JP3599778B2 - 立体視内視鏡システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、被写体を立体的に観察可能な立体視内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、体腔内に細長な挿入部を挿入し、必要に応じ、処置具チャンネル内に処置具を挿通して、各種検査・処置のできる内視鏡が広く用いられている。これら内視鏡には、挿入部が軟性で、口腔などから屈曲した体腔内に挿通して、観察、あるいは診断・処置のできる軟性内視鏡や挿入部が硬性で、目的部位に向けて直線的に挿入して観察、あるいは診断・処置のできる硬性内視鏡がある。
【0003】
前記軟性内視鏡は、光学式のものでは、可撓性のイメージガイドファイバを用い、このファイバを像伝達手段としている。また、前記硬性内視鏡は、挿入部が硬性であるので、狙撃性に優れ、像伝達手段として、一般的にリレー光学系を用いて、光学像を得るようになっている。さらに、硬性内視鏡を含めた内視鏡では、光学像を肉眼で直接観察するほかに、電荷結合素子(CCD)などの固体撮像素子を撮像手段に用い、CCDに結像した被写体像を電気信号、さらには画像信号に変換してモニタ画面上に被写体像を表示して観察するようにしたものがある。
【0004】
しかし、前述した内視鏡では遠近感の無い、平面像として見えるものなので例えば、診断指標として非常に重要な、体腔内壁表面の微細な凹凸を観察することが困難であった。
【0005】
これに対処するため、軟性内視鏡に適用したものとして例えば、特開昭57−69839号公報には、二本で一対のイメージガイドの各端部にそれぞれ対物レンズを設け、他端部にそれぞれ接眼レンズを設けた立体視内視鏡が開示されている。この立体視内視鏡では、前記二本のイメージガイドを一対にして、内視鏡挿入部に内装し、一対の対物レンズと観察対象点とのなす輻輳角を立体視可能な角度となるようにして、観察像を立体的に観察できるようにしている。
【0006】
また、立体視硬性内視鏡としては例えば、図10に示すような立体視硬性内視鏡システム90がある。この立体視内視鏡システム90では、右眼,左眼にそれぞれ対応する2つのリレー光学系91R,91Lを平行に配置させた立体視硬性内視鏡91の手元側端部に、それぞれのリレー光学系91R,91Lに対応するテレビカメラヘッド92R,92Lを接続し、このテレビカメラヘッド92R,92Lから送られてくる信号をそれぞれのテレビカメラヘッド92R,92Lに対応するカメラコントロールユニット(以下CCUと略記)93R,93Lで信号処理を行い、このCCU93R,93Lでそれぞれ処理した信号を倍速変換ユニット94を介してモニタ95に左画像・右画像を例えば1/120秒づつ交互に出力すると共に、モニタ95に出力される左右画像の切換えタイミングに対応する同期信号を赤外線発光部96に出力している。そして、前記モニタ95に表示されている画像を、同期信号に従って発光する赤外線発光部96からの赤外光を受けて遮光・透光を繰り返す液晶シャッター97R,97Lを有する液晶シャッターメガネ97で観察することによって、観察者はモニタ画面に表示されている画像を立体的に観察することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような2つのリレー光学系を備えた立体視硬性内視鏡を用いて立体視硬性内視鏡システムを構成する場合、立体視硬性内視鏡に備えられているそれぞれのリレー光学系に対応するように2つのテレビカメラヘッドを接続しなければならず、万一、リレー光学系とテレビカメラヘッドとの組み合わせを取り違えてしまうと、モニタ画面に表示される画像を立体的に観察することができなくなるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、立体視内視鏡に接続するカメラヘッドが1つで、操作性の良い立体視内視鏡システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る立体視内視鏡システムは、被写体を右左の視差を有する一対の被写体像としてそれぞれ伝達可能な一対の光学系を備えた内視鏡と、前記一対の光学系でそれぞれ伝送された前記被写体像を撮像可能な一対の撮像素子と、前記内視鏡と接続可能な本体を有するテレビカメラヘッドと、前記テレビカメラヘッドの本体内に設けられた雄ねじと、前記雄ねじに螺合する雌ねじ部を有し、前記テレビカメラヘッドが前記内視鏡に接続されたときに前記光学系に対する前記撮像素子の相対位置を光軸の交差方向に調整するための調整手段を前記雄ねじと構成可能な固定部材と、前記固定部材及び前記一対の撮像素子を実装すると共に、前記調整手段で位置調整される前記撮像素子の位置に応じて変形可能な軟性なフレキシブル基板と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
この構成によれば、内視鏡とテレビカメラヘッドとを接続することによって、内視鏡に備えてある右眼用及び左眼用一対の光学系とテレビカメラに内蔵した基板に設けた一対の固体撮像素子とが一度に接続する。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
まず、本発明の実施例の説明に先立って本発明に関連した参考例について説明する。
図1ないし図3は本発明に関連した参考例の構成を示した図であり、図1は立体視硬性内視鏡システムの概略構成を示す図、図2はCCDを実装する基板の回路構成を示す図、図3はテレビカメラヘッドに内蔵される基板の構成を示す図である。
【0012】
本参考例では立体視内視鏡システムとして、立体視硬性内視鏡を用いて説明する。
図1に示す立体視硬性内視鏡システム1は、右眼,左眼にそれぞれ対応する右眼側被写体像(以下Rは右眼側を意味する)と左眼側被写体像(以下Lは左眼側を意味する)とを伝達するリレー光学系2R,2Lを平行に配設した立体視硬性内視鏡2と、この立体視硬性内視鏡2に配設した一対のリレー光学系2R,2Lにそれぞれ対設し、それぞれの被写体像が結像する一対の固体撮像素子(以下CCDと記載)3R,3Lを実装した1枚の基板31を内蔵したテレビカメラヘッド3と、このテレビカメラヘッド3のコネクタ32へ着脱自在に接続され、CCD3R,3Lを駆動すると共に、これらCCD3R,3Lに結像した被写体像の電気信号を処理する信号処理手段であるカメラコントロールユニット(以下CCUと略記)4R,4Lを備えた信号処理装置4と、前記CCU4R,4Lから1秒間に、例えば、30回づつ交互に出力された右眼側及び左眼側の画像信号を1秒間に、60回づつ交互に出力されるように変換する倍速変換ユニット5と、この倍速変換ユニット5で変換され1秒間に、60回づつ交互に出力される右眼側及び左眼側の画像信号を表示するモニタ6と、このモニタ6に表示される画像を立体的に観察するための液晶シャッター7R,7Lとを有する遮光メガネ7と、この遮光メガネ7の液晶シャッター7R,7Lをモニタ6の表示画像に同期させて交互に遮光する同期信号を発光する赤外線発光部8となどで構成されている。
【0013】
なお、前記リレー光学系2R,2Lは、図示しない遮光部材により互いに遮光されている。また、前記立体視硬性内視鏡2には図示しない照明光学系が挿通しており、図示しない照明光学系から前記照明光学系へ照明光が供給されるようになっている。さらに、遮光メガネは、表示画像に同期して、左右の液晶シャッター7R,7Lが交互に遮光されることにより、残像現象を利用して観察者に立体感を与えるもので、2つのリレー光学系2R,2Lにより伝達された像が視差を有するので立体像として観察される。
【0014】
前記テレビカメラヘッド3に内蔵されている基板31にはCCD3R,3Lや複数の電子部品が実装されている。図2に示すようにCCD3Rや電子部品33,33,33....が実装されている基板31には例えば、このCCD3Rの垂直転送クロック用の端子VΦ1 ,VΦ2 ,VΦ3 ,VΦ4 や水平転送クロック用の端子HΦ1 ,HΦ2 、あるいはVout ,GND,VDDなどの各端子と、基板31の略中央部に設けた前記垂直転送クロック用の端子VΦ1 ,VΦ2 ,VΦ3 ,VΦ4 や水平転送クロック用の端子HΦ1 ,HΦ2 、あるいはVout ,GND,VDDなどの各端子に対応する複数の接点部34,34,34...とが基板上に設けた配線パターンの所定の信号線35,35,35...によってそれぞれ接続されている。なお、CCD3L側も同様の構成となっている。
【0015】
そして、図3に示すようにテレビカメラヘッド3に内蔵されているCCD3R,3Lや複数の電子部品33,33,33...を実装したエポキシ樹脂などの硬質な基板31の接点部34,34,34...に、信号処理装置4と着脱自在に接続されるコネクタ32に延出する信号ケーブル37の複数の信号線38,38,38...が接続されている。
【0016】
なお、前記CCD3R及びCCD3Lは、テレビカメラヘッド3を立体視硬性内視鏡2に接続したとき、この立体視硬性内視鏡2に配設されているリレー光学系2R及びリレー光学系2Lに対してCCD3R及びCCD3Lの撮像面が最も効率良く対設する基板31の所定位置に取り付けられている。そして、上述のようにCCD3R及びCCD3Lを所定位置に取り付けた基板31をテレビカメラヘッド3の基板取り付け部(不図示)に固定している。
【0017】
上述のように構成した立体視硬性内視鏡システム1の作用を説明する。
まず、テレビカメラヘッド3と立体視硬性内視鏡2とを接続し、テレビカメラヘッド3の後端側に位置するコネクタ32を信号処理装置4に接続する。次に、CCD3R,3L、CCU4R,4L、倍速変換ユニット5、モニタ6及び赤外線発光部8などをオン状態にする。すると、モニタ画面上にCCD3R及びCCD3Lでとらえた右眼側及び左眼側の被写体像が1秒間に、60回づつ交互に表示される。ここで、術者は、このモニタ6に表示されている画面を立体的に観察するため遮光メガネ7をかける。この遮光メガネ7は、前記モニタ6に表示されている画面の右眼側と左眼側との表示画像の切り換わりに同期して赤外線発光部8から発光される赤外線を受光して液晶シャッター7R,7Lが交互に遮光される。このことにより、残像現象を利用してモニタ6に表示されている画面を立体的に観察する。
【0018】
このように、立体視硬性内視鏡に配設されている一対のリレー光学系にそれぞれ対設して被写体像が結像するように一対の固体撮像素子を1枚の基板上に実装し、この基板をテレビカメラヘッドに内蔵することによって、立体視硬性内視鏡とテレビカメラヘッドとを接続する一回の作業で、立体視硬性内視鏡の右眼側及び左眼側のリレー光学系を伝達される被写体の光学像がテレビカメラヘッドの右眼側及び左眼側の固体撮像素子にそれぞれ結像させることができるので作業性が大幅に向上する。
【0019】
また、テレビカメラヘッドの信号線の後端部に設けたコネクタを信号処理装置に接続することによって、テレビカメラヘッドの右眼側及び左眼側の撮像素子に結像した被写体像の電気信号を右眼側及び左眼側のCCUにそれぞれ伝送されるようにしているので作業性がさらに向上する。
【0020】
なお、立体視を実現させる方式は、モニタに左右の像を交互に表示させて液晶シャッターを備えた遮光メガネで観察するものに限定されるものではなく、右眼用モニタと左眼用モニタとにそれぞれの像を同時に表示するフェイスマウントディスプレイなどで観察するようにしてもよい。
【0021】
また、本実施例の立体視内視鏡システムは、硬性内視鏡だけでなく、光伝達手段としてリレー光学系に代えて、可撓性を有するイメージガイドファイバを用いた軟性内視鏡などにも適用できることはいうまでもない。
【0022】
さらに、シールド線38sは基板31のShieldに接続されるようになっている。
【0023】
図4は本発明の実施例に係るテレビカメラヘッドに内蔵される基板の構成を示す図である。
本実施例においては、硬質な基板31にCCD3R,3Lや電子部品33,33,33...を実装する代わりに、柔軟性を有するフレキシブルプリント基板11にCCD3R,3Lや電子部品33,33,33...を実装している。また、このフレキシブルプリント基板11を雄ねじ12と雌ねじ部を設けた固定部材13とで形成した調整手段14を介してテレビカメラヘッド本体39に上下左右の光学系の光軸とCCDの撮像面との位置関係を調整可能なように配設している。その他の構成は前記参考例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0024】
このように、右眼側及び左眼側の2つのCCDをフレキシブルプリント基板上に実装すると共に、このフレキシブルプリント基板をテレビカメラヘッドに上下左右の4方向を調整可能なように、前記フレキシブルプリント基板に配設した固定部材を雄ねじで螺合固定することにより、この雄ネジを進退させることによって、CCDの撮像面と立体視内視鏡の光学系の光軸との位置関係を微調整することができる。その他の作用及び効果は前記参考例と同様である。
【0025】
ところで、基板に実装される2つのCCDの感度にバラツキがあると互いのCCDの出力レベルが変わって見難い画面となってしまう。このため、CCDの感度がバラつかないように同一ロッドのCCDを同一基板に実装して基板ユニット単位でバラツキが無いように管理していた。しかし、2つのCCDの出力レベルが異なってしまうことがあった。
【0026】
そこで、図5のように右眼側あるいは左眼側のCCD3R,3Lの少なくともどちらか一方にゲインアンプ15R(L)を設けることによって、CCD3RとCCD3Lとの出力レベルを同一にするようにしている。
【0027】
すなわち、右眼側あるいは左眼側のCCD3R(L)の一方にゲインアンプ15R(L)を設けたときには、ゲインアンプ15Rを設けていない方のCCD3Lの出力に一致させるようにCCD3Rを調整し、双方のCCD3R,3Lにゲインアンプ15R,15Lをそれぞれ設けたときには双方のCCD3R,3Lの出力調整を行うことによって、2つのCCDの出力レベルを同一にすることができる。
【0028】
ところで、内視鏡に接続するテレビカメラヘッドに2つのCCDを設ける代わりに、内視鏡の先端部に2つのCCDを配設して、それぞれのCCDに結像した被写体像の電気信号を対応するCCUに伝送して信号処理を行うことによって、立体視観察像を得ることができる。しかし、内視鏡内に配設する2つのCCDの撮像面をそれぞれの光学系の光軸に対して垂直、且つ、並列に配設していたのでは先端部の外径が太径となり、患者に与える苦痛が大きくなってしまう。そこで、内視鏡の先端部にCCDを以下のようにして配設することによって、2つのCCDを内蔵した立体視内視鏡の内視鏡先端部の細径化を図ることができる。
【0029】
図6に示すように内視鏡100の先端部101には照明光を供給するライトガイド102とこのライトガイド102に臨まれる照明光学系103とが配設されると共に、このライトガイド102を伝送した照明光によって照らされた被写体を立体的に観察するための右眼側及び左眼側用の観察光学系104R,Lをそれぞれ配設している。これら観察光学系104R,Lの後端部には長さの異なるリレーレンズ105a,bが配設されている。
【0030】
例えば、右眼側用観察光学系104Rの後端部には短いリレーレンズ105aが配設され、このリレーレンズ105aの後方の基板上106にCCD107Rの撮像面が光軸に対して垂直になるように配置されている。また、左眼側観察光学系104Lの後端部には右眼側のCCD107Rの位置まで延出するリレーレンズ105bが配設され、このリレーレンズ105bの光軸を2つのプリズムレンズ108a,bを介して前記右眼側リレーレンズ105aの光軸の略同軸上にCCD107Lの撮像面が光軸に対して垂直になるように配置した基板109が配設されている。
【0031】
このように、右眼側及び左眼側の2つのCCDをそれぞれ基板上に配設し、1つの光学系の光軸上にCCDを配置させることによって、2つのCCDを内蔵した立体視内視鏡挿入部先端部を細径化した立体視内視鏡を提供することができる。
【0032】
また、図7に示すようにCCD107R及び107Lを2枚の基板106,109に実装する代わりに、CCD107R及び107Lをフレキシブルプリント基板110に実装して折り曲げて配置させるようにしてもよい。
【0033】
さらに、図8に示すようにCCD107R,107Lの撮像面をそれぞれ光軸に対して平行になるように配設し、これらCCD107R,107Lの撮像面にプリズムレンズ111a,111bを介して被写体像を結像させることによって2つのCCDを内蔵した立体視内視鏡挿入部先端部を細径化した立体視内視鏡を提供することができる。このとき、図9に示すように1枚の基板112上やあるいはフレキシブルプリント基板110上にCCD107R,107Lを図8と同様に配設するようにしてもよい。
【0034】
[付記]
1.被写体を右眼・左眼の視差を有する2つの被写体像としてそれぞれ伝達する右眼用及び左眼用一対の光学系を備えた内視鏡と、前記一対の光学系にそれぞれ対設する固体撮像素子を内蔵した一対のテレビカメラヘッドと、前記一対のテレビカメラヘッドで得られた被写体像の電気信号をそれぞれの画像信号に処理する信号処理手段と、この信号処理手段でそれぞれ処理された画像信号を交互、または同時に表示して立体的に認識される立体表示手段とを有する立体視内視鏡システムにおいて、
内視鏡に備えられている右眼用及び左眼用一対の光学系にそれぞれ対設する一対の固体撮像素子を1枚の基板上に実装し、この基板をテレビカメラヘッドに内蔵した立体視内視鏡システム。
【0035】
2.前記テレビカメラヘッドの後端部に、このテレビカメラヘッドの右眼側及び左眼側の固体撮像素子でとらえた被写体像の電気信号を信号処理装置の右眼側及び左眼側のCCUにそれぞれ伝送するコネクタを設けた付記1記載の立体視内視鏡システム。
【0036】
3.前記基板がフレキシブルプリント基板である付記1記載の立体視内視鏡システム。
【0037】
4.前記フレキシブルプリント基板をテレビカメラヘッド本体に調整手段を介して配設した付記3記載の立体視内視鏡システム。
【0038】
5.前記調整手段が雄ねじと雌ねじを有する部材とで構成され、フレキシブルプリント基板に配設されている固体撮像素子と立体視内視鏡に配設されている光学系との位置関係を上下左右方向に調整可能な付記4記載の立体視内視鏡システム。
【0039】
6.右眼側あるいは左眼側の固体撮像素子の少なくともどちらか一方にCCDの出力レベルを調整するゲインアンプを設けた付記1記載の立体視内視鏡システム。
【0040】
7.内視鏡の先端部に照明光学系と右眼側及び左眼側の観察光学系とを配設し、前記観察光学系の後方に固体撮像素子を配設する立体視内視鏡において、
前記右眼側及び左眼側の観察光学系のどちらか一方の光軸に対してそれぞれのCCDの撮像面を垂直に配設した立体視内視鏡。
【0041】
8.内視鏡の先端部に照明光学系と右眼側及び左眼側の観察光学系とを配設し、前記観察光学系の後方に固体撮像素子を配設する立体視内視鏡において、
前記右眼側及び左眼側の観察光学系の光軸に対してそれぞれのCCDの撮像面を平行に配設した立体視内視鏡。
【0042】
【発明の効果】
前述したように本発明の立体視内視鏡によれば、立体視内視鏡に接続するカメラヘッドが1つで、操作性の良い立体視内視鏡システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の参考例に係り、図1は立体視硬性内視鏡システムの概略構成を示す図
【図2】CCDを実装する基板の回路構成を示す図
【図3】テレビカメラヘッドに内蔵される基板の構成を示す図
【図4】本発明の実施例に係るテレビカメラヘッドに内蔵される基板の構成を示す図
【図5】CCDの感度調整を示す図
【図6】内視鏡内のCCDの配置及び構成を示す図
【図7】内視鏡内のCCDの配置及び他の構成を示す図
【図8】内視鏡内のCCDの別の配置及び構成を示す図
【図9】内視鏡内のCCDの別の配置及び他の構成を示す図
【図10】従来例に係る立体視内視鏡システムの概略構成を示す図
【符号の説明】
2…立体視硬性内視鏡
3…テレビカメラヘッド
31…基板
3R…右眼側用CCD
3L…左眼側用CCD
Claims (1)
- 被写体を右左の視差を有する一対の被写体像としてそれぞれ伝達可能な一対の光学系を備えた内視鏡と、
前記一対の光学系でそれぞれ伝送された前記被写体像を撮像可能な一対の撮像素子と、
前記内視鏡と接続可能な本体を有するテレビカメラヘッドと、
前記テレビカメラヘッドの本体内に設けられた雄ねじと、
前記雄ねじに螺合する雌ねじ部を有し、前記テレビカメラヘッドが前記内視鏡に接続されたときに前記光学系に対する前記撮像素子の相対位置を光軸の交差方向に調整するための調整手段を前記雄ねじと構成可能な固定部材と、
前記固定部材及び前記一対の撮像素子を実装すると共に、前記調整手段で位置調整される前記撮像素子の位置に応じて変形可能な軟性なフレキシブル基板と、
を具備したことを特徴とする立体視内視鏡システム。
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