JP3595949B2 - Granulation control method for granular material in fluidized bed processing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流動層処理装置を用いた粉粒体の造粒方法に関するものであり、特に造粒操作中の粉粒体の粒径をレーザ光式粒径センサで測定し、この測定値を基にバインダ液全量噴霧時の平均粒子径を予測することで粉粒体の粒径を制御する造粒制御方法に係るものである。
【0002】
【発明の背景】
流動層処理装置(流動層造粒装置)を用いた流動層造粒法は、粉体を微細な顆粒状の粒子(粉粒体)に造粒する方法として食品工業、製薬工業等において広く用いられているが、本造粒法は粒子成長メカニズムの工学的な解析等、造粒の基礎理論が確立されないまま普及したため、各々の原料処方に応じた利用技術の開発のみが現場主導の形で先行している。このため所望の物性(平均粒子径等)を有する粉粒体を製造するための運転条件の設定あるいは運転操作ともに、オペレータの経験的な技術に負うところが大きく、自動化は推進されていないのが現状である。
【0003】
ところで流動層内の材料水分は、粉粒体の品質に大きく影響を与える操作因子の一つに挙げられるが、近年、近赤外線水分計等を用いることによりオンラインで計測、制御する方法が確立し、造粒製品の安定生産に大きく寄与している。そして前記流動層内の材料水分の値と併せて造粒操作中の粉粒体の粒径を制御する方法も種々提案されている。
【0004】
例えば、特開平7−794号「造粒やコーティング等を行う装置」に開示される手法は、流動室内の粉粒体をパージエアで分散させながら高速ストロボ装置及びCCDカメラを用いて静止画像として撮像し、この画像を基に粉粒体の形状、粒径及び粒度分布の測定を行い、これらの値が所望値に達したときに装置の操作を停止するという手法である。
【0005】
また特開平8−210962号「造粒装置における画像解析方法並びに造粒制御方法」は前記特開平7−794号の発明を改良するものであり、流動室内の粉粒体の分散性が不充分であることを補うために、生画像を二値化して収縮分離、円形分離、くさび分離手段によって重なり合った粒子像を分離する画像処理を行うという手法である。
これらはいずれも、別途設けた水分計の出力と併せて、測定値が希望の平均粒子径になったときの流動層内の水分値を計測し、この水分値を維持しながら造粒を続け、各粒子が希望の形状になったとき造粒操作を中止するものである。しかし画像処理の複雑化に伴う周辺機器の増大及び価格の上昇を招いている。
【0006】
また流動層内に噴霧するバインダ液の噴霧液滴径が粉粒体の粒径成長に関連することは製造現場で認識されているが、オペレータは感覚的にこの関連性を利用するにとどまっており、積極的に自動化に適用させようとする技術開発は行われていないのが実状である。
【0007】
【解決を試みた技術課題】
本発明はこのような背景の認識に基づいて成されたものであって、造粒操作中の粉粒体の粒径をレーザ光式粒径センサで測定し、この測定値を基に噴霧液滴径及びバインダ液使用量と粒子径との有機的な関連性に基づいて粉粒体の粒径を制御することで、所望の粒径の粉粒体を得る流動層処理装置の自動運転を可能にする、新規な造粒制御方法の開発を技術課題とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1記載の流動層処理装置における粉粒体の造粒制御方法は、流動室内で流動中の原料粉体に対し、バインダ液を噴霧して粉粒体を造粒する流動層処理装置において、造粒操作中の粉粒体の粒径を測定し、この測定値と、使用したバインダ液の量とから測定時における運転条件で流動層処理装置の運転を継続した場合の、バインダ液全量噴霧時の平均粒子径を予測し、この予測値に応じてバインダ液の噴霧液滴径を変化させることで、粉粒体の粒径を制御することを特徴とする。
この発明によれば、バインダ液全量噴霧時の平均粒子径の予測値に応じ、粉粒体の粒径成長を適宜修正することができ、バインダ液全量噴霧時の粒径を所望の値とすることができる。
【0009】
また請求項2記載の流動層処理装置における粉粒体の造粒制御方法は、前記要件に加え、前記造粒操作中の粉粒体の粒径測定は、レーザ光式粒径センサを用い、このレーザ光式粒径センサにおけるセンシング部を流動室内の粉粒体に直接臨ませて行うことを特徴とする。
この発明によれば、流動中の粉粒体を直接測定するため、粉粒体の状態に対応した設定値の変更を遅滞なく行うことができる。
【0010】
更にまた請求項3記載の流動層処理装置における粉粒体の造粒制御方法は、前記要件に加え、前記バインダ液の噴霧液滴径の変化は、噴霧空気圧を調整することにより行うことを特徴とする。
この発明によれば、噴霧液滴径を平均粒子径予測値に応じた値に遅滞なく変更することができる。
【0011】
更にまた請求項4記載の流動層処理装置における粉粒体の造粒制御方法は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記バインダ液の噴霧液滴径の変化は、噴霧液速度を調整することにより行うことを特徴とする。
この発明によれば、噴霧液滴径を平均粒子径予測値に応じた値に遅滞なく変更することができる。
【0012】
更にまた請求項5記載の流動層処理装置における粉粒体の造粒制御方法は、前記要件に加え、前記造粒操作中の粉粒体の粒径測定値が、造粒工程での平均粒子径目標値に達したときに、バインダ液の噴霧を停止して造粒操作を停止することを特徴とする。
この発明によれば、粒径の過大な成長あるいは成長不足を防ぎ、所望の粒子径の粉粒体を得ることができる。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決を図っているのである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の流動層処理装置における粉粒体の造粒制御方法について、適用対象である流動層処理装置について構成等を説明した後に説明する。符号1は流動層処理装置であって、粉粒体Gの乾燥、造粒、コーティング等を行う公知の構成の装置であり、図1に示すように流動風吹込室2、流動室3、噴霧室4、フィルタ室5を連接して構成される。
【0014】
流動風吹込室2は流動層処理装置1の最下部に位置し、上面を開口した円筒状の中空部材から成り、その側周部等に適宜熱風供給装置等が接続される。
また流動室3は前記流動風吹込室2の上部に位置する一例として逆円錐台形の中空室であり、底部つまり流動室3と流動風吹込室2との境界部には、多孔板あるいは金網等を適用した目皿板3Aが設けられる。
【0015】
噴霧室4は前記流動室3の上部に位置する円筒状の部材から成り、内部には水あるいは結合剤となるバインダ液Bを噴霧するための噴霧ノズル6が設置されている。噴霧ノズル6には外部に適宜のポンプ6a、バルブ6b等を具え、噴霧ノズル6から噴出されるバインダ液B等の噴霧液測度あるいは噴霧空気圧の調節を可能にしたものである。またバインダ液B用のタンク6cには液面センサ等を設けたり、タンク6cとポンプ6aとをつなぐ管等に流量計を設けることで、これらの液量計6dにより、流動室3に供給されたバインダ液Bの量を計測可能にする。
【0016】
フィルタ室5は前記噴霧室4の上部に位置し、内部には粉粒体Gと気体とを分離するためのバグフィルタ7が組み込んであり、装置外へ粉粒体Gが流出しないようにしてある。
【0017】
前記流動室3に対しては、粒度測定装置10が設けられるのであり、ここでこの装置について説明する。このものは一例として図1に拡大して示す平面図のように、筐体11により囲繞される部分を本体部12とし、この本体部12に対してセンシング部たる測定ヘッド13を外付けし、更にデータ処理部14を接続して成る。
【0018】
また粒度測定装置10の補助的部材として流動室3内に、測定ヘッド13におけるセンシング部に臨ませてパージングノズルを設けたり、測定ヘッド13に粉粒体Gを送り込むための吹上ノズル等を設けるようにしてもよい。
【0019】
ここで粒度測定装置10の測定原理について簡単に述べると、図2に示すように試料である適量の粉粒体Gをレーザ光Lを横切るように通過させると、レーザ光発生装置12aから放射されたレーザ光Lは粉粒体Gにより一部が散乱するのであり、このレーザ光Lをレンズ12bによりセンサ12c上に集光する。センサ12cでは受光したレーザ光Lを電気信号に変換し、この電気信号を増幅器14bで増幅し、AD変換器14c及びデータ転送装置14dを経由して、コンピュータ14aにより粒径が算出される。
【0020】
本発明の適用対象である流動層処理装置1及びこれに具えられる粒度測定装置10等は上述したように構成されるものであり、以下本発明の造粒制御方法について説明する。
【0021】
まず前記粒度測定装置10を起動し、レーザ光Lの軌道に粉粒体G等が存在しない状態で適宜校正を行う。その後流動室3に空気を送り込み、流動室3内に投入した一バッチ分の原料粉体を膨張させて流動化された粉体層である流動層を形成する。その後この流動層に噴霧ノズル6から水やバインダ液Bを加えていき、粉粒体Gを凝集形成するのである。
ところで通常、原料粉体にバインダ液Bを加えて粉粒体Gを得る造粒操作にあたっては、流動層処理装置1に投入する原料粉体一バッチ当たりに使用するバインダ液Bの量は、バッチの量に応じた一定の量が用いられる。
【0022】
このときの流動層処理装置1の操作条件のうち、熱風速度、熱風温度等の、バインダ液Bの噴霧液滴径以外の他の条件を一定とした場合、噴霧液滴径が大きければ粉粒体Gの粒子径の成長速度が速くなり、噴霧液滴径が小さければ粉粒体Gの粒子径の成長速度が遅くなる。この噴霧液滴径と粉粒体Gの粒子径との関係は、取り扱う原料粉体及び流動層処理装置1固有の特性となっており、また外的要因(気温、湿度等)によっても異なってくる。
【0023】
バインダ液使用量累計と粉粒体Gの粒子径との関係をグラフ化するとほぼ比例関係にあり、直線が引けるのである。図3にこのグラフの一例を示す。原料粉体にバインダ液Bを噴霧し始めたばかりの状態では、平均粒子径が安定せずある程度の測定不能領域が続く。しばらくして平均粒子径が安定した測定可能領域に入るのであり、バインダ液Bの使用量に対応する二ポイントの粒径をプロットすると、この二点を結ぶ直線を延長することで、一バッチ分のバインダ液B全量噴霧時の平均粒子径予測値を得ることができる。
【0024】
以下この平均粒子径予測値が平均粒子径目標値d0 よりも小さい場合及び平均粒子径目標値d0 よりも大きい場合の、平均粒子径予測値に応じたバインダ液Bの噴霧液滴径を変化させることによる粉粒体Gの粒径制御について説明する。
(1)平均粒子径予測値が平均粒子径目標値よりも小さい場合
図3においてバインダ液Bの使用量がα及びβのときに取る二点を結ぶ直線を引き、この直線を延長することで求めた平均粒子径予測値d1 が、所望の平均粒子径目標値d0 よりも小さい場合には、バインダ液Bの使用量がβの時点での運転条件(バインダ液Bの噴霧液滴径を除く)で、一バッチのバインダ液Bを噴霧し終わると、得られる粉粒体Gの平均粒子径予測値d1 が高い確率で平均粒子径目標値d0 よりも小さくなってしまう。
【0025】
そこでこのような平均粒子径予測値d1 が得られた場合には、請求項3で定義したように、データ処理部14によりコンプレッサ6eを操作し、噴霧空気圧を下げることで、バインダ液Bの噴霧液滴径を大きくする。
また請求項4で定義したように、データ処理部14によりポンプ6aまたはバルブ6bのいずれか一方または双方を操作し、噴霧液速度を下げることで、バインダ液Bの噴霧液滴径を大きくする。
このようにしてバインダ液Bの噴霧液滴径を大きくすると、粉粒体Gの成長速度が増加し、グラフ上の傾きがきつくなり、平均粒子径予測値の増大を図ることができる。
【0026】
(2)平均粒子径予測値が平均粒子径目標値よりも大きい場合
図3においてバインダ液Bの使用量がβ及びγのときに取る二点を結ぶ直線を引き、この直線を延長することで求めた平均粒子径予測値d2 が、所望の平均粒子径目標値d0 よりも大きい場合には、バインダ液Bの使用量がγの時点での運転条件(バインダ液Bの噴霧液滴径を除く)で、一バッチのバインダ液Bを噴霧し終わると、得られる粉粒体Gの平均粒子径予測値d2 が高い確率で平均粒子径目標値d0 よりも大きくなってしまう。
【0027】
そこでこのような平均粒子径予測値d2 が得られた場合には、請求項3で定義したように、データ処理部14によりコンプレッサ6eを操作し、噴霧空気圧を上げることで、バインダ液Bの噴霧液滴径を小さくする。
また請求項4で定義したように、データ処理部14によりポンプ6aまたはバルブ6bのいずれか一方または双方を操作し、噴霧液速度を上げることで、バインダ液Bの噴霧液滴径を小さくする。
このようにしてバインダ液Bの噴霧液滴径を小さくすると、粉粒体Gの成長速度が減少し、グラフ上の傾きが緩やかになり、平均粒子径予測値の減少を図ることができる。
【0028】
因みに先に述べたように、噴霧液滴径と粉粒体Gの粒子径との関係は、取り扱う原料粉体及び流動層処理装置1固有の特性であるため、グラフ化した場合に必ずしも直線状になるとは限らず曲線を描くこともある。このような場合には測定ポイントを多くすれば曲線の関数が導き出せるのであり、平均粒子径予測値を求めることができる。
【0029】
以上のような操作によって、バインダ液Bの噴霧液滴径を調整して造粒操作を継続し、粉粒体Gの粒径測定値が平均粒子径目標値に達したときに、バインダ液Bの噴霧を停止して造粒操作を停止する。このように造粒された粉粒体Gは仕上げ乾燥されて製品となる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上述べたような構成を有するものであり、以下のような効果を奏する。
まず請求項1記載の発明によれば、バインダ液B全量噴霧時の平均粒子径の予測値に応じ、粉粒体Gの粒径成長を適宜修正することができ、バインダ液B全量噴霧時の粒径を所望の値とすることができる。
【0031】
また請求項2記載の発明によれば、流動中の粉粒体Gを直接測定するため、粉粒体Gの状態に対応した設定値の変更を遅滞なく行うことができる。
【0032】
更にまた請求項3記載の発明によれば、噴霧液滴径を平均粒子径予測値に応じた値に遅滞なく変更することができる。
【0033】
更にまた請求項4記載の発明によれば、噴霧液滴径を平均粒子径予測値に応じた値に遅滞なく変更することができる。
【0034】
更にまた請求項5記載の発明によれば、粒径の過大な成長あるいは成長不足を防ぎ、所望の粒子径の粉粒体Gを得ることができる。
これらによって粉粒体Gの造粒操作の際に、原料粉体一バッチに用いる一定量のバインダ液Bを全量噴霧した時点で、平均粒径を所望の値とすることができ、噴霧液滴径及びバインダ液使用量と粒子径との有機的な関連性に基づいた操作を行うことができ、流動層処理装置1の自動運転を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体の造粒制御方法が適用される流動層処理装置及びデータ処理部を示す骨格図である。
【図2】レーザ光式粒径センサの測定原理の説明図である。
【図3】バインダ液使用量累計と、平均粒子径との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 流動層処理装置
2 流動風吹込室
3 流動室
3A 目皿板
4 噴霧室
5 フィルタ室
6 噴霧ノズル
6a ポンプ
6b バルブ
6c タンク
6d 液量計
6e コンプレッサ
7 バグフィルタ
10 粒度測定装置
11 筐体
12 本体部
12a レーザ光発生装置
12b レンズ
12c センサ
13 測定ヘッド
14 データ処理部
14a コンピュータ
14b 増幅器
14c AD変換器
14d データ転送装置
B バインダ液
d0 平均粒子径目標値
d1 平均粒子径予測値
d2 平均粒子径予測値
G 粉粒体
L レーザ光[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for granulating granules using a fluidized bed treatment apparatus, and in particular, measures the particle size of the granules during a granulation operation using a laser beam particle size sensor, and uses this measured value as a basis. The present invention relates to a granulation control method for controlling the particle diameter of a granular material by predicting an average particle diameter at the time of spraying a whole amount of a binder liquid.
[0002]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The fluidized bed granulation method using a fluidized bed treatment apparatus (fluidized bed granulation apparatus) is widely used in the food industry, the pharmaceutical industry, and the like as a method of granulating powder into fine granular particles (granules). However, since this granulation method was widely used without establishing the basic theory of granulation, such as engineering analysis of the particle growth mechanism, only the development of utilization technology according to each raw material formulation was conducted on a field-led basis. Is ahead. For this reason, both the setting of the operating conditions and the operating operation for producing the granular material having the desired physical properties (such as the average particle diameter) largely depend on the empirical skills of the operator, and automation is not promoted at present. It is.
[0003]
By the way, the material moisture in the fluidized bed is one of the operating factors that greatly affects the quality of the granular material. In recent years, a method for online measurement and control using a near infrared moisture meter has been established. , Greatly contribute to the stable production of granulated products. Various methods have been proposed for controlling the particle diameter of the granules during the granulation operation together with the value of the material moisture in the fluidized bed.
[0004]
For example, a method disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-794 “Apparatus for performing granulation, coating, etc.” is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-794, which uses a high-speed strobe device and a CCD camera to capture a still image while dispersing powder particles in a fluidized chamber with purge air. Then, based on this image, the shape, particle size, and particle size distribution of the granular material are measured, and when these values reach desired values, the operation of the apparatus is stopped.
[0005]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-210962 "Image analysis method and granulation control method in a granulator" is an improvement of the invention of Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-794, in which the dispersibility of powders and granules in a fluidized chamber is insufficient. In order to make up for the above, a method of binarizing a raw image and performing image processing of separating a particle image overlapping each other by shrinkage separation, circular separation, and wedge separation means.
In each case, together with the output of a separately provided moisture meter, measure the moisture value in the fluidized bed when the measured value reaches the desired average particle size, and continue granulation while maintaining this moisture value. The granulating operation is stopped when each particle has a desired shape. However, an increase in peripheral devices and an increase in price due to the complexity of image processing are caused.
[0006]
It has been recognized at manufacturing sites that the spray droplet size of the binder liquid sprayed into the fluidized bed is related to the particle size growth of the granular material, but the operator only uses this relationship intuitively. In fact, no technology has been developed to actively apply it to automation.
[0007]
[Technical issues to be solved]
The present invention has been made based on the recognition of such a background, and measures the particle size of the powder during the granulation operation with a laser beam particle size sensor, and based on the measured value, the spray liquid is used. The automatic operation of a fluidized bed processing apparatus that obtains a powder having a desired particle diameter by controlling the particle diameter of the powder based on the organic relationship between the droplet diameter and the amount of binder liquid used and the particle diameter. The development of a new granulation control method that makes it possible was made a technical issue.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In other words, the method for controlling granulation of a granular material in a fluidized bed processing apparatus according to claim 1 is a fluidized bed processing apparatus for granulating a granular material by spraying a binder liquid to a raw material powder flowing in a fluidized chamber. In the case of measuring the particle size of the granular material during the granulation operation, from the measured value and the amount of the binder liquid used, when the operation of the fluidized bed processing apparatus is continued under the operating conditions at the time of measurement, the binder liquid The average particle diameter at the time of spraying the entire amount is predicted, and the diameter of the spray droplets of the binder liquid is changed according to the predicted value, thereby controlling the particle diameter of the granular material.
According to the present invention, it is possible to appropriately correct the growth of the particle diameter of the granular material in accordance with the predicted value of the average particle diameter at the time of spraying the entire amount of the binder liquid, and set the particle diameter at the time of spraying the entire amount of the binder liquid to a desired value. be able to.
[0009]
The granulation control method of the granular material in the fluidized bed processing apparatus according to claim 2, in addition to the above requirements, the particle size measurement of the granular material during the granulation operation, using a laser light type particle size sensor, It is characterized in that the sensing part in this laser beam type particle size sensor is directly made to face the powder or granules in the fluidized chamber.
According to the present invention, since the flowing granular material is directly measured, the setting value corresponding to the state of the granular material can be changed without delay.
[0010]
Further, in the method for controlling granulation of a granular material in the fluidized bed processing apparatus according to
According to the present invention, the spray droplet diameter can be changed to a value corresponding to the predicted average particle diameter without delay.
[0011]
Furthermore, in the method for controlling granulation of a granular material in the fluidized bed processing apparatus according to claim 4, in addition to the requirements described in claim 1 or 2, the change in the spray droplet diameter of the binder liquid is controlled by changing the spray liquid velocity. The adjustment is performed by adjusting.
According to the present invention, the spray droplet diameter can be changed to a value corresponding to the predicted average particle diameter without delay.
[0012]
Furthermore, in the method for controlling granulation of a granular material in the fluidized bed processing apparatus according to claim 5, in addition to the above requirements, the measured value of the particle size of the granular material during the granulating operation is an average particle size in a granulating step. When the diameter target value is reached, the spraying of the binder liquid is stopped to stop the granulation operation.
According to the present invention, excessive growth or insufficient growth of the particle size can be prevented, and a powder having a desired particle size can be obtained.
The object of the present invention is achieved by using the configurations of the inventions described in these claims.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a method for controlling granulation of a granular material in a fluidized bed processing apparatus of the present invention will be described after the configuration and the like of a fluidized bed processing apparatus to which the present invention is applied are described. Reference numeral 1 denotes a fluidized bed processing apparatus, which has a known configuration for drying, granulating, coating, and the like of the granular material G. As shown in FIG. 1, a fluidized air blowing chamber 2, a
[0014]
The fluidized-air blowing chamber 2 is located at the lowermost part of the fluidized-bed processing device 1 and is formed of a cylindrical hollow member having an open upper surface, and a hot-air supply device or the like is appropriately connected to a side peripheral portion thereof.
The
[0015]
The spray chamber 4 is formed of a cylindrical member located above the
[0016]
The filter chamber 5 is located above the spray chamber 4 and incorporates a bag filter 7 for separating the powder G from the gas, so that the powder G does not flow out of the apparatus. is there.
[0017]
A particle
[0018]
In addition, a purging nozzle is provided in the
[0019]
Here, the measurement principle of the particle
[0020]
The fluidized bed processing apparatus 1 to which the present invention is applied and the particle
[0021]
First, the particle
By the way, usually, in the granulation operation of adding the binder liquid B to the raw material powder to obtain the granular material G, the amount of the binder liquid B used per one batch of the raw material powder to be charged into the fluidized bed processing apparatus 1 is determined as follows: A constant amount is used according to the amount.
[0022]
When the other operating conditions of the fluidized bed processing apparatus 1 except for the diameter of the spray droplets of the binder liquid B, such as the hot air velocity and the hot air temperature, are constant, if the diameter of the spray droplets is large, The growth rate of the particle diameter of the body G increases, and the growth rate of the particle diameter of the granular material G decreases when the spray droplet diameter is small. The relationship between the sprayed droplet diameter and the particle diameter of the granular material G is a characteristic of the raw material powder to be handled and the fluidized bed processing apparatus 1, and also differs depending on external factors (temperature, humidity, etc.). come.
[0023]
When the relationship between the total amount of the binder liquid used and the particle diameter of the granular material G is graphed, the relationship is substantially proportional, and a straight line can be drawn. FIG. 3 shows an example of this graph. In a state where the binder liquid B has just started to be sprayed on the raw material powder, the average particle diameter is not stabilized, and a certain unmeasurable region continues. After a while, the average particle diameter enters the measurable region where it is stable. When plotting the particle diameters at two points corresponding to the usage amount of the binder liquid B, by extending the straight line connecting these two points, one batch can be obtained. Of the binder liquid B when spraying the entire amount of the binder liquid B can be obtained.
[0024]
Hereinafter, when the average particle diameter predicted value is smaller than the average particle diameter target value d 0 and when the average particle diameter target value d 0 is larger, the spray droplet diameter of the binder liquid B according to the average particle diameter predicted value is calculated as follows. The control of the particle size of the granular material G by changing it will be described.
(1) When the predicted average particle diameter is smaller than the target average particle diameter In FIG. 3, a straight line connecting two points to be taken when the usage amount of the binder liquid B is α and β is drawn, and this straight line is extended. If the calculated average particle diameter predicted value d 1 is smaller than the desired average particle diameter target value d 0 , the operating conditions (the spray droplet diameter of the binder liquid B) when the amount of the binder liquid B used is β. in the excluded) and finishes spraying a binder solution B one batch, the average particle size predicted value d 1 of the resulting particulate material G becomes smaller than the average particle diameter target value d 0 with high probability.
[0025]
Therefore if such an average particle diameter of the predicted value d 1 is obtained, as defined in
Further, as defined in claim 4, one or both of the pump 6a and the
When the diameter of the spray droplet of the binder liquid B is increased in this manner, the growth rate of the powder G increases, the inclination on the graph becomes sharp, and the average particle diameter prediction value can be increased.
[0026]
(2) When the predicted average particle size is larger than the target target average particle size In FIG. 3, a straight line connecting two points to be taken when the usage amount of the binder liquid B is β and γ is drawn, and this straight line is extended. the average particle size predicted value d 2 thus determined desired if the average is larger than the particle size desired value d 0 is spray droplet diameter of the binder solution operating conditions (binder solution B at the time of usage γ of B in the excluded) and finishes spraying a binder solution B one batch, the average particle size predicted value d 2 of the resulting particulate material G becomes larger than the average particle diameter target value d 0 with high probability.
[0027]
Therefore if such an average particle size predicted value d 2 is obtained, as defined in
As defined in claim 4, one or both of the pump 6a and the
When the diameter of the spray droplets of the binder liquid B is reduced in this manner, the growth speed of the granular material G decreases, the slope on the graph becomes gentle, and the average particle diameter predicted value can be reduced.
[0028]
As described above, since the relationship between the diameter of the spray droplet and the particle size of the granular material G is a characteristic of the raw material powder to be handled and the characteristic of the fluidized bed processing apparatus 1, it is not necessarily a straight line when graphed. It is not always the case and sometimes draws a curve. In such a case, the function of the curve can be derived by increasing the number of measurement points, and the predicted value of the average particle diameter can be obtained.
[0029]
By the above operation, the spray droplet diameter of the binder liquid B is adjusted and the granulation operation is continued. When the measured value of the particle diameter of the powder G reaches the average particle diameter target value, the binder liquid B Is stopped to stop the granulation operation. The granules G thus granulated are finished and dried to obtain a product.
[0030]
【The invention's effect】
The present invention has the configuration described above, and has the following effects.
First, according to the first aspect of the present invention, it is possible to appropriately correct the growth of the particle diameter of the granular material G according to the predicted value of the average particle diameter at the time of spraying the entire amount of the binder liquid B. The particle size can be a desired value.
[0031]
According to the second aspect of the present invention, since the flowing granular material G is directly measured, the set value corresponding to the state of the granular material G can be changed without delay.
[0032]
Furthermore, according to the third aspect of the present invention, the spray droplet diameter can be changed to a value corresponding to the predicted average particle diameter without delay.
[0033]
Furthermore, according to the fourth aspect of the invention, it is possible to change the spray droplet diameter to a value corresponding to the predicted average particle diameter without delay.
[0034]
Furthermore, according to the fifth aspect of the present invention, it is possible to prevent excessive growth or insufficient growth of the particle size, and to obtain the powder G having a desired particle size.
By these means, at the time of spraying the entire amount of the fixed amount of the binder liquid B used for one batch of the raw material powder at the time of the granulating operation of the granular material G, the average particle diameter can be set to a desired value. The operation based on the organic relationship between the diameter and the amount of the binder liquid used and the particle diameter can be performed, and the fluidized bed processing apparatus 1 can be automatically operated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a skeleton diagram showing a fluidized bed processing apparatus and a data processing unit to which a method for controlling granulation of a granular material according to the present invention is applied.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a measurement principle of a laser beam type particle size sensor.
FIG. 3 is a graph showing the relationship between the total amount of binder liquid used and the average particle diameter.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Fluidized-bed processing apparatus 2 Fluidized-
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