JP3622318B2 - 配管接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管接続構造に関するもので、特に、自動給水装置等における、袋ナットを用いた配管接続構造に適する。
【0002】
【従来の技術】
従来、配管接続構造としては図9に示すように、第1配管111と第2配管121とを袋ナット21にてネジ結合している。この袋ナット21は、第2配管121に固定されたワッシャ20により、図9中上方向に対して抜け止めされており、この袋ナット21の雌ネジ211および第1配管111の雄ネジ111bにて、ネジ結合されている。第1配管111と第2配管121との間にはシール用パッキン30が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、第1配管111を固定側、第2配管121を移動側として、第1配管111に第2配管121を接続する場合、作業者は、例えば左手で第2配管121側を支持して、第2配管121の先端と第1配管111の先端とをパッキン30を介して当接させ、右手で袋ナット21を第1配管111の先端に押し付けつつ回転させなければならない。
【0004】
しかも、上記雌ネジ211の始まり部分と上記雄ネジ111bの始まり部分とをうまく噛み合わせるために、袋ナット21と第1配管111とがほぼ同軸上に配置する必要がある。よって、さらに右手で袋ナット21の傾きを微調整しなければならない。
このような複雑な作業が、第1配管111と第2配管121とを接続するのに必要であり、さらに、第1配管111と第2配管121との接続部分が狭い場所や、暗い場所、または、作業者が直接見ることができない場所等に配置する場合では、配管接続の作業をスムースに行うことができない、という問題が生じる。
【0005】
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、第1配管と第2配管とを単純な作業で接続できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1ないし5に記載の発明では、第1配管(111)の雄ネジ(111b)とネジ結合する雌ネジ(211)を備えたネジ結合部材(21)が、第2配管(121)の外周部に遊嵌しており、
このネジ結合部材(21)を第2配管(121)の一端(121a)側に抜け止めするようにした配管接続構造において、
第2配管(121)の一端(121a)よりも第1配管(111)側へと向かう方向の付勢力をネジ結合部材(21)に与える付勢手段(22、22a、22b)を備えることを特徴としている。
【0007】
このような構成によれば、配管接続前の、第1配管(111)の一端(111a)と第2配管(121)の一端(121a)とが離れた状態では、ネジ結合部材(21)は、上記付勢力を受けて上記抜け止めの位置に支持される。そして、第1配管(111)の一端(111a)とネジ結合部材(21)とを当接させると、ネジ結合部材(21)は上記付勢力にて第1配管(111)の一端に押し付けられる。
【0008】
ここで、ネジ結合部材(21)は第2配管(121)に遊嵌しているので、第2配管(121)に対して傾きが自動補正可能である。つまり、第1配管(111)の軸と第2配管(121)の軸とが多少ずれていても、ネジ結合部材(21)を上記付勢力にて第1配管(111)に当接させることで、ネジ結合部材(21)は、第1配管(111)の傾きにならい、第1配管(111)とほぼ同軸上に配置できる。
【0009】
このため、ネジ結合部材(21)を回動させるだけで、上記雄ネジ(111b)と上記雌ネジ(211)とがうまく噛み合って、第1配管(111)にネジ結合部材(21)が螺合していく。よって、従来のように、ネジ結合部材(21)を第1配管(111)の一端(111a)に押し付ける作業と、ネジ結合部材(21)を回動させる作業とを同時に行う必要はなく、さらに、ネジ結合部材(21)の傾きを微調整する作業も必要ないので、第1配管(111)と第2配管(121)とを接続する作業が単純となる。
【0010】
特に、第2配管(121)の一端(121a)が上方に、他端が下方に配置される場合、ネジ結合部材(21)を重力に逆らって持ち上げつつ、ネジ結合部材(21)を第1配管(111)の一端(111a)に押し付ける必要があるので、本発明をこのような配置の場合に適用することで、配管の接続作業を効果的に単純化できる。
【0011】
このように、第1配管(111)と第2配管(121)とを接続する作業が単純であるため、この配管接続部分が狭い場所、暗い場所、または、作業者が直接見ることができない場所等に配置する場合においても、容易に配管接続を行うことができる。
また、請求項5に記載の発明では、第1配管(111)、ネジ結合部材(21)、および、付勢手段(22、22a)は、導電性を有する材料からなり、第2配管(121)は樹脂材料からなり、導線部材(23)、付勢手段(22、22a)、ネジ結合部材(21)、および、第1配管(111)を介して、第2配管(121)側に一体に装着される電気制御装置(100)を接地することを特徴としている。
【0012】
ここで、付勢手段(22、22a)を備えていない従来技術では、導線部材(23)を第1配管(111)側に接続する必要があった。この場合、配管接続の現場において、配管接続の他に、接地のための電気的な接続を行わなければならず、現場での作業が煩雑となってしまう。
これに対して、請求項5に記載の発明では、第2配管(121)外周部に備えられた付勢手段(22、22a)に導線部材(23)が予め接続されているため、現場で電気的な接続を行う必要はなく、現場での作業が少なくてすむ。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図6に示す自動給水装置1内の給水配管の接続構造に適用した実施形態について説明する。
図6において、自動給水装置1は、使用者が吐水口8に手を差し伸べると自動的に水を流すもので、さらに、使用者の好みの水温に調整する機能も備えている。
【0014】
具体的に、この自動給水装置1のケース1aには、住宅に備え付けの水道配管(図示しない)と接続される冷水配管2、および、住宅に備え付けの温水配管31(図7参照)と接続される温水配管3が備えられている。冷水、温水配管2、3の下流側には、冷水、温水を混合する混合部4が設けられ、この混合部4には、冷水量と温水量との割合を調整するサーモスタット41が内蔵されている。
【0015】
混合部4の下流側には電磁弁5が備えられており、この電磁弁5の開閉により、この電磁弁5よりもさらに下流側への水の供給量を調整している。電磁弁5の下流側には、水の通路である通路部6、および給水チューブ7が接続されており、この給水チューブ7の先端が洗面所等に設けられる吐水口8に接続される。
そして、吐水口8近傍には、使用者により選択操作される温調ハンドル10が備えられており、この温調ハンドル10に連動してサーモスタット41がはたらいて、吐水温度を調整している。また、吐水口8近傍には、吐水口8の下方に有体物(例えば使用者の手)があるかないかを判断するセンサ9(図5参照)が備えられている。
【0016】
また、ケース1aは、図6中上方の上面部1c全面と、図6中紙面手前側の側面部1dの上側半分が、図7に示すように取り外し可能となっている。また、ケース1aに隣接してケース1bが備えられ、このケース1bには電気制御装置100が内蔵されている。
図5に示すように、電気制御装置100にはセンサ9および電磁弁5が電気的に接続されており、センサ9からの電気信号が電気制御装置100に入力され、この入力信号に基づいて、電気制御装置100が電磁弁5に電気信号を出力して、電磁弁5の開閉を制御している。
【0017】
なお、本実施形態の自動給水装置1では、後述する家庭用コンセント200から電気制御装置100の電源を得ているが、この自動給水装置1は、装置自身に備え付けの水力発電機能部から電源を得る自動給水装置と共用しているため、通路部6の形状が複雑になっている。
そして、図6に示すように、自動給水装置1は、冷水、温水配管2、3、混合部4、および、混合部4の下流側に設けられた第1配管部111を一体に備える第1部分11と、ケース1a、1b、電気制御装置100(図7参照)、給水パイプ7、通路部6、電磁弁5、および、電磁弁5の上流側に設けられた第2配管部121を一体に備える第2部分12とからなる。
【0018】
なお、第1配管部111は、混合部4を形成するハウジング4aの図6中下面から略垂直に突出するように、この下面に一体に成形され、第2配管部121は、通路部6を形成するハウジング61の図6中上方の上面部61aから略垂直に突出するように、この上面部61aに一体成形されている。
第1配管部111と第2配管部121とは、袋ナット(ネジ結合部材)21によりネジ結合されている。具体的には、図4(a)に示すように、袋ナット21の雌ネジ211と、第1配管部111の開口部111a側に形成された雄ネジ111bとを螺合している。第1配管部111と第2配管部121との間には、ゴム材料からなるリング状のシール用パッキン30が設けられている。
【0019】
ここで、図6において、上記水道配管、温水配管31(図7参照)、冷水配管2、温水配管3、混合部4のハウジング41、および第1配管部111は全て耐食性および耐熱性に優れた金属材料からなる。なお、金属材料は周知のように導電性を有している。
また、通路部6のハウジング61、および、電磁弁5における通路形成用のハウジング51は、軽量化および低コスト化のために、耐食性および耐熱性に優れた樹脂材料にて形成されている。よって、通路部6を形成するハウジング61に一体に成形された第2配管部121も、樹脂材料にて形成されている。なお、樹脂材料は周知のように導電性が悪いものである。
【0020】
以下に、本発明の要部に関する第2配管部121近傍の構造について図1を用いて具体的に説明する。
まず、第2配管部121の開口部121a側外周面には、リング状の溝122が形成されており、この溝122には、金属製でリング状のワッシャ20が固定されている。さらに、第2配管部121の外周部には、耐熱性および耐食性に優れた金属材料、例えば黄銅からなる袋ナット21が遊嵌している。
【0021】
この袋ナット21は雌ネジ211および抜け止め部212を備えている。抜け止め部212は、袋ナット21の図1中下端側内周面に備えられ、雌ネジ211は、抜け止め部212の図1中上側から図1中上端まで形成されている。この抜け止め部212とワッシャ20とが当接することで、第2配管部121の開口部121a側に袋ナット21が抜け止めされる。
【0022】
また、第2配管部121の外周部には、コイルスプリング(付勢手段)22が設けられており、このコイルスプリング22の両端は、袋ナット21および上記ハウジング61の上面部61aに当接している。この結果、コイルスプリング22は、第2配管部121の開口部121aよりも外方へ向かう方向の付勢力を、袋ナット21に与える。
【0023】
コイルスプリング22は、耐熱性および耐食性に優れた金属材料、例えばステンレス合金(SUS304)からなる線状部材を、コイル状に巻いてバネ材としたものである。コイルスプリング22の弾性力は、袋ナット21にかかる重力よりも十分大きく、しかも、人が指で押し付けることで比較的容易に縮むことができる程度である。本実施形態では、例えば、袋ナット21にかかる重力は25gfで、コイルスプリング22の弾性定数は約13gf/mmであり、図1に示す状態では、袋ナット21に30gfの力を与えるようにしている。
【0024】
以下に、自動給水装置1の電気的な配線構造を図に基づいて説明する。
まず、図3に示すように、コイルスプリング22の図中下方側には、その接線方向に直線状に延びる直線部分221が備えられており、この直線部分221の先端には、第1ハーネス(導線部材)23が電気的に接続されている。
具体的には、耐熱性および耐食性に優れた金属材料からなる中空筒状部材24の内部に、第1ハーネス23の一端と、コイルスプリング22の直線部分221先端とを重なるように配置してから、中空筒状部材24をかしめる。これにより、第1ハーネス23の一端とコイルスプリング22とを電気的に接続できる。
【0025】
そして、図2にも示すように、第1ハーネス23と、その一端が電磁弁5に電気的に接続される第2ハーネス25、25とはコネクタ26により束ねられており、このコネクタ26は電気制御装置100に電気的に接続される。また、センサ9も同様に、第3ハーネス27、27を介して電気制御装置100に電気的に接続されている。
【0026】
電気制御装置100のプラグ101(図7参照)は、図5に示すように100Vの交流電圧が供給される家庭用コンセント200に接続されており、この交流電圧を変換回路300にて直流電圧に変換し、この直流電圧を電気制御装置100の電源としている。
そして、図6において、上記水道配管、温水配管31(図7参照)、冷水配管2、温水配管3、混合部4、第1配管部111、および袋ナット21は、導電性を有し、順次接続されているので、第1配管部111、混合部4、冷水配管2、温水配管3、水道配管、温水配管31を介して袋ナット21は接地される。さらに、コイルスプリング22および第1ハーネス23からなるグランド線40(図5参照)を介して、電気制御装置100は接地される。よって、外部で発生するノイズを上記接地により逃がすことができるので、電気制御装置100に悪影響を及ぼさない。
【0027】
以下に、上記構造における組付方法を図に基づいて説明する。
まず、図1において、袋ナット21、ワッシャ20、および、コイルスプリング22を外した状態の第2配管部121に、コイルスプリング22を挿嵌し、その後、袋ナット21を挿嵌し、第2配管部121の溝122にワッシャ20を固定する。この結果、コイルスプリング22の付勢力により、袋ナット21が図1中上方に押し上げられて、ワッシャ20に当接した状態となる。
【0028】
そして、図6、7において、住宅に備え付けの水道配管および温水配管31に、第1部分11の冷水配管2および温水配管3を作業者により固定して、第1部分11を住宅に固定する。次に、ケース1aの上面部1c全面および側面部1dの上方半分側をケース1aから取り外した状態とする。
そして、図4(b)に示すように、袋ナット21を、例えば作業者の左手で下方に押し付けて第2配管部121の開口部121aを露出させて、右手で第2配管部121の開口部121a側端面にパッキン30を載せ、その後、上記押し付けを開放して図1に示す状態とする。
【0029】
そして、第2部分12(図7参照)全体を、例えば左手で持ち、第1配管部111の雄ネジ111bに、袋ナット21の雌ネジ211が挿嵌するように、第2部分12を移動させて、雌ネジ211と雄ネジ111bとを当接させる。さらに、第2部分12を図7中上方に移動させると、コイルスプリング22が図1に示す状態よりもさらに縮んで、上記開口部111a側端面に袋ナット21がより強く押し付けられる。
【0030】
ここで、袋ナット21は第2配管部121の外周部に遊嵌しているので、袋ナット21は第2配管部121に対して傾きが自動補正可能である。つまり、第1配管部111の軸と第2配管部121の軸とが多少ずれていても、袋ナット21を上記開口部111a側端面に当接させることで、袋ナット21が第1配管部111の傾きにならい、袋ナット21と第1配管部111とをほぼ同軸上に配置できる。
【0031】
これにより、袋ナット21を回転させるだけで、雌ネジ211の始まりと雄ネジ111bの始まりとをうまく噛み合わせることができ、雌ネジ211と雄ネジ111bとの螺合が簡単に行える。よって、第1配管部111と第2配管部121とを接続する作業は単純となる。
また、パッキン30を交換する際、袋ナット21と第1配管部111とのネジ結合を解放すると、図1に示すように、袋ナット21がパッキン30を覆う状態となるが、袋ナット21を指で押し下げるだけでパッキン30を露出させることができる。よって、袋ナット21が図1に示すように押し上げられていても、パッキン30の交換作業の際に、支障にはならない。
【0032】
ここで、通路部6のハウジング61や、電磁弁5における通路形成用のハウジング51は、従来金属製であったため、図2において、第1ハーネス23の一端を通路部6の金属製のネジ部62に接続していたが、近年は、上述のように、ハウジング51、61が導電性の悪い樹脂材料から形成されている。
このため、コイルスプリング22を設けていない従来技術では、第1ハーネス23の一端を第1部分11側のいずれかの場所に接続する必要があり、配管接続を行う現場で、接地のための電気的な接続も行う必要があった。これに対して、本実施形態によれば、第2部分12を工場で形成する際に同時に第1ハーネス23をコイルスプリング22の直線部分221に予め接続できるので、配管接続の現場で電気的接続を行う必要はない。
【0033】
(第2、第3の実施形態)
上記第1の実施形態では、付勢手段としてコイルスプリング22を用いていたが、図8(a)に示す第2の実施形態では、矩形状の板状部材を屈曲させた板バネ22aを用い、図8(b)に示す第3の実施形態では、円筒蛇腹状の蛇腹部材22bを用いている。
【0034】
具体的に第2の実施形態の板バネ22aは耐熱性および耐食性に優れた金属材料からなり、この板バネ22aの略中央部に形成された貫通穴(図示しない)に、第2配管部121を挿嵌している。この板バネ22aにより、上記第1の実施形態のコイルスプリング22と同様の効果が得られる。
また、第3の実施形態の蛇腹部材22bは、耐食性および耐熱性に優れた樹脂材料にて形成されている。これによれば、第1配管部111と第2配管部121とを接続する作業をスムースに行うことができる。
【0035】
(他の実施形態)
上記第1の実施形態では、固定側の第1配管部111が上方に、移動側の第2配管部121が下方に配置し、袋ナット21を上方に付勢するようにしていたが、本発明はこれに限定されることはなく、固定側の第1配管部111が下方に、移動側の第2配管部121が上方に配置するような場合に、袋ナット21を下方に付勢するようにしてもよい。こうすることで、第2配管部121の開口部121aよりもさらに外方へ向かう方向の付勢力を、袋ナット21に加えることができ、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0036】
また、上記第1の実施形態では、本発明を自動給水装置1内の給水配管の接続構造に適用していたが、本発明はこれに限定されることはなく、他の種々の配管の接続構造に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における配管接続構造の部分断面図である。
【図2】第1の実施形態を示す自動給水装置の要部拡大図である。
【図3】第1の実施形態における配線構造を示す斜視図である。
【図4】(a)は第1の実施形態における配管接続後の配管接続部分の断面図で、(b)は配管接続前の配管接続部分の断面図である。
【図5】第1の実施形態における電気回路図である。
【図6】第1の実施形態の自動給水装置の全体斜視図である。
【図7】図6のA矢視図である。
【図8】(a)、(b)は、第2、第3の実施形態における要部断面図である。
【図9】従来技術における配管接続部分の断面図である。
【符号の説明】
111…第1配管部、111b…雄ネジ、121…第2配管部、
21…袋ナット(ネジ結合部材)、211…雌ネジ、
22…コイルスプリング(付勢手段)。
Claims (5)
- 一端(111a)側に雄ネジ(111b)を備えた第1配管(111)と、
その一端(121a)が前記第1配管(111)の一端(111a)に当接した状態で接続される第2配管(121)と、
前記雄ネジ(111b)とネジ結合する雌ネジ(211)を備え、前記第1配管(111)と前記第2配管(121)とを接続するネジ結合部材(21)とを具備し、
前記ネジ結合部材(21)は、前記第2配管(121)の外周部に遊嵌するとともに、前記第2配管(121)の一端(121a)側では抜け止めされており、
前記第2配管(121)の一端(121a)よりも前記第1配管(111)側へと向かう方向の付勢力を、前記ネジ結合部材(21)に与える付勢手段(22、22a、22b)が備えられていることを特徴とする配管接続構造。 - 前記付勢手段(22、22a、22b)は、一端が前記ネジ結合部材(21)に当接した状態で、前記第2配管(121)の外周部に配置されており、
前記第2配管(121)の他端側には、前記付勢手段(22、22a、22b)の他端を支持固定する支持部(61a)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の配管接続構造。 - 前記付勢手段(22、22a、22b)は、コイルスプリング(22)であることを特徴とする請求項2に記載の配管接続構造。
- 前記付勢手段(22、22a、22b)は、板バネ部材(22a)であることを特徴とする請求項2に記載の配管接続構造。
- 前記第1配管(111)、前記ネジ結合部材(21)、および、前記付勢手段(22、22a)は、導電性を有する材料からなり、
前記第2配管(121)は樹脂材料からなり、
前記第1、第2配管(111)、(112)内部の流体流量を制御する電磁弁(5)と、
前記第2配管(121)側に一体に装着され、前記電磁弁(5)の開閉を制御する電気制御装置(100)と、
前記付勢手段(22、22a)と前記電気制御装置(100)とを電気的に接続する導線部材(23)とを備え、
前記導線部材(23)、前記付勢手段(22、22a)、前記ネジ結合部材(21)、および、前記第1配管(111)を介して、前記電気制御装置(100)が接地されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の配管接続構造。
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