JP3630932B2 - Cooking equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子レンジ等の加熱調理装置に関し、特に、脱臭のために加熱室を加熱する加熱脱臭処理を行なう加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の加熱調理装置においては、調理後の加熱室内に、加熱調理した食品の臭いが残ることがあった。そして、加熱調理装置は、加熱部に、脱臭のために加熱室を加熱するという加熱脱臭処理を行なわせるよう構成されていた。この加熱脱臭処理は、「焼ききり」とも呼ばれていた。従来の加熱調理装置では、この焼ききりは、一定時間行なわれていた。この一定時間というのは、加熱室の温度が、焼ききり前に通常予想される温度範囲内の最低温度であっても、所定温度(たとえば、当該加熱室内に塗布された脱臭用塗料に含有されている触媒の活性が顕著に変化する、活性変化温度)まで確実に上昇し、かつ該所定温度で所定期間以上維持される時間とされていた。なお、従来の加熱調理装置は、加熱室の温度を検知する温度検知部を備えていた。そして、この焼ききりでは、該温度検知部の検知した温度が、それ以上上昇すると危険であるとされる温度(最高加熱温度)を超えないよう、加熱部の動作が制御されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の加熱調理装置では、焼ききりにおいて、加熱部は、加熱室の温度が上記の最高加熱温度を超えないように制御される以外は、加熱室の温度に関係なく制御されていた。つまり、焼ききりという処理にかかる時間は、加熱室の温度に関係なく一定であった。したがって、焼ききり開始時の加熱室の温度等によっては、上記の所定温度が必要以上に長く維持される場合があった。つまり、焼ききり時に加熱を行なう一定時間というのは、焼ききり開始時の加熱室の温度が通常予想された最低温度であっても、焼ききりによる所定の効果が得られるように設定されているため、焼ききり開始時の加熱室の温度が、上記の最低温度より高くなるにつれて、焼ききりでの余分な加熱時間が増加することになる。
【0004】
一方、加熱調理装置は、その動作の省エネルギ化を図るため、また、その使用においての安全性を高くするため、なるべく余分な加熱動作を行なわないよう構成されるべきである。
【0005】
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、脱臭のための加熱において、余分な加熱時間をなくすよう制御される加熱調理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明にかかる加熱調理装置は、食品を収納する加熱室と、該加熱室内の食品を加熱するヒータと、所望の調理を実行するために操作されるキー及び前記加熱室内の脱臭を行うために操作される脱臭キーを含むコントロールパネルと、前記加熱室内の温度を検出するサーミスタと、設定された時間をカウントするタイマを有し、前記コントロールパネルで操作されたキーからのデータや前記サーミスタで検出した温度に従って前記ヒータの制御を行う制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記脱臭キーが操作されたとき、前記サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が予め設定されている時間切換温度以下なら第1の期間を前記タイマに設定し、また前記検出した温度が前記時間切換温度以上なら前記第1の期間より短い第2の期間を前記タイマに設定すると共に、前記タイマのカウント中前記ヒータを駆動して前記加熱室内を加熱して前記加熱室内の脱臭を行うことを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によると、加熱調理装置において、制御回路は、脱臭キーが操作されたとき、サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が予め設定されている時間切換温度以下なら第1の期間をタイマに設定し、また前記検出した温度が前記時間切換温度以上なら前記第1の期間より短い第2の期間を前記タイマに設定すると共に、前記タイマのカウント中前記ヒータを駆動して前記加熱室内を加熱して前記加熱室内の脱臭を行う。
【0008】
これにより、加熱室の温度にかかわらず脱臭を行う時間は一定になるということはなくなるため、脱臭のための加熱において、余分な加熱時間のない加熱調理装置を提供することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明にかかる加熱調理装置は、食品を収納する加熱室と、該加熱室内の食品を加熱するヒータと、所望の調理を実行するために操作されるキー及び前記加熱室内の脱臭を行うために操作される脱臭キーを含むコントロールパネルと、前記加熱室内の温度を検出するサーミスタと、設定された時間をカウントするタイマを有し、前記コントロールパネルで操作されたキーからのデータや前記サーミスタで検出した温度に従って前記ヒータの制御を行う制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記ヒータを駆動すると共に、前記脱臭キーが操作されたとき、前記サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が庫内制御温度以上なら前記前記タイマのカウントを開始して前記タイマのカウント中前記加熱室内を加熱して前記加熱室内の脱臭を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によると、加熱調理装置において、加熱脱臭処理では、加熱室は、当該処理の開始後、その温度が庫内制御温度に達してから、タイマのカウントを開始して加熱室内の脱臭が行われる。
【0011】
これにより、脱臭のための加熱において、当該処理開始時の加熱室の温度等に従って、余分な加熱時間のない加熱調理装置を提供することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明にかかる加熱調理装置は、請求項2に記載の発明にかかる加熱調理装置の構成に加えて、前記制御回路は、前記脱臭キーが操作されたとき、前記サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が予め設定されている時間切換温度以下なら第1の期間を前記タイマに設定し、また前記検出した温度が前記時間切換温度以上なら前記第1の期間より短い第2の期間を前記タイマに設定することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によると、請求項2に記載の発明による作用に加えて、加熱調理装置において、制御回路は、脱臭キーが操作されたとき、サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が予め設定されている時間切換温度以下なら第1の期間をタイマに設定し、また前記検出した温度が前記時間切換温度以上なら前記第1の期間より短い第2の期間を前記タイマに設定する。
【0014】
これにより、請求項2に記載の発明による効果に加えて、当該処理開始時の加熱室の温度がある程度高くなると短くなる。したがって、脱臭のための加熱において、余分な加熱時間のない加熱調理装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
[第1の実施の形態]
図1(a)は、本発明の加熱調理装置の第1の実施の形態の電子レンジの斜視図である。電子レンジ1は、主に、本体2とドア3とからなる。本体2には、本体2の外郭を覆う外装部4とコントロールパネル6と複数の脚8とが設けられている。なお、コントロールパネル6は、ユーザが電子レンジ1を操作するために、電子レンジ1の前面に設けられている。また、ドア3には、ユーザがドア3を開閉するための取手3aが設けられている。
【0017】
図1(b)は、図1(a)のドア3が手前に開かれた状態を示している。ドア3の奥の本体2内部には、加熱室5が設けられている。また、加熱室5内部には、食品を載置するためのターンテーブル15が備えられている。
【0018】
図2は、電子レンジ1の本体2の内部構造を概略的に示す図である。加熱室5内には、加熱室5の温度を検知するためのサーミスタ18が取付けられている。また、加熱室5の上下には、それぞれ、加熱室5およびターンテーブル15上の食品17を加熱するための上ヒータ12および下ヒータ13が備えられている。さらに、加熱室5の右側方には、高周波の電波を発して食品17の加熱調理を行なうマグネトロン10と、マグネトロン10に電力を供給するためのトランス11が備えられている。また、加熱室5の下方には、ターンテーブル15を回転駆動するためのターンテーブルモータ16が備えられている。
【0019】
また、マグネトロン10の後方には、発熱したマグネトロン10を冷却するための図示せぬファンが備えられている。また、加熱室5の左側方には、マグネトロン10または上ヒータ12および下ヒータ13が加熱を行なっている際に加熱室5を照らすための、図示せぬ加熱室ライトが備えられている。
【0020】
図3は、コントロールパネル6の詳細な構成を示す図である。コントロールパネル6は、たとえば液晶からなる表示パネル60を含み、さらに、予め記憶された調理プログラムに従って調理が進行する自動メニュー61の中から所望メニューを選択するために操作される自動メニューキー6a、食品解凍のために操作される解凍キー6b、オーブン調理のために操作されるオーブンキー6c、調理開始のために操作されるスタートキー6d、キー操作により指定された内容を取消すためにまたは進行する調理過程を一旦停止させるために操作される取消しキー6e、食品を温めるために操作される温めキー6f、レンジ調理のために操作されるレンジキー6g、グリル調理のために操作されるグリルキー6hおよび調理期間を設定するために回転操作されるタイマキー6iを含む。また、コントロールパネル6は、上ヒータ12および下ヒータ13を用いて食品17の表面に焦げ目をつけるよう調理するために操作される直火焼きキー6jと、加熱室5内部を高温で加熱することにより脱臭(焼ききり)するために操作される脱臭キー6kを含む。さらに、コントロールパネル6は、該電子レンジ1を調理時以外にもタイマとして使用するために操作されるキッチンタイマキー62を含む。これら各種のキー操作の内容は、その都度表示パネル60に表示されて、ユーザは操作内容を確認できる。
【0021】
図4は、電子レンジ1の電気回路を模式的に示す図である。図4において、電子レンジ1は、該電子レンジ1の動作を制御するためのマイクロコンピュータを含む制御回路25を備えている。制御回路25は、コントロールパネル6に接続され、該コントロールパネル6から入力されたデータ等に従って、電子レンジ1を制御する。また、制御回路25は、サーミスタ18に接続され、該サーミスタ18が検出した加熱室5の温度に従って、電子レンジ1を制御する。
【0022】
21は、ターンテーブルモータ16をオンするためのリレーである。22、23は、それぞれ、上ヒータ12、下ヒータ13をオンするためのリレーである。24は、トランス11に通電するためのリレーである。26は、前述の加熱室5を照らす加熱室ライトであり、27は、前述のマグネトロン10の冷却用のファンを駆動するためのモータである。
【0023】
30は、ドア3が閉じられたときに図4に示す回路を閉じるドアスイッチである。また、20は、加熱室ライト26およびモータ27に通電するためのリレーであり、その開閉は、制御回路25により制御される。また、前述のリレー21〜25の開閉も、制御回路25により制御される。
【0024】
100は、図4に示す回路全体に電力を供給する交流電源である。また、28および29は、それぞれヒューズである。なお、ヒューズ29は、温度ヒューズであり、電子レンジ1の加熱室5以外の部位が異常な程度に高温(たとえば200℃)となった場合に回路を開き、電子レンジ1におけるそれ以上の加熱を防止する役割を有する。
【0025】
次に、電子レンジ1において行なわれる、焼ききりについて説明する。通常、焼ききりは、加熱室5内に食品を収納しない状態で行なわれる。そして、この状態で、脱臭キー6kが押下されると、上ヒータ12および下ヒータ13への通電が開始される。本実施の形態の焼ききりは、加熱室5が上ヒータ12および下ヒータ13によって加熱されることにより行なわれるが、その加熱時間は、脱臭キー6kが押下されたとき(焼ききり開始時)の加熱室5の温度に応じて変化する。以下、加熱室5の温度により加熱時間が変化する焼ききりについて図5を用いて説明する。
【0026】
図5は、本実施の形態の焼ききりのフローチャートである。まず、制御回路25は、ステップS1(以下、単にS1という)において、コントロールパネル6のキーのいずれかが押下されたか否かを判断する。いずれかが押下された場合にはS2に進み、いずれのキーも押下されていない場合には、リターンする。
【0027】
次に、制御回路25は、S2において、押下されたキーが脱臭キー6kであるか否かを判断し、脱臭キー6kである場合には、S4に進み、そうでない場合には、S3で、押下されたキーに基づいた別の処理を行ないリターンする。
【0028】
次に、制御回路25は、S4で、上ヒータ12および下ヒータ13に加熱をスタートさせるためにリレー20をオンし、リレー20に回路を閉じさせる処理を行ない、S5に進む。なお、ドア3が閉じてドアスイッチ30がオンされており、かつ、リレー20がオンされると、上ヒータ12および下ヒータ13による加熱の準備として、加熱室ライト26およびブロアモータ27がオンされる。
【0029】
次に、制御回路25は、S5で、庫内制御温度(T1)を設定する処理を行なう。T1とは、焼ききりにおいて到達させるべき加熱室5の温度であり、たとえば300℃である。なお、加熱室5の内壁に脱臭反応の触媒を含有する塗料が塗布されている場合、このT1を、その触媒の活性の顕著に変化する温度とすることができる。
【0030】
次に、制御回路25は、S6で、時間切換温度(T0)を設定する処理を行なう。T0とは、焼ききりの時間を焼ききり開始時の加熱室5の温度によって決定する場合の境界の温度である。本実施の形態では、焼ききり開始時の加熱室5の温度がT0以上であれば焼ききりの時間つまり加熱時間はTAとなり、T0未満であれば加熱時間はTAより長いTBとなる。したがって、加熱開始時の加熱室5の温度がある程度高いと、焼ききりの時間が短くなる。なお、T0は、たとえば200℃である。また、TAはたとえば15分であり、TBはたとえば20分である。本実施の形態において、このようにT0を設定することにより、たとえば焼ききりの直前に電子レンジ1で加熱調理を行ない、加熱室5の温度が十分高いときには、焼ききりの時間を、そうでない場合より、短くできる。つまり、T0を設定するのは、焼ききり開始時の加熱室5の温度が十分高ければ、加熱室5の温度を前述のT1にするために、加熱室5の温度が低い場合と同じ時間加熱室5を加熱する必要がないためである。そして、これにより、余分な焼ききりの時間をなくすことができる。
【0031】
次に、制御回路25は、S7で、タイマTA、TBをリセットする処理を行なう。なお、タイマTA、TBとは、前述の加熱室5の加熱時間TA、TBをそれぞれ計るタイマである。次に、制御回路25は、S8で、フラグF0、F1をリセットする処理を行なう。なお、フラグF0、F1については後述する。次に、制御回路25は、S9で、サーミスタ18の検知温度(T2)を検出する処理を行なう。
【0032】
次に、制御回路25は、S10で、その時点でのT2がT0以上であるか否かの判断を行なう。つまり、ここでは、焼ききり開始時の加熱室5の温度がT0以上であるか否かの判断がなされる。そして、制御回路25は、T0以上であると判断した場合は、S11で焼ききりの加熱時間をTAとするためタイマTAをセットし、T0未満であると判断した場合は、S12で加熱時間をTBとするためタイマTBをセットする。
【0033】
次に、制御回路25は、S13で、上ヒータ12をオンするためにリレー22をオンする処理を行ない、さらに、S14で、下ヒータ13をオンするためにリレー23をオンする処理を行なう。
【0034】
次に、制御回路25は、S15で、S11またはS12でセットしたタイマ(タイマTAまたはタイマTB)をカウントダウンする。次に、制御回路25は、S16で、S15においてカウントダウンしたタイマが0となったか否かを判断する。タイマがまだ0でない場合には、制御回路25は、S17で、その時点でのT2を検出する処理を行ない、さらに、S18で、検出したT2がT1以上であるか否かを判断する。
【0035】
T2がT1未満であるとき、つまり、加熱室5の温度がT1に達していないとき、制御回路25は、S19で、フラグF0がセット(F0=1)されているか否かを判断する。フラグF0とは、後述するS22でセットされるフラグである。そして、制御回路25は、F0がセットされていないと判断すると、S15で、タイマTAまたはTBをカウントダウンする処理を行なう。
【0036】
そして、タイマTAまたはタイマTBがまだ0とならず、T2がT1に達した場合、制御回路25は、S16〜S18の処理を行なった後、S21でフラグF0がリセットされているか否かの判断を行なう。そして、フラグF0がリセットされている(F0=0)場合には、S22でフラグF0をセットする処理を行ない、さらにS24、S25で、上ヒータ12、下ヒータ13をオフするためにリレー22、23をオフする処理を行なう。
【0037】
次に、制御回路25は、S26で、フラグF1がセットされているか否かの判断を行なう。フラグF1とは、S23でセットされるフラグである。フラグF1がセットされていないと判断すると、制御回路25は、そのままS15で、タイマTAまたはタイマTBをカウントダウンする処理を行なう。そして、タイマTAまたはタイマTBがまだ0でない場合には、制御回路25は、S16、S17の処理を行なった後、S18でその時点でのT2がT1以上であるか否かを判断する。
【0038】
S24、S25で上ヒータ12、下ヒータ13をオフしたこと等によりT2がT1未満となった場合、制御回路25は、S19でフラグF0がセットされているか否かを判断する。フラグF0がセットされている場合には、制御回路25はS20でフラグF0をリセットする処理を行なった後、S13、S14で上ヒータ12、下ヒータ13をオンするために、リレー22、23をオンする処理を行ない、S15に進みタイマをカウントダウンする。
【0039】
そして、まだタイマが0にならず、T2がT1に達した場合には、制御回路25は、S16〜S18の処理を行なった後、S21でフラグF0がリセットされているか否かを判断する。そして、制御回路25は、フラグF0がリセットされていると判断すると、S22でフラグF0をセットした後、S24、S25で上ヒータ12、下ヒータ13をオフするために、リレー22、23をオフする処理を行なう。そして、制御回路25は、S26で、フラグF1がセットされているか否かを判断し、セットされていない場合には、S15に進む。S21でフラグF0がリセットされていないと判断すると、直接、S15に進む。
【0040】
以上のような処理が繰返され、加熱室5は、TAまたはTBの時間だけ、加熱される。そして、制御回路25は、S15でタイマをカウントダウンし続け、S16でタイマが0となったと判断すると、S23で、フラグF1をセットする処理を行なう。そして、S24、S25で上ヒータ12、下ヒータ13をオフする処理を行なう。そして、制御回路25は、S26で、F1がセットされていると判断すると、S27でリレー20をオフして、焼ききりを終了する。
【0041】
以上説明した本実施の形態においては、上ヒータ12および下ヒータ13により、脱臭のために加熱室を加熱する加熱脱臭処理(焼ききり)を行なう加熱部が構成され、制御回路25により、加熱部の動作を制御する制御部が構成されている。また、脱臭キー6kにより、加熱部に加熱脱臭処理を指示するための指示部が構成されている。
【0042】
また、制御回路25が以上の処理を行なうことにより、焼ききりの時間、つまり、加熱の時間は、サーミスタ18の検出温度に応じて、TAまたはTBのいずれかとされる。したがって、制御部は、加熱脱臭処理の処理期間を、温度検知部が検知した温度に応じて変化させることになる。なお、加熱脱臭処理の処理期間として用意される期間の数は、「2」に限定されるものではない。温度検知部の検知した温度に応じて、さらに多くの処理期間を用意してもよい。
【0043】
さらに、本実施の形態では、S10で検出された焼ききり開始時の加熱室5の温度がT0未満であれば、焼ききりの時間は、S12でTBと設定される。一方、T0以上であれば、焼ききりの時間は、S11でTAと設定される。
【0044】
つまり、制御部は、加熱脱臭処理の処理期間を、指示部による指示が入力されたときの温度検知部の検知温度が、所定の温度未満であれば第1の期間とし、前記所定の温度以上であれば前記第1の期間より短い第2の期間とすることになる。これにより、加熱脱臭処理において、余分な加熱時間をなくすことができる。
【0045】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態における電子レンジ1から、制御回路25の焼ききりにおける制御の態様のみを変更したものである。つまり、制御回路25は、本実施の形態では、脱臭キー6kが押下されて加熱が開始され、加熱室5の温度が第1の実施の形態で説明した庫内制御温度(T1)に達した後、さらに一定の時間加熱室5が加熱されるように焼ききりの時間を設定する処理を行なう。以下、第2の実施の形態での、制御回路25の焼ききりにおける制御の態様を、図6を参照しつつ説明する。
【0046】
図6は、本実施の形態の焼ききりのフローチャートである。まず、制御回路25は、S30でコントロールパネル6のキーがいずれも押下されていないと判断した場合、または、脱臭キー6k以外のキーが押下され(S30でYES、S31でNO判断時)、S32で、その押下されたキーに基づいた別の処理を行なった場合、そのままリターンする。キーが押下され、そのキーが脱臭キー6kである場合(S31でYES判断時)には、S33で、リレー20をオンする処理を行なう。そして、S34で、T1を設定する処理を行なう。なお、このT1とは、第1の実施の形態のT1と同じものである。
【0047】
次に、S35で、タイマTCをリセットする処理を行なう。なお、タイマTCとは、時間TCを計るタイマであり、TCとは、加熱室5の温度が最初にT1に達した後で加熱室5が加熱される時間である。なお、TCは、たとえば15分である。次に、制御回路25は、S36で、フラグF2、F3をリセットする処理を行なう。なお、フラグF2、F3については後述する。次に、制御回路25は、S37で、タイマTCをセットする処理を行なう。
【0048】
次に、制御回路25は、S38、S39で、上ヒータ12、下ヒータ13をオンするために、リレー22、23をオンする処理を行なう。次に、制御回路25は、S40で、フラグF3がセット(F3=1)されているか否かを判断する。フラグF3とは、後述するS46でセットされるフラグである。そして、制御回路25は、F3がセットされていないと判断すると、S41に進む。
【0049】
次に、制御回路25は、S41で、その時点でのT2(サーミスタ18の検出温度)を検出する処理を行ない、また、S42で、その検出したT2がT1以上であるか否かを判断する。T2がT1未満であるとき、つまり、加熱室5の温度がまだT1に達していないとき、制御回路25は、S43で、フラグF2がセット(F2=1)されているか否かを判断する。フラグF2とは、後述するS48でセットされるフラグである。そして、制御回路25は、F2がセットされていないと判断すると、S44で、フラグF3がリセットされているか否かを判断する。そして、F3がリセットされていると判断すると、制御回路25は、S41で、その時点でのT2を検出する処理を行なう。
【0050】
そして、制御回路25は、S42で、T2がT1以上であると判断した場合は、S47で、フラグF2がリセットされているか否かを判断する。F2がリセットされていると判断した場合には、S48で、フラグF2をセットする処理を行ない、S49、S50で上ヒータ12、下ヒータ13をオフするためにリレー22、23をオフし、S51に進む。一方、S47で、フラグF2がリセットされていないと判断した場合には、そのままS51に進む。
【0051】
制御回路25は、S51で、タイマTCをカウントダウンする処理を行ない、そして、S52で、タイマTCが0となったか否かを判断する。タイマTCがまだ0となっていない場合には、S41に進む。
【0052】
そして、制御回路25は、S41でその時点でのT2を検出し、そのT2が、T1以上であるか否かを、S42で、判断する。なお、S42で、T2がT1未満であると判断し、さらに、S43で、フラグF2がセットされていると判断した場合には、制御回路25は、S45でフラグF2をリセットし、さらに、S46でフラグF3をセットした後、S38に進む。
【0053】
なお、S40で、フラグF3がセットされていると判断すると、制御回路25は、S51に進む。
【0054】
制御回路25は、以上のような処理を繰返し、S52でタイマTCが0となったと判断すると、S53でリレー20をオフし、さらに、S54、S55で、リレー22、23をオフし、焼ききりを終了する。
【0055】
以上説明した本実施の形態においては、S51でのタイマTCのカウントダウンは、制御回路25が、最初にT2がT1以上である(S42でYES)と判断した後に、開始される。つまり、本実施の形態では、たとえば焼ききり前に、加熱調理が行なわれ、加熱室5の温度が250℃程度まで上昇しているような場合には、加熱室5の温度が室温(25℃程度)である場合よりも、加熱室5への加熱時間が、短くなる。加熱時間を短くしても、十分に焼ききりの効果を期待できるからである。つまり、本実施の形態では、制御部は、加熱脱臭処理の処理期間を、温度検知部の検知温度が所定の温度(T1)に達した時点から所定の期間(TC)とすることになる。そして、これにより、焼ききりにおいて、余分な加熱時間をなくすことができる。
【0056】
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態における電子レンジ1から、制御回路25の焼ききりにおける制御の態様のみを変更したものである。つまり、制御回路25は、本実施の形態では、脱臭キー6kが押下されて加熱が開始され、加熱室5の温度が第1の実施の形態で説明した庫内制御温度(T1)に達した後、さらに所定の時間、加熱室5が加熱されるように焼ききりの時間を設定するよう処理を行なう。そして、該所定の時間は、脱臭キー6kが押下されたときの加熱室5の温度に応じて変化する。以下、第3の実施の形態の制御回路25の焼ききりにおける制御の態様を、図7を参照しつつ説明する。
【0057】
図7は、本実施の形態の焼ききり処理のフローチャートである。まず、制御回路25は、S60でコントロールパネル6のキーがいずれも押下されていないと判断した場合、または、脱臭キー6k以外のキーが押下され(S60でYES、S61でNO判断時)、S62で、その押下されたキーに基づいた別の処理を行なった場合、そのままリターンする。キーが押下され、そのキーが脱臭キー6kである場合(S61でYES判断時)には、S63で、リレー20をオンする処理を行なう。そして、S64で、T1を設定する処理を行なう。なお、このT1とは、第1の実施の形態のT1と同じものである。
【0058】
次に、制御回路25は、S65で、時間切換温度(T3)を設定する処理を行なう。T3とは、加熱室5の温度がT1に達した後の加熱時間を、焼ききり開始時の加熱室5の温度によって決定する場合の境界の温度である。なお、加熱室5の温度がT1に達した後の加熱時間は、焼ききり開始時の加熱室5の温度がT3以上であればTPとなり、T3未満である場合はTPより長いTQとなる。したがって、焼ききり開始時の加熱室5の温度が高いと、焼ききり時間、つまり加熱時間が短くなる。なお、T3は、たとえば250℃である。また、TPはたとえば10分であり、TQはたとえば15分である。本実施の形態においてこのようにT3を設定することにより、たとえば焼ききりの直前に電子レンジ1において加熱調理が行なわれ、加熱室5の温度が十分高いときには、焼ききりの時間を短くできる。なお、T3を設定するのは、焼ききりの加熱室5の温度が十分高ければ、電子レンジ1において、焼ききり開始前に、焼ききりとほぼ同様の処理が行なわれていたとみなすことができ、加熱室5の温度が低い場合と同じ時間加熱室5を加熱する必要がないと考えられるためである。そして、これにより、余分な焼ききりの時間をなくすことができる。
【0059】
次に、制御回路25は、S66で、タイマTP、TQをリセットする処理を行なう。なお、タイマTP、TQとは、前述の加熱室5の加熱時間(TP、TQ)をそれぞれ計るタイマである。次に、制御回路25は、S67で、フラグF4、F5をリセットする処理を行なう。なお、フラグF4、F5については後述する。次に、制御回路25は、S68で、サーミスタ18の検知温度(T2)を検出する処理を行なう。
【0060】
次に、制御回路25は、S69で、その時点でのT2が、T3以上であるか否かの判断を行なう。そして、制御回路25は、T3以上であると判断した場合は、S70で、加熱室5の温度がT1に達した後の加熱時間をTPとし(タイマTPをセットし)、T3未満であると判断した場合は、S71で、当該加熱時間をTQとする(タイマTQをセットする)。
【0061】
次に、制御回路25は、S72、S73で、上ヒータ12、下ヒータ13をオンするために、リレー22、23をオンする処理を行なう。次に、制御回路25は、S74で、フラグF5がセット(F5=1)されているか否かを判断する。フラグF5とは、後述するS80でセットされるフラグである。そして、制御回路25は、F5がセットされていないと判断するとS75でT2を検出する処理を行ない、さらに、S76で、検出したT2が、T1以上であるか否かを判断する。そして、制御回路25は、T2がT1未満であると判断した場合には、S77でフラグF4がセットされているか否かを判断する。フラグF4は、後述するS82でセットされるフラグである。
【0062】
F4がセットされていなければ、制御回路25は、S78で、フラグF5がリセット(F5=0)されているか否かの判断を行なう。そして、制御回路25は、フラグF5がリセットされていないと判断すると、S85で、S70またはS71でセットしたタイマをカウントダウンし、S86でそのタイマが0であるか否かを判断する。そして、そのタイマがまだ0でない場合には、S75に進む。一方、制御回路25は、S78で、フラグF5がリセットされていると判断すると、そのままS75に進む。
【0063】
制御回路25は、S75で、その時点でのT2を検出し、さらに、そのT2が、T1以上であるか否かを、S76で判断する。そして、制御回路25は、T2がT1以上であると判断した場合には、S81で、フラグF4がリセットされているか否かを判断する。そして、制御回路25は、フラグF4がリセットされていると判断すると、S82でフラグF4をセットする処理を行ない、さらに、S83、S84で、上ヒータ12、下ヒータ13をオフするためにリレー22、23をオフする処理を行なった後、S85に進む。一方、S81でフラグF4がリセットされていないと判断すると、そのままS85に進む。
【0064】
制御回路25は、S85でタイマをカウントダウンし、S86で、そのタイマが0となったか否かを判断する。タイマが0でない場合には、S75で、その時点でのT2を検出し、S76でそのT2がT1以上であるか否かを、判断する。T2がT1未満であると判断しかつS77でフラグF4がセットされていると判断すると、制御回路25は、S79で、フラグF4をリセットし、S80でフラグF5をセットした後、S72に進む。
【0065】
なお、S74で、フラグF5がセットされていると判断した場合には、制御回路25は、S85に進む。
【0066】
以上のような処理を繰返し、S86でタイマが0になったと判断すると、制御回路25は、S87でリレー20をオフし、さらにS88、S89でリレー22、23をオフすることにより、焼ききりを終了する。
【0067】
以上のような処理においては、制御回路25が、S76でT2がT1以上であると判断するまでは、S85でのタイマのカウントダウンは行なわれない。このように制御回路25が処理を行なうことにより、本実施の形態の焼ききりでは、加熱室5の温度が最初にT1に達した後、加熱室5がTPまたはTQの時間だけ加熱される。加熱室5の温度が最初にT1に達した後の加熱時間は、焼ききり開始時の加熱室5の温度(T2)がT3未満であればS71でTQとされ、T2がT3以上であればS70でTQより短いTPとされる。
【0068】
つまり、本実施の形態では、制御部は、加熱脱臭処理の処理期間を、温度検知部の検知温度が所定の温度に達した時点から所定の期間とする。そして、その所定の期間とは、指示部による指示が入力されたとき(焼ききりの開始時)の温度検知部の検知温度(T2)が所定の温度(T3)未満であれば第1の期間(TQ)とされ、所定の温度(T3)以上であれば第1の期間(TQ)より短い第2の期間(TP)とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子レンジを示す図である。
【図2】図1の電子レンジの本体の内部構造を概略的に示す図である。
【図3】図1の電子レンジのコントロールパネルの詳細な構成を示す図である。
【図4】図1の電子レンジの電気回路を模式的に示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の焼ききりのフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態の焼ききりのフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態の焼ききりのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子レンジ
5 加熱室
6 コントロールパネル
6k 脱臭キー
12 上ヒータ
13 下ヒータ
18 サーミスタ
20〜24 リレー
25 制御回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooking device such as a microwave oven, and more particularly to a cooking device that performs a heating and deodorizing process for heating a heating chamber for deodorization.
[0002]
[Prior art]
In this type of conventional cooking device, the smell of the cooked food may remain in the cooking chamber after cooking. And the heating cooking apparatus was comprised so that a heating part might perform the heating deodorizing process of heating a heating chamber for a deodorizing. This heat deodorization treatment was also called “baked”. In the conventional cooking device, this grilling is performed for a certain time. This fixed time is included in the deodorizing paint applied to the predetermined temperature (for example, the heating chamber) even if the temperature of the heating chamber is the lowest temperature in the temperature range normally expected before burning. The activity is surely increased to an activity change temperature at which the activity of the catalyst is significantly changed, and is maintained for a predetermined period or longer at the predetermined temperature. In addition, the conventional heating cooking apparatus was provided with the temperature detection part which detects the temperature of a heating chamber. In this burning, the operation of the heating unit is controlled so that the temperature detected by the temperature detection unit does not exceed the temperature (maximum heating temperature) that is considered dangerous if the temperature rises further.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional cooking device, in the grilling, the heating unit is controlled regardless of the temperature of the heating chamber, except that the temperature of the heating chamber is controlled not to exceed the maximum heating temperature. In other words, the time required for the process of burning is constant regardless of the temperature of the heating chamber. Therefore, depending on the temperature of the heating chamber at the start of baking, the predetermined temperature may be maintained longer than necessary. In other words, the fixed time for heating at the time of grilling is set so that a predetermined effect can be obtained even if the temperature of the heating chamber at the start of grilling is normally the lowest expected temperature. Therefore, as the temperature of the heating chamber at the start of grilling becomes higher than the above-mentioned minimum temperature, the extra heating time for grilling increases.
[0004]
On the other hand, the cooking device should be configured so as not to perform an extra heating operation as much as possible in order to save energy in the operation and to increase safety in use.
[0005]
The present invention has been conceived in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a cooking device that is controlled to eliminate an extra heating time in heating for deodorization.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A heating and cooking apparatus according to the invention of
[0007]
According to the first aspect of the present invention, in the cooking device, when the deodorizing key is operated, the control circuit detects the temperature in the heating chamber with the thermistor, and the detected temperature is a preset time switching temperature. If the following is set, the first period is set to the timer, and if the detected temperature is equal to or higher than the time switching temperature, the second period shorter than the first period is set to the timer, and the heater is counted during the timer counting. To deodorize the heating chamber by driving the heating chamber.
[0008]
As a result, the deodorizing time does not become constant regardless of the temperature of the heating chamber, so that it is possible to provide a cooking device that does not have extra heating time in heating for deodorization.
[0009]
A heating cooking apparatus according to a second aspect of the invention includes a heating chamber for storing food, a heater for heating food in the heating chamber, a key operated to perform desired cooking, and a heating chamber in the heating chamber. Data from a control panel including a deodorization key operated to perform deodorization, a thermistor for detecting the temperature in the heating chamber, and a timer for counting a set time, and operated from the control panel And the Sami The And a control circuit that controls the heater according to the temperature detected by the heater. The control circuit drives the heater and detects the temperature in the heating chamber with the thermistor when the deodorizing key is operated. If the detected temperature is equal to or higher than the internal control temperature, the timer starts counting, and the heating chamber is heated during the timer counting to deodorize the heating chamber.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, in the heating cooking apparatus, in the heating and deodorizing process, the heating chamber starts counting the timer after the temperature reaches the internal control temperature after the start of the process, and heats the heating chamber. The room is deodorized.
[0011]
Thereby, in the heating for deodorization, according to the temperature of the heating chamber at the time of the said process start etc., the heating cooking apparatus without extra heating time can be provided.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in addition to the configuration of the second embodiment, the control circuit is heated by the thermistor when the deodorizing key is operated. A room temperature is detected, and if the detected temperature is equal to or lower than a preset time switching temperature, a first period is set in the timer, and if the detected temperature is equal to or higher than the time switching temperature, the first period is set. A shorter second period is set in the timer.
[0013]
According to invention of
[0014]
Thereby, in addition to the effect by the invention of
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
[First Embodiment]
Fig.1 (a) is a perspective view of the microwave oven of 1st Embodiment of the heat cooking apparatus of this invention. The
[0017]
FIG.1 (b) has shown the state by which the
[0018]
FIG. 2 is a diagram schematically showing the internal structure of the
[0019]
Further, a fan (not shown) for cooling the generated
[0020]
FIG. 3 is a diagram showing a detailed configuration of the
[0021]
FIG. 4 is a diagram schematically showing an electric circuit of the
[0022]
[0023]
A
[0024]
[0025]
Next, grilling performed in the
[0026]
FIG. 5 is a flowchart of grilling according to the present embodiment. First, the
[0027]
Next, in S2, the
[0028]
Next, in S4, the
[0029]
Next, the
[0030]
Next, the
[0031]
Next, the
[0032]
Next, in S10, the
[0033]
Next, the
[0034]
Next, in S15, the
[0035]
When T2 is less than T1, that is, when the temperature of the
[0036]
If the timer TA or the timer TB has not yet reached 0 and T2 has reached T1, the
[0037]
Next, in S26, the
[0038]
When T2 becomes less than T1 because the
[0039]
If the timer has not yet reached 0 and T2 has reached T1, the
[0040]
The above process is repeated, and the
[0041]
In the present embodiment described above, the
[0042]
In addition, when the
[0043]
Further, in the present embodiment, if the temperature of the
[0044]
That is, the control unit sets the processing period of the heat deodorization process as the first period if the temperature detected by the temperature detection unit when an instruction by the instruction unit is input is lower than a predetermined temperature, and is equal to or higher than the predetermined temperature. If so, the second period is shorter than the first period. Thereby, extra heating time can be eliminated in the heat deodorization treatment.
[0045]
[Second Embodiment]
In the second embodiment of the present invention, only the control mode in burning of the
[0046]
FIG. 6 is a flowchart of burn-in according to the present embodiment. First, the
[0047]
Next, in S35, a process for resetting the timer TC is performed. Note that the timer TC is a timer that measures the time TC, and TC is the time during which the
[0048]
Next, the
[0049]
Next, the
[0050]
If the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
If it is determined in S40 that the flag F3 is set, the
[0054]
When the
[0055]
In the present embodiment described above, the count-down of the timer TC in S51 is started after the
[0056]
[Third Embodiment]
In the third embodiment of the present invention, only the control mode in burning of the
[0057]
FIG. 7 is a flowchart of the burn-in process according to the present embodiment. First, the
[0058]
Next, the
[0059]
Next, the
[0060]
Next, in S69, the
[0061]
Next, the
[0062]
If F4 is not set, the
[0063]
The
[0064]
The
[0065]
If it is determined in S74 that the flag F5 is set, the
[0066]
When the above processing is repeated and it is determined in S86 that the timer has become 0, the
[0067]
In the processing as described above, the timer is not counted down in S85 until the
[0068]
That is, in this embodiment, the control unit sets the processing period of the heat deodorization process to a predetermined period from the time when the temperature detected by the temperature detection unit reaches a predetermined temperature. The predetermined period is the first period if the detected temperature (T2) of the temperature detection unit when the instruction by the instruction unit is input (at the start of burning) is lower than the predetermined temperature (T3). (TQ). If the temperature is equal to or higher than a predetermined temperature (T3), the second period (TP) is shorter than the first period (TQ).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a microwave oven according to a first embodiment of the present invention.
2 is a diagram schematically showing an internal structure of a main body of the microwave oven of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a diagram showing a detailed configuration of a control panel of the microwave oven of FIG. 1;
4 is a diagram schematically showing an electric circuit of the microwave oven of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a flowchart of burn-in according to the first embodiment of this invention.
FIG. 6 is a flowchart of burn-in according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart of burn-in according to the third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Microwave oven
5 Heating chamber
6 Control panel
6k deodorizing key
12 Upper heater
13 Lower heater
18 Thermistor
20-24 Relay
25 Control circuit
Claims (3)
該加熱室内の食品を加熱するヒータと、
所望の調理を実行するために操作されるキー及び前記加熱室内の脱臭を行うために操作される脱臭キーを含むコントロールパネルと、
前記加熱室内の温度を検出するサーミスタと、
設定された時間をカウントするタイマを有し、前記コントロールパネルで操作されたキーからのデータや前記サーミスタで検出した温度に従って前記ヒータの制御を行う制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記脱臭キーが操作されたとき、前記サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が予め設定されている時間切換温度以下なら第1の期間を前記タイマに設定し、また前記検出した温度が前記時間切換温度以上なら前記第1の期間より短い第2の期間を前記タイマに設定すると共に、前記タイマのカウント中前記ヒータを駆動して前記加熱室内を加熱して前記加熱室内の脱臭を行うことを特徴とする加熱調理装置。A heating chamber for storing food,
A heater for heating the food in the heating chamber;
A control panel including a key operated to perform desired cooking and a deodorizing key operated to deodorize the heating chamber;
A thermistor for detecting the temperature in the heating chamber;
A timer for counting the set time, a control circuit for controlling the heater according to the temperature detected by the data and the Sami scan data from the key operated by the control panel,
With
The control circuit detects the temperature in the heating chamber with the thermistor when the deodorizing key is operated, and sets the first period in the timer if the detected temperature is lower than a preset time switching temperature. If the detected temperature is equal to or higher than the time switching temperature, a second period shorter than the first period is set in the timer, and the heater is driven to heat the heating chamber during the counting of the timer. A cooking apparatus characterized by deodorizing the heating chamber.
該加熱室内の食品を加熱するヒータと、
所望の調理を実行するために操作されるキー及び前記加熱室内の脱臭を行うために操作される脱臭キーを含むコントロールパネルと、
前記加熱室内の温度を検出するサーミスタと、
設定された時間をカウントするタイマを有し、前記コントロールパネルで操作されたキーからのデータや前記サーミスタで検出した温度に従って前記ヒータの制御を行う制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記ヒータを駆動すると共に、前記脱臭キーが操作されたとき、前記サーミスタで加熱室内の温度を検出し、該検出した温度が庫内制御温度以上なら前記前記タイマのカウントを開始して前記タイマのカウント中前記加熱室内を加熱して前記加熱室内の脱臭を行うことを特徴とする加熱調理装置。A heating chamber for storing food,
A heater for heating the food in the heating chamber;
A control panel including a key operated to perform desired cooking and a deodorizing key operated to deodorize the heating chamber;
A thermistor for detecting the temperature in the heating chamber;
A timer for counting the set time, a control circuit for controlling the heater according to the temperature detected by the data and the Sami scan data from the key operated by the control panel,
With
The control circuit drives the heater and, when the deodorizing key is operated, detects the temperature in the heating chamber with the thermistor, and starts counting the timer if the detected temperature is equal to or higher than the internal control temperature. And the heating cooking apparatus characterized by heating the said heating chamber during the count of the said timer, and performing the deodorizing in the said heating chamber.
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