JP3615955B2 - Centrifugal dehydrator - Google Patents
Centrifugal dehydrator Download PDFInfo
- Publication number
- JP3615955B2 JP3615955B2 JP04090699A JP4090699A JP3615955B2 JP 3615955 B2 JP3615955 B2 JP 3615955B2 JP 04090699 A JP04090699 A JP 04090699A JP 4090699 A JP4090699 A JP 4090699A JP 3615955 B2 JP3615955 B2 JP 3615955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- suppression
- rear end
- discharge
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、下水汚泥や工業排水等の濃縮、脱水、固形物及び分離水の回収を、遠心力により行うようにした。直胴型の遠心脱水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
汚泥等の固液分離には、従来一般に、デカンタ型の遠心脱水機が使用されている。この脱水機は図18に示すように、横長の直胴部30の先に円錐筒31を接続して形成した、高速回転されるボウル(外側回転筒)1内に、内筒(内側回転筒)11に螺旋翼12を設けた、ボウル1と相対速度差をもって回転されるスクリューコンベア10を収容し、内筒11よりボウル1の前後中央部内に汚泥等の原液aを供給して、遠心力により固液分離を行うものである。そして、ボウル1内で遠心力により、沈降分離された脱水ケーキbは、螺旋翼12により前端部に向けて順次掻き寄せられて行き、円錐筒31内でさらに圧密脱液作用を受け、前端の排泥口6より機外に排出され、分離液Cの方は、反対側であるボウル1の後端壁3に設けた排出孔7からオーバーフローして流出されるようになっている。
【0003】
このデカンタ型遠心分離機では、ボウル1内にろ液を貯めこむため、ろ液が、ケーキを排出する排泥口6から出てしまわないようにするために、分離液の排出孔32と同程度以上のレベル(水位)まで前端を小径に絞った円錐筒31を必要としているのが特徴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のデカンタ型遠心脱水機では、原液aは、ボウル1の中央部に供給されたとき、供給直後のボウル直胴部30においては、高い遠心力場(約2000〜3000G)により固液分離されるものの、脱水ケーキbが排出されるボウル円錐部31では、回転中心からの距離(径)が短かくなるために、直胴部30の回転中心に近い含水率の比較的に高いケーキのみが排出され、回転中心から遠い含水率の比較的低いケーキは滞留したまま排出されないようになる。
【0005】
また、脱水ケーキbは、ボウル内の水位を越えて排出させるための大きな傾斜の円錐筒を通過するので、この部分でのスリップをおこして排出が悪くなり、分離液と共に、汚泥が分離液排出口7より排出して分離液が汚くなる等の欠点がある。また、排出される脱水ケーキは、直胴部31の回転中心に近い含水率の比較的高いものが排出されることから、排出される脱水ケーキの含水率を低くするために、ボウル1の回転数を必要以上に高め(約2,000 〜3,000 rpm )て運転しているのが実状である。したがって大きな動力を要している。
【0006】
本発明は、上述のようなデカンタ型遠心脱水機における問題点を解決するためになされたもので、脱水の促進によって脱水効率の向上が図れるとともに、ボウル回転数の低減化が実現でき、動力の節減と装置の簡易、小型化のできる、直胴型の遠心脱水装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の脱水装置では、効率のよい固液分離と、分離液のすみやかな排出が行えるようにするために、分離液を排出するろ液排出部を回転中心からの距離が長くなる位置に設ける。それによって、供給原液のすみやかな分離と脱液が行われ、ボウル内に水面の生ずるのを防ぐとともに、脱水ケーキの滞留時間が長くとれるようにしている。そして、ボウルは直胴型に形成し、脱水ケーキの排出される前端部に、脱水ケーキを圧密するために抑圧環と抑圧鍔を突設して吐出口を狭く形成しており、それによって排出される脱水ケーキの含有率の低下を図っている。そして、本発明の装置では、分離液の排出口をボウル後端壁の外周部に設けたことにより、分離液はすみやかに排出され、ボウル内の水面はほとんど生じなくなる。
【0008】
原液は、ボウル内に供給されると直ちに遠心分離によって、分離液が排出され、固形分の脱水ケーキはさらに遠心分離を受けながら搬送、掻き寄せられて排出されることになる。そのため、脱水ケーキ含水率の低下及びボウル回転数の低減が図れ、動力が少なくてすむようになる。また、分離液は原液供給直後に排出されるので、ボウル内の水位が極めて浅くなる。したがって、従来のデカンタ型の遠心脱水機の欠点である、脱水ケーキが水面を越えて排出するために必要な、傾斜した長い円錐部を設けなくてすむことになり、ボウルが短尺で装置全体の簡易化が図れることにもなる。
【0009】
また、本発明の装置では、脱水ケーキの吐出口の広さを調節できるように、ボール前端部に設ける抑圧環をボウルの長さ方向に進退調節できるようにすることができる。また、ろ液の排出個所を、ボウル後部の周壁に設けることができ、さらには、ボウル周壁に設けたろ液排出部に対し、それに付着する汚泥を掻き落とすための掻取翼を設けたものとすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図4は本発明装置の一実施例を示し、図5〜図13は脱水ケーキ排出部の他の実施例を示し、また、図14〜図17は分離液排出部の他の実施例を示したものである。
【0011】
図1〜図4において、1は高速回転されるボウル(外側回転筒)で、横型円筒の直胴形をなし、その前後の両端壁2,3の中央部には中空軸4,5が突設され、図示を略した軸受に支承されて、駆動装置により高速回転されるようになっている。そして、ボウル1の前端部の周壁には、周方向に沿って複数の排泥口6が隔設されている。
【0012】
また、ボウル1の後端壁3には、回転中心からの距離ができるだけ長くとれる位置である外周部近傍に位置して、分離液の排出口7が設けられている。この排出孔7は例えば図2に示すように、複数の扇形のものを周方向に隔設したり、或は、図示を略したが、後端壁3の外周部に沿って多数の小孔を隔設するのがよい。本発明では、分離液の排出を回転中心からできるだけ離れた位置で行えるようにすることが重要であり、それによって、分離液の排出がすみやかに行われるようになるとともに、ボウル1内の水位が殆んど形成されぬか、形成されても極く浅くてすむことになり、それが脱水性能を向上させることになる。
【0013】
また、ボウル1の排泥口6の設けられた直後の内周には、排出される際の脱水ケーキbに圧密作用を与えるための抑圧環8が突設されている。この抑圧環8は、断面が山形をなし、その後端面はテーパー面8aに形成されている。
【0014】
10はボウル1内に収容されたスクリューコンベアで、横型円筒形の回転胴11の外周に螺旋翼12が巻装されており、その両端部を、ボウル1の中空軸4,5のボウル内突出部に支承され、中空軸4に挿通された回転軸13により、ボウル1と所要の速度差をもって回動されるようになっている。そして、回転胴11の後部内には、原液aの供給室14が設けられ、その周壁には、ボウル1と回転胴11との間の環状空間17と通ずる供給口15が開設されているとともに、ボウル1の後部中空軸5より挿通された原液の供給管16が供給室14に開口して設けられている。また、回転胴11の前端部の、上記抑圧環8と対向する外周には、後端に向く側をテーパ面18aとした、上記抑圧環8より大きな断面山形の抑圧鍔18が周設されており、それらの間に狭い押出口19が形成されている。なお、上記テーパー面8a,18aは、それに代えて垂直面としてもよい。
【0015】
上記の装置において、脱水処理する原液aは、矢印のように供給管16から供給室14に入り、供給口15から環状空間17内に供給され、ボウル1及びスクリューコンベア10の回転の遠心力で固液分離されながら螺旋翼12により前端に向け搬送されるようになる。そして、分離された液体分である分離液Cは、後端壁の排出孔7より機外に排出される。
【0016】
固形分と液分を含む脱水ケーキbは、螺旋翼12によってボウル1の前端方向へと掻き寄せられて行きながら、さらに遠心力による分離作用を受けて、残留液分の分離が進み、その分離液Cも排出孔7より排出される。ボウル1の前部に搬送された脱水ケーキbは、ボウル1前端部に突設された抑圧環8と回転胴11の前端部の抑圧鍔18とで圧密作用を受け、両者間の狭い吐出口19より排泥口6へと流出される。
【0017】
上記本発明の装置では、原液aはボウル1の後部に供給され、ボウル1の前端へと搬送されながら脱液され、分離液Cはボウル1後端壁3の外周部に設けられた排出孔7から排出されるため、ボウル1内の水位はデカンタ型のものに比べはるかに浅いものとなる。そして、水位が極めて浅いことから、ボウル1内に乱流の生ずることがなく、脱水ケーキの滞留時間も長くなるとともに、ボウル1は円筒形であるため、その全長にわたって高い遠心力を受け、分離能が高く維持できることになる。また、ボウル1前端に掻き寄せられた脱水ケーキは、そこで圧密されて、さらに脱液が行われて排出される。したがって、従来のような、直胴部の先の長大な円錐筒部は必要なくなり、ボウル全長の長さも短くてすむことになるとともに、ボウルの回転数も低減できることになる。
【0018】
図5〜図8は、ボウル1先端部における抑圧環を設けた部分の他の実施例を示したものである。この実施例では、さきの実施例におけるような固定されたものではなく、ボウル1に対しその長さ方向に、進退調節自在となっている。すなわち、この抑圧環20は、ボウル1とは別体となっており、さきの抑圧条環8と同様に、断面が山形をなし、その後端面がテーパー面21aまたは垂直面に形成された、ボウル1の内周と摺動自在に接合する環部21の外周面に、周方向に隔設された各排泥口6の中に突入する取付片22が突設された構造となっている。
【0019】
そして、抑圧環20の各取付片22とボウル1(排泥口6の後端面)との間に、例えば薄板の積層によるスペーサ23が介入され、取付片22からスペーサ23を貫通する取付ボルト24によりボウル1に着脱自在に取り付けられている。したがって、スペーサ23の厚さを変えることによって、抑圧環20は、図7矢印のようにボウル1の長手方向に進退調節されることになる。それにより、これと対向する抑圧鍔18との間に形成されている吐出口19の広さが調節される。その結果、脱水ケーキの抑制による圧密作用の調節が自在にでき、脱水率の向上が図れるとともに、安定した脱水ケーキを得ることができ、また、各種性状の汚泥に対して広く適用できることになる。
【0020】
上記実施例では、抑圧環20の頂部21bが押圧鍔18の頂部18bより後方(排出口側)に位置するようになっているが、図9に示すように、逆の前方に位置させることもできる。また、図10、図11に示すように、抑圧環20の環部21の断面形状を径方向に長い板状のものとし、その後面をほぼ直立面21cに形成することができ、そして、抑圧環20の頂部21bに対する抑圧鍔18の頂部18bの位置を後方(図10)または前方(図11)にずらせたものとすることができる。
【0021】
また、図12、図13に示すように、上記とは逆に抑圧鍔18の方の断面形状を径方向に長い板状のものとし、その後面をほぼ直立面18cに形成することもできる。この場合も、抑圧環20の頂部21bに対する抑圧鍔18の頂部18bの位置を後方(図12)または前方(図13)にずらせたものとすることができる。
【0022】
また、本発明の装置では、ろ液の排出個所をボウル1の周壁に設けたものとすることができる。図14、図15はその実施例を示したものである。この実施例では、後端壁3には排出口を設けず、それに代ってボウル1の後部の周壁に、ろ液の排出部25を設けており、このろ液排出部25は、例えば図10に示すように、周方向に沿って多数開設された排出孔26とその内側に、固形分をろ過する多孔質プラスチック成形体や金網、セラミック、金属の焼結体、ろ布等によるスクリーン27を添設した構造となっている。なお、このろ液排出部25は、上記のような構造に限定されるものではなく、排出孔26とスクリーン27との組合せによるものであれば、適宜構造を変更することができる。
【0023】
このように、ろ液の排出個所をボウル1の周壁に設けたものでは、分離液Cは原液供給後直ちに排出されるようになるので、ボウル1内には殆んど水面が生ずることなく、したがって、固液分離、脱水がより効率よく行われることになる。
【0024】
また、本発明の装置では、図16に示すように、ろ液の排出個所を、図1〜図5の実施例のようにボウル後端壁3と図14、図15の実施例のように、ボウル1の周壁に設けたものとすることができる。すなわち、後端壁には排出口7を設け、ボウル周壁にはろ液排出部25を設けるのである。このようにすれば、排出口7とろ液排部25との両方から分離液Cの排出が行われるので、濃度の薄い汚泥の処理や高負荷に対しても能率のよい処理が可能となる。
【0025】
図17は、ろ液排出部25に付着する汚泥を掻き取る手段を設けた実施例を示したものである。すなわち、この実施例では、スクリューコンベア10の方に、上記ろ液排出部25と対応して、螺旋翼12の一部を切り欠き、その部分の回転筒11に、先端がスクリーン27と摺接して、スクリーン27に付着した汚泥の掻取翼28の複数が放射状に装着されている。なお、この掻取翼28は、スクリーン27に付着の汚泥を単に掻き取るだけでなく、その汚泥や脱水ケーキに対しての搬送力を有するように、軸線に対して角度を保つようにするのが好ましい。また、この図17の実施例では、ボウル1の後端壁3に排出口7を設けたものとなっているが、この排出口7は設けないでもよい。
【0026】
ろ液排出部25のスクリーン27に付着した汚泥の掻き取りは、スクリューコンベア10の螺旋翼12によってもある程度行える。しかし、螺旋翼12とスクリーン27の内面との間には多少の隙間が存在するとともに、ボウル1とスクリューコンベア10との回転速度差は僅かなものであることから、螺旋翼12による掻き取りは緩慢であるため、汚泥の掻き取りが不十分となって、スクリーン27に目詰りが生じ分離水の排出が悪くなる。そこで、この実施例の装置では、スクリーン8に摺接する掻取翼28を設けて汚泥の掻き取りが積極的に行えるようにしているのである。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遠心脱水装置によれば、ろ液(分離液)の排出部をボウル後部の軸心より遠い周壁或は後端壁の外周部に設けるとともに、原液をろ液排出部(排出孔)のあるボウルの後部内に供給するようにするとともに、ボウル前端部とスクリューコンベアの回転筒の前端部に対向して抑圧環と抑圧鍔を設けたので、次のように多くの優れた効果を奏する。
【0028】
(1)原液は供給後直ちに遠心分離されてろ液の排出が行われるので、ボウル内に水面が殆んどできず、したがって、従来機のように、ボウル内に水面ができることから長い傾斜で絞りを大きくした長大な円錐筒を設けないですむとともに、ろ液はボウルの周壁近くから直ちに排出されるので、ボウル内に水面が殆んどできず、したがってボウル内での逆流がなく、脱水率のよいケーキの搬送が円滑にできる。
【0029】
(2)原液の供給とろ液の排出部が近いので、原液が供給されると、直ちに、遠心分離と分離液の排出が行われることになり、脱水効率が高いので、ボウルの回転数を低くしても、従来機同様の脱水効率が得られ、動力が少なくてすむことになる。
【0030】
(3)脱水ケーキはその出口で抑圧環と抑圧鍔により圧密作用を受けて脱水率がより向上され、特に抑圧環を進退調節できるようにした装置では、各種汚泥の性状に対応できるとともに、安定した脱水ケーキを得ることができる。
【0031】
(4)また、ろ液排出部を周壁に設けた装置では、スクリーンによるろ過が行われるので、分離水の性状も良好であり、かつ、ボウル内水面の発生するのを防ぐことができ、特に、汚泥掻取翼を設けた装置では、スクリーンに目詰まりの生ずるのを防止でき、運転効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す側断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】同B−B断面図である。
【図4】本発明装置前部の拡大側断面図である。
【図5】本発明装置の他の実施例を示す側断面図である。
【図6】同前部の拡大側断面図である。
【図7】同側断面図である。
【図8】同6のC−C断面図である。
【図9】抑圧環と抑圧鍔を設けた部分の他の実施例を示す要部の半截縦断面図である。
【図10】同さらに他の実施例を示したものである。
【図11】同さらに他の実施例を示したものである。
【図12】同さらに他の実施例を示したものである。
【図13】同さらに他の実施例を示したものである。
【図14】ろ液排出部の他の実施例を示す側断面図である。
【図15】ろ液排出部の拡大側断面図である。
【図16】ろ液排出部のさらに他の実施例を示す側断面図である。
【図17】同さらに他の実施例を示したものである。
【図18】従来のデカンタ型の装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ボウル
2 前端壁
3 後端壁
6 排泥口
7 ろ液の排出口
8 抑圧環
10 スクリューコンベア
11 回転胴
12 螺旋翼
14 供給室
15 供給口
16 供給管
17 環状空間
18 抑圧鍔
19 吐出口
20 抑圧環
21 環部
22 取付片
23 スペーサ
24 取付ボルト
25 ろ液排出部
26 排出孔
27 スクリーン
28 掻取翼[0001]
[Industrial application fields]
In the present invention, concentration, dehydration, solids and separated water of sewage sludge and industrial wastewater are collected by centrifugal force. The present invention relates to a straight barrel type centrifugal dewatering apparatus.
[0002]
[Prior art]
For solid-liquid separation of sludge and the like, a decanter type centrifugal dehydrator is generally used. As shown in FIG. 18, this dehydrator has an inner cylinder (inner rotating cylinder) in a bowl (outer rotating cylinder) 1 that is formed by connecting a conical cylinder 31 to the tip of a horizontally long
[0003]
In this decanter type centrifuge, since the filtrate is stored in the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional decanter type centrifugal dehydrator, when the stock solution a is supplied to the center of the
[0005]
Further, since the dewatered cake b passes through a large inclined conical cylinder for discharging it beyond the water level in the bowl, slipping occurs at this portion, resulting in poor discharge, and sludge is discharged together with the separated liquid. There are drawbacks such as discharge from the
[0006]
The present invention has been made to solve the problems in the decanter type centrifugal dehydrator as described above. The dehydration efficiency can be improved by promoting the dehydration, and the bowl rotational speed can be reduced. It is an object of the present invention to provide a straight barrel type centrifugal dewatering device that can save and make the device simple and compact.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the dehydrating apparatus of the present invention, in order to perform efficient solid-liquid separation and quick discharge of the separated liquid, a filtrate discharge section for discharging the separated liquid is provided at a position where the distance from the rotation center becomes long. . As a result, the feed stock solution is promptly separated and drained to prevent the formation of a water surface in the bowl, and the residence time of the dehydrated cake can be increased. The bowl is formed in a straight barrel shape, and a discharge ring is formed narrowly by projecting a suppression ring and a suppression rod in order to consolidate the dehydrated cake at the front end where the dehydrated cake is discharged. The content of dehydrated cake is reduced. In the apparatus of the present invention, the separation liquid discharge port is provided on the outer peripheral portion of the rear end wall of the bowl, so that the separation liquid is quickly discharged and the water surface in the bowl hardly occurs.
[0008]
As soon as the stock solution is supplied into the bowl, the separated solution is discharged by centrifugation, and the solid dehydrated cake is further conveyed, scraped and discharged while being centrifuged. As a result, the moisture content of the dehydrated cake can be reduced and the number of rotations of the bowl can be reduced, so that less power is required. Further, since the separation liquid is discharged immediately after the stock solution is supplied, the water level in the bowl becomes extremely shallow. Therefore, it is not necessary to provide the long inclined cone part required for discharging the dewatered cake beyond the surface of the water, which is a disadvantage of the conventional decanter type centrifugal dehydrator. Simplification can also be achieved.
[0009]
Further, in the apparatus of the present invention, the suppression ring provided at the front end of the ball can be adjusted to advance and retreat in the length direction of the bowl so that the width of the discharge port of the dewatered cake can be adjusted. In addition, a filtrate discharge point can be provided on the peripheral wall of the rear part of the bowl, and further, a scraping blade for scraping off sludge adhering to the filtrate discharge part provided on the peripheral wall of the bowl is provided. can do.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 4 show an embodiment of the apparatus of the present invention, FIGS. 5 to 13 show other embodiments of the dewatered cake discharge section, and FIGS. 14 to 17 show other embodiments of the separation liquid discharge section. An example is shown.
[0011]
1 to 4,
[0012]
The
[0013]
In addition, a
[0014]
[0015]
In the above apparatus, the stock solution a to be dehydrated enters the
[0016]
The dehydrated cake b containing the solid content and the liquid content is further scraped toward the front end of the
[0017]
In the apparatus of the present invention, the stock solution a is supplied to the rear part of the
[0018]
5 to 8 show another embodiment of a portion provided with a suppression ring at the tip of the
[0019]
Then, between each mounting
[0020]
In the above embodiment, the
[0021]
Also, as shown in FIGS. 12 and 13, contrary to the above, the cross-sectional shape of the
[0022]
Further, in the apparatus of the present invention, the filtrate discharge point can be provided on the peripheral wall of the
[0023]
In this way, in the case where the filtrate discharge portion is provided on the peripheral wall of the
[0024]
Further, in the apparatus of the present invention, as shown in FIG. 16, the filtrate discharge points are arranged in the bowl
[0025]
FIG. 17 shows an embodiment in which means for scraping off the sludge adhering to the
[0026]
The sludge that has adhered to the
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the centrifugal dewatering device of the present invention, the filtrate (separation liquid) discharge part is provided on the peripheral wall far from the axis of the rear part of the bowl or the outer peripheral part of the rear end wall, and the stock solution is filtered. As it is supplied into the rear part of the bowl with the discharge part (discharge hole), a suppression ring and a suppression rod are provided facing the front end of the bowl and the front end of the rotating cylinder of the screw conveyor. There are many excellent effects.
[0028]
(1) Since the stock solution is centrifuged immediately after being supplied and the filtrate is discharged, the surface of the water is hardly formed in the bowl. Therefore, the surface of the water is formed in the bowl as in the conventional machine. It is not necessary to provide a long conical cylinder with a large diameter, and the filtrate is immediately discharged from the vicinity of the peripheral wall of the bowl. Good cake can be transported smoothly.
[0029]
(2) Since the supply of the stock solution and the discharge part of the filtrate are close, when the stock solution is supplied, the centrifugal separation and the discharge of the separated solution are performed immediately, and the dehydration efficiency is high. Even so, dehydration efficiency similar to that of the conventional machine can be obtained and less power is required.
[0030]
(3) The dewatering cake is subjected to compaction at the exit by the repression ring and repression, and the dewatering rate is further improved. In particular, the device that can adjust the retraction ring forward and backward can handle the characteristics of various sludges and is stable. Dehydrated cake can be obtained.
[0031]
(4) Further, in the apparatus in which the filtrate discharge part is provided on the peripheral wall, since the filtration is performed by the screen, the property of the separated water is good and the generation of the water surface in the bowl can be prevented. In the apparatus provided with the sludge scraping blade, the screen can be prevented from being clogged, and the operation efficiency is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an embodiment of the device of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 4 is an enlarged side sectional view of the front portion of the device of the present invention.
FIG. 5 is a side sectional view showing another embodiment of the device of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged side sectional view of the front portion.
FIG. 7 is a sectional side view of the same.
FIG. 8 is a sectional view taken along the line CC of FIG.
FIG. 9 is a semi-longitudinal longitudinal sectional view of a main part showing another embodiment of a portion provided with a suppression ring and a suppression collar.
FIG. 10 shows still another embodiment.
FIG. 11 shows still another embodiment.
FIG. 12 shows still another embodiment.
FIG. 13 shows still another embodiment.
FIG. 14 is a side sectional view showing another embodiment of the filtrate discharge part.
FIG. 15 is an enlarged side sectional view of a filtrate discharge part.
FIG. 16 is a side sectional view showing still another embodiment of the filtrate discharge portion.
FIG. 17 shows still another embodiment.
FIG. 18 is a side sectional view showing a conventional decanter type device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04090699A JP3615955B2 (en) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | Centrifugal dehydrator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04090699A JP3615955B2 (en) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | Centrifugal dehydrator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237630A JP2000237630A (en) | 2000-09-05 |
JP3615955B2 true JP3615955B2 (en) | 2005-02-02 |
Family
ID=12593562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04090699A Expired - Lifetime JP3615955B2 (en) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | Centrifugal dehydrator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3615955B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4153138B2 (en) | 2000-02-10 | 2008-09-17 | 株式会社クボタ | Centrifuge |
JP5191565B2 (en) * | 2011-02-25 | 2013-05-08 | 寿工業株式会社 | Centrifugal dehydration method and centrifugal dehydration apparatus |
JP6420861B2 (en) * | 2017-03-23 | 2018-11-07 | 株式会社広島メタル&マシナリー | Centrifugal dehydrator |
CN111420811A (en) * | 2020-04-26 | 2020-07-17 | 南京中船绿洲机器有限公司 | Spiral pusher mandrel structure of horizontal screw machine |
JP7402853B2 (en) * | 2021-11-19 | 2023-12-21 | 月島機械株式会社 | Slurry dehydration drying system and dehydration drying method |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP04090699A patent/JP3615955B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000237630A (en) | 2000-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6241902B1 (en) | Methods and apparatus for de-watering sludge | |
RU2223151C2 (en) | Centrifugal with additional section of rotor | |
JP2000509322A (en) | Decantation centrifuge | |
JP4924466B2 (en) | Centrifugal dehydrator | |
JP3775232B2 (en) | Screw press with concentration function | |
JP2010110661A (en) | Screw press | |
JP3615955B2 (en) | Centrifugal dehydrator | |
JP4702358B2 (en) | Screw press with concentration mechanism | |
JP4153138B2 (en) | Centrifuge | |
KR101437908B1 (en) | Vertical type screw dehydrator | |
JP2001029842A (en) | Centrifugal dehydrator | |
JP2013107022A (en) | Filter medium type centrifugal dehydrator | |
JP3997128B2 (en) | Centrifuge | |
JP2002153772A (en) | Centrifuge | |
JP2002273269A (en) | Centrifugal separator | |
JP2006272058A (en) | Centrifugal separator | |
JP2021186735A (en) | Filtering device | |
JP2002239416A (en) | Centrifugal separator | |
JP2002153771A (en) | Centrifuge | |
JP2000210591A (en) | Centrifugal dewatering machine | |
JP2000271510A (en) | Centrifugal dewatering apparatus | |
JP2002239415A (en) | Centrifugal separator | |
JP2002273270A (en) | Centrifugal separator | |
JP3675220B2 (en) | Continuous pressure dehydrator | |
JP2002153773A (en) | Centrifuge |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |