JP3595000B2 - シールキャップ装着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ガスボンベに自動的にガス充填を行なう工程においてガス充填後にガスボンベのバルブ口にシールキャップを装着して封印をするシールキャップ装着装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
プロパンガスなどのガスボンベへの充填は、自動ガス充填機により行なわれている。自動ガス充填機は、ガスボンベを間欠的に搬送しながらガスを充填をするが、その後バルブ口にシールキャップを装着して封印がされる。従来は、このシールキャップの装着作業は、バルブキャップの着脱作業と共に手作業により行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したような従来の方法には次のような課題があった。
すなわち、ガスボンベのバルブ口にシールキャップを装着する作業は、軽度の作業ではあるが、ガスボンベはいわゆるバッチ処理ではなく自動ガス充填機から一定の時間をおいて一定の間隔で搬送されてくるので、他の作業との兼務が難しい。従って、作業効率が悪く、人件費が高くつくという課題がある。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記課題を解消するもので、ガス充填後にガスボンベのバルブ口にシールキャップを装着する作業を機械化し、省力化を図り、採算性を向上させることを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
すなわち、本発明は、
ガスボンベのバルブ口にシールキャップを装着するシールキャップ装着装置であって、
シールキャップをピックアップ位置に所定の向きで設定する位置設定手段と、
シールキャップをガスボンベのバルブ口に装着する装着手段と、
ピックアップ位置にあるシールキャップをピックアップして上記装着手段へ移送する移送手段と、
上記装着手段によるバルブ口へのシールキャップの装着方向及び装着高さが、バルブ口の軸方向及び軸高さと合うように設定する軸設定手段と、
を備えており、
軸設定手段は、
昇降する昇降基台に設けられ、芯出し時に位置設定カップをバルブコック上面と当接させ高さの設定を行う基軸と、
基軸に回転自在に取り付けてある回転体と、
回転体に昇降自在に取り付けてある昇降アングルと、
昇降アングルに設けてあり挟持アームでバルブ口を両側から挟むことにより、バルブ口の軸線と、装着手段のエアシリンダーのシールキャップを嵌め込むシリンダーロッドの軸線の高さが同じになるよう補正する位置決め装置と、
を備えていることを特徴とする、
シールキャップ装着装置である。
【0006】
【作用】
シールキャップ装着装置の位置設定手段により、シールキャップがピックアップ位置に所定の向きで設定される。
ピックアップ位置にあるシールキャップは移送手段によりピックアップされて装着手段へ移送される。
軸設定手段により、ガスボンベのバルブ口へシールキャップを装着するときのシールキャップの装着方向及び装着高さが、バルブ口の軸方向及び軸高さと合うように設定される。
装着手段により、シールキャップがガスボンベのバルブ口に装着される。
このように、シールキャップのピックアップ位置設定、移送、軸設定、装着が機械化でき、省力化が図れる。
【0007】
【実施例】
本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1はシールキャップ装着装置を示す概略正面図、図2(a)は概略側面図、図2(b)はドラムの回転送り装置を示す説明図、図3は図1の要部拡大図、図4は図2の要部拡大図、図5(a)はシールキャップの引っ掛り状態を示す正面図、図5(b)はその下面図、図6(a)はシールキャップのすり抜け状態を示す正面図、図6(b)はその下面図、図7は位置決め装置を示す概略上面図、図8は位置決め装置の高さ調整部の説明図、図9はシュート下部の構造を示す要部斜視図である。
【0008】
符号Aはシールキャップ装着装置で、位置設定手段であるシールキャップ設定装置1と、移送手段であるシールキャップ移送装置2と、軸設定手段を構成する昇降装置3及び軸設定装置4と、装着手段であるシールキャップ嵌込装置5を備えている。
【0009】
(1)シールキャップ設定装置
9はフレームで、支柱フレーム91を有し、その上部には台フレーム92が水平に設けてある。シールキャップ設定装置1は台フレーム92に取り付けられている。
シールキャップ設定装置1は選別ドラム10を備えている。選別ドラム10は円筒型のドラム101と、その両端部に取り付けてある側板102、103により構成されている。側板102、103は同じ直径を有しており、ドラム101の外径よりやや径大に形成してある。側板102の中央部にはシールキャップ7を投入するための円形の投入孔104が設けてある。また、側板103の中央部にも投入孔104よりやや径大の通孔105が設けてある。
【0010】
台フレーム92の長さ方向の両端部寄りには支持台具94、94が立設してある。支持台具94、94は中央部分が円弧状に凹むように形成してあり、各支持台具94、94の両端部の頂部には支持ローラ95、95が取り付けてある。そして、選別ドラム10は側板102、103を各支持台具94、94の支持ローラ95、95に載置して回転可能に支持されている。
【0011】
また、ドラム101の外周部の側板102寄りには、全周にわたり回転制御盤11が設けてある。回転制御盤11は円環板状で、回転制御盤11のうち側板102に対面する面側には係合ピン110が設けてある。係合ピン110は回転制御盤11の面と直角に、回転制御盤11の全周にわたり当間隔で十六個設けてある。
【0012】
ドラム101の外周部の回転制御盤11よりもやや側板103側には全周にわたり受圧盤12が設けてある。また、受圧盤12は押圧ローラ121が側方から所要の圧力で押圧するように密着させてある。押圧ローラ121は取着台具120を介して台フレーム92に軸方向を垂直にして回転可能に取り付けてある。
これにより、ドラム101は回転時において適度な抵抗を備えており、僅かな外力で容易に回転することはない。
【0013】
台フレーム92には台板93が水平方向に直交して設けてある。台板93にはエアシリンダーS1が並行に取り付けてある。エアシリンダーS1のロッドヘッドにはスライダー131が取り付けてある。スライダー131はエアシリンダーS1のシリンダーロッドと平行に設けてあるガイドロッド13にスライド可能に取り付けてある。
【0014】
スライダー131は回転制御盤11の係合ピン110と係合する位置にあり、図2(b)においてスライダー131が右へ移動するときには係合ピン110と係合せず、スライダー131が左方向へ移動するときには係合ピン110と係合してドラム101を回転させる。なお、スライダー131の一回の作動による係合ピン110の回転量は十六分の一回転である。
【0015】
ドラム101の内面のうち、側板103寄りには、全周にわたりシールキャップ係合ピン14が設けてある。シールキャップ係合ピン14は横方向に所要の間隔で設けられた二本を一組とし、周方向に当間隔で十六組が設けてある。シールキャップ係合ピン14はシールキャップ7をピックアップ位置P(図4に図示)に所定の向きで設定するためのもので、次に詳細を説明する。
【0016】
図5、図6を参照する。
符号7はシールキャップで、準剛性(弾性、可撓性、可曲性などを有し塑性変形を起こしにくい性質)の合成樹脂で形成されている。シールキャップ7は、円形の吸着面72と、吸着部72の周囲に形成してある堤部70と、堤部70の外周部に形成してあるフランジ部71とを備えている。
【0017】
上記シールキャップ係合ピン14の横方向の間隔は、堤部70の外径より若干広く、かつフランジ部71の外径より若干狭くなるように設定してある。なお、シールキャップ係合ピン14のドラム101内面からの突出高さは、吸着面72をドラム101内面側に向けて接面させた時にフランジ部71が当たらないように設定してある(図6参照)。
【0018】
つまり、図5に示すように、シールキャップ7が吸着面72を外へ向けた状態であれば、ドラム101内面にフランジ部71が接面するので、シールキャップ係合ピン14の間に入った時にフランジ部71がシールキャップ係合ピン14に当たって通り抜けることができない。これに対し、吸着面72をドラム101内面側に向けた状態であれば、フランジ部71はシールキャップ係合ピン14に引っ掛らず、堤部70はシールキャップ係合ピン14間を通り抜ける。
【0019】
従って、シールキャップ7は図5に示すように吸着面72を外側に向けた状態でないとシールキャップ係合ピン14に引っ掛ることがなく、これによりシールキャップ7の表裏方向の選別がなされる。
そして、ドラム101内の空間部に多数のシールキャップ7を入れてドラム101を所定の方向に回転させれば、シールキャップ7は上記したように逐次選別される。この選別によりシールキャップ係合ピン14間に引っ掛ったシールキャップ7はドラム101の回転に伴いピックアップ位置P(図4に図示)に送られる。
なお、ドラム101の内壁には、投入される多数のシールキャップ7をドラム101の回転に伴いシールキャップ係合ピン14側へ寄せる送り条109が所要数設けてある。
【0020】
(2)シールキャップ移送装置
シールキャップ移送装置2は移送管25を有している。移送管25は台フレーム92の基部に立設してあるL状の支持フレーム96に一端側を固着して取り付けてある。移送管25は、図1に示すように固着側の端部を最高点とし、他端側を斜め下方に傾斜させて取り付けてある。
移送管25は断面四角形の筒状に形成してあり、内部にはシールキャップ7が転がり落ちる通路26が設けてある。移送管25の固着側の端部側面には、後述するエアシリンダーS2によりシールキャップ7を入れ込むための円形の入込口251が設けてある。
【0021】
また、移送管25の他端部下面には、後述する軸設定装置4のシールキャップシュート45にシールキャップ7を投下する投下口252が設けてある。
移送管25のうち、投下口252寄りの上面には停止装置29が取り付けてある。停止装置29には、作動時に通路26側へ突出するストッパーロッド290を有している。ストッパーロッド290が突出することにより通路26内部を転がり落ちるシールキャップ7を停止させることができる。
【0022】
また、支持フレーム96上部には、所要長さのロッドレスシリンダー20が水平に取り付けてある。ロッドレスシリンダー20はガイドロッド21を備えている。ロッドレスシリンダー20の一端側は上記側板103の通孔105からドラム101の内部に導入され、上記シールキャップ係合ピン14の位置をやや超える位置まで延出してある。ロッドレスシリンダー20の他端側は上記移送管25の入込口251の位置をやや超える位置まで延出してある。
【0023】
ガイドロッド21には、エアの操作によりガイドロッド21に沿ってスライドするスライダー22が取り付けてある。スライダー22下部には、エアシリンダーS2がガイドロッド21と平面視において直角になるように取着具23を介して取り付けてある。エアシリンダーS2は図2に示すようにロッドヘッドを斜め下方へ向けて取り付けてある。
【0024】
シリンダーロッドの軸方向は、図4でみた場合、ドラム101の直径方向と同じになるよう形成してある。また、ロッドヘッドにはエアの操作によりシールキャップ7の吸着及び吸着解除ができる吸着部24が設けてある。
エアシリンダーS2のロッドヘッドが伸びたときの吸着部24は、エアシリンダーS2の一方の停止部において、ピックアップ位置Pのシールキャップ係合ピン14に対応し、他方の停止部において移送管25の入込口251に対応している。
【0025】
(3)昇降装置
台フレーム92の上部には台フレーム92とは反対方向に台フレーム97が水平に設けてある。台フレーム97には軸設定手段を構成する昇降装置3が設けてある。
昇降装置3は、台フレーム97に水平に設けてある基台30を有している。基台30には、エアシリンダーS3がロッドヘッドを下へ向けて垂直に取り付けてある。基台30のエアシリンダーS3両側にはガイド管31、31が立設してある。エアシリンダーS3のロッドヘッドには昇降基台33が固定してある。昇降基台33の上面にはスライドロッド32、32が立設してあり、スライドロッド32、32はガイド管31、31にスライド可能に挿通してある。
【0026】
(4)軸設定装置
昇降基台33の下面には、軸設定装置4を構成する遊動盤40が取り付けてある。遊動盤40は水平方向における全方向へ一定の範囲内で遊動可能に取り付けてある。遊動盤40の中心部には、基軸41が下方へ向けて垂設してある(図4参照)。基軸41の下部には位置設定カップ42が固定してある。
【0027】
位置設定カップ42は下部の開口側が広がった鉢状であり、後述するバルブコックV1に上から被せたときに、位置設定カップ42の内壁面がバルブコックV1の外周面に当接することにより基軸41の芯出しができるようにしてある。また、基軸41下端部は位置設定カップ42の取り付け部から更に下方へ突出して設けてあり、上記芯出し時にバルブコックV1上面と当接し、高さの設定が同時に行なわれる。
【0028】
基軸41には回転体410が回転自在に取り付けてある。回転体410の常態における回転方向の静止位置は、付勢手段(図示省略)によって、ほぼ図4に示す位置になるようにしてある。
回転体410の外面のうち、図4において左側には吊設アングル411が取り付けてある。吊設アングル411は折曲されて下部側を外側へ広げて形成してある。吊設アングル411の下端部には、両側端部が内側へ折曲された平面視U字状のアーム板412が取り付けてある。アーム板412の両端部には、ロッドヘッドを互いに向かい合わせにしてエアシリンダーS4、S5が取り付けてある。各ロッドヘッドには軸を垂直にした押圧ローラ413、414が設けてある。
【0029】
回転体410のうち上記吊設アングル411と反対側の外面には昇降アングル43が昇降スライド装置430を介し、垂直方向へ昇降自在に取り付けてある。昇降アングル43は、バネなどの付勢手段(図示省略)により上方へ付勢してあり、常態においてはシールキャップ7を装着する際の昇降アングル43の高さよりやや高い位置にあるように設定してある。
昇降アングル43の下端部には基台431が水平に取り付けてある。基台431の内側端部にはシールキャップシュート45が立設してある。
【0030】
シールキャップシュート45は上部開口側がやや広がって形成された断面形状四角形の筒状で、下端部は図9に示す構造となっている。
即ち、シールキャップシュート45の下端部には底板453が設けてあり、内側壁には逆U字形の通孔450が設けてある。また、外側壁には通孔450と対向する位置に円形の押込孔451が設けてある。
なお、通孔450の円形部の直径はシールキャップ7より若干径小に形成してあり、一定の外力がシールキャップ7に加わらない限り、シールキャップ7は通路26の外へ落ちることはない。
【0031】
基台431上面の外側端部には、ほぼ半円形の協動ギヤ446、447が軸440、441を垂直方向にしてギヤ部をかみ合わせて設けてある(図7参照)。協動ギヤ446、447には、先部が水平方向で直角に折曲してある挟持アーム442、443が取り付けてある。挟持アーム442、443の先端部には図8に示すように、ほぼL字状の切欠部448、449が形成してある。切欠部448、449はバルブ管口V3を両側から挟むことにより、高さが補正される。
【0032】
また、挟持アーム442、443の基部には外側へ向けてアーム444、445が形成してある。アーム444、445の先端部にはエアシリンダーS6が取り付けてある。エアシリンダーS6のロッドヘッドはアーム444に軸着してあり、エアシリンダーS6の基部はアーム445に軸着してある。この構造によると、エアシリンダーS6の作動により挟持アーム442、443は同じ回動角で協動する。
【0033】
(5)シールキャップ嵌込装置
シールキャップ嵌込装置5はエアシリンダーS7を有している。エアシリンダーS7は基台431の下面に取着具50を介し水平に取り付けてある。エアシリンダーS7はシリンダーロッドの軸線を上記シールキャップシュート45の押込孔451と通孔450及び上記挟持アーム442、443の切欠部448、449の中心軸に対応させてある。また、そのロッドヘッドには押込孔451と通孔450を通過可能な押し出しヘッド51が取り付けてある。また、押し出しヘッド51の先部直径は、シールキャップ7の吸着面72に嵌入できるように設定してある。
【0034】
(作 用)
図1ないし図9を参照してシールキャップ装着装置Aの作用を説明する。
▲1▼ 投入孔104からドラム101内部に多数のシールキャップ7を投入し、エアシリンダーS1を作動させてドラム101を十六分の一回転ずつ間欠回転させる。シールキャップ7はドラム101の回転に伴い送り条109の作用によりシールキャップ係合ピン14側に寄せられる。シールキャップ7は吸着面72を外に向けた状態(図5(a)に示す状態)でシールキャップ係合ピン14間に引っ掛り、ピックアップ位置Pに送られる。
なお、シールキャップ7がシールキャップ係合ピン14間に引っ掛るのはドラム101が一回転する間、すなわち十六回間欠回転する間に数回である。
【0035】
▲2▼ シールキャップ装着装置Aの運転開始時には、エアシリンダーS2はピックアップ位置Pに対応する位置(図1参照)にあり、ピックアップ位置Pにシールキャップ7が送られてくるまで待機している。
ピックアップ位置Pにシールキャップ7が送られてきたらセンサ(図示省略)が感知し、これによりエアシリンダーS2が作動し、シリンダーロッドを伸ばして吸着部24によりシールキャップ7を吸着する。シールキャップ7を吸着したらシリンダーロッドを引き込み、スライダー22が移送管25側へ移行し、入込口251に対応する位置に停止する。
【0036】
▲3▼ エアシリンダーS2はシリンダーロッドを伸ばし、入込口251から通路26内にシールキャップ7を入れ込んだら吸着部24による吸着が解除され、シールキャップ7は通路26内を転がり落ちる。
▲4▼ エアシリンダーS3のシリンダーロッドは引き込まれており、昇降基台33は上昇している。シールキャップシュート45の上部開口部は移送管25の投下口252の直下に位置しており、シールキャップ7は投下口252からシールキャップシュート45へ投下され、底板453に当たって停止する。
【0037】
▲5▼ 昇降装置3、軸設定装置4の下方の所定の位置にガスボンベBが送られてくると、エアシリンダーS3が作動し、シリンダーロッドが伸びて昇降基台33と軸設定装置4が下降する。位置設定カップ42がバルブコックV1に被さり、遊動盤40の作用により基軸41の軸線が補正され、バルブコックV1の軸線と合致する。また、軸設定装置4の高さが仮決めされる。
▲6▼ アーム板412のエアシリンダーS4、S5が作動し、シリンダーロッドが伸びて押圧ローラ413、414でバルブ管V2を両側から挟む。これにより、エアシリンダーS7のシリンダーロッドの方向がバルブ管口V3の軸方向と平面視において合致するように補正される。
【0038】
▲7▼ エアシリンダーS6はシリンダーロッドを伸ばした状態、すなわち挟持アーム442、443を開いた状態で待機しており、上記▲6▼の作動後に、エアシリンダーS6が作動し、挟持アーム442、443が閉じて、バルブ管口V3を両側から挟む。これにより、図8に示すように、バルブ管口V3の軸線と、挟持アーム442、443の中心軸と、シールキャップシュート45の通孔450、押込孔451の軸線と、エアシリンダーS7のシリンダーロッドの軸線の高さとが同じになるよう補正される。
【0039】
▲8▼ エアシリンダーS7が作動し、ロッドヘッドの押し出しヘッド51が通孔450、押込孔451を突き抜け、シールキャップ7を通路26から押し出し、バルブ管口V3に押し込んで装着する。
▲9▼ 上記順序と逆の順序で各部は初期状態に戻り、ガスボンベBは次工程へ送られ、新たなガスボンベBが搬送されてくる。
【0040】
上記▲3▼の工程において、シールキャップ7の供給が早く行なわれて、軸設定装置4が作動中に通路26内に送られてきたら、移送管25上部の停止装置29が作動してストッパーロッド290により、転がってきたシールキャップ7を停止させる。そして、軸設定装置4によるシールキャップ7の装着が終了し、軸設定装置4が上昇してきたら、ストッパーロッド290によるシールキャップ7の停止が解除されて、シールキャップ7は投下口252からシールキャップシュート45へ投入され、上記▲4▼〜▲9▼の工程が行なわれる。
【0041】
なお、ストッパーロッド290によりシールキャップ7が停止されている間はエアシリンダーS2はピックアップ位置Pに対応して停止しているが、ドラム101はピックアップ位置Pにシールキャップ7が送られるまで、間欠回転が行なわれる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0042】
【発明の効果】
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
すなわち、ガス充填後にガスボンベのバルブ口にシールキャップを装着する作業を機械化しているので、省力化が図られ、採算性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シールキャップ装着装置を示す概略正面図。
【図2】(a)は概略側面図、(b)はドラムの回転送り装置を示す説明図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】図2の要部拡大図。
【図5】(a)はシールキャップの引っ掛り状態を示す正面図、(b)は下面図。
【図6】(a)はシールキャップのすり抜け状態を示す正面図、(b)は下面図。
【図7】位置決め装置を示す概略上面図。
【図8】位置決め装置の高さ調整部の説明図。
【図9】シュート下部の構造を示す要部斜視図。
【符号の説明】
A シールキャップ装着装置
1 シールキャップ設定装置
2 シールキャップ移送装置
3 昇降装置
4 軸設定装置
5 シールキャップ嵌込装置

Claims (1)

  1. ガスボンベのバルブ口にシールキャップを装着するシールキャップ装着装置であって、
    シールキャップ(7)をピックアップ位置に所定の向きで設定する位置設定手段(1)と、
    シールキャップ(7)をガスボンベ(B)のバルブ口(V3)に装着する装着手段(5)と、
    ピックアップ位置にあるシールキャップ(7)をピックアップして上記装着手段(5)へ移送する移送手段(2)と、
    上記装着手段(5)によるバルブ口(V3)へのシールキャップ(7)の装着方向及び装着高さが、バルブ口(V3)の軸方向及び軸高さと合うように設定する軸設定手段(3)(4)と、
    を備えており、
    軸設定手段 (3)(4) は、
    昇降する昇降基台 (33) に設けられ、芯出し時に位置設定カップ (42) をバルブコック (V1) 上面と当接させ高さの設定を行う基軸 (41) と、
    基軸 (41) に回転自在に取り付けてある回転体 (410) と、
    回転体 (410) に昇降自在に取り付けてある昇降アングル (43) と、
    昇降アングル (43) に設けてあり挟持アーム (442,443) でバルブ口 (V3) を両側から挟むことにより、バルブ口 (V3) の軸線と、装着手段のエアシリンダー (S7) のシールキャップ (7) を嵌め込むシリンダーロッドの軸線の高さが同じになるよう補正する位置決め装置 (44) と、
    を備えていることを特徴とする、
    シールキャップ装着装置。
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