JP3615020B2 - ディジタル形脱調予測継電器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力系統の2電気所間の相差角δm を算出し、その所定時間将来の相差角δPmを予測するディジタル形脱調予測継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電力系統において、落雷などによりルート断事故が発生すると発電機が加速し、最終的に脱調に至ることがある。これを放置すると電力系統の崩壊を招くことになる。電力系統の安定度を維持するには、発電機が脱調に至ってから、この発電機を系統から分離するよりも、脱調に至る前の発電機を分離した方が効果が大きい。従って、脱調検出継電器よりも動作が速い脱調予測継電器が必要になってきている。
【0003】
従来、脱調予測継電器は2つの電気所間の電圧値データから、その電圧値データのベクトルの位相差、つまり相差角δm を算出し、その相差角δm データの過去から現在に至るまでの傾向によって将来の相差角δPmを予測し、その値が所定値以上となったことで動作出力するものである。
【0004】
図3は相差角δm を表わす図であり、図4は脱調予測継電器の特性図を示すものである。相差角δP の予測演算は例えば下記のようなアルゴリズムが適用されている。発電機間の相差角δが、脱調に至るまでの変化の軌跡は(1) 式の2次式で表わせると仮定する。
【0005】
【数1】
δ(t) =k0 +k1 ・t+k2 ・t2 ……………(1)
ここで、(1) 式のk0 ,k1 ,k2 の値を、現在から過去の一定間隔での相差角δデータをN個使用して、最小2乗法にて推定する。なお、(1) 式を下記のように変形すると(2) 式が得られる。
【0006】
【数2】
【0007】
(2) 式において、t=1,2,…,Nとすると下式が得られ、これの最小2乗解∧ C(t) は(3) 式で求められ、T秒後の相差角予測値δP は(4) 式となる。
【数3】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、相差角予測値δPmは、その予測演算に用いる相差角δデータの誤差の影響を受けやすい。最小2乗法に供する相差角データの±0.1°以下の微小誤差でのバラツキでも相差角予測値δPmは、その影響を受け大きな誤差を生じてしまう。図5に相差角予測値δPmの誤差の影響の様相を示す。なお、図5は縦軸は相差角予測値δPm[度]、横軸は時間[s]を示す。
【0009】
又、通常、脱調現象は系統事故によるルート断により発生する。従来、脱調予測継電器は事故検出継電器の起動要素の動作があった後に演算を開始していたため、事故中の交流電気量データの影響はなかった。しかし、継電器の動作時間を高速化するためには、この事故検出継電器の起動信号を削除すれば一層高速化できる。
【0010】
しかし、常時相差角予測値δPmの予測演算をするようにすれば、この系統事故中の交流電気量を使用して予測演算を実施することになって、図6に示すように、その相差角予測値δPmには大きな誤差を生じてしまい誤動作の可能性がある。又、系統事故以外にも、系統構成切換による交流電気量の位相急変に対しても誤動作の可能性がある。
【0011】
本発明は上記課題を解決するためになされたものでり、相差角予測値δPmを算出するにあたり、その予測演算に供するデータの誤差があっても、その影響を小さくし精度の高い相差角予測値の検出ができ、更に、系統事故中の交流電気量を使用しても、又、系統構成切換があっても誤動作しないディジタル形脱調予測継電器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るディジタル形脱調予測継電器は、電力系統のディジタル量に変換された交流電気量を使用して発電機間の相差角δを算出し、その現在から過去の相差角δデータを用いて最小2乗法にて推定した各次数項の係数のうち、2次項の係数の現在から過去所定時間までの変動に対する安定値を算出する第1の手段と、前記第1の手段で算出した係数を使用して2次近似予測式を使用して所定時間T秒後の将来時刻における発電機間相差角予測値δPmを算出する第2の手段と、第2の手段で算出した発電機間相差角予測値δPmの現在から過去所定時間内までの変動に対する安定値δP ′m を算出する第3の手段と、第3の手段で算出したδP ′m が所定値以上であるかどうか判定し、所定値以上であるとき動作と判定して出力する第4の手段とを備えたものである。
【0013】
本発明の請求項2に係るディジタル形脱調予測継電器は、請求項1において、第1の手段は、現在より過去までの一定間隔の相差角δデータを用いて(3) 式にて推定した2次近似予測式の2次係数を、(5) 式を用いて現在から過去まで一定間隔でのn個の平均値k2 ′値を算出するものである。
【0014】
【数4】
【0015】
本発明の請求項3に係るディジタル形脱調予測継電器は、請求項1の第1の手段において算出したk2 ′を用いて、(6) 式の2次近似予測式に代入し、所定時間T秒後の将来時刻での発電機間相差角δPmを算出する第2の手段を備えたものである。
【数5】
δPm =k2 ′・T2 +k1 ・T+k0 ……………(6)
【0016】
本発明の請求項4に係るディジタル形脱調予測継電器は、請求項1の第2の手段において算出したT秒後の将来時刻での相差角δPmを、(7) 式の現在から過去までの一定間隔でのn個の平均値δP ′m を算出するものである。但し、γは一定間隔。
【数6】
【0017】
本発明の請求項5に係るディジタル形脱調予測継電器は、請求項1の第4の手段は、第3の手段で得られる相差角予測値δP ′m と所定の定数と比較し、前者が後者より大きいときに動作と判定して出力することと、第5の手段は入力交流量の振幅値又は実効値が所定値以下のときには動作出力をロックするものを付加したものである。
【0018】
本発明の請求項6に係るディジタル形脱調予測継電器は、請求項1の第4の手段を、第3の手段で得られる相差角予測値δP ′m と所定の定数と比較し、前者が後者より大きいときに動作と判定して出力することと、第5の手段は(8) 式の現在の電気所間相差角δm と一定時間過去δm の値との差Δδが、所定値以上のときには動作出力をロックするものを付加したものである。但し、Tは半サイクルの倍数。
【数7】
Δδ=δm−T −δm ………………………(8)
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。図1は本発明によるディジタル形脱調予測継電器の実施の形態を示す機能ブロック図である。図1において、ディジタル形脱調予測継電器10は電力系統より取り込まれた2つの電圧v1 ,v2 をディジタルデータに変換した後、その電圧相差角δを算出する電圧相差角算出手段11と、その電圧相差角δの将来値δP を2次近似式で予測するための各次項の係数を、手段11で算出した相差角δデータを現在から過去まで一定間隔のn1 個データを使用して最小2乗法にて算出する手段12と、手段12で算出した3つの係数のうち2次項の係数を一定時間間隔n2 個の平均値を算出する手段13と、手段12及び手段13で算出した2次近似予測式の各係数を、2次近似予測式に代入しT秒後の相差角δの将来値δP を算出する予測値算出手段14と、手段14で算出した相差角の予測値δP を現在から過去まで一定時間間隔のn3 個データの平均値δP ′を算出する手段15と、手段15で算出した相差角予測値δP ′が所定値より大きい場合に出力をONし、小さい場合に出力をOFFする比較手段16と、電力系統より取り込んだ電圧値v1 の振幅値を算出する手段17と、手段17で算出した振幅値が所定値より小さい場合に出力をONし、大きい場合に出力をOFFする比較手段18と、電圧値v2 の振幅値を算出する手段19と、手段19で算出した振幅値が所定値より小さい場合に出力をONし、大きい場合に出力をOFFする比較手段20と、手段11で算出した相差角δデータのt1 前のデータと現在のデータの変化分Δδを算出する手段21と、手段21で算出した相差角変化分Δδが所定値より大きい場合に出力をONし、小さい場合に出力をOFFする比較手段22と、比較手段16の出力がONで比較手段18と比較手段20と比較手段22の出力がOFFのときリレー動作をONとし、それ以外ではリレー復帰と判定する判定手段23とから構成される。
【0020】
次に図1において、第1の手段13では相差角予測値の2次近似予測式の各次数項の係数を最小2乗法で推定したうち、2次項の係数k2 を(9) 式にて、現在から過去まで一定時間間隔のk2 値のn2 個の平均値k2 ′を算出する。但し、Pの間隔は一定時間間隔。
【数8】
【0021】
次に図1において、第2の手段14では第1の手段で得たk2 ′値を用いて下記(10)式にて、T秒後の相差角の予測値δPmを算出する。
【数9】
δPm=k2 ′・T2 +k1 ・T+k0 ………………(10)
【0022】
次に図1において、第3の手段15では第2の手段で得たδPm値を用いて下記(11)式にて、現在から過去までの一定時間間隔のδm 値のn3 の平均値δP ′m を算出する。但し、その間隔は一定時間間隔。
【数10】
【0023】
(11)式から得られる相差角予測値δP ′m の時間推移に対しての演算結果を図2に示す。図からわかるように従来の方式に対して、安定した予測値を算出できることがわかる。
【0024】
次に図1において、第4の手段17,18,19,20では、v1 ,v2 の電圧振幅値を算出し、それが所定値以下の時は、図1においてのディジタル形脱調予測継電器10の出力をロックするための条件である。これは、電力系統において系統事故中の電圧値は低下するため、事故中の電圧データでの演算による安定値δP ′m の乱れによる誤動作を防止するためである。
【0025】
次に図1において、第4の手段21,22では、v1 ,v2 の電圧値データより算出した相差角δを用いて、(12)式により相差角の変化分Δδを算出し、これが所定値以上の時は、図1においてのディジタル形脱調予測継電器10の出力をロックするための条件である。これは、電力系統において系統切換時、電圧値の位相急変が生じるため、この電圧データでの演算による安定値δP ′m の乱れによる誤動作を防止するためでる。但し、Tの間隔は一定時間間隔。
【数11】
Δδ=|δm−T −δm | ……………………(12)
【0026】
上記した説明は一見個々の構成要素についてのものであるように考えられるが、図1における最上段にある11,12,13,14,15,16では相差角予測値を過去にまで遡って確かなものとして求め、第2段17,18、第3段19,20では系統事故中の乱れによる影響をなくし、第4段21,22では系統切換等の位相角の急変による影響をなくし、結果として正しい脱調時にのみ動作するように考慮したものである。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば相差角予測値δP を算出するに当たり、その予測演算に供するデータの誤差があっても、その影響を小さくし精度の高い相差角予測値の検出を提供し、更に、系統事故中の交流電気量を使用しても、又、系統構成切換があっても誤動作しないディジタル形脱調予測継電器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル形脱調予測継電器の機能ブロック図。
【図2】本発明の効果を示す図。
【図3】相差角δを説明する図。
【図4】ディジタル形脱調予測継電器の特性図。
【図5】従来方式での相差角予測値δP の誤差の様相を示す図。
【図6】事故中データでの相差角予測値への影響を示す図。
【符号の説明】
10 ディジタル形脱調予測継電器
11 電圧相差角算出手段
12 2次近似予測式の各係数の算出手段
13 2次項係数の平均値算出手段
14 予測値算出手段
15 予測値の平均値算出手段
16,18,20,22 比較手段
17,19 振幅値算出手段
21 Δδ算出手段
23 判定手段
Claims (6)
- 電力系統のディジタル量に変換された交流電気量を使用して2つの電気所間の現在の相差角を算出し、その相差角データの現在より過去のデータを使用して相差角の移行を2次式に近似して将来の相差角を予測演算し、その値が所定値以上となったことで、発電機が脱調に至るか否かを予測判定するディジタル形脱調予測継電器において、相差角移行の2次近似予測式に供するため、現在から過去の相差角δm を用いて推定した各次数項の係数のうち、2次項の係数k2 の現在から過去所定時間までの変動に対する安定値k2 ′を算出する第1の手段と、前記第1の手段で算出した係数k2 ′を使用して2次近似予測式を使用して所定時間T秒後の将来時刻における相差角予測値δPmを算出する第2の手段と、前記第2の手段で算出した相差角予測値δPmの現在から過去所定時間内までの変動に対する安定値δP ′m を算出する第3の手段と、前記第3の手段で算出したδP ′m が所定値以上であるかどうか判定し、所定値以上であるとき動作と判定して出力する第4の手段とを備えたことを特徴とするディジタル形脱調予測継電器。
- 請求項1記載のディジタル形脱調予測継電器において、第1の手段は現在より過去までの一定間隔の相差角δm を用いて推定した2次近似式に2次係数を、現在から過去までの一定間隔でのn個の平均値k2 ′値を算出するように構成したことを特徴とするディジタル形脱調予測継電器。
- 請求項1記載のディジタル形脱調予測継電器において、第2の手段は第1の手段で算出したk2 ′を用いて2次近似予測式に代入し、所定時間T秒後の将来時刻での発電機間相差角δPmを算出するように構成したことを特徴とするディジタル形脱調予測継電器。
- 請求項1記載のディジタル形脱調予測継電器において、第3の手段は第2の手段で算出したT秒後の将来時刻での相差角予測値δPmを、現在から過去までの一定時間隔でのn個の平均値δP ′m を算出するように構成したことを特徴とするディジタル形脱調予測継電器。
- 請求項1記載のディジタル形脱調予測継電器において、第4の手段は第3の手段で得られる安定値δP ′m と所定の定数と比較し、前者が後者より大きいときに動作と判定して出力するよう構成すると共に、第5の手段は入力交流量の振幅値及び実効値が、所定値以下のときには動作出力をロックするよう構成したことを特徴とするディジタル形脱調予測継電器。
- 請求項1記載のディジタル形脱調予測継電器において、第4の手段は第3の手段で得られる相差角予測値δP ′m と所定の定数と比較し、前者が後者より大きいときに動作と判定して出力するよう構成すると共に、第5の手段は相差角δm の現在と一定時間過去の値との差が、所定値以上のときには動作出力をロックするよう構成したことを特徴とするディジタル形脱調予測継電器。
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