JP3611777B2 - クラック幅測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル内のコンクリート壁等の構造物に生じたクラックの幅を自動的に測定するクラック幅測定装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンクリート表面から内部にかけて発生するクラックは、コンクリート自体の強度低下と密接に関係しており、クラックの発生状況を調査することは、コンクリート構造物の維持管理において非常に重要である。そして、クラックの発生状況を調査する場合には、先ず、コンクリート表面に発生したクラック幅を測定し、これを評価する必要がある。
【0003】
そこで、従来においては、コンクリート表面に生じたクラックの幅を測定する場合、図13に示す如く、透明樹脂板に、幅寸法が相違する複数の直線と、各直線の幅を示す数値とを付したクラックスケールSを用い、該クラックスケールSをコンクリート表面に押し当ててクラック幅を測定していた。しかるに、この測定方法は、実際のクラック幅と複数の直線幅とを比較すると共に、最も近いと思われる直線を選択し、その直線に付された数値を読み取るという目視測定であるため、どうしても作業者の曖昧な判断が介在し、その結果、大きな測定誤差が生じる可能性がある許りでなく、測定する作業者によって測定結果にバラツキが生じる不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、特開昭58−58403号公報や特開平1−321343号公報に示される様に、イメージセンサ等を用いてクラック部の像を取り込むと共に、取り込んだイメージデータに基づいてクラック幅を自動的に測定するものが既に提案されているが、前者では、単一の光源でクラック部を一側方から照らすため、取り込んだイメージデータは、コンクリート表面に存在する凹凸の影を多数含むと共に、クラック内の影と凹凸の影との誤認を招く可能性があり、しかも、光源の光がクラック内にも入射されるため、クラック内の影に基づいてクラック幅を測定すると、測定値が実際のクラック幅よりも小さくなる不都合がある。
【0005】
一方、後者では、クラック部を両側方から照らすため、コンクリート表面に存在する凹凸の影響を可及的に排除し得るが、このものでは、光源の光が両側方からクラック内に入射されるため、クラック内の影に基づいてクラック幅を測定すると、前者よりも測定値が小さくなって測定誤差が拡大する不都合がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、凹部や凸部が表面に存在する構造物に生じたクラックの幅を自動的に測定するクラック幅測定装置であって、該クラック幅測定装置に、クラックを挟んで両側方からクラック部を照らす一対の光源と、光源で照らされたクラック部の明暗像を取り込む一次のイメージセンサと、取り込んだ明暗のイメージデータに基づいてクラック幅を演算する測定制御部とを設けると共に、該測定制御部に、一方の光源で照らされたクラック部の明暗のイメージデータと、他方の光源で照らされたクラック部の明暗のイメージデータとをそれぞれ入力し、両イメージデータに基づいてクラック幅を演算するクラック幅演算手段を設けるにあたり、該クラック幅演算手段は、前記両イメージデータを明部基準のOR条件で合成して得た合成イメージデータに含まれる連続する暗部信号範囲の暗部両端位置のアドレスを特定し、該特定した暗部両端位置のアドレスから、該各対応する側のイメージデータにおける暗信号連続範囲の対応端位置アドレスをそれぞれ特定してクラック部の両端位置のアドレスとし、両アドレスの差分に所定の定数を乗じてクラック幅測定値を演算するようにしたことを特徴とするクラック幅測定装置である。つまり、一方のイメージデータに基づいてクラックの一方の端縁位置を特定する一方、他方のイメージデータに基づいてクラックの他方の端縁位置を特定することができるため、特定した両端縁位置に基づいてクラック幅を正確に演算することができ、その結果、光源の光がクラック内に入射しても正確な幅測定を行うことができる許りでなく、入射角を大きくすることで表面の凹凸によって生じる影の影響を排除することが可能になる。しかも、両イメージデータを所定の条件で合成すれば、クラック部を両側方から同時に照らした場合と同等のイメージデータを得ることができるため、凹凸の影を排除した状態でクラック位置を容易に特定することができる。
請求項2の発明は、請求項において、クラック部の対向位置にミラーを傾斜配置すると共に、該ミラーの反射位置にイメージセンサを配置し、さらに、ミラーとイメージセンサとの間に、クラック部の反射像をイメージセンサ上に結像するレンズを配置したことを特徴とするクラック幅測定装置である。つまり、クラック部の対向位置にレンズおよびイメージセンサを直線的に配置する場合に比して装置の高さ寸法を小さくすることができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、クラック部の対向位置に、クラック部の像をイメージセンサに向けて反射するハーフミラーを傾斜配置すると共に、該ハーフミラーを透過してクラック部を目視可能な覗き窓を設け、さらに、覗き窓には、装置本体をクラックに対して位置合せするための照準を設けたことを特徴とするクラック幅測定装置である。つまり、装置本体をクラックに対して正確に位置合せすることができるため、クラック位置の誤認に基づく測定ミスを防止することができ、しかも、可動部を設けることなくクラック部を目視可能にしたため、構造を簡略化してコストダウンを図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はトンネル内のコンクリート壁2等に生じたクラック3の幅を自動的に測定するクラック幅測定装置であって、該クラック幅測定装置1の外殻を形成するケース4は、コンクリート壁2の表面に接当される平坦な底面を有するが、該底面の周囲には、クラック幅測定装置1のガタツキを防止する弾性緩衝材1aが貼着されている。
【0008】
4a、4bは前記ケース4の底面および前面に対向状に形成される一対の窓であって、該窓4a、4bのうち、ケース底面のものは、ケース4内にコンクリート表面(クラック部)の像を取り込むための取込み窓4aとして形成される一方、ケース前面のものは、取込み窓4aを介してクラック位置を目視確認するための覗き窓4bとして形成されている。そして、覗き窓4bには、十字状の照準4cが設けられているため、取込み窓4aを介して目視したクラック3に照準4cの縦線を合わせることにより、クラック幅測定装置1をクラック3に対して正確に位置合せすることができるようになっている。
【0009】
5は前記窓4a、4b間に傾斜姿勢で配置されるハーフミラーであって、該ハーフミラー5は、覗き窓4bからのクラック目視を許容しつつ、取込み窓4aから取り込んだコンクリート表面の像を下方に反射するが、その反射像は、レンズ6を介してイメージセンサ7上に結像されるようになっている。
【0010】
前記イメージセンサ7は、多数の受光素子を所定ピッチで直線的に配列して形成される一次元CCDイメージセンサであって、該一次元CCDイメージセンサは、受光素子毎に受光量に応じた光電変換を行うと共に、各受光素子の変換信号を一連状の信号として出力するように構成されている。
【0011】
8L、8Rは発光ダイオード等を用いて構成される左右一対の光源であって、該光源8L、8Rは、前記取込み窓4aの左右両側方で、且つケース4の底面部から離間する位置に設けられると共に、照射方向が取込み窓4aを向くよう所定の傾斜角をもって配置されている。そして、光源8L、8Rは、後述する測定制御部9によって点灯制御されるが、測定制御部9においては、両光源8L、8Rを消灯する消灯状態と、左側の光源8Lのみを点灯させる左点灯状態と、右側の光源8Rのみを点灯させる右点灯状態と、両光源8L、8Rを点灯させる左右点灯状態とに切換えることができるようになっている。つまり、左点灯状態では、光源8Lの光がクラック3の右側内壁面10Rに入射されるものの、左側内壁面10Lには入射されないため、クラック3の左側端縁11Lを明暗の境界とするクラック3の影を作り出す一方、右点灯状態では、光源8Rの光がクラック3の左側内壁面10Lに入射されるものの、右側内壁面10Rには入射されないため、クラック3の右側端縁11Rを明暗の境界とするクラック3の影を作り出すことができ、また、左右点灯状態では、コンクリート表面に存在する凹部12や凸部13の影を左右の光源8L、8Rが互いに相殺するため、クラック3の影を強調することができるようになっている。
【0012】
14、15は前記覗き窓4bの左右両側部に設けられる一対のスイッチであって、該スイッチ14、15のうち、一方のものは、クラック幅測定の開始操作を行うスタートスイッチ14(位置合せ用点灯スイッチ)として設けられており、また、他方のものは、左右の光源8L、8Rを同時点灯操作するライトスイッチ15として設けられている。
【0013】
また、16は前記ケース4の前面下部に設けられる表示部であって、該表示部16は、後述するクラック幅測定結果を表示すべく、液晶表示デバイス(LCD)や7セグメントLEDを用いて構成されている。尚、図中、17はイメージセンサ7および測定制御部9が組み付けられる基板、18は本装置の電源である電池、19は電池交換口を開閉する着脱カバーである。
【0014】
前記測定制御部9は、マイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM等を含む)を用いて構成されており、その入力側には、前述したイメージセンサ7、スタートスイッチ14およびライトスイッチ15が所定の入力インタフェース回路を介して接続される一方、出力側には、光源8L、8Rおよび表示部16が所定の出力インタフェース回路を介して接続されている。そして、測定制御部9のロムには、スタートスイッチ14の操作に応じてクラック3の幅を自動的に測定する「測定制御」のプログラムが予め書き込まれており、以下、「測定制御」の制御手順をフローチャートに基づいて説明する。但し、イメージセンサ7の出力信号は、所定の閾値を用いて2値化することにより、明るい部分が所定レベルのH信号、暗い部分が所定レベルのL信号に変換されているものとする。
【0015】
前記「測定制御」においては、先ずライトスイッチ15の操作状態を判断し、該判断結果がONである場合には、左右の光源8L、8Rを点灯させる一方、判断結果がOFFである場合には、続いてスタートスイッチ14の操作状態を判断する。そして、この判断結果がONである場合には、右側の光源8Rを点灯させた状態でイメージセンサ7から入力した右点灯イメージデータを記憶すると共に、左側の光源8Lを点灯させた状態でイメージセンサ7から入力した左点灯イメージデータを記憶し、しかる後、両イメージデータを、図9、図10から明らかなように明部をOR条件で合成して得た合成イメージデータを記憶する。
【0016】
上記のステップが終ると、合成イメージデータに含まれるL信号連続範囲の左右端位置アドレス(n+5)、(n+9)を特定した後、該右端位置アドレス(n+9)をインクリメントしながら右点灯イメージデータを参照して右点灯イメージデータにおけるL信号連続範囲の右端位置アドレス(n+11)を特定すると共に、左端位置アドレス(n+5)をデクリメントしながら左点灯イメージデータを参照して左点灯イメージデータにおけるL信号連続範囲の左端位置アドレス(n+2)を特定する。そして、右点灯イメージデータの右端位置アドレス(n+11)および左点灯イメージデータの左端位置アドレス(n+2)を特定した後は、両アドレスの差分に所定の定数を乗じることでクラック幅測定値を演算すると共に、該クラック幅測定値を表示部16に所定時間表示して一回の測定制御を終了する。
【0017】
叙述の如く構成されたものにおいて、構造物に生じたクラック3の幅を自動的に測定するクラック幅測定装置1であって、該クラック幅測定装置1に、クラック3を挟んで両側方からクラック部を照らす少なくとも一対の光源8L、8Rと、光源8L、8Rで照らされたクラック部の像を取り込むイメージセンサ7と、取り込んだイメージデータに基づいてクラック幅を演算する測定制御部9とを設けるにあたり、該測定制御部9に、一方の光源8Lで照らされたクラック部のイメージデータと、他方の光源8Rで照らされたクラック部のイメージデータとをそれぞれ入力し、両イメージデータに基づいてクラック幅を演算するクラック幅演算手段(測定制御)を設けたため、一方のイメージデータに基づいてクラック3の一方の端縁位置11Lを特定する一方、他方のイメージデータに基づいてクラック3の他方の端縁位置11Rを特定し、該特定した両端縁位置11L、11Rに基づいてクラック幅を正確に演算することができ、その結果、光源8L、8Rの光がクラック3内に入射しても正確な幅測定を行うことができる許りでなく、入射角を大きくすることで表面の凹凸によって生じる影の影響を排除することが可能になる。
【0018】
また、両イメージデータの明部をOR条件で合成し、該合成イメージデータに基づいてクラッ位置を特定するため、凹凸の影を排除した状態で正確な位置特定を行うことができる。
【0019】
また、イメージセンサ7は、広く普及している一次元イメージセンサであるため、コストダウンを図ることができる許りでなく、二次元イメージデータを処理する場合に比して画像処理の負担を軽減することができる。
【0020】
また、クラック部の対向位置にハーフミラー5を傾斜配置すると共に、該ハーフミラー5の反射位置にイメージセンサ7を配置し、さらに、ハーフミラー5とイメージセンサ7との間に、クラック部の反射像をイメージセンサ7上に結像するレンズ6を配置したため、クラック部の対向位置にレンズ6およびイメージセンサ7を直線的に配置する場合に比して装置1の高さ寸法を小さくすることができる。
【0021】
また、クラック部の対向位置に、クラック部の像をイメージセンサ7に向けて反射するハーフミラー5を傾斜配置すると共に、該ハーフミラー5を透過してクラック部を目視可能な覗き窓4bを設け、さらに、覗き窓4bには、装置本体をクラック3に対して位置合せするための照準4cを設けたため、装置本体をクラック3に対して正確に位置合せすることができ、しかも、可動部を設けることなくクラック部を目視可能にしたため、構造を簡略化してコストダウンを図ることができる。
【0022】
また、両側方の光源8L、8Rを同時に点灯させるライトスイッチ15を設けたため、クラック3に対する装置本体の位置合せを、両側方の光源8L、8Rを同時に点灯させた状態で行うことにより、位置合せの精度をさらに向上させることができる。
【0023】
また、クラック幅測定値を表示する表示部16を設けたため、クラック幅をその場で確認できる許りでなく、表示部16の表示状態に基づいて測定の終了を認識することができる。
【0024】
尚、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であって、例えば測定対象は、トンネル内のコンクリート壁に生じたクラックに限らず、様々な構造物に生じたクラックの幅を測定することができる。また、イメージセンサは、一次元CCDイメージセンサに限定されないことは言うまでもない。また、イメージセンサは複数設けてもよく、この場合には、複数の測定値を平均化したり、或いは不正と思われる測定値を排除することにより、測定値の信頼性を高めることができる。また、図12に示す如く、演算したクラック幅データを他の装置に向けて送信する送信部20を設けることが可能である。そして、このものでは、測定したクラック幅データを、クラック調査支援ソフトを備えた携帯パソコン21に入力する場合に、データ入力作業を自動化してクラック調査の効率を高めることができる許りでなく、手動入力の如く入力ミスが生じる不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラック幅測定装置の正面図である。
【図2】同上底面図である。
【図3】同上側面図である。
【図4】同上下面図である。
【図5】同上X−X断面図である。
【図6】同上Y−Y断面図である。
【図7】測定制御部の入出力を示すブロック図である。
【図8】「測定制御」を示すフローチャートである。
【図9】右点灯イメージデータおよび左点灯イメージデータの取込み状態を示す説明図である。
【図10】イメージデータ処理手順を示す説明図である。
【図11】同上要部拡大図である。
【図12】他例を示すブロック図である。
【図13】クラックスケールの平面図である。
【符号の説明】
1 クラック幅測定装置
2 コンクリート壁
3 クラック
4 ケース
4a 取込み窓
4b 覗き窓
4c 照準
5 ハーフミラー
6 レンズ
7 イメージセンサ
8L 光源
8R 光源
9 測定制御部
14 スタートスイッチ
15 ライトスイッチ
16 表示部
20 送信部
21 携帯パソコン

Claims (3)

  1. 凹部や凸部が表面に存在する構造物に生じたクラックの幅を自動的に測定するクラック幅測定装置であって、該クラック幅測定装置に、クラックを挟んで両側方からクラック部を照らす一対の光源と、光源で照らされたクラック部の明暗像を取り込む一次のイメージセンサと、取り込んだ明暗のイメージデータに基づいてクラック幅を演算する測定制御部とを設けると共に、該測定制御部に、一方の光源で照らされたクラック部の明暗のイメージデータと、他方の光源で照らされたクラック部の明暗のイメージデータとをそれぞれ入力し、両イメージデータに基づいてクラック幅を演算するクラック幅演算手段を設けるにあたり、該クラック幅演算手段は、前記両イメージデータを明部基準のOR条件で合成して得た合成イメージデータに含まれる連続する暗部信号範囲の暗部両端位置のアドレスを特定し、該特定した暗部両端位置のアドレスから、該各対応する側のイメージデータにおける暗信号連続範囲の対応端位置アドレスをそれぞれ特定してクラック部の両端位置のアドレスとし、両アドレスの差分に所定の定数を乗じてクラック幅測定値を演算するようにしたことを特徴とするクラック幅測定装置。
  2. 請求項において、クラック部の対向位置にミラーを傾斜配置すると共に、該ミラーの反射位置にイメージセンサを配置し、さらに、ミラーとイメージセンサとの間に、クラック部の反射像をイメージセンサ上に結像するレンズを配置したことを特徴とするクラック幅測定装置。
  3. 請求項1または2において、クラック部の対向位置に、クラック部の像をイメージセンサに向けて反射するハーフミラーを傾斜配置すると共に、該ハーフミラーを透過してクラック部を目視可能な覗き窓を設け、さらに、覗き窓には、装置本体をクラックに対して位置合せするための照準を設けたことを特徴とするクラック幅測定装置。
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