JP3611201B2 - ベッド等における格納型側柵装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベッド等における格納型側柵において、格納時における高さ方向の寸法および厚さ方向の寸法を抑えて格納スペースの省スペース化を図った、ベッド等における格納型側柵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベッド等(病院用ベッド、在宅用ベッド、移送用ベッド、ICUベッド等)に設けられる側柵には、差し込み柵といわれるものの他、必要時にのみ、ボトム側面側をカバーするように持ち上げ支持することができるようにした格納型側柵がある。この格納型側柵によれば、差し込み柵のように、いちいち取り外したり、装着したりする手間が省け、使い勝手がよい。
【0003】
ところで最近では、ベッドの低床化が進み、前記格納型側柵では、格納時に床面に柵部がぶつかるおそれがでてきた。そこで、最近では、格納時に柵部の高さ方向の寸法を小さくする構造のものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、柵部の高さ寸法を抑えるには、柵部にリモコンなどの備品装着するような構造の場合には、限度がある。
本発明は、以上のような背景から提案されたものであって、ベッド等における格納型側柵において、格納時における高さ方向の寸法および厚さ方向の寸法を抑えて格納スペースの省スペース化を図った、ベッド等における格納型側柵装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明では、請求項1において、ベッド幅方向端面側に、ベッド幅方向の面に沿って回動して、ボトムの下方からボトム上方に突出可能に装着した支柱部と、この支柱部に回動可能に支持した柵部とを有し、前記支柱部は前記柵部と、前記柵部の略中間の位置において回動可能に連結し、前記柵部には、一方面、他方面双方に、手元スイッチをコードリール内蔵のケースを介して選択的に着脱可能に装着する収容部を設け、前記柵部を支柱部との連結箇所を中心として回動させて支柱部と共にボトム下方に格納する際、前記支柱部側に、前記柵部に装着した手元スイッチのコードリール内蔵のケースを受け入れる凹所を形成したベッド等における格納型側柵装置を提案する。
また本発明では、請求項2において、前記支柱部は、ボトムのベッド幅方向端面側に設けられた取付部材に、基端部を回動自在に取り付ける一方、上端部を柵部に回動可能に取り付けた第1のステーと、この第1ステー両側面に隣接するように基端部を取り付けると共に、上端部を前記柵部に回動可能に取り付けた第2、第3のステーとを有し、前記第1〜第3ステーと柵部とは、柵部下端側中間箇所に形成した第1ステー受け用の取付切込部と、取付切込部の両側に設けた、第2、第3ステー受け用の凸状受部とにおいて、それぞれ第1〜第3ステーを係合させ、前記第2、第3ステー受け用の凸状受部と共に第2、第3ステーに、取付軸を挿通して回動可能に連結し、前記第2ステーまたは第3ステーに前記凹所を形成したベッド等における格納型側柵装置を提案する。
【0006】
請求項1によれば、柵部を支柱部との連結箇所を中心として回動させて支柱部と共にボトム下方に格納する際、前記支柱部側に設けた凹所に、前記柵部に装着した手元スイッチのコードリール内蔵のケースが受け入れられ、柵部と支柱とが折り畳んだ状態となり、柵部高さ方向の寸法を抑えることができる。
【0007】
請求項2によれば、柵部と柵部を支える第1〜第3ステーとを折り曲げた際、前記第3ステーの凹所を、手元スイッチのコードリール内蔵のケースを受け入れるスペースとしたことにより、折畳み時の厚さを抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の態様】
次に、本発明にかかるベッド等における格納型側柵装置について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以下説明する。
図1、図2にベッド等における側柵1を示す。
この側柵1は、ベッド等における背に対応するボトム2や、足に対応するボトム(図示省略)の、ベッド幅方向端面側に、ボトム2下方から上方に突出可能に設けられるもので、ボトム2下方から上方に突出可能に装着した支柱部3を有し、この支柱部3上端側に回動可能に柵部4を支持した構成としている。前記柵部4は、例えば合成樹脂の一体成形体から構成され、図1では、柵部4のボトム2側方外側に面する一方面4fを示し、図2では、柵部4のボトム2側に面する他方面4rを示している。
かかる柵部4の一方面4f、他方面4r双方には、備品装着部である収容部5が設けられ、このうち他方面4r側の収容部5に、備品である手元スイッチ6を取り付けた、コードリール内蔵のケース7を装着している。
【0009】
前記支柱部3は、ボトム2のベッド幅方向端面側に設けられた取付部材Vに、基端部を回動自在に取り付ける一方、上端部を柵部4に回動可能に取り付けた第1のステー8と、この第1ステー8両側面に隣接するように基端部を取り付けると共に、上端部を前記柵部4に回動可能に取り付けた第2、第3のステー9、10とを有している。この場合、これら第1〜第3ステー8〜10の基端部の取付部材Vにおける取り付け間隔と、第1〜第3ステー8〜10の上端部の柵部4における取り付け間隔とを等間隔として、柵部4を常時、鉛直方向に指向した状態で支持するようにしている。
すなわち前記第1〜第3ステー8〜10と柵部4とは、柵部4下端側中間箇所に形成した第1ステー8受け用の取付切込部11と、取付切込部11の両側に設けた、第2、第3ステー9、10受け用の重なり箇所である、凸状受部12、13とにおいて、それぞれ第1〜第3ステー8〜10を係合させて、取付軸(図示省略)をそれぞれ挿通して回動可能に連結している。
そして前記第1ステー8の中央箇所には、周知構造のロックユニット14が組み込まれている。
なお、前記柵部4の上部側には、柵部4を掴んで操作しやすくするための通孔部m、nを設けている。
【0010】
さらに、前記支柱部3のうち、第3ステー10は、ボトム2のベッド幅方向端面側の取付部材Vに回動可能に取り付ける取付基部10aと、柵部4下端側の凸状受部13に係合する凹部15を形成した、ステー横部10bとを有している。このステー横部10bは、ボトム2上方に支柱部3と共に柵部4を突出させた際に、実質的に柵部4の下半部を担うようにしている(図3参照)。
そして、このステー横部10bには、柵部4と柵部4を支える第1〜第3ステー8〜10とをボトム2下方に下降させて折り曲げた際、柵部4の収容部5に装着される、手元スイッチ6を支えるコードリール内蔵のケース7を受け入れる凹所16を設けて、折り曲げの妨げとならないようにしている(図4、図5参照)。
一方、第2ステー9においても、取付部材Vに回動可能に取り付ける取付基部9aと、柵部4の下半部を担うステー横部9bとを有する。このステー横部9bには、前記柵部4下端側の凸状受部12に係合する凹部17を形成すると共に、前記凸状受部12を受け入れる凹所18を形成して、柵部4と支柱部3との折り曲げ時の妨げとならないようにしている。
【0011】
本発明にかかるベッド等における格納型側柵装置を取り入れた側柵1は以上の通りであり、側柵1をボトム2下方に格納状態にあるときは、図6に示すように、柵部4に対して第1ステー8は取付切込部11における取付軸を中心として折れ曲がり、一方、柵部4と第2、第3ステー9、10とは、ステー横部9b、10bと前記柵部4における凸状受部12、13とを介して挿通した取付軸を中心として折れ曲がった状態で、柵部4を支持した状態となる。
ここで、図6からも容易に諒解されるように、柵部4の下半部側を担う、第2、第3ステー9、10におけるステー横部9b、10bが、第2ステー9、10と共に折れ曲がっているため、この格納状態にある柵部4の凸状受部12、13が最低位置にある状態となる。
この際、第2ステー9、10におけるステー横部9b、10bの折れ曲がる内側には、それぞれ、柵部4における凸状受部12を受け入れる凹所18、並びに手元スイッチ6を支えるコードリール内蔵のケース7を受け入れる凹所16を形成しているので、図7に示すように、柵部4と支柱部3との折り曲げの妨げとなることはなく、結果、図8に示すように、格納時における、ボトム2のベッド幅方向端面側の取付部材Vから柵部4下端側の凸状受部12、13までの高さ寸法Hと、柵部4の一方面4fから折れ曲がった状態のステー横部9b、10b先端までの厚さWを抑制したものとして、格納時の側柵1の省スペース化を実現することができる。
【0012】
【発明の効果】
以上の通り、本発明における格納型側柵装置を用いれば、ベッドの低床化に寄与することができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる側柵の一例を示す、一方面からの正面図である。
【図2】図1に示す側柵の、他方面からの正面図である。
【図3】図1に示す側柵における支柱部を構成する第3ステーの、一側面図である。
【図4】図3に示す第3ステーのB−B線に沿って切断してみた、切断矢視図である。
【図5】図1に示す柵部のA−A線に沿って切断してみた、切断矢視図である。
【図6】本発明にかかる側柵を、柵部と支柱部とを折畳んでボトム下に格納した状態を示した、側面説明図である。
【図7】図6に示す柵部のC−C線に沿って切断してみた、切断矢視図である。
【図8】本発明にかかる側柵をボトム下に格納した状態を示した、別側面説明図である。
【符号の説明】
1 側柵
2 ボトム
3 支柱部
4 柵部
4f 一方面
4r 他方面
5 収容部
6 手元スイッチ
7 ケース
8 第1ステー
9 第2ステー
10 第3ステー
9a,10a 取付基部
9b,10b ステー横部
11 取付切込部
12、13 凸状受部
14 ロックユニット
15、17 凹部
16、18 凹所
V 取付部材
Claims (2)
- ベッド幅方向端面側に、ベッド幅方向の面に沿って回動して、ボトムの下方からボトム上方に突出可能に装着した支柱部と、この支柱部に回動可能に支持した柵部とを有し、前記支柱部は前記柵部と、前記柵部の略中間の位置において回動可能に連結し、前記柵部には、一方面、他方面双方に、手元スイッチをコードリール内蔵のケースを介して選択的に着脱可能に装着する収容部を設け、前記柵部を支柱部との連結箇所を中心として回動させて支柱部と共にボトム下方に格納する際、前記支柱部側に、前記柵部に装着した手元スイッチのコードリール内蔵のケースを受け入れる凹所を形成したことを特徴とするベッド等における格納型側柵装置。
- 前記支柱部は、ボトムのベッド幅方向端面側に設けられた取付部材に、基端部を回動自在に取り付ける一方、上端部を柵部に回動可能に取り付けた第1のステーと、この第1ステー両側面に隣接するように基端部を取り付けると共に、上端部を前記柵部に回動可能に取り付けた第2、第3のステーとを有し、前記第1〜第3ステーと柵部とは、柵部下端側中間箇所に形成した第1ステー受け用の取付切込部と、取付切込部の両側に設けた、第2、第3ステー受け用の凸状受部とにおいて、それぞれ第1〜第3ステーを係合させ、前記第2、第3ステー受け用の凸状受部と共に第2、第3ステーに、取付軸を挿通して回動可能に連結し、前記第2ステーまたは第3ステーに前記凹所を形成したことを特徴とする請求項1記載のベッド等における格納型側柵装置。
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