JP3600748B2

JP3600748B2 - Grain processing equipment

Info

Publication number: JP3600748B2
Application number: JP01596999A
Authority: JP
Inventors: 敏之吉田
Original assignee: Toshiba TEC Corp
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1999-01-25
Filing date: 1999-01-25
Publication date: 2004-12-15
Anticipated expiration: 2019-01-25
Also published as: JP2000210576A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、玄米、白米、麦、蕎麦等の穀粒の糠（胚芽や糠層及びでん粉層のうち穀粒から剥離したもの、又は種皮等の混ざった微紛物等であって、以下「糠」と略称する。）を乾式構造によって取り去る家庭用精米機等の穀粒処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
実公昭６３−１３７９３号公報には家庭用精米機が記載されている。このものは、モータ付きの盤台に底付き外筒を載置し、分離かごの底壁を前記外筒の底壁に接触させて分離かごを前記外筒に嵌挿するとともに、このかご内において前記モータの動力により回転される縦の駆動軸に截頭円錐形の搗精ロールを嵌脱自在に装着して、搗精ロールと分離かごとの間に精白室を、分離かごと前記外筒との間に糠室を夫々形成し、前記外筒にはその上端開口を塞ぐ蓋を着脱自在に取付けて形成されている。そして、分離かごの上端開口縁は内側に向けて折れ曲げられており、この開口縁は蓋の内面に当接して前記精白室と糠室とを仕切っている。
【０００３】
この精米機は、回転駆動される搗精ロールの各部の周速度の差を利用して精白室内の玄米を上下方向に流動循環させながら、糠を分離かごの外周全面に形成された多数の孔を通して精白室から糠室に流出させて精米を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように搗精ロール等のかき回し具の回転により玄米をかき回しながら精米をする精米機では、かき回し具の回転及びかき回される玄米の動きにしたがって前記精白室と糠室内には風が生起されるため、この風に拘らず、分離かごの分離孔を通して玄米から分離した糠を確実に糠室に止める配慮が必要である。
【０００５】
しかし、糠室の上端開口とともに精白室の上端開口を一つの蓋で閉じるようにした前記公報に記載の精米機では、その外筒、分離かご、及び蓋の部品精度が影響して、分離かごの上端開口縁と蓋の内面との接触不良を生じ易い。そのため、外筒の底壁に当接して高さ位置が定められる分離かごの上端開口縁の高さが所定位置よりも低く、この上端開口縁と蓋の内面に間に前記両室を連通する隙間がわずかでもできる場合には、糠室内に分離された糠の一部が前記隙間を通って精白室に侵入して精白された米粒に再付着するという問題を招く。又、この逆に、分離かごの上端開口縁の高さが所定位置よりも高く、この開口縁が蓋を強く押上げる場合には、蓋の周縁部と前記外筒との嵌合が外されて、そこから糠室内に分離された糠の一部が前記外筒の外部に漏れ出る恐れが考えられる。
【０００６】
又、前記公報に記載の精米機の分離かごは、その上端開口縁が内側に折れ曲がったフランジ状をなしているので、精米された米を分離かごから取出す際に、前記上端開口縁が邪魔になり易く、米を取出しずらいという問題がある。しかも、前記公報に記載の精米機の分離かごは、それが収められる前記外筒から取外し可能であるかどうか不明である。しかし、仮に、分離かごを外筒から取外せないとした場合には、精白室からの米の取出し及び糠室からの糠の取出し作業が面倒であるという問題があり、又、分離かごを外筒から取外せるとした場合には、その取外しの手がかりが内側に折れ曲がった前記上端開口縁であるので、この分離かごを両手で取出すためには、かごの内部に両手を差し入れる必要があり、分離かごの取出し性が良くないという問題がある。
【０００７】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、糠室から外部への糠の漏れ出しを抑制でき、かつ、精穀された穀粒及び糠の取出しが容易であって、しかも、分離かごを容器から容易に取外すことができる穀粒処理装置を得ることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項１の発明は、回転軸を回転させる駆動機構が内蔵された装置本体と、この装置本体に一体的に設けられ又は前記装置本体とは別体であってこの装置本体に着脱可能に取付けられかつ上端が開口された容器と、多数の分離孔を有するとともに、前記容器の上端開口縁に上方から引っ掛りこの引っ掛り状態で少なくとも一部が前記容器の上端開口縁から突出する張出しフランジを有し、かつ、この張出しフランジで閉じられる糠室を前記容器の内面との間に形成して前記容器内に出し入れ可能に収容される分離かごと、前記容器内の中央部に配設される回転軸に着脱可能に取付けられて前記分離かご内で回転されるかき回し具と、を具備したものである。
【０００９】
この請求項１の発明において、分離かごは、その張出しフランジを容器の上端開口縁に引掛けて容器内に吊り下げ状態にセットされ、セットされた分離かごと容器との間には糠室が形成されるとともに、この糠室の上端は前記張出しフランジで閉じられる。又、前記のようにセットされた分離かごの中央部に位置された回転軸にはかき回し具が取付けられる。そして、この発明の穀粒処理装置は、容器が装置本体と一体的である場合には、分離かご内に玄米等の穀粒を適当量投入してから、装置本体の駆動機構を動作させて使用され、又、容器が装置本体とは別体である場合には、この容器を装置本体に取付けるとともに、その前後において分離かご内に玄米等の穀粒を適当量投入してから、装置本体の駆動機構を動作させて使用される。
【００１０】
駆動機構の動作により、分離かごの中央部に配設された回転軸及びこの軸に取付けられたかき回し具は、静止状態の分離かご内で回転して、分離かご内に既に投入された玄米等の穀粒をかき回す。このかき回しに伴い、穀粒の糠は、分離かごに開けられている多数の分離孔を通過して容器と分離かごとの間の糠室に溜められ、分離かご内には糠が取り去られた米等の穀粒が残される。
【００１１】
この請求項１の発明の穀粒処理装置では、その分離かごの張出しフランジを容器の上端開口縁に上方から引掛けて、この張出しフランジで糠室の上端開口を閉じているので、穀粒が収容される分離かごの内部と糠室とを、単一の分離かごによって仕切って、張出しフランジと容器の上端開口縁との合せの精度を、容器と分離かごの２部材のみに依存させることができるとともに、容器の上端開口縁への張出しフランジの引っ掛りを妨げる部材がないので、容器及び分離かごの寸法精度が前記合せの精度に影響することがない。
【００１２】
したがって、既述のような穀粒からの糠の除去、つまり、精穀において糠室に溜められた糠の一部が、かき回し具の回転及び穀粒の動きに伴って生じる風により舞い上がるにも拘らず、この舞い上がった糠が、糠室の上端開口を閉じた張出しフランジと容器の上端開口縁との間を通って糠室外に漏れ出すことを抑制できるとともに、前記舞い上がった糠が分離かごの上端開口側からかご内に侵入することを、分離かご自体によって防止できる。
【００１３】
そして、精穀された穀粒及び分離された糠を取出すには、容器から分離かごを取外すことにより、この分離かごに邪魔されることなく容器内に溜められた糠を容器内から取出すことができるとともに、容器及び装置本体とは無関係な状態で分離かご内の精穀された穀粒を取出すことができる。
【００１４】
しかも、分離かごを容器に着脱する際には、その環状の張出しフランジの外周部に両手を掛けて実施できる。特に、容器にセットされた分離かごを取出す際には、分離かご内に両手を入れる面倒がなく、容器の上端開口縁から突出された分離かごの張出しフランジに両手を掛けて、分離かごの取外し操作をすることができる。
【００１５】
この請求項１の発明を実施するにあたり、この発明に従属する請求項２の発明のように、前記張出しフランジをその外周部全体が前記容器の上端開口縁から突出する大きさとするとよい。このようにすると、請求項１の発明の作用に加えて、張出しフランジを両手で持つ際に、任意の位置に両手を掛けて分離かごを持つことができるので、分離かごの容器への着脱操作性をより向上できる。しかも、容器とこれに収容された分離かごとの同心度にばらつきがあっても、容器の上端開口縁の周方向全体にわたる張出しフランジの引っ掛りが維持されるので、糠室の上端開口を確実に閉じることができる。
【００１６】
又、前記請求項１又は２の発明を実施するにあたり、これらの発明に従属する請求項３の発明のように、前記張出しフランジの外周部の下面側に、この外周部より内側部分の下面と面一的に位置される折り返しを折り曲げ、この折り返し及び前記内側部分のうちの少なくとも前記内側部分を前記容器の上端開口縁に接触させて、前記張出しフランジが前記容器の上端開口縁に引っ掛るようにするとよい。このようにすると、請求項１又は２の発明の作用に加えて、張出しフランジを外周端が丸みを持つとともに、折り返しのエッジに指が振れないようにできるから、安全に分離かごを持って取扱うことができる。それだけではなく、張出しフランジの外周部に折り返しを設けたにも拘らず、張出しフランジの外周部より内側部分とこの折り返しとの下面とが面一的であって、少なくとも前記内側部分が陽気の上端開口縁に接触するので、容器の上端開口縁に対する張出しフランジの下面の接触面積がより広く確保されて、張出しフランジと容器の上端開口との間を通る糠の漏れ出しに対する前記接触に基づくシール性をより高めることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１の実施の形態に係る精米機について図１〜図１２を参照して説明する。この精米機は、装置本体と、これに着脱される穀粒処理アタッチメントとから形成される。
【００１８】
図１〜図３中１は合成樹脂製の装置本体である。装置本体１は、ボディケース１ａと、ボトムケース１ｂと、トップカバー１ｃとを連結して組立てられている。図３に示されるように装置本体１内には金属製の支持板２が水平な姿勢で配置されている。本体１は台状をなす容器載置部３を有し、この載置部３から外れた位置にはトップカバー１ｃで上方から覆われる駆動モータ４が内蔵され、このモータ４は支持板２に取付けられている。
【００１９】
図３に示されるように支持板２にはこれに連結された軸受ホルダ６を介して軸受７が取付けられ、軸受７にはこれを貫通する出力軸８が垂直な姿勢で回転自在に支持されている。出力軸８の上端部は、上面が開口された容器載置部３の凹部３ａ内中央部に突出され、この上端部には駆動側カップリング９が取付けられている。
【００２０】
駆動モータ４のモータ軸４ａの下端部は支持板２を下方に貫通しており、このモータ軸４ａと出力軸８とは伝動手段を介して連結されている。装置本体１に内蔵された駆動モータ４、出力軸８、及び伝動手段は駆動機構１０をなしている。前記伝動手段は、例えばモータ軸４ａに固定された駆動プーリ１１と、出力軸８の下端部に固定された減速用従動プーリ１２と、これら両プーリ１１、１２にわたって巻き掛けられたベルト１３とから形成されている。
【００２１】
図１及び図２に示されるようにトップカバー１ｃの上面壁は操作パネルとして用いられており、この壁にはタイマースイッチ１４と洗米スイッチ１５とが取付けられている。精米される玄米の量に応じた精米時間を設定するタイマースイッチ１４はダイアル操作されるものであり、このスイッチ１４が操作されたときに前記出力軸８は前記駆動機構１０を介して例えば２４００〜３０００ｒｐｍで回転される。なお、図１及び図２中１６は玄米の量と精米時間との目安及び白米量と洗米時間との目安を示したスイッチ設定表であり、この表１６にしたがってタイマースイッチ１４の目盛り合せがされるとともに、洗米スイッチ１５の押圧回数が指定されるようになっている。洗米スイッチ１５は押圧されている時間に限って駆動モータ４を運転させる押し釦式のフラッシュスイッチであって、これを押圧操作したときには、前記駆動モータ４への通電回路が切換わって前記出力軸８は前記駆動機構１０を介して例えば３５００ｒｐｍで回転されるようになっている。
【００２２】
トップカバー１ｃの上面壁には容器載置部３側に寄せて中空のスイッチ凸部１７が上方へ突出して一体に形成されて、この凸部１７の上端部側面には図２に示される開口１７ａが開けられている。スイッチ凸部１７の内部には開口１７ａに臨んで図示しないスイッチ連動部材が収容されていて、この連動部材は、開口１７ａに挿入される後述のスイッチ操作凸部により押し動かされ、それに伴い装置本体１に内蔵された図示しない常開の安全スイッチをオンさせるものである。この安全スイッチがオンした状態でのみ前記両スイッチ１４、１５の操作が有効、つまり、駆動モータ４への通電が実現されるようになっている。なお、図３中１８はモータ軸４ａの上端部に連結されたモータ冷却用のファンを示している。
【００２３】
次に、穀粒処理アタッチメントについて説明する。このアタッチメントは図４等に示されるように容器２１と、分離かご３１と、かき回し具４１と、蓋５１とを備えている。
【００２４】
すなわち、図１〜図３に示されるように容器載置部３上には、上面が開口された合成樹脂製や透明ガラス製の有底円筒状容器２１が、その下面に連結された容器台２２を前記凹部３ａに着脱可能に嵌合して取付けられている。図１〜図６に示されるように容器２１は、その周壁２１ｂの外周面から例えば一体に突設された把手２３を有しているとともに、この把手２３から１８０°離れた開口縁に径方向外側に突出する注ぎ口２４を有している。把手２３は例えば側面視コ字状をなしているが、これに限るものではない。図３に示されるように注ぎ口２４の先端部下面は平面で形成されている。
【００２５】
図３、図４、図７に示されるように容器２１の底壁２１ａの中央部には、これを貫通して軸受ホルダ２５が取付けられ、このホルダ２５の下端部には容器台２２が連結されている。軸受ホルダ２５に内蔵された軸受２６には、その中央部を上下方向に貫通して回転軸２７が垂直な姿勢で支持されている。回転軸２７は容器２１の中央部に配置されており、その下端部には、容器載置部３への容器２１の着脱に伴って前記カップリング９に着脱自在に噛み合い係合する被動側カップリング２８が取付けられている。回転軸２７の軸受２６より上側部分は駆動軸部２７ａをなしている。
【００２６】
軸受ホルダ２５は容器２１内に位置されるホルダ嵌合部２５ａを有している。この嵌合部２５ａは図５に示されるように回転軸２７と同心の円形の環状フランジ部からなる。又、本実施形態では洗米をする関係から容器２１は水密構造となっている。そのために、図７に示されるように底壁２１ａと軸受ホルダ２５との間に環状の防水パッキング２９が挟み込まれているとともに、軸受ホルダ２５の上端部内面と軸受２６と回転軸２７との間に、回転軸２７が摺接する環状の防水パッキング３０が設けられている。
【００２７】
容器２１に出し入れ自在な分離かご３１は、図６〜図８等に示されるように上面が開口された金属製のかご本体３２と、合成樹脂製の中心筒体３３とから形成されている。なお、かご本体３２を合成樹脂製とする場合には中心筒体３３を一体に形成できる。
【００２８】
かご本体３２は、円筒形状のかご周壁３２ａの下端にかご底壁３２ｂを一体に設け、かつ、かご周壁３２ａの上端開口縁にその周方向に連続しかつ外側に向けて水平状に張り出す環状の張出しフランジ３４を一体に設けて形成されている。このかご本体３２の張出しフランジ３４を除いたかご主部は、容器２１よりも小径であるとともに、容器２１の深さよりも短い有底円筒形状をなしている。張出しフランジ３４はその外周部３４ａの一部が容器２１の上端開口縁２１ｃから外側に水平状に突出する大きさに形成されている（図６参照）。図６中θは張出しフランジ３４が容器２１の上端開口縁２１ｃから突出した角度範囲を示しており、この角度範囲θは１８０°よりも大である。また、張出しフランジ３４はその一部に回り止め部としての蓋係合凸部３４ｂを有しており、この凸部３４ｂは本実施形態においては前記注ぎ口２４に被さるようになっている。
【００２９】
図８に示されるように張出しフランジ３４の外周部３４ａには、この外周部３４ａより内側部分３４ｃの下面と面一的に位置される折り返し３４ｄが下面側に折り曲げられている。折り返し３４ｄは全周に亘って連続している。この折り返し３４ｄを設けるために、図８（Ｂ）に示されるように張出しフランジ３４の外周部３４ａは、分離かご３１をなす板金の板厚分だけ上側に段を付けて曲げられた後、この部分の裏面に重ねて折り返し３４ｄを下面側に折り曲げて形成されている。それにより、外周部３４ａの端には板金のエッジがなく外周部３４ａの端が丸みを帯びた構成にできるとともに、前記内側部分３４ｃの下面と折り返し３４ｄの下面とが面一的、つまり、同じ高さ位置に設けられている。そして、張出しフランジ３４を容器２１の上端開口縁２１ｃに上方から引掛けた時に、図８（Ｂ）に示されるように前記内側部分３４ｃ及び折り返し３４ｄの内の少なくとも内側部分３４ｃが、前記上端開口縁２１ｃに引っ掛かるようになっている。
【００３０】
図７に代表して示されるように分離かご３１のかご周壁３２ａにはその略全域にわたり多数の分離孔３５が開けられているとともに、図６に代表して示されるように分離かご３１のかご底壁３２ｂにもその略全域にわたり多数の分離孔３６が開けられている。これら分離孔３５、３６はいずれも分離かご３１内に収容されて精白された穀粒例えば白米の通過を妨げる大きさの小穴からなる。
【００３１】
図６及び図７に示されるように前記中心筒体３３は分離かご３１のかご底壁３２ｂの中央部を貫通してかご底壁３２ｂにリベット３７で止められている。中心筒体３３の上下両端はいずれも開放されているが、この筒体３３の高さは、分離かご３１内に最大規定容量の玄米を収容した場合における玄米群が作る上面より上側に突出される高さに設定されている。それにより、精米時および精米後に分離かご３１を傾けて内部の玄米を流出させるときにも、米群が作る上面よりも中心筒体３３の上部が上方に突出していて、米が中心筒体３３内に入り込まないようにしてある。かご底壁３２ｂの下側に突出した中心筒体３３の下端部は、前記ホルダ嵌合部２５ａに着脱可能に嵌合されるかご嵌合部３３ａとして用いられている。この嵌合部３３ａの内径Ａとホルダ嵌合部２５ａの径ＢとはＡ≒Ｂの関係にある。
【００３２】
図３に示されるように容器２１内において回転軸２７には、これに上方から着脱自在に嵌合されて出力軸８の回転にしたがって回転軸２７とともに回転されるるかき回し具４１が取付けられている。
【００３３】
図３、図９、図１２に示されるようにかき回し具４１は、合成樹脂の一体成形品からなるかき回し具本体４２と、この本体４２に内蔵された合成樹脂製又は軽金属製の軸係合部材４３と、一枚以上例えば一対のブレード４４を備えている。かき回し具本体４２は上端が閉じられるとともに下端が開口された筒状をなし、その上端壁の中央部内面から一体に突設された中央筒部４２ａの下端部に軸係合部材４３が連結されている。この部材４３は、回転軸２７の駆動軸部２７ａに対して軸方向には着脱自在に嵌合されるとともに、周方向には相対回転しないように係合する（言い換えれば回転軸２７と一緒に回転するように引っ掛る）ものである。したがって、かき回し具４１は分離かご３１の中央部に配置される回転軸２７に取付けられて、この回転軸２７と一緒に回転されるものであり、この取付け状態では、かき回し具本体４２の外周壁と中央筒部４２ａとの間の環状空隙４５に前記中心筒体３３が入り込んで、かき回し具本体４２の内外周壁と中心筒体３３とが接触しないようになっている。
【００３４】
一対のブレード４４は、その長手方向と直交する断面がコの字形をなすように金属板例えば耐摩耗性に優れるステンレスの薄板を折り曲げてなる。したがって、ブレード４４は、かご周壁３２ａと対向する材料押し出し面４４ａとこの上下に連なった上下面４４ｂ、４４ｃを有しており、材料押し出し面４４ａと上下面４４ｂ、４４ｃとの境界は、急峻なエッジではなく丸みを帯びている。材料押し出し面４４ａの幅は上下面４４ｂ、４４ｃの幅よりも大であり、それにより、材料押し出し面４４ａはブレード４４の中で最大の面積を占めている。そして、各面４４ａ〜４４ｃのいずれにも表側に突出する小さな凸部が略全域に渡って形成されている。
【００３５】
これら一対のブレード４４のかき回し具本体４２側の一端部は、かき回し具本体４２の下端部から一体に張り出したブレード連結部４６に、複数のリベット４７を介して連結されている。この連結により一対のブレード４４は、図３に示されるように回転軸２７にかき回し具本体４２を嵌合して取付けた状態で、その下面４４ｃがかご底壁３２ｂに接近して設けられるようになっている。
【００３６】
かき回し具本体４２に連結された一対のブレード４４は、図９及び図１２に示されるように分離かご３１内に配置された状態で上方から見て、分離かご３１の中央部からかご周壁３２ａ側に行くほどかご周壁３２ａの内周面に次第に近付くような大きな円弧状をなしている。言い換えれば、ブレード４４は、前記ブレード連結部４６側の一端部から他端の自由端部に行くにしたがってかご周壁３２ａの内周面と材料押し出し面４４ａとの間の距離（分離かご３１の半径方向に沿う距離）を次第に狭める円弧状に形成されている。
【００３７】
図１〜図３に示されるように前記容器２１の上端開口にはこれを開閉する蓋５１が着脱可能に取付けられている。透明な合成樹脂からなる蓋５１は、略円形をなして容器２１の上端開口縁の外側に嵌合するものであって、その外周部に、互いに１８０°離れて把手引掛け部５２と注ぎ口引掛け部５３とを夫々設けているとともに、注ぎ口引掛け部５３側に寄せてＬ字状のスイッチ操作凸部５４が一体に突設されている。
【００３８】
図３、図１０、図１１に示されるように把手引掛け部５２は、蓋５１とは別に成形された弾性に富む合成樹脂材の成形品であって、これは、蓋５１に一体に形成された部材取付け部５１ａに嵌着して取付けられている。この引掛け部５２は前記把手２３の上部に着脱可能に弾性係合する相対向する一対の弾性挟持片５２ａを有している。分離かご３１の回り止めとなる注ぎ口引掛け部５３は、蓋５１と一体に形成されたものであって、図２に示されるように上面視コ字形であってその中央部は図３に示されるように断面Ｌ形の引掛け部位５３ａをなしていて、この部位５３ａの裏側（蓋５１の中央部側）は開放されている。
【００３９】
この蓋５１を容器２１に取付けるには、まず、図９に示すようにかき回し具４１及び分離かご３１が収容された容器２１に対して、注ぎ口引掛け部５３が前下がりとなる斜めの姿勢で、その引掛け部位５３ａを容器２１の注ぎ口２４の下面に引掛けてから、この注ぎ口２４を支点として把手引掛け部５２側が下がるように押し下げて回動させればよい。それにより、把手引掛け部５２の弾性挟持片５２ａの弾性変形を伴って、その下端部側が把手２３の上部側面を通過し、その通過終了とともに弾性挟持片５２ａが互いに近付くように弾性復帰して、蓋５１を下方に呼び込む力を与えながら把手２３の上部を弾性的に挟持するものであり、こうして容器２１及び分離かご３１を覆って蓋５１が取付けられる。こうした容器２１への蓋５１の取付けによって、容器２１の上端開口縁２１ｃと蓋５１の周部内面との間に前記張出しフランジ３４が挟まれる。又、以上の取付け手順の逆に、把手引掛け部５２を押上げて把手２３から外した後、注ぎ口引掛け部５３を注ぎ口２４から外すことにより、蓋５１を容器２１から取外すことができる。
【００４０】
なお、図１〜図３、図１０、図１１において、符号５５は蓋５１に一体成形されて把手引掛け部５２の上側近傍に張出したカバー凸部であり、把手２３を握った片手の親指で押上げるのに適する位置に設けられている。したがって、カバー凸部５５を備えることは蓋５１を開くときの押上げ操作を親指で容易にできる点で優れている。
【００４１】
又、蓋５１にはその周部を除く全域にわたって多数の通気孔５６が開けられているとともに、中心部裏面には下向きのストッパ突起５７が一体に突設されている。米が通過できない程度の小さな通気孔５６を設けることは、精米に伴って生じる熱を外部に放出して、精白された米の温度を下げて白米が乾燥し過ぎないようにするために有効である。又、ストッパ突起５７は、回転軸２７にかき回し具４１が正しく取付けられていない場合に、このかき回し具４１の上面に当って蓋５１の取付けを妨げ、それにより、かき回し具４１を適正にセットさせることを余儀なくさせることができる点で有効である。更に、蓋５１の周部内面には環状をなすリブ５８が設けられ、その先端は前記張出しフランジ３４の根元部上面に米の大きさ以下の隙間を設けて近接されており、それによって、張出しフランジ３４の上面に米がたまらないようにしている。
【００４２】
次に、精穀例えば玄米を精米する場合を説明する。まず、装置本体１に載置された状態、又は装置本体１から外れた状態の穀粒処理アタッチメントの容器２１内に、その上端の開口を通して分離かご３１を、このかご３１の張出しフランジ３４が容器２１の上端開口縁２１ｃに上方から引っ掛るまで収容する。それにより、分離かご３１のかご本体３２が容器２１内に吊持された状態に収容される。
【００４３】
この収容にあたり、張出しフランジ３４の蓋係合凸部３４ｂが容器２１の注ぎ口２４に覆い被さるように、分離かご３１は容器２１に対して位置合せされる（図６参照）。また、前記収容に際して、分離かご３１が有する中心筒体３３のかご嵌合部３３ａが、容器２１側のホルダ嵌合部２５ａの外周に嵌合されるから、これらの嵌合により容器２１に対する分離かご３１の径方向の芯出しがなされるとともに、中心筒体３３内にはホルダ嵌合部２５ａを有した軸受ホルダ２５を軸方向に貫通した回転軸２７の駆動軸部２７ａ側が挿入される。
【００４４】
こうした分離かご３１の収容状態は図７に示される。この収容状態において、かご本体３２のかご周壁３２ａが容器２１の周壁２１ｂの内周面から離れて配置されるとともに、かご本体３２のかご底壁３２ｂも容器２１の底壁２１ａの内面から離れて配置されるから、かご本体３２と容器２１との間には、かご本体３２側方及び下方にわたって連続するとともに前記各分離孔３５、３６を通してかご本体３２内に連通する空隙、つまり、玄米から分離された糠を溜めるための糠室Ｃが形成される。そして、この糠室Ｃの上端開口は容器２１の上端開口縁２１ｃに引掛けられた分離かご３１の張出しフランジ３４によって閉じられている。
【００４５】
又、前記両嵌合部２５ａ、３３ａによる径方向への位置決め状態において張出しフランジ３４の外周部３４ａの一部は、図６中θの角度範囲にわたって容器２１の上端開口縁２１ｃよりも外側方に突出される。しかも、張出しフランジ３４は、その外周部３４ａの折り返し３４ｄの下面及び前記外周部３４ａよりも内側部分３４ｃの下面を、容器２１の上端開口縁２１ｃに面接触して引掛けられているから、前記上端開口縁２１ｃと張出しフランジ３４との間に糠室Ｃと外部とを連通する隙間が形成されることを防止できる。
【００４６】
次に、分離かご３１内にその上端開口を通してかき回し具４１を収容して、その中央筒部４２ａを回転軸２７の駆動軸部２７ａに嵌合するとともに、軸係合部材４３を駆動軸部２７ａに係合して取付ける。こうして回転軸２７にかき回し具４１が取付けられた状態は図９に示される。この取付け状態では、既述のように容器２１に対して分離かご３１が芯出しされているので、回転軸２７に取付けられたかき回し具４１のブレード４４が分離かご３１のかご周壁３２ａに干渉することがない。
【００４７】
この後、所望量の玄米を分離かご３１内に収容してから、容器２１の上端開口にその把手２３及び注ぎ口２４を利用して蓋５１を既述の取付け手順により被着して、この蓋５１を容器２１の上端部に取付けて分離かご３１の上端開口をカバーするとともに、このかご３１の張出しフランジ３４を前記上端開口縁２１ｃと蓋５１の周部との間に挟み込んで分離かご３１を上下方向に動かないように保持する。又、張出しフランジ３４の蓋係合凸部３４ｂで覆われた容器２１の注ぎ口２４には、蓋５１の注ぎ口引掛け部５３が引掛けられて、この引掛け部５３の引掛け部位５３ａの両側に連なる部分が、蓋係合凸部３４ｂの根元部分Ｄ（図６及び図８参照）にその幅方向両側から当るように位置されるので、これらの係合によって分離かご３１は周方向に回り止めされる。したがって、後述の精米時において分離かご３１が不用意に動揺することを防止できる。なお、以上のようにして組立てられた穀類処理アタッチメントの状態は図３に示されている。
【００４８】
次に、このアタッチメントを、装置本体１に取付ける。この場合、予め装置本体１の容器載置部３に容器２１が載置してある場合にも、又、装置本体１から外れた状態で前記アタッチメントを組立てた場合でも、はじめは、図１及び図３に示されるように容器２１の把手２３が装置本体１のトップカバー１ｃとは逆側に位置する姿勢で容器載置部３に載せた後に、図１中矢印方向、つまり、把手２３がトップカバー１ｃ側に寄せられるように前記アタッチメント全体を回動させることにより、装置本体１への取付けが行われる。この取付け完了の状態は図２に示されている。この取付け状態では、図３に示されるように駆動側カップリング９と被動側カップリング２８とが互いに噛み合わされて、装置本体１側からかき回し具４１への動力伝達が可能な状態に接続されるとともに、前記凹部３ａの内周面と前記容器台２２の外周面との図示しない引っ掛りにより、容器２１が容器載置部３の上方へ抜け出すことが防止されている。又、蓋５１のスイッチ操作凸部５４が、図２に示されるように装置本体１のスイッチ凸部１７の開口１７ａに入り込んで、図示しない安全スイッチがオン状態に保持される。
【００４９】
そして、以上のセット完了後に、分離かご３１内に投入された玄米の量に応じて精米スイッチ、つまり、タイマースイッチ１４のタイマ時間を設定することにより、以下のような乾式構造による糠の分離、つまり、精米（精穀）ないしは研米（研穀）が実施される。
【００５０】
すなわち、装置本体１内の駆動機構１０が動作され、その出力軸８の回転がカップリング９、２８を介して回転軸２７に伝達されて、この軸２７とともにかき回し具４１が分離かご３１内で回転される。図９中矢印は回転方向を示す。そのため、このかき回し具４１の一対のブレード４４の材料押し出し面４４ａによって、分離かご３１内の米は回転力を受けながらかご周壁３２ａに向けて押出される。こうした分離かご３１内でのかき回し具４１の高速回転によって、分離かご３１内の玄米がかき回されるから、この米の回転運動による遠心力の働きに伴い、分離かご３１内の玄米はそれが通過不能な多数の分離孔３５が開けられているかご周壁３２ａの内周面に押付けられながら回転する。
【００５１】
この場合、ブレード４４が、かき回し具４１の中央部から外周部に行くほど分離かご３１のかご周壁３２ａの内周面に次第に近づくように回転方向に対して後退する円弧状をなしているから、ブレード４４における材料押し出し面４４ａの円弧状外面に沿って容易に米が逃げ動くことを許すことができる。そのため、分離かご３１のかご周壁３２ａと対向するブレード４４の材料押し出し面４４ａに米が当接する際の衝撃力を和らげて米の破損を少なくしつつ、ブレード４４によって米をかご周壁３２ａの内周面に向けて円滑に押出して、それにより、米をかご周壁３２ａの内周面に押付けながら米を分離かご３１内でかき回すことができる。
【００５２】
更に、材料押し出し面４４ａの面積は上下面４４ｂ、４４ｃの面積よりも大きく、ブレード４４の中で最大であり、このような大きな押し出し面積によって米をかご周壁３２ａ方向に押出すから、かき回し具４１の回転に伴うかご周壁３２ａ方向へのブレード４１による米の押し出しがより容易に行われ、したがって、分離かご３１内での米のかき回し性能がよい。しかも、ブレード４４の材料押出し面４４ａとこれに連なった上下面４４ｂ、４４ｃとの境には急峻なエッジがなく、前記境は丸みを帯びているので、かき回される玄米が前記境によって必要以上に削り取られることを防止できる。なお、前記境が急峻なエッジとなっている場合には、ブレード４４の回転に伴ってかご周壁３２ａ方向へ押出されようとする米が、前記エッジとの接触により必要以上に削り取られてしまう。
【００５３】
前記のようにかき回し具４１の回転に伴って高速で回転される米は、遠心力の作用によって静止状態の分離かご３１のかご周壁３２ａの内周面に押付けられながら回転しつつ、かご周壁３２ａの内周面の上部側に向けて移動した後、重力によって分離かご３１の中央部側においてかご底壁３２ｂ方向に移動されるから、分離かご３１内の米は上下方向に対流（図３中矢印で示す）しながらまんべんなくかき回される。
【００５４】
したがって、こうしたかき回しに伴う玄米同士の擦れ合い、及び玄米と分離かご３１及びかき回し具４１との擦れ合いにより、はじめに玄米の糠層が取除かれる精米が行われ、この後に引続いて精白された米（白米）に対する前記糠取り（研米）が行われる。同時に、生成された糠に対する遠心分離作用が、かご周壁３２ａに設けられた各分離孔３５において働き、糠は分離孔３５を通過してかご周壁３２ａと容器２１との間の糠室Ｃ部分に至り、この部分から容器２１の底部の糠室Ｃ部分に溜められる。同様に、ブレード４４でかご底壁３２ｂに沿って押し動かされる玄米についても、かご底壁３２ｂに設けられた米の通過を妨げる多数の分離孔３６において糠を米から分離でき、これら分離孔３６を通って分離された糠は容器２１の底部の糠室Ｃ部分に溜められる。そして、このような米糠の分離に伴って、分離かご３１内には糠が取り去られた米が残される。この場合、玄米とブレード４４の各面４４ａ〜４４ｃとの擦れ合いにおいては、各面４４ａ〜４４ｃに設けた小凸部によって玄米の表皮層を効率よく擦ることができるので、精米に要する時間、ひいては精米から研米が完了するまでの穀粒の乾式処理時間を短くできる。
【００５５】
しかも、本実施形態のかき回し具４１の円弧状をなすブレード４４は、そのかき回し具本体４２側（回転方向前側）の端部のみをかき回し具本体４２に連結してこの本体４２に対して片持ち支持されていて、ブレード４４の回転方向後側は自由端となっていてかき回し具本体４２には連結されていない。そのため、ブレード４４の両端や中間部を複数本のリブでかき回し具本体４２に支持する場合のように、米から分離される糠が付着する部分（前記リブ）が少ないので、かき回し具４１への糠の付着を少なく抑制できるものであり、したがって、使用後におけるかき回し具４１の清掃を容易化できる。
【００５６】
その上、ブレード４４を片持ち支持したことにより、ブレード４４の自由端部側とかき回し具本体４２との間に図９中符号Ｓで示すスペースを確保できる。そのため、ブレード連結部４６によって覆われるかご底壁３２ｂの分離孔３６が少なくなり、したがって、スペースＳに位置される米とかご底壁３２ｂの分離孔３６との接触の機会が大きくなるから、分離孔３６での糠の分離性能を向上できる。
【００５７】
又、かき回し具４１のブレード４４は、必要な耐摩耗性を得るためにステンレス製としてあるにも拘らず、断面コ字状として必要な強度を得ているので、このブレード４４を薄いステンレス板で作ることができ、それに伴いかき回し具４１を軽量にできる。したがって、前記駆動機構１０の負荷を軽減できるとともに、かき回し具４１のアンバランスに基づく振動及び騒音を低く抑制できる。なお、折り曲げ構造によらずに必要な強度を得るためには、ブレード４４の材厚を厚くする必要があり、それに伴いかき回し具４１の重量が重くなって、その回転時に振動及び騒音が大きくなり易い。
【００５８】
ところで、既述のような乾式精米動作においては、かき回し具４１の高速回転及びそれに従う玄米のかき回し運動きに伴って、糠室Ｃには風が引き起こされる。特に、処理する玄米の量が少ない場合にはかき回し具４１のブレード４４による風が生起され易い。こうした風の発生により、糠室Ｃに溜められた糠の一部は舞い上がるものであるが、この糠の糠室Ｃ外への漏れ出しは以下のように抑制できる。
【００５９】
すなわち、玄米が収容される分離かご３１の内部と糠室Ｃとは単一の分離かご３１で仕切られ、このかご３１の張出しフランジ３４によって、糠室Ｃの上端開口が閉じられているので、張出しフランジ３４と容器２１の上端開口縁２１ｃとの合せの精度を、容器２１と分離かご３１の２部材のみに依存させることができる。そして、容器２１の上端開口縁２１ｃへの張出しフランジ３４の引っ掛りを妨げる部材がないので、容器２１及び分離かご３１の寸法精度が前記合せの精度、言い換えれば、張出しフランジ３４と容器２１の上端開口２１ｃとの間を通る糠の漏れ出しに対するシール性に影響することがない。したがって、糠室Ｃにおいて舞い上がった糠が、糠室Ｃの上端開口を閉じた張出しフランジ３４と容器２１の上端開口縁２１ｃとの間を通って糠室Ｃ外に漏れ出すことを抑制でき、周囲への糠の飛散が防止される。
【００６０】
その上、本実施形態においては、前記上端開口縁２１ｃに支持される張出しフランジ３４の外周部３４ａがその下側に折り返し３４ｄを有しているにも拘らず、外周部３４ａより内側部分３４ｃと折り返しと３４ｄとの下面とは面一的となっていて、これらが上端開口縁２１ｃに接触しているので、上端開口縁２１ｃに対する張出しフランジ３４の接触面積をより広く確保できる。そのため、前記面接触に基づく張出しフランジ３４と容器２１の上端開口２１ｃとの間を通る糠の漏れ出しに対するシール性がより高められており、糠室Ｃ外への糠の漏れ出しを十分に抑制できるものである。
【００６１】
なお、本発明においては、前記漏れ出しをより確実に防止するために、必要により、張出しフランジ３４の外周部３４ａの下面と容器２１の上端開口縁２１ｃとの間に挟まれる環状シールパッキンを前記外周部３４ａの下面に取付けてもよい。
【００６２】
又、糠室Ｃにおいて舞い上がった糠が、分離かご３１の上端開口側からかご３１内に侵入することは、分離かご３１自体によって防止でき、糠が分離かご３１内の米に再付着してする恐れがない。そのため、精米時間を短くできるとともに、米の削り過ぎを抑制できる。なお、分離かご３１内の米には遠心力が働いているので、糠室Ｃ内の糠が各分離孔３５、３６を通って分離かご３１内に逆流して米に再付着することは防止される。
【００６３】
精米ないしは研米されて分離かご３１内に残された米び糠室Ｃ内の糠の取出しは次の手順で行なえばよい。まず、容器２１の上端部から蓋５１を既述の手順で取外した状態において、容器２１から分離かご３１を上方に取外し、次に、このかご３１内のかき回し具４１を取外してから、分離かご３１を逆さにするなどの操作を、容器２１及び装置本体１に制約されることなく、これらとは無関係な状態で容易に行なうことができ、それによって分離かご３１内の白米を取出すことができる。なお、前記のように容器２１からの分離かご３１の取出しは、分離かご３１内にかき回し具４１が収容された状態で行われ、したがって、このかき回し具４１により分離かご３１の中心筒体３３が覆われているので、米が多量であっても前記筒部３３を通って分離かご３１内の米が漏れ出すことはない。又、容器２１内に溜められた糠は、以上の分離かご３１の取外しに伴い、この分離かご３１に邪魔されることなく容器２１内から容易に取出すことができる。
【００６４】
しかも、本実施形態では、容器２１を装置本体１から外せるので、装置本体１に制約されることなく容器２１を単独の状態で流しに運んで糠の取出し及び容器２１内の掃除等を容易に行なうことができる。
【００６５】
そして、容器２１に対する分離かご３１の着脱においては、このかご３１の環状の張出しフランジ３４の外周部３４ａが、図６中θの角度範囲にわたって容器２１の上端開口縁２１ｃよりも突出しているので、この突出部を利用してそこに両手を掛けて分離かご３１の着脱操作をすることができる。特に、容器２１にセットされた分離かご３１を取出す際には、分離かご３１内に両手を入れる面倒がなく、容器２１の上端開口縁２１ｃから突出された張出しフランジ３４に両手を掛けて、容易に分離かご３１の取出し操作をすることができる。
【００６６】
しかも、張出しフランジ３４の外周部はその下面側に折り曲げられた折り返し３４ｄを有しているから、張出しフランジ３４を外周端が丸みを持つとともに、外周部３４ａに手を掛けた際に折り返し３４ｄのエッジに指が振れないようにできる。したがって、前記張出しフランジ３４を利用しての分離かご３１の着脱操作を、安全に行なうことができる。
【００６７】
なお、本実施形態の精米機においては、既述のような糠の除去を伴う精米後に既述の糠の取出しを経てから洗米を行なうことができる。この洗米は、容器２１外に取外された分離かご３１内の白米を軽く水で濡らして水切りをした後、再び分離かご３１を容器２１内にセットするとともに、既述の組立手順で穀粒処理アタッチメントを組立てて装置本体１にセットして行われる。この場合の運転においては、タイマースイッチ１４は使用されず、分離かご３１内の白米量に応じて洗米スイッチ１５を数回瞬間的に押して駆動モータ４が断続運転される。それにより、かき回し具４１が白米を削り過ぎることなくかき回して、洗米が行われる。そして、この後には、既述の取外し手順にしたがって、白米ごと分離かご３１を取出して、流しにおいて分離かご３１を水に浸した状態で、分離かご３１内からかき回し具４１を取外して、軽く白米を濯ぎ洗いすることにより洗米作業が完了する。
【００６８】
既述のような米の処理によれば、精米ないしは研米において糠が米から分離されるので、前記精米機を用いた洗米作業によらずに手作業で洗米をする場合にも、又、前記精米機を用いた洗米作業をする場合にも、濯ぎ水に含まれる糠量が極めて少ないので、洗米において溶けた糠を含んだ水を米が吸込んで米が糠臭くなることを抑制できる。したがって、この後における炊飯により米をおいしく炊くことができる。
【００６９】
図１３は本発明の第２の実施の形態を示している。この第２実施形態において分離かご３１の張出しフランジ３４は、その外周部３４ａ全体が容器２１の上端開口縁２１ｃから突出する大きさに形成されている。そして、この点以外の構成は図１３に示されない部分を含めて前記第１の実施の形態と同じであり、同一構成については第１実施形態の該当部分と同じ符号を付してある。
【００７０】
この第２の実施形態においては、張出しフランジ３４を両手で持つ際に、その外周部３４ａの任意の位置に両手を掛けて分離かご３１を容器２１に着脱する操作ができるので、分離かご３１の容器２１への着脱操作性をより向上できる。しかも、前記ホルダ嵌合部とかご嵌合部との嵌め合い精度のばらつき、つまり、容器２１とこれに収容された分離かごと３１の同心度にばらつきがあっても、容器２１の上端開口縁２１ｃの周方向全体にわたる張出しフランジ３４の引っ掛りを維持できる。したがって、前記ばらつきに拘らず糠室Ｃの上端開口を確実に閉じて、糠室Ｃから外部への糠の漏れ出しを有効に抑制できる。
【００７１】
なお、本発明は前記各実施の形態には制約されない。例えば、既存又は駆動モータの回転数を調理用と精米用とに切換え得るスイッチを有する新たなフードプロセッサに、前記構成の穀粒処理アタッチメントを取付けても、既述の精米及び糠取りができるので、このようにする場合にはフードプロセッサの汎用性を高めることができる。
【００７２】
本発明は、精米だけに適用されるものではなく、米以外の穀粒に対して精米と同様の処理を行なう精穀ないしは研穀を実施することが可能である。又、本発明においては前記第１実施形態で採用して洗米スイッチを省略してもよい。
【００７３】
更に、本発明は以下のものにも適用できる。すなわち、装置本体の容器載置部に着脱自在に載置される容器の上側に、装置本体の駆動機構によって回転されるとともに上下動可能な回転軸を下向きに設けて、この軸にかき回し具を連結し、容器内に出し入れ自在に収容された分離かごに、その上方から回転軸及びかき回し具を挿入するとともに、容器と装置本体を連結し、この状態で駆動機構を動作させることにより、玄米等の精穀と糠の除去とを同時に行なう穀粒処理装置にも適用できる。この場合には、容器には回転軸を設ける必要がないとともに、分離かごの底壁にも回転軸が通る構造を要しないものである。
【００７４】
又、本発明においてかき回し具は分離かご内において穀粒をかき回すことができればよいものであって、ブレードは必ずしも必要とするものではない。又、前記各実施の形態では、容器に取付けられる蓋によって容器に対する分離かごの回り止めをしたが、分離かごの容器に対する回り止め手段は蓋とは別に設けることができる。又、蓋を設けることは、かき回し具のブレード等によって弾かれる穀粒が分離かご外に飛び出さないようにするために有効であるが、ブレードがないかき回し具を採用する場合、若しくは、分離かごのかご本体が深いものである場合には、蓋を省略して実施することも可能である。更に、本発明において、容器は前記第１実施の形態のように装置本体とは別体ではなく、装置本体から取外せないように一体的に設けられていてもよい。
【００７５】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【００７６】
請求項１〜３に記載の発明に係る穀粒処理装置によれば、穀粒が収容される単一の分離かごによって、このかごの内部と糠室とを仕切るとともに糠室の上端開口を閉じるから、糠室から外部への糠の漏れ出し、つまり、糠室に溜められた糠の一部が、糠室の上端開口を閉じた張出しフランジと容器の上端開口縁との間を通って糠室外に漏れ出したり、分離かごの上端開口側からかご内に侵入したりすることを抑制できる。更に、容器から分離かごを取出せるので、分離かごに邪魔されることなく容器内の糠を容易に取出せるとともに、精穀された穀粒を容器及び装置本体とは無関係な状態で分離かご内から容易に取出すことができる。しかも、容器の上端開口縁から突出される分離かごの張出しフランジの外周部に両手を掛けて容器に対して分離かごを着脱できるので、容器にセットされた分離かごを取外す際に容器内に両手を入れる面倒がなく、分離かごを容易に取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る精米機全体を示す斜視図。
【図２】図１に示された精米機の平面図。
【図３】図１に示された精米機の断面図。
【図４】図１に示された精米機の穀粒処理アタッチメントを分離して示す断面図。
【図５】図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える容器を示す平面図。
【図６】図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える容器に分離かごを収容した状態の平面図。
【図７】図６中Ｚ−Ｚ線に沿う断面図。
【図８】（Ａ）は図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える分離かごの下面図。（Ｂ）は図８（Ａ）に示された分離かごの張出しフランジの構造を示す断面図。
【図９】図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える容器に分離かご及びかき回し具を収容した状態の平面図。
【図１０】図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える蓋を裏返して示す斜視図。
【図１１】（Ａ）は図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える蓋を示す側面図。
（Ｂ）は図４に示された穀粒処理アタッチメントが備える容器と蓋との結合状態を示す図。
【図１２】（Ａ）は図４に示された穀粒処理アタッチメントが備えるかき回し具を示す斜視図。
（Ｂ）は図１２（Ａ）に示されたかき回し具を示す下面図。
【図１３】本発明の第２の実施の形態に係る穀粒処理装置の穀粒処理アタッチメントが備える容器に分離かごを収容した状態の平面図。
【符号の説明】
１…装置本体、
３…容器載置部、
１０…駆動機構、
２１…容器、
２１ｃ…容器の上端開口縁、
２７…回転軸、
３１…分離かご、
３４…張出しフランジ、
３４ａ…張出しフランジの外周部、
３４ｃ…張出しフランジの外周部より内側部分、
３４ｄ…張出しフランジの折り返し、
３５、３６…分離孔、
４１…かき回し具、
５１…蓋、
Ｃ…糠室。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to bran of grains such as brown rice, white rice, wheat, and buckwheat (extruded from the grains among germs, bran layers and starch layers, or fine powder mixed with seed coat, etc.) Abbreviated as "bran") by a dry-type structure.
[0002]
[Prior art]
Japanese Utility Model Publication No. 63-13793 describes a household rice mill. In this apparatus, an outer cylinder with a bottom is placed on a board base with a motor, and the bottom wall of the separation cage is brought into contact with the bottom wall of the outer cylinder, and the separation cage is inserted into the outer cylinder. In the vertical drive shaft rotated by the power of the motor, a frusto-conical grinding roll is removably mounted, and a milling chamber is provided between the grinding roll and the separating cage, the separating cage and the outer cylinder. The bran chambers are respectively formed between them, and a lid for closing an upper end opening thereof is detachably attached to the outer cylinder. The opening edge of the upper end of the separating basket is bent inward, and the opening edge contacts the inner surface of the lid to partition the polishing chamber and the bran chamber.
[0003]
This rice milling machine uses the difference in the peripheral speed of each part of the milling roll that is driven to rotate, while flowing and circulating the brown rice in the milling room in the vertical direction, while separating the bran through a number of holes formed on the entire outer periphery of the basket. The rice is drained from the milling room to the bran room and milled.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in a rice milling machine that mills rice while stirring brown rice by rotating a milling roll such as a milling roll, the wind is generated in the polishing room and the bran chamber according to the rotation of the milling tool and the movement of the brown rice being stirred. Regardless of the wind, it is necessary to ensure that the bran separated from the brown rice through the separation hole of the separation basket is securely stopped in the bran chamber.
[0005]
However, in the rice milling machine described in the above publication in which the upper end opening of the polishing chamber is closed with a single lid together with the upper end opening of the bran chamber, the accuracy of the outer cylinder, the separating basket, and the parts of the lid affect the separation basket. Contact failure between the upper edge of the upper opening and the inner surface of the lid easily occurs. For this reason, the height of the upper opening edge of the separation cage whose height position is determined by contacting the bottom wall of the outer cylinder is lower than the predetermined position, and the two chambers are communicated between the upper opening edge and the inner surface of the lid. If there is a small gap, a part of the bran separated into the bran chamber will enter the milling chamber through the gap and reattach to the milled rice grains. On the other hand, when the height of the upper opening edge of the separating basket is higher than a predetermined position and the opening edge pushes the lid strongly, the fitting of the outer peripheral portion of the lid to the outer cylinder is released. Therefore, there is a possibility that a part of the bran separated into the bran chamber leaks out of the outer cylinder.
[0006]
Further, since the separation basket of the rice mill described in the above publication has a flange shape in which the upper opening edge is bent inward, the upper opening edge becomes an obstacle when removing the milled rice from the separation basket. There is a problem that rice is difficult to be extracted easily. Moreover, it is unclear whether the separation basket of the rice mill described in the above publication can be removed from the outer cylinder in which it is stored. However, if the separating basket cannot be removed from the outer cylinder, there is a problem that it is troublesome to take out the rice from the refining room and take out the bran from the bran room. If it can be removed from the cylinder, since the clue of the removal is the upper end opening edge bent inward, in order to take out this separated car with both hands, it is necessary to insert both hands inside the car, There is a problem that the separating basket is not easily taken out.
[0007]
Therefore, the problem to be solved by the present invention is that the leakage of bran from the bran chamber to the outside can be suppressed, and the grain and bran that has been crushed can be easily taken out. It is an object of the present invention to obtain a grain processing device which can be easily removed from a grain processing device.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is an apparatus main body in which a drive mechanism for rotating a rotating shaft is incorporated, and the apparatus main body is provided integrally with or separate from the apparatus main body. A container detachably attached to the apparatus main body and having an open upper end, and having a number of separation holes, being hooked from above on an upper end opening edge of the container, and at least a part of the upper end of the container being in the hooked state; A separation basket having an overhanging flange protruding from an opening edge and having a bran chamber closed by the overhanging flange formed between the bran chamber and an inner surface of the container and removably housed in the container; And a rotating tool which is detachably attached to a rotating shaft disposed at the center of the rotating basket and is rotated in the separating cage.
[0009]
In the invention of claim 1, the separating basket is set in a suspended state in the container by hooking the overhanging flange to the upper opening edge of the container, and a bran chamber is provided between the set separating cage and the container. Once formed, the upper end of the bran chamber is closed by the overhang flange. In addition, a stirring tool is attached to the rotating shaft located at the center of the separating car set as described above. When the container is integral with the apparatus main body, the grain processing apparatus of the present invention operates by operating the drive mechanism of the apparatus main body after putting an appropriate amount of grains such as brown rice into the separation basket. If the container is used and the container is separate from the apparatus main body, attach this container to the apparatus main body, and before and after that, put an appropriate amount of grains such as brown rice into a separating basket, The drive mechanism is operated for use.
[0010]
Due to the operation of the drive mechanism, the rotating shaft disposed at the center of the separating basket and the stirring device attached to this shaft rotate in the stationary separating basket, and brown rice or the like already placed in the separating basket. Stir the kernels. With this agitation, the bran of the grain passes through a number of separation holes opened in the separating basket and is stored in the bran chamber between the container and the separating basket, and the bran is removed from the separating basket. Grains of rice and the like are left.
[0011]
In the grain processing apparatus according to the first aspect of the present invention, the overhang flange of the separating basket is hooked from above on the upper opening edge of the container, and the overhang flange closes the upper opening of the bran chamber. The inside of the separation basket to be accommodated and the bran chamber are separated by a single separation basket, and the accuracy of alignment between the overhang flange and the upper opening edge of the container depends only on the two members of the container and the separation basket. In addition, since there is no member that prevents the extension flange from being caught on the upper end opening edge of the container, the dimensional accuracy of the container and the separating cage does not affect the accuracy of the alignment.
[0012]
Therefore, as described above, the removal of bran from the grain, that is, a part of the bran accumulated in the bran chamber in the cereal flour may be soared by the wind generated by the rotation of the stirring tool and the movement of the grain. Regardless, it is possible to prevent the sowed bran from leaking out of the bran chamber through the space between the overhang flange that closes the upper end opening of the bran chamber and the upper end opening edge of the container, and the sowed bran can be separated from the separation basket. Invasion into the car from the upper end opening side can be prevented by the separation car itself.
[0013]
Then, in order to remove the crushed grains and the separated bran, by removing the separating basket from the container, the bran stored in the container can be removed from the container without being disturbed by the separating basket. In addition, the crushed grains in the separation basket can be taken out in a state independent of the container and the apparatus main body.
[0014]
In addition, when attaching and detaching the separation basket to and from the container, the separation basket can be implemented by putting both hands on the outer peripheral portion of the annular projecting flange. In particular, when removing the separation basket set in the container, there is no hassle of putting both hands in the separation basket, and put both hands on the overhang flange of the separation basket protruding from the upper edge of the container to remove the separation basket. Can operate.
[0015]
In practicing the first aspect of the present invention, as in the second aspect of the present invention, the projecting flange may have a size such that the entire outer peripheral portion thereof protrudes from the upper end opening edge of the container. With this configuration, in addition to the operation of the first aspect of the present invention, when holding the overhanging flange with both hands, it is possible to hold the separation car by hanging both hands at arbitrary positions, so that the operation of attaching / detaching the separation car to / from the container can be performed. Performance can be further improved. In addition, even if the concentricity of the container and the separation cage contained therein varies, the overhanging flange over the entire circumferential direction of the upper end opening edge of the container is maintained, so that the upper end opening of the bran chamber can be securely secured. Can be closed.
[0016]
Further, in carrying out the invention according to claim 1 or 2, as in the invention according to claim 3 dependent on these inventions, the lower surface side of the outer peripheral portion of the overhang flange is provided with the lower surface of the inner portion from the outer peripheral portion. Folding the flattened fold and contacting at least the inner portion of the fold and the inner portion with the upper opening edge of the container so that the overhanging flange catches on the upper opening edge of the container. It is good to By doing so, in addition to the effect of the invention of claim 1 or 2, the overhanging flange can be rounded at the outer peripheral end and can be prevented from swinging the finger at the folded edge, so that it can be safely handled while holding the separating basket. be able to. Not only that, in spite of the fact that the outer periphery of the overhanging flange is provided with a fold, the inner portion from the outer periphery of the overhang flange and the lower surface of the fold are flush with each other, and at least the inner portion is a cheerful upper end. Since the contact is made with the opening edge, the contact area of the lower surface of the overhang flange with respect to the upper end opening edge of the container is ensured to be wider, and the sealing performance based on the contact with respect to the leakage of bran passing between the overhang flange and the upper end opening of the container Can be further enhanced.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a rice mill according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This rice milling machine is formed of a device main body and a grain processing attachment that is attached to and detached from the device main body.
[0018]
1 in FIG. 1 to FIG. 3 is an apparatus main body made of synthetic resin. The apparatus main body 1 is assembled by connecting a body case 1a, a bottom case 1b, and a top cover 1c. As shown in FIG. 3, a metal support plate 2 is arranged in a horizontal position in the apparatus main body 1. The main body 1 has a container mounting portion 3 having a trapezoidal shape, and a drive motor 4 which is covered from above with a top cover 1 c is provided at a position separated from the mounting portion 3, and the motor 4 is mounted on the support plate 2. Installed.
[0019]
As shown in FIG. 3, a bearing 7 is attached to the support plate 2 via a bearing holder 6 connected thereto, and an output shaft 8 penetrating the bearing 7 is rotatably supported in a vertical posture. ing. The upper end of the output shaft 8 projects into the center of the concave portion 3a of the container mounting portion 3 having an open top, and a drive-side coupling 9 is attached to the upper end.
[0020]
The lower end of the motor shaft 4a of the drive motor 4 penetrates the support plate 2 downward, and the motor shaft 4a and the output shaft 8 are connected via transmission means. The drive motor 4, output shaft 8, and transmission means incorporated in the apparatus main body 1 form a drive mechanism 10. The transmission means includes, for example, a drive pulley 11 fixed to the motor shaft 4a, a deceleration driven pulley 12 fixed to the lower end of the output shaft 8, and a belt 13 wound around these pulleys 11 and 12. Is formed.
[0021]
As shown in FIGS. 1 and 2, the top wall of the top cover 1c is used as an operation panel, and a timer switch 14 and a rice washing switch 15 are mounted on this wall. A timer switch 14 for setting a rice milling time according to the amount of brown rice to be milled is dial-operated. When the switch 14 is operated, the output shaft 8 is driven through the drive mechanism 10 to, for example, 2400 to 2400. It is rotated at 3000 rpm. 1 and 2 is a switch setting table showing the standard of the amount of brown rice and the rice milling time and the standard of the amount of white rice and the rice washing time. The timer switch 14 is calibrated according to the table 16. At the same time, the number of times the rice washing switch 15 is pressed is specified. The rice washing switch 15 is a push button type flash switch for operating the drive motor 4 only during the pressed time. When the switch is pressed, the energizing circuit for the drive motor 4 is switched to switch the output shaft. Numeral 8 is rotated at, for example, 3500 rpm via the driving mechanism 10.
[0022]
On the top wall of the top cover 1c, a hollow switch convex portion 17 is formed integrally with the container mounting portion 3 so as to protrude upward toward the container mounting portion 3, and an opening shown in FIG. 17a is opened. A switch interlocking member (not shown) is housed inside the switch projection 17 facing the opening 17a, and the interlocking member is pushed and moved by a later-described switch operation projection inserted into the opening 17a. A normally-open safety switch (not shown) built in 1 is turned on. The operation of both switches 14 and 15 is effective only when the safety switch is turned on, that is, the power supply to the drive motor 4 is realized. In FIG. 3, reference numeral 18 denotes a motor cooling fan connected to the upper end of the motor shaft 4a.
[0023]
Next, the grain processing attachment will be described. This attachment includes a container 21, a separating basket 31, a stirring tool 41, and a lid 51 as shown in FIG.
[0024]
That is, as shown in FIGS. 1 to 3, on a container mounting portion 3, a cylindrical base 21 made of synthetic resin or transparent glass having an open upper surface is connected to a lower surface thereof. 22 is detachably fitted and attached to the recess 3a. As shown in FIGS. 1 to 6, the container 21 has a handle 23 integrally protruded from the outer peripheral surface of the peripheral wall 21 b, for example. It has a spout 24 projecting outward. The handle 23 has, for example, a U shape in a side view, but is not limited thereto. As shown in FIG. 3, the lower surface of the tip of the spout 24 is formed in a plane.
[0025]
As shown in FIGS. 3, 4 and 7, a bearing holder 25 is attached to the center of the bottom wall 21a of the container 21 so as to penetrate the center of the bottom wall 21a. Have been. A rotating shaft 27 is supported by the bearing 26 built in the bearing holder 25 in a vertical posture, penetrating vertically through a central portion thereof. The rotating shaft 27 is disposed at the center of the container 21, and the lower end thereof has a driven side cup which detachably engages with and engages with the coupling 9 as the container 21 is attached to and detached from the container mounting portion 3. A ring 28 is mounted. A portion of the rotary shaft 27 above the bearing 26 forms a drive shaft 27a.
[0026]
The bearing holder 25 has a holder fitting portion 25a located in the container 21. The fitting portion 25a is formed of a circular annular flange concentric with the rotation shaft 27 as shown in FIG. Further, in the present embodiment, the container 21 has a watertight structure for washing rice. For this purpose, an annular waterproof packing 29 is interposed between the bottom wall 21 a and the bearing holder 25 as shown in FIG. 7, and between the inner surface of the upper end of the bearing holder 25 and the bearing 26 and the rotating shaft 27. In addition, an annular waterproof packing 30 with which the rotating shaft 27 slides is provided.
[0027]
As shown in FIGS. 6 to 8 and the like, the separation car 31 that can be freely put in and taken out of the container 21 is formed of a metal car main body 32 having an open upper surface, and a synthetic resin center cylinder 33. When the car main body 32 is made of synthetic resin, the central tubular body 33 can be formed integrally.
[0028]
The car body 32 is provided with a car bottom wall 32b integrally formed at the lower end of a cylindrical car peripheral wall 32a, and is formed in an annular shape which is continuous with the upper end opening edge of the car peripheral wall 32a in the circumferential direction and extends horizontally outward. Are formed integrally with each other. The car main part excluding the projecting flange 34 of the car main body 32 has a smaller diameter than the container 21 and has a bottomed cylindrical shape shorter than the depth of the container 21. The overhanging flange 34 is formed in such a size that a part of its outer peripheral portion 34a projects horizontally outward from the upper end opening edge 21c of the container 21 (see FIG. 6). In FIG. 6, θ indicates an angle range in which the overhang flange 34 protrudes from the upper end opening edge 21c of the container 21, and this angle range θ is larger than 180 °. Further, the overhang flange 34 has a lid engaging projection 34b as a detent part in a part thereof, and this projection 34b is adapted to cover the spout 24 in the present embodiment.
[0029]
As shown in FIG. 8, a fold 34d, which is located flush with the lower surface of the inner portion 34c from the outer peripheral portion 34a, is bent toward the lower surface side of the outer peripheral portion 34a of the overhang flange 34. The folded back 34d is continuous over the entire circumference. In order to provide the folded back 34d, as shown in FIG. 8 (B), the outer peripheral portion 34a of the overhang flange 34 is bent by being stepped upward by the thickness of the sheet metal forming the separating cage 31, and then bent. It is formed by folding back 34d on the back surface of the portion and bending it toward the lower surface side. Accordingly, the end of the outer peripheral portion 34a has no edge of the sheet metal and the end of the outer peripheral portion 34a can be rounded, and the lower surface of the inner portion 34c and the lower surface of the folded portion 34d are flush, that is, the same. It is provided at the height position. Then, when the overhang flange 34 is hooked from above onto the upper end opening edge 21c of the container 21, as shown in FIG. 8 (B), at least the inner portion 34c of the inner portion 34c and the folded portion 34d becomes the upper end opening 34c. It is designed to be hooked on the edge 21c.
[0030]
As shown in FIG. 7, a large number of separation holes 35 are formed in the car peripheral wall 32 a of the separation car 31 over substantially the entire area thereof, and as shown in FIG. The bottom wall 32b is also provided with a large number of separation holes 36 over substantially the entire area thereof. Each of the separation holes 35 and 36 is formed of a small hole that is contained in the separation basket 31 and has a size that prevents passage of refined grains such as white rice.
[0031]
As shown in FIGS. 6 and 7, the central cylindrical body 33 penetrates through the center of the car bottom wall 32 b of the separation car 31 and is fixed to the car bottom wall 32 b with rivets 37. Both the upper and lower ends of the central cylindrical body 33 are open, but the height of the cylindrical body 33 is protruded above the upper surface formed by the brown rice group when the maximum specified volume of brown rice is stored in the separation basket 31. Height. Thereby, even when the separating basket 31 is tilted and the brown rice inside flows out during and after the rice polishing, the upper part of the central cylindrical body 33 protrudes upward from the upper surface formed by the rice group, and the rice is in the central cylindrical body 33. I try not to get inside. The lower end of the central cylindrical body 33 protruding below the car bottom wall 32b is used as a car fitting portion 33a detachably fitted to the holder fitting portion 25a. The inner diameter A of the fitting portion 33a and the diameter B of the holder fitting portion 25a have a relationship of AB.
[0032]
As shown in FIG. 3, a rotating tool 41 is attached to the rotating shaft 27 in the container 21 so as to be detachably fitted thereto from above and rotated together with the rotating shaft 27 in accordance with the rotation of the output shaft 8. .
[0033]
As shown in FIGS. 3, 9 and 12, the stirring tool 41 includes a stirring tool main body 42 formed of an integrally molded product of a synthetic resin, and a synthetic resin or light metal shaft engaging member incorporated in the main body 42. 43, and one or more blades 44, for example. The agitator main body 42 has a cylindrical shape having an upper end closed and a lower end opened, and a shaft engaging member 43 is connected to a lower end portion of a central cylindrical portion 42a integrally projecting from a central inner surface of an upper end wall thereof. ing. The member 43 is detachably fitted in the drive shaft portion 27a of the rotating shaft 27 in the axial direction, and is engaged so as not to rotate relatively in the circumferential direction (in other words, together with the rotating shaft 27). Caught to rotate). Therefore, the stirring tool 41 is attached to the rotating shaft 27 disposed at the center of the separation basket 31 and is rotated together with the rotating shaft 27. In this mounted state, the outer peripheral wall of the stirring tool main body 42 is The central cylindrical body 33 enters the annular gap 45 between the central cylindrical body 42a and the central cylindrical body 42a, so that the inner and outer peripheral walls of the stirring tool main body 42 do not come into contact with the central cylindrical body 33.
[0034]
The pair of blades 44 is formed by bending a metal plate, for example, a stainless steel plate having excellent wear resistance, so that a cross section orthogonal to the longitudinal direction has a U-shape. Therefore, the blade 44 has a material pushing surface 44a facing the car peripheral wall 32a and upper and lower surfaces 44b and 44c connected vertically, and the boundary between the material pushing surface 44a and the upper and lower surfaces 44b and 44c is steep. Rounded, not edges. The width of the material pushing surface 44a is larger than the width of the upper and lower surfaces 44b and 44c, so that the material pushing surface 44a occupies the largest area in the blade 44. In each of the surfaces 44a to 44c, a small protrusion protruding to the front side is formed over substantially the entire area.
[0035]
One end of the pair of blades 44 on the side of the agitator main body 42 is connected to a blade connecting portion 46 that protrudes integrally from the lower end of the agitator main body 42 via a plurality of rivets 47. By this connection, the pair of blades 44 is arranged such that the lower surface 44c is provided close to the car bottom wall 32b in a state where the stirring tool main body 42 is fitted and attached to the rotating shaft 27 as shown in FIG. Has become.
[0036]
The pair of blades 44 connected to the agitator main body 42 are arranged in the separation car 31 as shown in FIGS. 9 and 12, and viewed from above, from the center of the separation car 31 to the side of the car peripheral wall 32 a. , A large arc shape gradually approaching the inner peripheral surface of the car peripheral wall 32a. In other words, the distance between the inner peripheral surface of the car peripheral wall 32a and the material pushing surface 44a (the radius of the separation cage 31) increases from one end of the blade connecting portion 46 to the free end of the other end. (Distance along the direction) is gradually reduced.
[0037]
As shown in FIGS. 1 to 3, a lid 51 for opening and closing the container 21 is detachably attached to an upper end opening of the container 21. The lid 51 made of a transparent synthetic resin has a substantially circular shape and fits outside the upper opening edge of the container 21, and has a handle hooking portion 52 and a spout 180 ° apart from each other on the outer periphery thereof. Each of the hook portions 53 is provided, and an L-shaped switch operation convex portion 54 is integrally protruded toward the spout hook portion 53 side.
[0038]
As shown in FIGS. 3, 10, and 11, the handle hook portion 52 is a molded product of a synthetic resin material having high elasticity formed separately from the lid 51, and is formed integrally with the lid 51. It is fitted and attached to the attached member attaching portion 51a. The hook portion 52 has a pair of opposing elastic holding pieces 52a which are detachably elastically engaged with the upper portion of the handle 23. The spout catching portion 53 serving as a detent of the separating basket 31 is formed integrally with the lid 51, and has a U-shape in a top view as shown in FIG. As shown in the figure, a hook portion 53a having an L-shaped cross section is formed, and the back side of this portion 53a (the center portion of the lid 51) is open.
[0039]
In order to attach the lid 51 to the container 21, first, as shown in FIG. 9, the spout hook 53 is inclined downward with respect to the container 21 in which the stirring tool 41 and the separation basket 31 are stored. Then, the hook portion 53a may be hooked on the lower surface of the spout 24 of the container 21, and then, the spout 24 may be used as a fulcrum to push down and rotate the handle hook portion 52 side down. Thereby, with the elastic deformation of the elastic holding piece 52a of the handle hooking portion 52, the lower end side passes through the upper side surface of the handle 23, and when the passage is completed, the elastic holding pieces 52a elastically return so as to approach each other. The upper portion of the handle 23 is elastically clamped while giving a force to bring the lid 51 downward, and thus the lid 51 is attached so as to cover the container 21 and the separation basket 31. By attaching the lid 51 to the container 21, the overhang flange 34 is sandwiched between the upper edge 21 c of the container 21 and the inner peripheral surface of the lid 51. Conversely, the lid 51 can be removed from the container 21 by pushing up the handle hook 52 and removing it from the handle 23, and then removing the spout hook 53 from the spout 24. it can.
[0040]
In FIGS. 1 to 3, 10, and 11, reference numeral 55 denotes a cover protrusion integrally formed with the lid 51 and protruding near the upper side of the handle hook 52, and a thumb of one hand gripping the handle 23. It is provided at a position suitable for pushing up. Therefore, the provision of the cover convex portion 55 is excellent in that the push-up operation for opening the lid 51 can be easily performed with the thumb.
[0041]
A large number of ventilation holes 56 are formed in the cover 51 over the entire area except for the peripheral portion thereof, and a downward stopper projection 57 is integrally formed on the rear surface of the central portion. Providing a small air hole 56 that does not allow rice to pass through is effective in releasing the heat generated with the polished rice to the outside, lowering the temperature of the polished rice and preventing the polished rice from drying too much. is there. In addition, the stopper projection 57 hits the upper surface of the stirring tool 41 and hinders the attachment of the lid 51 when the stirring tool 41 is not properly attached to the rotating shaft 27, thereby allowing the stirring tool 41 to be set properly. This is effective in that it can be forced to do this. Further, an annular rib 58 is provided on the inner surface of the peripheral portion of the lid 51, and the tip thereof is provided close to the upper surface of the base of the overhanging flange 34 with a gap smaller than the size of rice. The rice is prevented from collecting on the upper surface of the flange 34.
[0042]
Next, a case where a polished grain such as brown rice is polished will be described. First, the separation cage 31 is inserted into the container 21 of the grain processing attachment placed on the apparatus main body 1 or separated from the apparatus main body 1 through the opening at the upper end thereof. 21 until it is hooked from above on the upper opening edge 21c. Thereby, the car main body 32 of the separation car 31 is housed in a state of being suspended in the container 21.
[0043]
In this storage, the separating basket 31 is aligned with the container 21 so that the lid engaging projection 34b of the overhang flange 34 covers the spout 24 of the container 21 (see FIG. 6). In addition, at the time of the accommodation, the cage fitting portion 33a of the central cylindrical body 33 of the separating cage 31 is fitted to the outer periphery of the holder fitting portion 25a on the container 21 side. The cage 31 is centered in the radial direction, and the drive shaft portion 27a side of the rotating shaft 27 that passes through the bearing holder 25 having the holder fitting portion 25a in the axial direction is inserted into the center cylindrical body 33.
[0044]
FIG. 7 shows the storage state of the separation basket 31. In this storage state, the car peripheral wall 32a of the car main body 32 is arranged away from the inner peripheral surface of the peripheral wall 21b of the container 21, and the car bottom wall 32b of the car main body 32 is also separated from the inner surface of the bottom wall 21a of the container 21. Since the car body 32 is disposed between the car body 32 and the container 21, an air gap that is continuous over the car body 32 side and below and communicates with the car body 32 through the separation holes 35 and 36, that is, separated from the brown rice A bran chamber C for storing the used bran is formed. The upper end opening of the bran chamber C is closed by the overhang flange 34 of the separation basket 31 hooked on the upper end opening edge 21c of the container 21.
[0045]
Further, in the radially positioned state by the two fitting portions 25a and 33a, a part of the outer peripheral portion 34a of the overhanging flange 34 is located outside the upper end opening edge 21c of the container 21 over the angle range θ in FIG. Protruded. Moreover, since the overhang flange 34 is hooked on the lower surface of the folded back 34d of the outer peripheral portion 34a and the lower surface of the inner portion 34c of the outer peripheral portion 34a in surface contact with the upper end opening edge 21c of the container 21. It is possible to prevent the formation of a gap between the upper end opening edge 21c and the overhanging flange 34 for communicating the bran chamber C with the outside.
[0046]
Next, the stirring tool 41 is housed in the separating basket 31 through the upper end opening thereof, and the central cylindrical portion 42a is fitted to the driving shaft portion 27a of the rotating shaft 27, and the shaft engaging member 43 is connected to the driving shaft portion 27a. Attach and install. FIG. 9 shows a state in which the stirring tool 41 is attached to the rotating shaft 27 in this manner. In this mounting state, the separation cage 31 is centered with respect to the container 21 as described above, so that the blade 44 of the stirring tool 41 mounted on the rotating shaft 27 interferes with the car peripheral wall 32a of the separation cage 31. Nothing.
[0047]
Thereafter, a desired amount of brown rice is accommodated in the separating basket 31, and then the lid 51 is attached to the upper end opening of the container 21 by using the handle 23 and the spout 24 according to the above-described mounting procedure. The lid 51 is attached to the upper end of the container 21 to cover the upper opening of the separation cage 31, and the projecting flange 34 of the cage 31 is sandwiched between the upper end opening edge 21 c and the periphery of the lid 51 to separate the separation cage 31. Is held up and down. A spout hook portion 53 of the lid 51 is hooked on the spout 24 of the container 21 covered by the lid engaging projection 34b of the overhang flange 34, and a hook portion 53a of the hook portion 53 is hooked. Are positioned so as to hit the root portion D (see FIGS. 6 and 8) of the lid engaging projection 34b from both sides in the width direction. Is stopped. Therefore, it is possible to prevent the separation basket 31 from inadvertently shaking during the rice polishing described below. The state of the grain processing attachment assembled as described above is shown in FIG.
[0048]
Next, this attachment is attached to the apparatus main body 1. In this case, even when the container 21 is previously placed on the container mounting portion 3 of the apparatus main body 1 or when the attachment is assembled in a state where it is detached from the apparatus main body 1, at first, FIG. As shown in FIG. 3, after the handle 23 of the container 21 is placed on the container mounting portion 3 in a position opposite to the top cover 1 c of the apparatus main body 1, the handle 23 is moved in the direction of the arrow in FIG. The attachment to the apparatus main body 1 is performed by rotating the entire attachment so as to be moved toward the top cover 1c. FIG. 2 shows a state in which the mounting is completed. In this mounted state, as shown in FIG. 3, the drive-side coupling 9 and the driven-side coupling 28 are engaged with each other, and are connected so that power can be transmitted from the apparatus main body 1 to the stirring tool 41. At the same time, the container 21 is prevented from falling out of the container mounting portion 3 by the not-shown hooking between the inner peripheral surface of the concave portion 3a and the outer peripheral surface of the container base 22. Further, the switch operation convex portion 54 of the lid 51 enters the opening 17a of the switch convex portion 17 of the apparatus main body 1 as shown in FIG. 2, and the safety switch (not shown) is held in the ON state.
[0049]
Then, after the above setting is completed, the rice milling switch according to the amount of brown rice put into the separating basket 31, that is, by setting the timer time of the timer switch 14, the separation of bran by the following dry structure, In other words, milled rice (milled) or milled rice (milled) is performed.
[0050]
That is, the drive mechanism 10 in the apparatus main body 1 is operated, the rotation of the output shaft 8 is transmitted to the rotation shaft 27 via the couplings 9 and 28, and the stirring tool 41 is moved together with the shaft 27 in the separation car 31. Rotated. The arrow in FIG. 9 indicates the rotation direction. Therefore, the rice in the separation basket 31 is extruded toward the cage peripheral wall 32a while receiving the rotational force by the material pushing surfaces 44a of the pair of blades 44 of the stirring tool 41. The brown rice in the separating basket 31 is stirred by the high-speed rotation of the stirring tool 41 in the separating basket 31, and the brown rice in the separating basket 31 cannot pass through due to the centrifugal force caused by the rotating motion of the rice. The cage rotates while being pressed against the inner peripheral surface of the car peripheral wall 32a in which a large number of separation holes 35 are opened.
[0051]
In this case, since the blade 44 has an arc shape that retreats in the rotation direction so as to gradually approach the inner peripheral surface of the car peripheral wall 32a of the separating car 31 as it goes from the center portion to the outer peripheral portion of the stirring tool 41, The rice can easily be allowed to escape along the arcuate outer surface of the material pushing surface 44a of the blade 44. Therefore, while the rice is in contact with the material extruding surface 44a of the blade 44 facing the car peripheral wall 32a of the separation basket 31 to reduce the impact force when the rice abuts, the rice is reduced by the blade 44 while the rice is in the inner periphery of the cage peripheral wall 32a. The rice is smoothly extruded toward the surface, whereby the rice can be stirred in the separating basket 31 while pressing the rice against the inner peripheral surface of the car peripheral wall 32a.
[0052]
Further, the area of the material extruding surface 44a is larger than the area of the upper and lower surfaces 44b and 44c and is the largest among the blades 44, and the rice is extruded toward the basket peripheral wall 32a by such a large extruding area. The pushing of the rice by the blade 41 in the direction of the car peripheral wall 32a accompanying the rotation of the rice is more easily performed, and therefore, the stirring performance of the rice in the separating car 31 is good. Moreover, there is no sharp edge at the boundary between the material pushing surface 44a of the blade 44 and the upper and lower surfaces 44b, 44c connected thereto, and the boundary is rounded. It can be prevented from being scraped off. If the boundary has a steep edge, the rice that is about to be extruded in the direction of the car peripheral wall 32a with the rotation of the blade 44 is scraped more than necessary due to the contact with the edge.
[0053]
As described above, the rice which is rotated at a high speed with the rotation of the stirring tool 41 is rotated while being pressed against the inner peripheral surface of the cage peripheral wall 32a of the separation cage 31 in a stationary state by the action of the centrifugal force, while rotating the cage peripheral wall 32a. After moving toward the upper side of the inner peripheral surface of the separation basket 31, the rice in the separation basket 31 is moved toward the car bottom wall 32b at the center side of the separation basket 31 by gravity. (Indicated by an arrow).
[0054]
Therefore, by the rubbing of the brown rice with the stirring and the rubbing of the brown rice with the separating basket 31 and the stirring tool 41, the bran layer of the brown rice is removed first, and then the rice is polished. The rice bran removal (polished rice) is performed on rice (white rice). At the same time, the centrifugal action on the generated bran works in each of the separation holes 35 provided in the car peripheral wall 32a, and the bran passes through the separation holes 35 and is placed in the bran chamber C between the basket peripheral wall 32a and the container 21. From this portion, the water is stored in the bran chamber C at the bottom of the container 21. Similarly, with regard to brown rice which is pushed and moved along the basket bottom wall 32b by the blade 44, bran can be separated from rice in a large number of separation holes 36 provided in the basket bottom wall 32b, which prevent passage of rice. The bran separated through is stored in the bran chamber C at the bottom of the container 21. Then, as the rice bran is separated, the rice from which the bran has been removed is left in the separation basket 31. In this case, in the rubbing between the brown rice and each of the surfaces 44a to 44c of the blade 44, the skin layer of the brown rice can be efficiently rubbed by the small projections provided on each of the surfaces 44a to 44c. As a result, the dry processing time of the grain from polishing to completion of polishing can be shortened.
[0055]
Moreover, the arc-shaped blade 44 of the stirring tool 41 of the present embodiment is connected only to the end of the stirring tool main body 42 side (the front side in the rotation direction) to the stirring tool main body 42 and cantilevered to the main body 42. It is supported, and the rear side in the rotation direction of the blade 44 is a free end and is not connected to the agitator body 42. Therefore, as in the case where the both ends and the intermediate portion of the blade 44 are supported by the stirring tool main body 42 with a plurality of ribs, there are few portions where the bran separated from the rice adheres (the ribs). Adhesion of bran can be suppressed to a small extent, and therefore, cleaning of the stirring tool 41 after use can be facilitated.
[0056]
In addition, since the blade 44 is cantilevered, a space indicated by reference symbol S in FIG. 9 can be secured between the free end side of the blade 44 and the agitator main body 42. Therefore, the number of the separation holes 36 of the car bottom wall 32b covered by the blade connecting portion 46 is reduced, and the chance of contact between the rice located in the space S and the separation holes 36 of the car bottom wall 32b is increased. The bran separation performance at the holes 36 can be improved.
[0057]
Further, although the blade 44 of the agitating tool 41 is made of stainless steel in order to obtain the required wear resistance, the blade 44 has a required strength in a U-shaped cross section. Accordingly, the agitator 41 can be reduced in weight. Therefore, the load on the driving mechanism 10 can be reduced, and the vibration and noise due to the imbalance of the agitator 41 can be suppressed low. In order to obtain the required strength regardless of the bending structure, it is necessary to increase the thickness of the blade 44, and accordingly, the weight of the stirring tool 41 increases, and vibration and noise increase during rotation. easy.
[0058]
By the way, in the dry milling operation as described above, wind is generated in the bran chamber C with the high-speed rotation of the stirring tool 41 and the stirring movement of the brown rice according to the high-speed rotation. In particular, when the amount of brown rice to be processed is small, wind is likely to be generated by the blades 44 of the stirring tool 41. Due to the generation of the wind, a part of the bran stored in the bran chamber C flies up, but the leakage of the bran to the outside of the bran chamber C can be suppressed as follows.
[0059]
That is, the inside of the separation basket 31 in which brown rice is stored and the bran chamber C are separated by a single separation basket 31, and the upper end opening of the bran chamber C is closed by the overhanging flange 34 of the basket 31. The accuracy of the alignment between the overhang flange 34 and the upper end opening edge 21c of the container 21 can be made to depend only on the two members of the container 21 and the separating basket 31. Since there is no member that prevents the overhanging flange 34 from being caught on the upper opening edge 21c of the container 21, the dimensional accuracy of the container 21 and the separating cage 31 is the same as the matching accuracy, in other words, the overhanging flange 34 and the upper end of the container 21. There is no effect on the sealing performance against the leakage of bran passing through the opening 21c. Therefore, it is possible to prevent the bran flying up in the bran chamber C from leaking out of the bran chamber C through the space between the overhanging flange 34 closing the upper end opening of the bran chamber C and the upper end opening edge 21c of the container 21. Splashes of rice bran are prevented.
[0060]
In addition, in the present embodiment, although the outer peripheral portion 34a of the overhang flange 34 supported by the upper end opening edge 21c has a folded back 34d under the outer peripheral portion 34a, the outer peripheral portion 34a has an inner portion 34c from the outer peripheral portion 34a. The lower surfaces of the folded back and 34d are flush with each other and are in contact with the upper opening edge 21c, so that a larger contact area of the overhang flange 34 with the upper opening edge 21c can be secured. Therefore, the sealing performance against the leakage of the bran passing between the overhang flange 34 based on the surface contact and the upper end opening 21c of the container 21 is further enhanced, and the leakage of the bran to the outside of the bran chamber C is sufficiently suppressed. You can do it.
[0061]
In the present invention, in order to more reliably prevent the leakage, the annular seal packing sandwiched between the lower surface of the outer peripheral portion 34a of the overhang flange 34 and the upper opening edge 21c of the container 21 is provided as necessary. You may attach to the lower surface of the outer peripheral part 34a.
[0062]
Further, it is possible to prevent the bran soared in the bran chamber C from entering the basket 31 from the upper end opening side of the separation basket 31 by the separation basket 31 itself, and the bran is reattached to the rice in the separation basket 31. There is no fear. For this reason, rice milling time can be shortened, and excessive grinding of rice can be suppressed. Since the rice in the separation basket 31 is subjected to centrifugal force, it is possible to prevent the bran in the bran chamber C from flowing back into the separation basket 31 through the separation holes 35 and 36 and reattaching to the rice. Is done.
[0063]
The removal of the bran in the rice bran chamber C that has been milled or polished and left in the separation basket 31 may be performed in the following procedure. First, in a state where the lid 51 has been removed from the upper end of the container 21 in the above-described procedure, the separating basket 31 is removed from the container 21 upward, and then the stirring tool 41 in the basket 31 is removed. An operation such as inverting 31 can be easily performed in a state unrelated to the container 21 and the apparatus main body 1 without being restricted by the container 21 and the apparatus main body 1, whereby the white rice in the separation basket 31 can be taken out. . In addition, as described above, the removal of the separation basket 31 from the container 21 is performed in a state in which the stirring tool 41 is accommodated in the separation basket 31. Therefore, the center cylinder 33 of the separation basket 31 is moved by the stirring tool 41. Since the rice is covered, the rice in the separation basket 31 does not leak through the cylindrical portion 33 even if the rice is large. Further, the bran stored in the container 21 can be easily taken out of the container 21 without being disturbed by the separation cage 31 with the removal of the separation cage 31 described above.
[0064]
Moreover, in this embodiment, since the container 21 can be detached from the apparatus main body 1, the container 21 can be carried to the sink in an independent state without being restricted by the apparatus main body 1 to easily take out bran and clean the inside of the container 21. Can do it.
[0065]
When the separation cage 31 is attached to and detached from the container 21, the outer peripheral portion 34a of the annular projecting flange 34 of the cage 31 projects beyond the upper end opening edge 21c of the container 21 over an angle range θ in FIG. By utilizing this protrusion, the detachable car 31 can be attached and detached by putting both hands on it. In particular, when taking out the separation car 31 set in the container 21, there is no trouble in putting both hands into the separation car 31, and both hands are put on the overhanging flange 34 protruding from the upper opening edge 21 c of the container 21, so that it is easy to take out. Can be taken out of the separation basket 31.
[0066]
Moreover, since the outer peripheral portion of the overhanging flange 34 has a folded back 34d on the lower surface thereof, the outer peripheral end of the overhanging flange 34 is rounded, and when the outer peripheral portion 34a is handed, the folded back 34d is formed. You can prevent the finger from swinging to the edge. Therefore, the detaching / attaching operation of the separating car 31 using the overhang flange 34 can be performed safely.
[0067]
In the rice-milling machine of the present embodiment, the rice-washing can be performed after the above-described removal of the bran after the rice-milling with the removal of the bran as described above. In this rice washing, after the white rice in the separation basket 31 removed outside the container 21 is lightly wetted with water and drained, the separation basket 31 is set in the container 21 again, and the grain is processed by the assembling procedure described above. This is performed by assembling the processing attachment and setting it in the apparatus main body 1. In the operation in this case, the timer switch 14 is not used, and the rice washing switch 15 is momentarily pressed several times in accordance with the amount of white rice in the separation basket 31, and the drive motor 4 is intermittently operated. Thereby, the stirring tool 41 stirs the white rice without excessively shaving it, and the rice is washed. Then, after this, according to the above-described removal procedure, the separation basket 31 is taken out together with the white rice, and the stirring tool 41 is removed from the inside of the separation basket 31 in a state where the separation basket 31 is immersed in water in the sink, and the white rice is gently lightened. The rice washing operation is completed by rinsing.
[0068]
According to the treatment of rice as described above, since bran is separated from rice in milled or polished rice, even when washing rice manually without using the rice washing operation using the rice mill, Even in the rice washing operation using the rice mill, since the amount of bran contained in the rinse water is extremely small, it is possible to suppress the rice from absorbing the water containing the bran dissolved in the rice washing and causing the rice to have a rice bran odor. Therefore, rice can be cooked deliciously by the subsequent rice cooking.
[0069]
FIG. 13 shows a second embodiment of the present invention. In the second embodiment, the projecting flange 34 of the separation basket 31 is formed such that the entire outer peripheral portion 34a thereof protrudes from the upper end opening edge 21c of the container 21. The configuration other than this point is the same as that of the first embodiment, including portions not shown in FIG. 13, and the same components are denoted by the same reference numerals as the corresponding portions of the first embodiment.
[0070]
In the second embodiment, when holding the overhang flange 34 with both hands, the operation of attaching and detaching the separation car 31 to and from the container 21 with an arbitrary position on the outer peripheral portion 34a can be performed. The operability of attaching and detaching to and from the container 21 can be further improved. Moreover, even if there is variation in the fitting accuracy between the holder fitting portion and the car fitting portion, that is, the concentricity between the container 21 and the separation cage 31 accommodated therein, the upper end opening edge of the container 21 The overhang of the overhang flange 34 over the entire circumferential direction of 21c can be maintained. Therefore, regardless of the variation, the upper end opening of the bran chamber C is securely closed, and the leakage of the bran from the bran chamber C to the outside can be effectively suppressed.
[0071]
The present invention is not limited to the above embodiments. For example, even if the grain processing attachment of the above configuration is attached to an existing or a new food processor having a switch capable of switching the number of rotations of the drive motor between cooking and rice polishing, the above-described rice polishing and rice bran removal can be performed. In this case, the versatility of the food processor can be improved.
[0072]
The present invention is not limited to polished rice only, and it is possible to carry out crushed or ground cereals in which grains other than rice are treated in the same manner as polished rice. In the present invention, the rice washing switch may be omitted in the first embodiment.
[0073]
Further, the present invention can be applied to the following. That is, on the upper side of the container that is detachably mounted on the container mounting portion of the apparatus main body, a rotating shaft that is rotated by the drive mechanism of the apparatus main body and that can move up and down is provided downward, and the stirring tool is mounted on this shaft. By inserting the rotating shaft and the stirring tool from above into the separation basket that is connected and freely stored in and removed from the container, the container and the device main body are connected, and the drive mechanism is operated in this state, so that brown rice etc. The present invention can also be applied to a grain processing device that simultaneously removes grain and bran. In this case, it is not necessary to provide the container with a rotating shaft, and a structure in which the rotating shaft passes through the bottom wall of the separating cage is not required.
[0074]
Further, in the present invention, the stirring tool is only required to be able to stir the grains in the separating basket, and the blade is not necessarily required. Further, in each of the above-described embodiments, the rotation of the separating car with respect to the container is prevented by the lid attached to the container. However, the rotation preventing means of the separating car with respect to the container can be provided separately from the lid. Also, providing a lid is effective to prevent the grains repelled by the blades of the stirring tool from jumping out of the separation basket.However, when using a stirring tool without blades, or in a separation basket, If the car body is deep, the lid can be omitted. Further, in the present invention, the container is not separate from the apparatus main body as in the first embodiment, and may be provided integrally so as not to be detachable from the apparatus main body.
[0075]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form described above, and has the following effects.
[0076]
According to the grain processing device according to the first to third aspects of the present invention, the inside of the basket and the bran chamber are closed and the upper end opening of the bran chamber is closed by a single separation basket in which the grains are stored. From the bran chamber to the outside, that is, a part of the bran stored in the bran chamber passes through the space between the overhang flange that closes the upper opening of the bran chamber and the upper edge of the upper opening of the container. Leakage to the outside or intrusion into the car from the upper end opening side of the separation car can be suppressed. Furthermore, since the separation basket can be taken out of the container, the bran in the container can be easily taken out without being disturbed by the separation basket, and the crushed grains can be taken out of the separation basket in a state unrelated to the container and the apparatus body. Can be easily removed from In addition, the separation cage can be attached to and detached from the container by placing both hands on the outer periphery of the projecting flange of the separation cage protruding from the upper opening edge of the container. The separation basket can be easily removed without the hassle of putting a car.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an entire rice mill according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the rice mill shown in FIG.
FIG. 3 is a sectional view of the rice mill shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a sectional view showing a grain processing attachment of the rice milling machine shown in FIG. 1 separately.
FIG. 5 is a plan view showing a container included in the grain processing attachment shown in FIG. 4;
FIG. 6 is a plan view showing a state in which a separation basket is accommodated in a container provided in the grain processing attachment shown in FIG. 4;
FIG. 7 is a sectional view taken along the line ZZ in FIG. 6;
FIG. 8A is a bottom view of a separation basket provided in the grain processing attachment shown in FIG. FIG. 9B is a cross-sectional view showing the structure of the projecting flange of the separation cage shown in FIG.
FIG. 9 is a plan view showing a state in which a separating basket and a stirring tool are accommodated in a container provided in the grain processing attachment shown in FIG. 4;
FIG. 10 is a perspective view showing the lid of the grain processing attachment shown in FIG.
11A is a side view showing a lid included in the grain processing attachment shown in FIG. 4. FIG.
FIG. 5B is a view showing a combined state of a container and a lid included in the grain processing attachment shown in FIG. 4.
FIG. 12A is a perspective view showing a stirring tool provided in the grain processing attachment shown in FIG. 4;
FIG. 13B is a bottom view showing the stirring tool shown in FIG.
FIG. 13 is a plan view showing a state in which a separation basket is accommodated in a container provided in a grain processing attachment of the grain processing apparatus according to the second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 ... device main body,
3 ... container mounting part,
10 ... drive mechanism,
21 ... container,
21c: upper opening edge of the container,
27 ... rotating shaft,
31 ... Separating basket,
34 ... overhang flange,
34a: outer peripheral portion of overhang flange,
34c ... part inside from the outer periphery of the overhang flange,
34d: Folding overhang flange,
35, 36 ... separation holes,
41 ... stirring tool,
51 ... lid,
C ... Nukamuro.

Claims

An apparatus main body in which a drive mechanism for rotating the rotating shaft is built;
A container integrally provided with the device main body or separate from the device main body, detachably attached to the device main body, and having an open upper end;
It has a large number of separation holes, and has an overhanging flange that is hooked from above on the upper end opening edge of the container and at least partially protrudes from the upper end opening edge of the container in the hooked state, and is closed by the overhanging flange. A separation basket which is formed between the inner surface of the container and a rice bran chamber which is removably accommodated in the container;
A stirring tool that is detachably attached to a rotation shaft disposed at a central portion in the container and is rotated in the separation basket;
A grain processing device comprising:

The grain processing device according to claim 1, wherein the overhang flange has a size such that the entire outer peripheral portion thereof protrudes from an upper end opening edge of the container.

On the lower surface side of the outer peripheral portion of the overhanging flange, a fold that is positioned flush with the lower surface of the inner portion from the outer peripheral portion is bent, and at least the inner portion of the fold and the inner portion is opened at the upper end of the container. The grain processing device according to claim 1, wherein the flaring flange is hooked on an opening edge of an upper end of the container in contact with an edge.