JP3591910B2 - Manufacturing method of cell barrier for plasma display panel - Google Patents

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    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like

Landscapes

  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、セル障壁により形成された複数の放電用空間を備えてなるプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと記す。)のセル障壁製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PDPのセル障壁製造方法としては、ガラス基板上にガラスペーストをスクリーン印刷法によりパターニングした後、焼成する方法が利用されているが、セル障壁に必要な高さを得るために、印刷と乾燥を例えば数十回繰り返すことによって積層した後に焼成することが行われている。また、その障壁形状の精度を向上させるために、ガラス基板上のセル障壁を設ける部分に油性高分子層を設けておく方法(特開平5−166460号公報)等も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来の製造方法では、製造装置が特殊ではなく工程が容易である反面、工程数が多くなる点、また、スクリーン印刷によるセル障壁の形状が焼成前に崩れ、しかも印刷の繰り返し回数が増えるにつれ形状精度が悪化する傾向があり、精巧さに劣る点などに問題がある。その結果、ディスプレイパネルの性能として、高精細な画像を得にくいという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記のような従来技術の欠点を解消し、さらに精度の良いセル障壁を、簡便で迅速に且つ安定して製造し得る、新たな製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のプラズマディスプレイパネルのセル障壁製造方法は、前面板と、複数の放電用空間を構成するセル障壁を備えた背面板とを互いに平行に対向するように配設してなるプラズマディスプレイパネルのセル障壁を製造する方法にいて、次の(A) 〜(D) よりなることを特徴とする。
(A) 断面が台形形状の多数のセル障壁からなるセル障壁部と逆凹凸形状に対応した樹脂層が基材に固着した賦形シートを得る賦形シート製造工程。
(B) ガラス基板表面にガラスペーストを塗布する塗布工程。
(C) ガラスペーストが塗布されたガラス基板にそのガラスペーストのビヒクルの溶剤が乾かないうちに賦形シートを圧接して賦形シートのシート凹部の中にガラスペーストを充填した後、シート凹部内に充填されたガラスペーストが乾かないうちに賦形シートを剥離して、ガラス基板表面上のガラスペーストをセル障壁形状に成形する成形工程。
(D) 成形されたガラスペーストを焼成する焼成工程。
【0006】
以下、本発明のプラズマディスプレイパネルのセル障壁製造方法について図面を参照しながら詳述する。
【0007】
本発明の製造方法は、先ず最初に、PDPセル障壁部の形状とは逆凹凸形状の賦形シートを製造する。賦形シートはフィルム基材上に、シート凹部を形成した電離放射線硬化性樹脂層を有し、このシート凹部がPDPセル障壁部形状と逆形状をなす鋳型である。
【0008】
図3は、この賦形シートの製造装置の一例を示す概念図である。ロール凹版4は多数のセル障壁からなるセル障壁部に対応した形状の版凹部41を有し、矢印方向に回転している。そこに、フィルム基材21が適宜移送手段により供給され押し圧ロール51でロール凹版に圧接され、ロール凹版に接触した状態で同期して搬送されて、剥離ロール52によりロール凹版から剥離されて搬送される。なお、押し圧ロール及び剥離ロールともロール凹版とのクリアランス調整等が可能となっている。
【0009】
このようなロール凹版4、フィルム基材21に対して、電離放射線硬化性樹脂3をロール凹版の少なくとも版凹部41に充填すべく適宜手段により供給する。同図では、電離放射線硬化性樹脂はロール凹版の下方から塗工装置6によりロール凹版に直接供給する。そして、フィルム基材をロール凹版に接触させるようにして、フィルム基材とロール凹版上の電離放射線硬化性樹脂をフィルム基材とロール凹版とで挟みながら、電離放射線照射装置7によってフィルム基材側から電離放射線を照射して、フィルム基材とロール凹版との間に介在している電離放射線硬化性樹脂を硬化させる。電離放射線硬化性樹脂は硬化することによって、フィルム基材に固着した状態の電離放射線硬化性樹脂層22となる。次に、剥離ロールによって、フィルム基材をロール凹版から剥離すると、電離放射線硬化性樹脂層はフィルム基材と共に剥離され、電離放射線硬化性樹脂層がセル障壁部以外の部分(放電空間)の形状を成し、電離放射線硬化性樹脂層によって形成されるシート凹部23がセル障壁部の形状を成す賦形シート2が得られる。
【0010】
ここで、目的とするセル障壁形状と、賦形シートのシート凹部、ロール凹版の版凹部の形状の関係を説明しておく。図2で(a)はロール凹版4とその版凹部41を、(b)は(a)のロール凹版から得られる賦形シート2とそのシート凹部23を、(c)は(b)の賦形シートから得られるセル障壁1を示す。そしてロール凹版はセル障壁部の形状に対応した版凹部を有する。すなわち、ロール凹版4の版凹部41とは直観的には凹んだ部分であり凹部空間とすれば、版凹部がセル障壁部以外の部分(放電空間)と同一形状であり、逆に言えば、版凹部以外の部分(凸部)がセル障壁部と同一形状である。一方、賦形シート2ではシート凹部23の凹部空間が、セル障壁部と同一形状となる。なお、平凹版から賦形シートを枚葉で作ることも可能であるが、説明の便宜上、図2(a)ではロール凹版の版面は平面化してある。
【0011】
上記したフィルム基材2としては、可撓性及び電離放射線透過性があるフィルムであれば良い。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、エチレン−酢酸エチレン共重合体、ポリビニルアルコール、等の樹脂からなるフィルムが挙げられる。中でも、加工適性、強度、コスト等の点を考慮した場合、特にポリエチレンテレフタレートフィルムが良い。
【0012】
なお、電離放射線硬化性樹脂の供給充填は、図3に示す如くロール凹版にロールコート法にて直接供給して行える他、Tダイ等のダイからロール凹版に直接供給したり、あるいは、フィルム基材がロール凹版に当接する前に、該フィルム基材上に予めロールコート法等にて塗布形成して供給してもよい。
【0013】
また、本発明で使用する電離放射線硬化性樹脂としては、電離放射線により架橋重合反応を起こし固体化するポリマー、プレポリマー、あるいはモノマーが用いられる。
具体的には、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル等の(メタ)アクリロイル基を有する化合物からなるラジカル重合系(ここで、(メタ)アクリロイルとはアクリロイル又はメタクリロイルを意味する。以下同様。)、エポキシ、環状エーテル、環状アセタール、ラクトン、ビニルモノマー、環状シロキサンとアリールジアゾニウム塩、ジアリールヨードニウム塩等との組み合わせからなるカチオン重合系、チオール基を有する化合物、例えば、トリメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリチオプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコールとポリエン化合物とからなる、ポリエン/チオール系等が使用できる。
【0014】
ラジカル重合系の(メタ)アクリレート化合物の単官能モノマーとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシブチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジベンジルアミノエチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソホニル(メタ)アクリレート、エチルカルビトルール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、テトラヒドロキシフルフリル(メタ)アクリレート、メトキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルハイドロゲンフタレート等が挙げられる。
【0015】
また、ラジカル重合系の多官能モノマーとしては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキシルジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA−ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリンポリエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、トリス(メタ)アクリロイルオキシエチルフォスフェート等で挙げられる。
【0016】
また、ラジカル重合系のプレポリマー、としては、例えば、アルキッド(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリブタジエン(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート類、不飽和ポリエステル等がある。
【0017】
これら(メタ)アクリロイル基を含む化合物の中でも特にアクリロイル基を含む化合物、すなわちアクリレートの方が重合反応速度が速い。そのため、電離放射線硬化性樹脂層を塗工形成する生産速度を重視する場合は、アクリレートの方がメタクリレートより好ましい。
【0018】
そして、ラジカル重合系の電離放射線硬化性樹脂としては、以上の化合物を必要に応じて、1種もしくは2種以上混合して用いる。
【0019】
ここで、紫外線による硬化の場合の光重合開始剤としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ジフェニルサルファイド、ジベンジルジサルファイド、ジエチルオキサイド、トリフェニルビイミダゾール、イソプロピル−N,N−ジメチルアミノベンゾエート等の1種もしくは2種以上を該電離放射線硬化性樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部の範囲で混合して用いることができる。
【0020】
ここで、該電離放射線硬化性樹脂を含む組成物中に、該電離放射線硬化性樹脂を溶解しその粘度等を調整し塗工適性を持たせるための溶剤として、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、エチルイソブチルケトン等のケトン類、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類等の1種又は2種以上を任意に混合して使用することもできる。
【0021】
電離放射線としては、可視光線、紫外線、X線、電子線等の電磁波又は粒子線が用いられる。実用上主に使用されるのは、紫外線又は電子線である。
紫外線源としては、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、ブラックライト、メタルハライドランプ等の光源が使用される。
【0022】
電子線源としては、コッククロフトワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器を用い、100〜1000keV、好ましくは、100〜300keVのエネルギーをもつ電子を照射するものを使用できる。
照射線量は、通常0.5〜30Mradである。
【0023】
なお、電離放射線の照射方法として、まず、紫外線を照射して電離放射線硬化性樹脂層を少なくとも表面が指触乾燥する程度以上に硬化させ、しかる後、電子線で完全硬化させることも可能である。
【0024】
以上のようにして得られた賦形シートを賦形型として、ガラス基板上に適宜手段により塗布された、PbO等からなるガラスフリット、耐熱顔料等を有機ビヒクルに分散してなるガラスペーストに対して、押し当ててガラスペーストを所望のセル障壁形状に成形することとなる。
【0025】
ガラスペーストをガラス基板に塗布する塗布工程における塗布手段としては、Tダイのような押し出し法、あるいはブレードによるギャップを利用する方法(図参照)等が適宜使用できる。図(a)では、ガラスペーストをTダイによって塗工する。
【0026】
次いで、ガラスペーストの成形工程として、ガラスペーストのビヒクルの溶剤が乾かないうちに、図(b)の如く、賦形シート2を塗布されたガラスペーストに押し当てて、賦形シートのシート凹部の中にガラスペーストを充填すると共に、必要に応じ、賦形シートの電離放射線硬化性樹脂層の凸面をガラス基板に接触するまで当接する。次に、図(c)に示すように、シート凹部内に充填されたガラスペーストが乾かないうちに、賦形シートを剥離すると、ガラス基板側にガラスペーストが成形された状態で残留する。図4は、賦形シート2と、賦形シート2で成形されたガラス基板10上のセル障壁1を示す。なお、シート凹部の内面は電離放射線硬化性樹脂層等の材料を適宜調整してガラス基板表面よりガラスペーストに対するぬれを少なくしているので、剥離時にガラスペーストはガラス基板側に残ることになる。
【0027】
かくして、一回の操作でガラス基板上に所望の高さで所望のセル障壁形状となり得るガラスペーストが成形され、これを所定の焼成条件で焼成すれば、目的とする形状のセル障壁が得られる。そして、セル障壁が形成された背面板と前面板とを封着して図5に示すようなセル障壁構造のPDPが得られる。
【0028】
本発明は、ガラス基板への一回のパターニング処理で、所望の高さで所望の形状のセル障壁を形成できる点が特徴の一つであり、図4に示したような断面が台形形状は、前面板と接合される部分のセル障壁前面の面積を小さくできるので、画素面積を広くとれPDPの開口率向上による輝度の向上が得られる利点がある。
【0030】
【作用】
本発明の製造方法によれば、先ず、ガラスペーストの賦形型となるセル障壁部と逆凹凸形状に対応した賦形シートを製造する。その場合、ロール凹版に充填された電離放射線硬化性樹脂により、ガラスペーストの賦形型となる賦形シートが高精度で得られる。そして、この賦形シートを、ガラス基板上にほぼ均一に塗布したガラスペーストに押し当てることで、ガラスペーストはシート凹部の中に押し込まれ充填され、その後、賦形シートを剥離すれば、ガラスペーストのシート凹部とガラス基板とのぬれの差により、ガラスペーストは成形されてガラス基板側に残留する。ガラス基板上で成形されたガラスペーストの形状は、シート凹部の形状に対応して形成されるので、シート凹部の形状を目的とするセル障壁部の形状とすることで、ガラス基板に対する一回の処理で目的とする形状を持ったガラスペーストがガラス基板上に形成される。そして、焼成することで、目的とするセル障壁が得られる。
【0031】
【実施例】
次に、具体的な実施例により本発明を更に詳述する。
【0032】
《実施例1》
型シートの製造
フィルム基材として、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)製:T−60)の片面に、図3に示す賦形シート製造装置と、下記のようなロール凹版及び電離放射線硬化性樹脂組成物を使用して、且つ下記条件にてセル障壁と逆凹凸形状のセル障壁部の雌型がフィルム基材の片面に設けられた賦形シートを得た。
【0033】
ロール凹版
版面の断面形状:縦断面は分離した台形
〔図参照〕 水平断面はストライプ状
セルピッチP :200μm
セル溝幅W :上底180μm、下底150μm
セル深さD :150μm
【0034】
電離放射線硬化性樹脂組成物
ペンタエリスリトールトリアクリレート 90重量部
ウレタンアクリレートオリゴマー 10重量部
【0035】
照射条件
カーテンビーム型電子線照射装置にて10Mradの電子線を照射
【0036】
次に、低融点ガラスフリット、耐熱顔料等を有機バインダー中に分散させたガラスペーストを、ガラス基板上に100μmの膜厚にブレードコート法により塗布した後、ガラス基板上の塗布されたガラスペーストの上から上記で得た賦形シートを圧接し、その後、賦形シートをガラス基板から剥離し、成形されたガラスペーストをガラス基板上に形成した。次いで、セル障壁形状で転写されたガラスペーストが施されたガラス基板を、ピーク温度585℃、加熱時間15分の条件で焼成し、PDPガラス基板にセル障壁を形成した。
【0037】
《実施例2》
実施例1において、賦形シートの製造に関する、ロール凹版、電離放射線硬化性樹脂組成物、照射条件を下記とした以外は、実施例1と同様にして、セル障壁をガラス基板上に形成した。
【0038】
ロール凹版
版面の断面形状:縦断面は分離した台形
〔図参照〕 水平断面は正方形
セルピッチP :500μm
セル溝幅W :上底450μm、下底100μm
セル深さD :150μm
【0039】
電離放射線硬化性樹脂組成物
ペンタエリスリトールトリアクリレート 90重量部
ウレタンアクリレートオリゴマー 10重量部
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン
(メルク社製、ダロキュア1173) 0.7重量部
【0040】
照射条件
オゾン有りの高圧水銀灯、160W/cm×2灯
【0041】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明のセル障壁製造方法によれば、精度が良く、任意の形状のセル障壁を、一回のパターニング処理により、簡便、迅速に且つ安定して製造できる。しかも、セル障壁の形状台形形状とすることにより、PDPの前面板側のセル障壁面の面積を小さくでき、PDPの高精細化も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は塗布工程、(b)は成形工程前半、(c)は後半を示す概念図。
【図2】ロール凹版、賦形シート、得られるセル障壁形状の一例と関係を示す断面図。
【図3】賦形シート製造工程で使用する製造装置の一例を示す概念図。
【図4】賦形シートとそれに対応するセル障壁の形状の一例を示す断面図。
【図5】セル障壁を持つ背面板と前面板とを封着してパネルとした断面の概念図。
【図6】ロール凹版の版凹部形状の一例を示す破断斜視図
【図7】ロール凹版の版凹部形状の他の一例を示す破断斜視図
【図8】塗布工程の他の方法を示す概念図
【符号の説明】
1 セル障壁
2 賦形シート
21 フィルム基材
22 電離放射線硬化性樹脂層
23 シート凹部
3 電離放射線硬化性樹脂
4 ロール凹部
41 版凹部
51 押し圧ロール
52 剥離ロール
6 塗工装置
7 電離放射線照射装置
8 ガラスペースト
9 ブレード
10 ガラス基板
[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a method for manufacturing a cell barrier of a plasma display panel (hereinafter, referred to as PDP) including a plurality of discharge spaces formed by cell barriers.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method of manufacturing a cell barrier of a PDP, a method of patterning a glass paste on a glass substrate by a screen printing method, and then firing the same, has been used. Baking is performed after laminating by repeating drying several tens of times, for example. In order to improve the accuracy of the barrier shape, the method to be provided a lipophilic polymer layer in a portion provided cell barrier on the glass substrate (JP-A-5-166460), etc. have been proposed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional manufacturing method, the manufacturing apparatus is not special and the process is easy. On the other hand, the number of processes is increased, and the shape of the cell barrier by screen printing collapses before firing, and the number of times of printing is repeated. However, there is a problem in that the shape precision tends to be deteriorated as the number increases, and there is a problem that the precision is inferior. As a result, there is a problem that it is difficult to obtain a high-definition image as the performance of the display panel.
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to provide a new manufacturing method which can solve the above-mentioned drawbacks of the prior art and can manufacture a more accurate cell barrier easily, quickly and stably. .
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a method for manufacturing a cell barrier of a plasma display panel according to the present invention includes disposing a front plate and a back plate having cell barriers constituting a plurality of discharge spaces so as to face each other in parallel. and have you to a method of manufacturing the set and cell barriers of the plasma display panel comprising, characterized in that it comprises from the following (a) ~ (D).
(A) A shaping sheet manufacturing process for obtaining a shaping sheet in which a resin layer corresponding to an inverted concavo-convex shape is fixed to a base material, and a cell barrier portion composed of a large number of cell barriers having a trapezoidal cross section .
(B) An application step of applying a glass paste to a glass substrate surface.
(C) after filling the glass paste into the sheet recess shaped sheet by pressing the shaped sheet while the glass paste not dry a solvent vehicle of the glass paste to the glass substrate coated, sheet recess A forming step in which the shaped sheet is peeled off before the glass paste filled therein is dried, and the glass paste on the surface of the glass substrate is formed into a cell barrier shape.
(D) A firing step of firing the formed glass paste.
[0006]
Hereinafter, a method for manufacturing a cell barrier of a plasma display panel according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0007]
In the manufacturing method of the present invention, first, a shaped sheet having an irregular shape reverse to the shape of the PDP cell barrier portion is manufactured. The shaping sheet is a mold having an ionizing radiation-curable resin layer having a sheet recess formed on a film substrate, and the sheet recess having a shape opposite to the shape of the PDP cell barrier portion.
[0008]
FIG. 3 is a conceptual diagram illustrating an example of the apparatus for manufacturing the shaped sheet. The roll intaglio 4 has a plate recess 41 having a shape corresponding to a cell barrier portion composed of a number of cell barriers, and is rotated in the direction of the arrow. There, the film base material 21 is appropriately supplied by a transfer means, pressed against the roll intaglio by the pressing roll 51, conveyed synchronously in contact with the roll intaglio, separated from the roll intaglio by the peeling roll 52, and conveyed. Is done. It should be noted that clearance adjustment between the pressing roller and the peeling roll with the intaglio roll can be performed.
[0009]
The ionizing radiation-curable resin 3 is supplied to the roll intaglio 4 and the film substrate 21 by an appropriate means so as to fill at least the plate recess 41 of the roll intaglio. In the figure, the ionizing radiation-curable resin is directly supplied to the roll intaglio by the coating device 6 from below the roll intaglio. Then, the film substrate is brought into contact with the roll intaglio, and the ionizing radiation curable resin on the film substrate and the roll intaglio is sandwiched between the film substrate and the roll intaglio, and the film substrate side is irradiated by the ionizing radiation irradiation device 7. To cure the ionizing radiation-curable resin interposed between the film substrate and the roll intaglio. The ionizing radiation-curable resin is cured to form the ionizing radiation-curable resin layer 22 fixed to the film substrate. Next, when the film substrate is peeled from the roll intaglio by a peeling roll, the ionizing radiation-curable resin layer is peeled off together with the film substrate, and the ionizing radiation-curable resin layer is shaped into a portion other than the cell barrier portion (discharge space). Thus, the shaped sheet 2 in which the sheet concave portion 23 formed by the ionizing radiation-curable resin layer forms a cell barrier portion is obtained.
[0010]
Here, the relationship between the desired cell barrier shape and the shapes of the sheet concave portions of the shaped sheet and the plate concave portions of the roll intaglio will be described. In FIG. 2, (a) shows the roll intaglio 4 and the plate recess 41, (b) shows the shaped sheet 2 and the sheet recess 23 obtained from the roll intaglio of (a), and (c) shows the shape of (b). 1 shows a cell barrier 1 obtained from a shaped sheet. The roll intaglio has a plate recess corresponding to the shape of the cell barrier portion. In other words, if the plate recess 41 of the roll intaglio 4 is intuitively a recessed portion and a recessed space, the plate recessed portion has the same shape as the portion (discharge space) other than the cell barrier portion. Portions (projections) other than the plate recesses have the same shape as the cell barrier portions. On the other hand, in the shaping sheet 2, the concave space of the sheet concave portion 23 has the same shape as the cell barrier portion. In addition, it is possible to make a shaped sheet from a planographic intaglio sheet, but for convenience of explanation, the plate surface of the roll intaglio is flattened in FIG. 2 (a).
[0011]
The film substrate 2 described above may be a film having flexibility and ionizing radiation transparency. For example, a film made of a resin such as polyethylene terephthalate, polyester such as polyethylene naphthalate, polyethylene, polypropylene, polyvinyl chloride, polyvinylidene chloride, polycarbonate, polyamide, polyimide, polystyrene, ethylene-ethylene acetate copolymer, and polyvinyl alcohol. No. Among them, a polyethylene terephthalate film is particularly preferable in consideration of workability, strength, cost, and the like.
[0012]
As shown in FIG. 3, the ionizing radiation-curable resin can be supplied and supplied directly to the roll intaglio by a roll coating method. Alternatively, the ionizing radiation-curable resin can be supplied directly from a die such as a T-die to the roll intaglio. Before the material comes into contact with the roll intaglio, the material may be applied to the film substrate in advance by a roll coating method or the like and supplied.
[0013]
Further, as the ionizing radiation-curable resin used in the present invention, a polymer, a prepolymer, or a monomer which undergoes a cross-linking polymerization reaction by ionizing radiation to be solidified is used.
Specifically, a radical polymerization system (here, (meth) acryloyl) comprising a compound having a (meth) acryloyl group such as (meth) acrylamide, (meth) acrylonitrile, (meth) acrylic acid, and (meth) acrylic acid ester Means acryloyl or methacryloyl. The same shall apply hereinafter.), Epoxy, cyclic ether, cyclic acetal, lactone, vinyl monomer, cationic polymerization system comprising a combination of a cyclic siloxane with an aryldiazonium salt, a diaryliodonium salt, etc., and a thiol group. For example, a compound having trimethylolpropane trithioglycolate, trimethylolpropane trithiopropionate, or a polyene / thiol system composed of pentaerythritol tetrathioglycol and a polyene compound can be used.
[0014]
Examples of the monofunctional monomer of the radical polymerization-based (meth) acrylate compound include, for example, methyl (meth) acrylate, ethyl (meth) acrylate, butyl (meth) acrylate, methoxyethyl (meth) acrylate, methoxybutyl (meth) acrylate, Butoxyethyl (meth) acrylate, 2-ethylhexyl (meth) acrylate, N, N-dimethylaminomethyl (meth) acrylate, N, N-dimethylaminoethyl (meth) acrylate, N, N-diethylaminoethyl (meth) acrylate, N, N-diethylaminopropyl (meth) acrylate, N, N-dibenzylaminoethyl (meth) acrylate, lauryl (meth) acrylate, isophonyl (meth) acrylate, ethyl carbitol (meth) acrylate, Enoxyethyl (meth) acrylate, phenoxy polyethylene glycol (meth) acrylate, tetrahydroxyfurfuryl (meth) acrylate, methoxytripropylene glycol (meth) acrylate, 2- (meth) acryloyloxyethyl-2-hydroxypropyl phthalate, 2- ( (Meth) acryloyloxypropyl hydrogen phthalate and the like.
[0015]
Examples of the radical polymerization type polyfunctional monomer include, for example, ethylene glycol di (meth) acrylate, diethylene glycol di (meth) acrylate, triethylene glycol di (meth) acrylate, propylene glycol di (meth) acrylate, and dipropylene glycol di (meth) acrylate. (Meth) acrylate, neopentyl glycol di (meth) acrylate, 1,6-hexyldiol di (meth) acrylate, 1,9-nonanediol di (meth) acrylate, tetraethylene glycol di (meth) acrylate, tripropylene glycol Di (meth) acrylate, bisphenol A-di (meth) acrylate, trimethylolpropane tri (meth) acrylate, trimethylolpropane ethylene oxide tri (meth) acrylate Pentaerythritol tri (meth) acrylate, pentaerythritol tetra (meth) acrylate, dipentaerythritol penta (meth) acrylate, dipentaerythritol hexa (meth) acrylate, glycerin polyethylene oxide tri (meth) acrylate, tris (meth) acryloyloxyethyl Phosphate and the like.
[0016]
Examples of radical polymerization prepolymers include (meth) acrylates such as alkyd (meth) acrylate, urethane (meth) acrylate, epoxy (meth) acrylate, polyester (meth) acrylate, and polybutadiene (meth) acrylate. , Unsaturated polyester and the like.
[0017]
Among these compounds containing a (meth) acryloyl group, a compound containing an acryloyl group, that is, an acrylate has a higher polymerization reaction rate. Therefore, when the production speed of coating and forming the ionizing radiation-curable resin layer is emphasized, acrylate is more preferable than methacrylate.
[0018]
As the radical polymerization-based ionizing radiation-curable resin, one or a combination of two or more of the above compounds may be used as necessary.
[0019]
Here, as a photopolymerization initiator in the case of curing by ultraviolet rays, benzoin, benzoin methyl ether, acetophenone, benzophenone, Michler's ketone, diphenyl sulfide, dibenzyl disulfide, diethyl oxide, triphenylbiimidazole, isopropyl-N, N- One or more of dimethylaminobenzoate and the like can be used in a range of 0.1 to 10 parts by weight based on 100 parts by weight of the ionizing radiation-curable resin.
[0020]
Here, in a composition containing the ionizing radiation-curable resin, ethyl acetate, butyl acetate, cellosolve acetate are used as a solvent for dissolving the ionizing radiation-curable resin, adjusting the viscosity and the like, and having coating suitability. One or two or more of esters such as ketones such as acetone, methyl ethyl ketone and ethyl isobutyl ketone, and alcohols such as methyl alcohol, ethyl alcohol and isopropyl alcohol can be arbitrarily used.
[0021]
As the ionizing radiation, electromagnetic waves such as visible light, ultraviolet light, X-rays, and electron beams or particle beams are used. For practical use, ultraviolet rays or electron beams are mainly used.
As the ultraviolet light source, a light source such as a high-pressure mercury lamp, an ultra-high-pressure mercury lamp, a low-pressure mercury lamp, a carbon arc, a black light, and a metal halide lamp is used.
[0022]
As the electron beam source, various electron beam accelerators such as a Cockcroft-Walton type, a bande graph type, a resonance transformer type, an insulating core transformer type, or a linear type, a dynamitron type, and a high frequency type are used, and 100 to 1000 keV, preferably Irradiating an electron having an energy of 100 to 300 keV can be used.
The irradiation dose is usually 0.5 to 30 Mrad.
[0023]
In addition, as an irradiation method of ionizing radiation, first, it is also possible to cure the ionizing radiation-curable resin layer by irradiating an ultraviolet ray to at least the surface so that at least the surface is touch-dried, and then completely cure it with an electron beam. .
[0024]
The shaped sheet obtained as described above is used as a shaping mold, and a glass frit made of PbO or the like, a heat-resistant pigment, or the like, dispersed in an organic vehicle, applied to a glass substrate by an appropriate means, with respect to a glass paste. Then, the glass paste is pressed to form a desired cell barrier shape.
[0025]
As an application means in the application step of applying the glass paste to the glass substrate, an extrusion method such as a T- die, a method using a gap by a blade (see FIG. 8 ), or the like can be appropriately used. In FIG. 1 (a), coating the glass paste by a T-die.
[0026]
Then, as the forming process of the glass paste, while the solvent vehicles of the glass paste dries, as in FIG. 1 (b), by pressing a shaped sheet 2 coated glass paste, a sheet recess shaped sheet Is filled with a glass paste, and if necessary, the convex surface of the ionizing radiation-curable resin layer of the shaped sheet is brought into contact with the glass substrate until it comes into contact with the glass substrate. Next, as shown in FIG. 1 (c), while the glass paste filled in the sheet recesses not dry, when peeling off the shaped sheet, the glass paste remains in a state of being formed into a glass substrate side. FIG. 4 shows a shaped sheet 2 and a cell barrier 1 on a glass substrate 10 formed by the shaped sheet 2. Note that the inner surface of the sheet concave portion is appropriately adjusted with a material such as an ionizing radiation-curable resin layer to reduce the wettability to the glass paste from the surface of the glass substrate, so that the glass paste remains on the glass substrate side at the time of peeling.
[0027]
Thus, a glass paste capable of forming a desired cell barrier shape at a desired height on a glass substrate in a single operation is formed, and when this is fired under predetermined firing conditions, a cell barrier having a desired shape is obtained. . Then, the back plate and the front plate on which the cell barrier is formed are sealed to obtain a PDP having a cell barrier structure as shown in FIG.
[0028]
One of the features of the present invention is that a cell barrier having a desired shape can be formed at a desired height by a single patterning process on a glass substrate. The cross section shown in FIG. In addition, since the area of the front surface of the cell barrier at the portion to be joined to the front plate can be reduced, there is an advantage that the pixel area can be increased and the brightness can be improved by improving the aperture ratio of the PDP.
[0030]
[Action]
According to the manufacturing method of the present invention, first, a shaped sheet corresponding to a cell barrier portion serving as a shaped die of a glass paste and an inverted uneven shape is manufactured. In this case, the ionizing radiation-curable resin filled in the roll intaglio provides a highly accurate shaping sheet serving as a shaping mold for the glass paste. Then, by pressing the shaped sheet against a glass paste applied almost uniformly on a glass substrate, the glass paste is pushed into the sheet recess and filled, and then, when the shaped sheet is peeled off, the glass paste is removed. Due to the difference in wetting between the sheet concave portion and the glass substrate, the glass paste is formed and remains on the glass substrate side. Since the shape of the glass paste formed on the glass substrate is formed corresponding to the shape of the sheet concave portion, by setting the shape of the sheet concave portion to the shape of the target cell barrier portion, one time with respect to the glass substrate. A glass paste having a desired shape is formed on a glass substrate in the processing. Then, the desired cell barrier is obtained by firing.
[0031]
【Example】
Next, the present invention will be described in more detail with reference to specific examples.
[0032]
<< Example 1 >>
As manufacturing <br/> film substrate type sheet, polyethylene terephthalate film having a thickness of 25 [mu] m (manufactured by Toray Industries (Inc.): T-60) on one surface of a shaped sheet manufacturing apparatus shown in FIG. 3, as follows use b Lumpur intaglio and ionizing radiation curable resin composition, and to obtain a shaped sheet provided female cell barrier of the cell barriers and reverse uneven shape on one surface of the film substrate under the following conditions Was.
[0033]
Roll intaglio Sectional shape of the plate surface: vertical section is a trapezoid separated (see FIG. 6 ) Horizontal section is a stripe-shaped cell pitch P: 200 μm
Cell groove width W: upper bottom 180 μm, lower bottom 150 μm
Cell depth D: 150 μm
[0034]
Ionizing radiation curable resin composition 90 parts by weight of pentaerythritol triacrylate 10 parts by weight of urethane acrylate oligomer
Irradiation conditions Irradiation of 10 Mrad electron beam with a curtain beam type electron beam irradiation device.
Next, a glass paste in which a low-melting glass frit, a heat-resistant pigment, and the like are dispersed in an organic binder is applied on a glass substrate to a thickness of 100 μm by a blade coating method. The shaped sheet obtained above was pressed from above, then the shaped sheet was peeled from the glass substrate, and a molded glass paste was formed on the glass substrate. Next, the glass substrate to which the glass paste transferred in the shape of the cell barrier was applied was fired under the conditions of a peak temperature of 585 ° C. and a heating time of 15 minutes to form a cell barrier on the PDP glass substrate.
[0037]
<< Example 2 >>
In Example 1, a cell barrier was formed on a glass substrate in the same manner as in Example 1, except that the roll intaglio, the ionizing radiation-curable resin composition, and the irradiation conditions for producing the shaped sheet were as follows.
[0038]
Roll intaglio Sectional shape of the plate surface: vertical section is a trapezoid separated (see FIG. 7 ) Horizontal section is a square cell pitch P: 500 μm
Cell groove width W: upper bottom 450 μm, lower bottom 100 μm
Cell depth D: 150 μm
[0039]
Ionizing radiation-curable resin composition 90 parts by weight of pentaerythritol triacrylate 10 parts by weight of urethane acrylate oligomer 2-hydroxy-2-methyl-1-phenylpropan-1-one (Darocur 1173, manufactured by Merck) 7 parts by weight
Irradiation conditions High-pressure mercury lamp with ozone, 160 W / cm × 2 lamps
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the method for manufacturing a cell barrier of the present invention, a cell barrier of any shape with high accuracy can be simply, quickly and stably manufactured by a single patterning process. Moreover, Ri by the fact that the shape of the cell barrier trapezoidal shape, the area of the cell barrier surface of the front plate side of the PDP can be reduced, thereby facilitating even higher definition of the PDP.
[Brief description of the drawings]
1A is a conceptual diagram showing a coating process, FIG. 1B is a conceptual diagram showing a first half of a molding process, and FIG.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the relationship between a roll intaglio, a shaped sheet, and an example of an obtained cell barrier shape.
FIG. 3 is a conceptual diagram illustrating an example of a manufacturing apparatus used in a shaped sheet manufacturing process.
Sectional view illustrating an example shape of Figure 4 shaped sheet and a cell barrier corresponding thereto.
FIG. 5 is a conceptual diagram of a cross section obtained by sealing a back plate and a front plate having a cell barrier to form a panel.
FIG. 6 is a cutaway perspective view showing an example of a plate concave shape of a roll intaglio .
FIG. 7 is a cutaway perspective view showing another example of the plate concave shape of the roll intaglio .
FIG. 8 is a conceptual diagram showing another method of the application step .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cell barrier 2 Shaped sheet 21 Film base 22 Ionizing radiation curable resin layer 23 Sheet concave part 3 Ionizing radiation curable resin 4 Roll concave part 41 Plate concave part 51 Pressing pressure roll 52 Peeling roll 6 Coating device 7 Ionizing radiation irradiating device 8 Glass paste 9 Blade 10 Glass substrate

Claims (1)

前面板と、複数の放電用空間を構成するセル障壁を備えた背面板とを互いに平行に対向するように配設してなるプラズマディスプレイパネルのセル障壁を製造する方法において、次の(A) 〜(D) よりなることを特徴とするプラズマディスプレイパネルのセル障壁製造方法。
(A) 断面が台形形状の多数のセル障壁からなるセル障壁部と逆凹凸形状に対応した樹脂層が基材に固着した賦形シートを得る賦形シート製造工程。
(B) ガラス基板表面にガラスペーストを塗布する塗布工程。
(C) ガラスペーストが塗布されたガラス基板にそのガラスペーストのビヒクルの溶剤が乾かないうちに賦形シートを圧接して賦形シートのシート凹部の中にガラスペーストを充填した後、シート凹部内に充填されたガラスペーストが乾かないうちに賦形シートを剥離して、ガラス基板表面上のガラスペーストをセル障壁形状に成形する成形工程。
(D) 成形されたガラスペーストを焼成する焼成工程。
In a method for manufacturing a cell barrier of a plasma display panel, a front panel and a rear panel having a cell barrier constituting a plurality of discharge spaces are arranged so as to face each other in parallel, the following (A) To (D), a method for manufacturing a cell barrier of a plasma display panel.
(A) A shaping sheet manufacturing process for obtaining a shaping sheet in which a resin layer corresponding to an inverted concavo-convex shape is fixed to a base material, and a cell barrier portion composed of a large number of cell barriers having a trapezoidal cross section .
(B) An application step of applying a glass paste to a glass substrate surface.
(C) after filling the glass paste into the sheet recess shaped sheet by pressing the shaped sheet while the glass paste not dry a solvent vehicle of the glass paste to the glass substrate coated, sheet recess A forming step in which the shaped sheet is peeled off before the glass paste filled therein is dried, and the glass paste on the surface of the glass substrate is formed into a cell barrier shape.
(D) A firing step of firing the formed glass paste.
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