JP3629030B1 - 脳波フィードバック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者は制御目標と制御手段を自ら選択でき、刺激を受けた使用者からフィードバックされた脳波信号の変化に合わせて発生させる刺激を変化させる事により刺激を効果的且つ継続的に保ち、またひとつの装置が学習した情報を他の装置が共有でき、刺激の種類の拡充や取替えを容易に行なう事ができる脳波フィードバック装置の実現。
【解決手段】脳波計測器、及び該脳波計測器から情報を受信・表示する手段と使用者が制御目標・制御手段を選択する手段とそれらの情報をインターネットを経由しサーバへ送信する手段とインターネットを経由しサーバから配信されたファイルを再生する手段から成るクライアント・コンピュータ、及びファイル配信手段と使用者の脳波変化を分析し且つ配信ファイルを選択し且つ配信ファイルの効果を学習するプログラムから成るサーバから成る脳波フィードバック装置により、課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、脳波フィードバック装置に関するものである。
人体より発生する脳波の種類と精神状態は深く関連しており、例えば人は何かに集中した状態であれば周波数8〜13Hzの脳波であるα波を脳より発生し、緊張した状態であれば周波数13〜22Hzの脳波であるβ波を脳より発生する。これらの脳波を測定し、被測定者の精神状態を制御する従来技術としては次ぎのものがある。
まず、使用者に対し光や音による刺激を与える事により特定脳波を誘導し、使用者の脳波計測を行う事が出来る装置がある。これは、使用者へ与える刺激が装置から一方的に発生するものである為その刺激が効果的でない場合の対応が出来ず、また効果的であったとしても刺激を自動制御する機能が無い為使用者に特定の精神状態を維持させる事が出来ない。
これらの問題点を解決する技術として、例えば特開2002-304615号公報に示されているものがある。特開2002-304615号は使用者の脳波変化に合わせて刺激パターンを変化させ、効果的な刺激を発生させるマッサージ機である。これは、使用者に対して効果的でない場合は刺激を変化させる事ができ、また刺激を自動制御する機能がある為、心地よさを維持する事ができる。しかも学習機能がある為、効果の即効性が期待できる。しかし、これは肉体的な心地よさを脳波で評価し、その変化によって装置を制御する事を目的としたものであり、使用者を特定の精神状態に誘導する事を目的としたものではない。従って、使用者の到達する精神状態は心地よさに限定されており、例えば 緊張状態を欲する使用者に対しては選択肢を提供しない。
一方、使用者が身に付けた脳波計測器により計測された脳波の種類や範囲に従って脳波計測器と接続されたパーソナルコンピュータの画面に画像を表示させたり、サウンドを再生できる装置がある。これも、脳波の変化による装置の制御を目的としており、使用者の精神状態を誘導する事を目的としたものではないが、この装置を拡張し刺激発生機能を付加すると、使用者を希望する精神状態へ誘導する事が出来る可能性がある。しかし、前述と同じく、その刺激が効果的でない場合の対応機能や特定の精神状態を維持させる機能が無い為、問題は依然残る。
また、これらのようにスタンドアローンで使用されるタイプの装置においては、たとえ学習機能が付加されていたとしても、ひとつの装置が学習した情報を他の装置が共有して使用する事が出来ない他、刺激の種類を増やしたり取替えたりする事を容易に行なう事が出来ない。
特開2002-304615号公報 インターネットホームページ(クワテック株式会社 http://www.random-grp.com/kuwatec/index.htm)
本発明は上記の事情に鑑み為されたもので、その解決しようとする課題は、使用者は到達したい精神状態(目標)と受けたい刺激(手段)を自ら選択でき、刺激を受けた使用者の脳波信号が当該装置にフィードバックされる事により、当該装置は受信した脳波信号の変化に合わせて発生させる刺激を変化させる事ができ、従って刺激は常に効果的且つ継続的に保たれ、また学習機能により効果に即効性が有り、またネットワーク化する事によりひとつの装置が学習した情報を他の装置が共有して使用する事ができ、刺激の種類の拡充や取替えを容易に行なう事が出来る脳波フィードバック装置の実現である。
本発明は、前記した課題を解決するためなされたもので、請求項1に記載の発明は使用者1の体に着脱可能な脳波計測器2、及び該脳波計測器2から情報を受信する手段とその情報或いはその情報から算出された情報を表示する手段とその情報或いはその情報から算出された情報をインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5へ送信する手段とインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5から配信されたファイルを再生する手段から成るクライアント・コンピュータ3、及び該クライアント・コンピュータ3からインターネット網4を経由して送信された前記情報を受信する手段とインターネット網4を経由してクライアント・コンピュータ3へファイルを配信する手段と使用者1の脳波構成比率データ並びに制御目標情報により配信ファイルの効果を分析する手段21と該効果分析手段21の結果を学習する手段22と該学習手段22の結果により配信順序を決定する手段から成るサーバコンピュータ5から成る脳波フィードバック装置である。
請求項2に記載の発明は脳波計測器2が使用者1の体に着脱可能な電極6と該電極6により検知された信号を増幅する増幅器7と該増幅器7により増幅された信号から脳波以外の信号を除去するフィルタ8と該フィルタ8により得られた脳波信号をデジタル化するデジタル変換装置9と該デジタル変換装置9によりデジタル化された脳波信号をクライアント・コンピュータ3に送信する通信装置10から成り、クライアント・コンピュータ3が該脳波計測器2より送信された情報を受信する通信装置11と該通信装置11により受信された情報から周波数成分別に分解された脳波強度を算出する周波数成分分解手段12と該周波数成分分解手段12により算出されたデータ及び前記通信装置11にて受信された情報をグラフ表示する手段14と周波数成分分解手段12により算出されたデータから脳波種類別の構成比率データを算出し該構成比率データを送信する手段13と前記使用者1が制御目標情報を送信する手段15と前記使用者1がID情報を送信する手段16と前記使用者1が制御手段情報を送信する手段17とサーバ・コンピュータ5よりインターネット網4を経由し配信されたファイルを再生する手段18と前記制御目標情報及び前記ID情報及び前記制御手段情報及び前記構成比率データを送信し前記配信ファイルを受信する為の通信装置19から成り、サーバ・コンピュータ5の配信順序決定手段が学習手段22の結果が記録される配信ファイル評価データベース23と配信用ファイル一覧データベース24と効果分析手段21の結果及び前記ID情報及び前記制御手段情報及び前記配信ファイル評価データベース23及び前記配信用ファイル一覧データベース24から配信ファイルを選択する手段25から成り、サーバ・コンピュータ5の配信手段が配信用ファイル群26と配信ファイルを配信する手段27と通信装置20から成り、サーバ・コンピュータ5の受信手段が前記制御目標情報及び前記ID情報及び前記制御手段情報及び前記構成比率データを受信可能な前記通信装置20から成る事を特徴とする請求項1の脳波フィードバック装置である。
本発明により使用者は到達したい精神状態(目標)と受けたい刺激(手段)を自ら選択でき、刺激を受けた使用者の脳波信号が当該装置にフィードバックされる事により、当該装置は受信した脳波信号の変化に合わせて発生させる刺激を変化させる事ができ、従って刺激は常に効果的且つ継続的に保たれ、また学習機能により効果に即効性が有り、またネットワーク化する事によりひとつの装置が学習した情報を他の装置が共有して使用する事ができ、刺激の種類の拡充や取替えを容易に行なう事が出来る脳波フィードバック装置が実現できた。
本発明の実施の形態を図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の全体の構成を示す図である。まず使用者1は脳波計測器2に配置された電極6を頭部及び体の一部に接触させる。使用者1の脳波を含む電気信号が電極6を通じて脳波計測器2の内部へ送られ、増幅器7によって増幅される。増幅された信号はフィルタ8によって略脳波のみの信号となる。このアナログ信号はデジタル変換装置9によってデジタルデータに変換され、通信装置10によって使用者1の手元にあるクライアント・コンピュータ3へ送られる。通信装置11により受信されたデジタルデータはクライアント・コンピュータ3のグラフ表示手段14によりそのまま時系列にてグラフ表示されると同時に、周波数成分分解手段12によって周波数成分別強度に分解され、そのデータが同じくクライアント・コンピュータ3のグラフ表示手段14によりグラフ表示される。これらグラフによって使用者1は自らの脳波状態をリアルタイムで確認する事ができる。
次ぎに、使用者1は自らのID番号をID情報送信手段16へ、到達したい精神状態を制御目標情報送信手段15へ、希望する配信ファイルの種類を制御手段情報送信手段17へ入力し、それぞれの情報は通信装置19及びインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5へ送信される。尚、後述のように使用者1が選択入力した「到達したい精神状態」は具体的な目標値(例えばα波60%以上など)に変換される。また15、16、17の各送信手段は、クライアント・コンピュータ3に内蔵されたプログラムから送信する方式、或いはクライアント・コンピュータ3に内蔵されたブラウザソフトによりサーバ・コンピュータ5が配信したウェブサイトに対して回答する方式にて構成される。
前記各情報を受信したサーバ・コンピュータ5において、当該装置の使用開始時の場合、まず配信ファイルの選択手段25は制御目標情報とID情報と制御手段情報、及び配信ファイル評価データベース23と配信用ファイル一覧データベース24に基づき、ファイル配信順序を記した配信順序データテーブル(図5−54)を作成する。次ぎに配信手段27は配信順序データテーブル(図5−54)の順序に従い、複数の画像ファイルや音声ファイルなどの集合体である配信用ファイル群26の中から該当するファイルを抽出し、通信手段20及びインターネット網4を経由してクライアント・コンピュータ3へ配信する。
クライアント・コンピュータ3が受信した配信ファイルは配信ファイル再生手段18により再生され、使用者1に刺激を与える。再生されたファイルにより刺激を受けた使用者1の脳波は変化し、その信号は脳波計測器2にて再度検知され、再度デジタルデータ化され、クライアント・コンピュータ3へ再度送信される。そのデジタルデータ化された脳波データを受信したクライアント・コンピュータ3において脳波種類別構成比率算出及び送信手段13は、周波数成分分解手段12によって周波数成分別強度に分解されたデータに基づき脳波の構成比率を算出する。算出されたデータは通信装置19及びインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5へ送信される。
この脳波の構成比率データを受信したサーバ・コンピュータ5において効果分析手段21は脳波の構成比率データと前記制御目標情報とを比較する事により現在配信されている配信ファイルの効果を分析し、その結果は学習手段22により配信ファイル評価データベース23に記録される。効果分析手段21が現在配信されているファイルについて効果無しと判定した場合、配信ファイルの選択手段25は配信順序データテーブル(図5−54)に基づき配信ファイルを選択し直し、効果分析手段21が現在配信されているファイルについて効果有りと判定した場合、配信ファイルの選択手段25は配信ファイルを選択し直さない。配信ファイルの選択手段25によって選択されたファイルは配信手段27によって配信用ファイル群26の中から抽出され、通信手段20及びインターネット網4を経由してクライアント・コンピュータ3へ配信される。再生されたファイルにより刺激を受けた使用者1の脳波はさらに変化し、その信号は脳波計測器2にて再度検知され上記プロセスを繰り返す事となる。
以上により使用者1は自ら選択した手段(選択したファイルの種類)により自ら選択した目標(設定した精神状態)に到達する事ができ、またその状態を維持する事が可能となる。また、当該装置はインターネット網4を経由して多数の人が利用でき、また、その場合には配信ファイル評価データベース23が共有されて多数の人の評価情報がそのデータベースへ記録されて行く為、配信ファイルの選択手段25は使用者1に対して個人的に効果が有った配信ファイルのほか、一般的に効果が有った配信ファイルについても優先的に選択する事ができ、利用者が増えるにつれ当該装置の効果及び即効性は高まって行く。また、必要に応じて配信用ファイル群26を拡充または取替えを行なう事により常に効果的なファイルを維持する事ができる。
図2は図1の周波数成分分解手段12と脳波種類別構成比率算出及び送信手段13を説明した図である。前記脳波計測器2より受信された脳波データはグラフ28の如く推移する。周波数成分分解手段12は一定数の該脳波データを一定間隔で記録し、それぞれの記録データに高速フーリエ変換31の処理を施す。例えば第1計測時間29の信号を記録開始後、第2計測時間30の信号を記録し、記録された信号は、それぞれ高速フーリエ変換31の処理を施され、その結果、グラフ32の如く周波数別強度に分解される。算出された周波数別強度に基づき、脳波種類別構成比率算出及び送信手段13は表33の如く脳波の種類ごとに構成比率を算出し、その結果を通信装置19及びインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5へ送信する。
図3は図1の効果分析手段21と学習手段22を説明した図である。まず34にて制御目標情報を取得し、次ぎに配信ファイル選択手段25により配信ファイルを選択し、配信手段27にて配信を行なう。次ぎに35にて脳波データ(構成比率)を取得した後、36にて制御目標情報との比較を行なう事により、目標に到達したかどうかを判定する。到達した場合は処理を終了するが、到達していない場合は37にて制御目標情報に近付いているかどうかを診断する。制御目標情報に近付いている場合は、22にてID情報と配信ファイル名と効果が有る旨(評価)を配信ファイル評価データベース23に記録し、そのまま配信を続けるべく27からのプロセスを繰り返す。制御目標情報に近付いていない場合は、22にてID情報と配信ファイル名と効果が無い旨(評価)を配信ファイル評価データベース23に記録し、配信ファイルを変更すべく25からの処理を行なう。尚、配信ファイル評価データベース23には1人または複数の使用者1のID情報とファイル名とその評価が記録され、このデータベースへの記録処理を以って学習手段22とする。
図4は図1の配信ファイルの選択手段25を説明した図である。まず、38にて現在の処理が1回目の処理か否か、すなわち当該装置の使用開始時か否かが判別される。1回目の処理の場合、ID情報と制御手段情報を取得した後、配信ファイル評価データベース23、配信用ファイル一覧データベース24、ID情報、制御手段情報、制御目標情報により配信順序データテーブル(図5-54)が作成される。次ぎに42にて配信順序データテーブル(図5-54)の配信順序に従い配信ファイルが選択される。2回目以降の処理においては、39〜41の処理がスキップされ42からの処理が行なわれる。
図5は配信順序データテーブル54を説明した図である。配信順序データテーブル54は配信ファイル評価データベース23と配信用ファイル一覧データベース24と制御目標情報55と制御手段情報56とID情報57より作成される事を示す。配信ファイル評価データベース23にはID番号43とファイル名44と評価45が記録されている。これは学習手段22により、配信ファイルの効果が記録されたものであり、この場合、効果が有る場合は1が、効果が無い場合は−1が ID番号43及びファイル名44と共に記録されている。また、配信用ファイル一覧データベース24にはファイル名46と種別47と効能48が記録されている。すなわち配信用ファイル一覧データベース24には、配信用ファイル群26のファイル名全てが、その種別及び、どの種類の脳波を誘導する為のファイルであるかの情報と共に記録されている。これら2つのデータベース及び制御目標情報55及び制御手段情報56及びID情報57により配信順序データテーブル54は作成され、その内容は、配信順序49とファイル名50とID番号51と個人的評価52と一般的評価53により構成され、配信順序49は第1に使用者1の評価の合計値が大きいファイル、すなわち個人的評価が高いファイルが最上位とされ、第2に、全使用者の評価の合計値が大きいファイル、すなわち一般的評価が高いファイルが次ぎの上位とされ全使用者の評価の合計値が小さいファイル、すなわち一般的評価が低いファイルは下位、使用者1の評価の合計値が小さいファイル、すなわち個人的評価が低いファイルは最下位とされる。
図6は図1のグラフ表示手段14、及び制御目標情報送信手段15、及びID情報送信手段16、及び制御手段情報送信手段17を説明した図である。58はグラフ表示手段14によりクライアント・コンピュータ3の表示器に表示される画面の例である。脳波計測器2より通信された脳波データが時系列にてグラフ化され、周波数成分分解手段12にて分解された周波数別強度のグラフと共に表示される事を示す。59はID情報送信手段16によりクライアント・コンピュータ3の表示器に表示される画面の例である。使用者1は59へ自らのID番号を入力し、送信する事が出来る。60は制御目標情報送信手段15によりクライアント・コンピュータ3の表示器に表示される画面の例である。使用者1は60により、到達を希望する精神状態を選択する事が出来る。各選択肢は脳波種類別構成比率の目標値と連動している事を特徴とする。61は制御手段情報送信手段17によりクライアント・コンピュータ3の表示器に表示される画面の例である。使用者1は61にて、配信されるファイルの種類を選択する事ができる。クライアント・コンピュータ3にはこの4種類の画面と配信ファイル再生手段18により表示される画面が統合又は分離した状態で表示される。尚、これらの各画面はクライアント・コンピュータ3に内蔵されたプログラムにより表示されるか、或いはクライアント・コンピュータ3に内蔵されたブラウザソフトによりサーバ・コンピュータ5が配信したウェブサイトを受信する事によって表示される。
本発明の実施例を図面を参照して以下詳細に説明する。まず図1の使用者1は頭部に2の倍数の電極6を配置するのであるが、これは国際脳波/臨床生理学連合によって推賞されている10-20法に基づいた配置箇所である事が望ましい。また前記配置箇所より適度に離れた箇所に基準電極を配置する。尚、これらの電極はいずれも銀製の皿電極である事が望ましく、また電極ペーストを用いて頭皮に装着する事が望ましい。本実施例では両こめかみに計2個の電極、左ひとさし指に基準電極を配置した。これらの電極6から得られる脳波は数10マイクロボルトである為、増幅器7にて数千〜1万倍に増幅する必要がある。また、電極6から得られる信号は脳波だけでなく電灯線からの50Hz〜60Hzのノイズなど様々なノイズが含まれている為フィルタ8にてノイズキャンセルを行う必要がある。フィルタ8は50Hz〜60Hz程度のローパスフィルタが望ましい。該フィルタ8により得られた脳波をデジタル変換装置9にてAD変換を行なうのであるが、該デジタル変換装置9は0.5〜30Hzの脳波を計測する事が可能な程度に高速である必要があり、本実施例においてはワンチップマイコンを使用した。該デジタル変換装置9にてAD変換された信号は通信装置10にてクライアント・コンピュータ3へ送信されるのであるが、通信装置10として本実施例では前記ワンチップマイコン及びRS232通信用ドライバIC及び通信用ケーブルを使用した。
脳波計測器2からクライアント・コンピュータ3へ順次送信されて来るデジタル化された脳波データを一定時間クライアント・コンピュータ3のメモリーに格納し、高速フーリエ変換処理又はウェーブレット変換処理を施す。本実施例においては256個の脳波データを一定間隔でクライアント・コンピュータ3のメモリーに格納し、それぞれに順次高速フーリエ変換処理を施した。この格納処理の間隔であるが、ひとつの格納処理終了後に次ぎの格納処理をしても良いが、ひとつの処理の最中に次ぎの格納処理をしてもでもかまわない。高速フーリエ変換した結果と、脳波計測器2からクライアント・コンピュータ3へ順次送信されて来るデジタル化された前記脳波データをクライアント・コンピュータ3へグラフ表示させる。グラフ表示された結果の例が図6の58であり、図1の14はその表示手段である。本実施例では図1−14、図6−58をアプリケーションソフトによりプログラム化した。図6−58上段のグラフは脳波信号を時系列で表示したものであり、受信された脳波に従って折れ線グラフが上下しながら延びて行く事を特徴とする。また図6−58下段のグラフは、高速フーリエ変換処理されたパワースペクトルを表示したものであり、高速フーリエ変換処理完了の度に表示が切り替わる事を特徴とする。これらグラフによって使用者1は自らの脳波状態をリアルタイムで確認する事ができる。
次ぎに、使用者1は図6−59の画面にID番号を入力し、次ぎに、図6−60の画面より到達を希望する精神状態(制御目標情報)を選択する。すなわち使用者はリラックス状態に到達する事を望むかもしれないし、或いは多少の緊張状態を望むかもしれない。いずれの場合でも図6−60の画面により選択できるようにし、また選択された情報は具体的な目標値として数値化されるようにした。数値化の例としては例えば、「リラックス状態への到達」を選択したのであれば、「α波60%以上」という情報へ変換され「緊張状態への到達」を選択したのであれば「β波60%以上」という情報へ変換されるという具合である。次ぎに、使用者1は図6−61の画面により、配信されるファイルの種別(制御手段情報)を選択する。すなわち使用者1は風景の画像の配信を希望するかもしれないし、コンピュータグラフィックの画像を希望するかもしれない。いずれの場合でも図6−61の画面により選択できるようにした。本実施例では、サーバ・コンピュータ5に図6−59、60、61の画面をウェブサイトとして配置し、使用者1がクライアント・コンピュータ3に内蔵されたブラウザソフトにより、まず図6−59にアクセスしてID番号を入力し送信すると、図6−60が表示され、さらにこのサイトから選択し送信すると、図6−61が表示され、配信ファイルを選択できるようにした。しかし、図6−59、60、61の画面を前述のアプリケーションソフトによるプログラムと統一し、FTPにて通信する事も可能である。
以上によりサーバ・コンピュータ5はインターネット網4を経由してID情報と制御目標情報と制御手段情報を受信し、配信ファイルの選択手段25は制御目標情報、ID情報、制御手段情報、配信ファイル評価データベース23、配信用ファイル一覧データベース24に基づくデータベース処理を行ない、配信順序データテーブル(図5−54)を作成する。すなわちSQL処理にて、使用者1が選択した制御手段(例えば風景画像)及び制御目標(例えばα波増幅)に関するデータを配信用ファイル一覧データベース24より抽出し、そのファイル名をキーに配信ファイル評価データベース23を融合する事により作成する。図5−54は作成された配信順序データテーブル(図5−54)の例である。ここでは配信されるファイルの順序が予め決定され、その順序は第1にアクセス中のID番号を持つデータの中で評価の合計値が大きい順(すなわち個人的に効果のあった順)、第2に全データの中で評価の合計値が大きい順(すなわち一般的に効果のあった順)、第3に評価データの無いもの、第4に全データの中で評価の合計値が小さい順(すなわち一般的に効果のなかった順)、最後にアクセス中のID番号を持つデータの中で評価の合計値が小さい順(すなわち個人的に効果のなかった順)となる。配信順序データテーブル(図5−54)が作成されると、配信手段27は最上位のファイルを配信用ファイル群26より抽出して通信装置20とインターネット網4を経由してクライアント・コンピュータ3へ配信する。本実施例においては、サーバ・コンピュータ5として1台のパーソナル・コンピュータを使用したが、使用者1の数が増えた場合の配信能力を考え、配信用ファイル群26及び配信手段27などを分離すべく、2台以上のコンピュータを使用する事が望ましい。
クライアント・コンピュータ3が受信した配信ファイルは配信ファイル再生手段18により再生され、該再生されたファイルにより刺激を受けた使用者1の脳波は変化し、電極6にて捉えられ前述のプロセスを経てクライアント・コンピュータ3の表示器に再度グラフ表示される。クライアント・コンピュータ3において脳波種類別構成比率算出及び送信手段13は、周波数成分分解手段12によって周波数成分別強度に分解されたデータに基づき脳波の種類別の構成比率(例えばθ波10%、α波20%、β波65%、γ波5%)を算出し、このデータが通信装置19、インターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5へ送信される。図2はこのプロセスを示している。尚、このサーバー・コンピュータ5へ送信されるデータは、ノイズの混入を考慮し一定時間の平均値を送信する事が望ましい。本実施例においては、この構成比率データを送信する手段としてデータをクライアント・コンピュータ3内にHTML化し、サーバ・コンピュータ5からアクセスさせる事によって送信したが、前述のアプリケーションソフトによるプログラムと統一し、FTPにて通信する事も可能である。
該構成比率データを受信したサーバ・コンピュータ5は、効果分析手段21にて、制御目標情報との比較分析を行なう。例えば、制御目標情報がα波:60%で脳波構成比率が20%であった場合、「α波が不足」と判定される。図3は該比較分析を行なう処理フローである。34、25、27にてファイルを配信した後、35にて脳波データ(構成比率)を取得し、36にて制御目標情報に到達したかどうかを判定する。到達した場合は終了し、到達していない場合は37にて制御目標情報に近付いているかどうかを診断する。すなわち、制御目標情報(前述の例では60%)と脳波データ(前述の例では20%)の差(差引き40%)が縮小したか否かを判定する。制御目標情報に近付いている場合は、22にて現在配信中のファイルが効果的である旨をID番号と共に記録し、27の処理に戻る事により、そのまま配信を続ける。制御目標情報に近付いていない場合は、22にて現在配信中の情報が効果的でない旨及びID番号を記録し、25の処理に戻る事により配信順序データテーブル(図5−54)より次ぎのファイルを選択し配信を行なう。本実施例においては、制御目標情報に近付いている場合には、データベースへID番号とファイル名と「1」を記録し、制御目標情報に近付いていない場合は、データベースへID番号とファイル名と「−1」を記録するようにした。その結果、もし連続して制御目標情報に近付いている場合には、同じ記録を繰り返す為、配信ファイルの効果を時間的にも評価できるようになった。ただし、多数の使用者が利用する場合、サーバ・コンピュータ5の記録容量を節約する為、極力重複データの記録は避けるべきであり、よって同じID番号、同じファイル名のデータは評価を累積記録する事が望ましい。この処理を繰り返す事により使用者1はクライアント・コンピュータ3の表示器上に効果的に順次切り替わって行く画像或いは音声を制御目標情報に到達するまで見る或いは聞く事ができる。
以上により使用者1は選択した精神状態に達する事が出来、またその状態を維持する事が可能となる。また、個人的に効果のあったファイルや一般的に効果のあったファイルが優先的に配信される為、即効性が期待できる。また、サービス提供者は、必要に応じて配信ファイル群26をより効果的なファイルへ拡充或いは更新する事が容易にできる。
本発明の全体の構成を示す図である。 本発明の周波数成分分解手段12と脳波種類別構成比率算出及び送信手段13を説明した図である。 本発明の効果分析手段21と学習手段22を説明した図である。 本発明の配信ファイルの選択手段25を説明した図である。 本発明の配信順序データテーブル54を説明した図である。 本発明のグラフ表示手段14、及び制御目標情報送信手段15、及びID情報送信手段16、及び制御手段情報送信手段17を説明した図である。
符号の説明
1 使用者
2 脳波計測器
3 クライアント・コンピュータ
4 インターネット網
5 サーバ・コンピュータ
6 電極
7 増幅器
8 フィルタ
9 デジタル変換装置
10 通信装置
11 通信装置
12 脳波成分分解手段
13 脳波種類別構成比率算出及び送信手段
14 グラフ表示手段
15 制御目標情報送信手段
16 ID情報送信手段
17 制御手段情報送信手段
18 配信ファイル再生手段
19 通信装置
20 通信装置
21 効果分析手段
22 学習手段
23 配信ファイル評価データベース
24 配信用ファイル一覧データベース
25 配信ファイルの選択手段
26 配信用ファイル群
27 配信手段
28 脳波信号グラフ
29 第1計測時間
30 第2計測時間
31 高速フーリエ変換処理
32 周波数別強度グラフ
33 構成比率例
34 制御目標情報の取得処理
35 脳波データの取得処理
36 制御目標へ到達したかを判断
37 制御目標へ接近したかを判断
38 1回目の処理であるかを判断
39 ID情報の取得処理
40 制御手段情報の取得処理
41 配信順序データテーブルの作成処理
42 配信ファイルの選択処理
43 ID番号
44 ファイル名
45 評価
46 ファイル名
47 種別
48 効能
49 配信順序
50 ファイル名
51 ID番号
52 個人的評価
53 一般的評価
54 配信順序データテーブル
55 制御目標情報
56 制御手段情報
57 ID情報
58 グラフ表示画面
59 ID情報送信画面
60 制御目標情報送信画面
61 制御手段情報送信画面

Claims (2)

  1. 使用者1の体に着脱可能な脳波計測器2、及び該脳波計測器2から情報を受信する手段とその情報或いはその情報から算出された情報を表示する手段とその情報或いはその情報から算出された情報をインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5へ送信する手段とインターネット網4を経由してサーバ・コンピュータ5から配信されたファイルを再生する手段から成るクライアント・コンピュータ3、及び該クライアント・コンピュータ3からインターネット網4を経由して送信された前記情報を受信する手段とインターネット網4を経由してクライアント・コンピュータ3へファイルを配信する手段と使用者1の脳波構成比率データ並びに制御目標情報により配信ファイルの効果を分析する手段21と該効果分析手段21の結果を学習する手段22と該学習手段22の結果により配信順序を決定する手段から成るサーバコンピュータ5から成る脳波フィードバック装置。
  2. 脳波計測器2が使用者1の体に着脱可能な電極6と該電極6により検知された信号を増幅する増幅器7と該増幅器7により増幅された信号から脳波以外の信号を除去するフィルタ8と該フィルタ8により得られた脳波信号をデジタル化するデジタル変換装置9と該デジタル変換装置9によりデジタル化された脳波信号をクライアント・コンピュータ3に送信する通信装置10から成り、クライアント・コンピュータ3が該脳波計測器2より送信された情報を受信する通信装置11と該通信装置11により受信された情報から周波数成分別に分解された脳波強度を算出する周波数成分分解手段12と該周波数成分分解手段12により算出されたデータ及び前記通信装置11にて受信された情報をグラフ表示する手段14と周波数成分分解手段12により算出されたデータから脳波種類別の構成比率データを算出し該構成比率データを送信する手段13と前記使用者1が制御目標情報を送信する手段15と前記使用者1がID情報を送信する手段16と前記使用者1が制御手段情報を送信する手段17とサーバ・コンピュータ5よりインターネット網4を経由し配信されたファイルを再生する手段18と前記制御目標情報及び前記ID情報及び前記制御手段情報及び前記構成比率データを送信し前記配信ファイルを受信する為の通信装置19から成り、サーバ・コンピュータ5の配信順序決定手段が学習手段22の結果が記録される配信ファイル評価データベース23と配信用ファイル一覧データベース24と効果分析手段21の結果及び前記ID情報及び前記制御手段情報及び前記配信ファイル評価データベース23及び前記配信用ファイル一覧データベース24から配信ファイルを選択する手段25から成り、サーバ・コンピュータ5の配信手段が配信用ファイル群26と配信ファイルを配信する手段27と通信装置20から成り、サーバ・コンピュータ5の受信手段が前記制御目標情報及び前記ID情報及び前記制御手段情報及び前記構成比率データを受信可能な前記通信装置20から成る事を特徴とする請求項1の脳波フィードバック装置。
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