JP3627797B2 - Vehicle control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルト式無段変速機(以下、CVTという)を備えた車両の制御装置に関するものである。
【0002】
【関連する背景技術】
周知のように、この種のCVTは一対のプーリ間に無端状のベルトを張架して、両プーリの有効径を油圧アクチュエータにて変更することにより、エンジンの駆動力を所定の変速比で減速して駆動輪側に伝達するように構成されている。動力伝達時のベルトのスリップを防止するために、油圧アクチュエータによりプーリは常にクランプ力を作用させているが、油圧アクチュエータのライン圧を発生させるオイルポンプがエンジンにて駆動されていることから、エンジンの動力損失を最小限にすべく、このときのクランプ力はスリップを抑制可能な最低限の値に制御されている。又、トルクコンバータを備えたCVTでは、通常の自動変速機と同様に所定車速以上でロックアップクラッチを直結して燃費向上を図っているが、変速比を無段階で変更可能なCVTではより低車速域までロックアップクラッチの直結を維持できることから、その直結領域を低車速側に拡大している。
【0003】
一方、この種のCVTには筒内に直接燃料を噴射可能な筒内噴射型エンジンが組み合わされることもある。筒内噴射型エンジンでは、吸気行程で燃料噴射して均一な混合気を着火する通常の均一燃焼に加えて、圧縮行程で燃料噴射して点火プラグの周囲をストイキ近傍とした上で、極めてリーンな全体空燃比で着火する層状燃焼を可能としている。圧縮行程噴射では、大量の吸気導入によるポンピングロスの低減と相俟って燃料消費を大幅に低減可能なことから、例えば、エンジン負荷や回転速度が比較的低い運転領域では、圧縮行程噴射を実行してリーン運転による燃費節減を図り、負荷や回転速度の増加に伴って吸気行程噴射に切換えてストイキオやリッチ運転によりエンジントルクを確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジンにて駆動される補機類の一つとしてエアコンディショナ(以下、エアコンという)のコンプレッサがあるが、車両が減速中でエンジンの発生トルクが非常に低いときには、エンジントルクに対しコンプレッサの駆動損失が占める割合が大であることから、コンプレッサの作動状態に応じてエンジンが大きな影響を受ける。よって、車両の減速中において、運転者によるエアコンのスイッチ投入や空調制御に基づいてコンプレッサの駆動が開始されたときには、エンジントルクが消費されて急減することから、CVTのライン圧の低下によりクランプ力が適正範囲を越えて低下して、ベルトをスリップさせてしまう虞がある。又、逆に、減速中において、運転者によるスイッチ遮断や空調制御に基づいてコンプレッサの駆動が中止されたときには、エンジントルクの急増によりクランプ力が不必要に増加して、ベルトの耐久性を低下させてしまう。
【0005】
一方、筒内噴射型エンジンのようにリーン運転と非リーン運転との間で燃焼状態が切換可能なエンジンをCVTに組み合わせた場合には、減速中に燃焼状態が切換えられると、上記したコンプレッサの場合と同様にトルク変動が発生する。従って、この場合も不適切なクランプ力によりベルトスリップ等の不具合を引き起こす要因となっていた。
【0006】
そこで、請求項1の発明の目的は、車両の減速中にコンプレッサの作動状態の切換によって生じるエンジントルクの変動を抑制して、CVTのベルトスリップ等の不具合を未然に防止することができる車両の制御装置を提供することにある。
又、請求項2の発明の目的は、車両の減速中に燃焼状態の切換によって生じるエンジントルクの変動を抑制して、CVTのベルトスリップ等の不具合を未然に防止することができる車両の制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、空調装置の作動状態を切換える切換手段と、エンジンに連結されたベルト式無段変速機と、ベルト式無段変速機への入力トルクと変速比とに基づいて該ベルト式無段変速機のライン圧を制御するライン圧制御手段とを有する車両の制御装置において、車両の所定の減速状態を判定する減速判定手段と、減速判定手段にて減速判定が下されているときに、切換手段による空調装置の作動状態の切換を禁止する一方、運転者により空調装置が作動操作されたときには所定時間後に上記作動状態の切換禁止を解除する作動状態切換禁止手段とを備えた。
【0008】
ベルト式無段変速機のライン圧は、例えばベルトのスリップを抑制した上でエンジンの動力損失が最小限となるように、ライン圧制御手段により制御される。ここで、切換手段により空調装置の作動状態が切換えられると、エンジンにはコンプレッサの負荷変動が作用し、特にエンジンの発生トルクが低い車両減速中には負荷変動の影響が大きく、コンプレッサの駆動開始時にはエンジントルクが急減して、ライン圧の低下によりベルトのスリップが発生し、逆にコンプレッサの駆動中止時にはエンジントルクが急増して、不必要なクランプ力によるベルトの耐久性低下を招く。そして、この発明では、減速判定手段により減速判定が下されているときには、切換手段による空調装置の切換が作動状態切換禁止手段により禁止されることから、上記した不具合の発生が未然に防止される。更に運転者が空調装置を作動操作したときには所定時間後に切換禁止が解除されるため、空調装置が長時間停止し続けたときの運転者の勘違いが防止される。
【0009】
又、請求項2の発明では、エンジンをリーン運転と非リーン運転との間で燃焼状態を切換可能に構成し、減速判定手段にて減速判定が下されているときに、エンジンの燃焼状態の切換を禁止する燃焼状態切換禁止手段を備えた。このエンジンの燃焼状態の切換は、空調装置の切換と同様にトルク変動の原因となるが、減速判定手段により減速判定が下されているときには、燃焼状態切換禁止手段によりエンジンの燃焼状態の切換が禁止されることから、上記した不具合の発生が未然に防止される。
【0010】
本発明は好適には、請求項1や請求項2の発明の車両用制御装置のベルト式無段変速機を、トルクコンバータ及び該トルクコンバータを直結するロックアップクラッチを備えるように構成することが望ましい。即ち、減速中においてロックアップクラッチは燃費節減のために直結されるが、このとき空調装置の切換やエンジンの燃焼状態の切換によりトルク変動が発生すると、ロックアップクラッチを介してトルク変動が駆動輪側に伝達されて、車両の減速感や突出し感の要因となり得る。従って、上記のように作動状態切換禁止手段や燃焼状態切換禁止手段にて切換を禁止すれば、このような事態も防止される。
【0011】
又、本発明は好適には、請求項1や請求項2の発明の車両用制御装置の減速判定手段を、車両の停車前において減速判定を下すように構成することが望ましい。即ち、エンジンの発生トルクが極端に低くなる停車前では、空調装置の切換やエンジンの燃焼状態の切換の影響が大であることから、上記した不具合が顕著に現れ易いが、作動状態切換禁止手段や燃焼状態切換禁止手段にて切換を禁止することにより、その不具合の発生が確実に防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を筒内噴射型ガソリンエンジン及びCVTを搭載した車両の制御装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1の全体構成図において、1はエンジンであり、燃焼室2や吸気系等が筒内噴射専用に設計されている。エンジン1のシリンダヘッド3には、各気筒毎に点火プラグ4と共に電磁式の燃料噴射弁5が取り付けられており、図示しない燃料ポンプから供給された高圧燃料が、燃料噴射弁5より燃焼室2内に直接噴射されるようになっている。
【0013】
シリンダヘッド3には吸気ポート6が略直立方向に形成され、この吸気ポート6には吸気通路7が接続されている。吸気通路7には吸入空気量を調整するためのスロットルバルブ8が設けられ、スロットルバルブ8はステッパモータ9により開閉駆動されるようになっている。吸気通路7から取入れられた吸入空気は、スロットルバルブ8を経て吸気弁10の開弁に伴って吸気ポート6から燃焼室2内に導入され、その吸入空気中に燃料噴射弁5から燃料が噴射されて、点火プラグ4の点火により燃焼する。
【0014】
又、シリンダヘッド3には排気ポート15が略水平方向に形成され、この排気ポート15には排気通路16が接続されている。燃焼後の排ガスは、排気弁17の開弁に伴って燃焼室2から排気ポート15、排気通路16、及び図示しない触媒や消音器を経て大気中に排出される。
エンジン1にはベルト式のCVT21が組み合わされ、エンジン1のクランクシャフト1aはCVT21のロックアップクラッチ22aを備えたトルクコンバータ22、及び前後進切換用のクラッチ23を介してプライマリプーリ24に接続されている(ここでは、前後進切換機構の説明は省略する)。プライマリプーリ24は無端状ベルト25によりセカンダリプーリ26と連結され、セカンダリプーリ26は2次減速機構27及びデファレンシャルギア28を介して駆動輪29に接続されている。CVT21のオイルポンプ30は伝達機構31を介してエンジン1のクランクシャフト1aにて回転駆動され、その作動油は油圧制御装置32の切換に応じて前記プライマリプーリ24及びセカンダリプーリ26を作動させるための図示しない油圧アクチュエータに供給される。作動油の供給状態に応じて油圧アクチュエータにより両プーリ24,26の有効径が変更され、その変速比に応じてエンジンの駆動力が減速されて駆動輪29側に伝達される。
【0015】
一方、油圧制御装置32には、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えたECU(電子制御ユニット)41が接続されており、このECU41によりエンジン1及びCVT21の総合的な制御が行われる。ECU41の入力側には、運転者によるアクセルペダルの操作量APSを検出するアクセルセンサ42、ブレーキペダルの操作状態を検出するブレーキスイッチ55、エンジン1の回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ43、エンジン1の冷却水温Twを検出する水温センサ44、プライマリプーリ24の回転速度Npを検出するプライマリ回転速度センサ45、セカンダリプーリ26の回転速度Nsを検出するセカンダリ回転速度センサ46、エアコン56を構成する運転席に設けられたスイッチ56a、後述するスロットルポジションセンサ54、及び各種センサ類が接続されて、それらの検出情報が入力されるようになっている。
【0016】
ECU41の出力側には、前記した点火プラグ4がイグナイタ51及び点火コイル52を介して接続されると共に、燃料噴射弁5が接続されている。又、ECU41の出力側には、ETV−CU(電子スロットルバルブ制御ユニット)53が接続され、ETV−CU53の入力側にはスロットルバルブ8の開度θthを検出するスロットルポジションセンサ54が接続され、出力側には前記したステッパモータ9が接続されている。更に、ECU41の出力側にはCVT21の油圧制御装置32が接続されている。一方、ECU41の出力側にはエアコン56を構成する図示しないコンプレッサ、ファンモータ、ダンパモータ等が接続されている。
【0017】
そして、ECU41はこれらのセンサやスイッチ類からの情報に基づいて各種制御を実行する。
エンジン1の燃料噴射制御に関しては、スロットルポジションセンサ54にて検出されたスロットル開度θth、及びエンジン回転速度センサ43にて検出されたエンジン回転速度Neに基づいてエンジン負荷と相関する目標平均有効圧Peを求め、その目標平均有効圧Peとエンジン回転速度Neとから、予め設定されたマップに従って燃料噴射モード(吸気行程噴射又は圧縮行程噴射)を決定する。例えば、目標平均有効圧Pe及びエンジン回転速度Neが比較的低い運転領域では、燃料噴射モードとして圧縮行程噴射を設定すると共に目標空燃比をリーン側に設定して、リーン運転による燃費節減を図り、負荷や回転速度の増加に伴って燃料噴射モードを吸気行程噴射に切換えて、ストイキオやリッチ運転(非リーン運転)によりエンジントルクを確保する。
【0018】
又、点火時期制御に関しては、イグナイタ51により点火コイル52の通電状態を制御する。スロットル制御に関しては、目標スロットル開度Tθthを決定してETV−CU53側に出力し、その目標スロットル開度Tθthと実際のスロットル開度θthに基づいてETV−CU53にステッパモータ9を駆動制御させる。
【0019】
更に、CVT21の制御に関しては、変速比制御、ライン圧制御、ロックアップ制御に細分化され、変速比制御については、車速Vとスロットル開度θth(又はアクセル操作量APS)とから目標変速比(又は目標プライマリ回転速度TNp)を設定し、実変速比がこの目標変速比となるように油圧制御装置32を制御する。ライン圧制御については、変速機入力トルクと変速比とから目標ライン圧を設定し、実ライン圧が目標ライン圧となるように油圧制御装置32を制御する。このときのライン圧はベルトスリップを防止するためのクランプ力(プーリ24,26によるベルト押付力)を発生するが、ライン圧の不要な増加はオイルポンプ30を駆動するエンジン1の動力損失を招くため、ベルトスリップを抑制可能な最低限の値となるように制御する。ロックアップ制御については、トルクコンバータ22のタービン回転速度、エンジン回転速度Ne、スロットル開度θthからロックアップクラッチ22aの作動領域(直結、非直結、スリップ直結)を判定し、これに応じて油圧制御装置32を制御する。
【0020】
一方、エアコン56の制御に関しては、運転者にて設定された温度や温度センサにて検出された室内温等に基づき、コンプレッサの作動状態、ファンモータによるファンの風量、ダンパモータによるダンパの切換等を制御して、車室内の空調を行う。
次に、以上のように構成されたECU41により車両の減速時にエンジントルクの変動を抑制するために実行される処理を説明する。
【0021】
ECU41は図2に示す切換禁止ルーチンを所定の制御インターバルで実行し、まず、ステップS2で切換禁止フラグFがセットされているか否かを判定する。この切換禁止フラグFは、エアコン56のコンプレッサの作動状態の切換、及び燃料噴射制御での燃料噴射モードの切換を禁止するためのものである。尚、コンプレッサの作動状態は、運転者によるスイッチ56aの操作や車内温を設定温度に保つための自動空調制御に基づいて切換えられる。そして、ここでいう切換とは、電磁クラッチのオンオフのみならず容量の可変制御も含むものとする。
【0022】
ECU41の立上げ時の初期設定により切換禁止フラグFはクリアされていることから、当初はステップS2でNOの判定を下して、ステップS4で切換禁止条件が成立しているか否かを判定する。本実施形態では以下の1)〜4)の要件が設定されており、その全てが満たされたとき、つまり、車両が所定の減速状態にあると推測されるときに切換禁止条件が成立したと見なす。
【0023】
1)車速Vが所定範囲内であること(例えば、極低速〜20km/h)。
2)アクセルセンサ42にてアクセル非操作(アクセル操作量APSが0)が検出されたこと。
3)ブレーキスイッチ55にてブレーキ操作が検出されたこと。
4)エアコンスイッチ56aのオフ状態が検出されたこと。
【0024】
尚、1)の車速Vの算出には、セカンダリ回転速度センサ46にて検出されたセカンダリ回転速度Nsが利用される。又、上記のように、1)の要件には実質的な停車状態は除外されている。
そして、これらの要件が満たされずにステップS4でNOの判定を下すと、ECU41はルーチンを終了する。従って、この場合には切換禁止フラグFがクリアされたままであることから、通常通り、スイッチ56a操作や空調制御に基づいてコンプレッサの作動状態が切換えられると共に、燃料噴射制御において、エンジン1の運転状態に応じて燃料噴射モードが切換えられる。
【0025】
一方、前記ステップS4で1)〜4)の要件が全て満たされてYES(肯定)の判定を下したときには、ステップS6で切換禁止フラグFをセットしてルーチンを終了する。従って、この場合には、スイッチ56a操作や空調制御の基づいてコンプレッサの作動状態を切換えるべき状況であっても、切換は実行されずに現状を維持され、又、燃料噴射制御において燃料噴射モードの切換に相当する目標平均有効圧Peやエンジン回転速度Neの変動が生じたとしても、燃料噴射モードは切換えられずに現状のリーン運転状態を維持される。
【0026】
そして、このように切換禁止フラグFがセットされると、前記ステップS2の判定がYESとなることから、ECU41はステップS8に移行する。ステップS8では、上記した2)又は3)の要件が不成立となったか否か、即ち、運転者によるアクセル操作、或いはブレーキ操作の中止が検出されたか否かを判定する。判定がYESのときには減速中の車両が加速状態に移行すると予測して、ステップS10で切換禁止フラグFをクリアしてルーチンを終了する。つまり、車両を加速させるためにエンジントルクは増加することが予測されるため、コンプレッサの作動状態や燃料噴射モードの切換等によって多少のエンジントルクの変動が生じても差し支えないとして、これらの切換を許容しているのである。
【0027】
又、前記ステップS8の判定がNOのときにはステップS12に移行して、上記した4)の条件が不成立となったか否か、即ち、運転者にてエアコンスイッチ56aがオン操作されたか否かを判定する。判定がYESのときにはステップS14に移行して、切換禁止フラグFがセットされてから20secが経過したか否かを判定し、NOのときにはルーチンを終了する。又、20secが経過してステップS14の判定がYESになると、前記ステップS10で切換禁止フラグFをクリアしてルーチンを終了する。つまり、エアコンスイッチ56aをオン操作したにも拘わらずエアコン56が長時間停止し続けると、運転者は故障したと勘違いするため、所定時間後にはエアコン56の作動を開始させているのである。
【0028】
一方、前記ステップS12の判定がNOのときにはステップS16に移行して、上記した1)の条件が不成立となったか否かを判定し、NOのときにはルーチンを終了する。又、ステップS16の判定がYESのときにはステップS18に移行して、車速Vが1)の条件で設定された範囲内から高速側に外れたか否かを判定し、YESのときにはステップS20に移行して切換禁止フラグFをクリアする。即ち、この場合には上記したステップS8と同様に車両の加速が推測されるため、トルク変動の影響はないと見なしているのである。
【0029】
又、ステップS18の判定がNOのときにはステップS22に移行して、停車から3sec経過したか否かを判定し、3secが経過してYESの判定を下すと前記ステップS20で切換禁止フラグFをクリアする。つまり、この場合には既に停車していることからエンジントルクの変動が生じても差し支えないとして、これらの切換を許容しているのである。
尚、ステップS14の20secやステップS22の3secの時間設定は、CVT21の仕様等に応じて任意に変更してもよい。
【0030】
本実施形態では、上記した空調制御によりコンプレッサの作動状態を切換えるときのECU41及びスイッチ56aが切換手段として機能し、油圧アクチュエータのライン圧を制御するときのECU41、油圧制御装置32がライン圧制御手段として機能し、切換禁止ルーチンのステップS4及びステップS6の処理を実行するときのECU41が作動状態切換禁止手段及び燃焼状態切換禁止手段として機能する。
【0031】
そして、上記のようにCVT21のクランプ力は、ベルト25のスリップを抑制した上でエンジン1の動力損失が最小限となるように制御されているため、特に車両が減速中でエンジン1の発生トルクが低いときに、コンプレッサの作動状態や燃料噴射モードのようにエンジントルクを変動させる要因が切換えられると、ライン圧が変動してクランプ力は簡単に適正範囲から外れてしまう。又、車両の減速中にはロックアップクラッチ22aが直結されているため、コンプレッサの作動状態や燃料噴射モードの切換によりトルク変動が発生すると、車両の減速感や突出し感の原因となる。
【0032】
本実施形態の車両の制御装置では、上記のように車両の減速時にコンプレッサの作動状態や燃料噴射モードの切換を禁止することから、これらの要因によるエンジントルクの変動を防止できる。その結果、CVT21のクランプ力を常に適切な値に制御して、ベルト25のスリップや耐久性低下等の不具合を未然に防止できると共に、トルク変動による車両の減速感や突出し感を防止して、良好な走行感を実現することができる。
【0033】
ここで、減速中の車両が停車する前の時点ではエンジン1の発生トルクが極端に低くなっていることから、このときにコンプレッサの作動状態や燃料噴射モードが切換えられると、上記した不具合はより顕著に現れる。そこで、切換禁止条件の要件1)中の車速Vを判定するための所定車速を比較的低い値に設定して、停車前に減速判定を下すことが望ましく、このようにすれば、これらの切換により発生する不具合を確実に防止することができる。
【0034】
ところで、上記実施形態では、リーン運転と非リーン運転を共に実行可能な筒内噴射型エンジン1を搭載した車両の制御装置に具体化したが、必ずしもリーン運転可能なエンジンを搭載する必要はなく、例えば、通常の吸気マニホールド内に燃料噴射してストイキよりリッチ側の空燃比で運転するエンジンを搭載した車両の制御装置として具体化してもよい。
【0035】
又、上記実施形態では、ロックアップクラッチ22aを備えるCVT21を搭載した車両の制御装置に具体化したが、必ずしもロックアップクラッチ22aを備える必要はなく、これを省略してもよい。
更に、上記実施形態では、切換禁止条件として上記した1)〜4)の要件を設定し、その禁止処理を解除する条件としてステップS8、ステップS12、ステップS16の要件を設定したが、これらの要件は必ずしも限定されるものではなく、何れかの要件を省略したり、新たな要件を追加したりしてもよい。
【0036】
一方、上記実施形態では、切換禁止条件の2)でアクセル操作量APSに基づいて判定を下したが、これに代えて「アイドルスイッチのオン状態が検出されたこと」を条件として設定してもよい。又、上記実施形態では、切換禁止条件の4)で「エアコンスイッチ56aのオフ」を設定しているが、これに代えて「エアコンスイッチ56aのオン」を条件として設定して、エアコン56のオンからオフへの切換を禁止するようにしてもよい。更に、上記実施形態では、切換禁止条件の1)〜4)に基づいて車両の減速状態を判定したが、これに代えて加速度センサにて検出した車両の前後Gや車速Vの変化率等に基づいて判定処理を行ってもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1の発明の車両の制御装置によれば、車両の減速中に空調装置の切換を禁止することから、コンプレッサの作動状態の切換によるエンジントルクの変動を抑制し、そのトルク変動によって生じるCVTのベルトスリップ等の不具合を未然に防止でき、更に運転者が空調装置を作動操作したときには所定時間後に切換禁止が解除されるため、空調装置が長時間停止し続けたときの運転者の勘違いを未然に防止することができる。
【0038】
又、請求項2の発明の車両の制御装置によれば、車両の減速中にエンジンの燃焼状態の切換を禁止することから、燃焼状態の切換によるエンジントルクの変動を抑制し、そのトルク変動によって生じるCVTのベルトスリップ等の不具合を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の車両の制御装置を示す全体構成図である。
【図2】ECUが実行する切換禁止ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
21 CVT(ベルト式無段変速機)
32 油圧制御装置(ライン圧制御手段)
41 ECU(切換手段、ライン圧制御手段、減速判定手段、作動状態切換禁止手段、燃焼状態切換禁止手段)
56 エアコン
56a スイッチ(切換手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle control device including a belt type continuously variable transmission (hereinafter referred to as CVT).
[0002]
[Related background]
As is well known, this type of CVT has an endless belt stretched between a pair of pulleys, and the effective diameter of both pulleys is changed by a hydraulic actuator so that the driving force of the engine is controlled at a predetermined speed ratio. It is configured to decelerate and transmit to the drive wheel side. In order to prevent the belt from slipping during power transmission, the pulley is always applied with a clamping force by the hydraulic actuator, but the engine is driven by an oil pump that generates the line pressure of the hydraulic actuator. In order to minimize the power loss, the clamping force at this time is controlled to a minimum value capable of suppressing the slip. In addition, the CVT with a torque converter, like a normal automatic transmission, has a lockup clutch directly connected at a predetermined vehicle speed or more to improve fuel efficiency. However, the CVT that can change the gear ratio steplessly is lower. Since the direct connection of the lockup clutch can be maintained up to the vehicle speed range, the direct connection region is expanded to the low vehicle speed side.
[0003]
On the other hand, this type of CVT may be combined with an in-cylinder injection engine that can inject fuel directly into the cylinder. In a cylinder injection engine, in addition to normal uniform combustion in which fuel is injected in the intake stroke to ignite a uniform air-fuel mixture, fuel is injected in the compression stroke so that the periphery of the spark plug is close to the stoichiometric range. Enables stratified combustion to be ignited at an overall air-fuel ratio. In the compression stroke injection, the fuel consumption can be significantly reduced in combination with the reduction of the pumping loss due to the introduction of a large amount of intake air. For example, the compression stroke injection is executed in the operation region where the engine load and the rotational speed are relatively low. Thus, fuel consumption is reduced by lean operation, and engine torque is secured by stoichiometric or rich operation by switching to intake stroke injection as load and rotation speed increase.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, there is an air conditioner (hereinafter referred to as air conditioner) compressor as one of auxiliary machines driven by the engine. When the vehicle is decelerating and the generated torque of the engine is very low, the compressor is compared with the engine torque. Since the ratio of the driving loss is large, the engine is greatly affected according to the operating state of the compressor. Therefore, when the driver starts driving the compressor based on air conditioner switch-on or air conditioning control while the vehicle is decelerating, the engine torque is consumed and rapidly decreases. May fall beyond the proper range and cause the belt to slip. Conversely, during deceleration, when the compressor is stopped based on switch-off or air-conditioning control by the driver, the clamping force is unnecessarily increased due to a sudden increase in engine torque, reducing the durability of the belt. I will let you.
[0005]
On the other hand, when an engine capable of switching the combustion state between lean operation and non-lean operation, such as a cylinder injection engine, is combined with CVT, if the combustion state is switched during deceleration, As in the case, torque fluctuation occurs. Therefore, in this case as well, a problem such as belt slip is caused by an inappropriate clamping force.
[0006]
Accordingly, an object of the invention of
Further, an object of the invention of
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, switching means for switching the operating state of the air conditioner, a belt-type continuously variable transmission connected to the engine, an input torque to the belt-type continuously variable transmission, and a shift And a line pressure control means for controlling the line pressure of the belt type continuously variable transmission based on the ratio, a deceleration determination means for determining a predetermined deceleration state of the vehicle, and a deceleration determination means An operating state in which the switching of the operating state of the air conditioner by the switching means is prohibited when the deceleration determination is made, while the switching prohibition of the operating state is canceled after a predetermined time when the air conditioner is operated by the driver. Switching prohibiting means.
[0008]
The line pressure of the belt type continuously variable transmission is controlled by the line pressure control means so that, for example, the slippage of the belt is suppressed and the power loss of the engine is minimized. Here, when the operating state of the air conditioner is switched by the switching means, the load fluctuation of the compressor acts on the engine, and the influence of the load fluctuation is large especially during deceleration of the vehicle where the generated torque of the engine is low. Sometimes the engine torque decreases rapidly and belt slip occurs due to a decrease in line pressure. Conversely, when driving of the compressor is stopped, the engine torque increases rapidly, leading to a decrease in belt durability due to unnecessary clamping force. In the present invention, when the deceleration determination is made by the deceleration determination means, the switching of the air conditioner by the switching means is prohibited by the operating state switching prohibition means, so that the occurrence of the above-mentioned problems is prevented in advance. . Further, when the driver operates the air conditioner, the prohibition of switching is canceled after a predetermined time, so that the driver's misunderstanding when the air conditioner is stopped for a long time is prevented.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, the engine is configured so that the combustion state can be switched between lean operation and non-lean operation, and when the deceleration determination is made by the deceleration determination means, Combustion state switching prohibiting means for prohibiting switching is provided. This switching of the combustion state of the engine causes torque fluctuations similarly to the switching of the air conditioner. However, when the deceleration determination is made by the deceleration determining means, the combustion state switching of the engine is switched by the combustion state switching prohibiting means. Since it is prohibited, the occurrence of the above-mentioned problems is prevented in advance.
[0010]
In the present invention, it is preferable that the belt-type continuously variable transmission of the vehicle control device according to the first or second aspect of the present invention is configured to include a torque converter and a lockup clutch that directly connects the torque converter. desirable. That is, during deceleration, the lockup clutch is directly connected to reduce fuel consumption. At this time, if torque fluctuation occurs due to switching of the air conditioner or switching of the combustion state of the engine, the torque fluctuation is driven via the lockup clutch. Can be transmitted to the side, which can cause a feeling of deceleration and a feeling of protrusion of the vehicle. Therefore, if the switching is prohibited by the operating state switching prohibiting means or the combustion state switching prohibiting means as described above, such a situation can be prevented.
[0011]
In the present invention, it is preferable that the deceleration determination means of the vehicle control device according to
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a control device for a vehicle equipped with a direct injection gasoline engine and a CVT will be described.
In the overall configuration diagram of FIG. 1,
[0013]
An
[0014]
An
The
[0015]
On the other hand, the
[0016]
The
[0017]
The
Regarding the fuel injection control of the
[0018]
As for ignition timing control, the
[0019]
Further, the control of the
[0020]
On the other hand, regarding the control of the
Next, processing executed by the
[0021]
The
[0022]
Since the switching prohibition flag F is cleared by the initial setting at the start-up of the
[0023]
1) The vehicle speed V is within a predetermined range (for example, extremely low speed to 20 km / h).
2) Accelerator non-operation (accelerator operation amount APS is 0) is detected by the
3) Brake operation is detected by the
4) The off state of the
[0024]
The secondary rotational speed Ns detected by the secondary
And if these requirements are not satisfied and NO is determined in step S4, the
[0025]
On the other hand, when all of the requirements 1) to 4) are satisfied in step S4 and a determination of YES (positive) is made, the switching prohibition flag F is set in step S6 and the routine is ended. Accordingly, in this case, even if the operation state of the compressor should be switched based on the operation of the
[0026]
When the switching prohibition flag F is set in this way, the determination in step S2 is YES, and the
[0027]
When the determination in step S8 is NO, the process proceeds to step S12, in which it is determined whether or not the above condition 4) is not satisfied, that is, whether or not the
[0028]
On the other hand, when the determination at step S12 is NO, the routine proceeds to step S16, where it is determined whether or not the above condition 1) is not established, and when the determination is NO, the routine is terminated. Further, when the determination in step S16 is YES, the process proceeds to step S18, where it is determined whether or not the vehicle speed V has deviated from the range set under the condition of 1) to the high speed side, and if YES, the process proceeds to step S20. To clear the switching prohibition flag F. That is, in this case, since the acceleration of the vehicle is estimated as in step S8 described above, it is considered that there is no influence of torque fluctuation.
[0029]
When the determination in step S18 is NO, the process proceeds to step S22 to determine whether or not 3 seconds have elapsed since the vehicle stopped. When 3 seconds have elapsed and the determination is YES, the switching prohibition flag F is cleared in step S20. To do. In other words, in this case, since the vehicle is already stopped, it is possible to change the engine torque, and switching between them is permitted.
The time setting of 20 sec in step S14 and 3 sec in step S22 may be arbitrarily changed according to the specification of the
[0030]
In this embodiment, the
[0031]
As described above, the clamping force of the
[0032]
In the vehicle control apparatus according to the present embodiment, switching of the operating state of the compressor and the fuel injection mode is prohibited when the vehicle is decelerated as described above, so that fluctuations in engine torque due to these factors can be prevented. As a result, the clamping force of the
[0033]
Here, since the torque generated by the
[0034]
By the way, in the said embodiment, although it actualized in the control apparatus of the vehicle carrying the in-cylinder
[0035]
Moreover, in the said embodiment, although it actualized to the control apparatus of the vehicle carrying CVT21 provided with the lockup clutch 22a, it is not necessary to necessarily provide the lockup clutch 22a, and this may be abbreviate | omitted.
Further, in the above embodiment, the above-described requirements 1) to 4) are set as the switching prohibition conditions, and the requirements of step S8, step S12, and step S16 are set as the conditions for canceling the prohibition process. Is not necessarily limited, and any requirement may be omitted or a new requirement may be added.
[0036]
On the other hand, in the above embodiment, the determination is made based on the accelerator operation amount APS in the switching prohibition condition 2). However, instead of this, the condition that “the on-state of the idle switch is detected” may be set as a condition. Good. In the above embodiment, “switch-off of the
[0037]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the vehicle control device of the first aspect of the present invention, since switching of the air conditioner is prohibited during deceleration of the vehicle, fluctuation in engine torque due to switching of the operating state of the compressor is suppressed, When troubles such as belt slip of CVT caused by the torque fluctuation can be prevented in advance, and switching prohibition is canceled after a predetermined time when the driver operates the air conditioner, the air conditioner continues to stop for a long time The driver's misunderstanding can be prevented in advance .
[0038]
According to the vehicle control apparatus of the second aspect of the present invention, since the change of the combustion state of the engine is prohibited during the deceleration of the vehicle, the fluctuation of the engine torque due to the change of the combustion state is suppressed, and the torque fluctuation Problems such as belt slip of the CVT can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram showing a vehicle control apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a flowchart showing a switching prohibition routine executed by an ECU.
[Explanation of symbols]
1
32 Hydraulic control device (line pressure control means)
41 ECU (switching means, line pressure control means, deceleration determination means, operating state switching prohibiting means, combustion state switching prohibiting means)
56
Claims (2)
エンジンに連結されたベルト式無段変速機と、
上記ベルト式無段変速機への入力トルクと変速比とに基づいて該ベルト式無段変速機のライン圧を制御するライン圧制御手段と
を有する車両の制御装置において、
車両の所定の減速状態を判定する減速判定手段と、
上記減速判定手段にて減速判定が下されているときに、上記切換手段による空調装置の作動状態の切換を禁止する一方、運転者により空調装置が作動操作されたときには所定時間後に上記作動状態の切換禁止を解除する作動状態切換禁止手段と
を備えたことを特徴とする車両の制御装置。Switching means for switching the operating state of the air conditioner;
A belt-type continuously variable transmission connected to the engine;
In a vehicle control device having line pressure control means for controlling a line pressure of the belt type continuously variable transmission based on an input torque and a gear ratio to the belt type continuously variable transmission,
Deceleration determination means for determining a predetermined deceleration state of the vehicle;
When the deceleration determination is made by the deceleration determination means, switching of the operation state of the air conditioner by the switching means is prohibited, while when the air conditioner is operated by the driver, the operation state is changed after a predetermined time. An operation state switching prohibiting means for canceling the switching prohibition is provided.
上記車両の制御装置は更に、上記減速判定手段にて減速判定が下されているときに、上記エンジンの燃焼状態の切換を禁止する燃焼状態切換禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。The engine is an engine capable of switching the combustion state between lean operation and non-lean operation,
2. The vehicle control apparatus according to claim 1, further comprising combustion state switching prohibiting means for prohibiting switching of the combustion state of the engine when the deceleration determination is made by the deceleration determination means. The vehicle control device described in 1.
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