JP3627681B2 - Operation status display device for hot water supply system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、太陽熱等の補助熱源を利用した給湯システムの運転状態を表示する運転状態表示装置、特に、補助熱源の貢献度を的確に把握することができる給湯システムの運転状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
補助熱源を利用した給湯システムとしては、例えば、太陽熱を利用して温水を生成する太陽熱利用温水器と給湯器とを組み合わせた給湯システムが従来から一般的に知られている。
【0003】
こういった、給湯システムでは、太陽熱を利用して生成された温水を貯留する蓄熱槽を備えている太陽熱利用温水器と給湯器とが、給湯接続ユニットを介して接続されており、給湯時には、太陽熱利用温水器の蓄熱槽に貯留された温水が給湯接続ユニットを介して給湯器に送出されるが、給湯接続ユニットは、蓄熱槽に貯留された温水を単に給湯器に送出するだけではなく、必要に応じて、蓄熱槽から送出される温水に上水を混合した状態で、給湯器に送出することができるように構成されている。
【0004】
従って、給湯器に対して設定された給湯設定温度以上の温水が蓄熱槽に貯留されている場合は、給湯設定温度以上の温水が蓄熱槽から給湯接続ユニットに送出されるので、給湯接続ユニットでは、蓄熱槽から送出される給湯設定温度以上の温水と上水とを適宜混合することによって温水温度を給湯設定温度まで下げた状態で、給湯器に送出するようになっており、この場合は、給湯器のバーナーが全く燃焼することなく、給湯設定温度の温水が供給されることになる。
【0005】
一方、給湯設定温度以上の温水が蓄熱槽に貯留されていない場合は、給湯設定温度より低い温水が蓄熱槽から給湯接続ユニットを介してそのまま給湯器に供給され、給湯器が加熱することによって、給湯設定温度の温水が供給されるようになっている。
【0006】
ところで、こういった太陽熱等の補助熱源を利用した給湯システムは、上述したように、給湯器のみを使用する場合に比べて省エネルギ効果が得られることを期待して設置するものであるので、実際、どの程度省エネルギ効果が得られているのかを把握する指針として、従来は、蓄熱槽内の貯湯温度を測定することによって、図5に示すように、専用のモニタに湯温と残湯量が複数のLED70を用いて簡単に表示されていた。
【0007】
しかしながら、上述したように、LED70によって簡単に表示された湯温と残湯量を見ただけでは、実際にどの程度省エネルギ効果が得られているのかを、ユーザが的確に把握することは難しく、省エネルギ効果を期待して、補助熱源を利用した給湯システムを設置したユーザに満足感を与えることができていないのが現状である。
【0008】
そこで、この発明の課題は、補助熱源を利用した給湯システムにおいて、補助熱源がどの程度貢献しているのかを、的確に把握することのできる給湯システムの運転状態表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、補助熱源によって生成され、蓄熱槽に貯留された温水を、上水と混合可能な給湯接続ユニットを介して、給湯器に送出するようにした給湯システムの運転状態表示装置であって、前記給湯システムの運転状態を表示する表示手段と、上水の温度を検出する上水温度検出手段と、前記給湯接続ユニットから送出される温水の温度を検出する温水温度検出手段と、前記給湯器及び前記給湯接続ユニットに対して設定された給湯設定温度、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度及び前記温水温度検出手段によって検出された温水温度に基づいて、前記補助熱源によって生成された温水による設定温度到達率を算出し、算出された設定温度到達率を所定の表示形式で前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた給湯システムの運転状態表示装置を提供するものである。
【0010】
以上のように、この運転状態表示装置では、補助熱源によって生成された温水による設定温度到達率、言い換えれば、補助熱源の利用率を算出し、これを所定の表示形式で表示手段に表示させるようにしているので、蓄熱槽内の湯温と残湯量を単に表示している従来に比べて、補助熱源の貢献度を的確に把握することができる。
【0011】
この設定温度到達率は、実際に、給湯を行っているときの状態を示す値であるので、給湯を行っていないときには表示する必要がない。従って、請求項2にかかる発明の運転状態表示装置のように、前記給湯器の運転スイッチがONされているか否かに拘わらず、給湯を開始した時点で、前記表示制御手段が、前記設定温度到達率を前記表示手段に表示させるようにしておけばよい。
【0012】
また、上記の課題を解決するため、請求項3にかかる発明は、補助熱源によって生成され、蓄熱槽に貯留された温水を、上水と混合可能な給湯接続ユニットを介して、給湯器に送出するようにした給湯システムの運転状態表示装置であって、前記給湯システムの運転状態を表示する表示手段と、上水の温度を検出する上水温度検出手段と、前記蓄熱槽内の貯湯温度を検出する貯湯温度検出手段と、前記給湯器及び前記給湯接続ユニットに対して設定された給湯設定温度、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度及び前記貯湯温度検出手段によって検出された貯湯温度に基づいて、前記給湯設定温度に対する前記蓄熱槽内に貯留された温水の沸上り率を算出し、算出された沸上り率を所定の表示形式で前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた給湯システムの運転状態表示装置を提供するものである。
【0013】
以上のように、この運転状態表示装置では、給湯設定温度に対する蓄熱槽内に貯留された温水の沸上り率を算出し、これを所定の表示形式で表示手段に表示させるようにしているので、その時点における蓄熱状態では、給湯設定温度の温水を供給するのに、蓄熱槽に貯留された温水がどの程度利用されるのかを的確に把握することができる。
【0014】
また、沸上り率が100%になるように、給湯設定温度を変更することによって、沸上り温度、即ち、貯湯温度が何度であるのかを確認することができる。これによって、貯湯温度が給湯設定温度に比べて僅かに低いような場合には、あえて給湯器を使用しなくても、問題なく給湯を行うことができるということまでも知ることが可能となる。
【0015】
この沸上り率は、実際に、給湯を行う前の状態を示す値であるので、給湯を行っているときには表示する必要がない。従って、請求項4にかかる発明の運転状態表示装置のように、給湯を行っていないときに、前記表示制御手段が、前記沸上り率を前記表示手段に表示させるようにしておけばよい。
【0016】
また、請求項5に係る発明の運転状態表示装置のように、前記給湯システムが前記給湯器を使用せずに給湯を行っているときは、前記表示制御手段が、その旨を所定の表示形式で前記表示手段に表示させるようにしておくと、補助熱源によって生成された温水のみを使用して給湯を行っていることを、即座に把握することができる。
【0017】
また、請求項6に係る発明の運転状態表示装置のように、前記給湯設定温度が所定温度以上に設定されているときは、前記表示制御手段が、給湯温度が高温である旨を所定の表示形式で前記表示手段に表示させるようにしておくと、やけど等の危険を未然に回避することができる。特に、給湯器の運転スイッチがONされていない状態では、給湯設定温度が全く表示されないので、効果的である。
【0018】
従って、請求項7に係る発明の運転状態表示装置のように、前記給湯器の運転スイッチがONされていない状態で、給湯を開始したときは、前記表示制御手段が、その時点で設定されている給湯設定温度を前記表示手段に表示させるようにしておくことが望ましい。
【0019】
また、請求項8に係る発明の運転状態表示装置のように、給湯流量を検出する流量検出手段を備えており、前記表示制御手段が、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度、前記温水温度検出手段によって検出された温水温度及び前記流量検出手段によって検出された給湯流量に基づいて、前記蓄熱槽に貯留された温水の利用熱量を算出すると共にこれを一定期間積算し、この積算利用熱量を前記表示手段に表示させるようにしたものにあっては、補助熱源の貢献度をさらに把握しやすくなるという効果が得られる。
【0020】
特に、請求項9に係る発明の運転状態表示装置のように、給湯流量を検出する流量検出手段を備えており、前記表示制御手段は、前記給湯器が単位熱量当りに消費する燃料単価を記憶する記憶部を備えており、前記表示制御手段は、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度、前記温水温度検出手段によって検出された温水温度及び前記流量検出手段によって検出された給湯流量に基づいて、前記蓄熱槽に貯留された温水の利用熱量を算出すると共にこれを一定期間積算し、この積算利用熱量と、前記記憶部に記憶されている燃料単価とに基づいて、前記蓄熱槽に貯留された温水を利用することによって得られた省エネルギ料金を算出し、これを前記表示手段に表示させるようにしておくと、補助熱源の貢献度を感覚的に把握することができる。
【0021】
また、請求項10に係る発明の運転状態表示装置のように、前記表示手段として、前記給湯器を遠隔操作する操作リモコンの表示部を使用したものにあっては、運転状態表示装置専用の表示手段を個別に設ける必要がないので、設置スペースやコスト面で有利であり、情報の集約化を図ることができるので、効率よく運転状態を表示することが可能となる。
【0022】
特に、操作リモコンの表示部を表示手段として使用する場合は、請求項11に係る発明の運転状態表示装置のように、前記表示制御手段が、前記補助熱源を利用可能な給湯システムである旨を、所定の表示形式で前記表示手段に表示させるようにしておくことが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、補助熱源として太陽熱を利用した給湯システムの運転状態表示装置1の概略構成を示している。この給湯システムは、同図に示すように、太陽熱利用温水器40と給湯器60とが給湯接続ユニット50を介して接続されたものであり、太陽熱利用温水器40によって生成された温水が給湯接続ユニット50を介して給湯器60に送出されるようになっている。
【0024】
前記太陽熱利用温水器40は、ソーラー熱交換器41と密閉式の蓄熱槽44とを備えており、蓄熱槽44には、その下端部に上水を供給するための給水管45が接続されていると共に、上端部には貯留された温水を給湯接続ユニット50に送出するための温水供給管46が接続されている。
【0025】
前記ソーラー熱交換器41には、その入口側と出口側とを接続するソーラー配管42によって熱媒体の循環経路が形成されており、このソーラー配管42は、部分的に蓄熱槽44内に導入された熱交換部43を有している。従って、ソーラー熱交換器41によって加熱された熱媒体は、ソーラー配管42を通って蓄熱槽44内に導かれ、熱交換部43で蓄熱槽44内の水と熱交換を行うことで、蓄熱槽44内に温水が生成されるようになっている。
【0026】
前記給湯接続ユニット50は、同図に示すように、給水管52を介して供給される上水と、蓄熱槽44から温水供給管46を介して供給される温水とを、必要に応じて混合する混合調節弁51が配設されており、蓄熱槽44から送出された温水は、そのまま又は上水と適宜混合された状態で混合調節弁51に接続された温水配管53を介して給湯器60に送出され、給湯器60の熱交換器61を通って給湯されるようになっている。なお、温水供給管46には、電磁弁54が設けられており、この電磁弁54を閉じることによって、蓄熱槽44からの温水の供給を遮断し、給水管52を介して供給される上水のみを給湯器60に供給することができるようになっている。
【0027】
以上のように、この給湯システムでは、太陽熱利用温水器40によって生成された温水を給湯器60に供給するようにしているので、蓄熱槽44に貯留された温水が給湯器60の給湯設定温度以上の場合は、給湯器60によって加熱する必要がなく、また、蓄熱槽44に貯留された温水が給湯設定温度以下の場合であっても上水温度以上であるので、給湯設定温度になるように、給湯器60が補助的に加熱すればよい。
【0028】
前記運転状態表示装置1は、図1に示すように、上述した給湯システムの運転状態の表示動作を制御する表示制御手段10と、給湯接続ユニット50内において温水配管53に設置された、給湯接続ユニット50から送出される温水の温度を検出するための温水温度センサ21と、給湯接続ユニット50内において給水管52に設置された、上水温度を検出するための上水温度センサ22と、蓄熱槽44の上部に設置された蓄熱槽44内の貯湯温度を検出する貯湯温度センサ23と、給湯システムの運転状態を表示する表示手段とを備えており、表示手段は、給湯器60を遠隔操作するための操作リモコン30の表示部を共用している。
【0029】
前記表示制御手段は、シリアルインターフェースを介して相互に通信可能な給湯器60のコントローラ10a、給湯接続ユニット50のコントローラ10b及び操作リモコン30のコントローラ10cによって実現されており、これらのコントローラ10a、10b、10cが相互に連携をとりながら、給湯システムの運転状態の表示動作を統括的に制御している。
【0030】
前記給湯接続ユニット50のコントローラ10bには、温水温度センサ21、上水温度センサ22及び貯湯温度センサ23からそれぞれ温度検出信号が入力されるようになっており、これらの温度検出信号と、操作リモコン30によって設定され、コントローラ10aを介して取得した給湯設定温度とから、数1及び数2に示す演算式に従って、コントローラ10bが「設定温度到達率」及び「沸上り率」を算出するようになっている。
【0031】
【数1】
【0032】
【数2】
【0033】
前記「設定温度到達率」は、実際に給湯を行っているときの状態を示す値であり、給湯器60の運転スイッチをONした状態で給湯を行っているときは、給湯されている給湯設定温度の温水を生成するために、太陽熱利用温水器40によって生成された温水がどの程度利用されているのかを示し、給湯器60の運転スイッチがONされていない状態で給湯を行っているときは、文字通り、実際に給湯されている温水の温度が、給湯設定温度に対してどの程度まで上昇しているのかを示すことになる。
【0034】
前記「沸上り率」は、給湯を行う前の状態を示す値であり、給湯設定温度で給湯を行うためには、太陽熱利用温水器40によって生成された温水をどの程度利用することができるのかを示すことになる。
【0035】
また、給湯器60のコントローラ10aは、給湯器60全体を制御するために使用されている運転スイッチ信号、バーナー燃焼信号、最低作動水量以上の水流を検知してONする水流スイッチ信号及び給湯設定温度等に基づいて給湯システム全体の運転状態を監視し、図4に示すように、各運転状態に応じて、太陽熱利用温水器40が利用可能な給湯システムである旨を示す太陽マークS、給湯接続ユニット50のコントローラ10bによって算出された「設定温度到達率」や「沸上り率」を示すバー表示B、給湯設定温度が所定温度以上に設定されている場合に給湯温度が高温である旨を示す「高温」表示H、太陽熱利用温水器40によって生成された温水のみによって給湯が行われている旨を示す太陽マークSの反転表示等の各種表示を適宜組み合わせて所定の表示タイミングで操作リモコン30の表示部に表示させるようになっている。なお、「設定温度到達率」や「沸上り率」を示すバー表示Bは、100%、75%、50%、25%、0%の5段階で表示するようになっており、算出された「設定温度到達率」や「沸上り率」が上述した5段階のうち最も近い段階で表示される。
【0036】
前記操作リモコン30は、図2に示すように、給湯器60の運転スイッチ31と、給湯設定温度や上述した給湯システムの各種運転状態を示す情報を表示する表示部32とを備えており、運転スイッチ31をONしたときには、操作リモコン30の本来的な表示機能として、給湯設定温度が表示部32に表示されるようになっている。
【0037】
以上のように構成された運転状態表示装置1の表示動作及び表示パターンについて、図3に示すフローチャート及び図4に示す表示パターン図を参照しながら、以下に説明する。まず、図3に示すように、給湯器60の運転スイッチ31がONされているか否かを判断し(ステップS1)、運転スイッチ31がONされている場合は、続いて、水流スイッチがONされているか否か、即ち、給湯を行っているか否かを判断する(ステップS2)。ここで、水流スイッチがONされている場合は、続いて、給湯設定温度が所定温度以上(例えば、60℃以上)に設定されているか否かを判断し(ステップS3)、給湯設定温度が所定温度以上に設定されていない場合は、給湯器60のバーナーが燃焼しているか否かを判断する(ステップS4)。
【0038】
ステップS4において、給湯器60のバーナーが燃焼している場合は、設定温度到達率が100%未満であるので、図4(a)、(b)に示すように、そのときの「設定温度到達率」をバー表示Bで表示すると共に太陽マークSを表示し、バーナーが燃焼していない場合は、「設定温度到達率」が100%であるので、同図(c)に示すように、これをバー表示Bで表示すると共に太陽マークSを反転表示する。
【0039】
ステップS3において、給湯設定温度が所定温度以上に設定されている場合は、続いて、給湯器60のバーナーが燃焼しているか否かを判断する(ステップS5)。ここで、給湯器60のバーナーが燃焼している場合は、同図(d)に示すように、「設定温度到達率」のバー表示Bに代えて「高温」表示Hを表示すると共に太陽マークSを表示し、バーナーが燃焼していない場合は、同図(e)に示すように、「設定温度到達率」のバー表示Bに代えて「高温」表示Hを表示すると共に太陽マークSを反転表示する。
【0040】
ステップS2において、水流スイッチがONされていない場合は、続いて、給湯設定温度が所定温度以上に設定されているか否かを判断する(ステップS6)。ここで、給湯設定温度が所定温度以上に設定されている場合は、同図(d)に示すように、「高温」表示Hを表示すると共に太陽マークSを表示し、給湯設定温度が所定温度以上に設定されていない場合は、同図(a)、(b)に示すように、その時点における「沸上り率」をバー表示Bで表示すると共に太陽マークSを表示する。
【0041】
ステップS1において、運転スイッチ31がONされていない場合は、続いて、水流スイッチがONされているか否かを判断する(ステップS7)。ここで、水流スイッチがONされている場合は、太陽熱利用温水器40によって生成された温水のみで給湯が行われていることになるので、同図(f)、(g)に示すように、「設定温度到達率」をバー表示Bで表示すると共に太陽マークSを反転表示し、水流スイッチがONされていない場合は、同図(h)に示すように、表示を全く行わない。
【0042】
なお、給湯器60の運転スイッチ31がONされている場合は、同図(a)〜(e)に示すように、操作リモコン30の本来の表示機能によって、時刻と給湯設定温度が表示されている。
【0043】
以上のように、この運転状態表示装置1では、給湯器60の運転スイッチ31がONされた状態で給湯を行っているときは、「設定温度到達率」がバー表示されるので、このバー表示Bによって、太陽熱利用温水器40によって生成された温水がどの程度利用されているのかを的確に把握することができる。
【0044】
また、給湯器60の運転スイッチがONされた状態であっても、バーナーが燃焼していないときは、太陽マークSを反転して表示するようにしたので、この表示によって、太陽熱利用温水器40によって生成された温水のみで給湯が行われていることを即座に把握することができる。
【0045】
また、この運転状態表示装置1では、給湯器60の運転スイッチがONされているだけで、実際に給湯を行っていない状態では、「設定温度到達率」に代えて「沸上り率」をバー表示するようにしたので、このバー表示Bによって、その時点における蓄熱状態では、給湯設定温度で給湯を行うのに、蓄熱槽44に貯留された温水がどの程度利用されるのかを的確に把握することができる。
【0046】
また、操作リモコン30を操作して、「沸上り率」が100%になるように給湯設定温度を変更すると、その給湯設定温度が蓄熱槽44内の貯湯温度に一致することになるので、沸上り温度、即ち、貯湯温度が何度であるのかを確認することも可能であり、これによって、貯湯温度が給湯設定温度に比べて僅かに低いような場合には、あえて給湯器60を使用せずに給湯を行っても、特に支障がないことを知ることができる。
【0047】
また、この運転状態表示装置1では、給湯設定温度が所定温度以上に設定されているときは、安全を考慮して、上述した「設定温度到達率」や「沸上り率」のバー表示Bに代えて、「高温」表示Hを表示するようにしたので、ユーザーに対して注意を喚起することができ、特に、給湯器60の運転スイッチがONされていれば、給湯を行う前の段階で、既に「高温」表示Hが行われているので、やけど等の危険を未然に回避することができる。
【0048】
また、操作リモコン30の本来的な表示機能では、給湯器60の運転スイッチ31をONしない限り、表示部32には何も表示されないが、この運転状態表示装置1では、給湯器60の運転スイッチ31がONされていない状態で給湯を行った場合、即ち、太陽熱利用温水器40によって生成された温水のみを使用して給湯を行う場合には、「設定温度到達率」のバー表示B、太陽マークSの反転表示及び給湯設定温度を表示させるようにしているので、これらの表示によって、太陽熱利用温水器40によって生成された温水のみを使用して給湯を行っていることを把握することができると共に、給湯設定温度が何度で、実際の給湯温度が給湯設定温度に対してどの程度まで上昇しているのかを、感覚的に把握することができる。
【0049】
また、この運転状態表示装置1では、太陽熱利用温水器40が利用可能な給湯システムである旨を太陽マークSを表示することによって示しているので、この太陽マークSが表示されていないときは、給湯接続ユニット50のコントローラ10bと給湯器60のコントローラ10aとが適正に通信可能に接続されていない等の異常があることを即座に把握することができる。
【0050】
また、この運転状態表示装置1では、表示手段として、給湯器60に標準搭載されている操作リモコン30の表示部32を使用することで、給湯器60に関する情報と、給湯システム全体の運転状態に関する情報とを、共通の表示部に表示するようにしたので、運転状態表示装置1について専用の表示手段を別途設ける必要がなく、設置スペースやコスト面で有利であると共に、情報の集約化を図ることができるので、種々の情報を効率よく表示することが可能となる。
【0051】
なお、上述した実施形態では、主として、給湯を行っている時点及び給湯を行う前の時点における瞬時情報のみを表示しているが、例えば、給湯流量を検出する流量センサを別途設け、表示制御手段が、温水温度センサ21によって検出された温水温度、上水温度センサ22によって検出された上水温度及び流量センサによって検出された給湯流量から数3に示す演算式に従って、蓄熱槽44に貯留された温水の単位時間当りの利用熱量を算出すると共にこれを一定期間積算し、この積算利用熱量を表示させたり、さらに、表示制御手段に、給湯器60が単位熱量当りに消費するガスまたはオイル等の燃料単価を記憶させておき、得られた積算利用熱量と燃料単価とに基づいて、一定期間の間に蓄熱槽44に貯留された温水を利用することによって得られた省エネルギ料金を算出し、これを表示させるようにしておくと、補助熱源として使用している太陽熱利用温水器40の貢献度を感覚的に把握することができる。
【0052】
【数3】
【0053】
また、上述した実施形態では、「設定温度到達率」や「沸上り率」を、段階的なバー表示Bによって示しているが、これに限定されるものではなく、連続的なバー表示や、円グラフ、太陽マークの数、デジタル値といった種々の表示形式を採用することができる。
【0054】
また、上述した実施形態では、太陽熱利用温水器40によって生成された温水のみによって給湯を行っている状態を、太陽マークSの反転表示によって示すようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、太陽マークSを点滅させる等、種々の表示形式を採用することができる。
【0055】
また、上述した実施形態では、給湯設定温度が所定温度以上に設定されている場合は、「設定温度到達率」や「沸上り率」のバー表示Bに代えて、「高温」表示Hを行うようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、数秒間「高温」表示Hを行った後、「設定温度到達率」や「沸上り率」のバー表示Bに切り替えたり、表示部32の表示スペースに余裕がある場合は、「設定温度到達率」や「沸上り率」のバー表示Bと共に「高温」表示Hを行うことも可能である。
【0056】
また、上述した実施形態では、給湯器60の運転スイッチ31がONされている場合に限り、「高温」表示Hを行っているが、給湯設定温度が所定温度以上に設定されている場合は、給湯器60の運転スイッチがONされているか否かに拘わらず、常に、「高温」表示Hを行うようにしてもよい。
【0057】
また、上述した実施形態では、種々の運転状態表示を、給湯器60の操作リモコン30の表示部32に表示させるようにしているが、これに限定されるものではなく、専用の表示手段を別途設け、これに表示させるようにしてもよい。
【0058】
また、上述した実施形態では、表示制御手段10を、給湯器60のコントローラ10a、給湯接続ユニット50のコントローラ10b及び操作リモコン30のコントローラ10cによって実現しているが、これに限定されるものではなく、専用のコントローラを別途設けることも可能である。
【0059】
また、上述した実施形態は、太陽熱利用温水器を補助熱源として使用した給湯システムの運転状態表示装置であるが、給湯システムにおける補助熱源は、こういった太陽熱利用温水器に限定されるものではなく、例えば、コージェネレーションシステムにおけるガスエンジンやガスタービンの廃熱を補助熱源として使用した給湯システムのように、種々の補助熱源を使用した給湯システムについて、本発明の運転状態表示装置を適用することができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる給湯システムの運転状態表示装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】同上の運転状態表示装置における表示手段である操作リモコンを示す正面図である。
【図3】同上の運転状態表示装置の表示動作を示すフローチャートである。
【図4】(a)〜(h)は同上の運転状態表示装置によって表示される種々の表示パターンを示すパターン図である。
【図5】従来のモニタ表示を示す図である。
【符号の説明】
1 運転状態表示装置
10 表示制御手段
10a、10b、10c コントローラ
21 温水温度センサ(温水温度検出手段)
22 上水温度センサ(上水温度検出手段)
23 貯湯温度センサ(貯湯温度検出手段)
30 操作リモコン(表示手段)
31 運転スイッチ
32 表示部
40 太陽熱利用温水器
44 蓄熱槽
50 給湯接続ユニット
60 給湯器
B バー表示
H 「高温」表示
S 太陽マーク表示[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an operation state display device that displays an operation state of a hot water supply system using an auxiliary heat source such as solar heat, and more particularly to an operation state display device of a hot water supply system that can accurately grasp the contribution degree of an auxiliary heat source.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
As a hot water supply system that uses an auxiliary heat source, for example, a hot water supply system that combines a solar water heater that generates hot water using solar heat and a hot water heater is generally known.
[0003]
In such a hot water supply system, a solar water heater and a hot water heater having a heat storage tank for storing hot water generated using solar heat are connected via a hot water connection unit. The hot water stored in the heat storage tank of the solar water heater is sent to the water heater via the hot water connection unit, but the hot water connection unit does not simply send the hot water stored in the heat storage tank to the water heater, As needed, it is comprised so that it can send out to a water heater in the state which mixed the hot water with the warm water sent out from a thermal storage tank.
[0004]
Therefore, when hot water equal to or higher than the hot water supply set temperature set for the hot water heater is stored in the heat storage tank, hot water equal to or higher than the hot water supply set temperature is sent from the heat storage tank to the hot water supply connection unit. In this case, the hot water temperature is lowered to the hot water supply set temperature by appropriately mixing hot water over the hot water supply set temperature sent from the heat storage tank and clean water, and in this case, The hot water at the hot water supply set temperature is supplied without burning the burner of the water heater.
[0005]
On the other hand, when hot water equal to or higher than the hot water supply set temperature is not stored in the heat storage tank, hot water lower than the hot water supply set temperature is supplied from the heat storage tank to the hot water heater as it is through the hot water supply connection unit, and the hot water heater is heated. Hot water at the hot water supply set temperature is supplied.
[0006]
By the way, since the hot water supply system using such an auxiliary heat source such as solar heat is installed with the expectation that an energy saving effect can be obtained as compared with the case where only the hot water heater is used, as described above. Actually, as a guideline for grasping how much energy saving effect has been obtained, conventionally, by measuring the hot water temperature in the heat storage tank, as shown in FIG. Was easily displayed using a plurality of
[0007]
However, as described above, it is difficult for the user to accurately grasp how much energy saving effect is actually obtained simply by looking at the hot water temperature and the amount of remaining hot water displayed simply by the
[0008]
Then, the subject of this invention is providing the operation state display apparatus of the hot water supply system which can grasp | ascertain exactly how much the auxiliary heat source has contributed in the hot water supply system using an auxiliary heat source.
[0009]
[Means for solving the problems and effects thereof]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
[0010]
As described above, in this operation state display device, the set temperature arrival rate by the hot water generated by the auxiliary heat source, in other words, the utilization rate of the auxiliary heat source is calculated, and this is displayed on the display means in a predetermined display format. Therefore, the contribution degree of the auxiliary heat source can be accurately grasped as compared with the conventional case where the hot water temperature in the heat storage tank and the remaining hot water amount are simply displayed.
[0011]
This set temperature arrival rate is a value that indicates a state when hot water is actually being supplied, and therefore need not be displayed when hot water is not being supplied. Therefore, as in the operation state display device according to the second aspect of the present invention, when the hot water supply is started regardless of whether or not the operation switch of the water heater is turned on, the display control means The arrival rate may be displayed on the display means.
[0012]
Moreover, in order to solve said subject, invention concerning Claim 3 sends out the hot water produced | generated by the auxiliary heat source and stored by the thermal storage tank to the hot water heater via the hot water supply connection unit which can be mixed with tap water. An operation status display device for a hot water supply system configured to display a display means for displaying an operation status of the hot water supply system, a hot water temperature detection means for detecting a temperature of clean water, and a hot water storage temperature in the heat storage tank. Hot water storage temperature detection means for detecting, hot water supply set temperature set for the hot water heater and the hot water supply connection unit, hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, and hot water storage detected by the hot water storage temperature detection means A display for calculating the boiling rate of hot water stored in the heat storage tank with respect to the hot water supply set temperature based on the temperature, and displaying the calculated boiling rate on the display means in a predetermined display format There is provided an operating state display apparatus of the hot-water supply system comprising a control means.
[0013]
As described above, in this operation state display device, the boiling rate of hot water stored in the heat storage tank with respect to the hot water supply set temperature is calculated, and this is displayed on the display means in a predetermined display format. In the heat storage state at that time, it is possible to accurately grasp how much hot water stored in the heat storage tank is used to supply hot water at the hot water supply set temperature.
[0014]
In addition, by changing the hot water supply set temperature so that the boiling rate becomes 100%, it is possible to confirm how many times the boiling temperature, that is, the hot water storage temperature is. As a result, when the hot water storage temperature is slightly lower than the hot water supply set temperature, it is possible to know that hot water can be supplied without any problem without using a hot water heater.
[0015]
The boiling rate is a value that indicates a state before the hot water supply is actually performed, and therefore does not need to be displayed when the hot water supply is performed. Therefore, as in the operation state display device according to the fourth aspect of the present invention, when the hot water is not supplied, the display control means may display the boiling rate on the display means.
[0016]
When the hot water supply system supplies hot water without using the water heater as in the operation state display device of the invention according to claim 5, the display control means notifies the predetermined display format. If it is made to display on the said display means, it can grasp | ascertain immediately that hot water supply is performed using only the warm water produced | generated by the auxiliary heat source.
[0017]
When the hot water supply set temperature is set to be equal to or higher than the predetermined temperature as in the operation state display device according to the sixth aspect of the invention, the display control means displays a predetermined indication that the hot water supply temperature is high. If it is displayed on the display means in a format, the risk of burns and the like can be avoided in advance. In particular, when the operation switch of the water heater is not turned on, the hot water set temperature is not displayed at all, which is effective.
[0018]
Therefore, when the hot water supply is started in the state where the operation switch of the water heater is not turned on as in the operation state display device of the invention according to claim 7, the display control means is set at that time. It is desirable to display the hot water supply set temperature on the display means.
[0019]
Further, as in the operation state display device of the invention according to claim 8, provided with a flow rate detection means for detecting the hot water supply flow rate, the display control means, the water temperature detected by the water temperature detection means, Based on the hot water temperature detected by the hot water temperature detection means and the hot water supply flow rate detected by the flow rate detection means, the amount of heat used by the hot water stored in the heat storage tank is calculated, and this is integrated for a certain period, and this integration is performed. In the case where the amount of heat used is displayed on the display means, an effect that it becomes easier to grasp the degree of contribution of the auxiliary heat source is obtained.
[0020]
In particular, as in the operation state display device according to the ninth aspect of the present invention, the apparatus is provided with a flow rate detecting means for detecting a hot water supply flow rate, and the display control means stores the unit price of fuel consumed by the water heater per unit heat quantity. The storage control unit, and the display control means includes a hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, a hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, and a hot water flow rate detected by the flow rate detection means. Based on the above, the amount of heat used in the hot water stored in the heat storage tank is calculated and integrated for a certain period, and the heat storage tank is calculated based on the amount of heat used and the fuel unit price stored in the storage unit. By calculating the energy saving fee obtained by using the hot water stored in the storage and displaying it on the display means, the contribution of the auxiliary heat source can be grasped sensuously. Can.
[0021]
Further, as in the operation state display device of the invention according to
[0022]
In particular, when the display unit of the operation remote controller is used as the display unit, the display control unit is a hot water supply system that can use the auxiliary heat source, as in the operation state display device according to the eleventh aspect. It is desirable to display on the display means in a predetermined display format.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows a schematic configuration of an operation
[0024]
The solar-
[0025]
In the solar heat exchanger 41, a heat medium circulation path is formed by a
[0026]
As shown in the figure, the hot water
[0027]
As described above, in this hot water supply system, since the hot water generated by the
[0028]
As shown in FIG. 1, the operation
[0029]
The display control means is realized by the
[0030]
The
[0031]
[Expression 1]
[0032]
[Expression 2]
[0033]
The “set temperature attainment rate” is a value indicating a state when hot water is actually being supplied. When hot water is being supplied with the operation switch of the
[0034]
The “boiling rate” is a value indicating a state before hot water is supplied, and how much hot water generated by the
[0035]
Further, the
[0036]
As shown in FIG. 2, the operation
[0037]
The display operation and display pattern of the operation
[0038]
In step S4, when the burner of the
[0039]
In step S3, when the hot water supply set temperature is set to be equal to or higher than the predetermined temperature, it is subsequently determined whether or not the burner of the
[0040]
If the water flow switch is not turned on in step S2, it is subsequently determined whether or not the hot water supply set temperature is set to a predetermined temperature or higher (step S6). Here, when the hot water supply set temperature is set to be equal to or higher than the predetermined temperature, as shown in FIG. 5D, the “high temperature” display H is displayed and the sun mark S is displayed, and the hot water supply set temperature is the predetermined temperature. If not set as described above, the “boiling rate” at that time is displayed on the bar display B and the sun mark S is displayed as shown in FIGS.
[0041]
If the
[0042]
When the
[0043]
As described above, in the operation
[0044]
Further, even when the operation switch of the
[0045]
Further, in this operation
[0046]
Further, if the hot water supply set temperature is changed so that the “boiling rate” becomes 100% by operating the operation
[0047]
Further, in this operation
[0048]
Further, in the original display function of the operation
[0049]
Moreover, in this driving | running
[0050]
Further, in this operation
[0051]
In the above-described embodiment, only instantaneous information at the time of hot water supply and the time before hot water supply is mainly displayed. However, for example, a flow rate sensor for detecting the hot water flow rate is separately provided, and display control means is provided. Is stored in the
[0052]
[Equation 3]
[0053]
In the above-described embodiment, the “set temperature arrival rate” and the “boiling rate” are indicated by the stepwise bar display B. However, the present invention is not limited to this, and the continuous bar display, Various display formats such as a pie chart, the number of sun marks, and a digital value can be adopted.
[0054]
Moreover, in embodiment mentioned above, although the state which is supplying hot water only with the hot water produced | generated with the solar-heat
[0055]
Further, in the above-described embodiment, when the hot water supply set temperature is set to be equal to or higher than the predetermined temperature, the “high temperature” display H is performed instead of the bar display B of “set temperature arrival rate” or “boiling rate”. However, the present invention is not limited to this. For example, after the “high temperature” display H is displayed for several seconds, the display is switched to the bar display B of “set temperature arrival rate” or “boiling rate”. When the display space of the
[0056]
In the above-described embodiment, the “high temperature” display H is performed only when the
[0057]
In the above-described embodiment, various operation status displays are displayed on the
[0058]
In the above-described embodiment, the display control means 10 is realized by the
[0059]
Moreover, although embodiment mentioned above is an operation state display apparatus of the hot water supply system which used the solar water heater as an auxiliary heat source, the auxiliary heat source in the hot water system is not limited to such a solar water heater. For example, the operation state display device of the present invention can be applied to a hot water supply system using various auxiliary heat sources such as a hot water supply system using waste heat of a gas engine or a gas turbine as an auxiliary heat source in a cogeneration system. It goes without saying that it can be done.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of an operation state display device for a hot water supply system according to the present invention.
FIG. 2 is a front view showing an operation remote controller which is a display means in the operating state display device same as above.
FIG. 3 is a flowchart showing a display operation of the above-described operation state display device.
FIGS. 4A to 4H are pattern diagrams showing various display patterns displayed by the operating state display device. FIG.
FIG. 5 is a diagram showing a conventional monitor display.
[Explanation of symbols]
1 Operation status display device
10 Display control means
10a, 10b, 10c controller
21 Hot water temperature sensor (hot water temperature detection means)
22 Water temperature sensor (Water temperature detection means)
23 Hot water storage temperature sensor (hot water storage temperature detection means)
30 Operation remote control (display means)
31 Operation switch
32 Display section
40 Solar water heater
44 heat storage tank
50 Hot water supply connection unit
60 Water heater
B Bar display
H “High temperature” display
S Sun mark display
Claims (11)
前記給湯システムの運転状態を表示する表示手段と、
上水の温度を検出する上水温度検出手段と、
前記給湯接続ユニットから送出される温水の温度を検出する温水温度検出手段と、
前記給湯器及び前記給湯接続ユニットに対して設定された給湯設定温度、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度及び前記温水温度検出手段によって検出された温水温度に基づいて、前記補助熱源によって生成された温水による設定温度到達率を算出し、算出された設定温度到達率を所定の表示形式で前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた給湯システムの運転状態表示装置。An operation state display device for a hot water supply system configured to send hot water generated by an auxiliary heat source and stored in a heat storage tank to a water heater through a hot water supply connection unit that can be mixed with clean water,
Display means for displaying the operating state of the hot water supply system;
A water temperature detecting means for detecting the temperature of the water,
Hot water temperature detecting means for detecting the temperature of hot water sent from the hot water supply connection unit;
Based on the hot water supply set temperature set for the hot water supply device and the hot water supply connection unit, the hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, and the hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, the auxiliary heat source An operating state display device for a hot water supply system, comprising: a display control unit that calculates a set temperature arrival rate by the hot water generated by the above and displays the calculated set temperature arrival rate on the display unit in a predetermined display format.
前記給湯システムの運転状態を表示する表示手段と、
上水の温度を検出する上水温度検出手段と、
前記蓄熱槽内の貯湯温度を検出する貯湯温度検出手段と、
前記給湯器及び前記給湯接続ユニットに対して設定された給湯設定温度、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度及び前記貯湯温度検出手段によって検出された貯湯温度に基づいて、前記給湯設定温度に対する前記蓄熱槽内に貯留された温水の沸上り率を算出し、算出された沸上り率を所定の表示形式で前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた給湯システムの運転状態表示装置。An operation state display device for a hot water supply system configured to send hot water generated by an auxiliary heat source and stored in a heat storage tank to a water heater through a hot water supply connection unit that can be mixed with clean water,
Display means for displaying the operating state of the hot water supply system;
A water temperature detecting means for detecting the temperature of the water,
Hot water storage temperature detecting means for detecting the hot water storage temperature in the heat storage tank;
The hot water supply setting based on the hot water supply set temperature set for the hot water supply device and the hot water supply connection unit, the hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, and the hot water storage temperature detected by the hot water storage temperature detection means An operating state display of a hot water supply system comprising display control means for calculating a boiling rate of hot water stored in the heat storage tank with respect to temperature and displaying the calculated boiling rate on the display means in a predetermined display format apparatus.
前記表示制御手段は、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度、前記温水温度検出手段によって検出された温水温度及び前記給湯量検出手段によって検出された給湯流量に基づいて、前記蓄熱槽に貯留された温水の利用熱量を算出すると共にこれを一定期間積算し、この積算利用熱量を前記表示手段に表示させるようにした請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の給湯システムの運転状態表示装置。It has a flow rate detection means to detect the hot water flow rate,
The display control means is based on the hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means, the hot water temperature detected by the hot water temperature detecting means, and the hot water flow rate detected by the hot water supply amount detecting means. 8. The use heat amount stored in the hot water is calculated and integrated for a certain period of time, and the integrated use heat amount is displayed on the display means. The claim 1, 2, 3, 4, 5, 6 or 7 Operating state display device for hot water supply system.
前記表示制御手段は、前記給湯器が単位熱量当りに消費する燃料単価を記憶する記憶部を備えており、
前記表示制御手段は、前記上水温度検出手段によって検出された上水温度、前記温水温度検出手段によって検出された温水温度及び前記流量検出手段によって検出された給湯流量に基づいて、前記蓄熱槽に貯留された温水の利用熱量を算出すると共にこれを一定期間積算し、この積算利用熱量と、前記記憶部に記憶されている燃料単価とに基づいて、前記蓄熱槽に貯留された温水を利用することによって得られた省エネルギ料金を算出し、これを前記表示手段に表示させるようにした請求項1、2、3、4、5、6、7または8に記載の給湯システムの運転状態表示装置。It has a flow rate detection means to detect the hot water flow rate,
The display control means includes a storage unit that stores a unit price of fuel consumed by the water heater per unit of heat,
The display control means is provided in the heat storage tank based on the hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, the hot water temperature detected by the hot water temperature detection means, and the hot water flow rate detected by the flow rate detection means. The amount of heat used for the stored hot water is calculated and integrated for a certain period, and the hot water stored in the heat storage tank is used based on the amount of heat used and the unit price of fuel stored in the storage unit. The operating state display device for a hot water supply system according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 or 8, wherein the energy saving charge obtained by the calculation is calculated and displayed on the display means. .
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