JP3629835B2 - 投写型テレビジョン受像機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は赤、青、緑の独立した三本のCRTを有する投写型カラーテレビジョン受像機に関し、詳しくは、コンバーゼンス、ダイナミックフォーカス補正波波形発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンバーゼンス補正回路としては例えば特開昭61−277288号公報が提案されている。図2は従来のコンバーゼンス補正回路のブロック構成図を示す。図2において、符号21は水平鋸波、垂直パラボラ波を発生する基本波形発生回路、22は各波形の直流成分を設定するクランプ回路、23は乗算回路、24は補正量調整回路、25は出力回路、26はCRTに取り付けられた水平コンバーゼンス補正コイルである。
【0003】
以上のように構成された従来のコンバーゼンス補正回路では32のクランプ回路のツェナーダイオードと可変抵抗を調整し、基本波形の最小値を0V又はある決められた値となるように調整することにより、目的の乗算波形を得てコンバーゼンスを補正することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成ではある特定の水平周波数でクランプ回路の設定を行うため、水平周波数が変化して基本波形の周波数が変化した場合、設定が適切でなくなる可能性がある。
【0005】
また、コンバーゼンスの補正には複数の補正波が必要で、調整を必要とする可変抵抗の数が増えるため、調整に時間を要するという問題点を有していた。
【0006】
本発明は従来の技術におけるクランプ回路22を自動化し、補正波発生回路を無調整化することにより、上記問題点を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の投写型テレビジョン受像機では、水平及び垂直鋸歯状波とパラボラ波を出力する基本波形発生回路と、前記基本波形発生回路から出力された基本波形の直流成分を除去した信号波形を反転・整流して基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、前記直流成分が除去された基本波形と前記基準電圧とを加算する加算回路と、前記加算回路の出力信号と前記基本波形を乗算する乗算回路とを備え、前記乗算回路からの出力信号によりコンバーゼンス補正を行うことにより、水平周波数の変化により基本波形の周波数が変化しても、同一波形が繰り返される信号に対して、正確にボトムクランプ或いは直流成分の設定が出来るようにして、コンバーゼンス波形発生回路の無調整を図ったことを特徴とするものであります。
【0008】
【本発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、直流成分除去、整流、平滑、反転、加算回路を備え、同一波形が繰り返される信号に対して、正確にボトムクランプが出来る回路を用い、コンバーゼンス波形発生回路の無調整を図った投写型テレビジョン受像機としたもので、クランプ回路22を自動化し、補正波発生回路を無調整化できるという作用を有する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、直流成分除去、整流、平滑、反転、加算回路を備え、同一波形が繰り返される信号に対して、正確に直流成分の設定が出来る回路を用い、コンバーゼンス波形発生回路の無調整を図った投写型テレビジョン受像機としたもので、クランプ回路22を自動化し、補正波発生回路を無調整化できるという作用を有する。
【0010】
以下、本発明の一実施例における投写型テレビジョン受像機について、図面を用いて説明する。
【0011】
(実施例)
図1は本発明の一実施例における投写型テレビジョン受像機のブロック構成図と波形図を示す。図1において、符号11は水平、垂直のこぎり波、パラボラ波等を出力する基本波形発生回路、12は入力された波形の直流成分を一時除去し、整流、反転して基準電圧を得る基準電圧発生回路、13は直流成分が除去された基本波形と基準電圧を加算する加算回路、14は乗算回路、15は出力回路である。上記のように構成されたコンバーゼンス補正波発生回路について、以下にその動作を説明する。
【0012】
まず、基準電圧発生回路12のC1に基本波形が入力されると、12aには信号の直流成分が除去された波形が現れる。
【0013】
次に、この信号をIC1のオペアンプに入力する。オペアンプIC1では反転入力側に信号が入力されるため信号が反転し、かつ帰還部にダイオードD1があるため、整流が同時に行われる。
【0014】
したがって、12bには直流成分を除去された信号の0V以下の部分が反転して現れる。
【0015】
なお、ダイオードD2はオペアンプが飽和するのを防止する目的で挿入する。この信号を平滑して基準電圧とし、オペアンプIC2で直流除去された信号に加算する。この基準電圧は、直流除去された信号の0V以下の部分の電圧の絶対値と常に同じ電圧を保つため、基準電圧を全く増幅しない。
【0016】
すなわち、R3=R4であれば、元の信号の最低値が0Vとなる信号が得られ、自動的にボトムクランプがかかることになる。
【0017】
また、R3,R4の値を選択し加算比を変えることにより、任意の直流成分に固定することも可能である。この波形を14の乗算回路に入力し、15の出力回路に入れることによりコンバーゼンスを補正する。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば補正波発生の際に必要であった、クランプ回路の可変抵抗による工場調整を無調整化でき、生産に要する時間の短縮ができる。また、信号の周波数が変動しても追従するため、常に最適な補正波を発生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における投写型テレビジョン受像機のブロック構成図と波形図
【図2】従来のコンバーゼンス補正回路のブロック構成図
【符号の説明】
11 基本波形発生回路
12 基準電圧発生回路
13 加算回路
14 乗算回路
15 出力回路
16 CY
Claims (2)
- 水平及び垂直鋸歯状波とパラボラ波を出力する基本波形発生回路と、前記基本波形発生回路から出力された基本波形の直流成分を除去した信号波形を反転・整流して基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、前記直流成分が除去された基本波形と前記基準電圧とを加算する加算回路と、前記加算回路の出力信号と前記基本波形を乗算する乗算回路とを備え、前記乗算回路からの出力信号によりコンバーゼンス補正を行うことにより、水平周波数の変化により基本波形の周波数が変化しても、同一波形が繰り返される信号に対して、正確にボトムクランプが出来るようにして、コンバーゼンス波形発生回路の無調整を図ったことを特徴とする投写型テレビジョン受像機。
- 水平及び垂直鋸歯状波とパラボラ波を出力する基本波形発生回路と、前記基本波形発生回路から出力された基本波形の直流成分を除去した信号波形を反転・整流して基準電圧を出力する基準電圧発生回路と、前記直流成分が除去された基本波形と前記基準電圧とを加算する加算回路と、前記加算回路の出力信号と前記基本波形を乗算する乗算回路とを備え、前記乗算回路からの出力信号によりコンバーゼンス補正を行うことにより、水平周波数の変化により基本波形の周波数が変化しても、同一波形が繰り返される信号に対して、正確に直流成分の設定が出来るようにして、コンバーゼンス波形発生回路の無調整を図ったことを特徴とする投写型テレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24175596A JP3629835B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 投写型テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24175596A JP3629835B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 投写型テレビジョン受像機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1093985A JPH1093985A (ja) | 1998-04-10 |
JP3629835B2 true JP3629835B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=17079055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24175596A Expired - Fee Related JP3629835B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 投写型テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3629835B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24175596A patent/JP3629835B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1093985A (ja) | 1998-04-10 |
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