JP3626108B2 - 電力供給方法および通信装置 - Google Patents

電力供給方法および通信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力供給方法および端末装置に係り、特に例えば、無線LAN(local area network)もしくは移動体通信等の通信機能を内蔵したPDA(personal digital assistants)端末装置において、バッテリーの持続時間を延命する電源回路技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の一例として、通信機能を内蔵したPDAにおける電源回路について説明する。
【0003】
図4は、通信機能を内蔵したPDAにおける電源回路系の構成を示す図である。図2において、51はGSM(global system for mobile communication)通信部、52はPDA部、53は電池、55はコンデンサ、56は電力供給ラインであり、GSM通信部51とPDA部52が、電池53によって電力供給を受けるようになっている。
【0004】
本例のGSM通信部51とPDA部52と電池53は、一例として、
GSM部送信時最低電圧 VGSM−TX=3.3V
GSM部送信時消費電流 IGSM−TX=2.0A
GSM部非送信時消費電流 IGSM−ON=0.1A
PDA部最低動作電圧 VPDA=2.8V
PDA部消費電流 IPDA=0.1A
電池部 無負荷時電池電圧 VBATT=3.6V
電池部 内部抵抗 RBATT=0.15Ω
上記の電力仕様を満足しなければならないとする。
【0005】
まず、PDAがない場合の送信時供給電圧V’TOTALを考える。PDAが無い場合の送信時は、GSM送信時消費電流IGSM−TXが電池53の内部抵抗53aを流れるので、GSM通信部51に供給される送信時供給電圧V’TOTALは、下記のようになり、
Figure 0003626108
送信時最低電圧VGSM−TXを確保できるため、GSM通信部51は送信が可能である。
【0006】
ところが、GSMとPDAの両方に電源を供給した場合、送信時の全体の消費電流ITOTALは、下記のようになり、
送信時消費電流ITOTAL
Figure 0003626108
このときの送信時供給電圧VTOTALは、前記仕様である送信時最低電圧VGSM−TXを下回るため、GSM通信部51が送信できなくなる。
【0007】
そこで、従来より、一時的に増加する消費電流を、予めコンデンサ55に貯められたエネルギーによって補う方法が使われている。ここで、このコンデンサ55の容量を算出してみる。コンデンサ55から供給される電流ICAPは、送信時消費電流ITOTALから電池53が供給する電流を引いたものであるから、
コンデンサから供給される電流ICAP=ITOTAL−(VBATT−VGSM−TX)÷RBATT
上記のようになる。
【0008】
したがって、本電流をコンデンサ55からGSM通信部51とPDA部52に供給するために必要なエネルギーは、GSMバースト送信持続時間をt(≒577μs)とすると、
コンデンサのエネルギーECAP=VGSM−TX×ICAP×t
上記のようになる。
【0009】
一方、コンデンサ55は非送信時の電圧によって蓄えられたエネルギーを、送信時に消費する。非送信時のコンデンサ55の充電電圧は、
非送信時の充電電圧VON=VBATT−RBATT×(IGSM−ON+IPDA
上記で表される。
【0010】
コンデンサ55の容量をCとすると、本消費エネルギーECAP−TXは、次のようになり、このECAP−TXが上記のコンデンサのエネルギーECAPとなるため、次のように、コンデンサの容量Cが求まる。
【0011】
コンデンサの放電エネルギーECAP−TX=0.5×C×{(VON−(VGSM−TX
であり、ECAP=ECAP−TXより、コンデンサ55の容量Cは、次の数1に示すようにものとなる。
【0012】
【数1】
Figure 0003626108
【0013】
したがって、従来技術を用いた場合、約200μFの大容量コンデンサが必要となる。
【0014】
なお、特開平11−331178号公報に記載されているように、PDA部の電力を停止させて、電話機能のみ限定利用する供給方法が存在する。この場合、PDA部が電力を消費しないので、PDA部が無い場合と同様に、GSM部に供給される送信時供給電圧V’TOTALは、
Figure 0003626108
上記のようになり、送信時最低電圧VGSM−TXを確保できるため、GSM通信部の送信が可能である。
【0015】
しかしながら、PDA部を停止しているため、データ通信やPDA動作が行えない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前記のGSM通信装置とPDAの複合機の電源供給を従来技術で行うには、最大消費電流が提供可能な高容量の電池を使用したり、電池の終止電圧を引き上げて電池切れ検出を早めることで1回の充電あたりの使用時間が短くなったり、前記の計算結果のような200μFの大容量コンデンサが必要となったりして、通信装置の小型化や電力源の長寿命化の妨げになっていた。
【0017】
また、PDAの動作を止めることで、通信部のみを動作させる方法があったが、この手法ではPDA部を停止させるため、データ通信やPDA動作が行えないという問題があった。
【0018】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、通信装置を内蔵したPDAなどの端末装置において、通信装置が送信を行っている間も、データ通信やPDA動作などを可能とする共に、これを実現するのに、高容量のバッテリや高容量のコンデンサを要することない、電力供給手法を実現することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本願による代表的な1つの発明では、第1類の電力供給先と第2類の電力供給先に電力源から電力を供給する電力供給方法において、
第1類の電力供給先が必要な消費電力を検出する手段と、電力源による第2類の電力供給先への電力供給をオン/オフさせる手段と、電力源による第2類の電力供給先への電力供給をオフさせた際に、第2類の電力供給先に供給すべき電力を維持する電力蓄積手段とを有し、
第1類の電力供給先に一時的に大きな消費電力が必要であることが検出されると、電力源による第2類の電力供給先への電力供給をオフして、第2類の電力供給先には電力蓄積手段から電力を供給し、この状態で、第1類の電力供給先で大きな消費電力が不要となったことが検出されると、電力源による第2類の電力供給先への電力供給を復帰させることで、
全体の機能を維持したまま電力供給が行えるようにし、
さらに、前記電力蓄積手段の蓄積量を検出する手段と、前記第1類の電力供給先もしくは前記第2類の電力供給先もしくは両方の電力供給先が消費電力を低下させて動作する省電力動作状態へ推移させる手段とを有し、
前記第2類の電力供給先に前記電力蓄積手段から電力を供給している際には、前記電力蓄積手段の蓄積量を監視し、
この状態で、前記電力蓄積手段の蓄積量が一定値を下回った際には、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給を復帰させると共に、前記第1、第2の電力供給先の少なくとも一方の動作状態を、前記省電力動作状態に推移させ、
この状態で、前記第1類の電力供給先で大きな消費電力が不要となったことが検出されると、前記省電力動作状態であった動作状態を通常状態に復帰させることで、
電力供給を維持するようにされる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1実施形態に係るシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図である。図1において、1は第1類の電力供給先、2は第2類の電力供給先、3は電池よりなる電力源、4は、電力源3から第2類の電力供給先2への電力供給をオン/オフする供給切断手段、5は、供給切断手段4のオフ時に第2類の電力供給先に電力を供給するコンデンサよりなる電力蓄積手段、6は電力源3からの電力供給ライン、7は電力蓄積手段5の電力蓄積量を検出する蓄積量検出手段であり、また、S1は第1類の電力供給先1の消費電力検出信号、S2は蓄積量検出手段7から出力される省電力制御信号である。
【0022】
図1に示す構成では、電力源3からの電力供給ライン6を第1類の電力供給先1と第2類の電力供給先2とに分けて、第1類の電力供給先1には電力を直接供給し、第2類の電力供給先2には、供給切断手段4を介して電力を供給するようにして、供給切断手段4のオフ時(切断時)には、電力蓄積手段5から第2類の電力供給先2へ電力を供給するようになっている。
【0023】
つまり、第1類の電力供給先1が瞬時的に大量の電力を消費する際は、消費電力検出信号S1によって供給切断手段4をオフさせて、電力源3から第2類の電力供給先2への電力供給を停止させ、第2類の電力供給先2には電力蓄積手段5から電力を供給する。
【0024】
これにより、供給切断手段4のオフ時には、電力源3の負荷は第1類の電力供給先1のみとなり、第2類の電力供給先2の負荷が低減される。つまり、この間、電力源の内部抵抗3aで消費する電力が削減される。
【0025】
また、第1類の電力供給先1の消費電力が通常に戻った際は、消費電力検出信号S1によって供給切断手段4をオンさせ、第2類の電力供給先2の電力供給を電力源3によって行うように復帰させる。このとき、電力蓄積手段5にも電力が蓄積される。
【0026】
ところで、以上のシステムでは、供給切断手段4がオフされて、電力蓄積手段5から第2類の電力供給先2へ電力供給している際に、電力蓄積手段5の蓄積量が一定値を下回ると、第2類の電力供給先2への供給能力が不足する虞がある。
【0027】
そこで、本実施形態では、電力蓄積手段5の蓄積量を、蓄積量検出手段7を用いて監視し、電力蓄積手段5の蓄積量が一定値を下回ると、蓄積量検出手段7から省電力制御信号S2を、第1類の電力供給先1と第2類の電力供給先2に出力させて、第1類の電力供給先1と第2類の電力供給先2を省電力状態に推移させ、これによって、供給切断手段4をオンさせるようにしてある。かようにすることで、電力蓄積手段5の蓄積量が一定値を下回った際における、第2類の電力供給先2への電力の供給不足という事態を回避することができる。
【0028】
なお、電力蓄積手段5の蓄積量が一定値を下回ってからの動作の順番や動作の必要性に関しては、システムに合わせる必要があるため、上記以外の順序や、供給切断手段4の切断からの復帰(オン動作)、省電力状態推移の何れかを行わない場合も考えられる。
【0029】
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係るシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図であり、本実施形態は、通信機能を内蔵したPDA端末への適用例である。
【0030】
図2において、11は第1類の電力供給先としてのGSM通信部、12は第2類の電力供給先としてのPDA部、13は電力源としての電池、13aは電池13の内部抵抗、14は、電池13からPDA部12への電力供給をオン/オフする供給切断手段としての電子スイッチ、15は、電子スイッチ14のオフ時(切断時)にPDA部12に電力を供給する電力蓄積手段としてのコンデンサ、16は電池13からの電力供給ラインである。また、GSM通信部11は、GSM制御部11aと、GSM無線部11bと、アンテナ11cとを具備しており、PDA部12は、PDA制御部12aと、記憶部12bと、入力部12cと、表示部12dとを具備している。
【0031】
図2に示す構成においても、電池13からの電力供給ライン16をGSM通信部11とPDA部12とに分けて、GSM通信部11には直接電力を供給し、PDA部12には、電子スイッチ14を介して電力を供給するようになっている。そして、電子スイッチ14のオフ時(切断時)には、電子スイッチ14のオフ前に蓄積した電力をコンデンサ15から、PDA部12に供給するようになっている。
【0032】
通常の動作では、電子スイッチ14はオン状態(接続状態)にあり、電池13はGSM通信部11とPDA部12に電力を供給し、また、コンデンサ15も充電されている。また、本例では、PDA部12の内部では、PDA制御部12a、記憶部12b、入力部12c、表示部12dに、PDA部12に供給された電力が供給されている。
【0033】
PDA部12の動作は、PDA制御部12aが記憶部12bに搭載されているプログラムに従って、入力部12cのデータを記憶部12bに保存したり、入力部12cのデータに従って、記憶部12bのデータを編集したり、保存内容や編集結果を表示部12dへ受け渡して表示したりすることで、行われる。
【0034】
また、インターネット接続などでPDA部12から外部の情報にアクセスする場合は、PDA制御部12aがGSM部11のGSM制御部11aとデータをやり取りすることで実現する。
【0035】
GSM通信部11では、GSM制御部11aがGSM無線部11bおよびPDA制御部12aとデータのやり取りを行っており、GSM通信部11で送受信したデータはPDA部12に伝わる。
【0036】
本システムからデータを外部に送信する場合は、GSM制御部11aが送信制御信号とデータをGSM無線部11bに送ることで、GSM無線部11bで変調された高周波信号がアンテナ11cから放射する。また、本システムが外部からのデータの受信を行う場合は、GSM制御部11aが受信制御信号をGSM無線部11bに送ることで、アンテナ11cで受信した高周波信号がGSM無線部11bで復調され、データとしてGSM制御部11aに伝わる。
【0037】
次に、PDA部12への電池13からの電力供給の切断と復帰動作について説明する。GSMの最大送信出力は2Wであり、GSM通信部11の消費電力は、送信増幅器の効率や無線回路内部での損失を含めると、2Wの数倍に相当する電力が必要となる。ところが、連続的にGSMを使用している場合でも、送信を持続的に行っている時間は、TDMA(time division multiple access)フレーム(約4.6ミリ秒)の区間中の送信バースト(約0.6ミリ秒)の区間だけで、残りの時間は数百ミリWの消費電流で済み、送信時と比較して僅かな電力しか必要としない。
【0038】
そこで、約0.6ミリ秒の送信バースト区間だけ、GSM制御部11aが送信検出信号S3により、電子スイッチ14をオフさせることで、電池13からPDA部12への電力供給を切断し、これにより、電池13の負荷を減らすことで内部抵抗13aに流れる電流が減り、電力供給ライン16の電圧降下を最小限に抑えることが実現可能となる。
【0039】
また、約0.6ミリ秒の送信バーストが終了すると、GSM制御部11aが送信検出信号S3により、電子スイッチ14をオン状態に復帰させることで、電池13からの電力が、放電したコンデンサ15およびPDA部12に供給される。
【0040】
ここで、従来技術と同一条件である、
GSM部送信時最低電圧 VGSM−TX=3.3V
GSM部送信時消費電流 IGSM−TX=2.0A
GSM部非送信時消費電流 IGSM−ON=0.1A
PDA部最低動作電圧 VPDA=2.8V
PDA部消費電流 IPDA=0.1A
電池部 無負荷時電池電圧 VBATT=3.6V
電池部 内部抵抗 RBATT=0.15Ω
上記のような電力仕様を例にとる。
【0041】
従来技術では、先にも述べたように、GSM通信部とPDA部の両方が動作する場合、大容量のコンデンサを付加しなければ、上記の電力仕様が満足できなかった。
【0042】
ところが、本実施形態の場合、電子スイッチ14をオフして、PDA部12を電池13から切り離すと、
Figure 0003626108
となり、GSM通信部11の送信時最低電圧である3.3Vを満足する。
【0043】
ここで、本実施形態でも、電子スイッチ14とPDA部12との間には、コンデンサ15が必要になるため、このコンデンサ15の容量を求めてみる。図2の本実施形態において必要なコンデンサの容量は、次のように計算できる。
【0044】
電子スイッチ14による電池13からの電力供給の切断時間を、t(=577μs)とすると、この区間で必要なエネルギーは、
切断時間のPDAの消費エネルギーEPDA=VPDA×IPDA×t
上記のようになる。
【0045】
一方、コンデンサ15は、非送信時の電圧によってエネルギーが蓄えられる。この非送信時の充電電圧は、
非送信時の充電電圧VON=VBATT−RBATT×(IGSM−ON+IPDA
上記のようになる。
【0046】
コンデンサ15の容量をC’とすると、本消費エネルギーE’CAP−TX は、次のようになり、このE’CAP−TXがPDAの消費エネルギーEPDAとなるため、次のように、コンデンサの容量C’が求まる。
【0047】
コンデンサの放電エネルギーE’CAP−TX=0.5×C’×{(VON−(VPDA
であり、E’CAP−TX=EPDAより、コンデンサ15の容量C’は、次の数2に示すようなものとなる。
【0048】
【数2】
Figure 0003626108
【0049】
したがって、本実施形態では、コンデンサ15の容量は約66μFで済む。これに対して、従来技術ではコンデンサ55の容量は約205μFが必要であったので、本実施形態では、コンデンサの容量を従来技術に比べて約3分の1に減少させることができる。また、電子スイッチ14は半導体で構成可能な部品であり、これを他のPDA制御部12aやGSM制御部11aといった集積回路に集積化することで、部品点数の増加やコストアップは僅かである。したがって、本実施形態の電力供給手法を導入することで、端末のサイズや重量を小さくしたり、端末のコストを削減することが可能となる。
【0050】
なお、本実施形態では、GSMの送信検出を送信の制御信号で行っているが、他にも、GSMの送信制御とは独立した信号をGSM制御部11aが送信状況に合わせて出力する方法や、GSM無線部11bに供給される電流を検出する方法なども考えられる。また、GSMの送信電力は基地局との通信距離に応じて変化し、送信出力が大幅に変動するため、ある一定以上の送信出力の時のみ、GSM制御部11aが電子スイッチ14をオフさせることで、より、最適な制御が可能となる。
【0051】
なお、本実施形態は、通信機能を内蔵したPDA端末への適用例であり、本実施形態ではPDA制御部12aとGSM制御部11aとを切り離しているが、PDA制御部12aがPDAとGSMの両方の制御を行うようにすることも実現可能である。また、本実施形態のGSM通信部11やPDA部12の内部の電源供給については、他の電源供給も考えられるが、本発明の基本動作に依存しないため省略する。
【0052】
また、本実施形態では通信機能にGSMを例に挙げているが、PDC(personal digital cellular)やPHS(personal handy−phone system)といった他のTDMAシステムでも適応可能であり、さらに、最大出力で送信するケースがまれであったり、パケットデータ通信システムのようにデータ送信時間が一時的であったりする場合、TDMA以外でもFDMA(frequency division multiple access)方式やCDMA(code division multiple access)方式を使った通信システムや、無線LANのようなCSMA(carrier sense multiple access)方式にも適用可能である。
【0053】
なおまた、本実施形態ではGSMとPDAという組み合わせを例に挙げているが、図1の第1類の電力供給先1の消費電力が大幅に変動するような他のシステムにも、本発明は適用可能である。例えば、無線LANを内蔵したゲートウェーや、セットトップボックスなどにも、本発明は適用可能である。
【0054】
次に、本発明の第3実施形態を説明する。図3は、本発明の第3実施形態に係るシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図であり、本実施形態も、通信機能を内蔵したPDA端末への適用例である。なお、図3において、図2の前記第2実施形態と均等なものには同一符号を付してあり、その説明は重複を避けるため割愛する。
【0055】
図2に示した前記第2実施形態のシステムは、電力仕様どおりの動作では、問題はないが、例えば、PDA部12が電力仕様を上回る消費電流を必要とした場合には、PDA部12への供給能力が不足し、PDA部12が動作できなくなる可能性がある。これは、電子スイッチ14がオフされてコンデンサ15からPDA部12に電力を供給している際に、コンデンサ15の蓄積量が、一定値を下回り、PDA部12への供給能力が不足するためである。
【0056】
図3に示した本実施形態では、これを解決するために、図2の前記第2実施形態の構成において、GSM通信部11中に、GSM通信部11を省電力状態に移行させまたこれから復帰させる制御を行うGSM省電力制御部11dを追加し、PDA部12中に、コンデンサ15の電圧を検出し、PDA部12を省電力状態に移行させまたこれから復帰させる制御などを行う省電力制御部12eを追加したものである。そして、省電力制御部12eがコンデンサ15の電圧低下を検出すると、この通知を受けたGSM省電力制御部11dが、GSM制御部11aおよびGSM無線部11bを省電力状態に推移させ、省電力制御部12eが、PDA制御部12aを省電力状態に推移させるようにしたものである。
【0057】
ここで、省電力状態とは、GSM無線部11bが送信で出力する出力電力を抑えたり、GSM制御部11aにて送信データや受信データの通信速度を低下させたり、PDA制御部12aの演算速度を低下させたり、PDA制御部12aが入力部12cの入力検出周期を延ばしたり、表示部12dへ表示の描画信号やバックライトやLEDの点灯信号の出力周期を延ばしたりなどといった、一時的に機能を低下させて、消費電力を下げた状態のことを指している。
【0058】
送信の出力電力を端末自らが低減させる場合は、GSMの仕様の範囲内で行う必要があり、2W送信時はその63%の約1.3Wまで低下させることが可能である。これは、GSM省電力制御部11dが発する送信出力低下信号にしたがって、GSM無線部11bが送信出力を低下させることで実現できる。
【0059】
送信データや通信速度を低下させるのは、パケット通信のような場合に有効である。パケット通信では、通信データがある場合は、送信を行うが、データが無い場合は送信を行わない。したがって、省電力制御部12eが、PDA制御部12aに対して一時的に、送信データの送出を中断させることで、一時的に送信を止めることが可能である。この送出の中断時間は、TDMAフレーム(約4.6ミリ秒)と非常に短いので、実質的には、データが中断されるのではなく、送信データの通信速度を低下させていることと等価である。
【0060】
また、GSM以外のシステムによっては、通信速度によって送信の出力電力を変化させるシステムが存在し、これは、通信速度が高くなると、雑音帯域が広くなる。これにより、同帯域で比較すると雑音電力が高くなるため、より高い受信電力が必要となり、送信側の送信出力を上げなければ通信が行えなくなる場合があるためである。このようなシステムにおいては、送信データの通信速度を低下させれば、そのまま低消費電力化に繋がる。
【0061】
また、受信データの通信速度の低下でも、GSM無線部11bの消費電力を若干ではあるが、低減させることが可能である。
【0062】
PDA制御部12aのデジタル演算速度を低下させる場合は、速度の低下にほぼ比例して消費電力を低下させることが可能である。したがって、PDAの演算速度を半分にすれば、消費電力は、ほぼ半分になる。また、PDA制御部12aが入力部12cの入力検出周期を延ばしたり、表示部12dへ表示の描画信号やバックライトやLEDの点灯信号の出力周期を延ばした場合でも、その延長の割合に、ほぼ比例して消費電力が低下する。
【0063】
ここで、従来技術と同一条件である、
GSM部送信時最低電圧 VGSM−TX=3.3V
GSM部送信時消費電流 IGSM−TX=2.0A
GSM部非送信時消費電流 IGSM−ON=0.1A
PDA部最低動作電圧 VPDA=2.8V
PDA部消費電流 IPDA=0.1A
電池部 無負荷時電池電圧 VBATT=3.6V
電池部 内部抵抗 RBATT=0.15Ω
上記のような電力仕様を例にとる。
【0064】
また、本実施形態の省電力状態における、電力仕様を、
省電力時 GSM部送信時消費電流 ITX−STB=1.3A
省電力時 PDA部消費電流 IPDA−STB=0.05A
上記のようなものとする。
【0065】
従来技術では、先にも述べたように、GSM通信部とPDA部の両方が動作する場合、大容量のコンデンサを付加しなければ、上記の電力仕様が満足できなかった。
【0066】
ところが、本実施形態においては、省電力状態における送信時供給電圧V”TOYALは、下記の数3に示すものとなり、GSM部送信時最低電圧である3.3Vを満足する。
【0067】
【数3】
Figure 0003626108
【0068】
なお、数3において消費電流にPDA部消費電流を加算しているのは、コンデンサの充電エネルギーに相当するものである。送信バースト区間内にPDAの消費電流によって失われたエネルギーは、同じ1バースト区間にコンデンサに蓄積するエネルギーに等しい。この場合、コンデンサへの充電に電流制限が必要であるが、この電流制限は電子スイッチ14の内部インピーダンスにより実現可能であり、また、コンデンサに充電される瞬間でも、コンデンサがPDA部最低動作電圧の2.8Vを補償しているため、PDA部12が電圧降下しない。
【0069】
省電力状態からの復帰は、省電力制御部12eがコンデンサ15に規定電圧以上の電圧が再充電されたことを検出したり、GSM制御部11aが、送信を終了し送信検出が非検出になって、これを認知したGSM省電力制御部11dが省電力制御部12eに送信終了を伝えることを、契機として行われる。そして、省電力状態からの復帰が許可されたことを認知した省電力制御部12eが、この旨をGSM省電力制御部11dに伝え、この通知を受けたGSM省電力制御部11dが、GSM制御部11aおよびGSM無線部11bを省電力状態から復帰させ、また、省電力制御部12eが、PDA制御部12aを省電力状態から復帰させる。
【0070】
以上のように本実施形態では、前記第2実施形態の構成に、GSM省電力制御部11dおよび省電力制御部12eを付加することによって、PDA部12が電力仕様を上回る消費電流を必要とした場合において、コンデンサ15の充電容量が足りなくなった場合の継続動作が実現可能となる。
【0071】
なお、GSM省電力制御部11dや省電力制御部12eは、半導体で構成可能な構成要素であり、他のPDA制御部12aやGSM制御部11aといった集積回路に集積化することで、部品点数の増加やコストアップは僅かである。したがって、本実施形態の電力供給方法を導入することで、端末のサイズや重量を小さくしたり、端末のコストを削減することが可能となる。
【0072】
なお、本実施形態に関しても、前記第2実施形態と同様に、他の構成や他のシステムでの実現が可能であることは、言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】
請求項1、3に係る発明によれば、電力源の供給能力を引き上げることが可能となり、結果として、機能を維持したまま、電力源の小型化や、補償用のコンデンサ容量の削減、これらの効果による、装置そのものの小型化やコストダウン、電力源の長寿命化が実現できる。また、請求項2、4に係る発明によれば、コンデンサの蓄積電力が少なくなっても、電力供給を継続することが可能となる。したがって、さらなる電力源の小型化や補償用のコンデンサ容量の削減、これらの効果による、装置そのものの小型化やコストダウン、電力源の長寿命化が実現できる。総じて、本発明によれば、通信装置を内蔵したPDAなどの端末装置において、通信装置が送信を行っている間も、データ通信やPDA動作などを可能とする共に、これを実現するのに、高容量のバッテリや高容量のコンデンサを必要としない、電力供給手法を実現することができ、以って、通信装置を内蔵した携帯機器の小型化やコストダウンに貢献でき、また、電力源としての電池の持続時間を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のシステム(電力供給系および電力供給先)の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1類の電力供給先
2 第2類の電力供給先
3 電力源
3a 内部抵抗
4 供給切断手段
5 電力蓄積手段
6 電力供給ライン
7 蓄積量検出手段
11 GSM通信部(第1類の電力供給先)
11a GSM制御部
11b GSM無線部
11c アンテナ
11d GSM省電力制御部
12 PDA部(第2類の電力供給先)
12a PDA制御部
12b 記憶部
12c 入力部
12d 表示部
12e 省電力制御部
13 電池(電力源)
13a 電池の内部抵抗
14 電子スイッチ(供給切断装置)
15 コンデンサ(電力蓄積手段)
16 電力供給ライン

Claims (2)

  1. 第1類の電力供給先と第2類の電力供給先に電力源から電力を供給する電力供給方法において、
    前記第1類の電力供給先が必要な消費電力を検出する手段と、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給をオン/オフさせる手段と、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給をオフさせた際に、前記第2類の電力供給先に供給すべき電力を維持する電力蓄積手段とを有し、
    前記第1類の電力供給先に一時的に大きな消費電力が必要であることが検出されると、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給をオフして、前記第2類の電力供給先には前記電力蓄積手段から電力を供給し、この状態で、前記第1類の電力供給先で大きな消費電力が不要となったことが検出されると、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給を復帰させることで、
    全体の機能を維持したまま電力供給が行えるようにし、
    さらに、前記電力蓄積手段の蓄積量を検出する手段と、前記第1類の電力供給先もしくは前記第2類の電力供給先もしくは両方の電力供給先が消費電力を低下させて動作する省電力動作状態へ推移させる手段とを有し、
    前記第2類の電力供給先に前記電力蓄積手段から電力を供給している際には、前記電力蓄積手段の蓄積量を監視し、
    この状態で、前記電力蓄積手段の蓄積量が一定値を下回った際には、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給を復帰させると共に、前記第1、第2の電力供給先の少なくとも一方の動作状態を、前記省電力動作状態に推移させ、
    この状態で、前記第1類の電力供給先で大きな消費電力が不要となったことが検出されると、前記省電力動作状態であった動作状態を通常状態に復帰させることで、
    電力供給を維持するようにしたことを特徴とする電力供給方法。
  2. 送信機能を有する第1類の電力供給先と、第2類の電力供給先と、前記第1、第2の電力供給先に電力を供給する電力源とを備えた端末装置において、
    前記第1類の電力供給先が送信する電力が一定以上の電力である状況または送信中であるか非送信中であるかの状況を検出する送信検出手段と、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給をオン/オフさせる手段と、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給をオフさせた際に、前記第2類の電力供給先に供給すべき電力を維持する電力蓄積手段と、この電力蓄積手段の蓄積量を検出する手段と、前記第1類の電力供給先もしくは前記第2類の電力供給先もしくは両方の電力供給先が消費電力を低下させて動作する省電力動作状態へ推移させる手段とを有し、
    前記送信検出手段が前記第1類の電力供給先において送信のために一時的に大きな消費電力が必要であると検出した際には、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給をオフして、前記第2類の電力供給先には前記電力蓄積手段から電力を供給すると共に、前記蓄積量を検出する手段によって前記電力蓄積手段の蓄積量を監視し、
    前記電力蓄積手段の蓄積量が一定値を下回った際には、前記電力源による前記第2類の電力供給先への電力供給を復帰させると共に、前記第1、第2の電力供給先の少なくとも一方の動作状態を前記省電力動作状態に推移させ、
    前記送信検出手段が前記第1類の電力供給先において大きな消費電力が不要になったと検出した際に、前記省電力動作状態であった動作状態を通常状態に復帰させることで、
    電力供給を維持するようにしたことを特徴とする端末装置。
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