JP3602540B2 - 収納された再帰反射要素及びその製造方法 - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、再帰反射要素とその製造方法に関し、特に、湿性再帰反射性を呈する舗道標識に適した再帰反射装置に関する。
発明の背景
透明な微小球を含む再帰反射ペイント及びテープ等の舗道標識は、道路に沿って運転者をガイドするために広く使用されている。舗道標識は再帰反射性であることが極めて多いため、自動車運転者は夜間に標識をはっきりと見ることができる。再帰反射舗道標識は、入射光のかなりの部分を、その光の光源へ向けて返すことができる。自動車のヘッドライトからの光はその自動車に向けて返り、自動車運転者のために例えば車線の境界等、道路の特徴を照らす。しかし、そのような舗道標識の表面が濡れると、露出した微小球の再帰反射性は有意に減少する。典型的な露出レンズ再帰反射体は、ガラスレンズと拡散反射体との空気界面に依存する。水分がこの関係に干渉し、その結果、製品が濡れると再帰反射輝度が減少する。
濡れた状態でも良好な再帰反射性を達成する試みは、隆起した剛性舗道標識、型押しした輪郭を備えた舗道標識及び直径の大きなガラスビーズを含む。ベースシートの上表面にある突起物の隆起した模様を使用して、光学要素を道路上の水分または他の液体の上に上げて再帰反射構造をより最適に配向させることによって、濡れた状態での舗道標識の再帰反射性を高めることができるが、これらのことは、米国特許第5,227,221号、米国特許第5,087,148号、米国特許第4,969,713号及び米国特許第4,388,359号に開示されている。
しかし、これらの解決法は一般に実質的な費用の限界があり、所望の性能より劣るものしか提供しない。大きなガラスビーズまたは隆起舗道標識はレンズから水を落とす助けにはなるが、水分の薄い層でさえ実質的には再帰反射性を低下させる。更に、これらの型の舗道標識は、陽光への露出及び道路腐食によって劣化すると、更に濡れ易くなるため、再帰反射性の低下は明白である。一時的な標識に用いられる隆起標識は、除去する際に道路表面に傷跡を残したり、傷つけたりする傾向がある。隆起標識が除雪機によって傷つけられる地域もある。更に、隆起標識は昼間は適切な車線規定をしないため、通常は他の形態の舗道標識と組み合わせて使用される。
従って、濡れた状態で良好な再帰反射性を提供する舗道標識等に使用する低コストの再帰反射要素が必要である。
発明の開示
本発明は、特別な湿性再帰反射性を呈する再帰反射要素及びそれを製造する方法を提供する。再帰反射要素は、多面再帰反射体と透明な熱可塑性樹脂とのアセンブリを含む。一実施態様では、熱可塑性樹脂を熱変形して、多面再帰反射体を実質的に収納する凸状再帰反射ドームを形成する。ドーム構造は、高入射光線の再帰反射性を改良する。多面再帰反射体は、再帰反射要素の凸状ドームに対して不規則にまたは均一に配向される。
一実施態様では、多面再帰反射体は少なくとも2枚の透明なプラスチックの間に積層される。積層は、立方体、円筒等の再帰反射要素に形成され、基板等の面上に置かれると多面再帰反射体を不規則に配向させることができる。再帰反射要素は熱可塑性樹脂等のオーバーコートで被覆される。オーバーコートは高入射光線の再帰反射性を補助する面を形成する。
多面再帰反射体は、正反射体、拡散反射体及び顔料反射体等の反射層の両側に光学的に接続されて配置される透明な微小球の第1及び第2の層を含む。別の実施態様では、多面再帰反射体は、再帰反射特性を備えた3つ以上の面を有する。包埋レンズまたはカプセル化レンズの微小球系再帰反射体またはプリズム系再帰反射体等の密閉レンズ再帰反射体は、本発明の再帰反射要素を製造するために使用される。更に、反射層は正反射体でも反射顔料でもよい。
本発明は、複数の本発明の再帰反射要素が種々の技術によって舗道面に接着される湿性再帰反射舗道標識にも関する。たとえば、舗道標識ペイントは結合材としても使用され、本発明の再帰反射要素を舗道面に接着される。ガラスビーズを舗道標識ペイントに加え、追加乾性再帰反射性を提供する。あるいは、再帰反射要素は舗道標識テープに結合される。また別の実施態様では、本発明の再帰反射要素は2枚の熱可塑性シートの間で熱積層される。次に、熱可塑性シートと再帰反射要素とのアセンブリは、舗道に接着する前に適切な基板に結合される。
本発明は、多面再帰反射体と透明な熱可塑性樹脂とのアセンブリの形成を含む再帰反射要素を製造する方法にも関する。アセンブリを形成する方法は、再帰反射体を透明な熱可塑性樹脂の第1及び第2のシートで積層することを含む。次に、結果として得られるアセンブリを、円、正方形、六角形または種々の他の形状の複数の小片に分割する。結果として得られる複数の再帰反射要素を、熱または接着剤によって舗道面または舗道標識テープに結合する。あるいは、再帰反射要素を、上部及び下部熱可塑性シートの間に熱結合してもよい。一実施態様では、熱可塑性樹脂の一部を熱変形して、多面再帰反射体を実質的に収納する凸状ドームを規定する。
別の実施例では、多面再帰反射体は複数の多面再帰反射体小片に分割され、次に透明な熱可塑性樹脂と混合して押出成形されて、押出再帰反射要素を形成する。結果として得られる押出再帰反射要素を複数の押出部材小片に分割し、引き続き熱変形して凸状ドームを形成する。所望により、押出部材小片を基板上に配置してもよい。押出再帰反射部材は、円形断面または本発明の再帰反射要素を形成するのに適した他の種々の形状を有してもよい。押出工程を使用してファブリックまたは他の識物材料に織るのに適した再帰反射繊維を形成する。
本発明の方法は、概して透明な熱可塑性樹脂内に多面再帰反射体を押出成形して、押出再帰反射部材を形成することを含む。多面再帰反射体は押出工程中に捩られ、押出再帰反射部材内の多面再帰反射体の配向を更に不規則にする。次に押出再帰反射部材を複数の押出部材小片に分割し、熱変形して凹状ドームを規定する。
本願明細書で使用する定義は下記の通りである。
「多面再帰反射体」は、二つ以上の面で再帰反射特性を有する再帰反射体を意味する。
「透明な熱可塑性樹脂」は、例えば、摩耗、塩分、水分、油分及び紫外線に対して耐性があり、色とコストが低く、一般に道路面で遭遇する温度よりも高い加熱撓み温度または軟化温度を有するアクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリエステル、フルオロポリマー、ポリ塩化ビニルまたは他の透明な熱可塑性材料を意味する。
「凸状ドーム」は、少なくとも一部が凸状である規則的または不規則な形状の面を意味する。
本願明細書で使用される「密閉レンズ再帰反射体」は、裏面に光学的に接続した反射層を有しスペーサー層によって間隔を置かれることもある微小球の単層と、微小球の前面が包埋される被覆層とを具備する。
「包埋レンズ再帰反射体」は、裏面に光学的に接続した反射層を有してスペーサー層によって間隔を置かれる微小球の単層と、微小球の前面が包埋される被覆層とを具備する。
本願明細書で使用される「カプセル化レンズ再帰反射体」は、裏面に接続する反射手段を備えた微小球の単層と、表面に配置された被覆フィルムまたは裏面に封止された被覆フィルム付キューブコーナー要素の層とを具備する。
「高入射光線」は、車両のヘッドライトから発せられ、舗道面またはジャージーバリア(Jersey barrier)等の道路面と平行にある垂直なバリアを照らすような垂直線からおよそ80度を超え、一般に86度〜90度の光線を意味する。
「プリズム系再帰反射体」は、反射手段として封止エアポケットまたは正反射体を備えたキューブコーナー要素の配列を有する再帰反射体である。
「湿性反射性」は、濡れたときに乾性反射性の大部分を保持するシステムを意味する。
【図面の簡単な説明】
本発明を図面を参照して更に説明する。
図1は、多面再帰反射体の第1の例の一部の断面図である。
図1Aは、三面に再帰反射特性を有する再帰反射体の断面図である。
図2は、多面再帰反射体の第2の例の一部の断面図である。
図3は、長手方向に配向された再帰反射シートを備えた円筒形再帰反射アセンブリの例である。
図4は、正方形再帰反射アセンブリの例である。
図5は、円筒形再帰反射アセンブリの例である。
図6は、図3に示した複数の円筒形再帰反射アセンブリを形成するダイの例である。
図7は、押出再帰反射部材を形成する従来のワイヤ塗布押出法を示す。
図8Aは、押出再帰反射部材の斜視図である。
図8Bは、不規則な多面再帰反射小片を有する別の円筒形押出再帰反射部材である。
図9は、図8に示した押出再帰反射部材の別の実施例であって多面再帰反射体は押出形成中に捩られる。
図10は、再帰反射部材が熱可塑性シートに収納される再帰反射舗道標識装置の断面図である。
図11は、再帰反射部材が舗道標識ペイント内に配置される再帰反射舗道標識装置の断面図である。
図12は、本発明の再帰反射部材が基板に接着される再帰反射舗道標識装置の断面図である。
図13は、再帰反射部材が基板に接着される再帰反射舗道標識装置の断面図である。
これらの図面は理想化されたものであり、実際の縮尺には則ってはおらず、単に例示的なものであり、限定するものではない。
実施態様の詳細な説明
図1は、本発明の多面再帰反射体20の例を示す。透明な微小球22からなる第1の層は透明な結合層30によって反射層26に対して固定関係に保持され、上部再帰反射体25を形成する。透明な微小球24からなる第2の層は透明な結合層30によって反射層27に対して固定関係に保持され、下部再帰反射体27を形成する。透明なスペーサー層32は微小球22、24の層と反射層26、27との間にそれぞれ挿入される。
接着剤33は上部及び下部の再帰反射体25、27を接合して、多面再帰反射体20を形成する。上部及び下部の再帰反射体25、27は一体構造で形成されてもよいと理解される。一実施態様では、透明なフィルム34は、微小球22、24を被覆し、包埋レンズ再帰反射体36を形成する。別の実施態様では、多面再帰反射体20は透明なフィルム34なしで作動する。
図2は、微小球22の上部層及び微小球24の下部層を有し各々結合層30で固定される別の多面再帰反射体20'の断面図である。結合層は接着剤33で背中合わせに接合される。反射層40は微小球22、24の裏面に配置される。透明なフィルム42は多面再帰反射体20'に貼り付けられ、エアギャップを形成し、微小球22、24を封入する。多面再帰反射体20、20'は単一の再帰反射要素に組み合わされてもよいと理解される。透明なフィルム34、42は一般に厚さ0.025〜0.13mmであるが、厚さは特別な適用によっては変動しうると理解される。例えば、多面再帰反射体20、20'を立方体構造に形成するとき(図4参照)、または透明なフィルム34、42を熱変形して図10〜12に示す再帰反射要素を形成するときは、透明なフィルム34、42の厚さは1.0〜2.0mmでよい。
図1Aは、接着剤34によって接合される微小球22の三層を備えた多面再帰反射体20"の断面図である。微小球22は透明な結合層30によって反射層26に対して固定関係に保持される。透明なフィルム34は微小球22の外面に任意に接着される。三面再帰反射体20"は一体構造で製造しても、微小球の層を三角形の基板に接着して製造してもよい。本発明は二面または三面の再帰反射体に限定されるものではなく、より複雑な多面再帰反射体構造も使用することができると理解される。
本発明で使用される微小球型及びキューブコーナーの型カプセル化レンズ再帰反射体の例は、McGrathに付与された米国特許第4,025,159号に開示されており、その内容を本願明細書に引用したものとする。本発明で使用される包埋レンズ再帰反射体の例は、Palmquistに付与された米国特許第2,407,680号に開示されており、その内容を本願明細書に引用したものとする。種々の市販の再帰反射製品を使用して、本発明の多面再帰反射体20、20'、20"を製造することができる。透明フィルム被覆の有無を問わず密閉レンズ再帰反射体の市販例は、それぞれ、ミネソタ州、セントポール、Minnesota Mining and Manufacturing Company(「3M」)販売のSCOTCHLITE Band再帰反射シート製品シリーズ3750及び4750を含む。可撓性のあるカプセル化再帰反射体の例は、ミネソタ州、セントポール、3M販売のSCOTCHLITE Brand再帰反射シート製品シリーズ381−Iを含む。市販のプリズム系再帰反射体の例は、ミネソタ州、セントポール、3M販売のSCOTCHLITE Brand再帰反射シート製品シリーズ3990及び3970Gを含む。
微小球22、24は主に、直径約200マイクロメーター未満で且つ直径約25マイクロメーターを超える。微小球の直径はおよそ60〜90マイクロメーターであることが好ましい。ガラス微小球(ビーズとしても知られる)22、24は屈折率約1.8〜約2.9のガラス材から形成され、屈折率はカプセル化再帰反射体ではおよそ1.9、密閉レンズ再帰反射体では2.3であることが特に好ましい。反射層26、28、40にふさわしい正反射体の例はアルミニウム及び銀である。所望によりこれらの範囲外の平均直径及び屈折率を有する微小球を使用することができると理解される。
ポリビニルブチラール、ポリエステル及びポリウレタン増量ポリエステルは結合層30に有効な材料の例である。透明なフィルム3442及び熱可塑性樹脂52(下記詳述)は、例えば、エチレンアクリル酸、エチレンメタクリル酸またはそのイオン化架橋版等の脂肪族ウレタンエチレン共重合体から製造される。熱可塑性樹脂52は、少部の熱硬化された材料あるいはわずかに架橋された材料を含むと理解される。熱可塑性樹脂52は、1.33〜1.6の範囲の屈折率及びASTM D 1003によって計量された少なくとも70%の透明度を有することが好ましい。熱可塑性樹脂52及び透明なフィルム34、42は、一般にそれらの間の良好な接着力を基に選択される。
図3は、円筒形再帰反射アセンブリ50を示し、その中で多面再帰反射体20、20'、20"は、例えば直径約1〜5mmの円筒形の透明な熱可塑性樹脂52内に積層される。円筒形再帰反射アセンブリ50は、所望の寸法の複数の小片に切断または破断される。アセンブリ50は円筒形状であるため、基板上に配置されたときに(図13参照)多面再帰反射体20、20'、20"の不規則な配向が可能である。一実施態様では、アセンブリ50を基板上に配置し、熱変形して、本発明の再帰反射要素の凸状再帰反射ドームを形成する(図10〜12参照)。
図4及び図5は、それぞれ立方体及び円筒形の再帰反射アセンブリ60、62を示し、その中で多面再帰反射体20、20'、20"は、透明な熱可塑性樹脂52の間に積層される。熱可塑性樹脂52は、好ましくは約0.25〜2mmの厚さを有し、一般に約0.6〜1.5mmの厚さを有することが最も好ましい。立方体及び円筒形再帰反射アセンブリ60、62は、再帰反射アセンブリ材料のシートを所望の形状及びサイズに打ち抜き、または切り取って形成される。一実施態様では、再帰反射アセンブリ60、62を基板上に配置し、熱変形して、ドーム型再帰反射要素80を形成する(図10〜12参照)。
立方体再帰反射アセンブリ60は、熱変形過程中に多面再帰反射体20、20'、20"を一貫しては収納しないことが見出された。特に多面再帰反射体20、20'、20"の隅は熱可塑性樹脂52から突出し、再帰反射要素を損なう可能性のある脆弱点または剥離点を形成する。円筒形再帰反射アセンブリ62は、熱変形過程中に熱可塑性樹脂52の分布をより均一にする。しかし、再帰反射アセンブリ材料のシートから円筒形再帰反射アセンブリ62を切り取ると屑材が大量に発生する。六角形形状の再帰反射アセンブリは、多面再帰反射体20、20'、20"の一貫したカプセル化と屑材発生量の最小化との妥協であることを示す。
図6は多面再帰反射体20、20'、20"を含む多数の円筒形再帰反射アセンブリ50(図3参照)を同時形成する上部ロール53及び下部ロール55を有する熱形成ロール51の例である。熱可塑性樹脂52のシートはロール53、55によって熱変形されて、複数の再帰反射アセンブリ50を生産する。下記に詳述するように、複数の円筒形再帰反射アセンブリ50は分けられて、引き続き複数の小片に分割されるか切断される。これらの小片は、基板上に配置されるか(図13参照)、または熱変形されて本発明の再帰反射要素を形成する(図10〜12参照)。
図7は、ワイヤ押出装置70の例の断面図であり、その中でフィラメント72は熱可塑性樹脂52に包埋され、押出再帰反射部材74の形成の一助となる。ある適用では、多面再帰反射体20、20'、20"は、フィラメント72なしで押出再帰反射部材74を形成する一助となるのに充分な引っ張り強さを有する。図8Aは、図7に示されたワイヤ押出装置70を使用して製造される円筒形密閉型押出再帰反射部材74を示す。フィラメント72を熱可塑性樹脂52で塗布することは、ハイソリッドの液体塗布または従来のワイヤ塗布熱可塑性樹脂押出によって達成される。更に、押出再帰反射部材74の断面は、正方形、三角形、六角形等、様々な形状を取ってもよい。
図8Bは、押出再帰反射部材74'の押出成形前に多面再帰反射体20、20'、20を複数の小片に破断して熱可塑性樹脂52内に不規則に分散させる別の実施例である。図9は、押出過程中に多面再帰反射体20、20'、20が捩られる円筒形密閉型押出再帰反射部材74"の別の実施例である。図3、4、5の再帰反射アセンブリ50、60、62と同様に、押出再帰反射部材74、74'、74″は、熱変形過程の前に複数の小片に切断または破断されることが好ましい。
一実施態様では、押出再帰反射部材74、74'、74″は、直径およそ1〜5mmの微細ストランドに形成される。ポリエステル、ナイロンまたはビニル等の、可撓性または半剛性の熱可塑性樹脂52は、ファブリックに織るのに充分な可撓性のある部材74、74'、74″を提供し、ファブリックに再帰反射特性を与える。
図10は、複数の再帰反射要素80を有する再帰反射舗道標識装置78の断面図である。熱可塑性樹脂84の層は基板86に押出塗布され、所望により顔料及び他の添加剤を含む。適切な基板は、金属箔または、低弾性及び高永久歪特性を有するプラスチックまたはゴムである。次に、再帰反射アセンブリ50、60、62及び/または押出再帰反射部材74、74'、74″は、熱可塑性樹脂層84上に配置され、熱変形されて再帰反射要素80を形成する。ガラスビーズ94は任意に熱可塑性樹脂層84上に配置される。透明な熱可塑性樹脂82のオーバーコートは装置78に塗布され、ガラスビーズ94の屈折率は約2.1以上でなければならない。基板86は適切な接着剤87によって舗道面に結合される。当該分野で公知の基板86及び接着剤87の種々の実施例は本発明で使用される。熱可塑性シート82、84は、再帰反射要素80の熱可塑性樹脂52と良好な結合特性を有する熱可塑性樹脂から製造することが好ましい。再帰反射要素80は舗道88にあるいずれの水分上にも概して伸長し、高入射光線は多面再帰反射体20、20'、20"を囲繞する凸状再帰反射ドーム90によって捉えられる。再帰反射要素80を覆う水分は再帰反射性を阻害しない。
図11は、別の舗道標識装置95を示し、熱変形された再帰反射部材80,80'が舗道標識ペイント92内に配置される。再帰反射部材80の凸状再帰反射ドーム90はその形状のため、主に上方に配向される。しかし、要素80は不規則に分散するため逆さまに配向される再帰反射要素80もあるが、球形再帰反射要素80'は独立して配向される。当該分野では従来行われているようにガラスビーズ94も舗道標識ペイント92内に配置される。
図12は、別の舗道標識装置100の断面図であり、再帰反射要素80が上述の熱可塑性シート等の基板102に結合される断面図である。再帰反射要素は、基板102に直接熱結合されるか適切な接着剤を介して接着される。次に、基板102は金属箔等の第2の基板86に接着され、接着剤87により舗道88に接着される。
図12はまた、高入射角光線A〜Cによる本発明の再帰反射要素80の作用を示す。光線Bは、再帰反射要素80の表面に対し実質的に直角すなわち垂直に当たる。結果として、光は、多面再帰反射体20、20'、20"の方向及び位置によって、多面再帰反射体に屈折したり当たったりせずに要素80を通る。光線Aは、浅い角度で要素80に当たり、極めて小さな屈折でそれる。光線Cは要素80に入り、多面再帰反射体20、20'、20"に向けて屈折し、光源に反射される。光線Aと光線Bとの間の領域が要素80の効果的な開口部である。効果的な開口部は、ドーム90の形状及び多面再帰反射体20、20'、20"の方向に依存する。
図13は、図4の立方体再帰反射アセンブリ60及び図3の円筒形再帰反射アセンブリ50が接着剤87によって基板102に接着される別の実施例である。再帰反射アセンブリ50、60の立方体形状及び円筒形状により、多面再帰反射体20、20'、20"は不規則に配向される。熱可塑性樹脂等の透明なオーバーコート104を塗布して、アセンブリ50、60を保護し、再帰反射性を高めることができる。しかし、円筒形再帰反射アセンブリ62及び他の形状もこの目的に当てはまることは理解される。
本発明の方法は、種々の技術によって多面再帰反射体20、20'、20"を透明な熱可塑性樹脂52内に概して収納することを含む(図3〜9参照)。一実施例では、多面反射体20、20'、20"を透明な熱可塑性樹脂52のシートの間に積層する(図3〜6参照)。次に、結果として得られるアセンブリ50、60、62を、円筒形、円形、正方形、六角形または他の種々の形状等の複数の小片に切断または分散する。
あるいは、多面再帰反射体20、20'、20"を透明な熱可塑性樹脂52内に押出成形して押出再帰反射部材74、74'、74″を形成する(図7〜9参照)。結果として得られる押出再帰反射部材74、74'、74″を複数の押出部材小片に分割する。別の実施例では、押出再帰反射部材74、74'、74″は、ファブリックまたは他の織物材料に織られる繊維またはフィラメントを形成する。
アセンブリ50、60、62及び押出部材74、74'、74″は基板(舗道標識テープ等)上に配置されるかまたは直接舗道面上に配置され、適切なオーバーコートで任意に被覆される。あるいは、アセンブリ50、60、62及び押出部材74、74'、74″は基板上に配置され、熱変形されて、図10〜12の凸状ドーム90を規定する。
本発明を下記の実施例により更に説明する。
実施例1
商標PRIMACORTM5980で販売されるポリエチレンアクリル樹脂(デラウェア州、WilmingtonのE.I.du Pont de Nemours and Companyで販売)の厚さ0.38mm(0.015インチ)のシートを、通常の熱可塑性樹脂押出塗布技術を使用して、厚さ0.061mm(0.0024インチ)のポリエチレンテレフタレートキャリアウェブ(本願明細書ではPETと称す)に押出成形した。より厚いシートを製造するために、約121℃(250゜F)に加熱したローラーを使用して、3層のPRIMACORTMを一緒に積層した(所望により更に厚い層を最初に押し出し成形することもできた)。SCOTCHLITE Brand再帰反射シート製品シリーズ3750(ミネソタ州、セントポール、3M販売)に、通常のグラビア塗布及び乾燥技術を使用して、MORTON ADCOTE 50T4983(Morton Chemical Co.が販売)で下塗りしたが、3750の湿潤を容易にするために10%イソプロパノールで薄めたADCOTE溶液を用いた。次に積層したPRIMACORTM5980シートを、加熱ローラー及びゴム圧着ローラーによる通常の熱積層技術を使用して、再びシリーズ3750反射シートに熱積層した。積層は、138℃(280゜F)、6.1m/min(20FPM)で行った。アセンブリシートを加熱ローラから取り外した後、シートをロールに巻く前に一連の冷ロールのまわりに熱いアセンブリシートを通すことによってウェブを即座に冷却した。アセンブリシートの2枚のシート(シリーズ3750反射シートに積層したPRIMACORTM5980)を室温で一緒に積層して、シリーズ3750反射シートから剥離ライナを除去し感圧接着剤を露出させゴム圧着ローラーにシートを通すことによって、図1の多面再帰反射体を形成した。
結果として得られた多面再帰反射体をおよそ2.54mm(1/10")の正方形に切断して、図4に示すほぼ立方体の要素を形成した。正方形を、厚さ0.076mm(3mil)のアルミニウム箔上に厚さ約0.11mm(4.5mil)に押出成形された白色着色のポリエチレンメタクリル酸フィルム(duPontが商標NUCRELTM699で販売の20重量%のTI02)に配置した。密閉シート要素に配する前にフィルム/箔積層を149℃(300゜F)に予熱した。アセンブリを204℃(400゜F)の炉におよそ1分間入れて、熱によって部分的に溶融させ、PRIMACORTM樹脂を形作り、主に図10〜12に示される円形ドームを形成した。これらの条件下で多面再帰反射体は透明なPRIMACORTM5980樹脂内に概して収納されたが、多面再帰反射体の隅のいくらかは樹脂から突出した。実施例では透明な樹脂のおよそ1.14mm(0.045インチ)を再帰反射体の両側に使用した。
実施例2
結果として得られるシート要素を図5に示す円形小片に切断する以外は、実施例1に規定する再帰反射体要素を形成した。多面再帰反射体20、20'、20"が、熱変形の後、透明な熱可塑性樹脂から突出して剥離点を形成する可能性を最少にするために円筒形の構成が用いられた。
実施例3
実施例1の多面再帰反射体の小片を透明な熱可塑性樹脂の溶融された混合物に加え、その混合物を図8A、図8B、図9に示すように、ストランドに押出成形した。このストランドを後で小円筒ペレットに切断して加熱し、図10〜12に示す凸状再帰反射ドームを形成した。
例として挙げた実施例は本発明の範囲を限定するものでないことは理解されよう。本発明の他の修正は、前述の記載により当業者には明らかである。これらの記載は本発明を明白に開示する特別な例を提供するものである。従って、本発明は記載された実施態様に限定されるものではなく、特別な要素、寸法、材料またはそれに含まれる構成の使用に限定されるものではない。添付の請求の範囲の精神及び広い範囲に入る本発明のすべての別の修正及び変形例はカバーされる。

Claims (3)

  1. 多面再帰反射体と透明な熱可塑性樹脂とのアセンブリを具備し、該透明な熱可塑性樹脂は少なくとも部分的に熱変形されて該多面再帰反射体を実質的に完全に収納する凸状ドームを形成する、離散型再帰反射要素。
  2. 前記多面再帰反射体は、反射層に光学的に接続して各々配置された透明な微小球の第1及び第2の層を両側に具備する請求項1に記載の要素。
  3. 外部に反射する透明な微小球の少なくとも前記第1の層と前記反射層との間に挿入された透明なスペーサー層を更に含む請求項2に記載の要素。
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