JP3595329B1 - 電源装置用絶縁回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型軽量で、有害な電磁波ノイズを発生しない安価な電源装置用絶縁回路を提供する。
【解決手段】整流回路(1)と、第1のコンデンサー(2)と、直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第1のスイッチ回路(3)と、電流を蓄積するあるいは電流を負荷(6)側に放出する第2のコンデンサー(4)と、直流電圧のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第2のスイッチ回路(5)を備え、連続する方形波によって構成されるコントロール信号φ1により前記第1のスイッチ回路(3)の開閉を行い、前記コントロール信号φ1と180度の相進関係を成すコントロール信号φ2により前記第2のスイッチ回路(5)の開閉を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交流電圧を直流電圧に変換する際に交流電源側と負荷側を電気的に絶縁するために用いられる電源装置用絶縁回路に関する。
従来、電気回路の入力と出力の間を電気的に絶縁する方法としてトランスが用いられていた。トランスは鉄系合金等を材料とする磁気コアに入力用の1次巻線と出力用の2次巻線とが電気的に非接触に巻かれた構造をしており、入力用の1次巻線に交流電圧を印加すると磁気誘導現象により出力用の2次巻線に交流電圧が発生する性質を持つ。
特開平6−113539号公報
しかしながら、従来技術では次に示すような問題があった。即ち、主要部品であるトランスが大きな容積を占め、且つ重量も大きいことから、電子機器の小型軽量化が困難である。さらに、トランスを用いた絶縁回路は磁気誘導現象を利用して電力を伝えているが磁気は空中に漏れ易いという欠点を有し、このため前記トランスは電磁波ノイズを空中に向けて発生する。前記電磁波ノイズは、他の隣接する回路に誤動作を引き起こしたり、人体に有害であることが知られており、これを防止するために従来技術ではトランスを磁性筐体で完全にシールドする必要がある。これらのことは絶縁回路の小型、軽量化およびコストダウンに大きな障害となる
本発明は上記の問題を解決し、小型軽量で、有害な電磁波ノイズを発生しない安価な電源装置用絶縁回路を提供する事を目的とする。
上記課題を解決する手段として、請求項1記載の発明は、交流電圧を直流電圧に変換する整流回路(1)と、前記整流回路(1)から供給される直流電流に残存する脈流成分を低減する第1のコンデンサー(2)と、前記第1のコンデンサー(2)から供給される直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第1のスイッチ回路(3)と、前記第1のスイッチ回路(3)から供給される電流を蓄積する第2のコンデンサー(4)と、前記第2のコンデンサー(4)から供給される直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第2のスイッチ回路(5)と、前記第2のスイッチ回路(5)から供給される電流を保持するあるいは負荷(6)側に放出する第3のコンデンサー(9)と、ONとなる時間がOFFとなる時間よりも短く設定された方形波によって構成されるコントロール信号φ1および前記コントロール信号φ1と180度の相進関係を成すコントロール信号φ2を生成するゲートコントロール回路(12)を備え、前記コントロール信号φ1に対応して前記第1のスイッチ回路(3)の開閉を行い、前記コントロール信号φ2に対応して前記第2のスイッチ回路(5)の開閉を行う電源装置用絶縁回路であって、ソース端子同士が接続された少なくとも2個のMOSFET(7)により、前記第1のスイッチ回路(3)のプラス側のスイッチとマイナス側のスイッチおよび前記第2のスイッチ回路(5)のプラス側のスイッチとマイナス側のスイッチをそれぞれ構成したことを特徴とする電源装置用絶縁回路である。
また請求項2記載の発明は、少なくとも1個の阻止ダイオード(8)のカソード端子と少なくとも1個のMOSFET(7)のソース端子を接続して、前記第1のスイッチ回路(3)のプラス側のスイッチと前記第2のスイッチ回路(5)のプラス側のスイッチをそれぞれ構成し、且つ、少なくとも1個の阻止ダイオード(8)のアノード端子と少なくとも1個のMOSFET(7)のソース端子を接続して、前記第1のスイッチ回路(3)のマイナス側のスイッチと前記第2のスイッチ回路(5)のマイナス側のスイッチをそれぞれ構成したことを特徴とする電源装置用絶縁回路である。
本発明によれば、大きな容積を占める電源トランスを使用することなく交流電圧を直流電圧に変換し、且つ交流電源側と負荷側を電気的に絶縁することができ、小型で軽量且つ安価である。さらに、磁気誘導現象を全く利用しないで電力を伝えているので、電磁波ノイズの発生がなく、従って他の隣接する回路に誤動作を引き起こすことがなく、人体にも無害である。さらに、本発明による絶縁回路を磁性筐体で完全にシールドする必要がないので、小型、軽量化およびコストダウンに大きな効果を有する絶縁回路を提供する事ができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図において、交流電源(10)は本発明による電源装置用絶縁回路の電力供給源であり、例えば商用電源などが使用される。前記商用電源の電圧は、日本ではAC100V前後、アメリカ合衆国ではAC120V前後、ヨーロッパ各国ではAC220〜240V程度であり、その他の国々の電圧もこれらの範囲内であり、いずれも本発明による絶縁回路の電力供給源として使用可能である。前記交流電源(10)により発生した交流電流は整流回路(1)に入力され交流電流から直流電流に変換される。前記整流回路(1)は図1に示すように4本の整流ダイオード(11)で構成されたダイオードブリッジを用いると良い。
整流回路(1)により変換された直流電流には脈流成分が残存しており低周波ノイズの原因となるため、これを低減するために第1のコンデンサー(2)が設けられている。前記第1のコンデンサー(2)の材質は、例えばアルミ電解コンデンサーなどを使用すればよく、その容量値は大きいほど低周波ノイズを低減する効果が大きいが、実用的には数百μFから数千μFの間に選ぶとよい。
前記第1のコンデンサー(2)から供給された直流電流は、第1のスイッチ回路(3)に入力される。前記第1のスイッチ回路(3)はプラス側にスイッチS1とマイナス側にスイッチS2の2つのスイッチを備えており、これら2つのスイッチは、ゲートコントロール回路(12)によって生成された、ONとなる時間がOFFとなる時間よりも短く設定された方形波によって構成されるコントロール信号φ1に対応して同時に開閉される。
次に、前記第1のスイッチ回路(3)の出力には第2のコンデンサー(4)が接続されており、前記2つのスイッチS1とS2が前記コントロール信号φ1により閉じられている間のみ前記第2のコンデンサー(4)が充電される。ここで、前記第2のコンデンサー(4)の材質は、例えばアルミ電解コンデンサーなどを使用すればよく、その容量値は大きいほど電力の通過効率が向上するが、実用的には数百μFから数千μFの間に選ぶとよい。
さらに、前期第2のコンデンサー(4)には第2のスイッチ回路(5)が接続されており、前記第2のスイッチ回路(5)はプラス側にスイッチS3とマイナス側にスイッチS4の2つのスイッチを備えており、これら2つのスイッチは、前記コントロール信号φ1と180度の相進関係を成すコントロール信号φ2に対応して同時に開閉される。
前記第2のスイッチ回路(5)の出力には第3のコンデンサー(9)と負荷(6)が並列接続されており、前期2つのスイッチS3とS4が前記コントロール信号φ2により閉じられている間のみ前記第3のコンデンサー(9)と負荷(6)に電流が供給される。ここで、前記第3のコンデンサー(9)の材質は、例えばアルミ電解コンデンサーなどを使用すればよく、その容量値は大きいほど負荷(6)に流れる電流変動が少なくなるが、実用的には数百μFから数千μFの間に選ぶとよい。また、負荷(6)は、例えばテレビやラジオなどの家庭用電気製品をはじめとして、パソコン、電話、ファクシミリなどの情報機器、あるいはモーター、電磁弁、リレーなどの動力機器の直流電源として幅広く供用される。
前記スイッチS1、S2、S3、S4を実現する方法として、図1に示すように前記各スイッチのそれぞれをソース端子同士が接続された少なくとも2個のMOSFET(7)によって置き換えるのが最も効果的である。この理由は、前記各MOSFET(7)のゲート端子にコントロール信号φ1またはφ2を入力することにより、これに対応して前記各MOSFET(7)のソース端子とドレイン端子間を流れる双方向の電流を高速でON、OFFすることができるからである。前記MOSFET(7)の性能として、ON抵抗が小さく、ソース・ドレイン端子間電気耐圧が大きく、スイッチング速度が速いパワーMOSFETを選択することにより電力の通過効率を向上させることができる。
なお図1では、前記各スイッチをそれぞれ2個のMOSFETで置き換えているが、電流容量や電気耐圧を増やす必要がある場合には複数個のMOSFETを並列または直列接続して使用すると良い。
ところで、前記図1に示した実施例では少なくとも合計8個のMOSFETが必要となるが、MOSFETは比較的高価であるためコスト高になる可能性がある。
そこで図5に示すように、前記プラス側のスイッチS1とS3を阻止ダイオード(8)のカソード端子とMOSFET(7)のソース端子を接続してそれぞれ構成し、前記マイナス側のスイッチS2とS4を阻止ダイオード(8)のアノード端子とMOSFET(7)のソース端子を接続してそれぞれ構成することによりMOSFET(7)の数を少なくとも4個に減らすことができ、従ってコスト高を抑えることができる。前記阻止ダイオード(8)の性能として、順方向降下電圧が小さく、逆方向電気耐圧の大きい阻止ダイオードを選択することにより電力の通過効率を向上させることができる。また、阻止ダイオード(8)はMOSFET(7)に比べて安価なだけでなく形状も小型なために、本発明による絶縁回路の全体形状の小型化にも寄与する。
なお前記図5に示した実施例では、前記各スイッチをそれぞれ1個の阻止ダイオード(8)と1個のMOSFETで置き換えているが、電流容量や電気耐圧を増やす必要がある場合には複数個の阻止ダイオードおよびMOSFETを並列または直列接続して使用すると良い。
図6にゲートコントロール回路(12)によって生成されたコントロール信号φ1とφ2のタイムチャートを示す。コントロール信号φ1とφ2はそれぞれ連続しており、繰り返し周期Tの間にそれぞれ1回ずつONするが、φ1とφ2は180度の相進関係を成しておりφ1がONの間はφ2がOFF、φ1がOFFの間はφ2がONとなる。なお、ここで180度の相進関係を成しているとは、互いに相補的にON/OFFすることで、φ1とφ2の立ち上がり波形部がタイムチャート上でT/2ずれているという意味である。
また、コントロール信号φ1およびφ2はONとなる時間がOFFとなる時間よりも短く設定されている。つまり図6に示すようにφ1がOFFとなった瞬間からφ2がONとなるまでの時間とφ2がOFFとなった瞬間からφ1がONとなるまでの時間はパルス幅伸縮回路によってΔTの間隔が開くように設定されており、φ1とφ2が同時にONとなることが決してないように配慮されている。この理由は、もしφ1とφ2が一瞬でも同時にONすることがあった場合、前記各スイッチの全てが閉じた状態となるため、前記交流電源(10)と前記負荷(6)が電気的に接続されてしまうことになり、本発明の主旨である絶縁回路の目的を達成できなくなるからである。
TとΔTの値は小さいほど負荷(6)に流れる電流変動が少なくなるが、あまりTとΔTの値を小さくするといわゆるスイッチングロスが増大し、電力の通過効率を悪化させるので、駆動されるスイッチS1、S2、S3、S4の応答速度に合わせて実用的な範囲内で選択すると良い。具体的には、Tの値は0.001秒(1kHz)前後に選べば良く、またΔTはTの1/10程度に選べば良い。
コントロール信号φ1およびφ2は、例えば次のようにして生成される。即ち、図1に示すようにゲートコントロール回路(12)の内部にある発振回路(19)により生成された基本方形波を2つに分け、一方をそのまま第1のパルス幅伸縮回路(14)に通すことにより前記ΔTを付加し、コントロール信号φ1として生成される。また、他方をインバーター(13)により反転させた後、第2のパルス幅伸縮回路(20)に通すことにより前記ΔTを付加し、コントロール信号φ2として生成される。無論、前記コントロール信号φ1とφ2を生成する方法はこれに限らず、他の従来技術による回路を組み合わせて用いても良い。
次に、本発明による電源装置用絶縁回路の実施例の動作について説明する。
図2において第1のコンデンサー(2)には既に交流電源(10)から整流回路(1)を経て直流電流が供給されており、前記第1のコンデンサー(2)は満充電の状態にあるとする。いま、コントロール信号φ1がON、φ2がOFFの時、スイッチS1、S2が閉じた状態になり、S3、S4が開いた状態になる。この時、前記第1のコンデンサー(2)、スイッチS1、第2のコンデンサー(4)、スイッチS2に渡る第1の閉回路(15)が形成され、前記第1のコンデンサー(2)から第2のコンデンサー(4)に充電電流i1が流れる。これにより前記第2のコンデンサー(4)の両端電圧は前記第1のコンデンサー(2)のそれと同じ値にまで上昇する。
次にコントロール信号φ1がOFF、φ2がONの時、スイッチS1、S2が開いた状態になり、S3、S4が閉じた状態になる。この時、図3に示すように前記第1の閉回路(15)は消滅し、新たに第2のコンデンサー(4)、スイッチS3、第3のコンデンサー(9)、スイッチS4に渡る第2の閉回路(16)と、第2のコンデンサー(4)、スイッチS3、負荷(6)、スイッチS4に渡る第3の閉回路(17)が形成され、前記第2のコンデンサー(4)から前記第3のコンデンサー(9)に電流i2が流れ、また負荷(6)に電流i3が流れる。これにより前記第3のコンデンサー(9)は充電され、また負荷(6)は、前記流れる電流i3に対応して仕事をすることができる。
この後再びスイッチS1、S2が閉じた状態になり、S3、S4が開いた状態になると図4に示すように、再び前記第1の閉回路(15)が形成され、充電電流i1によって第2のコンデンサー(4)が充電される。また第3のコンデンサー(9)と負荷(6)の間に形成された第4の閉回路(18)によって、第3のコンデンサー(9)から負荷(6)に放電電流i4が流れ続ける。これにより、S3、S4の開閉にかかわらず、常に負荷(6)に電流が流れることになり、安定した仕事をすることが可能となる。
コントロール信号φ1およびφ2は連続しているので、以上の動作を繰り返すことになり、交流電源(10)により発生した交流電力は直流電力に変換されつつ負荷(6)に連続して伝えられる。
ここで注目すべきことは、前記スイッチS1、S2が閉じた状態にあるときは前記スイッチS3、S4が開いた状態にあり、また、前記スイッチS1、S2が開いた状態にあるときは前記スイッチS3、S4が閉じた状態にあり、S1、S2の組とS3、S4の組は同時に閉じた状態になることは決してないということである。
即ち、前記スイッチS1、S2の左側にある交流電源(10)と前記スイッチS3、S4の右側にある負荷(6)はいかなる場合も電気的に接続されることが無く、常に絶縁された状態にある。従って、負荷(6)のマイナス側を大地に接地することができ、あるいは負荷(6)のマイナス側に触れても感電する危険が無いため、他の電気機器と自由に接続することができるようになり、使用範囲が飛躍的に広がる。これが本発明の最も重要な主旨である。
以上の説明から明らかなように、本発明による電源装置用絶縁回路は、大きな容積を占める電源トランスを使用することなく、交流電圧を直流電圧に変換し、且つ交流電源側と負荷側を電気的に絶縁することができる。また、磁気誘導現象を全く利用しないで電力を伝えているので電磁波ノイズの発生がなく、従って他の隣接する回路に誤動作を引き起こすことがなく、人体にも無害である。さらに、本発明による電源装置用絶縁回路を用いた電源装置は、磁性筐体で完全にシールドする必要がないので、小型、軽量化およびコストダウンに大きな効果があり、小型で軽量な電源装置を安価に提供することができる。
本発明による電源装置用絶縁回路の第1の実施例を示す回路図である。 本発明による電源装置用絶縁回路の第1の実施例における電流i1の流れを示す回路図である。 本発明による電源装置用絶縁回路の第1の実施例における電流i2および電流i3の流れを示す回路図である。 本発明による電源装置用絶縁回路の第1の実施例における電流i1および電流i4の流れを示す回路図である。 本発明による電源装置用絶縁回路の第2の実施例を示す回路図である。 本発明による電源装置用絶縁回路に使用されるゲートコントロール信号のタイムチャートを示す図である。
符号の説明
1 電源装置用整流回路
2 第1のコンデンサー
3 第1のスイッチ回路
4 第2のコンデンサー
5 第2のスイッチ回路
6 負荷
7 MOSFET
8 阻止ダイオード
9 第3のコンデンサー
10 交流電源
11 整流ダイオード
12 ゲートコントロール回路
13 インバーター
14 第1のパルス幅伸縮回路
15 第1の閉回路
16 第2の閉回路
17 第3の閉回路
18 第4の閉回路
19 発振回路
20 第2のパルス幅伸縮回路

Claims (2)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換する整流回路(1)と、前記整流回路(1)から供給される直流電流に残存する脈流成分を低減する第1のコンデンサー(2)と、前記第1のコンデンサー(2)から供給される直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第1のスイッチ回路(3)と、前記第1のスイッチ回路(3)から供給される電流を蓄積する第2のコンデンサー(4)と、前記第2のコンデンサー(4)から供給される直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第2のスイッチ回路(5)と、前記第2のスイッチ回路(5)から供給される電流を保持するとともに負荷(6)側に放出する第3のコンデンサー(9)と、ONとなる時間がOFFとなる時間よりも短く設定された方形波によって構成されるコントロール信号φ1、および前記コントロール信号φ1と相補的にONするとともにON時間がOFF時間よりも短く設定されたコントロール信号φ2を生成するゲートコントロール回路(12)を備え、前記コントロール信号φ1により前記第1のスイッチ回路(3)の開閉を行い、前記コントロール信号φ2により前記第2のスイッチ回路(5)の開閉を行う電源装置用絶縁回路において
    前記第1のスイッチ回路(3)は、ソース端子同士が接続された少なくとも2個のMOSFET(7)により構成された2組のスイッチ(S1,S2)を、前記第1のコンデンサー(2)と前記第2のコンデンサー(4)のプラス側の各端子間及びマイナス側の各端子間に各々接続して成り、
    前記第2のスイッチ回路(5)は、ソース端子同士が接続された少なくとも2個のMOSFET(7)により構成された2組のスイッチ(S3,S4)を、前記第2のコンデンサー(4)と前記第3のコンデンサー(9)のプラス側の各端子間及びマイナス側の各端子間に各々接続して成り、
    前記第1のスイッチ回路(3)の前記各スイッチ(S1,S2)の各MOSFET(7)のゲート端子には前記ゲートコントロール回路(12)の前記コントロール信号φ1が入力し、前記第2のスイッチ回路(5)の前記各スイッチ(S3,S4)の各MOSFET(7)のゲート端子には前記ゲートコントロール回路(12)の前記コントロール信号φ2が入力して成ることを特徴とする電源装置用絶縁回路。
  2. 交流電圧を直流電圧に変換する整流回路(1)と、前記整流回路(1)から供給される直流電流に残存する脈流成分を低減する第1のコンデンサー(2)と、前記第1のコンデンサー(2)から供給される直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第1のスイッチ回路(3)と、前記第1のスイッチ回路(3)から供給される電流を蓄積する第2のコンデンサー(4)と、前記第2のコンデンサー(4)から供給される直流電流のプラス側とマイナス側を同時に開閉する第2のスイッチ回路(5)と、前記第2のスイッチ回路(5)から供給される電流を保持するとともに負荷(6)側に放出する第3のコンデンサー(9)と、ONとなる時間がOFFとなる時間よりも短く設定された方形波によって構成されるコントロール信号φ1、および前記コントロール信号φ1と相補的にONするとともにON時間がOFF時間よりも短く設定されたコントロール信号φ2を生成するゲートコントロール回路(12)を備え、前記コントロール信号φ1により前記第1のスイッチ回路(3)の開閉を行い、前記コントロール信号φ2により前記第2のスイッチ回路(5)の開閉を行う電源装置用絶縁回路において
    前記第1のスイッチ回路(3)のプラス側のスイッチ(S1)は、少なくとも1個の阻止ダイオード(8)のカソード端子と少なくとも1個のMOSFET(7)のソース端子を接続して構成され、前記スイッチ(S1)を、前記第1のコンデンサー(2)と前記第2のコンデンサー(4)のプラス側の各端子間に設け、前記スイッチ(S1)の前記MOSFET(7)のドレイン端子を前記第2のコンデンサー(4)のプラス側の端子に接続し、前記阻止ダイオード(8)のアノード端子を前記第1のコンデンサー(2)のプラス側の端子に接続して成り
    前記第1のスイッチ回路(3)のマイナス側のスイッチ(S2)は、少なくとも1個の阻止ダイオード(8)のアノード端子と少なくとも1個のMOSFET(7)のソース端子を接続して構成され、前記スイッチ(S2)を、前記第1のコンデンサー(2)と前記第2のコンデンサー(4)のマイナス側の各端子間に設け、前記スイッチ(S2)の前記MOSFET(7)のドレイン端子を前記第2のコンデンサー(4)のマイナス側の端子に接続し、前記阻止ダイオード(8)のカソード端子を前記第1のコンデンサー(2)のマイナス側の端子に接続して成り
    前記第2のスイッチ回路(5)のプラス側のスイッチ(S3)は、少なくとも1個の阻止ダイオード(8)のカソード端子と少なくとも1個のMOSFET(7)のソース端子を接続して構成され、前記スイッチ(S3)を、前記第2のコンデンサー(4)と前記第3のコンデンサー(9)のプラス側の各端子間に設け、前記スイッチ(S3)の前記MOSFET(7)のドレインを前記第3のコンデンサー(9)のプラス側の端子に接続し、前記阻止ダイオード(8)のアノード端子を前記第2のコンデンサー(4)のプラス側の端子に接続して成り、
    前記第2のスイッチ回路(5)のマイナス側のスイッチ(S4)は、少なくとも1個の阻止ダイオード(8)のアノード端子と少なくとも1個のMOSFET(7)のソース端子を接続して構成され、前記スイッチ(S4)を、前記第2のコンデンサー(4)と前記第3のコンデンサー(9)のマイナス側の各端子間に設け、前記スイッチ(S4)の前記MOSFET(7)のドレイン端子を前記第3のコンデンサー(9)のマイナス側の端子に接続し、前記阻止ダイオード(8)のカソード端子を前記第2のコンデンサー(4)のマイナス側の端子に接続して成り、
    前記第1のスイッチ回路(3)の前記各スイッチ(S1,S2)の各MOSFET(7)のゲート端子には前記ゲートコントロール回路(12)の前記コントロール信号φ1が入力し、前記第2のスイッチ回路(5)の前記各スイッチ(S3,S4)の各MOSFET(7)のゲート端子には前記ゲートコントロール回路(12)の前記コントロール信号φ2が入力して成ることを特徴とする電源装置用絶縁回路。
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