JP3607711B2 - Photo-curing sealing agent for automobile and construction method using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、部材の継ぎ目、例えば、自動車製造工程で鋼板の継ぎ目に使用するシーリング剤に関し、さらに詳しくは、形状を整え、光を照射することによって、数秒で硬化し、その場でさらに形状の修正が行える、光硬化又は熱硬化型シーリング剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車製造工程では、シーリング剤を使用している部位が多くあるが、特に見栄えを要求される部位は、自動車の持主の目につく所、例えば、ステップの鋼板の継ぎ目、トランクルームのレインドリップ部分、エンジンルームの鋼板の継ぎ目部分などである。
これらの部分の仕上がりが悪いと、自動車の商品価値が著しく低下するので、従来はブレージングを行っていた。このブレージングとは、鋼板の継ぎ目部分に溶接を山盛りに施し、それをサンダーで平らになるまで削り取る処理法である。
【0003】
しかしながら、この方法では、金属部分を削り取る際に、サンダーの振動、金属粉の飛散、火花の飛散などは避けられず、そのため作業者は、防護マスクをつけて行うので、作業性が悪く、1カ所仕上げるのに、30〜40分を要するという欠点があり、現在の自動車製造ラインのスピードからすれば、とうてい、ラインに組み入れられるものではなく、さらには、サンダーをかけると、鋼板部分に施されている電着塗料が削り取られて防錆効果がなくなってしまうという欠点があった。
【0004】
また、従来、鋼板の継ぎ目部分を施工する方法として、熱硬化型の塩ビゾルシーラーを使用する方法が知られている。この方法は、金属粉の飛散がないので、防護マスクの使用等は避けられるが、施工した後、塩ビを熱硬化する時に、タレ、収縮があり施工箇所の手直しが必要となるという欠点があった。
さらに、この施工方法では、自動車製造ラインに設置された加熱炉内を1回通過させるのに、数10分を要するので、仕上がりの良し悪しを確認し、次いでその手直しをした後、再度、加熱炉を通して仕上がり状態を確認するのに、数時間単位の仕事となり、極めて能率が悪いという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、能率良く、短時間で、仕上がり状態を施工直後に確認して、その場で施工箇所の修正ができ、しかも、すぐに塗装ができるシーリング剤及びそれを用いた施工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、(A)アクリロイルポリブタジエンオリゴマー、ウレタン(メタ)アクリロイルオリゴマー及びアルキッドアクリルオリゴマーからなる群より選択されるアクリロイルオリゴマー、(B)(メタ)アクリレートモノマー、(C)無機又は有機充填剤、(D)熱可塑性樹脂又はポリイソブチレン、(E)光反応開始剤、及び(F)熱反応開始剤を含有し、気散性溶剤を含有せず、かつ、鋼板の継目部分の溝に吐出し後、光硬化次いで加熱硬化して用いられることを特徴とする、鋼板の継目部分の溝のシーリングのための自動車用光硬化型シーリング剤である。
本発明の第2は、鋼板の継目部分の溝に上記のシーリング剤を吐出し、吐出したシーリング剤の外部形状を整えた後、光を照射して外部形状を固定し、表面を塗装した後自動車製造ラインの塗装乾燥炉内にてさらに加熱硬化させることを特徴とするシーリング施工方法である。
【0007】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いる光硬化性樹脂としては、紫外光、電子線等の光の照射により硬化する樹脂であって、アクリロイルポリブタジエンオリゴマー、ウレタン(メタ)アクリロイルオリゴマー及びアルキッドアクリルオリゴマーから選択される。
【0008】
光硬化性樹脂は、本発明のシ−リング材に塩ビゾルと同程度の施工容易性を付与するとともに、硬化のスピードを秒単位に短縮する。
光硬化性樹脂の含有量は、10〜70重量部、好ましくは20〜50重量部である。
【0009】
本発明に用いる(メタ)アクリレートモノマーは、市販されているモノあるいはジ−トリ(メタ)アクリレートから適宜選択して使用することができ、その具体例としては、ブトキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ブタンジオ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、2−エトキシエチル(モノ)アクリレ−ト、エチルカルビト−ル(モノ)アクリレ−ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル(メタ)アクリレ−ト、イソオクチル(メタ)アクリレ−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−ト、フェノキシヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、フェノキシエチル(メタ)アクリレ−ト、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレ−ト等のモノ(メタ)アクリレ−ト;ポリエチレングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、1,4−ブタンジオ−ル(メタ)アクリレ−ト、グリセロ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、トリメチロルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト、EO変性トリメチロルトリ(メタ)アクリレ−ト、PO変性トリメチルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト等のジ−トリ(メタ)アクリレ−ト等を挙げることができる。
【0010】
(メタ)アクリレ−トモノマ−の粘度は、1〜300cps/25℃、好ましくは、5〜200cps/25℃である。(メタ)アクリレートモノマーは、前記光硬化性樹脂の粘度を下げることができる。(メタ)アクリレートモノマーの含有量は、10〜80重量部、好ましくは30〜70重量部である。
【0011】
本発明に用いる無機又は有機充填剤としては、例えば、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウム、無水珪酸、無機顔料、有機顔料等を挙げることができ、かさ高い充填剤が好ましい。無機又は有機充填剤は、本発明のシ−リング剤に糸曳き防止と研磨性を付与することができる。
無機又は有機充填剤の含有量は、5〜40重量部、好ましくは5〜30重量部である。充填剤の含有量が5重量部未満のときには、シーリング剤が糸ひきを生じたり、コールドフローする場合があり、40重量部を超えるときには、シーリング剤の粘度が高くなり過ぎるためチューブ等から押出せなくなる場合があり、またヘラ等で表面仕上げをするときに、表面が荒れる場合があるので好ましくない。
【0012】
本発明に用いる熱可塑性樹脂又はポリイソブチレンは、上記(メタ)アクリレートモノマーに溶解する分子量1万以上の熱可塑性樹脂又はポリイソブチレンであり、硬化後の伸びが100%以上、体積収縮率が7%以下のものが好ましい。このような熱可塑性樹脂又はポリイソブチレンを用いることにより、シーリング剤の硬化後の物性をより強じんにし、耐水性及び耐溶剤性を向上させることができると共に、電着塗装板との密着性を向上させることができる。
【0013】
前記熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリブチレン、ポリブタジエン、ポリブテン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、メタクリル樹脂、ポリアクリロニトリル、熱可塑性ポリエステル類、ポリアミド類、ポリビニルブチラール、熱可塑性エポキシ樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、あるいはこれらの共重合体等を挙げることができる。
熱可塑性樹脂又はポリイソブチレンの使用量は1〜20重量部で好ましくは3〜15重量部である。この使用量が1重量部未満のときには、鋼板との密着性が低下する場合があり、20重量部を超えるときには、シーリング剤の粘度が上昇して好ましくない。
【0014】
本発明に用いる光反応開始剤としては、例えば、ダロキュア1173(メルク社製)、イルガキュア−651(チバ社製)を挙げることができる。
光反応開始剤の使用量は、1〜7重量部、好ましくは3〜5重量部である。
本発明に用いる熱反応開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキシド、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ジ−3−メトキシブチルパーオキシジカーボネート、過酸化ベンゾイル、シクロヘキサンパーオキシド等を挙げることができる。
熱反応開始剤の使用量は、0.1〜3重量部、好ましくは0.5〜1重量部である。
【0015】
本発明の施工方法は、前記所定量で配合したシ−リング材を、例えば、シ−ラ−ガン、チュ−ブ等の容器に充填し、その容器から、例えば鋼板の継ぎ目、溝、凹み等の施工箇所に所望量のシ−リング材を吐出し、次いで、その吐出面の外部形状をヘラ、刷毛等を使用して整えた後、光を照射してシ−リング材の外部形状を固定する。
【0016】
照射する光としては、前記光硬化性樹脂を硬化させることができる光であれば、特に制限はなく、例えば紫外線、電子線等の電離放射線を使用することができる。
また、本発明の施工方法は、硬化したシ−リング材の上から、さらにシ−リング材を吐出した後、外部形状を整え、光を照射してシ−リング材を硬化させて施工するのが好ましい。また、必要により硬化した部分をカッターナイフ等で削り取り外部形状を整える。
次に、シ−リング材の外部形状を固定した後、必要により表面を塗装した後、加熱してシーリング材を完全に硬化させる。加熱温度は、一般的に自動車製造ラインの塗装乾燥炉の温度と同程度でよい。
【0017】
【発明の効果】
本発明によると次の効果を奏する。
(1)無機又は有機充填剤を含有するので、糸ひきやコールドフローを生じることがなく、施工部に吐出したシーリング材をヘラ等で容易に外部形状を修正することができる。
(2)紫外線等を照射すれば数秒で硬化させることができるので、その後、継ぎ目部分の仕上がり状態により、硬化させた直後に施工箇所の上からさらに同工程を繰り返して修正施工することができ、簡単にしかも短時間で見栄えの良い仕上げをすることができる。
【0018】
(3)熱可塑性樹脂又はポリイソブチレンを含有するので、電着塗装板に対する接着力が優れる。
(4)塩ビゾルに用いられる可塑剤を全く用いないので、塗装を行った場合に可塑剤が浮き出て塗料が透けることがない。
(5)自動車製造ラインにおいて塩ビゾルシーラーを用いる場合と比較して、加熱トンネルをくぐる回数が少なくとも2工程減るので、経済効果がきわめて大きい。
(6)ブレージングに比較し、作業が極めて楽で環境も悪化せず、施工時間も約10分の1以下にすることができる。
【0019】
【実施例】
参考例1
エポキシアクリレート樹脂 3002A (共栄社油脂(株)製)・・・・30部
エポキシアクリレート樹脂 M-600A(共栄社油脂(株)製)・・・・70部
エチレン酢ビ共重合体 ESCORENE ULMV02514
(エクソン化学社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10部
ウレタン樹脂微粉末(根上工業(株)製)・・・・・・・・・・・・10部
ダロキュア 1173 (メルク社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・6部
ベンゾイルパーオキサイド(日本油脂(株)製)・・・・・・・・・・1部
上記組成物を半径7.5mm、深さ1mmの円形の凹部のある無処理鋼板の上にシーラガンで山盛りに乗せ、ゴムヘラで緩くしごいた。高圧水銀ランプで紫外線を約2秒照射したところ少し盛り上がったまま硬化した。#220サンドペーパーで平面にしたあと電着塗装を行ったが、前記凹部の部分は見分けがつかなかった。加熱による影響は認められなかった。
【0020】
実施例2
ウレタンアクリレート樹脂(アロニックスM-1100、
東亜合成化学工業(株) 製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部
ブタンジオールモノアクリレート(BASE社製)・・・・・・・・60部
アエロジルNo.300(日本アエロジル(株)製)・・・・・・・・・・15部
飽和ポリエステル(バイロン300 、東洋紡績(株) 製)・・・・・・10部
ダロキュア1173(メルク社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・6部
ラウロイルパーオキサイド(日本油脂(株) 製)・・・・・・・・・・1部
上記組成物を、電着塗装鋼板の継ぎ目(幅3mm、深さ3mm、長さ100mmの溝)に、チューブから出して盛り上げ、ウレタンゴムスキージーでしごいた。そして、1KW高圧水銀ランプで約2秒間紫外線を照射した。わずかに、継ぎ目部分が凹んでいたので、凹み部分に上記組成物を盛り、スキージーで平坦にした後、同様に、紫外線を照射した。次に、その上から塗装し、焼付けしたところ、継ぎ目部分は殆ど分からなくなった。上記組成物は熱反応開始剤も含有しているため、焼付け工程で施工部深さ3mmのところも硬化していた。
【0021】
実施例3
ポリブタジエンアクリレート(R-45 ACR、
出光石油化学工業(株) 製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・50部
ポリイソブチレンゴム(ビスタネックス LMMH 、
エクソン社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10部
テトラヒドロフランアクリレート(共栄社油脂(株) 製)・・・・・50部
炭酸カルシウム(丸尾カルシウム(株) 製)・・・・・・・・・・・・5部
無水ケイ酸(フローライトR、徳山ソーダ(株) 製)・・・・・・・10部
イルガキュア-184(チバ社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・6部
ラウロイルパーオキサイド(日本油脂(株) 製)・・・・・・・・・・1部
実施例2と同様に試験したところ、ほぼ同様の結果が得られた。塗料の密着も良好であった。
【0022】
参考例4
ウレタンアクリレート樹脂(アロニックスM-1100、
東亜合成化学工業(株) 製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部
エポキシアクリレート樹脂 M-600A(共栄社油脂(株)製)・・・・60部
ビスタネックスLMMS(エクソン社製)・・・・・・・・・・・・10部
ウレタン樹脂微粉末(根上工業(株)製)・・・・・・・・・・・・10部
アエロジルNo.300(日本アエロジル(株)製)・・・・・・・・・・・3部
ダロキュア1173(メルク社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・4部
ベンゾイルパーオキサイド(日本油脂(株)製)・・・・・・・・・・1部
上記組成物を、厚さ0.8mmの電着塗装板の継ぎ目(幅3mm、深さ0.8mmの溝)に盛り上げ、シリコンゴムのヘラでしごいた。このときウレタン樹脂微粉末及び無水ケイ酸微粉末を含有しているため、常温で流動性がなく、かつヘラでしごいても糸ひきがなく、作業性が良好であった。また上記組成物をスクリーン印刷しても糸ひきは認められなかった。
【0023】
次に、施工部に、1KW高圧水銀ランプで約2秒間紫外線を照射した。わずかに、継ぎ目部分が凹んでいたので再度上記組成物を継ぎ目部分に盛り、テフロンのヘラでしごき、紫外線を照射したところ、継ぎ目部分はほぼ平坦になった。次に、その上に白色塗装した後、140℃で30分間焼付けしたところ、継ぎ目部分は殆ど分からなくなった。
上記組成物は、熱可塑性樹脂を含んでいるため、焼付けしたときに、電着塗装板に対する密着性が極めて強固になり、硬化物を塗装板から剥離しようとすると、凝集破壊を生じる場合もあり、密着性が極めて良好であった。また硬化後、100℃の沸騰水に1時間以上浸漬しても、剥れや、ふくれ等が全くなく、浸漬後の塗装板との密着性も良好であった。
【0024】
比較例1
塩化ビニルゾルシーラーを、実施例2と同様にして電着塗装鋼板の継ぎ目に盛り上げ、ウレタンゴムスキージーでしごいた。継ぎ目部分が少し凹んだ状態のままであった。次に、これを自動車製造ラインの塗装乾燥炉に入れ、焼付けた。これを冷却後、再度、凹み部分に塩化ビニルゾルをスキージーで施工し、筆で仕上げした後、同様にして乾燥炉で焼付けした。冷却後、施工部分を塗装したが、施工部分は、平滑であったが塗料が透けており、施工部分が目視で確認できた。また、2回の塩化ビニルゾルの硬化に要した時間は、1時間以上を要した。
【0025】
比較例2
実施例2の電着塗装鋼板の継ぎ目に電気溶接するため、サンドペーパーで電着塗料を落とし、溶接棒を用い継ぎ目を盛り上げて溶接した。次に、溶接部分を#220番サンドペーパーを取付けたサンダーで平坦にした後、#220番サンドペーパーで仕上げした。次に防錆用の下塗りを行い、その上から上塗りを行った。仕上がりは良好であったが、ブレージングに要した時間は約40分であり、作業環境は悪いため、手袋、保護帽、保護マスクをかけて作業を行わなければならなかった。
【0026】
比較例3
ウレタンアクリレート樹脂(アロニックスM-1100、
東亜合成化学工業(株) 製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部
エポキシアクリレート樹脂 M-600A(共栄社油脂(株)製)・・・・60部
ウレタン樹脂微粉末(根上工業(株)製)・・・・・・・・・・・・10部
アエロジルNo.300(日本アエロジル(株)製)・・・・・・・・・・・3部
ダロキュア1173(メルク社製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・4部
ベンゾイルパーオキサイド(日本油脂(株)製)・・・・・・・・・・1部
上記組成物を、参考例4と同様にして電着塗装板の継ぎ目に盛り上げ、紫外線を照射して硬化させた後、140℃で30分間焼付けした。その結果、上記組成物に熱可塑性樹脂が含まれていないため密着性が不十分であり、硬化物が容易に剥離した。
【0027】
比較例4
無機又は有機充填剤を含有しない他は、実施例又は参考例1〜4と同様の組成物をそれぞれ調製した。
これらの組成物は、いずれも強い糸ひきがあり、またコールドフローするので、ヘラで成形することができなかった。
【0028】
比較例5
熱可塑性樹脂、及び無機又は有機充填剤を含有しない他は、実施例又は参考例1〜4と同様の組成物をそれぞれ調製した。
これらの組成物は、いずれも強い糸ひきがあり、またコールドフローするので、ヘラで成形することができなかった。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a sealant used for a joint of a member, for example, a steel plate joint in an automobile manufacturing process. More specifically, the sealant is cured in a few seconds by adjusting the shape and irradiating with light. The present invention relates to a photocuring or thermosetting sealing agent that can be corrected.
[0002]
[Prior art]
Currently, there are many parts that use sealing agents in the automobile manufacturing process, but the parts that are particularly required to look at are those that are noticeable to the owner of the car, for example, the seam of the steel plate of the step, the lain lip of the trunk room Part, engine room steel plate seam part and so on.
If the finish of these parts is poor, the commercial value of the automobile is remarkably lowered, so conventionally brazing has been performed. This brazing is a processing method in which welding is applied to a seam portion of a steel plate in a heap and then scraped until flattened with a sander.
[0003]
However, in this method, when scraping the metal part, vibration of the sander, scattering of the metal powder, scattering of the spark, etc. cannot be avoided. Therefore, since the operator wears a protective mask, the workability is poor. There is a disadvantage that it takes 30 to 40 minutes to finish the place, and if it is based on the speed of the current automobile production line, it will not be incorporated into the line, and if it is sanded, it will be applied to the steel plate part. There is a drawback that the electrodeposition paint is scraped off and the antirust effect is lost.
[0004]
Conventionally, a method of using a thermosetting PVC sol sealer is known as a method for constructing a joint portion of a steel plate. This method avoids the use of protective masks because there is no scattering of metal powder. However, there is a drawback in that when the PVC is heat-cured after construction, there is sagging and shrinkage, and the construction site needs to be reworked. It was.
Furthermore, in this construction method, it takes several tens of minutes to pass through the heating furnace installed in the automobile production line once. Therefore, after confirming whether the finish is good or bad, and then reworking it, heating again In order to check the finished state through the furnace, the work becomes a unit of several hours, and there is a disadvantage that it is extremely inefficient.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a sealing agent capable of efficiently and quickly confirming the finished state immediately after construction, correcting the construction site on the spot, and capable of painting immediately, and a construction method using the same. It is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The first of the present invention is (A) an acryloyl polybutadiene oligomer, a urethane (meth) acryloyl oligomer and an acryloyl oligomer selected from the group consisting of alkyd acrylic oligomers, (B) (meth) acrylate monomers, (C) inorganic or organic filling Agent, (D) thermoplastic resin or polyisobutylene, (E) photoreaction initiator, and (F) thermal reaction initiator, no fusible solvent, and in the groove of the seam portion of the steel plate A photo-curing sealing agent for automobiles for sealing a groove in a joint portion of a steel sheet, which is used after being discharged and then light-cured and then heat-cured.
In the second aspect of the present invention, after the sealing agent is discharged into the groove of the joint portion of the steel sheet, the external shape of the discharged sealing agent is adjusted, the external shape is fixed by irradiating light, and the surface is coated A sealing construction method characterized by further heat-curing in a paint drying furnace of an automobile production line.
[0007]
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The photocurable resin used in the present invention is a resin that is cured by irradiation with light such as ultraviolet light and electron beam, and is selected from acryloyl polybutadiene oligomer, urethane (meth) acryloyl oligomer, and alkyd acrylic oligomer.
[0008]
The photocurable resin imparts the same ease of construction as the vinyl chloride sol to the sealing material of the present invention, and shortens the curing speed in seconds.
The content of the photocurable resin is 10 to 70 parts by weight, preferably 20 to 50 parts by weight.
[0009]
The (meth) acrylate monomer used in the present invention can be appropriately selected from commercially available mono- or di-tri (meth) acrylates. Specific examples thereof include butoxyethyl (meth) acrylate, Butanediol mono (meth) acrylate, 2-ethoxyethyl (mono) acrylate, ethyl carbitol (mono) acrylate, 2-ethylhexyl (meth) acrylate, 2-hydroxyethyl (meth) acrylate , Isobornyl (meth) acrylate, isooctyl (meth) acrylate, lauryl (meth) acrylate, phenoxyhydroxypropyl (meth) acrylate, phenoxyethyl (meth) acrylate, tetrahydrofurfuryl (meta ) Mono (meth) acrylates such as acrylate; polyethylene glycol Coldi (meth) acrylate, 1,4-butanediol (meth) acrylate, glycerol di (meth) acrylate, trimethylolpropane tri (meth) acrylate, EO-modified trimethyloltri Examples thereof include (meth) acrylate and di-tri (meth) acrylate such as PO-modified trimethylpropane tri (meth) acrylate.
[0010]
The viscosity of the (meth) acrylate monomer is 1 to 300 cps / 25 ° C, preferably 5 to 200 cps / 25 ° C. The (meth) acrylate monomer can lower the viscosity of the photocurable resin. The content of the (meth) acrylate monomer is 10 to 80 parts by weight, preferably 30 to 70 parts by weight.
[0011]
Examples of the inorganic or organic filler used in the present invention include talc, mica, calcium carbonate, magnesium hydroxide, anhydrous silicic acid, inorganic pigments and organic pigments, and bulky fillers are preferred. Inorganic or organic fillers can impart stringing prevention and abrasiveness to the sealing agent of the present invention.
The content of the inorganic or organic filler is 5 to 40 parts by weight, preferably 5 to 30 parts by weight. When the filler content is less than 5 parts by weight, the sealing agent may cause stringing or cold flow. When the filler content exceeds 40 parts by weight, the viscosity of the sealing agent becomes too high, and the sealant is extruded from a tube. In some cases, the surface may be roughened when the surface is finished with a spatula or the like.
[0012]
The thermoplastic resin or polyisobutylene used in the present invention is a thermoplastic resin or polyisobutylene having a molecular weight of 10,000 or more that dissolves in the (meth) acrylate monomer, and has an elongation after curing of 100% or more and a volume shrinkage of 7%. The following are preferred. By using such a thermoplastic resin or polyisobutylene, the physical properties after curing of the sealing agent can be strengthened, the water resistance and the solvent resistance can be improved, and the adhesion with the electrodeposition coating plate can be improved. Can be improved.
[0013]
Examples of the thermoplastic resin include polybutylene, polybutadiene, polybutene, polyphenylene oxide, polysulfone, polycarbonate, polyvinyl acetate, methacrylic resin, polyacrylonitrile, thermoplastic polyesters, polyamides, polyvinyl butyral, thermoplastic epoxy resin, and ethylene acetate. A vinyl copolymer, these copolymers, etc. can be mentioned.
The amount of the thermoplastic resin or polyisobutylene used is 1 to 20 parts by weight, preferably 3 to 15 parts by weight. When the amount used is less than 1 part by weight, the adhesion to the steel sheet may be lowered. When the amount used exceeds 20 parts by weight, the viscosity of the sealing agent is undesirably increased.
[0014]
Examples of the photoreaction initiator used in the present invention include Darocur 1173 (Merck) and Irgacure-651 (Ciba).
The usage-amount of a photoinitiator is 1-7 weight part, Preferably it is 3-5 weight part.
Examples of the thermal reaction initiator used in the present invention include benzoyl peroxide, di-2-ethylhexyl peroxydicarbonate, di-3-methoxybutyl peroxydicarbonate, benzoyl peroxide, and cyclohexane peroxide. it can.
The usage-amount of a thermal reaction initiator is 0.1-3 weight part, Preferably it is 0.5-1 weight part.
[0015]
In the construction method of the present invention, the sealing material blended in the predetermined amount is filled in a container such as a sealer gun or a tube, and from the container, for example, a joint of a steel plate, a groove, a dent, etc. After discharging the desired amount of sealing material to the construction site, and then adjusting the external shape of the discharge surface using a spatula, brush, etc., light is irradiated to fix the external shape of the sealing material To do.
[0016]
There is no restriction | limiting in particular as light to irradiate if it can harden the said photocurable resin, For example, ionizing radiations, such as an ultraviolet-ray and an electron beam, can be used.
In addition, the construction method of the present invention is such that after the sealing material is further discharged from above the cured sealing material, the external shape is adjusted, and the sealing material is cured by irradiating light. Is preferred. Further, if necessary, the hardened portion is scraped with a cutter knife or the like to adjust the external shape.
Next, after fixing the external shape of the sealing material, the surface is painted if necessary, and then heated to completely cure the sealing material. The heating temperature may generally be about the same as the temperature of a paint drying furnace in an automobile production line.
[0017]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
(1) Since the inorganic or organic filler is contained, the external shape can be easily corrected with a spatula or the like of the sealing material discharged to the construction part without causing stringing or cold flow.
(2) Since it can be cured in a few seconds by irradiating with ultraviolet rays, etc., then, according to the finished state of the seam portion, it can be repaired by repeating the same process from above the construction location immediately after curing, It is easy to finish and finish in a short time.
[0018]
(3) Since it contains a thermoplastic resin or polyisobutylene, the adhesive force to the electrodeposition coated plate is excellent.
(4) Since the plasticizer used for the vinyl chloride sol is not used at all, the plasticizer does not float out and the paint does not show through when applied.
(5) Compared with the case where a vinyl sol sealer is used in an automobile production line, the number of times of passing through the heating tunnel is reduced by at least two steps, so the economic effect is extremely large.
(6) Compared to brazing, the work is extremely easy, the environment is not deteriorated, and the construction time can be reduced to about 1/10 or less.
[0019]
【Example】
Reference example 1
Epoxy acrylate resin 3002A (manufactured by Kyoeisha Yushi Co., Ltd.) ... 30 parts epoxy acrylate resin M-600A (manufactured by Kyoeisha Yushi Co., Ltd.) ... 70 parts ethylene vinyl acetate copolymer ESCORENE ULMV02514
(Exxon Chemical Co., Ltd.) ············································· 10 parts ··· 10 parts Darocur 1173 (Merck) ·············· 6 parts benzoyl peroxide (Nippon Yushi Co., Ltd.) ··· ... 1 part The above composition was placed on a non-treated steel plate with a circular recess having a radius of 7.5 mm and a depth of 1 mm with a sealer gun and loosely squeezed with a rubber spatula. When it was irradiated with ultraviolet rays for about 2 seconds with a high-pressure mercury lamp, it hardened while slightly rising. Electrodeposition coating was performed after flattening with # 220 sandpaper, but the concave portion was indistinguishable. No effect from heating was observed.
[0020]
Example 2
Urethane acrylate resin (Aronix M-1100,
Toa Gosei Chemical Co., Ltd.) ... 40 parts butanediol monoacrylate (BASE) 60 parts Aerosil No. .300 (Nippon Aerosil Co., Ltd.) 15 parts saturated polyester (Byron 300, Toyobo Co., Ltd.) 10 parts Darocur 1173 (Merck) ... 6 parts Lauroyl peroxide (manufactured by NOF Corporation) ... 1 part electrodeposition of the above composition The seam (width 3mm, depth 3mm, length 100mm groove) of the coated steel plate was raised from the tube and rubbed with a urethane rubber squeegee. Then, ultraviolet rays were irradiated for about 2 seconds with a 1 KW high-pressure mercury lamp. Since the seam portion was slightly recessed, the composition was placed in the recessed portion, flattened with a squeegee, and then irradiated with ultraviolet rays. Next, when painted and baked from above, the seam portion was hardly understood. Since the said composition also contains the thermal reaction initiator, the place of the construction part depth of 3 mm was also hardened in the baking process.
[0021]
Example 3
Polybutadiene acrylate (R-45 ACR,
Made by Idemitsu Petrochemical Co., Ltd.) ... 50 parts polyisobutylene rubber (Vistanex LMMH,
Exxon) ··································· 10 parts Tetrahydrofuran acrylate (manufactured by Kyoeisha Yushi Co., Ltd.) ··· 50 parts calcium carbonate ( Maruo Calcium Co., Ltd.) ··········· 5 parts Silicic acid (Florite R, Tokuyama Soda Co., Ltd.) ······· 10 parts Irgacure-184 (Ciba) ) 6 parts Lauroyl peroxide (Nippon Yushi Co., Ltd.) 1 part Example 2 A similar test yielded almost similar results. The adhesion of the paint was also good.
[0022]
Reference example 4
Urethane acrylate resin (Aronix M-1100,
Toa Gosei Chemical Co., Ltd.) ... 40 parts epoxy acrylate resin M-600A (manufactured by Kyoeisha Yushi Co., Ltd.) ... 60 parts Vista NEX LMMS (manufactured by Exxon) ··································································· 10 parts 300 (Nippon Aerosil Co., Ltd.) ... 3 parts Darocur 1173 (Merck Co.) ... 4 parts benzoyl Peroxide (manufactured by Nippon Oil & Fats Co., Ltd.) 1 part of the above composition is a seam of an electrodeposited coated plate with a thickness of 0.8 mm (a groove with a width of 3 mm and a depth of 0.8 mm) ) And squeezed with a silicon rubber spatula. At this time, since the urethane resin fine powder and the anhydrous silicic acid fine powder were contained, there was no fluidity at room temperature, and there was no stringing even when wrought with a spatula, and the workability was good. Moreover, even when the above composition was screen-printed, no string was observed.
[0023]
Next, the construction part was irradiated with ultraviolet rays with a 1 KW high-pressure mercury lamp for about 2 seconds. Since the seam portion was slightly depressed, the above composition was again applied to the seam portion, squeezed with a Teflon spatula and irradiated with ultraviolet rays, and the seam portion was almost flat. Next, after white coating on it, it was baked at 140 ° C. for 30 minutes, and the seam portion was almost unknown.
Since the above composition contains a thermoplastic resin, when baked, the adhesion to the electrodeposition coated plate becomes extremely strong, and when the cured product is peeled off from the coated plate, cohesive failure may occur. The adhesion was very good. Further, after curing, even when immersed in boiling water at 100 ° C. for 1 hour or longer, there was no peeling or blistering, and adhesion with the coated plate after immersion was good.
[0024]
Comparative Example 1
In the same manner as in Example 2, the vinyl chloride sol sealer was raised to the seam of the electrodeposited steel sheet, and was rubbed with a urethane rubber squeegee. The seam portion remained slightly depressed. Next, this was put into a paint drying furnace of an automobile production line and baked. After cooling this, a vinyl chloride sol was again applied to the dent portion with a squeegee, finished with a brush, and then baked in a drying furnace in the same manner. After cooling, the construction part was painted, but the construction part was smooth but the paint was transparent, and the construction part could be confirmed visually. Further, the time required for curing the vinyl chloride sol twice took 1 hour or more.
[0025]
Comparative Example 2
In order to perform electric welding at the seam of the electrodeposited steel sheet of Example 2, the electrodeposition paint was dropped with sandpaper, and the seam was raised and welded using a welding rod. Next, the welded portion was flattened with a sander attached with # 220 sandpaper, and then finished with # 220 sandpaper. Next, an undercoat for rust prevention was applied, and an overcoat was applied from above. Although the finish was good, the time required for brazing was about 40 minutes and the work environment was bad, so the work had to be carried out with gloves, protective caps and protective masks.
[0026]
Comparative Example 3
Urethane acrylate resin (Aronix M-1100,
Toa Gosei Chemical Co., Ltd.) ... 40 parts epoxy acrylate resin M-600A (manufactured by Kyoeisha Yushi Co., Ltd.) ... 60 parts urethane Resin fine powder (Negami Kogyo Co., Ltd.) ... 10 parts Aerosil No.300 (Nihon Aerosil Co., Ltd.) ... 3 parts Darocur 1173 (Merck Co., Ltd.) ··················· 4 parts Benzoyl peroxide (Nippon Yushi Co., Ltd.) ··· 1 part In the same manner as in Reference Example 4, the composition was raised to the seam of the electrodeposition coating plate, cured by irradiation with ultraviolet rays, and baked at 140 ° C. for 30 minutes. As a result, since the composition did not contain a thermoplastic resin, the adhesion was insufficient, and the cured product was easily peeled off.
[0027]
Comparative Example 4
Except not containing an inorganic or organic filler, compositions similar to those in Examples or Reference Examples 1 to 4 were prepared.
All of these compositions had strong stringiness and cold flow, so that they could not be formed with a spatula.
[0028]
Comparative Example 5
Except not containing a thermoplastic resin and an inorganic or organic filler, compositions similar to those in Examples or Reference Examples 1 to 4 were prepared.
All of these compositions had strong stringiness and cold flow, so that they could not be formed with a spatula.
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