JP3633454B2 - Gps受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やカーナビゲーションシステム等に使用されるGPS(Global Positioning System)受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
GPS受信装置は、複数のGPS衛星からの電波を受信して、衛星から受信装置までの距離と衛星位置とを求めることで、受信位置の演算、すなわち測位演算を行う装置である。
【0003】
ここで、衛星位置とは受信装置が受信した電波が衛星から送信された時点での衛星位置であり、その計算には、現在受信中のデータが送信された時刻(衛星からデータが送信された時刻を意味する)が必要となる。衛星の速度は4000m/sec近くになるため、現在受信中のデータが送信された時刻の精度としては1msec以下の精度が必要となる。
【0004】
図5は航法メッセージのデータ構造を示した模式図である。(a)は1500ビットのメインフレーム、(b)は300ビットのサブフレーム、(c)は30ビットのTLM(telemeter)、(d)は30ビットのHOW(hand over word)を示している。
【0005】
更に、図5(a)から(d)を詳細に説明する。30ビットからなる語が10語でサブフレームをつくり、この各語に所要のデータを乗せる。各サブフレームの冒頭の2語はTLMとHOWからなる。このサブフレームが5個まとまったものをメインフレームといい、順次送信され、測位演算等に必要な衛星の軌道情報をはじめとするデータである航法メッセージを構成している。1つのサブフレームを送信するのに6sec、1つのメインフレームを送信するのに30sec要する。
【0006】
TLMの先頭8ビットは、サブフレームの先頭を示すプリアンブル9で構成されており、「01100110」という一定配列からなっている。HOWの先頭の13ビットはZカウント10(何時何分何秒に相当するデータ)で構成されており、現在受信中のデータが送信された時刻を含んでいる。
【0007】
各衛星の航法メッセージはUTC(Coordinated Universal Time)時刻に同期して送信される。サブフレームはUTC時刻に同期して6secごとに送信されており、各衛星ともサブフレームの先頭を送信するタイミングは一致している。
【0008】
従来、現在受信中のデータが送信された時刻を求める方法として、次に示す方法が挙げられる。
【0009】
まず衛星からの情報を検波し、プリアンブル9を検出する。次に、「01100110」というビットパターンの確認を行い、検出結果が正しければ、プリアンブル9と確定し、更にデータを読み続け、HOWのZカウント10をデコードする。最後にパリティチェックを行い、異常が検出されなければZカウント10からの時刻情報を現在受信中のデータが送信された時刻として検出し認定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のGPS受信装置にあっては、現在受信中のデータが送信された時刻を特定するには、まずプリアンブル9を確定したあと、Zカウント10をデコードし、パリティチェックまで行う必要がある。従って、図5に示すように、プリアンブル9先頭からZカウント10のデコード後のパリティチェックまで最短でも60ビット、1.2secを時刻の特定に要している。
【0011】
また、Zカウント10にある現在受信中のデータが送信された時刻を読み取るために、あるプリアンブル9が既に送信された後に、衛星からの電波の補足を開始した場合には、次のプリアンブル9が送信されるまで待機しなくてはならず、その待機時間が平均で4sec程度となる。
【0012】
このように、衛星からの電波を補足してから、現在受信中のデータが送信された時刻を求めるまでに、特定に要する時間や待機時間が必要となり、GPS受信装置を起動してから、受信位置を求めるまでに要する時間が長くなる一因となっていた。
【0013】
また、位置を断続的に求めるときは、現在受信中のデータが送信された時刻を求めるまでにその都度、特定に要する時間や待機時間を必要とするため、GPS受信部に対して蓄電池で長期駆動することを考えると、消費電力低減の障害となっていた。
【0014】
また、衛星からの電波が不安定で、航法メッセージが途切れるような場合には、衛星を捕捉中にも関わらず測位演算を行うことが出来ないという問題点もあった。
【0015】
本発明は上記課題の点を鑑みてなされたものであり、GPS受信装置を起動してから受信位置を求めるまでの時間を短縮し、GPS受信部の消費電力を削減したGPS受信装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のGPS受信装置は、GPS衛星から送信された電波を受信するアンテナ部1と、前記アンテナ部1で受信した電波を復調してビットデータ列に変換する検波部2と、受信データを用いて受信位置を計算する位置算出部6とを有してなるGPS受信装置において、前記検波部2にてプリアンブル9を検波し、前記プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を計測する経過時間計測部3と、前記プリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2を計測するために精度誤差が既知である現在時刻を取得する時刻取得部4と、前記経過時間T1及び前記プリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2により現在受信中のデータが送信された時刻T5を計算する時刻計算部5と、現在受信中のデータが送信された時刻T5により受信位置を計算する位置算出部6からなる構成にしている。
【0017】
請求項2記載のGPS受信装置は、請求項1記載の発明において、前記時刻計算部5では、前記経過時間計測部3にて前記プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を計測するとともに、前記プリアンブル9後端の受信完了を検出し、前記プリアンブル9後端の受信完了の検出と同時に、精度誤差が既知である前記時刻取得部4にて前記プリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2を求め、前記プリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2から前記プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を差し引き、略正確なプリアンブル9の先端時刻T3を推定し、前記略正確なプリアンブル9の先端時刻T3に対して6secの整数倍になるように補正して、正確なプリアンブル9の先端時刻T4を算出し、前記正確なプリアンブル9の先端時刻T4に前記プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を加えることで、前記現在受信中のデータが送信された時刻T5を計算するような構成にしている。
【0018】
請求項3記載のGPS受信装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、精度誤差が既知である現在時刻を取得する時刻取得部8と、前記時刻取得部8から時刻を取得して、正確なプリアンブル9の先端時刻T6から前記精度誤差の半分を差し引いた時点より、前記プリアンブル9のビットデータ列長さT1と前記精度誤差とを加えた時間T7のみ前記検波部2に電源を供給する電力制御部7とを付加し、前記プリアンブル9のみを取得する構成にしている。
【0019】
請求項4記載のGPS受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記時刻取得部4及び前記時刻取得部8の精度誤差が±100msec以下である構成にしている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
【0021】
1はアンテナ部で、GPS衛星(図示せず)から送信された電波を受信する。2は検波部で、アンテナ部1にて受信された電波を復調して、ビットデータ列に変換する。この電波にはビットデータが変調により乗せられている。受信データには、図5に示すように、UTC時刻に同期し、6sec周期で送信されるビットデータ列であるプリアンブル9が埋め込まれている。これは一定配列で8ビットである。
【0022】
3は経過時間計測部で、常に経過時間を1msec単位で計測しておき、プリアンブル9検出時にプリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を取得するとともに、プリアンブル9後端の受信完了を検出する。
【0023】
4は時刻取得部で、±100msecの精度誤差を含む略正確な現在時刻を保有する電波時計であって、経過時間計測部3でプリアンブル9後端の受信完了を検出した時点で、プリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2を計測するために、前述の精度誤差を含む現在時刻を取得する。
【0024】
5は時刻計算部であり、プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1及び、プリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2により、現在受信中のデータが送信された時刻T5を計算する。なお、この計算手順については、詳しく後述する。
【0025】
6は位置算出部であり、現在受信中のデータが送信された時刻T5により、受信位置を算出する。
【0026】
次に、時刻計算部5による現在受信中のデータが送信された時刻T5の計算手順を、図2に示した一例に基づいて説明する。
【0027】
まず、図2(a)に示すように、経過時間計測部3にて、プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を取得しするとともにプリアンブル9後端の受信完了を検出する。ここで、プリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1は160msecである。更に、図2(b)に示すように、±100msecの精度誤差を含むプリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2が、例えば、「60〜260msec」であるとき、図2(c)では、精度誤差を含むプリアンブル9後端の略正確な受信時刻T2からプリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を差し引いて、略正確なプリアンブル9の先端時刻T3を推定する。略正確なプリアンブル9の先端時刻T3の精度は、電波時計の精度と同じく±100msecの精度誤差におさまる。
【0028】
ここで、前述のように、プリアンブル9の先端はUTC時刻に同期して、6secごとに送信されていることから、図2(d)に示すように、略正確なプリアンブル9の先端時刻T3を6secの整数倍となるように補正して、正確なプリアンブル9の先端時刻T4を算出することができる。最後に、図2(e)に示すように、この正確なプリアンブル9の先端時刻T4にプリアンブル9の先端から後端までの経過時間T1を加えると、現在受信中のデータが送信された時刻T5が計算される。
【0029】
本実施形態の場合、略正確なプリアンブル9の先端時刻T3は「−100から100msec」となり、正確なプリアンブル9の先端時刻T4は6secの整数倍であるため、「0msec」と計算される。従って、現在受信中のデータが送信された時刻T5は「160msec」と計算される。
【0030】
かかるGPS受信装置にあっては、プリアンブル9を受信できれば、Zカウント10をデコードし、パリティチェックまで行わずに、現在受信中データが送信された時刻T5を求めることが可能である。従来はプリアンブル9先頭からZカウント10のデコード後のパリティチェックまで行うのに最短でも60ビット、1.2secの時間は必要としていたが、プリアンブル9の検出のみなら160msecで行えるため、現在受信中データが送信された時刻T5を求めるのに約1secの短縮が可能である。従って、位置検出に必要な時刻確定を早くし、GPS受信装置を起動してから、受信位置を求めるまでに要する時間を短縮することができる。
【0031】
次に、本発明の第2実施形態を図3及び図4に基づいて以下に説明する。
なお、第1実施形態と異なるところのみ記し、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付す。第1実施形態では、電源は常時通電され、検波部2でアンテナ1にて受信された電波を復調しているのに対して、本実施形態では検波部2の電源は通常切断されている。
【0032】
ここで、8は時刻取得部で、±100msecの精度誤差を含む現在時刻を保有する電波時計である。図3に示すように、7は検波部2に対する電力制御部で、時刻取得部8から時刻を取得し、6sec周期である正確なプリアンブル9の先端時刻T6になると、検波部2の電源を入れる。
【0033】
なお、時刻取得部8は時刻取得部4と同じものを使用してもよい。また、電力制御部7は、時刻取得部8として時刻取得部4を用い、時刻取得部4から現在時刻を取得しても勿論よい。
【0034】
ここで、正確なプリアンブル9の先端時刻T6は、正確なプリアンブル9の先端時刻T4と同じ時刻であってもよいし、T4に6secの整数倍を加えたも時刻であってもよい。
【0035】
しかし実際、正確なプリアンブル9の先端時刻T6は6secの整数倍であるが、時刻取得部8の精度誤差は±100msecであるため、図4に示すように、正確なプリアンブル9の先端時刻T6の100msec前から、プリアンブル9後端の受信が完了してからその後の100msecまで、延べ360msecの間T7だけ検波部2の電源を入れる。これにより、確実にプリアンブル9を受信することができる。
【0036】
このようにして、プリアンブル9が受信できれば、第1実施形態の手順に従い、現在受信中のデータが送信された時刻T5を求めることが可能である。
【0037】
かかるGPS受信装置にあっては、現在受信中のデータが送信された時刻T5を確定して測位演算を行うことができる。これにより、電力制御部7にて検波部2の電源を所定時間だけ入れることで、測位演算が行え、検波部2の消費電力を大幅に削減したGPS受信装置を実現できる。
【0038】
【発明の効果】
上記のように本発明に係る請求項1記載のGPS受信装置は、GPS衛星から送信された電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信した電波を復調してビットデータ列に変換する検波部と、受信データを用いて受信位置を計算する位置算出部とを有してなるGPS受信装置において、前記検波部にてプリアンブルを検波し、前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を計測する経過時間計測部と、前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻を計測するために精度誤差が既知である現在時刻を取得する時刻取得部と、前記経過時間及び前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻により現在受信中のデータが送信された時刻を計算する時刻計算部と、現在受信中のデータが送信された時刻により受信位置を計算する位置算出部からなるようにしたもので、航法メッセージに含まれている送信時刻データ(Zカウント)を読み出す必要がなくなり、GPS受信装置を起動してから、受信位置を求めるまでに要する時間を短縮することができる。
【0039】
また、請求項2記載のGPS受信装置は、請求項1記載の発明において、前記時刻計算部では、前記経過時間計測部にて前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を計測するとともに、前記プリアンブル後端の受信完了を検出し、前記プリアンブル後端の受信完了の検出と同時に、精度誤差が既知である前記時刻取得部にて前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻を求め、前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻から前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を差し引き、略正確なプリアンブルの先端時刻を推定し、前記略正確なプリアンブルの先端時刻に対して6secの整数倍になるように補正して、正確なプリアンブルの先端時刻を算出し、前記正確なプリアンブルの先端時刻に前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を加えることで、前記現在受信中のデータが送信された時刻を計算するようにしたもので、プリアンブルの先端がUTC時刻に同期して、6secごとに送信されていることを利用し、航法メッセージに含まれている送信時刻データ(Zカウント)を読み出すことなく、前記現在受信中のデータが送信された時刻を得ることができる。
【0040】
また、請求項3記載のGPS受信装置は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、精度誤差が既知である現在時刻を取得する時刻取得部と、前記時刻取得部から時刻を取得して、正確なプリアンブルの先端時刻から前記精度誤差の半分を差し引いた時点より、前記プリアンブルのビットデータ列長さと前記精度誤差とを加えた時間のみ前記検波部に電源を供給する電力制御部とを付加し、前記プリアンブルのみを取得するようにしたもので、衛星からの電波を受信しなければならない時間の大幅な削減が可能で、GPS受信部の消費電力の削減が可能となり、また衛星からの電波が断続的になるような環境での測位も可能である。
【0041】
また、請求項4記載のGPS受信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記時刻取得部の精度誤差が±100msec以下であるから、現在受信中のデータが送信された時刻を精度よく、正確に計算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るデータが送信された時刻を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る装置の構成図である。
【図4】本発明の第2実施形態の電源投入タイミングを示す説明図である。
【図5】航法メッセージのデータ構造を示した模式図である。
【符号の説明】
1 アンテナ部
2 検波部
3 経過時間計測部
4 時刻取得部
5 時刻計算部
6 位置算出部
7 電力制御部
8 時刻取得部
9 プリアンブル
10 Zカウント
T1 経過時間
T2 略正確な受信時刻
T3 略正確な先端時刻
T4 正確な先端時刻
T5 現在受信中のデータが送信された時刻
T6 正確な先端時刻
T7 電源投入時間

Claims (4)

  1. GPS衛星から送信された電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信した電波を復調してビットデータ列に変換する検波部と、受信データを用いて受信位置を計算する位置算出部とを有してなるGPS受信装置において、前記検波部にてプリアンブルを検波し、前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を計測する経過時間計測部と、前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻を計測するために精度誤差が既知である現在時刻を取得する時刻取得部と、前記経過時間及び前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻により現在受信中のデータが送信された時刻を計算する時刻計算部と、現在受信中のデータが送信された時刻により受信位置を計算する位置算出部とを備えたことを特徴とするGPS受信装置。
  2. 前記時刻計算部において、前記経過時間計測部にて前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を計測するとともに、前記プリアンブル後端の受信完了を検出し、前記プリアンブル後端の受信完了の検出と同時に、精度誤差が既知である前記時刻取得部にて前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻を求め、前記プリアンブル後端の略正確な受信時刻から前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を差し引き、略正確なプリアンブルの先端時刻を推定し、前記略正確なプリアンブルの先端時刻に対して6secの整数倍になるように補正して、正確なプリアンブルの先端時刻を算出し、前記正確なプリアンブルの先端時刻に前記プリアンブルの先端から後端までの経過時間を加えることで、前記現在受信中のデータが送信された時刻を計算するようにしたことを特徴とする請求項1記載のGPS受信装置。
  3. 精度誤差が既知である現在時刻を取得する時刻取得部と、前記時刻取得部から時刻を取得して、正確なプリアンブルの先端時刻から前記精度誤差の半分を差し引いた時点より、前記プリアンブルのビットデータ列長さと前記精度誤差とを加えた時間のみ前記検波部に電源を供給する電力制御部とを付加し、前記プリアンブルのみを取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のGPS受信装置。
  4. 前記時刻取得部の精度誤差は、±100msec以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のGPS受信装置。
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