JP3598563B2 - Input device - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、タッチパネル式の表示画面を備えた携帯情報通信機や電子手帳等の情報端末装置に適用される入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タッチパネル式の表示画面を備えた情報端末装置では、そのタッチパネルを操作して手書きの文字列を入力し表示することができる。
この場合、手書き入力により表示された文字列は、文字認識されてコードデータに変換され、対応するフォントパターンとして表示されるか、入力された手書き文字列がそのまま表示される。
一方、前記タッチパネル式の表示画面にキーボードを表示させ、キー入力による文字列をフォントパターンとして表示することもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の情報端末装置において、前記キーボード入力による文字列と前記手書き入力による文字列とを混在して扱う場合、キー入力されたコード文字列と、文字認識されてコードデータに変換された手書き入力による文字列とは、何れもコードデータとして同等に扱うことができるが、手書きのままの文字列は独立したイメージデータとして処理されるので、前記キー入力されたコード文字列と同等に扱うことができない問題がある。
【0004】
また、前記手書きのままの文字列は独立したイメージデータとして処理されるので、語句単位のデータとして訂正,削除等を行なうことができない問題がある。
【0006】
本発明目的は、キーコードデータと手書きイメージデータとが混在入力することが可能な入力装置においてデータの削除方法を改善することである。また、手書きイメージデータを入力する装置において、データの削除方法を改善することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の入力装置は、キーコードデータ及び手書きイメージデータを入力するデータ入力手段と、データの区切りを指示する区切り指示手段と、前記区切り指示手段により区切りが指示されるまでの、前記データ入力手段による入力中のデータを保持する入力バッファと、前記区切り指示手段により区切りが指示されることにより、前記入力バッファに保持されたキーコードデータあるいは手書きイメージデータが、前記区切り指示手段により区切られた単位で順次記憶されるメモリと、データの消去を指示する消去指示手段と、この消去指示手段によるデータの消去指示に対して、前記データ入力手段による入力中であれば、入力バッファ内の最終入力キーコードデータあるいは手書きイメージデータの最終入力線分データを消去し、区切り指示後であれば、前記メモリに記憶されているキーコードあるいは手書きイメージデータのうち最終のデータを区切られた単位で消去する消去手段とを具備したことを特徴とする。そして、前記データ入力手段は、表示装置と座標入力装置とを一体にしてなり、キーコードデータを入力する場合はキーボードを、手書きイメージデータを入力する場合は手書き入力ボードを、それぞれ切替えて表示するように構成することができる。
【0008】
本発明の第2の入力装置は、手書きイメージデータ入力手段と、データの区切りを指示する区切り指示手段と、前記区切り指示手段により区切りが指示されるまでの、前記手書きイメージデータ入力手段による入力中のイメージデータを保持する入力バッファと、前記区切り指示手段により区切りが指示されることにより、前記入力バッファに保持された手書きイメージデータが、前記区切り指示手段により区切られた単位で順次記憶されるメモリと、データの消去を指示する消去指示手段と、この消去指示手段によるデータの消去指示に対して、前記データ入力手段による入力中であれば、入力バッファ内のイメージデータを構成する最終入力線分を消去し、区切り指示後であれば、前記メモリに記憶されている最終の区切られたイメージデータ全体を消去する消去手段とを具備したことを特徴とする。ここで、前記手書きイメージデータ入力手段は、表示装置と座標入力装置とを一体にしてなり、前記表示装置の表示エリアは、前記入力バッファに保持された入力中のイメージデータを手書きの軌跡として表示する入力表示エリアと、前記メモリに記憶されたイメージデータを表示する出力表示エリアとに分割されてなるように構成することができる。
【0010】
【作用】
前記第1の入力装置では、データの区切りを指示しながらキーコードデータや手書きイメージデータを入力し、データの消去を指示すると、データの入力中であれば、入力バッファ内の最終入力キーコードデータあるいは手書きイメージデータの最終入力線分データが消去され、区切り指示後であれば、メモリに記憶されているキーコードあるいは手書きイメージデータのうち最終のデータが区切られた単位で消去されるようになる。
【0011】
前記第2の入力装置では、データの区切りを指示しながら手書きイメージデータ入力を行い、データの消去を指示すると、入力中であれば、入力バッファ内のイメージデータを構成する最終入力線分が消去され、区切り指示後であれば、メモリに記憶されている最終の区切られたイメージデータ全体が消去されるようになる。
【0013】
【実施例】
以下図面により本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の入力装置を搭載した携帯情報通信機の外観構成を示す正面図である。
【0014】
この通信機本体11は、ユーザが片手で十分に把持できる程度の大きさからなり、この通信機本体11の正面には、その正面中央に表示装置である液晶表示パネル12と座標入力装置としてのタブレット13とを重ねてなるタッチパネル14が設けられる。
【0015】
このタッチパネル14は、キーボード表示によるキー入力操作や手書き入力ボード表示による手書き入力操作を行なうための入力エリア14aと、この入力エリア14aにおいて入力が確定したキーデータや手書きデータを表示するための出力エリア14bとに分割される。
【0016】
また、前記タッチパネル14の周囲には、キー入力部15が設けられる。
このキー入力部15には、電源を投入する際に操作される「ON」キー15a、データを入力するモードを指定する際に操作される「入力」キー15b、データを送信する際に操作される「送信」キー15c、受信データを確認する際に操作される「受信」キー15d、受信データを確認した際に操作される「確認」キー15e、タッチパネル14に表示されたカーソルの移動操作やデータの選択操作を行なう際に操作されるカーソルキー15f等が備えられる。
【0017】
図2は前記携帯情報通信機の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯情報通信機の電子回路は、制御部(CPU)21を備えている。
この制御部(CPU)21は、タブレット13からタブレット制御部13aを介して入力されるタッチ入力操作信号やキー入力部15から入力されるキー入力操作信号に従って、ROM22に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、回路各部の動作制御を実行するもので、制御部(CPU)21には、前記タブレット制御部13a、タブレット13、キー入力部15、及びROM22の他、RAM23が接続されると共に、無線ユニット24を介してアンテナ25が接続される。
【0018】
また、前記制御部(CPU)21には、表示ドライバ12aを介して液晶表示パネル12が接続される。
前記タッチパネル14のタブレット13は、前記液晶表示パネル12の表示領域に対応する透明のタッチ領域を有し、前記液晶表示パネル12の表示画面に重ねて配設されるもので、タッチペン等によりタブレット13上の何れかの点がタッチ操作されると、そのタッチ操作位置に対応する電圧信号がタブレット制御部13aを介してタッチ入力割込み信号と共に制御部(CPU)21に供給される。
【0019】
これにより、制御部(CPU)21では、前記タブレット13からタブレット制御部13aを介して供給される電圧信号に基づき、前記液晶表示パネル12に対するタッチ入力座標が検出され、そのタッチ入力軌跡が表示されたり、その時の表示内容に基づいてタッチ操作の内容が判断される。
【0020】
前記ROM22には、この携帯情報通信機の全体動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、キーボードの表示によるキー入力処理プログラム、手書きボードの表示による手書き入力処理プログラム、手書きデータを出力データに変換する手書き/出力変換処理プログラム、キーデータや手書きデータの出力処理プログラム、キーデータや手書きデータをその最終データから削除するバックスペース処理プログラム等、各種動作モードに応じたサブプログラムが予め記憶される。
【0021】
また、前記ROM22には、液晶表示パネル12で表示すべき全ての文字,数字,記号キャラクタ等のフォントパターンも、キャラクタジェネレータとして記憶される。
【0022】
さらに、前記ROM22には、前記手書き入力処理プログラムの起動時において、タッチパネル14の入力エリア14aで入力表示された手書きデータのスクロール処理を実行するための所定のスクロール開始位置データ,スクロール幅データ,及びスクロール最大回数データが予め記憶される。
【0023】
本実施例では、スクロール幅は、入力エリア14aの長さの2/3とし、スクロール最大回数は3回とする。
また、スクロール開始位置は、入力エリア14aの長さの4/5の位置とする。
【0024】
図3は前記携帯情報通信機のタッチパネル14における入力表示及び出力表示状態を示す図であり、同図(A)はキー入力処理に伴ない入力されたキーデータの出力表示状態を示す図、同図(B)は手書き入力処理に伴なうスクロール開始ラインLの表示状態を示す図、同図(C)は手書き入力処理に伴なう手書きデータのスクロール状態を示す図、同図(D)は手書き入力処理に伴ない入力された手書きデータ出力表示状態を示す図である。
【0025】
ここで、図3(A)は、タッチパネル14の入力エリア14aにキーボードKを表示させたキー入力状態であり、図3(B)〜(D)は、タッチパネル14の入力エリア14aに手書き入力ボードPを表示させた手書き入力状態である。
【0026】
前記タッチパネル14の入力エリア14aの右端には、キーボードKの表示によるキー入力処理と手書き入力ボードPの表示による手書き入力処理とを切替える際に操作される「切替え」キー31、キーデータや手書きデータをその最終データから削除する際に操作される「BS」(バックスペース)キー32、データ入力位置を改行する際に操作される「改行」キー33、入力データを1語単位として区切る際に操作される「スペース」キー34が常に表示される。
【0027】
すなわち、図3(A)に示すように、タッチパネル14の入力エリア14aに表示されたキーボードKをタッチ操作して入力されたキーデータは、順次、出力エリア14aに表示される。
【0028】
また、図3(B)に示すように、タッチパネル14の入力エリア14aに表示された手書き入力ボードPをタッチ操作して入力された手書きデータの軌跡は、そのタッチ位置座標(x,y)が一定周期でサンプリングされ、このサンプリングされた各座標(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…(xn ,yn )間を順次描画することで表示される(エコーバック表示)。
【0029】
ここで、(x1 ,y1 )等の座標は、タッチパネル14の左上端を原点とした値である。
この場合、手書き入力位置がスクロール開始ラインLを超えると、前記エコーバック表示された手書きデータは、所定のスクロール幅でスクロールされ、図3(C)に示すように、連続した手書き入力が行なえる。
【0030】
そして、前記一連の手書きデータは、「スペース」キー34による区切り操作に応じて1語単位で確定され、図3(D)に示すように、出力エリア14bに表示される。
【0031】
図4は前記携帯情報通信機のRAM23に備えられるデータレジスタの構成を示す図である。
前記RAM23には、入力コード文字バッファ41、手書きバッファ42、エコーバック表示バッファ43、スクロールフラグレジスタ44、スクロール回数レジスタ45、出力情報エリア46、全体語数レジスタ47、カーソル位置レジスタ48、入力状態レジスタ49、表示用ワークエリア50等が備えられる。
【0032】
前記入力コード文字バッファ41には、前記タッチパネル14の入力エリア14aに表示されたキーボードKのタッチ操作に伴ない入力されたキーに対応する文字コードが一時的に記憶される。
【0033】
前記手書きバッファ42には、図4(A)に示すように、前記タッチパネル14の入力エリア14aに表示された手書き入力ボードPのタッチ操作に伴ない入力された手書きの軌跡に対応する各座標(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…(xn ,yn )が一時的に記憶されると共に、連続する座標間でタッチ操作が途切れた点を示すためのペン離れコード(FF,FF)が一時的に記憶される。
【0034】
前記エコーバック表示バッファ43には、前記手書きバッファ42に記憶された各座標間を線分で繋いだイメージデータが記憶され、ペン離れコードに対応する位置は1本1本の途切れとなる。
【0035】
前記スクロールフラグレジスタ44には、手書き入力ボードPにおける手書き入力位置がスクロールラインLを越えた際に“1”がセットされる。
前記スクロール回数レジスタ45には、手書き入力ボードPにおける手書きデータのスクロール処理された回数が記憶される。
【0036】
前記出力情報エリア46は、図4(B)及び図4(C)に示すように、出力情報管理データエリア46aと出力情報実データメモリエリア46bとからなるもので、前記入力コード文字バッファ41や手書きバッファ42に記憶されたキーデータや手書きデータが、「スペース」キー34の区切り操作に対応する1語単位で実データメモリエリア46bに移動記憶されると共に、そのそれぞれの属性データ及び記憶位置を示すポインタデータ及びデータ長が、管理データエリア46aに対応付けて記憶される。
【0037】
前記全体語数レジスタ47には、前記「スペース」キー34による区切り操作を1語単位として入力されたキーデータや手書きデータの全体語数が、順次加算されて記憶される。
【0038】
前記カーソル位置レジスタ48には、カーソル位置を示すデータが、順次更新されて記憶される。
前記入力状態レジスタ49には、キーボードKの表示によるキー入力状態か手書き入力ボードPの表示による手書き入力状態かを示す入力状態データが記憶される。
【0039】
前記表示用ワークエリア50は、前記タッチパネル14の出力エリア14bに対応する表示ドットパターンの記憶領域を有するもので、この表示用ワークエリア50には、前記出力情報エリア46に記憶されたキーデータや手書きデータが、被表示データとして順次1語単位で展開されて記憶される。
【0040】
次に、前記構成による入力装置を搭載した携帯情報通信機のデータ入力動作について説明する。
図5は前記携帯情報通信機における文字入力処理を示すフローチャートである。
【0041】
図6は前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なうキー入力処理を示すフローチャートである。
図7は前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なう出力処理を示すフローチャートである。
【0042】
図8は前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なう手書き入力処理を示すフローチャートである。
図9は前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なう手書き/出力変換処理を示すフローチャートである。
【0043】
図10は前記携帯情報通信機の手書き/出力変換処理に伴なう手書きデータの出力エリアに対応させた座標変換処理を説明するための図である。
図11は前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なうバックスペース処理を示すフローチャートである。
【0044】
すなわち、キー入力部15の「入力」キー15bを操作すると、図5における文字入力処理が起動され、RAM23内の各種レジスタの内容がクリアされて初期化されると共に、タッチパネル14に対する入力・表示の待機状態となる(ステップS1,S2)。
【0045】
本実施例では、RAM23内の入力状態レジスタ49にキー入力状態データが初期セットされるものとし、タッチパネル14の入力エリア14aに、図3(A)に示すように、キーボードKが表示されて待機状態となる。そして、入力エリア14aがタッチされると、その時のモードが判断され、図6におけるキー入力処理に移行する(ステップS3→SA)。
【0046】
このキー入力処理において、キーボードKの文字キーがタッチ操作され、例えば「COME」と入力されると、そのキー入力毎に各キー「C」「O」「M」「E」に対応する文字コードが順次RAM23内の入力コード文字バッファ41に記憶される(ステップA1→A2)。
【0047】
すると、前記キー入力された各文字コードデータは、図4(B)及び(C)に示すように、出力情報エリア36における実データメモリエリア46bに順次転送され記憶更新されると共に、その属性データ「コード」、ポインタデータ「P1」、データ長「4」が管理データエリア46aに記憶される(ステップA3,A4)。
【0048】
前記属性データは、入力データが手書きかキーコードかを示すもので、キー入力の場合は「コード」が記憶される。ポインタは「COME」が記憶された実データメモリエリア46bの先頭アドレスを示すものである。
【0049】
また、前記管理データエリア46aに記憶されるデータ長は、当該データの記憶長さを示すものである。文字コードは、1文字当り8ビットを要するとし、データ長は、バイト単位で管理すると、前記管理データエリア46aのデータ長は、「C」→「O」→「M」→「E」と入力される毎に「1」→「2」→「3」→「4」と更新される。
【0050】
こうして、キーデータ「COME」が順次入力されると、その都度、図7における出力処理に移行する(ステップSA→SB)。
この出力処理では、まず、RAM23内の表示用ワークエリア50がクリアされて初期化され、前記出力情報エリア46の実データメモリエリア46bに記憶されたキーデータ「COME」が、管理データエリア46aにて管理されているポインタデータ「P1」に従って読出されると共に、その属性データが「コード」として判断される(ステップB1,B2,B3)。
【0051】
すると、前記出力情報エリア46の実データメモリエリア46bから読出されたキーデータ「COME」は、順次コード文字としてフォントパターンに展開されて前記表示用ワークエリア50に書込まれ、タッチパネル14の出力エリア14bに表示される(ステップB3→B4a,B5→S2)。
【0052】
こうして、キーデータ「COME」を入力表示させ、「スペース」キー34を操作すると、前記図6におけるキー入力処理に移行し(ステップS3→SA)、前記入力コードバッファ41に記憶されている文字コード「COME」がクリアされると共に、全体語数レジスタ47の語数値が(+1)されて“1”にセットされる(ステップA1→A5→A6,A7)。
【0053】
これにより、「COME」が1語として確定したことになる。
この後、前記入力エリア14aに表示されたキーボードKにおいて、「TO」と入力して出力エリア14bに表示させ、「スペース」キー34により1語単位の区切り操作を行なうと、前記同様に、図6におけるキー入力処理及び図7における出力処理を経て、出力情報エリア46にキーデータ「TO」に対応する文字コード、及びその属性データ「コード」,ポインタデータ「P2」,データ長「2」が記憶されると共に、全体語数レジスタ47の語数値が“2”に更新セットされる。
【0054】
ここで、前記キーボードKを操作して入力表示させたキーデータを削除するために、「BS」キー32を操作すると、図11におけるバックスペース処理に移行する(ステップS2→S3→SC)。
【0055】
このバックスペース処理において、入力状態レジスタ49に記憶されている入力状態データに基づき、キーボードKによるキー入力表示状態であると判断されると、入力コード文字バッファ41の書込み位置を示す書込みポインタが先頭にあるか否かによって、書込み途中にあるかが判断される(ステップC1→C2)。
【0056】
ここで、例えば前記「COME」→(スペース)→「TO」まで入力し「BS」キー32を操作したとすると、「スペース」キー34による1語単位の区切りを行なっていない状態であるから、前記入力コード文字バッファ41にデータが書込み途中にあると判断され、該入力コード文字バッファ41に記憶されている最終文字「O」のコードデータのみが削除される。また、同時に、これに対応して出力情報エリア46における実データメモリエリア46bのポインタP2に記憶されているキーデータ「TO」も「O」のみ削除され、さらに、管理データエリア46aに対応記憶されているデータ長「2」も「1」に書換えられる(ステップC2→C3,C4)。
【0057】
すると、前記図7における出力処理(ステップB1,B2,B3→B4a,B5)を経て、表示用ワークエリア50には、キーデータ「COME T」が展開され、出力エリア14bには、前記最終入力キーデータ「O」のみ削除された「COME T」が表示される(ステップSB→S2)。
【0058】
一方、例えば前記「COME」→(スペース)→「TO」→(スペース)まで入力してから「BS」キー32を操作すると、1語単位の区切りを行なった状態であるから、前記入力コード文字バッファ41はクリアされており、書込みポインタが先頭に復帰されていると判断され、出力情報エリア46における実データメモリエリア46bのポインタP2に記憶されている最終キーデータ「TO」がその1語(文字列)単位で削除され、管理データエリア46aに対応記憶されている属性データ「コード」,ポインタデータ「P2」,データ長「2」もそれぞれ削除される(ステップC2→C5)。
【0059】
また、これと共に、全体語数レジスタ47の語数値が(−1)されて“1”に書換えられる(ステップC6)。
すると、前記図7における出力処理(ステップB1,B2,B3→B4a,B5)を経て、表示用ワークエリア50には、キーデータ「COME」が展開され、出力エリア14bには、前記最終入力文字列「TO」が削除された「COME」が表示される(ステップSB→S2)。
【0060】
一方、前記キーボードKをタッチ操作して、「COME」→(スペース)→「TO」→(スペース)と入力し、出力エリア14bに表示させた状態で、次に、手書きによる文字データを入力するために「切替え」キー31を操作すると、前記タッチパネル14の入力エリア14aには、図3(B)に示すように、手書き入力ボードPが表示され入力待機状態となる(ステップS3→S4→SB→S2)。
【0061】
ここで、入力エリア14aをタッチすると、手書き入力ボードPの表示による手書き入力状態であることが判断され、図8における手書き入力処理に移行する(ステップS3→SD)。
【0062】
この手書き入力処理において、前記手書き入力ボードPに対し、タッチペンにより、例えば「My」と手書き入力して行くと、その手書き入力に伴なう軌跡が座標データ(x,y)として一定周期でサンプリングされる。その際、ペンが離されたか、及び入力位置がスクロール開始ラインLを超えたか否かが常時判断され、該スクロール開始ラインLを超えた場合には、スクロールフラグレジスタ44に“1”がセットされる(ステップD1→D2→D3)。
【0063】
また、前記手書き入力に伴ないサンプリングされた座標データ(x,y)は、そのx座標のみ、ROM22に予め記憶されているスクロールの幅とRAM23内のスクロール回数レジスタ45に記憶されているスクロール処理の回数とに基づき補正される(ステップD4)。
【0064】
なお、前記手書きデータ「My」の入力中にあっては、スクロール開始ラインLを超えないので、スクロールフラグはセットされず、また、スクロール回数レジスタ45は“0”にセットされているので、順次サンプリングされる入力軌跡の座標データ(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…(xn ,yn )は、実質的な補正を受けない。そして、入力された今回座標が前回座標と比較され、異なると判断された場合のみ、新たに更新された座標データが順次RAM23内の手書きバッファ42に記憶されて行く(ステップD2→D4,D5→D6)。
【0065】
すると、前記手書きバッファ42に記憶されて行く各座標データ(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…(xn ,yn )間を結ぶ線分イメージデータがエコーバック表示バッファ43に順次書込まれ、前記手書き入力に伴なう「My」の軌跡が、手書き入力ボードP上に描画され表示される(ステップD7→S5)。
【0066】
そして、前記手書きデータ「My」を手書きして、手書き入力ボードPからタッチペンが離れると、入力座標データなしがサンプリングされ、前回もペン離れであったか判断し、そうでなければRAM23内のスクロールフラグレジスタ44にスクロールフラグ“1”がセットされているか否か判断される(ステップD1→D8→D9)。
【0067】
この場合、前記「My」を手書き入力した時点では、スクロールフラグはセットされていないので、その手書きデータ「My」の各座標データ(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…(xn ,yn )に続き、ペン離れコード(FF,FF)が手書きバッファ42に記憶される(ステップD9→D12)。
【0068】
さらに、この手書き入力処理において、前記同様に、手書き入力ボードPに対し、「Office」の「O」を手書き入力して行く際に、その入力位置がスクロール開始ラインLを超えたと判断されると、スクロールフラグレジスタ44に“1”がセットされる(ステップD1→D2→D3)。
【0069】
この手書きデータ「O」の入力中にあっては、スクロールフラグがセットされるものの、スクロール回数レジスタ45は依然として“0”にセットされているので、順次サンプリングされる入力軌跡の座標データ(xn+1 ,yn+1 )(xn+2 ,yn+2 )…(xm ,ym )は、実質的な補正を受けず、前回座標と今回座標が異なると判断された新たに更新された座標データのみが順次RAM23内の手書きバッファ42に記憶されて行く(ステップD2→D3,D4,D5→D6)。
【0070】
すると、前記手書きバッファ42に記憶されて行く各座標データ(xn+1 ,yn+1 )(xn+2 ,yn+2 )…(xm ,ym )間を結ぶ線分イメージデータがエコーバック表示バッファ43に順次書込まれ、前記手書き入力に伴なう「O」の軌跡が、手書き入力ボードP上に描画され表示される(ステップD7→S5)。
【0071】
そして、前記手書きデータ「O」を手書きして、手書き入力ボードPからタッチペンが離れると、そのペン離れがサンプリングされた時点で、前記RAM23内のスクロールフラグレジスタ44にスクロールフラグ“1”がセットされていると判断されるので、RAM23内のスクロール回数レジスタ45に記憶されたスクロール回数が読出され、ROM22内に予め記憶されているスクロール処理の最大可能回数をオーバしたか否か判断される(ステップD1→D8→D9→D10)。
【0072】
この場合、前記スクロール回数レジスタ45に記憶されたスクロール処理の回数は“0”なので、前記スクロール処理の最大可能回数(3回)はオーバしてないと判断され、前記エコーバック表示バッファ43に書込まれた手書きイメージデータの手書き入力ボードPに対する表示範囲が、ROM22に予め記憶されている所定のスクロール幅に従ってスクロールされる。また、これと共に、スクロール回数レジスタ45におけるスクロール回数値が(+1)されて“1”にセットされ、スクロールフラグレジスタ44が“0”にリセットされる(ステップD10→D11)。
【0073】
そして、前記手書きデータ「O」の各座標データ(xn+1 ,yn+1 )(xn+2 ,yn+2 )…(xm ,ym )に続き、ペン離れコード(FF,FF)が手書きバッファ42に記憶される(ステップD12)。
【0074】
次に、図3(C)に示すように、前記手書きデータ「O」に続いて「ffice」が手書き入力されると、前記同様の手書き入力処理に従って、その各座標データ及びペン離れコードが手書きバッファ42に記憶される。そして、エコーバック表示バッファ43に対しその座標データ間を結ぶ線分イメージデータが順次書込まれ、前記スクロール表示された手書き入力ボードP上の手書きデータ「O」に続いて「ffice」と表示される。
【0075】
この場合、前記スクロール処理後の手書きデータ「ffice」に対応して手書きバッファ42に記憶されて行く各座標データは、スクロール回数レジスタ45に記憶されたスクロール回数値“1”及びROM22に予め記憶されている所定のスクロール幅に基づいて、そのx座標が補正されるので、前記スクロール処理以前の手書きデータ「My」の描画位置に対し、スクロール処理後の手書きデータ「ffice」の描画位置が重複してしまうことはない。
【0076】
こうして、前記手書き入力処理(ステップSD)及びエコーバック表示処理(ステップS5)に従って、図3(B)及び(C)で示したように、手書き入力ボードP上で手書きデータ「My Office」と手書き入力しその入力軌跡を表示させた状態で、「スペース」キー34により1語単位の区切り操作を行なうと、図9における手書き/出力変換処理に移行する(ステップS3→SE)。
【0077】
この手書き/出力変換処理では、まず、前記タッチパネル14の入力エリア14a上の手書き入力ボードPにおける手書き入力処理に従ってRAM23内の手書きバッファ42に記憶された手書きデータ「My Office」に対応する各座標データ(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…が、図10に示すように、出力エリア14bに対応させた相対座標に変換される(ステップE1)。
【0078】
つまり、前記手書きデータに対応する各座標データ(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )…は、タブレット13の左上端を原点とした座標であって、これらがそれぞれ、下式(1)に従って出力エリア14bの左端を始点Q(0,0)とする相対座標に変換されるもので、この座標変換後の手書きデータの各座標データは、再び前記手書きバッファ42に記憶される。
【0079】
[(x−Xmin ),(y−Ymin )] …式(1)
また、これと共に、RAM23内の出力情報エリア46における管理データエリア46aに対し、図4(B)に示すように、前記1語単位で区切られた手書きデータ「My Office」の属性「手書」,ポインタ「P3」,データ長「60」が書込まれる(ステップE2)。
【0080】
この場合、前記手書きデータ「My Office」のデータ長「60」は、前記手書きバッファ42に記憶された一連の座標データが、60バイトに渡り書込まれていることを示している。
【0081】
そして、前記手書きバッファ42に記憶されている手書きデータの一連の座標データが、図4(C)に示すように、前記出力情報エリア46における実データメモリエリア46bに転送移動され、手書きバッファ42の内容がクリアされると共に、エコーバック表示バッファ43の内容もクリアされる(ステップE3)。
【0082】
すると、全体語数レジスタ47に記憶されている語数値が(+1)されて“3”に更新される(ステップE4)。
こうして、手書きデータ「My Office」に対応する各相対座標データが前記出力情報エリア46の実データメモリエリア46bに記憶されると共に、その属性,ポインタ,データ長が管理データエリア46aに書込まれ、全体語数値が更新されると、図7における出力処理に移行する(ステップSE→SB)。
【0083】
この出力処理では、RAM23内の表示用ワークエリア50が初期化され、前記出力情報エリア46の実データメモリエリア46bに記憶された手書きデータ「My Office」が、管理データエリア46aにて管理されているポインタデータ「P3」に従って読出されると共に、その属性データが「手書」として判断される(ステップB1,B2,B3)。
【0084】
すると、前記出力情報エリア46の実データメモリエリア46bから読出された手書きデータ「My Office」を構成する一連の座標データは、下式(2)に従って入力エリア14aの入力高aと出力エリア14bの出力高bの大小比率に合わせた座標値に補正され、前記表示用ワークエリア50に展開されて書込まれ、図3(D)に示すように、出力エリア14bに対し前記キーデータ「COME TO」に続いて表示される(ステップB3→B4b,B5→S2)。
【0085】
(x,y)←[{x×(b/a)},{y×(b/a)}] …式(2)
一方、前記手書き入力処理中に、手書き入力ボードPを操作して該手書き入力ボードP上にエコーバック表示された手書きデータを削除したい場合、あるいは、前記「スペース」キー34による1語単位の区切り操作後に、出力エリア14b上に座標変換されて表示された手書きデータを削除したい場合のそれぞれにおいて、「BS」キー32を操作すると、図11におけるバックスペース処理に移行する(ステップS2→S3→SC)。
【0086】
このバックスペース処理において、入力状態レジスタ49に記憶されている入力状態データに基づき、手書き入力ボードPによる手書き入力表示状態であると判断されると、手書きバッファ42の書込み位置を示す書込みポインタが先頭にあるか、書込み途中にあるかが判断される(ステップC1→C7)。
【0087】
ここで、例えば前記図3(B)及び図3(C)で示したように、「My Office」の手書き入力中に「BS」キー32の操作があると、「スペース」キー34による1語単位の区切り操作を行なっていないから、前記手書きバッファ42の書込みポインタが書込み途中にあると判断され、その直前の手書き入力位置に対応してサンプリングされた座標データが、手書きバッファ42から削除されると共に、該手書きバッファ42の書込みポインタが(−1)される(ステップC7→C8)。
【0088】
すると、前記手書きバッファ42において削除された座標データに基づきエコーバック表示されている手書きデータの最終の1本分の線分イメージデータが削除された状態で再表示される(ステップC9→S2)。
【0089】
一方、例えば前記図3(D)で示したように、「My Office」の手書き入力後、「スペース」キー34による1語単位の区切り操作を行なってから「BS」キー32をタッチすると、その手書きデータが出力エリア14bに表示されており、前記手書きバッファ42はクリアされてポインタが先頭に復帰されているから、出力情報エリア46における実データメモリエリア46bのポインタP3に記憶されている最終手書きデータ「My Office」がその1語(文字列)単位で削除される。そして、管理データエリア46aに対応記憶されている属性データ「手書」,ポインタデータ「P3」,データ長「60」もそれぞれ削除される(ステップC7→C5)。
【0090】
また、これと共に、全体語数レジスタ47の語数値が(−1)されて“2”に書換えられる(ステップC6)。
すると、前記図7における出力処理を経て、表示用ワークエリア50には、キーデータ「COME TO」のみが展開され、出力エリア14bには、前記最終入力文字列「My Office」が削除された「COME TO」が表示される(ステップSB→S2)。
【0091】
一方、前記図3(D)で示したように、手書きデータ「My Office」が出力エリア14bに表示された状態で、再び、キー操作による文字データを入力するために「切替え」キー31を操作すると、前記タッチパネル14の入力エリア14aには、再びキーボードKが表示され、キー入力待ちの状態となる(ステップS3→S6)。
【0092】
すると、RAM23内の入力状態レジスタ49に記憶された入力状態データに基づき、キーボートKの表示によるキー入力状態であることが判断され、図6におけるキー入力処理に再移行する(ステップS3→SA)。
【0093】
ここまでは、キーボードKによるキー文字の入力を説明したが、キーボードKの代わりに定形句のメニュー表示とすることができる。
例えば定形句として「待ち合わせは、」として、この定形句を呼出した後に、「10時」又は「渋谷」と手書き文字を追加するようにすれば、簡単な手間でメッセージを作成でき、相手に送信することができる。
【0094】
したがって、前記構成の入力装置を搭載した携帯情報通信機によれば、タッチパネル14の入力エリア14aに表示させたキーボードKを操作してキーデータを入力すると、そのそれぞれの文字コードデータがRAM23内の出力情報エリア46における実データメモリエリア46に記憶されると共にその属性,記憶ポインタ,データ長が管理データエリア46aに書込まれ、また、前記入力エリア14aに表示させた手書き入力ボードPを操作して手書きデータを入力すると、その入力軌跡に対応して一定周期でサンプリングされた座標データが前記実データメモリエリア46に記憶されると共にその属性,記憶ポインタ,データ長が管理データエリア46aに書込まれ、この出力情報エリア46に記憶された実データ及びその管理データに基づき、前記文字コードからなるキーデータ及び座標の集合により構成されるイメージデータからなる手書きデータが、前記タッチパネル14の出力エリア14bに共に表示されるので、キー入力されたコード文字列と手書きのままのイメージデータとを同等の処理により入力表示することができる。
【0095】
本実施例では、出力情報エリア46に、管理データと実データを分けて記憶させたが、このようなポインタ形式ではなく、実データと区切りコードの連続データの記憶形式としても良い。
【0096】
また、前記手書きボードpにおいて入力される手書きデータは、キーボードKにおいて入力されるキーデータと同様に、「スペース」キー34による1語単位の区切り操作毎に、出力情報エリア46における実データメモリエリア46bに新たなポインタが設定されて記憶され、その記憶ポインタが管理データエリア46aにて記憶管理されるので、「BS」キー32を操作してデータの削除を指示すると、前記入力座標の集合からなるイメージデータとして記憶されている手書きデータにあっても、一連の語句単位のデータとして削除することができる。
【0097】
なお、区切りとしては、「スペース」キー34を使用せず、ペン離れから一定時間たったことを検知する手段を設けて、一定時間入力がないと検知された場合に区切りとしても良い。
【0098】
そして、動作は削除だけでなく、語句単位の移動,コピーを実行するようにしても良い。
また、タッチパネル14の入力エリア14aに手書き入力ボードPを表示させた手書き入力の状態で、その手書き入力位置がスクロール開始ラインLを超えてペン離れが検出されると、それまでの手書き入力により前記手書き入力ボードP上にエコーバック表示された手書きイメージデータの表示範囲が、ROM22に予め記憶されている所定のスクロール範囲に従ってスクロールされて表示されるので、連続する長い手書きデータでも容易に入力することができる。
【0099】
なお、スクロール幅や、スクロール開始位置は、ユーザが設定するようにしても良いし、スクロール開始位置の表示は、他の表示形態でも良く、表示がなくても良い。
さらに、スクロール回数に制限がある場合に、もうスクロールができないことを特殊表示で報知することもできる。
【0100】
【発明の効果】
以上のように、本発明の第1の入力装置によれば、データの区切りを指示しながらキーコードデータや手書きイメージデータを入力し、データの消去を指示すると、データの入力中であれば、入力バッファ内の最終入力キーコードデータあるいは手書きイメージデータの最終入力線分データが消去され、区切り指示後であれば、メモリに記憶されているキーコードあるいは手書きイメージデータのうち最終のデータが区切られた単位で消去されるようになるので、入力の状況に応じて異なるデータの削除が行えるようになる。
【0101】
また、本発明の第2の入力装置によれば、データの区切りを指示しながら手書きイメージデータ入力を行い、データの消去を指示すると、入力中であれば、入力バッファ内のイメージデータを構成する最終入力線分が消去され、区切り指示後であれば、メモリに記憶されている最終の区切られたイメージデータ全体が消去されるようになるので、入力の状況に応じて異なるイメージデータの削除が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる入力装置を搭載した携帯情報通信機の外観構成を示す正面図。
【図2】前記携帯情報通信機の電子回路の構成を示すブロック図。
【図3】前記携帯情報通信機のタッチパネルにおける入力表示及び出力表示状態を示す図であり、同図(A)はキー入力処理に伴ない入力されたキーデータの出力表示状態を示す図、同図(B)は手書き入力処理に伴なうスクロール開始ラインLの表示状態を示す図、同図(C)は手書き入力処理に伴なう手書きデータのスクロール状態を示す図、同図(D)は手書き入力処理に伴ない入力された手書きデータ出力表示状態を示す図。
【図4】前記携帯情報通信機のRAMに備えられるデータレジスタの構成を示す図。
【図5】前記携帯情報通信機における文字入力処理を示すフローチャート。
【図6】前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なうキー入力処理を示すフローチャート。
【図7】前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なう出力処理を示すフローチャート。
【図8】前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なう手書き入力処理を示すフローチャート。
【図9】前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なう手書き/出力変換処理を示すフローチャート。
【図10】前記携帯情報通信機の手書き/出力変換処理に伴なう手書きデータの出力エリアに対応させた座標変換処理を説明するための図。
【図11】前記携帯情報通信機の文字入力処理に伴なうバックスペース処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…通信機本体、12…液晶表示パネル、12a…表示ドライバ、13…タブレット、13a…タブレット制御部、14…タッチパネル、14a…入力エリア、14b…出力エリア、15…キー入力部、15a…「ON」キー、15b…「入力」キー、15c…「送信」キー、15d…「受信」キー、15e…「確認」キー、15f…カーソルキー、21…制御部(CPU)、22…ROM、23…RAM、24…無線ユニット、25…アンテナ、31…「切替え」キー、32…「BS」キー、33…「改行」キー、34…「スペース」キー、K…キーボード、P…手書き入力ボード、L…スクロール開始ライン、41…入力コード文字バッファ、42…手書きバッファ、43…エコーバック表示バッファ、44…スクロールフラグレジスタ、45…スクロール回数レジスタ、46…出力情報エリア、46a…管理データエリア、46b…実データメモリエリア、47…全体語数レジスタ、48…カーソル位置レジスタ、49…入力状態レジスタ、50…表示用ワークエリア。
[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an input device applied to an information terminal device such as a portable information communication device or an electronic organizer having a touch panel display screen.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in an information terminal device having a touch panel type display screen, a handwritten character string can be input and displayed by operating the touch panel.
In this case, the character string displayed by handwriting input is recognized and converted into code data and displayed as a corresponding font pattern, or the input handwritten character string is displayed as it is.
On the other hand, a keyboard may be displayed on the display screen of the touch panel type, and a character string by key input may be displayed as a font pattern.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional information terminal device, when the character string input by the keyboard and the character string input by the handwriting are handled in a mixed manner, the key input character string and the character are recognized and converted into the code data. A character string obtained by handwriting input can be treated equally as code data. However, since a character string left as it is is processed as independent image data, it is treated equivalently to the code character string input by the key. There is a problem that cannot be done.
[0004]
In addition, since the character string as handwritten is processed as independent image data, there is a problem that correction, deletion, and the like cannot be performed as data in word units.
[0006]
The present inventionofThe purpose is key code data and handwritten image data.An object of the present invention is to improve a method of deleting data in an input device capable of inputting data in a mixed manner. Also, by improving the data deletion method for devices that input handwritten image data,is there.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first input device of the present invention includes: data input means for inputting key code data and handwritten image data; delimiter instructing means for instructing a data delimiter; An input buffer for holding the data being input by the data input means and a delimiter instructed by the delimiter instructing means, the key code data or handwritten image data held in the input buffer is delimited by the delimiter instructing means. A memory sequentially stored in a given unit, erasing instruction means for instructing erasure of data, and a data erasing instruction by the erasing instruction means, if the data is being input by the data input means, Final inputLast input line data of key code data or handwritten image dataAnd an erasing means for erasing the last data of the key code or the handwritten image data stored in the memory if the instruction is after the delimitation instruction, in a divided unit. The data input means integrates a display device and a coordinate input device, and switches and displays a keyboard when inputting key code data and a handwriting input board when inputting handwritten image data. It can be configured as follows.
[0008]
The second input device of the present invention includes:Handwritten image data input means, delimiter instructing a data delimiter, and an input buffer for holding image data being input by the handwritten image data input means until a delimiter is instructed by the delimiter instructing means; When the delimiter is instructed by the delimiter instructing unit, the handwritten image data held in the input buffer is sequentially stored in units delimited by the delimiter instructing unit. Means for erasing the data by the erasing instruction means, if the data is being input by the data input means, erase the last input line constituting the image data in the input buffer, and Erasing means for erasing the entire last divided image data stored in said memory Characterized by comprising and. In this case, the handwritten image data input means integrates a display device and a coordinate input device, and the display area of the display device displays the image data being input held in the input buffer as a handwritten locus. And an output display area for displaying the image data stored in the memory.
[0010]
[Action]
The first input device inputs key code data or handwritten image data while instructing a data break, and instructs erasure of data. If data is being input, the last input in the input buffer is performed.Last input line data of key code data or handwritten image dataIs erased, and after the break instruction, the last data of the key code or the handwritten image data stored in the memory is erased in the divided unit.
[0011]
In the second input device,When inputting handwritten image data while instructing data delimitation and instructing data erasure, if input is being performed, the last input line segment constituting image data in the input buffer is erased, and if after delimitation instruction, So that the entire last delimited image data stored in the memory is erasedBecome.
[0013]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view showing an external configuration of a portable information communication device equipped with the input device of the present invention.
[0014]
The communication device main body 11 is large enough for the user to hold it with one hand. A front surface of the communication device main body 11 has a liquid crystal display panel 12 as a display device and a coordinate input device as a coordinate input device. A touch panel 14 is provided in which the touch panel 14 is overlapped with the tablet 13.
[0015]
The touch panel 14 has an input area 14a for performing a key input operation using a keyboard display and a handwriting input operation using a handwriting input board display, and an output area for displaying key data and handwritten data whose input has been confirmed in the input area 14a. 14b.
[0016]
A key input unit 15 is provided around the touch panel 14.
The key input unit 15 includes an "ON" key 15a operated when the power is turned on, an "input" key 15b operated when designating a data input mode, and an "input" key 15b operated when transmitting data. A "send" key 15c, a "receive" key 15d operated when confirming received data, a "confirm" key 15e operated when confirming received data, a cursor moving operation displayed on the touch panel 14, A cursor key 15f or the like operated when performing a data selection operation is provided.
[0017]
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of the portable information communication device.
The electronic circuit of the portable information communication device includes a control unit (CPU) 21.
The control unit (CPU) 21 stores a system program stored in the ROM 22 in advance in accordance with a touch input operation signal input from the tablet 13 via the tablet control unit 13 a or a key input operation signal input from the key input unit 15. And controls the operation of each part of the circuit. The control unit (CPU) 21 is connected to the RAM 23 in addition to the tablet control unit 13a, the tablet 13, the key input unit 15, and the ROM 22, An antenna 25 is connected via the wireless unit 24.
[0018]
The liquid crystal display panel 12 is connected to the control unit (CPU) 21 via a display driver 12a.
The tablet 13 of the touch panel 14 has a transparent touch area corresponding to the display area of the liquid crystal display panel 12 and is disposed so as to overlap the display screen of the liquid crystal display panel 12. When a touch operation is performed on any of the above points, a voltage signal corresponding to the touch operation position is supplied to the control unit (CPU) 21 together with a touch input interrupt signal via the tablet control unit 13a.
[0019]
Thereby, the control unit (CPU) 21 detects the touch input coordinates on the liquid crystal display panel 12 based on the voltage signal supplied from the tablet 13 via the tablet control unit 13a, and displays the touch input trajectory. Or the content of the touch operation is determined based on the display content at that time.
[0020]
The ROM 22 stores in advance a system program for controlling the entire operation of the portable information communication device, and also stores a key input processing program by displaying a keyboard, a handwriting input processing program by displaying a handwriting board, and converts handwritten data into output data. Subprograms corresponding to various operation modes, such as a handwriting / output conversion processing program, a key data or handwriting data output processing program, and a backspace processing program for deleting key data or handwriting data from the final data, are stored in advance.
[0021]
The ROM 22 also stores, as a character generator, font patterns of all characters, numerals, and symbol characters to be displayed on the liquid crystal display panel 12.
[0022]
Further, the ROM 22 has predetermined scroll start position data, scroll width data, and scroll predetermined data for executing the scroll processing of the handwritten data input and displayed on the input area 14a of the touch panel 14 when the handwriting input processing program is started. Scroll maximum number data is stored in advance.
[0023]
In this embodiment, the scroll width is 2/3 of the length of the input area 14a, and the maximum number of scrolls is three.
The scroll start position is set to a position which is 4/5 of the length of the input area 14a.
[0024]
FIG. 3 is a view showing an input display and an output display state on the touch panel 14 of the portable information communication device, and FIG. 3A is a view showing an output display state of key data input along with key input processing. FIG. (B) is a diagram showing a display state of a scroll start line L accompanying the handwriting input process, and FIG. (C) is a diagram showing a scrolling state of handwritten data accompanying the handwriting input process, and FIG. FIG. 5 is a diagram showing a display state of handwritten data output and input according to handwriting input processing.
[0025]
Here, FIG. 3A shows a key input state in which a keyboard K is displayed in the input area 14a of the touch panel 14, and FIGS. 3B to 3D show a handwriting input board in the input area 14a of the touch panel 14. This is a handwriting input state in which P is displayed.
[0026]
At the right end of the input area 14a of the touch panel 14, a "switch" key 31 operated when switching between key input processing by displaying a keyboard K and handwriting input processing by displaying a handwriting input board P, key data and handwritten data (Backspace) key 32 which is operated when deleting from the last data, "new line" key 33 which is operated when the data input position is changed, and which is operated when dividing the input data into one word unit. The displayed "space" key 34 is always displayed.
[0027]
That is, as shown in FIG. 3A, key data input by touching the keyboard K displayed on the input area 14a of the touch panel 14 is sequentially displayed on the output area 14a.
[0028]
As shown in FIG. 3B, the locus of the handwritten data input by touching the handwritten input board P displayed in the input area 14a of the touch panel 14 has a touch position coordinate (x, y). It is sampled at a fixed period, and is displayed by sequentially drawing the sampled coordinates (x1, y1) (x2, y2)... (Xn, yn) (echo back display).
[0029]
Here, the coordinates such as (x1, y1) are values with the upper left end of the touch panel 14 as the origin.
In this case, when the handwriting input position exceeds the scroll start line L, the handwritten data echo-back displayed is scrolled by a predetermined scroll width, and continuous handwriting input can be performed as shown in FIG. .
[0030]
Then, the series of handwritten data is determined in units of one word in accordance with the delimiting operation by the “space” key 34, and is displayed in the output area 14b as shown in FIG.
[0031]
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a data register provided in the RAM 23 of the portable information communication device.
The RAM 23 has an input code character buffer 41, a handwriting buffer 42, an echo back display buffer 43, a scroll flag register 44, a scroll count register 45, an output information area 46, a total word count register 47, a cursor position register 48, and an input state register 49. , A display work area 50 and the like.
[0032]
In the input code character buffer 41, a character code corresponding to a key input in accordance with a touch operation of the keyboard K displayed on the input area 14a of the touch panel 14 is temporarily stored.
[0033]
As shown in FIG. 4A, the handwriting buffer 42 has coordinates (corresponding to a locus of handwriting input along with a touch operation of the handwriting input board P displayed on the input area 14a of the touch panel 14). x1, y1) (x2, y2)... (xn, yn) are temporarily stored, and a pen release code (FF, FF) for indicating a point where the touch operation is interrupted between continuous coordinates is temporarily stored. Is stored in
[0034]
The echo back display buffer 43 stores image data in which each coordinate stored in the handwriting buffer 42 is connected by a line segment, and the position corresponding to the pen release code is discontinued one by one.
[0035]
“1” is set in the scroll flag register 44 when the handwriting input position on the handwriting input board P exceeds the scroll line L.
The scroll count register 45 stores the number of times the handwriting data on the handwriting input board P has been scrolled.
[0036]
The output information area 46 includes an output information management data area 46a and an output information actual data memory area 46b, as shown in FIGS. 4B and 4C. The key data and the handwritten data stored in the handwriting buffer 42 are moved and stored in the real data memory area 46b in units of one word corresponding to the delimiting operation of the "space" key 34, and their respective attribute data and storage positions are changed. The indicated pointer data and data length are stored in association with the management data area 46a.
[0037]
The total word count register 47 sequentially stores the total word counts of key data and handwritten data input in units of one word with the delimiter operation by the "space" key 34 as a unit.
[0038]
In the cursor position register 48, data indicating the cursor position is sequentially updated and stored.
The input state register 49 stores input state data indicating a key input state by displaying the keyboard K or a handwriting input state by displaying the handwriting input board P.
[0039]
The display work area 50 has a storage area for a display dot pattern corresponding to the output area 14b of the touch panel 14. The display work area 50 includes key data stored in the output information area 46, The handwritten data is sequentially developed and stored in units of one word as data to be displayed.
[0040]
Next, a data input operation of the portable information communication device equipped with the input device having the above configuration will be described.
FIG. 5 is a flowchart showing a character input process in the portable information communication device.
[0041]
FIG. 6 is a flowchart showing a key input process accompanying the character input process of the portable information communication device.
FIG. 7 is a flowchart showing an output process accompanying the character input process of the portable information communication device.
[0042]
FIG. 8 is a flowchart showing a handwriting input process accompanying the character input process of the portable information communication device.
FIG. 9 is a flowchart showing a handwriting / output conversion process accompanying the character input process of the portable information communication device.
[0043]
FIG. 10 is a diagram for explaining a coordinate conversion process corresponding to an output area of handwritten data accompanying a handwriting / output conversion process of the portable information communication device.
FIG. 11 is a flowchart showing a backspace process accompanying the character input process of the portable information communication device.
[0044]
That is, when the "input" key 15b of the key input unit 15 is operated, the character input process in FIG. 5 is started, the contents of various registers in the RAM 23 are cleared and initialized, and the input / display of the touch panel 14 is performed. A standby state is set (steps S1 and S2).
[0045]
In the present embodiment, it is assumed that key input state data is initially set in an input state register 49 in the RAM 23, and a keyboard K is displayed in the input area 14a of the touch panel 14 as shown in FIG. State. When the input area 14a is touched, the mode at that time is determined, and the process proceeds to the key input process in FIG. 6 (step S3 → SA).
[0046]
In this key input process, when a character key of the keyboard K is touch-operated and, for example, "COME" is input, a character code corresponding to each key "C" "O" "M" "E" is input each time the key is input. Are sequentially stored in the input code character buffer 41 in the RAM 23 (step A1 → A2).
[0047]
Then, as shown in FIGS. 4 (B) and 4 (C), each of the character code data inputted by the key is sequentially transferred to the real data memory area 46b in the output information area 36, stored and updated, and the attribute data thereof is updated. "Code", pointer data "P1", and data length "4" are stored in the management data area 46a (steps A3 and A4).
[0048]
The attribute data indicates whether the input data is handwritten or a key code. In the case of a key input, a “code” is stored. The pointer indicates the start address of the real data memory area 46b in which "COME" is stored.
[0049]
The data length stored in the management data area 46a indicates the storage length of the data. The character code requires 8 bits per character. If the data length is managed in byte units, the data length of the management data area 46a is "C" → "O" → "M" → "E". Every time it is input, it is updated in the order of “1” → “2” → “3” → “4”.
[0050]
Thus, each time the key data “COME” is sequentially input, the flow shifts to the output processing in FIG. 7 (step SA → SB).
In this output processing, first, the display work area 50 in the RAM 23 is cleared and initialized, and the key data “COME” stored in the real data memory area 46b of the output information area 46 is stored in the management data area 46a. The attribute data is read out according to the pointer data "P1" managed in advance and its attribute data is determined as "code" (steps B1, B2, B3).
[0051]
Then, the key data “COME” read from the real data memory area 46 b of the output information area 46 is sequentially developed into a font pattern as code characters and written in the display work area 50, and the output area of the touch panel 14 is output. 14b (step B3 → B4a, B5 → S2).
[0052]
When the key data "COME" is input and displayed in this manner, and the "space" key 34 is operated, the processing shifts to the key input processing in FIG. “COME” is cleared, and the word value of the entire word count register 47 is incremented by (+1) and set to “1” (steps A1 → A5 → A6, A7).
[0053]
Thus, "COME" is determined as one word.
Thereafter, on the keyboard K displayed in the input area 14a, "TO" is input and displayed in the output area 14b, and a delimiter operation in units of one word is performed by the "space" key 34. 6, the character code corresponding to the key data "TO", its attribute data "code", pointer data "P2", and data length "2" are output to the output information area 46. At the same time, the word value of the entire word number register 47 is updated and set to "2".
[0054]
Here, when the "BS" key 32 is operated to delete the key data input and displayed by operating the keyboard K, the process shifts to the backspace processing in FIG. 11 (step S2 → S3 → SC).
[0055]
In this backspace processing, when it is determined that the key input is displayed by the keyboard K based on the input state data stored in the input state register 49, the write pointer indicating the write position of the input code character buffer 41 is shifted to the top. Is determined in the middle of writing (step C1 → C2).
[0056]
Here, for example, if the "COME" → (space) → "TO" is entered and the "BS" key 32 is operated, the word space is not separated by the "space" key 34. It is determined that data is being written to the input code character buffer 41, and only the code data of the last character “O” stored in the input code character buffer 41 is deleted. At the same time, the key data "TO" stored in the pointer P2 of the real data memory area 46b in the output information area 46 is also deleted at the same time, and only "O" is deleted, and the key data "TO" is also stored in the management data area 46a. The existing data length "2" is also rewritten to "1" (steps C2 → C3, C4).
[0057]
Then, through the output processing in FIG. 7 (steps B1, B2, B3 → B4a, B5), the key data “COMET” is developed in the display work area 50, and the final input is stored in the output area 14b. “COMET” in which only key data “O” has been deleted is displayed (step SB → S2).
[0058]
On the other hand, for example, when the "BS" key 32 is operated after inputting "COME" → (space) → "TO" → (space), the input code characters It is determined that the buffer 41 has been cleared, the write pointer has been returned to the beginning, and the final key data “TO” stored in the pointer P2 of the real data memory area 46b in the output information area 46 is one word ( The attribute data “code”, the pointer data “P2”, and the data length “2” stored in the management data area 46a in correspondence with each other are also deleted (step C2 → C5).
[0059]
At the same time, the word value of the whole word number register 47 is (-1) and rewritten to "1" (step C6).
Then, through the output processing in FIG. 7 (steps B1, B2, B3 → B4a, B5), key data “COME” is developed in the display work area 50, and the last input character is displayed in the output area 14b. “COME” in which the column “TO” has been deleted is displayed (step SB → S2).
[0060]
On the other hand, by touching the keyboard K and inputting "COME" → (space) → "TO" → (space), and then displaying it in the output area 14b, next, handwritten character data is input. Therefore, when the "switch" key 31 is operated, a handwriting input board P is displayed on the input area 14a of the touch panel 14 as shown in FIG. 3B, and the input standby state is established (steps S3 → S4 → SB). → S2).
[0061]
Here, when the input area 14a is touched, it is determined that the handwriting input state is displayed by displaying the handwriting input board P, and the process proceeds to the handwriting input process in FIG. 8 (step S3 → SD).
[0062]
In the handwriting input process, when, for example, "My" is handwritten on the handwriting input board P with a touch pen, a locus associated with the handwriting input is sampled at regular intervals as coordinate data (x, y). Is done. At this time, it is always determined whether the pen has been released and whether or not the input position has exceeded the scroll start line L. If the pen has exceeded the scroll start line L, “1” is set in the scroll flag register 44. (Step D1 → D2 → D3).
[0063]
The coordinate data (x, y) sampled in accordance with the handwriting input includes only the x-coordinate of the scroll width stored in the ROM 22 and the scroll processing stored in the scroll count register 45 in the RAM 23. Is corrected based on the number of times (step D4).
[0064]
During the input of the handwritten data "My", the scroll flag is not set because the scroll start line L is not exceeded, and the scroll count register 45 is set to "0". The coordinate data (x1, y1) (x2, y2)... (Xn, yn) of the input trajectory to be sampled are not substantially corrected. Then, the input current coordinates are compared with the previous coordinates, and only when it is determined that they are different, the newly updated coordinate data is sequentially stored in the handwriting buffer 42 in the RAM 23 (steps D2 → D4, D5 →). D6).
[0065]
Then, the line image data connecting the coordinate data (x1, y1) (x2, y2)... (Xn, yn) stored in the handwriting buffer 42 is sequentially written to the echo back display buffer 43, and The locus of “My” accompanying the handwriting input is drawn and displayed on the handwriting input board P (step D7 → S5).
[0066]
When the handwriting data "My" is handwritten and the touch pen is separated from the handwriting input board P, the absence of input coordinate data is sampled, and it is determined whether or not the last time the pen was released. If not, the scroll flag register in the RAM 23 is determined. It is determined whether or not the scroll flag “1” is set in 44 (step D1 → D8 → D9).
[0067]
In this case, since the scroll flag is not set at the time when the "My" is handwritten, the coordinate data (x1, y1) (x2, y2)... (Xn, yn) of the handwritten data "My" is set. Subsequently, the pen release code (FF, FF) is stored in the handwriting buffer 42 (step D9 → D12).
[0068]
Further, in the handwriting input process, when it is determined that the input position is beyond the scroll start line L when handwriting the “O” of “Office” to the handwriting input board P in the same manner as described above. , "1" is set in the scroll flag register 44 (steps D1 → D2 → D3).
[0069]
During the input of the handwritten data “O”, the scroll flag is set, but the scroll count register 45 is still set to “0”, so that the coordinate data (xn + 1, xn + 1, yn + 1) (xn + 2, yn + 2)... (xm, ym) are not subjected to any substantial correction, and only the newly updated coordinate data for which the previous coordinates and the current coordinates are determined to be different are sequentially stored in the handwriting buffer 42 in the RAM 23. (Steps D2 → D3, D4, D5 → D6).
[0070]
Then, line image data connecting the coordinate data (xn + 1, yn + 1) (xn + 2, yn + 2)... (Xm, ym) stored in the handwriting buffer 42 is sequentially written into the echo back display buffer 43, and The locus of “O” accompanying the handwriting input is drawn and displayed on the handwriting input board P (step D7 → S5).
[0071]
When the handwritten data "O" is handwritten and the touch pen is released from the handwritten input board P, the scroll flag "1" is set in the scroll flag register 44 in the RAM 23 at the time when the pen release is sampled. Is determined, the number of scrolls stored in the number-of-scrolls register 45 in the RAM 23 is read out, and it is determined whether the maximum number of scrolling operations previously stored in the ROM 22 has been exceeded (step S1). D1 → D8 → D9 → D10).
[0072]
In this case, since the number of times of the scroll processing stored in the scroll number register 45 is “0”, it is determined that the maximum possible number of times of the scroll processing (three times) has not been exceeded. The display range of the inserted handwritten image data on the handwritten input board P is scrolled according to a predetermined scroll width stored in the ROM 22 in advance. At the same time, the scroll count value in the scroll count register 45 is incremented by (+1) and set to "1", and the scroll flag register 44 is reset to "0" (steps D10 to D11).
[0073]
Then, following the coordinate data (xn + 1, yn + 1) (xn + 2, yn + 2)... (Xm, ym) of the handwritten data "O", the pen release code (FF, FF) is stored in the handwriting buffer 42 (step D12). ).
[0074]
Next, as shown in FIG. 3C, when "fice" is handwritten after the handwritten data "O", each coordinate data and pen release code are handwritten according to the same handwriting input processing as described above. The data is stored in the buffer 42. Then, line segment image data connecting the coordinate data is sequentially written into the echo back display buffer 43, and "ffice" is displayed following the scroll-displayed handwritten data "O" on the handwritten input board P. You.
[0075]
In this case, each piece of coordinate data stored in the handwriting buffer 42 corresponding to the handwritten data “ffice” after the scroll processing is stored in the ROM 22 and the scroll count value “1” stored in the scroll count register 45 in advance. Since the x-coordinate is corrected based on the predetermined scroll width, the drawing position of the handwritten data “ffice” after the scroll processing overlaps the drawing position of the handwritten data “My” before the scroll processing. It won't.
[0076]
Thus, in accordance with the handwriting input process (step SD) and the echo back display process (step S5), the handwriting data “My Office” and the handwriting data are written on the handwriting input board P as shown in FIGS. When a delimiter operation is performed in units of one word with the “space” key 34 in a state where the input is made and the input locus is displayed, the process shifts to the handwriting / output conversion process in FIG. 9 (step S3 → SE).
[0077]
In the handwriting / output conversion processing, first, each coordinate data corresponding to the handwriting data “My Office” stored in the handwriting buffer 42 in the RAM 23 according to the handwriting input processing on the handwriting input board P on the input area 14 a of the touch panel 14. (X1, y1) (x2, y2)... Are converted into relative coordinates corresponding to the output area 14b as shown in FIG. 10 (step E1).
[0078]
That is, the coordinate data (x1, y1) (x2, y2)... Corresponding to the handwritten data are coordinates with the origin at the upper left end of the tablet 13, and these are output areas according to the following equation (1). The coordinate data of the handwritten data after the coordinate conversion is converted into relative coordinates having the left end of 14b as a starting point Q (0, 0), and is stored in the handwriting buffer 42 again.
[0079]
[(X-Xmin), (y-Ymin)] Expression (1)
At the same time, in the management data area 46a in the output information area 46 in the RAM 23, as shown in FIG. 4B, the attribute "handwriting" of the handwritten data "My Office" delimited in units of one word. , Pointer "P3" and data length "60" are written (step E2).
[0080]
In this case, the data length "60" of the handwritten data "My Office" indicates that a series of coordinate data stored in the handwritten buffer 42 has been written over 60 bytes.
[0081]
Then, a series of coordinate data of the handwritten data stored in the handwritten buffer 42 is transferred to the real data memory area 46b in the output information area 46 as shown in FIG. While the contents are cleared, the contents of the echo back display buffer 43 are also cleared (step E3).
[0082]
Then, the word value stored in the whole word number register 47 is incremented by (+1) and updated to "3" (step E4).
Thus, each relative coordinate data corresponding to the handwritten data "My Office" is stored in the actual data memory area 46b of the output information area 46, and its attribute, pointer, and data length are written in the management data area 46a. When the whole word numerical value is updated, the processing shifts to the output processing in FIG. 7 (step SE → SB).
[0083]
In this output processing, the display work area 50 in the RAM 23 is initialized, and the handwritten data “My Office” stored in the real data memory area 46b of the output information area 46 is managed in the management data area 46a. The data is read according to the pointer data "P3" and the attribute data is determined as "handwriting" (steps B1, B2, B3).
[0084]
Then, a series of coordinate data constituting the handwritten data “My Office” read from the real data memory area 46b of the output information area 46 is obtained by the input height a of the input area 14a and the input height a of the output area 14b according to the following equation (2). The coordinate value is corrected to a value corresponding to the ratio of the output height b, developed and written in the display work area 50, and as shown in FIG. 3D, the key data "COME TO" is stored in the output area 14b. (Steps B3 → B4b, B5 → S2).
[0085]
(X, y) ← [{x × (b / a)}, {y × (b / a)}] Equation (2)
On the other hand, if the user wants to delete the handwritten data echo-back displayed on the handwriting input board P by operating the handwriting input board P during the handwriting input processing, After the operation, in each of the cases where it is desired to delete the handwritten data which has been subjected to the coordinate conversion and displayed on the output area 14b, when the "BS" key 32 is operated, the processing shifts to the back space processing in FIG. ).
[0086]
In this backspace processing, when it is determined that the handwriting input is displayed by the handwriting input board P based on the input state data stored in the input state register 49, the writing pointer indicating the writing position of the handwriting buffer 42 is set to the top. Or in the middle of writing (step C1 → C7).
[0087]
Here, as shown in FIG. 3B and FIG. 3C, for example, when the “BS” key 32 is operated during the handwriting input of “My Office”, one word by the “space” key 34 is input. Since the unit dividing operation is not performed, it is determined that the writing pointer of the handwriting buffer 42 is in the middle of writing, and the coordinate data sampled corresponding to the immediately preceding handwriting input position is deleted from the handwriting buffer 42. At the same time, the write pointer of the handwriting buffer 42 is decremented by (-1) (step C7 → C8).
[0088]
Then, based on the coordinate data deleted in the handwriting buffer 42, the last one line segment image data of the handwritten data echo-back displayed is deleted and displayed again (step C9 → S2).
[0089]
On the other hand, as shown in FIG. 3D, for example, after the handwriting input of “My Office”, the user performs a delimiter operation in word units by the “space” key 34 and then touches the “BS” key 32, Since the handwritten data is displayed in the output area 14b, and the handwritten buffer 42 is cleared and the pointer is returned to the head, the final handwritten data stored in the pointer P3 of the real data memory area 46b in the output information area 46 is displayed. The data “My Office” is deleted in units of one word (character string). Then, the attribute data “handwritten”, the pointer data “P3”, and the data length “60” stored in the management data area 46a are also deleted (step C7 → C5).
[0090]
At the same time, the word value of the entire word number register 47 is (-1) and rewritten to "2" (step C6).
Then, after the output processing in FIG. 7, only the key data “COME TO” is developed in the display work area 50, and the final input character string “My Office” is deleted in the output area 14b. "COME TO" is displayed (step SB → S2).
[0091]
On the other hand, as shown in FIG. 3D, with the handwritten data "My Office" displayed in the output area 14b, the "switch" key 31 is again operated to input character data by key operation. Then, the keyboard K is displayed again in the input area 14a of the touch panel 14, and a state of waiting for a key input is made (step S3 → S6).
[0092]
Then, based on the input state data stored in the input state register 49 in the RAM 23, it is determined that the key input state is the display of the keyboard K, and the process returns to the key input processing in FIG. 6 (step S3 → SA). .
[0093]
Up to this point, the input of key characters using the keyboard K has been described, but a menu display of fixed phrases may be used instead of the keyboard K.
For example, as a fixed phrase "meeting is," call this fixed phrase, and then add handwritten characters such as "10 o'clock" or "Shibuya", you can create a message with simple effort and send it to the other party can do.
[0094]
Therefore, according to the portable information communication device equipped with the input device having the above-described configuration, when key data is input by operating the keyboard K displayed on the input area 14a of the touch panel 14, each character code data is stored in the RAM 23. The attributes, storage pointer, and data length are stored in the real data memory area 46 in the output information area 46, and the attributes, the storage pointer, and the data length are written in the management data area 46a. The handwritten input board P displayed in the input area 14a is operated. When handwritten data is input, coordinate data sampled at a constant period corresponding to the input locus is stored in the real data memory area 46, and its attributes, storage pointer, and data length are written in the management data area 46a. In rare cases, the actual data and its management data stored in the output information area 46 Based on this, the handwritten data composed of the key data composed of the character codes and the image data composed of the set of coordinates is displayed together in the output area 14b of the touch panel 14, so that the keyed code character string and the handwritten Can be input and displayed by the same processing.
[0095]
In the present embodiment, the management data and the actual data are separately stored in the output information area 46. However, instead of such a pointer format, a storage format of continuous data of the actual data and the delimiter code may be used.
[0096]
Similarly to the key data input on the keyboard K, the handwritten data input on the handwriting board p is stored in the real data memory area in the output information area 46 every time a word is delimited by the “space” key 34. A new pointer is set and stored in 46b, and the stored pointer is stored and managed in the management data area 46a. Therefore, when the "BS" key 32 is operated to instruct data deletion, the set of input coordinates is Even handwritten data stored as image data can be deleted as a series of word-based data.
[0097]
As a delimiter, a means for detecting that a certain time has passed since the pen was released without using the “space” key 34 may be provided, and a delimiter may be made when it is detected that there is no input for a certain time.
[0098]
The operation may be not only deletion, but also movement and copying in word units.
Further, in the state of handwriting input in which the handwriting input board P is displayed on the input area 14a of the touch panel 14, if the handwriting input position is beyond the scroll start line L and the pen separation is detected, the handwriting input up to that point will cause the aforementioned handwriting input. Since the display range of the handwritten image data echo-back displayed on the handwriting input board P is scrolled and displayed according to a predetermined scroll range previously stored in the ROM 22, even long continuous handwritten data can be easily input. Can be.
[0099]
The scroll width and the scroll start position may be set by the user, and the display of the scroll start position may be in another display mode or may not be displayed.
Further, when the number of times of scrolling is limited, the fact that scrolling can no longer be performed can be notified by a special display.
[0100]
【The invention's effect】
As described above, according to the first input device of the present invention, when key code data or handwritten image data is input while instructing data division, and data erasure is instructed, if data is being input, Last input in input bufferLast input line data of key code data or handwritten image dataIs erased, and after the delimitation instruction, the final data of the key code or handwritten image data stored in the memory is erased in divided units. Can be deleted.
[0101]
According to the second input device of the present invention,When inputting handwritten image data while instructing data delimitation and instructing data erasure, if input is being performed, the last input line segment constituting image data in the input buffer is erased, and if after delimitation instruction, Since the entire last divided image data stored in the memory is erased, different image data can be deleted according to the input situation.Become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing the external configuration of a portable information communication device equipped with an input device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of the portable information communication device.
3A and 3B are diagrams illustrating an input display and an output display state on the touch panel of the portable information communication device, and FIG. 3A is a diagram illustrating an output display state of key data input along with a key input process; FIG. (B) is a diagram showing a display state of a scroll start line L accompanying the handwriting input process, and FIG. (C) is a diagram showing a scrolling state of handwritten data accompanying the handwriting input process, and FIG. FIG. 3 is a diagram showing a display state of handwritten data output input according to handwriting input processing.
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a data register provided in a RAM of the portable information communication device.
FIG. 5 is a flowchart showing a character input process in the portable information communication device.
FIG. 6 is a flowchart showing a key input process accompanying a character input process of the portable information communication device.
FIG. 7 is a flowchart showing an output process accompanying a character input process of the portable information communication device.
FIG. 8 is a flowchart showing a handwriting input process accompanying the character input process of the portable information communication device.
FIG. 9 is a flowchart showing a handwriting / output conversion process accompanying the character input process of the portable information communication device.
FIG. 10 is an exemplary view for explaining a coordinate conversion process corresponding to an output area of handwritten data accompanying the handwriting / output conversion process of the portable information communication device.
FIG. 11 is a flowchart showing a backspace process accompanying the character input process of the portable information communication device.
[Explanation of symbols]
11: Communication device body, 12: Liquid crystal display panel, 12a: Display driver, 13: Tablet, 13a: Tablet control unit, 14: Touch panel, 14a: Input area, 14b: Output area, 15: Key input unit, 15a: " ON "key, 15b ..." input "key, 15c ..." send "key, 15d ..." receive "key, 15e ..." confirm "key, 15f ... cursor key, 21 ... control unit (CPU), 22 ... ROM, 23 ... RAM, 24 ... Wireless unit, 25 ... Antenna, 31 ... "Switch" key, 32 ... "BS" key, 33 ... "Line feed" key, 34 ... "Space" key, K ... Keyboard, P ... Handwriting input board, L: scroll start line, 41: input code character buffer, 42: handwriting buffer, 43: echo back display buffer, 44: scroll flag register , 45: scroll count register, 46: output information area, 46a: management data area, 46b: actual data memory area, 47: total word number register, 48: cursor position register, 49: input state register, 50: display work area .

Claims (4)

キーコードデータ及び手書きイメージデータを入力するデータ入力手段と、
データの区切りを指示する区切り指示手段と、
前記区切り指示手段により区切りが指示されるまでの、前記データ入力手段による入力中のデータを保持する入力バッファと、
前記区切り指示手段により区切りが指示されることにより、前記入力バッファに保持されたキーコードデータあるいは手書きイメージデータが、前記区切り指示手段により区切られた単位で順次記憶されるメモリと、
データの消去を指示する消去指示手段と、
この消去指示手段によるデータの消去指示に対して、前記データ入力手段による入力中であれば、入力バッファ内の最終入力キーコードデータあるいは手書きイメージデータの最終入力線分データを消去し、区切り指示後であれば、前記メモリに記憶されているキーコードあるいは手書きイメージデータのうち最終のデータを区切られた単位で消去する消去手段と
を具備したことを特徴とする入力装置。
Data input means for inputting key code data and handwritten image data,
Delimiter instructing means for delimiting data,
An input buffer for holding data being input by the data input unit until a delimiter is instructed by the delimiter instructing unit,
A memory in which the key code data or the handwritten image data held in the input buffer is sequentially stored in units delimited by the delimiter instructing unit, when the delimiter is instructed by the delimiter instructing unit,
Erasure instructing means for instructing erasure of data;
In response to the data erasure instruction by the erasure instruction means, if input is being performed by the data input means, the final input key code data in the input buffer or the final input line data of the handwritten image data is erased. And an erasing means for erasing the last data of the key code or handwritten image data stored in the memory in divided units.
前記データ入力手段は、表示装置と座標入力装置とを一体にして成り、キーコードデータを入力する場合はキーボードを、手書きイメージデータを入力する場合は手書き入力ボードを、それぞれ切替えて表示することを特徴とする請求項1記載の入力装置。The data input means comprises a display device and a coordinate input device integrated with each other, and switches and displays a keyboard when inputting key code data and a handwriting input board when inputting handwritten image data. The input device according to claim 1, wherein 手書きイメージデータ入力手段と、
データの区切りを指示する区切り指示手段と、
前記区切り指示手段により区切りが指示されるまでの、前記手書きイメージデータ入力手段による入力中のイメージデータを保持する入力バッファと、
前記区切り指示手段により区切りが指示されることにより、前記入力バッファに保持された手書きイメージデータが、前記区切り指示手段により区切られた単位で順次記憶されるメモリと、
データの消去を指示する消去指示手段と、
この消去指示手段によるデータの消去指示に対して、前記データ入力手段による入力中であれば、入力バッファ内のイメージデータを構成する最終入力線分を消去し、区切り指示後であれば、前記メモリに記憶されている最終の区切られたイメージデータ全体を消去する消去手段と
を具備したことを特徴とする入力装置。
Handwritten image data input means,
Delimiter instructing means for delimiting data,
An input buffer for holding image data being input by the handwritten image data input means until a delimitation is instructed by the delimiter instructing means,
A memory in which handwriting image data held in the input buffer is sequentially stored in units separated by the delimiter instructing unit, when a delimiter is instructed by the delimiter instructing unit;
Erasure instructing means for instructing erasure of data;
In response to the data erasure instruction by the erasure instruction means, if the data is being input by the data input means, the last input line constituting the image data in the input buffer is erased. And an erasing means for erasing the entire last divided image data stored in the input device.
前記手書きイメージデータ入力手段は、表示装置と座標入力装置とを一体にしてなり、前記表示装置の表示エリアは、前記入力バッファに保持された入力中のイメージデータを手書きの軌跡として表示する入力表示エリアと、前記メモリに記憶されたイメージデータを表示する出力表示エリアとに分割されてなることを特徴とする請求項3記載の入力装置。The handwritten image data input means integrates a display device and a coordinate input device, and a display area of the display device is an input display for displaying image data being input held in the input buffer as a handwritten locus. 4. The input device according to claim 3, wherein the input device is divided into an area and an output display area for displaying image data stored in the memory.
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