JP3619953B2 - 河川構造物用複合杭を用いた河川構造物及びその河川構造物を用いた背割り堤 - Google Patents

河川構造物用複合杭を用いた河川構造物及びその河川構造物を用いた背割り堤 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川の水底地盤に打設して使用する河川構造物用複合杭と、これを用いた河川構造物、並びにその河川構造物を用いた背割り堤に関する。
【0002】
【従来の技術】
水底地盤に所要の間隔で立設した複数本の杭により囲繞区画した空域内に石材又はコンクリートブロック等の消波材を乱積みしてなる消波構造物は、たとえば、図14に示すように、水底地盤に複数本の杭1…を所要の間隔で縦横に立設し、それらの杭1…が囲繞区画する空域内に、石材又はコンクリートブロック等の消波材2…を乱積みし、杭1…の上端に上部工3を施工し、さらに必要に応じ、沖側に消波工4を施工したものが、特公昭62−37168号公報等に記載される等して、従来公知であり、それは力学的には非常に安定した構造であるとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記杭1として使用するH形鋼等の鋼杭は、乾湿を繰り返す部分において腐食が激しく、特に、渇水時と洪水時との水位差が大きい我が国の河川では、鋼杭の乾湿を繰り返す部分が非常に多くなるために、その防食処理が重要となるが、従来提案されている防食法では、いずれも一長一短で工費が高く、施工も難しいという共通の欠点がある。
【0004】
また、図15,16に示すように、大小2つの河川(イ),(ロ)の合流部分では、大きな河川(イ)の水位が高くなると、その河川水が水位の低い小さな河川(ロ)に逆流する現象が生ずる。その逆流現象を防止するために、従来では、それら2つの河川(イ),(ロ)の合流部分に土盛りによる背割り堤5を所要の長さで築造している。
【0005】
しかし、土盛りによる従来の背割り堤5では、両河川(イ),(ロ)の流下断面を大幅に減少させてしまうばかりでなく、その流下断面の減少を補うために、図16に示す築堤(ハ)を、(ハ)′で示す堤内側に移動させる移設工事を必要とする場合があり、結果として河川の占有面積を増大し、堤内地には補償問題を生ずるという欠点がある。
【0006】
本発明は、水位差に拘わらずに鋼杭の腐食を防止できる河川構造物用複合杭とともに、安定性が高く、しかも、河川の流下断面を減少させることなく、従ってまた、築堤の移設工事等を行う必要がない河川構造物と、これを用いた背割り堤の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の河川構造物用複合杭Aは、表面に防食処理を施した鋼杭6に、プレストレスト・コンクリート等の耐食・耐摩耗性覆管7が嵌装されているものである。
【0008】
請求項2記載の河川構造物Bは、耐食・耐摩耗性覆管7の上方に鋼杭6の頭端部6aを突出させた河川構造物用複合杭Aを、所要の空域を囲繞区画するようにして水底地盤に所要の間隔で多数立設するとともに、それらの鋼杭6の頭端部6aを連結鋼材10により連結し、また、その空域内に、河川水の透過を阻止する不透過壁11を立設し、かつ、石材又はコンクリートブロック等の消波材12を投入乱積みし、さらに、上部コンクリートを打設して鋼杭6の頭端部6a,連結鋼材10及び不透過壁11の上部を埋設した上部覆工13を施工してなる。
【0009】
請求項3記載の河川構造物Cは、耐食・耐摩耗性覆管7の上方に鋼杭6の頭端部6aを突出させた河川構造物用複合杭Aを、所要の空域を囲繞区画するようにして水底地盤に所要の間隔で多数立設するとともに、それらの鋼杭の頭端部を連結鋼材により連結し、また、その空域内に石材又はコンクリートブロック等の消波材を投入乱積みし、かつ、その空域の外側至近位置に、河川水の透過を阻止する不透過壁を立設し、さらに、上部コンクリートを打設して鋼杭の頭端部,連結鋼材及び不透過壁の上部を埋設した上部覆工を施工してなる。
【0010】
請求項4記載の河川構造物Gは、耐食・耐摩耗性覆管7の上方に鋼杭6の頭端部6aを突出させた河川構造物用複合杭Aを、互いに離間した位置に2つの所要の空域を各別に囲繞区画するようにして水底地盤Gに所要の間隔で多数立設するとともに、それらの鋼杭6の頭端部6aを連結鋼材18により連結し、また、それら2つの空域の間に、河川水の透過を阻止する不透過壁19を立設し、かつ、石材又はコンクリートブロック等の消波材12を不透過壁19の両側及び2つの各空域内に投入乱積みし、さらに、上部コンクリートを打設して鋼杭6の頭端部6a,連結鋼材18及び不透過壁19の上部を埋設した上部覆工20を施工してなる。
【0011】
請求項5記載の河川構造物は、複数本の鋼材を縦横に配列して格子状にしてなる敷設枠E上に、格子目から脱出することなくそれに係合する大きさの石材又はコンクリートブロック等の消波材17を乱積みしてなる根固め工Dを、河川構造物Cに隣接する水底地盤Gに敷設した構成のものである。
【0012】
請求項6記載の河川構造物を用いた背割り堤は、複数本の鋼材を縦横に配列して格子状にしてなる敷設枠上に、格子目から脱出することなくそれに係合する大きさの石材又はコンクリートブロック等の消波材を乱積みしてなる根固め工を、河川構造物に隣接する水底地盤に敷設した構成になっている。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜3を参照して、本発明河川構造物用複合杭の一実施形態に係る複合杭Aについて説明する。
【0014】
6は、たとえば公知の防食塗料等を表面に塗布することによる防食処理が施されたH形鋼からなる鋼杭で、それは、河川の水底地盤Gに適宜の手段によって打設されて、所要長さの頭端部6aを、水位FW1から上方に突出させた状態で垂直に起立している。なお、FW1は、河川(イ)における最大洪水時等の高水位、DWは渇水時等の低水位を示している。
【0015】
7は、プレストレスト・コンクリート(Prestressed Concrete)、プレストレス・ハイ・ストレングス・コンクリート(Prestress High strength Concrete(PHC))等の耐腐食・耐摩耗性覆管(以下、覆管という)である。
【0016】
その覆管7は、上記鋼杭6に嵌装した状態において、該鋼杭6と同様に水底地盤Gに適宜の手段により打設され、それの頭端部7aを、後述する上部覆工13の底面付近まで延出させた状態で垂直に起立している。
【0017】
それら鋼杭6と覆管7とは互いの中心を一致させ、かつ、鋼杭6の頭端部6aは覆管7の頭端部7aからさらに上方に突出している。
【0018】
8は、図2,3に示すように、鋼杭6と覆管7との間に形成されている空隙であって、かつ、水底地盤Gから覆管7の頭端部7a近傍までの間の部分に充填した、砂利等の緩衝材である。
【0019】
9は、上記空隙であって、かつ、砂利等の緩衝材8の上側に充填したコンクリートである。
【0020】
上記構成から明らかな通り、鋼杭6は、これの表面に防食処理を施しているとともに、砂利等の緩衝材8に埋設され、かつ、覆管7を嵌装した状態になっていて、直接乾湿作用を受けることがなく、しかも、直接波浪の衝接を受けることもないので、腐食することがないのはもちろん摩耗することもない。
【0021】
また、本発明複合杭Aは、文字どおり、鋼杭6,覆管7,それらの間に充填された砂利等の緩衝材8からなる複合体であるから、従来の鋼杭単独の場合に比べて、杭としての力学的強度を増大させているものである。
【0022】
次に、図4〜8を参照して、上記構成の複合杭Aを用いた本発明河川構造物の第1の実施形態に係る河川構造物Bについて説明する。
【0023】
図6の河川構造物Bは、上記構成の複合杭Aを、所要の空域を囲繞区画するようにして水底地盤Gに所要の間隔(消波材が抜脱しない適宜の間隔)で平面方形枠となるように多数立設するとともに、それらの鋼杭6の頭端部6aを連結鋼材10により連結し、また、その空域内に、河川水の透過を阻止する不透過壁11を立設し、かつ、石材又はコンクリートブロック等の消波材12を投入乱積みし、さらに、鉄筋コンクリート等の上部コンクリートを打設して鋼杭6の頭端部6a,連結鋼材10及び不透過壁11の上部を埋設した上部覆工13を施工してなるものである。
【0024】
不透過壁11は、河川構造物Bの内部で連続して立設されるものであるが、図6は、その先端部の平面図であるから、不透過壁11は、杭枠体の先端部から若干内側の位置で止めてある。
【0025】
上記不透過壁11としては、たとえば鉄筋コンクリート等からなるものの他、地下鉄工事等で構築する従来公知の連続壁を採用できる。なお、FW2は河川(ロ)の増水時の水位を示している。
【0026】
この河川構造物Bにおいて、複合杭Aは、従来のように鋼杭を単独使用する場合に比べて覆管の分だけ外径を大きくしているので、同じ杭心距離をおいて立設する場合、鋼杭単独使用に比し複合杭Aの方が、隣接杭間の隙間を小さくする。
【0027】
また、複合杭Aを構成する鋼杭が、直接乾湿作用を受けることも直接波浪の衝接を受けることもなく腐食や摩耗のおそれがないのに加え、その複合杭Aの剛性が鋼杭単独の場合に比べて大きいので、河川構造物B全体の力学的強度もまた増大し、耐久性に富むものとなっている。
【0028】
次に、図9,10を参照して、上記構成の複合杭Aを用いた本発明河川構造図の第2の実施形態に係る河川構造物Cについて説明する。
河川構造物Cは、上記構成の複合杭Aを、所要の空域を囲繞区画するようにして水底地盤Gに所要の間隔(消波材が抜脱しない適宜の間隔)で平面略田の字枠形となるように多数立設するとともに、それらの鋼杭6の頭端部6aを連結鋼材15aにより連結し、また、その空域内に石材又はコンクリートブロック等の消波材12を投入乱積みし、かつ、その空域の外側至近位置に、河川水の透過を阻止する不透過壁14を立設し、さらに、鉄筋コンクリート等の上部コンクリートを打設して鋼杭6の頭端部6a,連結鋼材15a及び不透過壁14の上部を埋設した上部覆工15を施工してなるものである。
【0029】
不透過壁14は、前記不透過壁11と同様に、たとえば鉄筋コンクリート等からなるものの他、地下鉄工事等で構築する従来公知の連続壁を採用できる。
【0030】
図11に示すように、河川構造物Cを築堤16に埋設することにより、従来の築堤における堤外側の斜線部分S1と、堤内側の斜線部分S2を削減することができる。
すなわち、堤外側の斜線部分S1を削減できることにより、流下断面を増大させ、また、堤内側の斜線部分S2を削減できることにより、堤内地を有効利用できる。
【0031】
河川構造物Cに隣接する水底地盤、詳しくは、河川側の水底地盤には、根固め工Dが敷設されている。
根固め工Dは、複数本の鋼材を縦横に配列して格子状にしてなる敷設枠E上に、格子目から脱出することなくそれに係合する大きさの石材又はコンクリートブロック等の消波材17を乱積みしてなるものである。
この根固め工Dにより、河川構造物Cの複合杭A…が洗掘により倒壊することを防止できる。
【0032】
図12は、前記図15,16に示す2つの河川(イ),(ロ)の間に、上記の河川構造物Bと同様の構成からなる河川構造物B′を背割り堤として配設するとともに、その河川構造物B′の対岸に、上記の河川構造物Cと同様の構成からなる河川構造物C′を築造して護岸し、また、河川構造物B′とC′との間の川床を掘削して流下断面を増加させた例を示している。なお、Fは上記の根固め工Dと同様の構成からなる根固め工である。また、MWは平常時等の中水位を示している。
【0033】
河川構造物B′を背割り堤として使用することにより、高水位の河川(イ)の河川水が、低水位の河川(ロ)に流入することを阻止できる。また、背割り堤としての河川構造物B′と河川構造物C′とにより河川(ロ)を護岸しているので、それらの間の河床を掘削することができ、河川の流下断面を減少させることがない。すなわち、築堤(ハ)を堤内側に移設する必要がないものである。
【0034】
図13を参照して、上記構成の河川構造物用複合杭Aを用いた本発明河川構造物の第3の実施形態に係る河川構造物Hについて説明する。
【0035】
この河川構造物Hは、上記構成の複合杭Aを、互いに離間した位置に2つの所要の空域を各別に囲繞区画するようにして、水底地盤Gに所要の間隔(消波材が抜脱しない適宜の間隔)で平面方形枠をなすように多数立設するとともに、それらの鋼杭6の頭端部6aを連結鋼材18により連結し、また、それら2つの空域の間に、河川水の透過を阻止する不透過壁19を立設し、かつ、石材又はコンクリートブロック等の消波材12を不透過壁19の両側及び2つの各空域内に投入乱積みし、さらに、鉄筋コンクリート等の上部コンクリートを打設して鋼杭6の頭端部6a,連結鋼材18及び不透過壁19の上部を埋設した上部覆工20を施工してなるものである。
【0036】
上記不等壁19は、上記不等壁11,14と同じく、たとえば鉄筋コンクリート等からなるものの他、地下鉄工事等で構築する従来公知の連続壁を採用できる。また、2つの空域の間は、数mの間隔に設定することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明によれば次の効果を得ることができる。
【0038】
本発明河川構造物用複合杭は、表面を防食処理した鋼杭に、プレストレスト・コンクリート等の耐食・耐摩耗性覆管が嵌装されているので、鋼杭は、直接乾湿作用を受けることがないとともに直接波浪の衝接を受けることもないので、腐食することがないのは勿論摩耗することもない。
【0039】
また、この河川構造物用複合杭は、文字どおり、表面を防食処理した鋼杭,耐食・耐摩耗性覆管,それらの間に充填された砂利等の緩衝材からなる複合体であるから、杭としての力学的強度を増大させることができる。
【0040】
本発明河川構造物は、上記構成の複合杭が、従来のように鋼杭を単独使用する場合にくらべて耐食・耐摩耗性覆管の分だけ外径を大きくしているので、同じ杭心距離をおいて立設する場合、鋼杭単独使用に比し本複合主杭の方が、隣接杭間の隙間を小さくし、従って、より小径の消波材を使用してもその隙間から抜脱させず、その経済的メリットは極めて大きい。
【0041】
複合杭を構成している鋼杭が、直接乾湿作用を受けることも波浪の衝接を受けることもないので、腐食や摩耗のおそれがなく、しかも、その複合主杭の剛性が鋼杭単独の場合に比べて大きいので、構造物全体の力学的強度もまた増大し、耐久性に富み、従来のように、波力を低減させて杭の摩耗被害を防ぐ消波工の設置を不要にすることができる。
【0042】
河川構造物に隣接水底地盤に、敷設枠に消波材を乱積みしてなる根固め工を敷設することにより、本発明河川構造物の耐久性は一段と改善される。
【0043】
不透過壁を設けるとともに、それの周囲に消波材を投入乱積みしているので、河川水の透過を完全に阻止できるとともに安定性が向上し、また、従来の河川構造物すなわち土盛りの築堤に比較して、その断面積を小さくすることができる。
【0044】
本発明の背割り堤は、上記構成の河川構造物を利用しているので、従来の土盛りのものに比較して、その断面積を大幅に減少させることができる。従って、河川の占有面積を減少させることができ、また、築堤の移設工事等を行う必要がなく補償問題も起こらず、むしろ堤内地の有効活用が図られ極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】水底地盤に起立させた本発明に係る複合主杭の一実施形態の側面図である。
【図2】同上の拡大横断面図である。
【図3】同上の要部拡大断面図である。
【図4】本発明に係る河川構造物の第1の実施形態を示す概略正面図である。
【図5】同上の概略側面図である。
【図6】それの概略平面図である。
【図7】図5の要部拡大図である。
【図8】図6の要部拡大図である。
【図9】本発明に係る河川構造物の第2の実施形態を示す概略平面図である。
【図10】それの概略側面図である。
【図11】その河川構造物を埋設した築堤の断面図である。
【図12】大小2つの河川の合流部分に河川構造物を背割り堤として設置した断面図である。
【図13】本発明に係る河川構造物の第3の実施形態を示す概略側面図である。
【図14】従来公知の消波構造物の側面図である。
【図15】大小2つの河川が合流する部分の平面図である。
【図16】そのP−P線における背割り堤の断面図である。
【符号の説明】
6 鋼杭
6a 頭端部
7 耐食・耐摩耗性覆管
8 緩衝材
10,15a,18 連結鋼材
11,14,19 不透過壁
12 消波材
13,15,20 上部覆工
A 河川構造物用複合杭
B,C,,C′,H 河川構造物
B′ 背割り堤としての河川構造物
D,F 根固め工
E 敷設枠

Claims (5)

  1. 表面を防食処理した鋼杭に、プレストレスト・コンクリート等の耐食・耐摩耗性覆管が嵌装されている河川構造物用複合杭が、耐食・耐摩耗性覆管の上方に鋼杭の頭端部を突出して形成されており、その河川構造物用複合杭を、所要の空域を囲繞区画するようにし、かつ耐食・耐磨耗性覆管の下端を水底地盤突入させるようにして所要の間隔で多数立設するとともに、前記鋼杭の頭端突出部を連結鋼材により連結し、また、その空域内に、河川水の透過を阻止する不透過壁を立設し、該不透過壁の両側に、石材又はコンクリートブロック等の消波材を投入乱積みし、さらに、上部コンクリートを打設して鋼杭の頭端部,連結鋼材及び不透過壁の上部を埋設した一体的上部覆工を施工していることを特徴とする河川構造物。
  2. 表面を防食処理した鋼杭に、プレストレスト・コンクリート等の耐食・耐摩耗性覆管が嵌装されている河川構造物用複合杭が、耐食・耐摩耗性覆管の上方に鋼杭の頭端部を突出して形成されており、その河川構造物用複合杭を、所要の空域を囲繞区画するようにし、かつ耐食・耐磨耗性覆管の下端を水底地盤突入させるようにして所要の間隔で多数立設するとともに、それらの鋼杭の頭端部を連結鋼材により連結し、また、その空域内に石材又はコンクリートブロック等の消波材を投入乱積みし、かつ、その空域の外側至近位置に、河川水の透過を阻止する不透過壁を立設し、該不透過壁の両側に、上部コンクリートを打設して鋼杭の頭端部,連結鋼材及び不透過壁の上部を埋設した一体的上部覆工を施工していることを特徴とする河川構造物。
  3. 表面を防食処理した鋼杭に、プレストレスト・コンクリート等の耐食・耐摩耗性覆管が嵌装されている河川構造物用複合杭が、耐食・耐摩耗性覆管の上方に鋼杭の頭端部を突出して形成されており、その河川構造物用複合杭を、互いに離間した位置に2つの所要の空域を各別に囲繞区画するようにし、かつ耐食・耐磨耗性覆管の下端を水底地盤突入させるようにして所要の間隔で多数立設するとともに、それらの鋼杭の頭端部を連結鋼材により連結し、また、それら2つの空域の間に、河川水の透過を阻止する不透過壁を立設し、かつ、石材又はコンクリートブロック等の消波材を、前記不透過壁の両側及び2つの各空域内に投入乱積みし、さらに、上部コンクリートを打設して鋼杭の頭端部,連結鋼材及び不透過壁の上部を埋設した上部覆工を施工していることを特徴とする河川構造物。
  4. 複数本の鋼材を縦横に配列して格子状にしてなる敷設枠上に、格子目から脱出することなくそれに係合する大きさの石材又はコンクリートブロック等の消波材を乱積みしてなる根固め工を、河川構造物に隣接する水底地盤に敷設したことを特徴とする請求項1,2又記載の河川構造物。
  5. 請求項1,2,3又記載の河川構造物を、2つの河川の合流部分に所要の長さにして築造しことを特徴とする河川構造物を用いた背割り堤。
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