JP3621846B2 - Transparent aqueous composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油分、香料などの油性成分を水に可溶化した水系組成物の透明安定性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
油分や香料等の油性成分を水中に可溶化した透明な水系組成物は、化粧水に代表されるように化粧料として広く用いられている。特開平9−255986号公報には、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(MMB)を配合することにより、香料を可溶化する方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、MMBのみの配合で透明な水系組成物を調製しようとすると、MMBは少なくとも2重量%以上配合することが必要であった。また、多量のMMBを配合して透明な組成物を調製しても、0℃以下の低温に放置したり、一旦凍結させてしまうと白濁する場合があった。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑み為されたものであり、その目的は、MMBの使用量が2重量%未満であり、且つ製造直後や低温保存後も透明性が高い水系組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明らが鋭意検討を行った結果、少量のMMBに特定のHLBの非イオン型界面活性剤を併用することにより、低温保存しても白濁を生じず、安定性に優れる透明水系組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明の透明水系組成物は、油性成分と、水と、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールと、HLBが10〜13の非イオン型界面活性剤とを含有し、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールが組成物中0.1重量%以上2重量%未満であることを特徴とする。
本発明において、油性成分が0.01〜10重量%であることが好適である。
また、前記非イオン型界面活性剤と油性成分が重量比で1:2〜2:1であることが好適である。
また、本発明の組成物において、実質的にエタノールを含まないことが好適である。
また、水が組成物中60重量%以上であることが好適である。
また、油性成分として炭化水素を含むことが好適である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(MMB)の配合量は、組成物中2重量%未満である。なお、MMBが少なすぎると、本発明の効果を十分得ることができないので、MMBは少なくとも0.1重量%以上配合することが好ましい。
【0007】
本発明において、HLB10〜13の非イオン型界面活性剤としては、その1種以上を用いることができる。例えば、
POEセチルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEラウリルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEデシルペンタデシルエーテル、POEデシルテトラデシルエーテル、POEベヘニルエーテル等のPOEアルキルエーテル、
【0008】
POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル、
POEコレステリルエーテル等のPOEコレステリルエーテル、
POEジラウレート、POEモノステアレート、POEジステアレート、POEモノイソステアレート、POEモノオレエート等のPOE脂肪酸エステル、
POEグリセリルモノイソステアレート、POEグリセリルトリイソステアレート、POEグリセリルトリオレエート、POEグリセリルモノステアレート等のグリセリン脂肪酸エステル、
【0009】
POEトリメチロールプロパントリミリステート、POEトリメチロールプロパントリイソステアレート等のPOEトリミリスチン酸トリメチロールプロパン、
POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノラウレート、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステル等のPOE硬化ヒマシ油誘導体、
【0010】
POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタントリオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル、
POEソルビットテトラオレエート等のPOEソルビット脂肪酸エステル、
の他POEラノリン、POEアルキルアミン、POE高級脂肪酸アミド、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0011】
これらのうち、好ましくはPOE(10)セチルエーテル、POE(20)オクチルドデシルエーテル、POE(15)グリセリンモノイソステアレート、POE(50)グリセリントリイソステアレート、POE(40)硬化ヒマシ油である。
本発明においては、油性成分として、通常化粧料や芳香組成物等に用いられる油分や香料を用いることができる。油分としては、例えば、油脂、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、ワックス、シリコーン系油分、ステロール類、炭化水素等が挙げられる。
【0012】
油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、ヒマワリ油、アーモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油、卵黄油、牛脚脂、肝油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等が挙げられる。
【0013】
高級脂肪酸としてはオレイン酸、トール油、イソステアリン酸等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。
エステル類としては、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、セバチン酸イソプロピル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシルトリイソステアリン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−へプチルウンデカ酸グリセリン、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸ヘキシル、オレイン酸デシル等が挙げられる。
【0014】
ワックスとしては、ビーワックス、鯨ロウ等が挙げられる。
シリコーン系油分としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等が挙げられる。
ステロールとしては、コレステロール、シトステロール、フィトステロール、ラノステロール等がある。
【0015】
炭化水素としては、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、イソパラフィン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられるが、好ましくは液状炭化水素油であり、さらに好ましくは飽和炭化水素油である。
これら油性成分が多すぎると透明に可溶化することが困難となるので、その配合量は組成物中0.01〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%である。
なお、本発明の組成物において、油性成分として少なくとも炭化水素を配合すると、透明性をさらに改善することができる。このような効果を得るためには、炭化水素は組成物中0.01〜2重量%配合することが好ましい。
【0016】
本発明の組成物中、非イオン型界面活性剤の配合量は、油性成分に対して0.5〜2倍重量、さらには0.5〜等倍重量であることが好ましい。界面活性剤が少なすぎる場合には本発明の効果が十分に得られず、一方過剰に配合しても効果の増大は望めず、かえって使用感に影響を及ぼすことがある。
また、本発明の組成物は大量の水を含有している。水の配合量は、他の成分との関係から、60重量%以上、好ましくは70重量%以上である。
【0017】
以下、具体例を挙げて本発明を説明する。なお、外観の評価は、製造直後(25℃)、ならびに−10℃の低温で1週間保存後の外観を肉眼にて観察し、透明○、半透明△、白濁×として示した。
まず、油性成分としてローズタイプのフローラル様香料を用いて検討を行った。配合量は、特に指定のない限り重量%で示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
(製法)A相を混合溶解し、B相に加えて攪拌した。
【0020】
表1のように、MMBを2重量%配合しただけでは、透明な組成物を調製することはできない。また、非イオン型界面活性剤のみを配合した場合も同様である。
これに対して、表2のようにMMBと、HLBが10〜13の非イオン型界面活性剤を併用した場合には、透明な組成物が得られ、これらは低温保存後も白濁を生じなかった。そこで、各成分についてさらに検討を行った。
【0021】
【表3】
(製法)表1に同じ。
【0022】
表3に示されるように、MMBが2重量%未満でも特定の非イオン型界面活性剤を併用することにより、製造直後及び低温保存後の透明性が改善される。なお、このような効果を得るためには、MMBの配合量は組成物中0.1重量%以上であることが好適である。
【0023】
【表4】
(製法)表1に同じ。
【0024】
表4に示されるように、非イオン型界面活性剤が油性成分に対して少なすぎると透明性が維持できないことがある。一方、非イオン型界面活性剤を過剰に配合しても効果の増大は望めない。従って、非イオン型界面活性剤の配合量は油性成分に対して0.5〜2倍重量、さらには0.5〜等倍重量であることが好ましい。
【0025】
【表5】
(製法)A相を混合溶解し、B相に加えて攪拌した。
【0026】
表5の非イオン性界面活性剤は、何れも少量のMMBを併用することにより、製造直後、低温保存後ともに透明性の高い組成物を与えた。
【0027】
【表6】
(製法)表1に同じ。
【0028】
表6のように、油性成分の少なくとも一部を炭化水素とすることによって、製造直後や低温保存後の透明性をさらに改善することができる。ただし、炭化水素の配合量が多くなるとかえって透明性が低下するので、炭化水素配合量は組成物中0.01〜2重量%が好適である。
【0029】
以上のように、本発明によれば、2重量%未満のMMBと、特定のHLBの非イオン型界面活性剤とを併用することにより、透明で、低温保存後の白濁がない水系組成物を得ることができる。また、油性成分の少なくとも一部を炭化水素とすれば、透明安定性をさらに改善することができる。
また、特開平9−255986においては、溶解性改善にエタノールの配合が有効である旨記載されている。本発明においてもエタノールを配合することは可能であるが、上記のように、特に配合しなくとも低温保存に対して透明安定性の良好な組成物を得ることができる。
【0030】
本発明の透明水系組成物は、化粧料や医薬品、医薬部外品等に好適である。例えば、化粧水、美容液、芳香用組成物の他、各種液状製剤が挙げられる。なお、本透明水系組成物は、公知の方法により、スプレー、ジェル、ムースなどの剤型とすることも可能である。また、不織布等に含浸させて、シート状製剤とすることも可能である。
【0031】
本発明の透明水系組成物には、通常化粧料や医薬品の分野で配合される成分を本発明の効果が損なわれない範囲で配合することができる。以下、そのような任意成分を例示する。
保湿剤として、分子量300〜20000程度のポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、エリスリトール、ソルビトール、ジグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、D−マンニット、水アメ、ブドウ糖、果糖、乳糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アデノシンリン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、グルコサミン、シクロデキストリン、トレハロース等がある。
【0032】
低級アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等がある。
高分子化合物としては、アラビアゴム、トラガント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ等)、アルゲコロイド(褐藻エキス)等の植物性高分子、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー(CARBOPOL等)のビニル系高分子、ポリオキシエチレン高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子がある。
【0033】
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル等のアントラニル系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、[4−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリル−3−メチルブチル]−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸エステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−tert−ブチル−4’−メトキシベンゾイルメタン等がある。
【0034】
金属イオン封鎖剤としては、アラニン、エデト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等がある。
中和剤としては、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム等がある。
【0035】
pH調製剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等がある。
酸化防止剤としては、アスコルビン酸、α―トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等がある。
抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、フェノキシエタノール等がある。
【0036】
薬剤としては、ビタミンA油、レチノール、パルミチン酸レチノール、イノシット、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、L−アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、ビタミンD2(エルゴカシフェノール)、dl−α―トコフェロール、酢酸dl−α―トコフェロール、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール等のホルモン、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、システイン、メチオニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸、アラントイン、アズレン、グリチルリチン酸等の抗炎症剤、アルブチン等の美白剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の収斂剤、L−メントール、カンフル等の清涼剤の他、イオウ、塩化リゾチーム、塩酸ピリドキシン、γ−オリザノール等がある。
【0037】
各種の抽出液としては、ドクダミエキス、オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サクラソウエキス、バラエキス、ノバラエキス、ジオウエキス、レモンエキス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキス、ニンジンエキス、カロットエキス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグルマギクエキス、ハマメリスエキス、プラセンタエキス、胸腺エキス、シルクエキス等がある。
その他、粉体、色素等を必要に応じて添加できる。
【0038】
本発明においては、HLBが10〜13ではない非イオン型界面活性剤も、組成物に配合された非イオン型界面活性剤全体としてのHLBが10〜13となる範囲で用いることができる。
親油性非イオン型界面活性剤としては、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α、α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
【0039】
親水性非イオン型界面活性剤としては、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類、POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類、POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、POEモノオレエート、POEジステアレート、POEジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOE硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が挙げられる。
【0040】
また、イオン性界面活性剤も、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができ、アニオン界面活性剤としては、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸塩、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウリルメチルタウリンナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルモノグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0041】
両性界面活性剤としては、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ−2―ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルメチルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム)塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪族誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0042】
【実施例】
以下、本発明の実施例を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(製法)(7)の一部と(2)、(3)を混合してA液とした。(1)、(4)、(5)、(6)及び(7)の残部を混合してB液とした。A液にB液を混合し、十分に攪拌して透明液状のオーデコロンを得た。
【0043】
(製法)
A相、B相を別々に均一に混合溶解し、A相をB相に加えて攪拌し、均一で透明な組成物を得た。
【0044】
(製法)
実施例2に同じ。
【0045】
(製法)
実施例2に同じ。
【0046】
(製法)
実施例2に同じ。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、2重量%未満の3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールと特定のHLBの非イオン型界面活性剤とを併用することにより、透明で、低温保存によっても白濁を生じず、安定性に優れる水系組成物を得ることができる。また、油性成分の少なくとも一部を炭化水素とすることにより、さらに透明安定性を改善することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in the transparent stability of an aqueous composition in which oily components such as oil and flavor are solubilized in water.
[0002]
[Prior art]
Transparent aqueous compositions in which oily components such as oils and fragrances are solubilized in water are widely used as cosmetics, as represented by lotions. Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-255986 describes a method for solubilizing a fragrance by blending 3-methoxy-3-methyl-1-butanol (MMB).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to prepare a transparent aqueous composition by blending only MMB, it is necessary to blend at least 2% by weight of MMB. Moreover, even when a large amount of MMB is blended to prepare a transparent composition, it may become cloudy if left at a low temperature of 0 ° C. or lower or once frozen.
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and its purpose is to provide a water-based composition having an MMB usage of less than 2% by weight and having high transparency immediately after production and after low-temperature storage. It is to provide.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies by the present inventors in order to achieve the above object, the use of a specific HLB nonionic surfactant in combination with a small amount of MMB ensures no cloudiness even when stored at low temperatures, and is stable. The inventors have found that a transparent aqueous composition having excellent properties can be obtained, and have completed the present invention.
[0005]
That is, the transparent aqueous composition of the present invention contains an oil component, water, 3-methoxy-3-methyl-1-butanol, and a nonionic surfactant having an HLB of 10 to 13, Methoxy-3-methyl-1-butanol is 0.1% by weight or more and less than 2% by weight in the composition.
In the present invention, the oil component is preferably 0.01 to 10% by weight.
Further, it is preferable that the nonionic surfactant and the oil component are in a weight ratio of 1: 2 to 2: 1.
Moreover, it is preferable that the composition of the present invention does not substantially contain ethanol.
Moreover, it is suitable that water is 60 weight% or more in a composition.
Moreover, it is suitable that a hydrocarbon is included as an oil component.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, the compounding amount of 3-methoxy-3-methyl-1-butanol (MMB) is less than 2% by weight in the composition. In addition, since the effect of this invention cannot fully be acquired when there is too little MMB, it is preferable to mix | blend MMB at least 0.1 weight% or more.
[0007]
In the present invention, one or more HLB 10-13 nonionic surfactants can be used. For example,
POE alkyl such as POE cetyl ether, POE oleyl ether, POE stearyl ether, POE lauryl ether, POE hexyl decyl ether, POE isostearyl ether, POE octyldodecyl ether, POE decyl pentadecyl ether, POE decyl tetradecyl ether, POE behenyl ether ether,
[0008]
POE alkyl phenyl ethers such as POE nonyl phenyl ether and POE octyl phenyl ether,
POE cholesteryl ether such as POE cholesteryl ether,
POE fatty acid esters such as POE dilaurate, POE monostearate, POE distearate, POE monoisostearate, POE monooleate,
Glycerin fatty acid esters such as POE glyceryl monoisostearate, POE glyceryl triisostearate, POE glyceryl trioleate, POE glyceryl monostearate,
[0009]
POE trimyristol propane trimyristate, POE trimyristate trimethylolpropane such as POE trimethylolpropane triisostearate,
POE hydrogenated castor oil such as POE hydrogenated castor oil, POE castor oil, POE hydrogenated castor oil monolaurate, POE hydrogenated castor oil monoisostearate, POE hydrogenated castor oil triisostearate, POE hydrogenated castor oil pyroglutamic acid isostearic acid diester Derivatives,
[0010]
POE sorbitan fatty acid esters such as POE sorbitan monooleate and POE sorbitan trioleate,
POE sorbite fatty acid esters such as POE sorbite tetraoleate,
Other examples include POE lanolin, POE alkylamine, POE higher fatty acid amide, polyglycerin fatty acid ester, and the like.
[0011]
Among these, POE (10) cetyl ether, POE (20) octyldodecyl ether, POE (15) glycerol monoisostearate, POE (50) glycerol triisostearate, POE (40) hydrogenated castor oil are preferable. .
In the present invention, oils and fragrances that are usually used in cosmetics and fragrance compositions can be used as the oil component. Examples of oils include fats and oils, higher fatty acids, higher alcohols, ester oils, waxes, silicone oils, sterols, and hydrocarbons.
[0012]
Oils include linseed oil, camellia oil, macadamia nut oil, corn oil, mink oil, olive oil, avocado oil, sasanqua oil, castor oil, safflower oil, kyounin oil, cinnamon oil, jojoba oil, grape oil, sunflower oil, almond Oil, rapeseed oil, sesame oil, wheat germ oil, rice bran oil, cottonseed oil, soybean oil, peanut oil, tea seed oil, evening primrose oil, egg yolk oil, cow leg fat, liver oil, triglycerin, trioctanoic acid glycerin, triisopalmitic acid Examples include glycerin.
[0013]
Examples of higher fatty acids include oleic acid, tall oil, and isostearic acid.
Examples of the higher alcohol include lauryl alcohol, oleyl alcohol, isostearyl alcohol, octyldodecanol and the like.
Esters include isopropyl myristate, isopropyl palmitate, hexyl laurate, octyldodecyl myristate, hexyl decyl dimethyloctanoate, diethyl phthalate, dibutyl phthalate, isopropyl sebacate, diisopropyl sebacate, di-2-sebacate Ethylhexyl triisostearate glycerin, triisostearic acid trimethylolpropane, tri-2-ethylhexanoic acid glycerin, tri-2-ethylhexanoic acid trimethylolpropane, dicapric acid neopentyl glycol, di-2-heptylundecaic acid glycerin, 2- Examples include cetyl ethylhexanoate, myristyl myristate, oleyl oleate, hexyl oleate, decyl oleate, and the like.
[0014]
Examples of the wax include beeswax and whale wax.
Examples of the silicone oil include dimethylpolysiloxane, methylphenylpolysiloxane, and methylhydrogenpolysiloxane.
Examples of sterols include cholesterol, sitosterol, phytosterol, and lanosterol.
[0015]
Examples of the hydrocarbon include liquid paraffin, squalane, pristane, isoparaffin, squalene, petrolatum, microcrystalline wax, and the like, preferably liquid hydrocarbon oil, more preferably saturated hydrocarbon oil.
Since it will be difficult to solubilize transparently if these oil components are too much, the blending amount is 0.01 to 10% by weight, preferably 0.01 to 5% by weight in the composition.
In the composition of the present invention, when at least a hydrocarbon is blended as an oil component, the transparency can be further improved. In order to obtain such an effect, the hydrocarbon is preferably blended in an amount of 0.01 to 2% by weight in the composition.
[0016]
In the composition of the present invention, the blending amount of the nonionic surfactant is preferably 0.5 to 2 times, more preferably 0.5 to 1 times the weight of the oil component. When the amount of the surfactant is too small, the effect of the present invention cannot be sufficiently obtained, while when the amount is excessively added, the increase in the effect cannot be expected, and the feeling of use may be adversely affected.
The composition of the present invention contains a large amount of water. The blending amount of water is 60% by weight or more, preferably 70% by weight or more because of the relationship with other components.
[0017]
Hereinafter, the present invention will be described with specific examples. The appearance was evaluated immediately after production (25 ° C.) and after storage for 1 week at a low temperature of −10 ° C. with the naked eye, and indicated as transparent ○, translucent Δ, and cloudiness ×.
First, it investigated using the rose type floral-like fragrance | flavor as an oil-based component. Unless otherwise specified, the blending amount is expressed in weight%.
[0018]
[Table 1]
[0019]
[Table 2]
(Production method) Phase A was mixed and dissolved, added to phase B, and stirred.
[0020]
As shown in Table 1, a transparent composition cannot be prepared only by blending 2% by weight of MMB. The same applies when only a nonionic surfactant is blended.
On the other hand, as shown in Table 2, when MMB and a nonionic surfactant having an HLB of 10 to 13 are used in combination, a transparent composition is obtained, which does not cause cloudiness even after low-temperature storage. It was. Therefore, each component was further examined.
[0021]
[Table 3]
(Production method) Same as Table 1.
[0022]
As shown in Table 3, the transparency immediately after production and after low-temperature storage is improved by using a specific nonionic surfactant in combination even when the MMB is less than 2% by weight. In addition, in order to acquire such an effect, it is suitable that the compounding quantity of MMB is 0.1 weight% or more in a composition.
[0023]
[Table 4]
(Production method) Same as Table 1.
[0024]
As shown in Table 4, when the nonionic surfactant is too small relative to the oil component, the transparency may not be maintained. On the other hand, an increase in the effect cannot be expected even if the nonionic surfactant is added excessively. Therefore, the blending amount of the nonionic surfactant is preferably 0.5 to 2 times the weight, more preferably 0.5 to 1 times the weight of the oil component.
[0025]
[Table 5]
(Production method) Phase A was mixed and dissolved, added to phase B, and stirred.
[0026]
All of the nonionic surfactants in Table 5 were used in combination with a small amount of MMB to give a highly transparent composition immediately after production and after low-temperature storage.
[0027]
[Table 6]
(Production method) Same as Table 1.
[0028]
As shown in Table 6, the transparency immediately after production or after low-temperature storage can be further improved by making at least a part of the oil component a hydrocarbon. However, since the transparency is lowered when the amount of the hydrocarbon is increased, the amount of the hydrocarbon is preferably 0.01 to 2% by weight in the composition.
[0029]
As described above, according to the present invention, an aqueous composition that is transparent and free from white turbidity after low-temperature storage can be obtained by using a combination of less than 2% by weight of MMB and a specific nonionic surfactant of HLB. Can be obtained. Further, if at least a part of the oil component is a hydrocarbon, the transparency stability can be further improved.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-255986 describes that blending of ethanol is effective for improving solubility. In the present invention, it is possible to blend ethanol, but as described above, a composition having good transparency stability against low-temperature storage can be obtained without blending.
[0030]
The transparent aqueous composition of the present invention is suitable for cosmetics, pharmaceuticals, quasi drugs and the like. For example, various liquid preparations may be mentioned in addition to lotions, cosmetic liquids and fragrance compositions. In addition, this transparent water-system composition can also be made into dosage forms, such as a spray, a gel, and a mousse, by a well-known method. Moreover, it can also be impregnated into a nonwoven fabric or the like to form a sheet-form preparation.
[0031]
In the transparent water-based composition of the present invention, components usually blended in the fields of cosmetics and pharmaceuticals can be blended within a range where the effects of the present invention are not impaired. Hereinafter, such optional components will be exemplified.
As a humectant, polyethylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, 1,3-butylene glycol, hexylene glycol, glycerin, erythritol, sorbitol, diglycerin, xylitol, maltitol, maltose, D-man having a molecular weight of about 300 to 20,000. Examples include knit, water candy, glucose, fructose, lactose, sodium chondroitin sulfate, sodium hyaluronate, sodium adenosine phosphate, sodium lactate, bile salt, pyrrolidone carboxylate, glucosamine, cyclodextrin, trehalose and the like.
[0032]
Examples of the lower alcohol include methanol, ethanol, propanol, isopropanol and the like.
High molecular compounds include gum arabic, tragacanth, galactan, carob gum, guar gum, karaya gum, carrageenan, pectin, agar, quince seed (quince), starch (rice, corn, potato, wheat, etc.), algae colloid (brown algae extract), etc. Plant polymer, microbial polymers such as dextran, succinoglucan, pullulan, animal polymers such as collagen, casein, albumin, gelatin, starch polymers such as carboxymethyl starch and methylhydroxypropyl starch, methylcellulose , Nitrocellulose, ethyl cellulose, methyl hydroxypropyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, sodium cellulose sulfate, hydroxypropyl cellulose, carboxymethyl cellulose sodium Cellulose polymers such as cellulose, crystalline cellulose and cellulose powder, alginic acid polymers such as sodium alginate and propylene glycol alginate, polyvinyl methyl ether, vinyl polymers such as carboxyvinyl polymers (such as CARBOPOL), polyoxyethylene polymers There are acrylic polymers such as polyoxyethylene polyoxypropylene copolymer polymer, sodium polyacrylate, polyethyl acrylate, polyacrylamide and the like.
[0033]
Examples of UV absorbers include benzoic acid UV absorbers such as paraaminobenzoic acid, anthranilic UV absorbers such as methyl anthranilate, salicylic acid UV absorbers such as octyl salicylate, phenyl salicylate and homomenthyl salicylate, and paramethoxycinnamic acid. Isopropyl, octyl paramethoxycinnamate, 2-ethylhexyl paramethoxycinnamate, glyceryl mono-2-ethylhexanoate diparamethoxycinnamate, [4-bis (trimethylsiloxy) methylsilyl-3-methylbutyl] -3, Cinnamic acid UV absorbers such as 4,5-trimethoxycinnamic acid ester, 2,4-dihydroxybenzophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone-5-sulfonic acid, 2-hydroxy- Benzophenone ultraviolet absorbers such as sodium methoxybenzophenone-5-sulfonate, urocanic acid, ethyl urocanate, 2-phenyl-5-methylbenzoxazole, 2- (2′-hydroxy-5′-methylphenyl) benzo Examples include triazole, 4-tert-butyl-4′-methoxybenzoylmethane.
[0034]
Examples of the sequestering agent include alanine, sodium edetate, sodium polyphosphate, and sodium metaphosphate.
Examples of neutralizing agents include 2-amino-2-methyl-1-propanol, 2-amino-2-methyl-1,3-propanediol, potassium hydroxide, sodium hydroxide, triethanolamine, sodium carbonate, and the like. .
[0035]
Examples of the pH adjuster include lactic acid, citric acid, glycolic acid, succinic acid, tartaric acid, dl-malic acid, potassium carbonate, sodium hydrogen carbonate, ammonium hydrogen carbonate and the like.
Antioxidants include ascorbic acid, α-tocopherol, dibutylhydroxytoluene, butylhydroxyanisole and the like.
Antibacterial agents include benzoic acid, salicylic acid, coalic acid, sorbic acid, paraoxybenzoic acid ester, parachloromethcresol, hexachlorophene, benzalkonium chloride, chlorhexidine gluconate, trichlorocarbanilide, photosensitizer, phenoxyethanol and the like.
[0036]
The drugs include vitamin A oil, retinol, retinol palmitate, inosit, pyridoxine hydrochloride, benzyl nicotinate, nicotinamide, nicotinic acid DL-α-tocopherol, L-ascorbic acid, magnesium ascorbate phosphate, vitamin D 2 ( Ergocashiphenol), dl-α-tocopherol, dl-α-tocopherol acetate, vitamins such as pantothenic acid and biotin, hormones such as estradiol and ethinylestradiol, arginine, aspartic acid, cystine, cysteine, methionine, serine, leucine, Amino acids such as tryptophan, anti-inflammatory agents such as allantoin, azulene and glycyrrhizic acid, whitening agents such as arbutin, astringents such as zinc oxide and tannic acid, and refreshing agents such as L-menthol and camphor, Ou, lysozyme chloride, pyridoxine hydrochloride, there is a γ- oryzanol and the like.
[0037]
Various extract liquids include Dokudami Extract, Oat Extract, Merilot Extract, Oyster Extract, Licorice Extract, Peonies Extract, Soap Extract, Loofah Extract, Kina Extract, Yukinoshita Extract, Clara Extract, Root Extract, Fennel Extract, Primrose Extract, Rose Extract , Novara extract, Giant extract, Lemon extract, Shikon extract, Aloe extract, Ginger root extract, Eucalyptus extract, Horsetail extract, Sage extract, Thyme extract, Tea extract, Seaweed extract, Cucumber extract, Clove extract, Raspberry extract, Melissa extract, Carrot extract, Carrot extract, horse chestnut extract, peach extract, peach leaf extract, mulberry extract, cornflower extract, clam extract, placenta extract, thymus extract, silk exhaust And the like.
In addition, powders, pigments and the like can be added as necessary.
[0038]
In the present invention, nonionic surfactants whose HLB is not 10 to 13 can also be used in the range where HLB as the whole nonionic surfactant blended in the composition is 10 to 13.
Lipophilic nonionic surfactants include sorbitan monooleate, sorbitan monoisostearate, sorbitan monolaurate, sorbitan monopalmitate, sorbitan monostearate, sorbitan sesquioleate, sorbitan trioleate, penta-2- Sorbitan fatty acid esters such as diglycerol sorbitan ethylhexylate, diglycerol sorbitan tetra-2-ethylhexylate, mono-cotton oil fatty acid glycerin, glyceryl monoerucate, glyceryl sesquioleate, glyceryl monostearate, α, α'-pyroglutamic acid Glycerin, glycerin polyglycerin fatty acids such as glyceryl monostearate and malic acid, and propylene glycol fatty acid esters such as propylene glycol monostearate S, hardened castor oil derivatives, glycerin alkyl ether.
[0039]
Examples of hydrophilic nonionic surfactants include POE sorbitan monooleate, POE sorbitan monostearate, POE sorbitan fatty acid esters such as POE sorbitan tetraoleate, POE sorbite monolaurate, POE sorbite monooleate, and POE sorbit. POE sorbite fatty acid esters such as pentaoleate, POE sorbite monostearate, POE glycerin monostearate, POE glycerin monoisostearate, POE glycerin fatty acid esters such as POE glycerin triisostearate, POE monooleate, POE distearate, POE fatty acid esters such as POE dioleate, ethylene glycol distearate, POE lauryl ether, POE oleyl ether, POE POE alkyl ethers such as allyl ether, POE behenyl ether, POE2-octyldodecyl ether, POE cholestanol ether, POE alkyl phenyl ethers such as POE octyl phenyl ether, POE nonyl phenyl ether, POE dinonyl phenyl ether, POE / POP PET / POP alkyl ethers such as cetyl ether, POE / POP2-decyltetradecyl ether, POE / POP monobutyl ether, POE / POP hydrogenated lanolin, POE / POP glycerin ether, tetra-POE / tetra-POP ethylenediamine condensation such as Tetronic Products, POE castor oil, POE hydrogenated castor oil, POE hydrogenated castor oil monoisostearate, POE hydrogenated castor oil triisostearate, POE hard Castor oil monopyroglutamic acid monoisostearic acid diester, POE hydrogenated castor oil derivatives such as POE hydrogenated castor oil maleic acid, POE beeswax / lanolin derivatives such as POE sorbit beeswax, coconut oil fatty acid diethanolamide, lauric acid monoethanolamide, fatty acid isopropanolamide Alkanolamides such as POE propylene glycol fatty acid ester, POE alkylamine, POE fatty acid amide, sucrose fatty acid ester, POE nonylphenylformaldehyde condensate, alkylethoxydimethylamine oxide, and trioleyl phosphate.
[0040]
Moreover, an ionic surfactant can also be mix | blended in the range which does not impair the effect of this invention, As an anionic surfactant, fatty acid soaps, such as a base for soap, sodium laurate, sodium palmitate, sodium lauryl sulfate Higher alkyl sulfates such as potassium lauryl sulfate, POE lauryl sulfate triethanolamine, alkyl ether sulfates such as sodium POE lauryl sulfate, N-acyl sarcosine salts such as sodium lauroyl sarcosine, N-myristoyl-N-methyl Higher fatty acid amide sulfonates such as sodium taurine, coconut oil fatty acid methyl taurine sodium, sodium lauryl methyl taurate, phosphate esters such as POE oleyl ether sodium phosphate, POE stearyl ether phosphoric acid , Sulfo-2-succinate such as sodium di-2-ethylhexyl sulfosuccinate, sodium monolauroyl monoethanolamide polyoxyethylene sodium sulfosuccinate, sodium lauryl polypropylene glycol sulfosuccinate, alkylbenzenes such as potassium dodecylbenzenesulfonate, triethanolamine dodecylbenzenesulfonate N-acyl glutamates such as sulfonates, monosodium N-lauroyl monoglutamate, disodium N-stearoyl glutamate, sodium N-myristoyl-L-glutamate, and higher fatty acid ester sulfates such as hydrogenated coconut oil fatty acid sodium glycerol sulfate , POE alkyl ether carboxylic acid, POE alkyl allyl ether carboxylate, α-olefin sulfonate, Examples include higher fatty acid ester sulfonates, secondary alcohol sulfates, higher fatty acid alkylolamide sulfates, sodium lauroyl monoethanolamide succinate, ditriethanolamine N-palmitoyl aspartate, and sodium caseinate.
[0041]
The amphoteric surfactants include 2-undecyl-N, N, N- (hydroxyethylcarboxymethyl) -2-imidazoline sodium, 2-cocoyl-2-imidazolinium hydroxide-1-carboxyethyloxy-2-sodium Examples include imidazoline-based amphoteric surfactants such as salts, and betaine-based surfactants such as 2-heptadecyl-N-carboxymethyl-N-hydroxyethylimidazolinium betaine, lauryldimethylaminoacetic acid betaine, alkylbetaine, and sulfobetaine. .
Examples of the cationic surfactant include alkyltrimethylammonium salts such as stearylmethyltrimethylammonium chloride and lauryltrimethylammonium chloride, distearyldimethylammonium dialkyldimethylammonium chloride, and poly (N, N′-dimethyl-3,5-methylenepirate). Peridinium) alkylpyridinium salts such as cetylpyridinium chloride, alkyl quaternary ammonium salts, alkyldimethylbenzylammonium salts, alkylisoquinolinium salts, dialkylmorphonium salts, POE alkylamines, alkylamine salts, polyamine aliphatic derivatives, Examples include amyl alcohol fatty acid derivatives, benzalkonium chloride, and benzethonium chloride.
[0042]
【Example】
Examples of the present invention will be given below, but the present invention is not limited thereto.
(Manufacturing method) A part of (7) and (2) and (3) were mixed to make A liquid. The remaining parts of (1), (4), (5), (6) and (7) were mixed to prepare a B liquid. Liquid B was mixed with liquid A and sufficiently stirred to obtain a transparent liquid cologne.
[0043]
(Manufacturing method)
A phase and B phase were separately uniformly mixed and dissolved, and A phase was added to B phase and stirred to obtain a uniform and transparent composition.
[0044]
(Manufacturing method)
Same as Example 2.
[0045]
(Manufacturing method)
Same as Example 2.
[0046]
(Manufacturing method)
Same as Example 2.
[0047]
【The invention's effect】
According to the present invention, by using together less than 2% by weight of 3-methoxy-3-methyl-1-butanol and a specific HLB nonionic surfactant, it is transparent and cloudy even when stored at low temperature. Therefore, an aqueous composition having excellent stability can be obtained. Moreover, the transparency stability can be further improved by using at least a part of the oil component as a hydrocarbon.
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