JP3624888B2 - Filament winding equipment - Google Patents
Filament winding equipment Download PDFInfo
- Publication number
- JP3624888B2 JP3624888B2 JP2002003898A JP2002003898A JP3624888B2 JP 3624888 B2 JP3624888 B2 JP 3624888B2 JP 2002003898 A JP2002003898 A JP 2002003898A JP 2002003898 A JP2002003898 A JP 2002003898A JP 3624888 B2 JP3624888 B2 JP 3624888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- mandrel
- yarn
- sleeve
- driving force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィラメントワインディング装置に関し、特にマンドレルへの巻き始め時又は巻き終わり時における糸の保持についての技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、FRP(繊維強化プラスチック)製の筒などを製作する方法としてフィラメントワインディング法がある。このフィラメントワインディング法においては、心棒となる円柱状のマンドレルの両端部をチャック機構により回転可能に支持し、マンドレルを回転させながらマンドレル外周に、樹脂を含浸させた糸を巻きつけて繊維層を構成する。その後、繊維層が形成されたマンドレルをチャック機構から取り外し、加熱炉内で樹脂を硬化させた後、円筒状の繊維層からマンドレルを抜き出して、筒状のFRP製品を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフィラメントワインディング法を実施する装置においては、マンドレルへの糸の巻き始めの際には、手作業で糸の端部を所定位置に固定し、糸の巻き終わりの際には、糸を切断した後、マンドレルを交換する間、手作業で所定位置に糸をくくりつけて固定していた。このため、作業効率を向上させるために、糸の巻き始めと巻き終わりの工程を自動化する要望があった。また、かかる自動化の一例としては、専用の把持機構を設け、マンドレルへの糸の巻き始めと巻き終わりに糸の一部を把持機構により把持しておく技術がある。しかしながら、かかる把持機構は、一般的に構造を単純にすることが困難であることが多い。
【0004】
そこで、本発明は、このような従来の問題点に鑑み、単純な機構によりマンドレルへの糸の巻き始めや巻き終わりの工程を自動化することができるフィラメントワインディング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、マンドレルに糸を巻きつけるフィラメントワインディング装置であって、前記マンドレルを回転可能に支持すると共に該マンドレルに駆動力を伝達する駆動軸と、前記駆動軸の外周に同軸的に配置されると共に該駆動軸と相対回転可能に設けられ、前記マンドレルへの糸の巻き始め時又は巻き終わり時に糸を巻き貯めておく巻きため用スリーブと、前記マンドレル及び前記巻きため用スリーブに沿ってトラバースし糸を供給する供給ヘッドと、前記巻きため用スリーブに係合し、該巻きため用スリーブの糸の巻き取り方向の回転のみを許容し、巻き出し方向の回転を規制する回転規制手段と、前記巻きため用スリーブに前記マンドレルと同期的な駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備えている。
【0006】
好適には、前記駆動力伝達手段は、前記マンドレルと前記巻きため用スリーブにそれぞれ設けられ、該マンドレルと該巻きため用スリーブとに跨って巻き付けられた糸の張力を用いて駆動力の伝達を行う一対のピン列を備える。また、好適には、フィラメントワインディング装置は前記巻き終わり時に、前記供給ヘッドが前記巻きため用スリーブに糸を供給している状態で、糸の切断を行うカッタを更に備え、このカッタは、前記一対のピン列の間の糸の部分を切断する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るフィラメントワインディング装置における巻きため部周辺を示す図である。なお、フィラメントワインディング装置は、以下に説明する構造以外の部分は既存のフィラメントワインディング装置の構造と同様でよいものとする。フィラメントワインディング装置1は、マンドレルMにトルクを伝達する駆動軸としての中継軸3を備えている。図1において、中継軸3の右端部は、図示しない駆動モータに接続されており、これにより、中継軸3が回転する。中継軸3の図1における左端部には、マンドレルMの右端部が接続されている。中継軸3の左端部すなわちマンドレル側の端部3aは、中継軸3の他の部分すなわち本体部3bに比べてその直径が大きく形成されている。このマンドレル側端部3aには、左端面から所定深さの穴が形成されている。この穴には、マンドレルMの右端部Maが挿入される。中継軸3とマンドレルMとは、両者が長手方向にオバーラップする部分において、中継軸3のマンドレル側端部3aとマンドレルMの右端部Maとの双方を貫通するピン5によってトルク伝達関係に接続されている。また、マンドレルMの右端部Maは、本体部Mbよりも小径に形成されている。なお、マンドレルMと駆動軸との接続構造は、上記の構造に限定されるものではなく、例えばチャック機構を用いるなど、トルク伝達可能な関係で連結する他の構造でもよい。
【0008】
中継軸3のマンドレル側端部3aの外周面には、糸切断補助部7が設けられている。糸切断補充部7は、中継軸3の長手方向に所定距離、離隔する一対の鍔状部7a、7bを備えている。また、糸切断補充部7のほぼ上方には、カッタ9が昇降可能に設けられている。カッタ9は、糸の切断が必要な場合に下降されて、一対の鍔状部7a、7bの間の糸の部分を切断し、その他の場合には、糸切断補充部7から十分に離れた位置へと上昇されている。
【0009】
中継軸3の本体部3bの外周には、巻きため用スリーブ11が配設されている。巻きため用スリーブ11は、筒状の部材であり、スリーブ両端部の内側に配置された一対のベアリング13a、13bによって、中継軸3に対して相対回転可能に支持されている。
【0010】
巻きため用スリーブ11のマンドレル側端部の外周には、複数のピンから構成されるピン列15が設けられている。ピン列15のピンは、巻きため用スリーブ11の軸心とほぼ直交する面上に配置され、且つ、巻きため用スリーブ11の外周面から放射状に且つ相互に等角度で離隔するように配置されている。なお、マンドレルMの本体部Mbにおける巻きため用スリーブ側の端部にも、ピン列15と同様なピン列17が設けられている。
【0011】
巻きため用スリーブ11の反マンドレル側端部の外周には、巻きため用スリーブ11が一方向(後述する巻き取り方向)にのみ回転することができるようにする回転規制手段としてのワンウェイクラッチ19が配置されている。ワンウェイクラッチ19は、適当なブラケット21によって所定位置に固定されると共に、巻きため用スリーブ11の端部を支持する。
【0012】
さらに、マンドレルM及び巻きため用スリーブ11の近傍には、それらの長手方向に沿ってトラバース可能な糸の供給ヘッド23が設けられている。供給ヘッド23は、図示しない供給装置からの糸をトラバースしながらマンドレルM又は巻きため用スリーブ11に供給する。
【0013】
次に、以上のように構成された巻きため部周辺構造を含むフィラメントワインディング装置の動作について説明する。尚、本実施の形態では、樹脂で含浸された糸の巻き付けが終了し、その上から含浸していないドライ糸を巻き付ける際の、巻き始めから巻き終わりまでの工程に適用した場合について説明する。よって、図2に示されるマンドレルMにはすでに、樹脂で含浸された糸が巻き付けられているものとし、この含浸された糸の巻き付けは、マンドレルMの図示しない左端から巻き始め、同じく左端で巻き終わるものとする。この含浸した糸の上にドライ糸を、マンドレルMの右端から巻き始め、同じく右端で巻き終わるようにする。
【0014】
図2の第1状態に示されるように、巻きため用スリーブ11には、前のマンドレルMへのドライ糸の巻き付けが完了した後のドライ糸Tが巻き付いており、供給ヘッド23は巻きため用スリーブ11の近傍に待機している(待機状態)。すなわち、巻き始め時、ドライ糸Tは巻きため用スリーブ11に保持されている。この状態から、図2の第2状態に示されるように、供給ヘッド23をピン列15、糸切断補助部7、ピン列17を通って、マンドレルMの本体部Mbの方へトラバースさせる。このとき、中継軸3及びそれと接続するマンドレルMは、図示しない駆動モータの駆動力により図2の矢印の方向に回転している。一方、巻きため用スリーブ11には、ベアリング13a、13bの存在により、中継軸3の駆動力は直接伝達されることはない。図2の第2状態のように、供給ヘッド23がマンドレルMの本体部Mbまでトラバースされると、ドライ糸Tがピン列15及びピン列17の双方に引っ掛かった状態となり、中継軸3からマンドレルM、ピン列17に伝達された駆動力が、このピン列15、17に掛止されたドライ糸Tを介して、ピン列15さらに巻きため用スリーブ11にも伝達されるようになる。すなわち、ピン列15、17は、マンドレルMの駆動力を巻きため用スリーブ11に伝達する駆動力伝達手段として機能する。これによって、巻きため用スリーブ11が中継軸3やマンドレルMと同期的に回転する。また、このとき、ワンウェイクラッチ19は巻きため用スリーブ11が糸の巻き取り方向にのみ回転することを許容しているため、巻きため用スリーブ11がマンドレルMと共に回転することをワンウェイクラッチ19によって阻害されることはない(図3参照)。
【0015】
図2の第2状態から、供給ヘッド23は、マンドレルMの本体部Mbの右端部から左端部の間を必要回数だけ往復移動し、マンドレルMの回転を利用して必要量のドライ糸Tを本体部Mbに巻き付ける。供給ヘッド23は、マンドレルMの本体部Mbへの必要量の巻き付けが完了したら、ピン列17、糸切断補助部7、ピン列15を通って、図2の第3状態に示されるように巻きため用スリーブ11の近傍までトラバースする。このとき、巻きため用スリーブ11はマンドレルMと同期的に回転しているため、供給ヘッド23から供給される糸Tは、マンドレルMへの巻き付けと同様に、巻きため用スリーブ11上にスパイラル状に巻き付けられる。
【0016】
その後、図2の第4状態に示されるように、カッタ9が下降され糸切断補助部7における一対の鍔状部7a、7bの間の糸Tの部分が切断される。切断されたマンドレルM側の糸Tの端部Taは、マンドレルMをチャック機構から外し、次の処理工程へ運搬する際に、マンドレルMと一体に移動する。一方、切断された巻きため用スリーブ11側の糸Tの端部Tbは、すでに巻きため用スリーブ11に巻き付けられている糸に覆われてそれ以上ほどけることがないようになっている。また、切断後、供給ヘッド23から巻きため用スリーブ11側に供給されているドライ糸Tには、適当な張力が作用している一方、切断によりピン列15、17の間の糸によるトルク伝達は解消されているため、図3に示されるように、巻きため用スリーブ11には糸の巻き出し方向のトルクが作用する。しかしながら、巻きため用スリーブ11はワンウェイクラッチ19によって巻き取り方向にのみ回転することが許されているため、切断後も、巻きため用スリーブ11が糸の張力により巻き出し方向に回転してしまうことが防止され、待機状態(図2の第4状態から第1状態にかけて)に巻きため用スリーブ11上の糸が弛んでしまうことが防止されている。このようにして、巻き終わり時も、ドライ糸Tは巻きため用スリーブ11に好適な張力を持ったまま保持されている(待機状態)。
【0017】
図2の第4状態の後、新たなマンドレルMの準備が完了すると、すぐに図2の第1状態から次の巻き付け作業を行うことができ、しかも、上述したように待機状態にも糸は弛むことなく保持されているため、糸の巻き始めと巻き終わりの工程を自動化することができる。かかる自動化は、特別な糸の把持機構を新設することもなく、マンドレルMを回転させ、供給ヘッド23をトラバースするという通常の糸の巻き付け動作と同じ動作だけを必要とする単純な機構で実現される。また、巻きため用スリーブ11の糸の巻き出しが防止され糸の張力が適当に保持されている待機状態の間も、中継軸3を介するマンドレルMの回転は行うことができ、例えばドライ糸の巻き付けは待機させたまま、マンドレルMを回転させ他の供給ヘッドから別の糸を巻き付ける作業を行うことも可能である。
【0018】
以上説明してきた本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、適宜改変を施すことが可能である。すなわち、自動化の対象となる糸の巻き付け工程は、含浸をしていないドライ糸だけに限定されるものではなく、含浸した糸の巻き付け工程の自動化にも適用することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のフィラメントワインディング装置によれば、待機状態にも糸を弛めずに保持することができ、糸の巻き始めや巻き終わりの工程を自動化することができる。また、かかる自動化は、特別な糸の把持機構を新設することもなく、通常の糸の巻き付け動作と同じ動作だけを必要とする単純な機構で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るフィラメントワインディング装置における巻きため用スリーブ周辺部を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るフィラメントワインディング装置における巻き付け動作を説明する図である。
【図3】図2のIII−III線から見た巻きため用スリーブを示し、当該スリーブの回転条件を説明する図である。
【符号の説明】
1…フィラメントワインディング装置、3…中継軸(駆動軸)、9…カッタ、11…巻きため用スリーブ、15、17…ピン列(駆動力伝達手段)、19…ワンウェイクラッチ(回転規制手段)、23…供給ヘッド、M…マンドレル。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a filament winding apparatus, and more particularly to a technique for holding a yarn at the start or end of winding around a mandrel.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a filament winding method as a method of manufacturing a tube made of FRP (fiber reinforced plastic). In this filament winding method, both ends of a cylindrical mandrel that serves as a mandrel are rotatably supported by a chuck mechanism, and a fiber layer is formed by winding a thread impregnated with resin around the mandrel while rotating the mandrel. To do. Thereafter, the mandrel with the fiber layer formed is removed from the chuck mechanism and the resin is cured in a heating furnace, and then the mandrel is extracted from the cylindrical fiber layer to obtain a cylindrical FRP product.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the apparatus for performing the conventional filament winding method, when the yarn starts to be wound around the mandrel, the end of the yarn is manually fixed at a predetermined position, and at the end of the yarn winding, the yarn is wound. After cutting, the thread was manually clamped in place while the mandrel was replaced. For this reason, in order to improve working efficiency, there has been a demand for automating the yarn winding start and winding end processes. As an example of such automation, there is a technique in which a dedicated gripping mechanism is provided and a part of the thread is gripped by the gripping mechanism at the start and end of winding of the thread around the mandrel. However, it is often difficult to simplify the structure of such a gripping mechanism.
[0004]
In view of the above-described conventional problems, an object of the present invention is to provide a filament winding apparatus that can automate the process of starting and ending winding of a yarn around a mandrel with a simple mechanism.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention is a filament winding device for winding a thread around a mandrel, wherein the mandrel is rotatably supported and a driving shaft is transmitted to the mandrel, A winding sleeve that is coaxially arranged on the outer periphery and is provided so as to be rotatable relative to the drive shaft, and stores the yarn at the start or end of winding of the yarn around the mandrel, the mandrel and the winding A feeding head that traverses along the sleeve for supplying the yarn, and engages with the winding sleeve, and allows only rotation of the winding sleeve in the winding direction, and rotates in the unwinding direction. Rotation restricting means for restricting and driving force transmitting means for transmitting a driving force synchronous with the mandrel to the winding sleeve.
[0006]
Preferably, the driving force transmission means is provided on the mandrel and the winding sleeve, respectively, and transmits the driving force using the tension of the yarn wound around the mandrel and the winding sleeve. A pair of pin rows to be performed is provided. Preferably, the filament winding apparatus further includes a cutter for cutting the yarn while the supply head supplies the yarn to the winding sleeve at the end of the winding, and the cutter includes the pair of cutters. Cut the yarn part between the pin rows.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a view showing a periphery of a winding portion in a filament winding apparatus according to an embodiment of the present invention. The filament winding apparatus may be the same as the structure of the existing filament winding apparatus except for the structure described below. The filament winding apparatus 1 includes a
[0008]
A thread cutting assisting portion 7 is provided on the outer peripheral surface of the mandrel side end portion 3 a of the
[0009]
A winding sleeve 11 is disposed on the outer periphery of the main body 3 b of the
[0010]
A
[0011]
A one-
[0012]
Further, in the vicinity of the mandrel M and the winding sleeve 11, there is provided a
[0013]
Next, the operation of the filament winding apparatus including the winding portion peripheral structure configured as described above will be described. In this embodiment, the case where the winding of the yarn impregnated with the resin is finished and the dry yarn not impregnated from above is wound is applied to the process from the start to the end of winding. Therefore, the mandrel M shown in FIG. 2 is already wound with a yarn impregnated with resin, and the winding of the impregnated yarn starts from the left end (not shown) of the mandrel M and is also wound at the left end. It shall end. The dry yarn is wound on the impregnated yarn from the right end of the mandrel M, and is similarly wound at the right end.
[0014]
As shown in the first state of FIG. 2, the winding sleeve 11 is wound with the dry yarn T after the completion of the winding of the dry yarn around the previous mandrel M, and the
[0015]
From the second state of FIG. 2, the
[0016]
Thereafter, as shown in the fourth state in FIG. 2, the cutter 9 is lowered, and the portion of the yarn T between the pair of hook-
[0017]
As soon as the preparation of a new mandrel M is completed after the fourth state of FIG. 2, the next winding operation can be performed from the first state of FIG. 2, and the yarn is also in the standby state as described above. Since it is held without slack, the process of starting and finishing winding of the yarn can be automated. Such automation is realized by a simple mechanism that requires only the same operation as a normal yarn winding operation of rotating the mandrel M and traversing the
[0018]
The present invention described above is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately modified. That is, the yarn winding process to be automated is not limited to dry yarn that has not been impregnated, and can also be applied to automation of the winding process of the impregnated yarn.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the filament winding apparatus of the present invention, the yarn can be held without being loosened even in the standby state, and the yarn winding start and winding end steps can be automated. In addition, such automation can be realized by a simple mechanism that requires only the same operation as a normal yarn winding operation without installing a special yarn gripping mechanism.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a periphery of a winding sleeve in a filament winding apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a winding operation in the filament winding apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a view illustrating a winding sleeve as viewed from line III-III in FIG. 2 and illustrating a rotation condition of the sleeve.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Filament winding apparatus, 3 ... Relay shaft (drive shaft), 9 ... Cutter, 11 ... Sleeve for winding, 15, 17 ... Pin row (drive force transmission means), 19 ... One-way clutch (rotation restriction means), 23 ... feed head, M ... mandrel.
Claims (4)
前記マンドレルを回転可能に支持すると共に該マンドレルに駆動力を伝達する駆動軸と、
前記駆動軸の外周に同軸的に配置されると共に該駆動軸と相対回転可能に設けられ、前記マンドレルへの糸の巻き始め時又は巻き終わり時に糸を巻き貯めておく巻きため用スリーブと、
前記マンドレル及び前記巻きため用スリーブに沿ってトラバースし糸を供給する供給ヘッドと、
前記巻きため用スリーブに係合し、該巻きため用スリーブの糸の巻き取り方向の回転のみを許容し、巻き出し方向の回転を規制する回転規制手段と、
前記巻きため用スリーブに前記マンドレルと同期的な駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、
を備えたフィラメントワインディング装置。A filament winding device for winding a thread around a mandrel,
A driving shaft that rotatably supports the mandrel and transmits a driving force to the mandrel;
A winding sleeve that is coaxially disposed on the outer periphery of the drive shaft and is provided so as to be relatively rotatable with the drive shaft, and stores the yarn wound around the mandrel at the start or end of winding of the yarn;
A supply head that traverses along the mandrel and the winding sleeve to supply the yarn;
A rotation restricting means that engages with the winding sleeve, allows only rotation of the winding sleeve in the winding direction, and restricts rotation in the unwinding direction;
Driving force transmitting means for transmitting a driving force synchronous with the mandrel to the winding sleeve;
Filament winding device equipped with.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003898A JP3624888B2 (en) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | Filament winding equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003898A JP3624888B2 (en) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | Filament winding equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003201060A JP2003201060A (en) | 2003-07-15 |
JP3624888B2 true JP3624888B2 (en) | 2005-03-02 |
Family
ID=27643366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003898A Expired - Fee Related JP3624888B2 (en) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | Filament winding equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3624888B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4735858B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-07-27 | 村田機械株式会社 | Filament winding automation system |
JP5110284B2 (en) * | 2008-01-18 | 2012-12-26 | トヨタ自動車株式会社 | Method of winding resin-impregnated fiber around rotating body |
JP5903398B2 (en) * | 2013-04-12 | 2016-04-13 | 村田機械株式会社 | Filament winding equipment |
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002003898A patent/JP3624888B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003201060A (en) | 2003-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8105454B2 (en) | Filament winding apparatus and method thereof | |
EP2591907B1 (en) | Filament winding apparatus | |
EP2455217B1 (en) | Tire bead wrapping apparatus | |
JP4487942B2 (en) | Automatic winder doffing equipment | |
CN113260589B (en) | Filament winding device | |
JP2009066883A (en) | Filament winding device | |
JP3624888B2 (en) | Filament winding equipment | |
JP5903398B2 (en) | Filament winding equipment | |
JPH0154269B2 (en) | ||
JP4478344B2 (en) | A device that starts operation at the work site of a textile machine that produces cheese | |
JP4777407B2 (en) | Warping device | |
JP3563739B2 (en) | Method of manufacturing tuft for brush seal | |
US4077578A (en) | Machine for winding hollow filaments | |
JP3623874B2 (en) | Tape wound yarn manufacturing method and apparatus | |
CN101935897B (en) | Method for operating a workstation and workstation of an open ended rotor spinning machine | |
JP2008308294A (en) | Construction device for beltlike member bundle body | |
JPH09117579A (en) | Thread guard device | |
JP4299750B2 (en) | Winding device | |
CN221759214U (en) | Winding structure of winding machine | |
JP3814590B2 (en) | Method and apparatus for winding wire end of molded bead | |
KR100302960B1 (en) | Wire winding device for steel cord | |
JPH0890059A (en) | Lined coiling device of welding wire | |
JP4005233B2 (en) | Method and apparatus for winding wire around bobbin | |
JP2994573B2 (en) | Line filter winding device and winding method | |
JP2914976B2 (en) | Wire cutting method in winding machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041122 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |