JP3594979B2 - 核酸材料の増大及び検出用収納装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、収容された条件のもとで液体を処理するのに用いられ、分析物の検知と廃棄液体の収集とを含んでいる、収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば可撓の袋状物を用いて収納装置の中でPCR又はその他のDNAの増大を行うことが知られている。このような技術はヨーロッパ特許公開第381,501号に記載され、目標物と試薬との流れが検知室を通って進み末端が閉じた廃棄物用区画室の中に入るようにしている。
【0003】
このような装置は非常に有効であるが、行き止まりの廃物用区画室を使用するため時には問題が生じる。すなわち、入って来る流れから十分な背圧が生じ検知室で必要とされる引き続いての反応を妨げるようになる。例えば、背圧は、検知室を、目標物を固定するのに用いられるビードがそれ自体移動されるようになる個所に押しつける傾向がある。
【0004】
行き止まりの廃物室によって生じた背圧に対する最も自明な解決方法はこの廃物室を大気に通気させることである。しかし、これはPCR装置の第1の原理、すなわち増大された生産物を収納した状態に維持することに反するので、受け容れられないことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、最適な結果を妨げるような背圧が廃物区画室によって生じることのないのを保証することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明者は上記の問題をなくする収納装置を構成した。
【0007】
さらに詳細には、上記の目的は本発明の1つの態様によれば、核酸材料を増大し検出するのに用いる収納装置によって、達成される。この装置は、核酸材料を増大するための試薬を備えた反応区画室と、検出箇所と、流体を反応区画室から検出箇所へと流す流動手段と、増大された核酸材料の箇所で検出を行う試薬と、検出箇所の下流側にあってこの検出箇所と流体が連通し検出箇所を通過した後に試薬と材料を受け入れる廃物用区画室とを具備し、廃物用区画室と検出箇所と試薬の全てが、核酸材料の漏出がないよう試料の挿入後にシールすることのできる構造によってこの装置の内部に閉じ込められ、廃物用区画室が、少なくとも一方の壁に双安定構造を有するよう折り込み線が設けられている向き合った壁を具備し、前記構造の一方は、少なくとも1つの壁が向き合う壁の他方の近くで折りたたまれ前記構造の他方は少なくとも一方の壁が他方の向き合う壁からさらに離れるよう拡張され、それにより廃物区画室の中の圧力の形成が少なくとも一方の壁の一方の構造から他方の構造への移動により軽減されるようにしている。
【0008】
【実施例】
本発明はある好適な実施態様に関して以下に記載されるが、1つの特定の可撓性の装置はDNAの増大と検出のための処理装置によって扱われる。さらに、本発明はこの装置及び/又は処理装置の特別の構造とは無関係に、また検出箇所からの液体を受け入れその中に背圧の形成されるおそれのあるような廃物用区画室が存在する限りこの装置が水平で処理されるか傾斜して処理されるかに関係なく、有用である。
【0009】
さらにまた、この装置は、その液体の内容物に関係なく有用であり、−すなわち、本発明は反応が密閉した装置の中に封じ込められる限り何らの特別の化学作用もしくは反応に関係なく又は特別の化学作用もしくは反応を必要としない。したがって、本発明は検出室で起きる特定の液体反応には関係がなくまた核酸材料の検出のみに限定されるものではない。
【0010】
図1に示されるように、本発明にとって有用な反応キュベット10が、通路21を介してPCR反応区画室26に接続する標本液体の患者からの押出しのための入口ポート22を有している。シール46が区画室26から流れ出るのを一時的に阻止する。シール46が破られた時、液体は通路44を経て検出室40に供給されるが、この検出室40は、好ましくは、区画室26からこれを通過する目標の分析物と結合しそれから他の試薬区画室から流入する試薬と結合する所定位置に固定されたビードを備えた箇所41を有している。他の区画室は区画室30,32,34及び任意に追加した区画室36であり、それぞれが通路48,50及び52を経て室40に通じている。これら通路の各々は一時的に56でシールされ、そして適当な試薬液体(またできれば残留空気)を収容している。
【0011】
全区画室に有用な化学薬品と箇所41との詳細は上記のヨーロッパ特許公開第381,501号にさらに詳細に説明されている。しかしヨーロッパ特許公開第381,501号の時から必要な区画室の数は簡略化されている。
したがって、区画室26,30,32及び34は好ましくは、次のようになっている。
【0012】
区画室26は、使用者によって後で加えられる患者の液体の他に、一時的なシール25によって所定位置に保持された、PCR増大に必要とされる全ての公知の試薬を含むことができる。これは結合用の対部材の一方の部材に結合されるプライマーを含み、前記対部材の他方の部材は以下に記載される区画室30において明らかとなる。プライマーに付着される結合部材の有用な一例はビオチンである。(シール25は標本を押出すことにより押し破られる。)これに代え、試薬は標本と共に押出されそれによりシール25を省略することができる。
【0013】
区画室30は、好ましくは、アビジンのような結合対の一方の部材である錯化剤に結合された酵素を含み、前記結合対の他方の部材は上記のように反応区画室26の中の目標とされた分析物に結合される。したがって、区画室30における有用な試薬はストレプ−アビジン ホースラディッシュ ペロキシダーゼ(以下、ストレプ−アビジンHRPという)である。
【0014】
区画室32は好ましくは試薬のような洗浄液を含んでいる。
【0015】
区画室34は好ましくは単一の前駆物質と有用である任意の染料安定剤とを含んでいる。したがって、例えば、区画室34における有用な試薬溶液は区画室30の酵素にとって普通の物質であるロイコ染料の溶液である。
【0016】
残りの区画室36は好ましくはその通路と共に省略されるが、任意に付加することもできる。したがって、第2の洗浄が区画室34のロイコ染料を加える前に必要であったならば、その時はこの洗浄が区画室34によってもたらされロイコ染料が区画室36へと移動させることなどが行われる。
【0017】
区画室40は通路58を経て区画室42に通じている。区画室42は以下に記載されるように本発明が特に適用できる廃物収集区画室である。
【0018】
ローラ60は、各区画室を順次押し破り各区画室の内容物を検出室40に順次前進させるのに用いられる外部押圧手段の代表的な例である。ローラ60は幅“A”を有する通路62に沿って前進する。
【0019】
各押し破り可能な区画室のための出口部分の間の距離P1 ,P2 等は好ましくは等しくなっている。
【0020】
ポート22のシールは、米国特許第5,154,888号の第6図に教示しているように、図1のキュベットの左上方隅部を折り返すことによって、生じる。
【0021】
本発明によれば、廃物区画室42は、出口がないことによる背圧を生じることなく、区画室40の中の検出箇所を通って流れる過剰液体の全てを受け入れるようになっている。これは、区画室の大部分の内側表面積、すなわち全表面積の少なくとも51%をもたらす図2の対向側壁70,72(側壁80とは違って)を有する廃物区画室42を形成することによって、達成される。少なくとも壁72が双安定構造の壁72を得るのに十分な折り目74を有している。これらの折り目は対の対向する壁70,72の少なくとも一方に形成されその反対側の壁の平面より外にビードを突出させるようにする。これらの折り目とビードとは連続する閉じたループか又は大部分が閉じたループ、例えば折り目とビードが全周にわたって延びている場合に形成されるループの少なくとも50%を占めるように形成される。さらに、折り目とビードは廃物区画室の周縁に配するか又はこの周縁の直ぐ内側に配する。
【0022】
図1に示されるように、折り目74は、最も好ましくは図1の形状を描く、その周縁の内側の側壁80により決まる区画室42の全体形状と一致する閉じたループを形成する。壁80は図2の壁70と72を連結し通路58に通じるのを除き区画室のシールされた容器を形成する。図示のように、この形状はほぼ矩形である。他の形状も容易に考えられる。
【0023】
双安定構造は容易にわかる。最初に、壁72が実線で示されるように折られそれにより壁70に近づく。しかし液体が区画室42の中に移動するにしたがって、壁72は折り目74に沿い外側に向って弾発し仮想線の位置を占め、そのため発生した背圧を全て軽減する。実際に、背圧は最初壁72を外側に向って弾発させるのに十分な高さに達しこの位置で区画室42内の圧力はさらに液体が入って来るまで負圧となる。
【0024】
任意に、1つより多い折り目を設け(図示しない)例えば壁のさらに大きな拡張を可能にする同心形状が得られるようにし、例えば、線74の内側にもう1つの折り目を有し同心の矩形を描くようにすることができる。
【0025】
任意に、膨張パッド90が設けられ、このパッドが濡らされた時膨張するようにし、壁70に対して最も離れた外側位置に押圧壁72を動かすのをさらに助けるようにする。このようなパッドは任意の普通のスポンジ、例えば商業的に入手可能な圧縮された状態に乾燥されたセルローススポンジとすることができる。
【0026】
図3のもう1つの他の実施態様として、廃物区画室の両方の壁が折り目を有しそれにより両方の壁が双安定構造を有することができるようになっている。上記した部分と同一の部分は付加符号“A”を付した同一番号がつけられている。
【0027】
したがって、廃物区画室42Aは壁70Aが壁72Aの折り目74Aと同様な折り目74A′を有している点を除き、図2の実施態様のように構成されている。実線の位置は勿論2つの壁が近づく折り込まれた形状であり、これに対し仮想線の位置は両方の壁が相互に離れる拡張された形状である。より大きな拡張が両方の壁がこのように設けられている時に可能となる。前記のように、任意のパッド90Aが好ましくは壁70A又はもしあれば壁72Aの一方又は他方に接着されて設けることができる。
【0028】
通路44,48,50及び52によって形成される経路は図示するまでもなく、またローラ60の経路から遠く離れるよう延出する必要もない。これに代え、通路はその長さの大部分(少なくとも半分)が図4のローラの経路62の範囲内にあるように配置することができる。すでに説明した部分と同様の部分は区別するための付加符号“B”が付された同一番号がつけられている。
【0029】
したがって、カセット10Bは入口ポート22Bと通路44B,48B,50B及び52Bを備える前記した実施態様の区画室26B,30B,32B,34B,36B,40B及び42Bの全てとを有し、上流側の区画室を区画室40Bと42Bに接続する流動手段を提供する。廃物区画室42Bは折り目74Bを有し少なくとも壁72Bを外側に向って弾発し背圧を軽減するようにしている。しかし、上記の実施態様と異なり、通路48Bと50Bとは、平行に延びまた区画室26Bからの流動手段をもたらす通路44Bの経路に密接する大部分の経路を有し、それにより幅“A”の経路62Bに沿ってローラが圧力を加えることによりローラがある箇所で指示された通路をその長さの少なくとも半分に沿って圧縮するようになっている。ローラによるこの適用範囲は各関連の通路をからにするのをより確実に制御できるようにする。すなわち、ローラが地点“X”にまで達する通路44Bを含む各通路を挾みつけている限り、検出箇所への正しい分配を乱すようなこの通路の中への“逆流”が生じることがない。
【0030】
任意に、区画室30B,32B,34B及び36Bは側部充填ポート100が設けられ、それにより各区画室を線102の外まで充填することによって充填が行われ、空気を排除し、その後通常のように、液体を通って対向壁を104でヒートシールする。これは発生する液相反応を妨げるような、区画室40Bの中への外側ローラによる空気泡の押し込みがないことを保証する。
【0031】
しかし、図4の実施態様における各通路はその押し破り可能な区画室から区画室40Bの直ぐ上流側の他の通路と合流する場所までの実質的な長さを有している。これは各通路の供給部分である。これは必らずしもそのようにする必要はない。むしろ、区画室から他の通路との合流箇所までの通路の供給部分の長さが、図5の延出する押し破り可能な区画室の最大直径よりも小さい長さにまで最小にすることができる。前記した実施態様と同一の部分は付加符号“C”が付記された同一の番号がつけられている。
【0032】
したがって、カセット10Cは前記実施態様の入口ポート22Cと区画室26C,30C,32C,34C,40C及び42Cの全てとを、それぞれの通路44C,48C及び50Cと共に有し、上流側の区画室を区画室40Cと42Cに接続する流動手段を提供する。廃物区画室42Cは折り目74Cを有し少なくとも壁72Cが外側に向って弾発し背圧を軽減するようにしている。
【0033】
しかし、前記の実施態様とは異なり、各通路48Cと50Cとは通路44Cとの合流部を有し、各押し破り可能な貯蔵区画室からこの接合部までの通路の長さ“L”がその貯蔵区画室の最大寸法“D”よりも小さくなっている。(図示のように、この寸法は、区画室の涙滴形状により、区画室の将来の出口開口から次の上流側の区画室に最も近い反対側の地点までが測定される。)事実、最も好ましくは、“L”は各区画室について“D”の2分の1よりは小さくする。このような配置構造はさらに、貯蔵区画室の内容物を長さ“L”を通って排出するに先だつ上流側区画室から“L”の長さの通路の中への試薬の逆流を最小にする。これはしたがって望まれる区画室内よりはむしろ長さ“L”の通路内の試薬の間で生じる望ましくない副−反応を最小にする。
【0034】
前記のように、好ましくはローラの経路62Cは通路の経路長さの大部分を占める。
【0035】
任意に、空気抜き経路200が反応区画室26Cから袋状部のシールされた部分へと逆方向に、例えば袋状部の行き止まりの貯蔵領域202へと設けられ、通路21Cに沿うポート22Cからの標本の摂取を妨げるような背圧の形成されるのを最小にする。しかし、全ての流路と区画室におけるように、経路200もまた大気への漏れがないようシールされ汚染をひき起こすことのある増大された核酸材料の漏れに対する確実な封じ込めが得られるようにする。
【0036】
入口ポート22Cと通路200とは全て前記米国特許第5,154,888号に記載されているように、上記した実施態様と同様に隅部を折り返すことにより標本の押出しに続いて、好ましくは閉じられシールされる。
【0037】
双安定構造をもたらす廃物区画室の折り目が周縁の内側に間隔をあけて設けられること又はこの折り目が完全に閉じたループを形成することは必要ではない。これらに代わる構造が図6から8に示されており、上記の実施態様に対応する部分は付加符号“D”を付した同一番号がつけられている。
【0038】
したがって、図6の袋状部10Dは、廃物区画室42Dが図7Aにおいて対向壁72Dに折り目74Dを有し閉じたループを形成するようそれ自体が接合しない折り目又はビードを形成している点を除き前記した実施態様におけるように構成され、この折り目は内側に間隔をあけて配するよりはむしろ区画室の周縁にある。したがって、折り目74Dは、周縁の大部分である部分174と176に、又はこの部分174と176を共に接合するため折り目が延びている場合は閉じたループとなる部分の大部分に、形成される。(折り目74Dに適用される“大部分”は少なくとも約50%を意味するが、それはこれより少ない量では図7Aの壁72Dが図7Bのように液Lが流入した時外側に十分動くことができるとは考えられないからである。)
【0039】
液体が区画室42Dに入った時、壁72Dが結局は図7Aのその折りたたまれた形状又は位置から図7Bのその拡張された第2の形状又は位置へと、その双安定構造により突出する。図8の対向壁70Dに対して挾みつけシールされた壁72Dの部分178だけが拡がらないで残る。
【0040】
側壁80Dは流入する液体の影響を受けない。すなわち、前記の実施態様のように、側壁は図7Bに示されるもとの位置から側方に拡がることがなく、事実、180で対向壁70Dにシールされているので拡がることはできない。
【0041】
周縁の全て、例えば区画室42Dの図7Aの部分180が、図6と8の通路58Dを除きその位置で壁72Dを壁70Dにシールすることにより恒久的に閉じられるようシールされる。
【0042】
さらに他の例が図9に示されており、区別するための付加符号“E”を除き同一部分には同一の番号がつけられている。したがって、さきの実施態様のように、キュベット10Eは区画室の内側表面積の大部分を形成する対となった対向壁72Eの一方に折り目74Eを有する廃物区画室42Eを特徴としている。しかし、この場合折り目は横部材190と脚192及び194とからなるほぼ“H”形状のビード状の折り目を形成する。(L1 +4×L2 )に形成された折り目の直線状の部分は、折り目74Eが周縁を巡って閉じたループに形成された場合にできる部分の少なくとも約50%を占めるような大きさである。壁72Eの外側への拡がりは、もちろん、液体が区画室42Eに入った時横部材190に沿って最大となる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、収納装置の中の内容物が大気中に漏れることなく、行き止まりの廃物区画室が充填される時に背圧の形成されるのを最小にする行き止まりの廃物区画室を備えた収納装置の有利な構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成された装置の平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った破截断面図である。
【図3】他の実施態様の図2と同様な断面図である。
【図4】さらに他の実施態様の図1と同様の平面図である。
【図5】さらにまた他の実施態様の図1と同様の平面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施態様の図5と同様の破截平面図である。
【図7】図6のVII −VII 線に沿った、十分な液体が廃物区画室に入り折り目のつけられた対向壁が外側に拡がる前後を示す断面図で、Aは拡がる前を、Bは拡がった後を示すものである。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿った破截断面図である。
【図9】さらに他の実施態様の図6と同様な破截平面図である。
【符号の説明】
10…反応キュベット
21…通路
22…入口ポート
26…反応区画室
30,32,34,36…区画室
40…検出室
41…ビード箇所
42…廃物区画室
70,72…対向壁
74…折り目
Claims (1)
- 核酸材料を増大しまた検出するのに用いる収納装置であって、
核酸材料を増大するための試薬を備えた反応区画室と、
検出箇所と、
流体を前記区画室から前記検出箇所へ流す流動手段と、
増大された核酸材料を検出箇所で検出する試薬と、
検出箇所の下流側の、検出箇所に流体が連通するよう接続され検出箇所と全ての区画室とを通り過ぎた後の試薬と材料を受け入れる廃物区画室であって、標本の挿入後にシール可能で核酸材料の漏出を阻止する構造によって試薬が収納装置の内部に封じ込められている、廃物区画室、
とを具備し、
前記廃物区画室が廃物区画室の内側表面積の大部分をもたらす一対の対向壁を具備し、該対向壁の少なくとも一方に双安定構造とするための区画に沿った折り目が設けられ、双安定構造の一方の構造が、少なくとも一方の壁が前記対向壁の他方の壁の近くに折りたたまれた構造であり、他方の構造が、少なくとも一方の壁が他方の対向壁から離れるよう拡張された構造であり、
廃物区画室内での圧力の形成が、少なくとも一方の壁の一方の構造から他方の構造への移動によって軽減されるようにしている
核酸材料の増大と検出に用いる収納装置。
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