applied as a container to which the explosion pressure release door of the present invention is attached will be described in detail based on the illustrated embodiment.
First, the fluidized bed processing apparatus 1 will be schematically described. This is a unit for drying or granulating a granular material in a cylindrical container 11 having a large diameter upward as shown in FIG. The hot
[0015]
The hot
[0016]
A
[0017]
Next, the fluidizing
When granulation or coating treatment is performed, one or a plurality of nozzles for spraying the binder liquid or coating liquid onto the flowing powder are provided in the substantially central portion of the
[0018]
The
The configuration described above is common to this normal fluidized bed processing apparatus, and there is no particular change.
[0019]
Next, the explosion pressure diffusion door A according to the present invention will be described. This explosion pressure release door A is provided on the ceiling of the container 11 as an example, and when the solvent vapor or powder inside the container 11 explodes, the explosion is quickly exhausted upward outside the apparatus. Relieve pressure. Specifically, a rectangular explosive
This explosive pressure releasing door A has a
[0020]
More specifically, the
Also slightly below the position of the
The
[0021]
On the other hand, the
[0022]
As described above, the
Then the locked state of the
Reference numeral 8 denotes a sealing body having an appropriate elasticity that closes a gap generated between the container 11 and the
[0023]
The above is the structure of the lock structure of the explosion pressure release door according to the present invention, and the operation state thereof will be described.
i) Initial state First, when the lock state is described as the initial state, this is the state already described in the above configuration and shown in FIG. 9, and is hooked on the
[0024]
ii) Manual release Next, when the lock of the
In order to lock from this released state, the
[0025]
iii) When the internal pressure fluctuates For example, when a backwash pulse is applied to clean the
[0026]
iv) At the time of explosion in the container and in the event of an explosion in the container 11, a pressure exceeding the set pressure is applied to the explosive pressure release door A, and the
At this time the
[0027]
By adjusting the protrusion length D of the
By shortening the projection length D of the
[0028]
Although the embodiment of the lock structure in the explosion pressure release door A of the present invention has been described above, other appropriate modifications can be made. For example, the attachment position of the
[0029]
Alternatively, the
[0030]
Furthermore, one side of the
In addition to fluidized bed treatment devices such as fluidized bed dryers and fluidized bed granulation dryers and air flow dryers, the present invention can be applied to dust and solvent gases such as spray dryers, sludge dryers, dust collection containers, and poppers. For example, a container for storing a product that generates the above-described problem may be used.
[0031]
【The invention's effect】
The present invention has a configuration as described above, and even if an explosion occurs in the container 11, the explosive pressure release door A opens instantly and escapes the explosive gas in the container 11. , Workers working in the vicinity will not be injured.
[0032]
Further, when performing processing such as granulating powder in the container 11, the
[0033]
Further, the opening set pressure of the
[0034]
Further, when the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a fluidized bed processing apparatus in which a lock structure of the present invention is applied to an explosion pressure release door.
FIG. 2 is a front view of the above.
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is an enlarged vertical side view showing the vicinity of the explosion pressure diffusion door.
FIG. 5 is an exploded perspective view showing a part of the lock structure of the present invention.
FIG. 6 is a side view showing the lock structure of the present invention.
FIG. 7 is a plan view of the same.
FIG. 8 is a front view of the same.
FIG. 9 is a side view showing the positional relationship of each link in the locked state.
FIG. 10 is a side view showing the positional relationship of each link at the time of explosion in the container.
FIG. 11 is a side view showing the positional relationship of each link at the time of manual release.
FIG. 12 is a plan view showing another embodiment in which the attachment positions of the latches are different.
FIG. 13 is a side view showing another embodiment in which a latch is provided on the container side.
FIG. 14 is a side view showing a problem of a conventional lock structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Fluidized
Claims (3)
前記ラッチは中継調整リンク固定部ピンによりラッチブラケットに回動自在に接続された中継調整リンクと、鉤リンク固定部ピンにより前記ラッチブラケットに回動自在に接続された前記鉤リンクと、操作リンク移動部ピンによって前記中継調整リンクに回動自在に接続されるとともにスナップアクションピンによって前記鉤リンクに回動自在に接続される操作リンクとを有し、
前記スナップアクションリンク機構は、前記操作リンクと前記鉤リンクとにより形成されており、このスナップアクションリンク機構の前記操作リンク移動部ピンと前記鉤リンク固定部ピンとの間隔を変更することにより、前記扉体の開放方向への動きの抑制を調節自在とすることを特徴とする爆圧放散扉におけるロック構造。A member for dissipating爆圧provided in the container there is a risk of explosion within the a door member provided to be freely opened and closed container, a latch having a hook link for locking the door body, the latch And a latch to which a toggle mechanism having a snap action link mechanism is applied.
The latch has a relay adjustment link pivotally connected to the latch bracket by a relay adjustment link fixing pin, the hook link pivotally connected to the latch bracket by a hook link fixing pin, and an operation link movement. An operation link pivotally connected to the relay adjustment link by a part pin and pivotally connected to the collar link by a snap action pin;
The snap action link mechanism is formed by the operation link and the saddle link, and the door body is changed by changing an interval between the operation link moving part pin and the saddle link fixing part pin of the snap action link mechanism. The lock structure for the explosion pressure release door is characterized in that the suppression of movement in the opening direction is adjustable .
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