JP3598793B2 - Pedestrian detection alarm device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両周囲の温体、特に歩行者を検知し、運転者に歩行者の存在を警告することにより安全な走行を可能にした歩行者検出警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開平7−200986号公報に開示されているように、CCD(Charge Coupled Device)カメラ及び熱画像センサカメラを用い、両カメラから得られる映像情報を映像信号処理して歩行者を検知し、歩行者が存在することを報知して運転者に注意を喚起するようにした画像式歩行者検出装置が知られている。
【0003】
図13に、この画像式歩行者検出装置の概略構成図を示す。図13において、画像式歩行者検出装置100は、CCDカメラ101、熱画像センサカメラ102、映像信号切替部103、映像信号処理部104、出力部105を備える。
【0004】
CCDカメラ101は、可視光(昼間)を入力して電気信号に変換した映像信号S101を映像信号切替部103に出力し、一方、熱画像センサカメラ102は、赤外線(夜間)を入力して電気信号に変換した映像信号S102を映像信号切替部103に出力する。次に、映像信号切替部103は、映像信号S101と映像信号S102とを切替えて得られる映像切替信号S103を映像信号処理部104に出力する。次に、映像信号処理部104は、映像切替信号S103を2値化処理し、その結果得られた最新の2値化フレーム映像信号データと以前の2値化フレーム映像信号データとの差分演算を行い、得られた差分データに基づいて撮影エリアに、(1)物体有り、(2)物体無し、(3)物体退却、(4)物体侵入の4状態に区分する。また、映像信号処理部104は、(4)物体侵入、(1)物体有り、(3)物体退却の連続する領域のみに着目して物体の移動ベクトルを演算する。さらに、映像信号処理部104は、物体の移動ベクトルの方向が横断歩道に平行なものは歩行者と判別し、垂直なものは車両と判別して歩行者と車両とを効果的に識別し、歩行者の検出信号S104を出力部105に出力する。次に、出力部105は、検出信号S104が歩行者検知であれば、運転者に歩行者存在注意を喚起する。
【0005】
この結果、画像式歩行者検出装置100は、昼夜の別なく障害物(歩行者)を検知して歩行者が存在することを運転者に報知し、注意を喚起することができるという利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した画像式歩行者検出装置100には、例えばCCDカメラ101と熱画像センサカメラ102(以下、カメラという)が車両等に装着されて移動する場合、撮影範囲の全ての対象物が移動物体として認識され、上述したような4つの状態に区分することが困難となり、歩行者を的確に検出することができなくなるといった問題があった。
【0007】
また、カメラを車両等に装着して走行した場合、横断方向の歩行者の移動ベクトルに比較して車両の速度が大きいので、車両と歩行者との移動ベクトルの方向に基づいた区別が困難となり、歩行者を的確に検出することができなくなるといった問題があった。
【0008】
さらに、カメラを車両等に装着して走行し、熱画像センサカメラ102で車両前方の道路を撮影した場合、歩行者の顔と、対向車線を走行する車両のヘッドライト、信号灯火、道路照明等の高輝度外乱との形状及び大きさが近似しているので歩行者の識別に誤動作が多くなり、信頼性を著しく損なうといった問題があった。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的として、車両前方の歩行者を検出して警報を発生する装置の信頼性の向上および走行の安全性の向上に寄与することができる歩行者検出警報装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、少なくとも車両前方の風景を可視光を用いて撮像する可視光撮像手段と、この可視光撮像手段が撮像する風景を前方対象物から放射される赤外線を用いて撮像する赤外線撮像手段とを備えるとともに、前記可視光撮像手段から出力される可視光映像信号を所定の基準値と比較して2値化する第1の2値化手段と、前記赤外線撮像手段から出力される赤外線映像信号を所定の基準値と比較して2値化する第2の2値化手段と、前記第1および第2の2値化手段でそれぞれ2値化された2値化信号の差分値を演算する差分演算手段と、前記差分演算手段での差分演算結果の出力パターンと、予め設定してある歩行者パターンとの相関が所定の充足率を超えているときに歩行者として判別する相関判別手段とを備えたことを要旨とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1記載の歩行者検出警報装置において、少なくとも車両前方の風景による同一光軸上の入射光を分離するハーフミラーを備え、このハーフミラーを透過した透過光を前記可視光撮像手段に入射し、このハーフミラーで反射された反射光を前記赤外線撮像手段に入射することを要旨とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、上記課題を解決するため、請求項1記載の歩行者検出警報装置において、前記相関判別手段で歩行者が判別されたときには警報を発生する警報手段を備えたことを要旨とする。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、少なくとも車両前方の風景を可視光を用いて撮像しておくとともに、この風景を前方対象物から放射される赤外線を用いて撮像しておき、可視光映像信号を所定の基準値と比較して2値化するとともに、赤外線映像信号を所定の基準値と比較して2値化し、それぞれ2値化された2値化信号の差分値を演算し、差分演算結果の出力パターンと、予め設定してある歩行者パターンとの相関が所定の充足率を超えているときに歩行者として判別することで、車両前方の歩行者を検出して警報を発生する装置の信頼性の向上および走行の安全性の向上に寄与することができる。
【0014】
例えば、車両等に装着されて移動する場合でも対向車線を走行する車両のヘッドライト、信号灯下、道路照明等の外乱を排除して車両周囲の歩行者を検知して運転者に歩行者の存在を警報することができる。
【0015】
また、請求項2記載の本発明によれば、少なくとも車両前方の風景による同一光軸上の入射光を分離するハーフミラーを備えておき、このハーフミラーを透過した透過光を入射して可視光映像信号を撮像し、このハーフミラーで反射された反射光を入射して赤外線映像信号を撮像することで、例えば、赤外線カメラと可視光カメラとを一体化することができ、装置の信頼性の向上および走行の安全性の向上に寄与することができる。また、装置を小型化することができる。
【0016】
また、請求項3記載の本発明によれば、歩行者が判別されたときには警報を発生するので、装置の信頼性の向上および走行の安全性の向上に寄与することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る歩行者検出警報装置の構成を示す図である。
図1において、歩行者検出警報装置1Aは、カメラユニット3A、ハーネス4A、ハーネス4B、映像信号処理ユニット5、警報部6を備えている。
【0018】
カメラユニット3Aは、車両前部8のラジエターグリル7の奥部に配置され、ハーネス4Aを介して車室内に配置された映像信号処理ユニット5に映像信号を出力する。映像信号処理ユニット5は、カメラユニット3Aからの映像信号に基づいて歩行者検出のための信号処理を施して得られる検出信号をハーネス4Bを介して警報部6に出力する。警報部6は、映像信号処理ユニット5からの検出信号が歩行者検知であれば、運転者に音、LED(Light Emitting Diode)、又は映像等による警報を発生する。
【0019】
次に、図2は本発明に係る歩行者検出警報装置の実施形態の全体ブロック構成図である。
図2において、歩行者検出警報装置1Aは、カメラユニット3A、映像信号処理ユニット5、警報部6を備えている。
カメラユニット3Aは、赤外線カメラ9A、可視光カメラ9Bを備える。
【0020】
赤外線カメラ9Aは赤外線画像を電気信号に変換して得られる映像信号S3Aを映像信号処理ユニット5のA/D変換器10に出力する。
可視光カメラ9Bは可視光画像を電気信号に変換して得られる映像信号S3Bを映像信号処理ユニット5のA/D変換器13に出力する。
映像信号処理ユニット5は、A/D変換器10、ウインドウ・コンパレータ11、2値化部12、A/D変換器13、ウインドウ・コンパレータ14、2値化部15、差分演算部16、相関判別部17を備えている。
【0021】
A/D変換器10は、赤外線カメラ9Aからのアナログ信号である映像信号S3AをA/D変換して所定の画素数のデジタル信号である映像信号S10をウインドウ・コンパレータ11に出力する。
ウインドウ・コンパレータ11は、映像信号S10から所定範囲内のレベルの画素を選択して得られるコンパレータ信号S11を2値化部12に出力する。
【0022】
2値化部12は、コンパレータ信号S11を所定の基準値と比較することで2値化して得られる2値化信号S12を差分演算部16に出力する。
A/D変換器13は、可視光カメラ9Bからのアナログ信号である映像信号S3BをA/D変換して所定の画素数のデジタル信号である映像信号S13をウインドウ・コンパレータ14に出力する。
【0023】
ウインドウ・コンパレータ14は、映像信号S13から所定範囲内のレベルの画素を選択して得られるコンパレータ信号S14を2値化部15に出力する。
2値化部15は、コンパレータ信号S14を所定の基準値と比較することで2値化して得られる2値化信号S15を差分演算部16に出力する。
差分演算部16は、2値化信号S12と2値化信号S15との差分演算(2値化信号S12−2値化信号S15)を行って得れる差分信号S16を相関判別部17に出力する。
【0024】
赤外線カメラ9Aを車両前部8に装着して走行し、車両前方の道路を撮影した場合、歩行者の顔と、対向車線を走行する車両のヘッドライト、信号灯火、道路照明等の高輝度外乱との形状及び大きさが近似していることが多く、赤外線カメラ9Aの出力映像から歩行者を識別することは困難である。
【0025】
一方、可視光カメラは歩行者の顔と対向車のヘッドライト等とは識別できることを利用し、差分演算部16は数1に示す差分演算を行い、歩行者を検出する。
【0026】
但し、S12F:熱い顔(歩行者)、S12N:熱い外乱、S15N:熱い外乱である。
【0027】
相関判別部17は、差分演算部16の差分信号S16からパターンを抽出し、予め設定してある物体パターン(歩行者)との相関をとり、抽出パターンが歩行者であるか否かを判別して得られる検出信号を警報部6に出力する。
警報部6は、映像信号処理ユニット5からの検出信号(判別信号S17)により歩行者を検知した場合には、運転者に音、LED(Light Emitting Diode)、又は映像等による警報を発生する。
【0028】
このように、歩行者検出警報装置1Aは、カメラユニット3A、映像信号処理ユニット5、警報部6を備え、運転者に歩行者の存在及び注意を喚起させることができる。
【0029】
次に、図3は、カメラユニットの内部構成図である。
図3において、カメラユニット3Aは、赤外線カメラ9A、可視光カメラ9B、防水ケース20、窓部20a、ハーフミラー19を備えている。また、赤外線カメラ9Aは、赤外レンズ21、赤外撮像素子22、支持部材27A、基板23を備えている。さらに、可視光カメラ9Bは、可視光レンズ24、可視光撮像素子25、支持部材27B、基板26を備えている。
【0030】
防水ケース20は、所定の部位に窓部20aが開口されている。
ハーフミラー19は、矢印A方向に対して45度の傾きになるよう支持部材27で周囲を支持され、窓部20aの奥に配設され、また矢印A方向の入射光の赤外線の反射効率を良くするために表面にコーティングが施されている。
【0031】
窓部20aからの入射した矢印A方向の赤外線は、ハーフミラー19で反射され、90度方向が変えられて矢印B方向に進み、赤外レンズ21に入射する。
【0032】
赤外レンズ21は、ゲルマニウム、シリコン等の材料で形成され、波長8μm〜波長12μmの赤外線を良く透過し、矢印B方向の赤外線に対して90度になるよう支持部材27Aで周囲を支持され、矢印B方向の赤外線を赤外撮像素子22に集光するよう配設される。
【0033】
赤外撮像素子22は、映像信号処理を行う電子回路を実装した基板23と一体に配置され、赤外レンズ21で赤外撮像素子22上に集光した赤外線画像を電気信号に変換する。
可視光レンズ24は、ガラス材等の材料で形成され、波長1μmより短い波長の可視帯域の光を透過し、矢印C方向に対して90度になるよう支持部材27Bで周囲を支持され、ハーフミラー19を通過した矢印C方向の可視光を可視光撮像素子25に集光するよう配設される。
【0034】
可視光撮像素子25は、映像信号処理を行う電子回路を実装した基板26と一体に配置され、可視光レンズ24で可視光撮像素子25上に集光した可視光画像を電気信号に変換する。
【0035】
このように、カメラユニット3Aは、ハーフミラー19により、同一光軸の入射光を赤外線と可視光とに2分割し、赤外撮像素子22で赤外線画像を電気信号に変換し、また可視光撮像素子25で可視光画像を電気信号に変換できるので、赤外線カメラと可視光カメラとを一体化することができる。
【0036】
次に、図4は、本発明に係るカメラユニット3Aが撮らえた映像の概略図である。また、図5〜図9は、それぞれ本発明に係る映像信号処理ユニット5の動作を説明するための図である。
図4は、道路32の左前方に信号機33が設置され、対向車線上にはヘッドライトを点灯して走行してくる対向車28があり、歩道31上を歩行者29が矢印Aの方向に歩行し、歩行者Bが矢印Bの方向歩行し、間もなく道路32に飛び出そうとしている状況を示している。
【0037】
以下、図4〜図9を適宜参照して説明する。
図10は、本発明に係る歩行者検出警報装置1Aの動作を説明するためのフローチャートである。以下、図10に示すフローチャートに従って歩行者検出警報装置1Aの動作を説明する。
【0038】
まず、ステップST10では、赤外線カメラ9Aからの映像信号S3AをA/D変換器10で所定の画素数の輝度信号のデジタル信号に変換し、映像信号S10を生成する。
次に、ステップST20では、ウインドウ・コンパレータ11により映像信号S10から所定範囲内のレベルの画素を選択してコンパレータ信号S11を生成する。
【0039】
例えば、256階調の輝度データの内、歩行者の顔の輝度が200程度であれば、190〜210の範囲の輝度データを選択し、他の画素の輝度値は全て零(0)に書き換える。
また、別の方法として、全画素の輝度値を計算して所定の画素のみを抽出すればよく、例えば、100個の画素を抽出するために輝度レベル範囲を制御することによって自動的に歩行者の顔を抽出することも可能である。
【0040】
ステップST30は、2値化部12で、動作をステップST20で得られた画素の内、輝度データが零(0)でない画素を全て255に書き換え、ステップST30の処理をした映像を図5に示す。
図5は、赤外線カメラ9Aで撮らえた映像を処理した映像であるから、熱源を有する物体のみが高輝度値(255)を有し、図中黒く塗りつぶした部分が高輝度値の画素に対応する。図5に示すように、青信号の赤外像33(a)、対向車のヘッドライトの赤外像28(a)、歩行者29の頭部29(a)、歩行者29の右手29(b)、歩行者29の左手29(c)、歩行者30の頭部30(a)、歩行者30の右手30(b)、歩行者30の左手30(c)が抽出されている。
【0041】
次に、ステップST40では、可視光カメラ9Bからの映像信号S3BをA/D変換器13で所定の画素数の輝度信号のデジタル信号に変換し、映像信号S13を生成する。
次に、ステップST50では、ウインドウ・コンパレータ14により映像信号S13から所定範囲内のレベルの画素を選択してコンパレータ信号S14を生成する。例えば、256階調の輝度データの内、歩行者の顔の輝度が200程度であれば、150〜255の範囲の輝度データを選択し、他の画素の輝度値は全て零(0)に書き換える。
【0042】
次に、ステップST60では、ステップST50で得られた画素の内、2値化部15で、輝度データが零(0)でない画素を全て255に書き換える。ステップST60で処理を施した映像を図6に示す。
図6に示すように、可視光カメラ9Bで撮らえた映像を処理した映像であるから、発光する物体のみが高輝度値(255)を有し、図中黒く塗りつぶした部分が高輝度値の画素に対応する。なお、図6において、青信号の可視像33(b)、対向車のヘッドライトの可視像28(b)が抽出されている。
【0043】
次に、ステップST70では、ステップ30で得られた映像からステップST60で得られた映像の各画素ごとに差分演算部16で差分演算を行い、その結果が負(−)の場合、零(0)に書き換える。
この時の状態を図7に示すように、歩行者29の頭部29(a)、右手29(b)、左手29(c)、及び歩行者30の頭部30(a)、右手30(b)、30左手(c)が抽出され、青信号の赤外像33(a)、対向車のヘッドライトの赤外像28(a)は除去される。
【0044】
可視映像において、青信号の可視像33(b)、対向車のヘッドライトの可視像28(b)等の灯火は、空気中の粉塵により散乱し、所謂グレア現象をおこすため赤外線カメラで撮影したこれら灯火より選択される領域が大きくなる。
【0045】
従って、赤外線カメラ9Aと可視光カメラ9Bとの映像が光軸のずれ等により、完全に一致しなくても差分演算部16での差分演算を行うことにより、歩行者を抽出することができる。
また、歩行者検出警報装置の本実施の形態において、灯火を信号機及び対向車のヘッドライトに限定しているが、道路の照明灯、先行車のテールライト、家屋の照明等全ての発光体による外乱があっても、差分演算部16での差分演算を行うことにより、歩行者を抽出することができる。
【0046】
次に、ステップST80〜ステップST170に示す各ステップは相関判別部17の動作を示したものである。
ステップST80では、ステップST70で抽出された画素郡の内、連続した領域を一固まりとしてラベリングする。次に、ステップST90では、各ラベリングされた画素群の面積を計算する。次に、ステップST100では、各ラベリングされた画素群の重心を計算し、さらに重心位置を計算する。
【0047】
次に、ステップST110では、図8に示すように、紙面縦方向にA〜Eまでの5つの領域を予め設定しておき、ステップST100で計算された各画素群の重心位置から各ラベリングされた画素群がどの領域に属するかを判別する。
【0048】
次に、ステップST120では、ステップST90で計算した各ラベリングされた画素群の大きさと、予め各領域毎に基準値が設定されている歩行者の顔の大きさとを比較し、歩行者の顔であると判断した場合は大きさ一致のフラグを1に設定し、否と判断された場合は大きさ一致のフラグを零(0)に設定する。この操作により、歩行者の手は歩行者の顔に対して小さいため排除される。
【0049】
従って、ステップ120で大きさ一致のフラグを1に設定される画素群は、歩行者29の頭部29(a)と、歩行者30の頭部30(a)との2群である。
【0050】
このように、各領域毎に歩行者の顔の大きさの基準値を個別に設定することにより、自動車との距離に依存して見かけの大きさが変化する歩行者の顔の大きさに対して比較を正確に行うことができる。
【0051】
次に、ステップST130では、ステップST120で大きさ一致のフラグを1に設定された歩行者29の頭部29(a)及び歩行者30の頭部30(a)の外接四角形の座標を計算する。
次に、ステップST140では、大きさ一致のフラグを1に設定された歩行者29の頭部29(a)及び歩行者30の頭部30(a)の外接四角形の縦横比率を計算する。即ち、図8に示す歩行者29の頭部29(a)の外接四角形の横長Aと縦長Bとの比を計算する。
【0052】
次に、ステップST150では、歩行者29の頭部29(a)及び歩行者30の頭部30(a)の外接四角形の横長Aと縦長Bとの比が予め設定した所定値範囲であるか否かを判断し、所定値範囲内であれば縦横比一致のフラグを1に設定し、否であれば零(0)に設定する。一般に、歩行者の顔は円形に近いので、縦横比が1に近い値が閾値となる。この操作により、外乱の熱源が存在しても、形状が細長い場合は排除することが可能である。
【0053】
次に、ステップST160では、ステップST130で求めた歩行者29の頭部29(a)及び歩行者30の頭部30(a)の外接四角形の座標に基づいて面積を計算する。さらに、ステップST90で求めた画素群の面積との比を求めることにより、対象の画素群に関する単位面積当りの高輝度画素の比率である充足率を計算する。
【0054】
次に、ステップST170では、ステップST160で計算した充足率が予め設定した所定値範囲内であるか否かを判断し、所定値範囲内の場合には充足率一致のフラグを1に設定し、否である場合には零(0)に設定する。この操作により、歩行者の顔のように密な画素群のみが選択され、手足のような密でない画素群は排除され、歩行者検出の精度を向上することができる。
【0055】
次に、ステップST180では、ステップST120で大きさ一致のフラグ、ステップST150で縦横比一致のフラグ及びステップST170で充足率一致のフラグが何れも1である画素群が存在すれば警報指令(判別信号S17)を警報部6に出力する。
【0056】
なお、本発明に係る歩行者検出警報装置の第1の実施の形態において、特に、個体撮像素子を用いた赤外線カメラ9A及び可視光カメラ9Bに強い光が入光した場合、スミア現象が生じる。この対策として、赤外線カメラ9A及び可視光カメラ9Bから出力される映像信号(S3A,S3B)から強い輝度信号が解消するまで、所定の画素の輝度値の変化を検出して差分演算部16に入力する信号の遅延時間を制御、またはカメラの絞りを制御することによってスミア現象の影響を軽減することができる。
【0057】
(第2の実施の形態)
図11は、本発明に係る第2の実施の形態のカメラユニットの内部構成を示す図である。
図11において、カメラユニット3Bは、可視光カメラ9B、赤外線カメラ9C、防水ケース20、窓部20a、ハーフミラー19を備えている。また、可視光カメラ9Bは、可視光レンズ24、可視光撮像素子25、支持部材27B、基板26を備えている。さらに、赤外線カメラ9Cは、赤外集光ミラー36、赤外撮像素子22、支持部材27A、基板23を備えている。なお、図6に示すカメラユニット3Bは、図3に示すカメラユニット3Aと同一構成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0058】
図11において、カメラユニット3Bは、矢印A方向から入射する入射光をハーフミラー19で分離し、ハーフミラー19で反射され、矢印B方向から入射する赤外線を赤外集光ミラー36を用いて赤外撮像素子22上の一点に集光させる構成である。
【0059】
カメラユニット3Bは、カメラユニット3Aが高価なゲルマニウム等の材質からなる赤外レンズ21を用いたのに対し、表面に金属薄膜蒸を施した安価な赤外集光ミラー36を用いたので、コスト低減を図ることができる。
【0060】
(第3の実施の形態)
図12は、本発明に係る第3の実施形態の歩行者検出警報装置の概略を説明するための図である。
図12において、歩行者検出警報装置1Bは、赤外線カメラ9D、可視光カメラ9E、ハーネス4B、ハーネス4C、映像信号処理ユニット5、警報部6を備えている。なお、図1に示す歩行者検出警報装置1Aと同一構成要素には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0061】
赤外線カメラ9D及び可視光カメラ9Eは、車両前部8のラジエターグリル7の奥部に近接して個別に配置され、ハーネス4Cを介して車室内に配置された映像信号処理ユニット5に映像信号を出力する。
【0062】
以上説明した各実施例における歩行者検出警報装置(1A,1B)は、温体を歩行者に限定して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、温体を例えば動物、車両のマフラ、車両のタイヤ等に置き換えた検出警報装置についても適用されるものであり、これらの検出警報装置も本発明の技術思想の範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態の歩行者検出警報装置の概略を説明するための図である。
【図2】本発明に係る実施の形態の歩行者検出警報装置の全体ブロック構成を示す図である。
【図3】本発明に係る第1の実施の形態のカメラユニットの内部構成を示す図である。
【図4】本発明に係るカメラユニット3Aが撮らえた映像の概略を示す図である。
【図5】本発明に係る映像信号処理ユニット5の動作を説明するための図である。
【図6】本発明に係る映像信号処理ユニット5の動作を説明するための図である。
【図7】本発明に係る映像信号処理ユニット5の動作を説明するための図である。
【図8】本発明に係る映像信号処理ユニット5の動作を説明するための図である。
【図9】本発明に係る映像信号処理ユニット5の動作を説明するための図である。
【図10】本発明に係る歩行者検出警報装置1Aの動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明に係る第2の実施の形態のカメラユニットの内部構成を説明するための図である。
【図12】本発明に係る第3の実施の形態の歩行者検出警報装置の概略を説明するための図である。
【図13】従来の画像式歩行者検出装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1A 歩行者検出警報装置
3A,3B カメラユニット
4A,4B,4C ハーネス
5 映像信号処理ユニット
6 警報部
9A,9C 赤外線カメラ
9B 可視光カメラ
10 A/D変換器
11,14 ウインドウ・コンパレータ
12,15 2値化部
13 A/D変換器
16 差分演算部
17 相関判別部
19 ハーフミラー
20 防水ケース
20a 窓部
21 赤外レンズ
22 赤外撮像素子
23,26 基板
24 可視光レンズ
25 可視光撮像素子
36 赤外集光ミラー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pedestrian detection alarm device that detects a warm body around a vehicle, particularly a pedestrian, and warns a driver of the presence of the pedestrian, thereby enabling safe driving.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-200986, a pedestrian is recognized by using a CCD (Charge Coupled Device) camera and a thermal image sensor camera to process image information obtained from both cameras into image signals. 2. Description of the Related Art There is known an image-type pedestrian detection device that detects the presence of a pedestrian and informs the driver of the presence of the pedestrian to alert the driver.
[0003]
FIG. 13 shows a schematic configuration diagram of the image type pedestrian detection device. 13, the image-type pedestrian detection device 100 includes a
[0004]
The
[0005]
As a result, the image-type pedestrian detection device 100 has an advantage that it can detect an obstacle (pedestrian) regardless of day and night, notify the driver of the presence of the pedestrian, and alert the driver. are doing.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the
[0007]
Also, when the camera is mounted on a vehicle or the like and travels, the speed of the vehicle is higher than the pedestrian's movement vector in the transverse direction, so it is difficult to distinguish the vehicle and the pedestrian based on the direction of the movement vector. However, there has been a problem that a pedestrian cannot be accurately detected.
[0008]
Furthermore, when the camera is mounted on a vehicle or the like and travels, and the road ahead of the vehicle is photographed by the thermal
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above, and has as its object a gait that can contribute to an improvement in the reliability of a device that detects a pedestrian in front of a vehicle and generates an alarm, and an improvement in driving safety. It is to provide a person detection alarm device.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the invention according to claim 1 is a visible light imaging unit that captures at least a scene in front of the vehicle using visible light, and the scene captured by the visible light imaging unit is radiated from a forward object. A first binarizing unit that includes an infrared imaging unit that performs imaging using infrared light, and that binarizes a visible light video signal output from the visible light imaging unit with a predetermined reference value; A second binarizing unit that binarizes an infrared video signal output from the infrared imaging unit with a predetermined reference value and binarizes the first and second binarizing units; A difference calculating means for calculating a difference value of the binarized signal, an output pattern of a result of the difference calculation by the difference calculating means, and a predetermined correlation with a pedestrian pattern exceeding a predetermined filling rate. Sometimes correlation as a pedestrian And gist that a separate unit.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a pedestrian detection / warning apparatus according to the first aspect, further comprising a half mirror that separates incident light on the same optical axis in at least a scene in front of the vehicle. The gist is that transmitted light transmitted through a mirror is incident on the visible light imaging unit, and reflected light reflected by the half mirror is incident on the infrared imaging unit.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a pedestrian detection alarm device according to the first aspect, further comprising an alarm unit that generates an alarm when a pedestrian is determined by the correlation determination unit. Make a summary.
[0013]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, at least a scene in front of the vehicle is imaged using visible light, and the scene is imaged using infrared light radiated from an object in front of the vehicle. The signal is binarized by comparing it with a predetermined reference value, and the infrared video signal is binarized by comparing it with a predetermined reference value, and a difference value of each binarized binary signal is calculated. When the correlation between the output pattern of the calculation result and the preset pedestrian pattern exceeds a predetermined sufficiency rate, the pedestrian is determined as a pedestrian, thereby detecting a pedestrian in front of the vehicle and generating an alarm. This can contribute to improvement of the reliability of the device and improvement of traveling safety.
[0014]
For example, even when the vehicle is mounted on a vehicle or the like and moving, the vehicle detects a pedestrian around the vehicle by eliminating disturbances such as headlights, traffic lights, and road lighting of the vehicle traveling in the oncoming lane, and detects the presence of a pedestrian. Can be alarmed.
[0015]
According to the second aspect of the present invention, a half mirror that separates at least incident light on the same optical axis in a scene in front of the vehicle is provided, and transmitted light that has passed through the half mirror is made incident to become visible light. By capturing an image signal and capturing an infrared image signal by inputting the reflected light reflected by the half mirror, for example, the infrared camera and the visible light camera can be integrated, and the reliability of the device can be improved. It is possible to contribute to improvement and driving safety. Further, the size of the device can be reduced.
[0016]
According to the third aspect of the present invention, a warning is issued when a pedestrian is determined, so that it is possible to contribute to improvement of the reliability of the device and improvement of traveling safety.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(First Embodiment)
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a pedestrian detection alarm device according to a first embodiment of the present invention.
1, the pedestrian detection alarm device 1A includes a
[0018]
The
[0019]
Next, FIG. 2 is an overall block configuration diagram of an embodiment of a pedestrian detection alarm device according to the present invention.
2, the pedestrian detection alarm device 1A includes a
The
[0020]
The
The visible
The video
[0021]
The A / D converter 10 A / D converts the video signal S3A, which is an analog signal from the
The
[0022]
The binarization unit 12 outputs a binarized signal S12 obtained by comparing the comparator signal S11 with a predetermined reference value to the
The A / D converter 13 A / D converts the video signal S3B, which is an analog signal from the visible
[0023]
The window comparator 14 outputs a comparator signal S14 obtained by selecting a pixel having a level within a predetermined range from the video signal S13 to the
The
The
[0024]
When the vehicle travels with the
[0025]
On the other hand, the visible light camera utilizes the fact that the face of the pedestrian can be distinguished from the headlights of the oncoming vehicle and the like, and the
[0026]
However, S12F: hot face (pedestrian), S12N: hot disturbance, S15N: hot disturbance.
[0027]
The
When detecting the pedestrian based on the detection signal (the discrimination signal S17) from the video
[0028]
As described above, the pedestrian detection alarm device 1A includes the
[0029]
Next, FIG. 3 is an internal configuration diagram of the camera unit.
3, the
[0030]
The
The
[0031]
The infrared ray in the direction of arrow A, which has entered from the
[0032]
The
[0033]
The
The
[0034]
The visible
[0035]
As described above, the
[0036]
Next, FIG. 4 is a schematic diagram of an image captured by the
In FIG. 4, a
[0037]
Hereinafter, description will be made with reference to FIGS.
FIG. 10 is a flowchart for explaining the operation of the pedestrian detection alarm device 1A according to the present invention. Hereinafter, the operation of the pedestrian detection alarm device 1A will be described with reference to the flowchart shown in FIG.
[0038]
First, in step ST10, the video signal S3A from the
Next, in step ST20, the
[0039]
For example, if the luminance of the face of a pedestrian is about 200 out of the luminance data of 256 gradations, luminance data in the range of 190 to 210 is selected, and the luminance values of the other pixels are all rewritten to zero (0). .
Alternatively, as another method, it is only necessary to calculate the luminance values of all pixels and extract only predetermined pixels. For example, by automatically controlling the luminance level range to extract 100 pixels, a pedestrian is automatically adjusted. Can be extracted.
[0040]
In step ST30, the binarization unit 12 rewrites all the pixels whose luminance data is not zero (0) out of the pixels obtained in step ST20 to 255, and shows an image processed in step ST30 in FIG. .
FIG. 5 is an image obtained by processing an image captured by the
[0041]
Next, in step ST40, the video signal S3B from the visible
Next, in step ST50, the window comparator 14 selects a pixel having a level within a predetermined range from the video signal S13 to generate a comparator signal S14. For example, if the luminance of the face of the pedestrian is about 200 out of the luminance data of 256 gradations, the luminance data in the range of 150 to 255 is selected, and the luminance values of the other pixels are all rewritten to zero (0). .
[0042]
Next, in step ST60, of the pixels obtained in step ST50, the
As shown in FIG. 6, since the image is a processed image of the image captured by the visible
[0043]
Next, in step ST70, a difference operation is performed by the
As shown in FIG. 7, the state at this time is the head 29 (a) of the
[0044]
In the visible image, lights such as a visible image 33 (b) of a green signal and a visible image 28 (b) of a headlight of an oncoming vehicle are scattered by dust in the air and photographed by an infrared camera to cause a so-called glare phenomenon. The area selected from these lights increases.
[0045]
Therefore, even if the images of the
Further, in the present embodiment of the pedestrian detection alarm device, the light is limited to the traffic light and the headlight of the oncoming vehicle, but all the illuminants such as the road lighting, the taillight of the preceding vehicle, the lighting of the house, etc. Even if there is a disturbance, a pedestrian can be extracted by performing a difference operation in the
[0046]
Next, each step shown in steps ST80 to ST170 shows the operation of the
In step ST80, a continuous area among the pixel groups extracted in step ST70 is labeled as one block. Next, in step ST90, the area of each labeled pixel group is calculated. Next, in step ST100, the center of gravity of each labeled pixel group is calculated, and the position of the center of gravity is calculated.
[0047]
Next, in step ST110, as shown in FIG. 8, five areas A to E are set in advance in the longitudinal direction of the paper, and each labeling is performed from the barycenter position of each pixel group calculated in step ST100. It is determined to which region the pixel group belongs.
[0048]
Next, in step ST120, the size of each labeled pixel group calculated in step ST90 is compared with the size of a pedestrian's face for which a reference value has been set in advance for each region. If it is determined that there is, the size matching flag is set to 1, and if not, the size matching flag is set to zero (0). With this operation, the hand of the pedestrian is excluded because it is smaller than the face of the pedestrian.
[0049]
Therefore, the two pixel groups in which the size matching flag is set to 1 in step 120 are the head 29 (a) of the
[0050]
In this way, by individually setting the pedestrian's face size reference value for each area, the pedestrian's face size whose apparent size changes depending on the distance to the car Comparison can be made accurately.
[0051]
Next, in step ST130, the coordinates of the circumscribed rectangles of the head 29 (a) of the
Next, in step ST140, the aspect ratio of the circumscribed rectangle of the head 29 (a) of the
[0052]
Next, in step ST150, it is determined whether the ratio between the horizontal length A and the vertical length B of the circumscribed rectangle of the head 29 (a) of the
[0053]
Next, in step ST160, the area is calculated based on the coordinates of the circumscribed rectangle of the head 29 (a) of the
[0054]
Next, in step ST170, it is determined whether or not the filling rate calculated in step ST160 is within a predetermined value range. If the filling rate is within the predetermined value range, a filling rate matching flag is set to 1; If not, it is set to zero (0). By this operation, only a dense pixel group such as a pedestrian's face is selected, and a less dense pixel group such as a limb is excluded, and the accuracy of pedestrian detection can be improved.
[0055]
Next, in step ST180, if there is a pixel group in which the size match flag in step ST120, the aspect ratio match flag in step ST150, and the filling rate match flag in step ST170 are all 1, an alarm command (discrimination signal S17) is output to the
[0056]
In the first embodiment of the pedestrian detection / warning apparatus according to the present invention, in particular, when strong light enters the
[0057]
(Second embodiment)
FIG. 11 is a diagram illustrating an internal configuration of a camera unit according to the second embodiment of the present invention.
11, the camera unit 3B includes a visible
[0058]
In FIG. 11, the camera unit 3B separates the incident light entering from the direction of arrow A by the
[0059]
As for the camera unit 3B, the
[0060]
(Third embodiment)
FIG. 12 is a diagram for explaining an outline of the pedestrian detection alarm device of the third embodiment according to the present invention.
12, the pedestrian detection alarm device 1B includes an infrared camera 9D, a visible light camera 9E, a harness 4B, a harness 4C, a video
[0061]
The infrared camera 9D and the visible light camera 9E are individually arranged close to the back of the radiator grille 7 in the front part 8 of the vehicle, and transmit video signals to the video
[0062]
Although the pedestrian detection / warning devices (1A, 1B) in each of the above-described embodiments have been described with the warm body limited to pedestrians, the present invention is not limited to this. The present invention is also applied to a detection alarm device that is replaced with a vehicle muffler, a vehicle tire, and the like, and these detection alarm devices are also included in the scope of the technical idea of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining an outline of a pedestrian detection alarm device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an overall block configuration of a pedestrian detection alarm device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating an internal configuration of a camera unit according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram schematically showing an image captured by a
FIG. 5 is a diagram for explaining the operation of the video
FIG. 6 is a diagram for explaining the operation of the video
FIG. 7 is a diagram for explaining the operation of the video
FIG. 8 is a diagram for explaining the operation of the video
FIG. 9 is a diagram for explaining the operation of the video
FIG. 10 is a flowchart for explaining the operation of the pedestrian detection alarm device 1A according to the present invention.
FIG. 11 is a diagram illustrating an internal configuration of a camera unit according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a diagram schematically illustrating a pedestrian detection / warning device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a diagram showing a schematic configuration of a conventional image-based pedestrian detection device.
[Explanation of symbols]
1A Pedestrian detection alarm
3A, 3B camera unit
4A, 4B, 4C Harness
5 Video signal processing unit
6 Alarm section
9A, 9C infrared camera
9B visible light camera
10 A / D converter
11,14 Window comparator
12,15 Binarization unit
13 A / D converter
16 Difference calculation unit
17 Correlation discriminator
19 Half mirror
20 Waterproof case
20a window
21 Infrared lens
22 Infrared image sensor
23, 26 substrates
24 Visible light lens
25 Visible light image sensor
36 Infrared focusing mirror
Claims (3)
この可視光撮像手段が撮像する風景を前方対象物から放射される赤外線を用いて撮像する赤外線撮像手段とを備えるとともに、
前記可視光撮像手段から出力される可視光映像信号を所定の基準値と比較して2値化する第1の2値化手段と、
前記赤外線撮像手段から出力される赤外線映像信号を所定の基準値と比較して2値化する第2の2値化手段と、
前記第1および第2の2値化手段でそれぞれ2値化された2値化信号の差分値を演算する差分演算手段と、
前記差分演算手段での差分演算結果の出力パターンと、予め設定してある歩行者パターンとの相関が所定の充足率を超えているときに歩行者として判別する相関判別手段とを備えたことを特徴とする歩行者検出警報装置。Visible light imaging means for imaging at least a scene in front of the vehicle using visible light,
An infrared imaging unit for imaging the scenery imaged by the visible light imaging unit using infrared rays emitted from a forward object,
A first binarizing unit that binarizes a visible light image signal output from the visible light imaging unit by comparing the visible light image signal with a predetermined reference value;
A second binarizing unit that binarizes an infrared video signal output from the infrared imaging unit by comparing the infrared video signal with a predetermined reference value;
Difference calculating means for calculating a difference value between the binarized signals respectively binarized by the first and second binarizing means;
An output pattern of a difference calculation result by the difference calculation means, and a correlation discrimination means for discriminating as a pedestrian when a correlation with a preset pedestrian pattern exceeds a predetermined filling rate. Characteristic pedestrian detection alarm device.
このハーフミラーを透過した透過光を前記可視光撮像手段に入射し、このハーフミラーで反射された反射光を前記赤外線撮像手段に入射することを特徴とする請求項1記載の歩行者検出警報装置。At least a half mirror that separates incident light on the same optical axis by the scenery ahead of the vehicle,
The pedestrian detection alarm device according to claim 1, wherein the transmitted light transmitted through the half mirror is incident on the visible light imaging means, and the reflected light reflected by the half mirror is incident on the infrared imaging means. .
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