JP3629138B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル動画像データのようなディジタル連続データの記録再生を行うディスク装置に係り、特に記録媒体上の半径方向の異なる位置の領域に記録されたディジタル連続データを連続再生する機能を有するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MPEG(Moving Picture Expert Group )に代表されるディジタル動画像圧縮技術を用いて、光ディスク等の蓄積媒体によりディジタル動画像の記録再生を行うビデオディスク装置の開発が進められている。
【0003】
従来の光ディスクを用いたビデオディスク装置によると、ディジタル動画像圧縮器であるMPEGエンコーダで圧縮されたディジタル動画像データ、あるいは放送やCATV(ケーブルテレビ)などにより配送されるディジタル動画像データは、バッフアメモリに一旦記憶され、このバッファメモリにおいて、入力されるディジタル動画像データのビットレート(1秒間に送られるビット容量)と光ディスクの記録再生速度(1秒間に記録/再生できるビット容量)の差が調整される。通常、入力されるディジタル動画像データのビットレートは、光ディスクの記録再生速度より遅い。
【0004】
このようなビデオディスク装置のーつの使用形態として、光ディスクの半径方向の異なる位置における光ディスクの領域に記録された複数のディジタル動画像を任意の順序で再生をしたい場合がある。例えば、いま半径R1の位置から始まるディジタル動画D1、半径R3の位置にあるディジタル動画D3、半径R2の位置にあるディジタル動画像D2の順序で再生するとする。ただし、R1<R2,R3である。この場合、まず半径R1から始まるディジタル動画像を再生した後、光ヘッドを半径R3の位置に移動(シーク)し、ディジタル動画像D3を再生する。その後、光ヘッドを半径R2の位置に移動してディジタル動画像D2を再生する。
【0005】
ここで、光ヘッドにより光ディスクにアクセスしているときは、光ディスクから画像データを再生できないので、画像D1の再生から画像D3の再生に変わる時や、画像D3の再生から画像D2の再生に切り替わる時に画像が途切れる。従って、連続に動画像が再生できない。この問題を解決するために、レーザディスク装置等では2つの光ヘッドを用い、1つを現在再生している半径位置に、他の1つを次に再生する半径位置にそれぞれおき、動画の切り替え時にヘッドを切り替えることにより、アクセスによる無再生期間をなくして連続的に動画を再生する技術が提案されている。しかしながら、この方法は2個の光ヘッドを用いるためにコストが上昇するのが大きな欠点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の単一の光ヘッドを備えたディスク装置では、ディスク上の半径方向に異なる位置の領域に記録された複数のディジタル動画像を任意の順序で再生するとき、光ヘッドのアクセス中は画像が途切れ、連続的に再生できないという問題点があり、また複数個のヘッドを用いて途切れなく半径方向に異なる位置の領域に記録されたディジタル動画像を再生できるようにした装置は、コストが高くなるという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録媒体上の半径方向に異なる位置の領域に記憶された複数のディジタル連続データを1つの記録再生ヘッドで情報が途切れることなく連続に再生することができるディスク装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、ディスク状記録媒体を用いて記録再生ヘッドによりディジタル連続データの記録および再生を行うディスク装置において、前記記録媒体から再生されるディジタル連続データを一時的に蓄えるためのバッファメモリと、前記記録媒体上の半径方向に異なる位置の複数の領域に記録されているディジタル連続データを予め定められた順序で順次再生するための制御を行う制御手段とを有する。ここで、前記制御手段は、
(a)前記記録媒体から前記記録再生ヘッドの前記複数の領域間のアクセス時間以上の時間分のディジタル連続データを該ディジタル連続データのビットレートより速い速度で再生して前記バッファメモリに記憶し、
(b)前記記録再生ヘッドが前記領域内にある時および前記複数の領域間を移動中、該バッフアメモリに記憶された連続データを連続的に読み出して再生する。
【0009】
このように構成される本発明のディスク装置によれば、記録媒体上の半径方向に異なる位置の領域に記憶された複数のディジタル連続データ、例えば動画像データを1つの記録再生ヘッドで画像が途切れることなく連続に再生することができる。
【0010】
本発明のディスク装置では、記録媒体に記録されたデイジタル動画像データがディジタル動画像データのビットレートより速い速度で再生されてバッファメモリに記憶され、バッファメモリからディジタル動画像データがディジタル動画像データのビットレートで読み出されて動画像が再生される。
【0011】
ここで、記録媒体からの再生速度(readout speed) はディジタル動画像データのビットレートより速いので、ディジタル動画像データをバッフアメモリに記憶する速度とディジタル動画像データをバッフアメモリから読み出す速度との間に速度差があるため、バッフアメモリにディジタル動画像データが蓄積されてゆき、バッファメモリの容量が一杯になると、記録媒体からの再生が一時中断される。この間もバッファメモリからディジタル動画像データがそのビットレートで読み出され、動画像が再生される。
【0012】
バッフアメモリに記録されたディジタル動画像データが適当な容量に減ると、記録媒体からの再生が再び行われる。従って、記録媒体からのディジタル動画像データの再生は間欠的に行われ、バッファメモリからのディジタル動画像データの読み出しは連続的に行わることになる。
【0013】
この記録媒体からの再生が休止している時間を記録再生ヘッドの平均アクセス時間以上とすれば、この時間を利用して記録再生ヘッドを記録媒体上の半径方向に異なる任意の位置の領域に移動して、その領域に記録されている他のディジタル動画像データを再生することができる。アクセス中は、記録再生ヘッドが移動する前の記録媒体の半径位置の領域に記録されたディジタル動画像データがバッフアメモリから読み出される。引き続き、記録再生ヘッドが移動した位置でディジタル動画像データが記録媒体から再生され、バッファメモリに記憶され、ディジタル動画像データのビットレートでバッフアメモリから読み出される。
【0014】
従って、記録再生ヘッドの移動中もディジタル動画像データがバッフアメモリから読み出されて再生されることになるので、記録媒体上の半径方向に異なる位置の領域に記録されたディジタル動画像データを途切れることなく再生することが可能となる。
【0015】
次に、本発明においてバッフアメモリに必要とされる記憶容量について説明する。バッフアメモリに必要な記憶容量は、基本的に、ディジタル動画像データのビットレートをA(bps)とし、記録媒体に対する最大アクセス時間(記録再生ヘッドが記録媒体の最内周から最外周に移動するのに要するシーク時間に記録媒体が1回転する時間を加えた時間)をS秒としたとき、A*Sビット以上である。このような容量のバッフアメモリを備えることにより、記録媒休からのディジタル動画像データの再生速度とディジタル動画像データのビットレートとの差を利用して、記録再生ヘッドのアクセス時間分のディジタル動画像データを予めバッファメモリに蓄えることができる。
【0016】
また、シーク失敗時にシークを再試行する場合は、ディジタル動画像データのビットレートをA(bps)とし、シークの再試行回数をNとしたとき、バッファメモリの記憶容量をA*S*(N十1)ビット以上とすればよい。
【0017】
また、記録媒体を自動的に交換する機能を有するビデオディスク装置においては、記録媒体の交換に要する最大時間と記録媒体に対する最大アクセス時間(記録再生ヘッドが記録媒体の最内周から最外周に移動するのに要するシーク時間に記録媒体が1回転する時間を加えた時間)の和をS秒とし、ディジタル動画像デ一夕のビットレートをA(bps)としたとき、バッファメモリの記憶容量をA*Sビット以上とすればよい。このようにすると、媒体の交換時間と媒体に対するアクセス時間分のディジタル動画像データを前もってバッファメモリに記憶しておき、これらの時間中バッファッメモリから読み出すことが可能となるため、複数の記録媒体の半径方向に異なる任意の位置の領域にまたがる複数のディジタル動画像デー夕を途切れることなく再生できる。
【0018】
さらに、シーク失敗時および記録媒体の交換失敗時にシークおよび媒体交換を再試行する場合は、記録媒体の交換に要する最大時間をS1秒、記録媒体の交換失敗時の再試行回数をN1、記録媒体に対する最大アクセス時間(記録再生ヘッドが記録媒体の最内周から最外周に移動するのに要するシーク時間に記録媒体が1回転する時間を加えた時間)をS2秒、シーク失敗時の再試行回数をN2、ディジタル動画像データのビットレートをA(bps)としたとき、バッファメモリの記憶容量をA*S1*(N1+1)+A*S2*(N2十1)ビット以上とすればよい。
【0019】
さらに、本発明において記録媒体上の半径方向に異なる位置の複数の領域のうちの任意の領域に記録されているディジタル動画像データを編集して1つのディジタル動画像として前記記録媒体に記録ずる際に、予想される編集後の再生画像となるディジタル動画像データを編集前に連続的に再生する制御を行うようにすれば、編集の事前確認ができるため、編集効率が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
図1に示す本発明の一実施形態に係るディスク装置は、アナログ画像入力部11、ディジタル動画像データ圧縮器であるMPEGエンコーダ12、ディジタル画像入力部13、バッファメモリ14、変復調器15、光ヘッド16、光ディスク17、ディジタル動画像データ伸長器であるMPEGデコーダ18、画像を表示するためのモニタ19および各部を制御するコントローラ20および光ヘッド16を駆動するドライバ21からなるビデオディスク装置である。バッファ14は同時に読み書き可能なメモリ、例えばデュアルポートメモリにより構成される。
【0022】
次に、本実施形態に係るビデオディスク装置の動作を説明する。
【0023】
なお、以下の説明では、MPEGエンコーダ12やディジタル画像入力部13から出力されるディジタル動画像データのビットレートは、4Mbpsとする。また、光ディスク17は図2に示すように記録領域31にディジタル動画像Aのデータ、記録領域32にディジタル動画像Cのデータ、記録領域33にディジタル動画像Bのデータが記録されているものとする。また、光ディスク17上にはディジタル動画像データは、線速度一定(Constant Linear Velocity )方式により8Mbpsの速度で記録され、また同じ速度で光ディスク17上から再生されるものとする。また、光ディスク17に対する最大アクセス時間(光ヘッド16が光ディスク17の最内周から最外周に移動するのに要するシーク時間に光ディスク17が1回転する時間を加えた時間)を0.25秒とする。さらに、バッフアメモリ14の記憶容量は4Mビットとする。
【0024】
また、以下の動作において光ヘッド16による光ディスク17の記録再生、バッフアメモリ14の書き込み/読み出し動作等は全てコントローラ20による制御により行われるものとする。
【0025】
(ディジタル動画像の記録動作)
まず、ディジタル動画像の記録動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0026】
入力される動画像信号がNTSC信号のようなアナログ動画像信号であるかが判定され(ST1)、アナログ動画信号であるとき、アナログ画像入力部11よりアナログ動画像信号はMPEGエンコーダ12に入力され(ST2)、このMPEGエンコーダ12において画像圧縮が行われた(ST3)後、ディジタル画像入力部13へ入力される(ST4)。
【0027】
一方、CATV、衛星放送(satellite broadcast) 等から配送される既に圧縮されたディジタル動画像データは、ディジタル画像入力部13から直接バッファメモリ14に入力される(ST4)。このとき、ディジタル画像入力部13から入力されるディジタル動画像データは、バッファメモリ14に例えば4Mbpsの速度で書き込まれ、そこに格納される(ST5)。
【0028】
次に、バッファメモリ14の記憶データ量が所定量以下かどうかが判断され(ST6)、この判定がNOであれば、バッファメモリ14から画像データが読み出され(ST7)、光ディスク17に記録される(ST8)。判定がYESであれば、光ディスクへの画像データの記録が所定時間中断され、動作がステップST6に戻る(ST9)。
【0029】
前述したように、光ヘッド16を介して光ディスク17にディジタル動画像データを記録する速度(8Mbps)がMPEGエンコーダ12から送出される圧縮されたディジタル動画像データのビットレート(4Mbps)より速いので、このようにディジタル画像入力部13から入力されるディジタル動画像データはバッフアメモリ14に一旦記憶される。そして、光ディスク17に記録するのに適当な容量(光ディスク17の1セクタまたは1トラック容量等)のディジタル動画像データがバッファメモリ14に記憶された後、バッファメモリ14から8Mbpsの速度でディジタル動画像データが読み出される(ST7)。即ち、コントローラ20が8Mbpsの速度で画像入力部13からのディジタル動画像データをバッファメモリ14に書き込み、バッファメモリ14に1セクタまたは1トラック分の動画像データが書き込まれると、8Mbpsの速度でディジタル動画像データをバッファメモリ14から読み出す。
【0030】
バッファメモリ14から読み出されたディジタル動画像データは、変復調器15に導かれ、ここで記録に適した信号に変調処埋されて図示しない半導体レーザ、対物レンズ、光検出器などを主要な構成要素とする公知の光ヘッド16に入力され、この光ヘッド16によって光ディスク17上に記録される(ST8)。光ディスク17は記録再生可能な媒体であり、具体的には相変化記録媒体、光磁気記録媒体などである。この光ヘッド16による光ディスク17へのディジタル動画像データの記録期間中も、デジタル画像入力部13から入力されるディジタル動画像データは、4Mbpsの速度でバッフアメモリ14に記憶される。
【0031】
(通常のディジタル動画像の再生動作)
光ディスク17の記録領域21に記録された動画像Aのデータを再生する場合には、コントローラ20がドライバ21を再生モードに設定し、光ディスク17のヘッダ情報を見ながら、光ディスク17上のディジタル動画像Aの記録領域の開始点へ向かって半径方向に光ヘッド16を移動する。光ヘッド16が記録領域の開始点に達すると、この光ヘッド16が光ディスク17からディジタル動画像データを8Mbpsの速度で読み出す。読み出されたディジタル動画像データは、変復調器15を介してバッファメモリ14に8Mbpsの速度で書き込まれる。この後、ディジタル動画像データは4Mbpsのビットレートでバッファメモリ14からMPEGデコーダ18に読み出される。MPEGデコーダ18は読み出されたディジタル動画像データを伸張する。伸張ディジタル動画像データはモニタ19に送られて表示される。
【0032】
(複数の動画像の連続再生動作)
次に、光ディスク17上の半径位置の異なる記録領域に記録された複数のディジタル動画像データを連続的に画像が途切れることなく再生する動作について図4〜図6を参照して説明する。
【0033】
図4は、複数のディジタル動画像データを再生する時のバッファメモリ14内のディジタル動画像データ量の変化を表している。さらに、図4のグラフ上の時刻ta,tb,tc,td,tc,tfにおけるバッファメモリ14の内容をIMビット毎に表現した様子を図5の(a),(b),(c),(d),(e),(f)にそれぞれ示す。図5の(a)〜(f)においては、一つの矩形が1Mビット分のディジタル動画像データを表す。
【0034】
ここでは、ディジタル動画像Aのデータを3秒間再生し、次に動画像Bのデータの再生を行う例を示す。図6のフローチャートに示すように、まず、記録領域21に光ヘッド16を移動した(ST21)後、8Mbpsの速度でディジタル動画像Aのデータが記録領域から再生される(ST22)。このとき、バッファメモリ14が満杯かが判定され(ST23)、この判定がNOであれば、バッファメモリ14に記憶し(ST24)、かつ4Mbpsの速度でバッフアメモリ14から読み出し、MPEGデコーダ18へ出力する(ST25)。光ディスク17からの読み出し速度とディジタル動画像のビットレートの速度差により、1秒後の時刻taにはバッファメモリ14に(8Mbps−4Mbps)*1秒=4Mビットのディジタル動画像データが記憶されることになる。この様子が図5の(a)に示されている。
【0035】
図5の(a)に示すように、バッファメモリ14の記憶容量は4Mビットと満杯になると、即ち、ステップST23の判定がNOであると、次の時刻tbまでの0.5秒間は光ディスク17からのディジタル動画像データの再生は所定時間中断され、ステップST23に戻る(ST21)。ただし、この時刻ta−tbの間も、バッフアメモリ14に記憶されたディジタル動画像データは4Mbpsの速度で読み出され、MPEGデコーダ18に出力されるので、モニタ19に表示される動画像Aの再生は連続に行われる。この間、バッファメモリ14に新たなディジタル動画像データは入力されないので、バッフアメモリ14内のディジタル動画像データは4Mビット−4Mbps*0.5秒=2Mビットとなる。この様子が図5の(b)に示されている。
【0036】
次の時刻tb−tcの0.5秒間は、光ディスク17から8Mbpsの速度で動画像Aのデータが読み出され、バッフアメモリ14に記憶される。この0.5秒間でバッフアメモリ14に蓄えられるディジタル動画像データは、2Mビット+(8Mbps−4Mbps)*0.5秒=4Mビットとなる。この様子が図5の(c)に示されている。
【0037】
こうして時刻0〜時刻tcまでの間に光ディスク17から再生されたディジタル動画像データは、8Mbps*(1秒+0.5秒)=12Mビットである。これは、3秒分のディジタル動画像の容量であるので、動画像Aのデータの光ディスク17からの再生は中止される。バッファメモリ14に記憶された4Mビットのデイジタル動画像Aのデータが2Mビットに減るまでに0.5秒間あるので、この間にディジタル動画像Bの記録領域に記録されたディジタル動画像Bのデータの開始位置に光ヘッド16を移動させ、データにアクセスすればよい。最大アクセス時間は0.25秒なので、最初の0.25秒間は光ディスク17の操作は中止される。
【0038】
次の時刻tc−tdの0.25秒間で、光ヘッド16がディジタル動画像Bのデータの開始位置に移動する。この間も、バッフアメモリ14に記憶されたディジタル動画像Aのデータが4Mbpsの速度で読み出され、MPEGデコーダ18へ出力されるので、モニタ19に表示される動画像Aのデータの再生は途切れることなく行われる。この間、バッフアメモリ14には新たなディジタル動画像データは入力しないので、バッファメモリ14内のディジタル動画像データは4Mビット−4Mbps*0.5秒=2Mビットとなる。この様子が図5の(d)に示されている。
【0039】
次の時刻td−teの0.25秒間は、光ディスク17から動画像Bのデータが読み出される。この0.25秒間でバッファメモリ14に蓄えられるディジタル動画像データは、2Mビット十(8Mbps−4Mbps)*0.25秒−3Mビットとなる。この様子が図5の(e)に示されている。teの時点では、4MbpS*0.25秒=IMビット分のディジタル動画像Aのデータがバッファメモリ14から読み出されてMPEGデコーダ18へ出力され、8Mbps*0.25=2Mビットのディジタル動画像Bのデータが光ディスク17から再生され、バッファメモリ14に記憶されるので、バッファメモリ14の内容は図5の(e)に示すようにディジタル動画像Aのデータ1Mビット、ディジタル動画像Bのデータ2Mビットとなる。
【0040】
次の時刻te−tfの0.25秒間は、光ディスク17から動画像Bのデータを読み出される。この0.25秒間でバッファメモリ14に蓄えられるディジタル動画像データは、3Mビット+(8Mbps−4Mbps)*0.25秒=4Mビットとなる。この様子が図5の(f)に示されている。バッファメモリ14の内容は、全てディジタル動画豫Bのデータとなり、これ以降バッフアメモリ14からディジタル動画像Bのデータが読み出されてMPEGデコーダ18へ出力され、モニ夕19にディジタル動画像Bが表示されることになる。
【0041】
光ヘッド16のアクセス中には、予めバッファメモリ14に蓄えられたディジ夕ル動画像Aのデータが読み出され、MPEGデコーダ18へ出力される。バッファメモリ14内のディジタル動画像Aのデータが全て読み出された時点では、既にバッフアメモリ14内にディジタル動画像Bのデータが記憶されているので、連続してMPEGデコーダ18へ出力されることになる。
【0042】
このように光ディスク17上の半径位置の異なる記録領域に記録されたディジ夕ル動画像Aのデータとディジタル動画像Bのデータは、バッファメモリ14を介して連続的にMPEGデコーダ18に入力されて伸長され、ディジタル動画像AとBのつなぎ目で画像が途切れることなく、モニタ19で動画像として表示される。
【0043】
また、ディジタル動画像A、B、Cの連続再生を行ったり、あるいはディジタル動画像C、B、Aのように順番を変えた連続再生を行う場合についても、同様にアクセス中に必要な量のディジタル動画像データを前もってバッファメモリ14に記憶しておき、アクセス中はバッファメモリ14内のディジタル動画像デー夕を読み出すようにすれば、連続再生ができることは明らかである。
【0044】
(シーク失敗時の再生試行)
光ディスク17上に記録されたアドレス情報を読むことができないなどの理由で、光ディスク17上のある記録領域から他の記録領域への移動、つまりシークが失敗することがある。そのような場合、本実施形態のビデオディスク装置では予め含められた再試行回数を限度に再びシークを行う。この再試行のシーク中も、バッファメモリ14からディジタル動画像データを読み出さなければならない。
【0045】
ここで、ディジタル動画像データのビットレートをA(bps)とし、光ディスク17に対する最大アクセス時間(光ヘッド16が光ディスク17の最内周から最外周にシークする時間に光ディスク17が1回転する時間を加えた時間)をS秒とし、シーク失敗時の再試行回数をNとしたとき、バッファメモリ14の記憶容量をA*S*(N十1)ビット以上とすれば、シークの再試行時間を含む光ヘッド17に対するアクセスに必要なディジタル動画像データを前もつてバッファメモリ14に蓄えておくことにより、アクセス中もバッファメモリ14から読み出すことができるので、動画像が途切れることなく再生されるようにできることは明らかである。ここで、A*S*(N+1)ビットのA*S*ビットが最初のアクセス分で、A*S*Nビットが再試行分である。
【0046】
(自動ディスク交換器を用いた連続再生)
上述の説明では、バッファメモリ14の容量を光ディスク17に対する最大アクセス時間に相当するディジタル動画像データのデータ量としたが、光ディスク17を自動的に交換できる自動ディスク交換器を備えたビデオディスク装置に本発明を適用する場合には、光ディスク17の最大交換時間(現在セットされている光ディスクを最も遠い位置にある光ディスクと交換して記録再生ができるようになるまでの最大時間)と、光ディスク17に対する最大アクセス時間を加えた時間をS2とし、ディジタル動画像データのビットレートをA(bps)としたとき、バッファメモリ14の容量をA*S2ビット以上とすればよい。
【0047】
このようにすると、ディスク交換時間と光ヘッド16のアクセスに必要なディジタル動画像データを前もってバッファメモリ14に蓄えておき、光ディスク17の交換時間と光ヘッド16のアクセス時間の間はバッフアメモリ14からディジタル動画像データ読み出すことが可能であるため、複数の光ディスクにまたがって記録されたディジタル動画像データを再生する場合も、画像が途切れることなく再生できることは明らかである。
【0048】
また、ディスク交換失敗時の再試行およびシーク失敗時の再試行を考慮するとディスク交換の最大時間をS1秒、ディスク交換失敗時の再試行回数をN1、光ヘッド16に対する最大アクセス時間(光ヘッド16が光ディスク17の最内周から最外周にシークする時間に光ディスク17が1回転する時間を加えた時間)をS2秒、シーク失敗時の再試行回数をN2としたとき、バッフアメモリ14の記憶容量がA*S1*(N1+1)+A*S2*(N2+1)ビット以上とすればよい。
【0049】
このようにずれば、光ディスク17の交換および光ヘッド16のアクセスに再試行があっても、ディジタル動画像データをバッファメモリ14から読み出すことが可能であるため、複数ディスクにまたがるディジタル動画像も画像が途切れることなく再生できる。
【0050】
(編集後予測される再生画像の確認)
また、上述した複数の動画像の連続再生機能を用いると、光ディスク17上の半径方向に異なる位置の複数の領域に記録された動画像のデータを編集し、1つの動画像データとして光ディスクに記録する際に、編集後に予想される再生画像を編集前に連続に再生することができる。従って、編集の事前確認ができるため、編集効率が向上する。
【0051】
また、この機能を利用して1枚のディスク内の複数の動画像を編集する際には編集結果である動画像を1つの動画像データとして記録することなく本発明により複数の動画像の再生順序を指定するのみで動画像を編集したと同等に連続に再生できることは明らかであり、簡易的な編集機能と言える。
【0052】
上記実施形態では、記録再生装置として本発明を説明したが、再生専用のビデオディスク装置に適用することもできる。この場合、ビデオディスク装置は図7に示されるようにバッファメモリ14、光ヘッド16、MPEGデコーダ18、モニタ19、ドライバ21、復調器22およびコントローラ20により構成される。
【0053】
また、本発明は、ビデオディスク装置に限らず、オーディオディスク装置に適用することができる。この場合、オーディオディスク装置は図8に示すようにデジタルオーディオ信号回路41からのディジタルオーディオ信号がバッファメモリ42に格納されると共にこのバッファメモリ42から読み出され、D/Aコンバータ43を介してスピーカ44に入力される。ディジタルオーディオ信号回路41とバッファメモリ42はコントローラ45によりタイミング制御され、バッファ42の読み書きが制御される。このような構成により、ディジタルオーディオ回路41の再生オーディオ信号がシークにより途絶えてもスピーカからは連続的に音声を発生させることができる。即ち、本発明は動画像データおよびオーディオデータのような時間的に連続するデータに適用することができる。
【0054】
なお、本実施形態では記録媒体が光ディスクの場合について説明したが、ディスク状記録媒体を用いて記録再生ヘッドによりデータの記録再生を行うものであれば原埋的に使用可能であり、例えば磁気ディスク装置(ハードディスク装置)やフロッビーディスク装置でもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば予め定められた順序でディスク上の半径方向に異なる位置の領域に記録されたディジタル動画像データを再生する際に、記録再生ヘッドのアクセス時間分以上のディジタル動画像データを記録媒体の再生速度とデイジタル動画像データのビットレートの差を利用して予め記録媒体から再生してバッフアメモリに記憶しておき、アクセス中はバッファメモリに記憶されたデイジタル動画像データを読み出して再生することにより、アクセス中もディジタル動画像が再生されるので、ディスク上の半径方向に異なる任意の位置の領域に記録されたデイジタル動画像を1つの記録再生ヘッドを用いて途切れることなく再生することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るビデオディスク装置のブロック図。
【図2】実施形態における光ディスク上の各ディジタル動画像の記録領域を示す図。
【図3】図1のビデオディスク装置の記録動作を説明するフローチャート図。
【図4】同実施形態におけるバッファメモリ内の動画像データ量の変化を示す図。
【図5】同実施形態におけるバッファメモリ内の動画像データの内容変化を示す図。
【図6】図1のビデオディスク装置の再生動作を説明するフローチャート図。
【図7】本発明の他の実施形態に係るビデオディスク装置のブロック図。
【図8】本発明の他の実施形態に係るオーディオディスク装置のブロック図。
【符号の説明】
11…アナログ画像入力部
12…MPEGエンコーダ
13…ディジタル画像入力部
14…バッファメモリ
15…変復調器
16…光ヘッド
17…光ディスク
18…MPEGデコーダ
19…モニタ
20…コントローラ
21…ドライバ
22…復調器
31、32,33…記録領域
Claims (4)
- ディスク状記録媒体を用いて記録再生ヘッドによりディジタル連続データの記録および再生を行うディスク装置において、
前記記録媒体から再生されるディジタル連続データを一時的に蓄えるためのバッファメモリと、
前記記録媒体上の半径位置の異なる複数の領域に記録されているディジタル連続データを予め定められた順序で順次再生するための制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記記録媒体から前記記録再生ヘッドの前記複数の領域間のアクセス時間以上の時間分のディジタル連続データを該ディジタル連続データのビットレートより速い速度で再生して前記バッファメモリに記憶し、前記記録再生ヘッドが前記領域内にある時および前記アクセス時間中、該バッファメモリに記憶されたディジタル連続データを連続的に読み出して再生する制御を行い、
前記ディジタル連続データのビットレートをA(bps)、前記記録媒体に対する最大アクセス時間(前記記録再生ヘッドが前記記録媒体の最内周から最外周に移動するのに要するシーク時間に前記記録媒体が1回転する時間を加えた時間)をS秒、シーク失敗時の再試行回数をNとしたとき、
前記バッフアメモリの記憶容量をA*S*(N+1)ビット以上としたことを特徴とするディスク装置。 - ディスク状記録媒体を用いて記録再生ヘッドによりディジタル連続データの記録および再生を行うディスク装置において、
前記記録媒体から再生されるディジタル連続データを一時的に蓄えるためのバッファメモリと、
前記記録媒体上の半径位置の異なる複数の領域に記録されているディジタル連続データを予め定められた順序で順次再生するための制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記記録媒体から前記記録再生ヘッドの前記複数の領域間のアクセス時間以上の時間分のディジタル連続データを該ディジタル連続データのビットレートより速い速度で再生して前記バッファメモリに記憶し、前記記録再生ヘッドが前記領域内にある時および前記アクセス時間中、該バッファメモリに記憶されたディジタル連続データを連続的に読み出して再生する制御を行い、
前記記録媒体を自動的に交換する機能を有し、該記録媒体の交換に要する最大時間をS1秒、記録媒体の交換失敗時の再試行回数をNl、前記記録媒体に対する最大アクセス時間(前記記録再生ヘッドが前記記録媒体の最内周から最外周に移動するのに要するシーク時間に前記記録媒体が1回転する時間を加えた時間)をS2秒、シーク失敗時の再試行回数をN2、前記ディジタル連続データのビットレートをA(bps)としたとき、
前記バッファメモリの記憶容量をA*S1*(N1+1)+A*S2*(N2+1)ビット以上としたことを特徴とするディスク装置。 - 前記制御手段は、前記記録媒体上の半径位置の異なる複数の領域のうちの任意の領域に記録されているディジタル連続データを編集して1つのディジタル画像として前記記録媒体に記録する際に、予想される編集後の再生画像となるディジタル連続データを編集前に連続的に再生する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク装置。
- 前記制御手段は、前記記録媒体上の半径位置の異なる複数の領域のうちの任意の領域に記録されているディジタル連続データの再生順序を指定し、動画像を編集したと同等に連続に再生することを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク装置。
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