JP3624787B2 - Metal strip connection method by lap seam welding - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセスライン内で金属板を処理するためのラップシーム溶接による金属帯の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、金属帯の連続焼鈍ラインや連続溶融金属メッキライン等のプロセスラインにおいては、金属帯同士を接続する溶接方法として、ラップシーム溶接が広く用いられている。
たとえば、連続焼鈍ラインでは、図5に示すように、連続焼鈍炉30より上流側に配置されたラップシーム溶接装置20で先行金属帯1と後行金属帯2とをラップシーム溶接により接続し、両金属帯1、2に焼鈍を施している。
【0003】
ラップシーム溶接装置20の1例を図6に示す。図6において、1aは先行金属帯の尾端部、2aは後行金属帯の先端部、3は溶接部、4a、4bは上下の円板電極、5は溶接電源、6は変圧器、H1 、H2 はそれぞれ先行金属帯、後行金属帯の厚みである。
ラップシーム溶接では、先行金属帯1の尾端部1aと、後行金属帯2の先端部2bとを重ね合わせ、上下から加圧して、溶接電源5から変圧器6を介して先行金属帯1と後行金属帯2の上下に配置された円板電極4a、4bに電流を流しながら、円板電極4a、4bを先行金属帯1および後行金属帯2の幅方向に移動させ、順次溶接部3を形成させることによって、先行金属帯1と後行金属帯2とを接続している。
【0004】
そして、先行金属帯1と後行金属帯2とは、連続焼鈍ライン内で、図5に示すように、連続焼鈍炉30内やルーパ30a 内の搬送ロール70により繰り返し曲げを受けている。
ところで、金属帯を接続するラップシーム溶接では、両金属帯の板厚や、両金属帯の材質等により溶接電流や電極加圧、溶接速度等が決められている。
【0005】
たとえば、特開昭63−203285号公報には、図7に示すように、曲線Aと曲線Bに囲まれる範囲Cを制御器に記憶しておき、溶接時の鋼帯重ね厚みと、溶接直後の溶接部温度とを前記制御器へ導入し溶接良否を判定するプロセスラインの鋼帯接続溶接部の溶接判定方法が開示されている。
しかしながら、ラップシーム溶接により金属帯を接続し、連続焼鈍ライン内に通板した場合、溶接電流や電極加圧等を適正としても、金属帯の接続条件によっては、接続部から破断することがあった。
【0006】
このため、連続プロセスライン内で破断した金属帯を除去する等の危険な作業を行ったり、復旧するまで長時間を要し、生産性を著しく低下させたり、また連続焼鈍炉を再度高温にするためエネルギー消費が増大するという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、従来技術の上記問題点を解消することにあり、プロセスライン内で搬送ロールにより繰り返し曲げを受けても接続部から破断することのないラップシーム溶接による金属帯の接続方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、連続焼鈍ライン内を通板している金属帯を詳細に観察したところ、先行金属帯1と後行金属帯2との接続部近傍で折れ曲がりが生じた破断寸前の金属帯を発見し、この原因がプロセスライン内の搬送ロールで繰り返し曲げを受けたことによることを知見して本発明を完成させた。
【0009】
本発明は、プロセスライン内で複数の搬送ロールにより繰り返し曲げを受ける先行金属帯と後行金属帯とをラップシーム溶接により接続する金属帯の接続方法であって、前記両金属帯の組合せを下記式(1)で表されるパラメーターαが0. 6 以上2.5 以下となるようにすることを特徴とするラップシーム溶接による金属帯の接続方法である。
【0010】
α=(σta・Ha ・Wa )/(σYPb ・Hb ・Wb ) ・・・・(1)
σta=σYPa ・{(2・r・σYPa )/(Ha ・Ea )−1}
なお、σYP;金属帯の降伏点、H;金属帯の板厚、W;金属帯の板幅、r;複数の搬送ロールのうち最小径のロールのロール半径、E;金属帯のヤング率、添字a;板厚Hと板幅Wと降伏点σYPとの積が大きい方の、先行金属帯と後行金属帯の内の一方の金属帯、添字b;板厚Hと板幅Wと降伏点σYPとの積の小さい方の、先行金属帯と後行金属帯の内の他方の金属帯であり、前記各金属帯の降伏点、板厚、板幅、ヤング率は接続時の各金属帯の値である。
【0011】
【発明の実施の形態】
連続焼鈍ライン内における接続部の破断の原因が、図5に示したルーパー30a 、連続焼鈍炉30内の搬送ロール70で先行金属帯1と後行金属帯2との接続部近傍が繰り返し曲げを受け、接続部近傍で局部的な厚みの減少を伴う折れ曲がりが生じることにあることを知見したので、以下のようにして接続部の繰り返し曲げ試験を行った。
【0012】
図1(a)、図1(b)は、それぞれ接続部の繰り返し曲げ試験片の初期配置を示す平面図および図1のX−X断面図である。図2(a)〜図2(d)は、繰り返し曲げ方法を説明する断面図である。図3は、接続部に生じた折れ曲がり部を示す断面図である。また、図4は、繰り返し曲げ試験におけるパラメーターαと折れ曲がり部発生の有無との関係を示すグラフである。
【0013】
ここで、aは一側の金属帯、aeは一側の金属帯の端部、bは他側の金属帯、beは他側の金属帯の端部、Wa は一側の金属帯の幅、Wb は他側の金属帯の幅、Ha は一側の金属帯の厚み、Hb は他側の金属帯の厚み、3は溶接部、4は溶接線、7はロール、r0 はロール半径、8は折れ曲がり部である。
また、aは、先行金属帯1と後行金属帯2との両金属帯について、それぞれ板厚H(mm)と板幅W(mm)と降伏点σYP(Pa) との積を求め、該積の大きい方の金属帯であり、bは、該積の小さい方の金属帯である。
【0014】
接続部の繰り返し曲げ試験片は、先行金属帯1および後行金属帯2について、それぞれの板厚、板幅、降伏点を種々変化させ、図6に示したラップシーム溶接装置で従来と同様に両金属帯をオーバーラップさせ、円板電極を移動させて行った後、接続部を切り出したものである。接続部の幅両端部近傍は、略円弧状に切断除去してある。
【0015】
接続部の繰り返し曲げ試験片を、まず、図1(a)、図1(b)に示すように、一側の金属帯aをロール7の周面上のP点と溶接部3との間に位置させて、半径r0 のロール7上に配置した。第1回目の曲げは、金属帯a、bをロール7の周面に沿わせて、図2(a)に示すように曲げた。第2回目の曲げは、図2(b)に示すように、金属帯bがロール7の周面上のP点と溶接部3との間になるように金属帯a、bを配置し、金属帯a、bをロール面に沿わせて、図2(c)に示すように曲げた。次いで、図2(d)に示すように、金属帯a、bを配置した。以後、曲げを、図2(a)〜図2(d)に示ように、所定回数繰り返した。
【0016】
そして、各繰り返し曲げ試験片について、所定回数以内で、図3に示すように、接続部近傍で折れ曲がりが生じるか、否かを調査した。
なお、金属帯として薄鋼板を用い、ロール半径を750mm 、繰り返し曲げの所定回数を普通のプロセスラインにおける最大曲げ回数とし、常温下で行った。
また、所定回数の繰り返し曲げで折れ曲り部の発生しないものは、曲げ回数をさらに増やしても折れ曲りが発生せず、一方、所定回数以内で折れ曲り部の発生したものは、折れ曲りが生じてから数回曲げただけで破断した。そのため、所定回数以内で折れ曲り部が発生したものはその時点で試験を止めた。
【0017】
この繰り返し曲げ試験の結果に基づき、金属帯aと金属帯bの板厚、板幅、降伏点およびロール半径と折れ曲がり部の発生の有無との関係を種々検討し、式(2)で表されるパラメーターαによって、接続部における折れ曲がりの発生の有無が整理できることが明らかとなった。
すなわち、図4に示すとおり、両金属帯の組合せをパラメーターαが0. 6 以上2.5 以下となるようにして接続することによって、折れ曲がりの発生を防止できることが判明したのである。
【0018】
α=(σta・Ha ・Wa )/(σYPb ・Hb ・Wb ) ・・(2)
式(2)において、一側の金属帯aは、先行金属帯1および後行金属帯2のそれぞれについて、金属帯の板厚と板幅と降伏点との積を求め、板厚と板幅と降伏点との積が大きい方の金属帯とし、他側金属帯bは前記積の小さい方の金属帯としている。また、σYPa 、σYPb は金属帯a、bの降伏点、Wa 、Wb は金属帯a、bの幅、Ha 、Hb は金属帯a、bの厚みである。また、σtaは金属帯aを半径r0 のロールに沿って曲げるのに必要な式(3)で表される張力、Ea は金属帯aのヤング率(Pa)である。
【0019】
σta=σYPa ・{(2・r0 ・σYPa )/(Ha ・Ea )−1}・・(3)
以上説明した本発明に用いるパラメータαは、横軸にHa /Hb を取って示しているが、横軸にHa ・Hb 、Wa /Wb やσYPa /σYPb 等を取って示すこともできる。
以上説明した接続部の繰り返し曲げ試験では、金属帯として薄鋼板を用い、ロール半径を750mm 、繰り返し曲げの所定回数を普通のプロセスラインにおける最大曲げ回数とし、常温下で行っているが、パラメータαが半理論に基づいているため、繰り返し曲げ試験条件に限定されず、例えばプロセスライン通板中に温度が上昇して降伏点等の金属帯の特性値が変化する場合でも本願の接続方法は有効であり、各種金属の連続焼鈍ライン、連続溶融金属メッキライン、連続電気メッキライン等のラップシーム溶接による金属帯の接続に適用できる。
【0020】
その際、式(3)におけるr0 は複数の搬送ロールのうち最小径のロールのロール半径とする。
【0021】
【実施例】
本発明を図5に示す連続焼鈍ラインに適用した。連続焼鈍ライン内では、ペイオフリール10で薄鋼帯を巻き戻し、シャーで20a 先行金属帯1の尾端部および後行金属帯2の先端部を切断し、ノッチャー20b で接続部の幅方向両端部を切断除去し、ラップシーム溶接機20で先行金属帯1の尾端部と後行金属帯2の先端部を接続した後、ルーパー30a を有する連続焼鈍炉30内で薄鋼帯を焼鈍した。
【0022】
薄鋼帯はルーパー30a 内の複数の搬送ロール7や連続焼鈍炉30内の複数の搬送ロール7で繰り返し曲げを受けて搬送されているが、ロール半径を連続焼鈍炉30内の複数の搬送ロール7およびルーパー30a 内の複数の搬送ロール7のうち最小径のロールのロール半径とし、両金属帯の組合せを式(1)で表されるパラメーターαが0. 6 以上2.5 以下となるように、両金属帯1、2を接続してからは、1度も破断することなく薄鋼板を連続焼鈍することができている。
【0023】
なお、連続焼鈍ラインに本発明を適用してからすでに1年以上経過している。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、プロセスライン内の搬送ロールで繰り返し曲げを受けても、ラップシーム溶接で接続した接続部から破断することがなくプロセスライン内を通板できる。
このため生産性が向上し、省エネルギーに寄与するところが大きく、また破断した金属帯を除去する等の復旧作業が皆無となり安全も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)、図1(b)は、それぞれ繰り返し曲げ試験片の配置を示す平面図および図1(a)のX−X断面図である。
【図2】図2(a)〜図2(d)は、それぞれ繰り返し曲げ過程を示す断面図である。
【図3】図3は、繰り返し曲げ試験における折れ曲がり部を示す断面図である。
【図4】図4は、繰り返し曲げ試験におけるパラメーターαと折れ曲がり部発生の有無との関係を示すグラフである。
【図5】図5は、本発明を適用した連続焼鈍ラインの配置図である。
【図6】図6は、ラップシーム溶接機の一例の構成図である。
【図7】図7は、ラップシーム溶接条件の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 先行金属帯
2 後行金属帯
1a 先行金属帯の尾端部
2a 後行金属帯の先端部
H1 先行金属帯の厚み
H2 後行金属帯の厚み
3 溶接部
4 溶接線
5 溶接電源
6 変圧器
7 搬送ロール(ロール)
8 折れ曲がり部
a 一側の金属帯
ae 一側の金属帯の端部
b 他側の金属帯
be 他側の金属帯の端部
Ha 一側の金属帯の厚み
Hb 他側の金属帯の厚み
Wa 一側の金属帯の幅
Wb 他側の金属帯の幅
r 搬送ロール半径(プロセスライン内の複数の搬送ロールのうち、最小径のロールのロール半径)
10 ペイオフリール
20 ラップシーム溶接機
20a シャー
20b ノッチャー
30 連続焼鈍炉
30a ルーパー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for connecting metal strips by lap seam welding for processing a metal plate in a process line.
[0002]
[Prior art]
In general, lap seam welding is widely used as a welding method for connecting metal bands in process lines such as a continuous annealing line for metal bands and a continuous molten metal plating line.
For example, in the continuous annealing line, as shown in FIG. 5, the preceding
[0003]
An example of the lap
In lap seam welding, the tail end portion 1a of the preceding
[0004]
The leading
By the way, in lap seam welding for connecting metal bands, the welding current, electrode pressurization, welding speed, and the like are determined by the thickness of both metal bands, the material of both metal bands, and the like.
[0005]
For example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 63-203285, as shown in FIG. 7, a range C surrounded by a curve A and a curve B is stored in a controller, and the steel strip overlap thickness at the time of welding, A welding determination method for steel strip connection welds in a process line for determining whether welding is good or bad is introduced to the controller.
However, when a metal strip is connected by lap seam welding and passed through a continuous annealing line, it may break from the connection depending on the connection conditions of the metal strip, even if the welding current and electrode pressure are appropriate. It was.
[0006]
For this reason, dangerous work such as removing a broken metal strip in a continuous process line is performed, it takes a long time to recover, the productivity is significantly reduced, and the continuous annealing furnace is again heated to a high temperature. Therefore, there was a problem that energy consumption increased.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to eliminate the above-mentioned problems of the prior art, and the connection of metal bands by lap seam welding that does not break from the connection portion even when repeatedly bent by a transport roll in the process line. It is to provide a method.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The inventors of the present invention have observed the metal strip passing through the continuous annealing line in detail, and as a result, the metal strip just before the fracture has been bent in the vicinity of the connecting portion between the preceding
[0009]
The present invention is a metal band connecting method for connecting a preceding metal band and a subsequent metal band, which are repeatedly bent by a plurality of conveying rolls in a process line, by lap seam welding, and the combination of the two metal bands is described below. A method for connecting metal strips by lap seam welding, wherein the parameter α represented by the formula (1) is 0.6 or more and 2.5 or less.
[0010]
α = (σ ta · H a · W a ) / (σ YPb · H b · W b ) (1)
σ ta = σ YPa · {(2 · r · σ YPa ) / (H a · E a ) −1}
Σ YP : Yield point of metal strip, H: Plate thickness of metal strip, W: Plate width of metal strip, r: Roll radius of the smallest diameter roll among a plurality of transport rolls, E: Young's modulus of metal strip , Subscript a; one of the preceding metal strip and the succeeding metal strip, subscript b; plate thickness H and plate width W, which has the larger product of the plate thickness H, plate width W, and yield point σ YP the smaller the product of the yield point sigma YP and is the other of the metal strip of the preceding metal strip and the following metal strip, the yield point of the metal strip, plate thickness, plate width, Young's modulus at connection Is the value of each metal band.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The cause of the breakage of the connection part in the continuous annealing line is that the vicinity of the connection part between the preceding
[0012]
FIG. 1A and FIG. 1B are a plan view and an XX sectional view of FIG. FIG. 2A to FIG. 2D are cross-sectional views illustrating a repeated bending method. FIG. 3 is a cross-sectional view showing a bent portion generated in the connection portion. FIG. 4 is a graph showing the relationship between the parameter α in the repeated bending test and the presence or absence of occurrence of a bent portion.
[0013]
Here, a is one side of the metal strip, ae is the end of the metal strip on one side, b is the other side of the metal strip, BE is the end of the metal strip on the other side, W a is one side of the metal strip width, W b is the other side of the metal band width, H a one side of the metal strip thickness, H b is the other side of the metal strip thickness, 3 welds, 4 welding line, 7 roll, r 0 is a roll radius and 8 is a bent portion.
Moreover, a calculates | requires the product of sheet | seat thickness H (mm), sheet | seat width W (mm), and yield point (sigma) YP (Pa) about both metal bands of the preceding
[0014]
The repeated bending test piece of the connecting portion was obtained by changing the thickness, width and yield point of the preceding
[0015]
First, as shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), the repeated bending test piece of the connecting portion is placed between the point P on the peripheral surface of the
[0016]
And about each repeated bending test piece, as shown in FIG. 3, within a predetermined number of times, it was investigated whether bending occurred in the connection part vicinity.
A thin steel plate was used as the metal strip, the roll radius was 750 mm, the predetermined number of repeated bendings was the maximum number of bendings in an ordinary process line, and the test was performed at room temperature.
In addition, if the bending part does not occur after a predetermined number of repeated bendings, bending will not occur even if the number of bendings is further increased, while if the bending part occurs within the predetermined number of times, bending will occur. After being bent several times, it broke. Therefore, the test was stopped at the time when the bent portion was generated within the predetermined number of times.
[0017]
Based on the results of this repeated bending test, various studies were made on the relationship between the thickness of the metal strips a and b, the plate width, the yield point, the roll radius, and the presence or absence of occurrence of a bent portion, and is expressed by equation (2). It has been clarified that the occurrence of bending at the connecting portion can be arranged by the parameter α.
That is, as shown in FIG. 4, it has been found that bending can be prevented by connecting the combination of both metal bands so that the parameter α is 0.6 or more and 2.5 or less.
[0018]
α = (σ ta · H a · W a ) / (σ YPb · H b · W b ) (2)
In equation (2), the metal strip a on one side is obtained by calculating the product of the plate thickness, plate width, and yield point of the metal strip for each of the preceding
[0019]
σ ta = σ YPa · {(2 · r 0 · σ YPa ) / (H a · E a ) −1} ·· (3)
The parameter α used in the present invention described above is shown with H a / H b on the horizontal axis, but H a · H b , W a / W b , σ YPa / σ YPb, etc. are taken on the horizontal axis. Can also be shown.
In the repeated bending test of the connecting portion described above, a thin steel plate is used as the metal strip, the roll radius is 750 mm, the predetermined number of repeated bendings is the maximum number of bendings in a normal process line, and the test is performed at room temperature. Is based on semi-theory, so it is not limited to repeated bending test conditions. For example, the connection method of this application is effective even when the temperature rises in the process line through plate and the characteristic value of the metal strip such as the yield point changes. It can be applied to the connection of metal bands by lap seam welding such as continuous annealing lines, continuous molten metal plating lines, continuous electroplating lines, etc. of various metals.
[0020]
At that time, r 0 in the formula (3) is the roll radius of the smallest roll among the plurality of transport rolls.
[0021]
【Example】
The present invention was applied to the continuous annealing line shown in FIG. In the continuous annealing line, the thin steel strip is rewound with the
[0022]
The thin steel strip is repeatedly bent and conveyed by a plurality of conveying
[0023]
One year or more has already passed since the present invention was applied to the continuous annealing line.
[0024]
【The invention's effect】
According to this invention, even if it receives repeated bending with the conveyance roll in a process line, it can plate in the process line without fracture | rupture from the connection part connected by the lap seam welding.
For this reason, productivity is greatly improved, and it contributes greatly to energy saving, and there is no restoration work such as removing a broken metal band, and safety can be ensured.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B are a plan view showing the arrangement of repeated bending test pieces and a cross-sectional view taken along line XX in FIG. 1A, respectively.
FIG. 2A to FIG. 2D are cross-sectional views showing a repeated bending process, respectively.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a bent portion in a repeated bending test.
FIG. 4 is a graph showing a relationship between a parameter α and whether or not a bent portion is generated in a repeated bending test.
FIG. 5 is a layout diagram of a continuous annealing line to which the present invention is applied.
FIG. 6 is a configuration diagram of an example of a lap seam welder.
FIG. 7 is a graph showing an example of lap seam welding conditions.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
8 bent part a one side metal band ae one side metal band end b other side metal band be other side metal band end H a one side metal band thickness H b other side metal band end Thickness W a Width of one side metal band W b Width of other side metal band r Conveying roll radius (roll radius of the smallest diameter roll among a plurality of conveying rolls in the process line)
10
Claims (1)
α=(σta・Ha ・Wa )/(σYPb ・Hb ・Wb )
σta=σYPa ・{(2・r・σYPa )/(Ha ・Ea )−1}
σYP;金属帯の降伏点、H;金属帯の板厚、W;金属帯の板幅、r;複数の搬送ロールのうち最小径ロールのロール半径、E;金属帯のヤング率、添字a;板厚Hと板幅Wと降伏点σYPとの積が大きい方の、先行金属帯と後行金属帯の内の一方の金属帯、添字b;板厚Hと板幅Wと降伏点σYPとの積の小さい方の、先行金属帯と後行金属帯の内の他方の金属帯A metal band connecting method for connecting a preceding metal band and a subsequent metal band, which are repeatedly bent by a plurality of conveying rolls in a process line, by lap seam welding, and a combination of the two metal bands is represented by the following formula: The metal band connecting method by lap seam welding, characterized in that the parameter α is 0.6 or more and 2.5 or less.
α = (σ ta · H a · W a ) / (σ YPb · H b · W b )
σ ta = σ YPa · {(2 · r · σ YPa ) / (H a · E a ) −1}
σ YP : Yield point of metal strip, H: Plate thickness of metal strip, W: Plate width of metal strip, r: Roll radius of smallest roll among a plurality of transport rolls, E: Young's modulus of metal strip, subscript a ; towards the product of the thickness H and the plate width W and yield point sigma YP is large, one of the metal strip of the preceding metal strip and the following metal strip, the subscript b; the thickness H and the plate width W yield point The other metal band of the preceding metal band and the trailing metal band with the smaller product of σ YP
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