JP3622795B2 - Wire rod holder - Google Patents
Wire rod holder Download PDFInfo
- Publication number
- JP3622795B2 JP3622795B2 JP14243295A JP14243295A JP3622795B2 JP 3622795 B2 JP3622795 B2 JP 3622795B2 JP 14243295 A JP14243295 A JP 14243295A JP 14243295 A JP14243295 A JP 14243295A JP 3622795 B2 JP3622795 B2 JP 3622795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- locking
- block half
- locking portion
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コードや棒状等の線材を動かないように機器に留め付けて置くための線材用保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の線材用保持具は、例えば実公昭53−43507号及び実公昭55−15351号等で見ることができる。
これら、実公昭53−43507号及び実公昭55−15351号に開示される技術内容は何れも、一側縁同志を肉薄のヒンジ部で接続し、このヒンジ部を支点に折り曲げて互いに重ね合わせができる2つのブロック半体部を有し、この2つのブロック半体部を重ね合わせるときに、間にコード(線材)を挟んで保持するもので、挟まれるときに溝と壁とで線材を波状に屈曲させた状態にして保持し、コードが真っ直ぐに引かれても簡単に滑って動いてしまわないようにした構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来構造の線材用保持具では、溝と壁との食い込みが大きいため、線材が無理に引っ張られたときに、線材の被覆材が剥がれ、見栄えを悪くしたり、他の部材と干渉し合ってしまう虞がある等の問題点があった。
また、線材の太さが変わってしまうと、これに応じた保持具を用意しなければ成らず、汎用性に欠け、コストも高くなっていると言う問題点等もあった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は線材が無理に引っ張られたときに、線材の移動を許容して線材を保護することができるとともに、線材の太さ等が多少変わっても、これを吸収し、同じ部材をより多くのものに使用することができるようにして、汎用性を図り、コストを下げて安価に実現することが可能な線材用保持具を提供することにある。
さらに、他の目的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にあっては、一側縁同志を肉薄のヒンジ部で接続し、このヒンジ部を支点に折り曲げて互いに重ね合わせができる2つのブロック半体部を有し、前記2つのブロック半体部を重ね合わせるとき、間に線材を挟んで保持する線材用保持具において、前記ブロック半体部の重ね合わせ面には、各々対向する位置に前記線材を横たえて受け入れるための溝を設けているとともに、前記ガイド溝内に突出されて一方のブロック半体部側に設けられた係止部と、前記係止部と対向して前記係止部と反対のブロック半体部側における前記溝内に設けられ、前記重ね合わせ時に前記係止部により押されて来る前記線材を前記係止部と反対の方向に逃がし、かつ前記線材を前記係止部に対して弾性的に押し付けて保持するための一対の弾性係止片とでなる保持手段を備えている構成としたものである。
前記構成においては、前記係止部と前記一対の弾性係止片とを交互に異なるブロック半体部側に形成して、前記保持手段を前記ガイド用溝に沿って複数設けることが好ましい。
【0006】
【作用】
以上の構成によれば、間に線材を挟んで2つのブロック半体部を重ね合わせると、溝内で線材が係止部と一対の弾性係止片とで弾性的に挟持されて保持される。また、この保持では、一対の弾性係止片側から付与される弾性によって保持しているので、線材が無理に引っ張られたときには、線材の移動が許容され、この移動で線材を保護することができる。
さらに、線材を弾性的に保持しているので、線材の太さが多少変わっても使用することができ、汎用性が図れる。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1乃至図5は本発明に係る線材用保持具を使用した状態で示すもので、図1は線材を保持していない状態で機器に取り付けて示す同上保持具の側面図、図2は図3のA−A線に沿う断面を模式的に示した図、図3は線材を保持して機器に取り付けた状態で示す同上保持具の正面図、図4は図1のB部拡大図、図5は図4のC−C線拡大断面図である。
また、図6乃至図13は本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示すもので、図6は背面側から見たその斜視図、図7はその正面図、図8はその背面図、図9はその平面図、図10はその底面図、図11はその側面図、図12は図7のD−D線に沿う縦断側面図、図13は図7のE−E線に沿う縦断側面図である。
【0008】
図1乃至図13において、この線材保持具1は、大きくは機器51に取り付けられる側の取付側クリップ部1Aと、線材52を保持する側の保持側クリップ部1Bと、取付側クリップ部1Aと保持側クリップ部1Bとの間に形成されたばね板部1Cとを一体に有して、例えばナイロン等の樹脂材で成形されている。
【0009】
ここでの機器51は、例えば自動車のショックアブソーバで、線材52はABSセンサを一例としている。そして、機器51には、前面側に突出された部分51Aが設けられているとともに、左右の両側面51B,51Bには係合用の凹部51Cが形成されている。一方、線材52は、弾性変形可能な棒材として形成されている。
【0010】
さらに詳述すると、取付側クリップ部1Aは、水平部11と、この水平部11の左右両側から同方向に、かつ斜め内側に向かって突出された一対の弾性片12,12とを一体に有して、略コ字状に形成されている。また、各弾性片12の内面側には機器51の凹部51Cに係合可能な係止爪13が一体に形成されている。なお、係止爪13の弾性片12が解放されている側に向いている周面は、水平部11側に向かうに従って序々に内側に突出される状態にして傾斜面14として形成されており、この傾斜面14が取付時におけるガイドとして機能する構造になっている。また、各弾性片12の内側には、機器51の肩部51Dを受けるための当接壁15が一体に形成されている。
【0011】
ばね板部1Cは、水平部11から上下方向にそれぞれ向かって翼状に形成されており、弾性片12が機器51に取り付けられたときに、機器51の突出された部分51Aの先端に圧接され、この圧接により線材連結具1と機器51との間のガタ付きを抑える構造になっている。
【0012】
保持側クリップ部1Bは、一側縁同志を肉薄のヒンジ部21で接続し、このヒンジ部21を支点に折り曲げて互いに重ね合わせができる2つのブロック半体部20A,20Bで構成されており、各ブロック半体部20A,20Bの重ね合わせ面20a,20bには、互いに対向する位置に線材52を横たえた状態で受け入れてガイドする通路を形成するための溝22が形成されている。
【0013】
また、2つのブロック半体部20A,20Bのうち、一方のブロック半体部20Aは、取付側クリップ部1Aの水平部11より水平方向に延長された状態にして形成されており、水平部11と隣接している他側縁側には一対の係合片23が左右に分かれて形成されている。なお、各係合片23は、図6において詳細に示しているように、重ね合わせ面20aから上方に向かって略直角に突出された垂直部23aと、この垂直部23aの先端に横たわって一体に形成されている水平部23bとを有してね略T字状に形成されており、また水平部23bの一面は傾斜面23cとして作られている。
さらに、ブロック半体部20Aにおける左右の側面20cには、ヒンジ部21が形成されている一側縁側に偏った位置に、側面20cより略直角に突出された状態にして一対の係止爪24が設けられている。なお、各係止爪24は、図6において詳細に示しているように、重ね合わせ面20aから離れるに従って徐々に外側に突出される状態にして傾斜される面24aを有し、先端は重ね合わせ面20aと平行な係止面24bとして形成されている。
加えて、溝22と対応した位置には、溝22内に途中の位置まで突出された係止部25Bと、この係止部25Bを挟んで左右に分かれて形成された一対の弾性係止部26A,26Cとが設けられている。なお、各弾性係止部26A,26Cは、互いに隣接し合う一端が自由端とされた一対の弾性片26a,26bにより形成されているとともに、弾性片26a,26bの背面と対応しているブロック半体20Aの一部は、この弾性片26a,26bが弾性変形されて逃げるのを許容するための開口27が形成されている。
【0014】
他方のブロック半体部20Bは、ヒンジ部21を介してブロック半体部20Aより水平方向にさらに延長された状態にして形成されており、左右の側面20dには、ヒンジ部21が形成されている一側縁側に偏った位置に、係合片28が左右に分かれ、かつ一対の係止爪24の中心に対応して形成されている。なお、各係合片28は、図6において詳細に示しているように、重ね合わせ面20bよりも上方に突出された垂直部28aと、この垂直部28aの先端に横たわって一体に形成されている水平部28bとを有して略T字状に形成されており、また水平部28bの一面は係止爪24の傾斜面24aと対応して傾斜面28cとして作られている。
さらに、ブロック半体部20Bにおける左右の他側面20eには、ブロック半体部20A側の一対の係合片23と各々対応している位置に、側面20eより略直角に突出された状態にして一対の係止爪29がそれぞれ設けられている。なお、各係止爪29は、図6において詳細に示しているように、重ね合わせ面20bから離れるに従って徐々に外側に突出される状態にして傾斜される面29aを有し、先端は重ね合わせ面20bと平行な係止面29bとして形成されている。
加えて、溝22と対応した位置には、溝22内に途中の位置まで突出された係止部25A,25Cと、この係止部25A,25Cとの中間の位置に形成された一対の弾性係止部26Bとが設けられている。
なお、係止部25A,25Cはブロック半体部20A側の弾性係止片部26A,26Cと対向した位置に設けられ、弾性係止片部26Bは係止片部25Bと対向した位置に設けられている。また、各弾性係止部26Bは、弾性係止片部26A,26Cと同様に、互いに隣接し合う一端が自由端とされた一対の弾性片26a,26bにより形成されているとともに、弾性片26a,26bの背面と対応しているブロック半体部20Bの一部は、ブロック半体部20Aの場合と同様に、弾性片26a,26bが弾性変形されて逃げるのを許容するための開口27が形成されている。
【0015】
次に、このように構成された線材用保持具1の動作を説明する。先ず、保持するための線材52をブロック半体部20Aまたは20Bの溝22内に横たえて位置決めし、この状態でヒンジ部21を支点としてブロック半体部20Bをブロック半体部20Aに、重ね合わせ面20bが互いに重なるようにして合わせる。すると、最終の重ね合わせされる位置の直前で、係合片23の水平部23bが係止爪29の係止面29bに係合されるとともに、係合片28の水平部28bが係止爪24の係止面24bに係合され、これらの係合によってブロック半体部20Aとブロック半体部20Bとの間が、上記線材52を挟んだままの状態で重ね合わせ結合されて保持される。
【0016】
このようにしてブロック半体部20Aとブロック半体部20Bとの間に挟まれた線材52は、溝22内に各ブロック半体部20A,20B側から交互に突出されている係止部25A,25B,25Cによって弾性係止部26A,26B,26C側に各々押し付けられ、係止部25A,25B,25Cと弾性係止部26A,26B,26Cとの間に弾性的に挟持され、かつ図2に模式的に示すように、各係止部25A,25B,25Cの位置で緩やかな千鳥状に屈曲された状態で保持される。
したがって、線材52が、この線材の長手方向に引かれても、その折り曲げられた部分(屈曲された部分)との接触が抵抗となり、簡単に動くのが抑えられる。また、線材52がさらに強く無理に長手方向に引かれた場合には、係止部25Aに対して線材52を弾性片26a,26bで押し付けているので、この押し付け力が引っ張り力に負けて線材52が動かされ、線材の被覆材等が剥がれるのを防ぐことができる。また、弾性係止部26A,26B,26Cとの弾発力で保持しているので、線材52の太さ等が多少異なっても、この太さの違いは吸収されて、同様にして保持することができ、汎用性が図れることになる。
【0017】
また、こうして保持側クリップ部1Bに線材52を取り付けた後は、取付側クリップ部1Aの一対の弾性片12,12の間に機器51を挟み、かつ弾性片12の係止爪13を凹部51Cに係合させて機器51に線材保持具1を取り付けることにより、線材52が機器51に取り付けられる。
【0018】
なお、上記実施例では、線材52を千鳥状に屈曲させるための部分、すなわち係止部と弾性係止部とを、25A,25B,25Cと、26A,26B,26Cの3つづつ設けた構造を開示したが、その数はこれ以上であっても差し支えないものである。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、間に線材を挟んで2つのブロック半体部を重ね合わせると、ガイド溝内で線材が係止部と一対の弾性係止片とで弾性的に挟持されるので、線材が無理に引っ張られたときに、線材の移動が許容され、この移動で線材を保護することができる。
また、線材を弾性的に保持しているので、線材の太さが多少変わっても使用することができて汎用性が向上し、コストを下げて安価に提供することができる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線材を保持していない状態で機器に取り付けて示す本実施例保持具の側面図である。
【図2】図3のA−A線に沿う断面を模式的に示した図である。
【図3】線材を保持して機器に取り付けた状態で示す本実施例保持具の正面図である。
【図4】図1のB部拡大図である。
【図5】図4のC−C線拡大断面図である。
【図6】本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示す斜視図である。
【図7】本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示す正面図である。
【図8】本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示す背面図である。
【図9】本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示す平面図である。
【図10】本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示す底面図である。
【図11】本発明に係る線材用保持具を使用前の状態で示す側面図である。
【図12】図7のD−D線に沿う縦断側面図である。
【図13】図7のE−E線に沿う縦断側面図である。
【符号の説明】
1 線材保持具
20A ブロック半体部
20B ブロック半体部
20a 重ね合わせ面
20b 重ね合わせ面
21 ヒンジ部
22 溝
25A 係止部
25B 係止部
25C 係止部
26A 弾性係止部
26B 弾性係止部
26C 弾性係止部
26a 弾性片
26b 弾性片
52 線材[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a wire holder for fastening a wire rod such as a cord or a rod to an apparatus so as not to move.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this kind of wire rod holder can be seen, for example, in Japanese Utility Model Publication Nos. 53-43507 and 55-15351.
These technical contents disclosed in Japanese Utility Model Publications Nos. 53-43507 and 55-15351 are connected to each other by thin hinges, and the hinges are bent at fulcrums so that they overlap each other. It has two block halves that can be held, and when these two block halves are overlapped, they are held with a cord (wire) sandwiched between them. A structure in which the cord is held in a bent state so that the cord does not easily slide and move even when the cord is pulled straight is disclosed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the wire structure holder of the conventional structure described above, since the groove and the wall have a large bite, when the wire is forcibly pulled, the covering material of the wire is peeled off and looks bad, or other members There were problems such as the possibility of interference.
In addition, if the thickness of the wire changes, it is necessary to prepare a holder according to the thickness, and there is a problem that the versatility is lacking and the cost is high.
[0004]
The present invention has been made in view of the above problems, and its purpose is to allow the wire to move when the wire is forcibly pulled, and to protect the wire, as well as the thickness of the wire, etc. Even if it changes a little, this is absorbed, the same member can be used for more things, the versatility is achieved, the wire holder that can be realized at low cost and at low cost It is to provide.
Further, other objects will be made clear in the contents described below.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, the two side halves are connected to each other by a thin hinge, and the hinge is bent at a fulcrum so as to overlap each other. When the two block half parts are overlaid, in the wire rod holder that holds the wire member in between, the superposition surfaces of the block half body parts receive the wire material in a position facing each other. And a locking portion that protrudes into the guide groove and is provided on one block half body side, and a block half that faces the locking portion and is opposite to the locking portion. The wire provided in the groove on the part side, which is pushed by the locking portion at the time of the overlapping, escapes in a direction opposite to the locking portion, and the wire is elastic with respect to the locking portion To hold against It is obtained by a configuration in which a holding means consisting of a pair of elastic latching pieces.
In the above-described configuration, it is preferable that the locking portion and the pair of elastic locking pieces are alternately formed on different block half body side, and a plurality of the holding means are provided along the guide groove.
[0006]
[Action]
According to the above configuration, when the two block half portions are overlapped with the wire interposed therebetween, the wire is elastically held and held between the locking portion and the pair of elastic locking pieces in the groove. . Further, in this holding, since the holding is performed by the elasticity applied from the side of the pair of elastic locking pieces, the wire is allowed to move when the wire is forcibly pulled, and the wire can be protected by this movement. .
Furthermore, since the wire is held elastically, it can be used even if the thickness of the wire changes somewhat, and versatility can be achieved.
[0007]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIGS. 1 to 5 show the wire rod holder according to the present invention in use, FIG. 1 is a side view of the holder shown in FIG. 3 is a diagram schematically showing a cross section along line AA of FIG. 3, FIG. 3 is a front view of the same holder shown in a state where the wire rod is held and attached to the device, and FIG. FIG. 5 is an enlarged sectional view taken along the line CC of FIG.
6 to 13 show the wire rod holder according to the present invention in a state before use. FIG. 6 is a perspective view of the wire rod holder viewed from the rear side, FIG. 7 is a front view thereof, and FIG. 9 is a plan view thereof, FIG. 10 is a bottom view thereof, FIG. 11 is a side view thereof, FIG. 12 is a longitudinal side view taken along the line DD of FIG. 7, and FIG. It is a vertical side view along.
[0008]
1 to 13, this wire rod holder 1 is roughly composed of an attachment side clip portion 1A on the side attached to the
[0009]
The
[0010]
More specifically, the attachment-side clip portion 1A integrally includes a horizontal portion 11 and a pair of
[0011]
The spring plate portion 1C is formed in a wing shape from the horizontal portion 11 in the vertical direction. When the
[0012]
The holding-side clip portion 1B is composed of two block
[0013]
Of the two block
Further, the left and
In addition, at a position corresponding to the
[0014]
The other block
Further, the left and right other side surfaces 20e of the block
In addition, at a position corresponding to the
The locking
[0015]
Next, operation | movement of the holder 1 for wire thus comprised is demonstrated. First, the holding
[0016]
Thus, the
Therefore, even if the
[0017]
Further, after the
[0018]
In the above-described embodiment, a structure for bending the
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when two block half portions are overlapped with a wire interposed therebetween, the wire is elastically held between the locking portion and the pair of elastic locking pieces in the guide groove. Therefore, when the wire is forcibly pulled, the wire is allowed to move, and the wire can be protected by this movement.
In addition, since the wire is held elastically, it can be used even if the thickness of the wire is slightly changed, so that the versatility is improved and the cost can be provided at a low cost. it can.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a side view of a holder according to a first embodiment of the present invention attached to a device in a state where no wire is held.
FIG. 2 is a diagram schematically showing a cross section taken along the line AA in FIG. 3;
FIG. 3 is a front view of the holder of the present embodiment shown in a state where the wire is held and attached to the device.
FIG. 4 is an enlarged view of a portion B in FIG.
5 is an enlarged sectional view taken along line CC in FIG. 4;
FIG. 6 is a perspective view showing a wire rod holder according to the present invention in a state before use.
FIG. 7 is a front view showing the wire rod holder according to the present invention in a state before use.
FIG. 8 is a rear view showing the wire rod holder according to the present invention in a state before use.
FIG. 9 is a plan view showing the wire rod holder according to the present invention in a state before use.
FIG. 10 is a bottom view showing the wire rod holder according to the present invention in a state before use.
FIG. 11 is a side view showing the wire rod holder according to the present invention in a state before use.
12 is a longitudinal side view taken along the line DD of FIG. 7. FIG.
13 is a longitudinal side view taken along the line EE of FIG.
[Explanation of symbols]
1
Claims (2)
前記ブロック半体部の重ね合わせ面には、各々対向する位置に前記線材を横たえて受け入れるためのガイド用溝を設けているとともに、
前記ガイド用溝内に突出されて一方のブロック半体部側に設けられた係止部と、前記係止部と対向して前記係止部と反対のブロック半体部側における前記溝内に設けられ、前記重ね合わせ時に前記係止部により押されて来る前記線材を前記係止部と反対の方向に逃がし、かつ前記線材を前記係止部に対して弾性的に押し付けて保持するための一対の弾性係止片とでなる保持手段を備えていることを特徴とする線材用保持具。When one side edge is connected by a thin hinge part, the hinge part is folded at a fulcrum and overlapped with each other, and when the two block half parts are overlapped, In the resin wire holder that holds the wire in between,
On the overlapping surface of the block half body portion, a guide groove for receiving the wire material in a position facing each other is provided, and
A locking portion that protrudes into the guide groove and is provided on one block half body side, and in the groove on the block half body side facing the locking portion and opposite to the locking portion. Provided for releasing the wire pressed by the locking portion at the time of the overlapping in a direction opposite to the locking portion, and elastically pressing and holding the wire against the locking portion. A wire rod holder comprising a holding means including a pair of elastic locking pieces.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14243295A JP3622795B2 (en) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | Wire rod holder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14243295A JP3622795B2 (en) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | Wire rod holder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08316659A JPH08316659A (en) | 1996-11-29 |
JP3622795B2 true JP3622795B2 (en) | 2005-02-23 |
Family
ID=15315182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14243295A Expired - Fee Related JP3622795B2 (en) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | Wire rod holder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3622795B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6370145B2 (en) * | 2014-07-25 | 2018-08-08 | Jmエナジー株式会社 | Power storage module |
JP7036411B2 (en) * | 2017-04-06 | 2022-03-15 | 株式会社北電子 | Pachinko machine |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP14243295A patent/JP3622795B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08316659A (en) | 1996-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5859331B2 (en) | clip | |
JP6946109B2 (en) | clip | |
JP4222653B2 (en) | Article fixture | |
JP4271222B2 (en) | Roof molding cap and its mounting structure | |
JP3622795B2 (en) | Wire rod holder | |
US5979020A (en) | Hose clip and releasing bar tool therefor | |
JP3035378B2 (en) | Automotive seat fixing device | |
JP2509930Y2 (en) | Resin bumper harness fixed structure | |
KR840002714Y1 (en) | Accessories | |
JP3297629B2 (en) | Positioning structure of windshield panel for automobile | |
EP0007797B1 (en) | A reel seat for a fishing rod | |
JP2534822Y2 (en) | Cover structure of towing hook | |
JPH0573382U (en) | Wire press clamp | |
JP3670264B2 (en) | Spelling | |
JP2001317510A (en) | Holding device for wire type object | |
JP3072477B2 (en) | Vehicle coat hook | |
JP3584584B2 (en) | Clip fixing type connector and clip mounting method | |
JP3578342B2 (en) | Car body structure | |
JPS5810008Y2 (en) | clamping tool | |
JPH0332821Y2 (en) | ||
JPH0680014U (en) | clip | |
JPS6330588Y2 (en) | ||
JPH0327003Y2 (en) | ||
JP3884145B2 (en) | Window regulator | |
JP4132752B2 (en) | Wire clamp |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |