JP3590204B2

JP3590204B2 - Tower crane

Info

Publication number: JP3590204B2
Application number: JP18860196A
Authority: JP
Inventors: 隆之鈴木; 健樹藤田; 弘一斑目
Original assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Current assignee: Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date: 1996-06-28
Filing date: 1996-06-28
Publication date: 2004-11-17
Anticipated expiration: 2016-06-28
Also published as: JPH1017276A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高層ビル等の建設現場において高所へと資材等を運搬するのに好適に用いられるタワークレーンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、主巻ドラム、補巻ドラムおよび起伏ドラムを有するクレーン本体と、該クレーン本体に起伏可能に取付けられ、前記起伏ドラムにより起伏されるメインジブとしてのタワーブームと、該タワーブームの先端側に俯仰動可能に取付けられたタワージブと、一端側が前記主巻ドラムに巻回され、他端側が該タワージブの先端側から垂下される荷吊フックに巻回された主巻ロープと、前記タワージブを前記タワーブームに対して俯仰動させるため、前記タワーブームの先端側に回動可能に設けられ、支持ロープを介して前記タワージブの先端側に連結されるスイングレバーと、一端側が前記補巻ドラムに巻回され、他端側が該スイングレバーに連結される補巻ロープとからなるタワークレーンは、例えば実開平７−４４８１号公報等によって知られている。
【０００３】
この種の従来技術によるタワークレーンでは、クレーン本体に対してタワーブームを起伏ドラムにより起伏させると共に、タワーブームの先端側からタワージブを補巻ドラムによりスイングレバーを介して俯仰動させ、タワージブの先端側を任意の作業位置に配置する。そして、この状態で主巻ドラムを駆動することによりタワージブの先端側から垂下した荷吊フックを上，下に昇降させ、該吊荷フックで吊下した資材等の吊荷を高所の作業現場等に積み上げたり、高所の作業現場から地面側に吊荷を積み降ろしたりする吊荷作業を行うようになっている。
【０００４】
ここで、前記タワーブームとタワージブとの間には、例えば該タワージブ側に設けたラッチバーと、前記タワーブームに回動可能に設けられ前記ラッチバーに係合することによりタワージブをタワーブームに掛止めした状態に保持するラッチとからなる掛止め機構が装備されている。
【０００５】
そして、この掛止め機構は、前記タワージブをタワーブーム側に折畳んだ状態で両者を固定すべく前記ラッチをラッチバーに係合させ、これにより、例えばクレーン本体に対してタワーブームを起伏させるとき等に、前記タワージブが自重等でタワーブームから不用意に回動してしまうのを防止し、タワーブームの起伏作業時等の安全性を確保できるようにしている。
【０００６】
また、前記タワージブ側にはラッチバーに近い位置にリミットスイッチ等からなる検出スイッチが設けられ、該検出スイッチは前記ラッチがラッチバーに係合したときに、このラッチで押圧されることにより切換操作され、タワージブがタワーブームに掛止めされた状態にあるか否かを検出する。そして、タワーブームに対するタワージブの掛止め状態を検出スイッチで検出したときには、例えば補巻ドラムの駆動を強制的に停止させ、該補巻ドラムによってタワージブがタワーブームの先端側から誤って俯仰動されるのを禁止するようにしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、掛止め機構のラッチをタワーブームに回動可能に設け、相手方のタワージブ側にはラッチバーと共にリミットスイッチ等からなる検出スイッチを設け、前記タワージブをタワーブーム側に折畳んだ状態でラッチがラッチバーに係合したときには、これを検出スイッチで検出する構成としているから、下記のような問題が生じることがある。
【０００８】
即ち、前記タワーブームに設けたラッチとタワージブ側に設けた検出スイッチとは、前記タワージブをタワーブーム側に折畳んだときに両者の間に横方向のずれ等が生じると、前記ラッチをラッチバーに係合させた場合でも検出スイッチがラッチから離れてこれを検出できないことがあり、例えば補巻ドラムの駆動を強制的に停止させることが困難になるという問題がある。
【０００９】
また、前記タワージブをタワーブーム側に折畳みつつ、前記ラッチをラッチバーに係合させるときに、該ラッチを強く回動させると、該ラッチの先端側が検出スイッチに強く衝突し、このときの衝撃等によって検出スイッチが損傷され易い等の問題がある。
【００１０】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明はタワージブをタワーブーム側に折畳んで掛止め機構のラッチを相手方のラッチバーに係合させたときに、これを検出スイッチで確実に検出でき、タワーブームを起伏させるとき等の作業上の安全性を確保できると共に、検出スイッチが損傷される等の問題を解消でき、耐久性や寿命を確実に向上できるようにしたタワークレーンを提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、少なくとも起伏ドラムを有するクレーン本体と、該クレーン本体に起伏可能に取付けられ、前記起伏ドラムによって起伏されるタワーブームと、該タワーブームの先端側に俯仰動可能に取付けられたタワージブと、該タワージブとタワーブームとの間に掛止め可能に設けられ、前記クレーン本体に対してタワーブームを起伏させるときに該タワージブをタワーブーム側に折畳んだ状態に保持する掛止め機構とからなるタワークレーンに適用される。
【００１２】
そして、請求項１に記載の発明が採用する構成の特徴は、前記掛止め機構を、前記タワーブームとタワージブとのいずれか一方に回動可能に設けられ、相手方のラッチバーに係合することによりタワージブをタワーブームに掛止めした状態に保持するラッチと、該ラッチに回動可能に設けられ、常時は待機位置にあり、該ラッチがラッチバーに係合するときに待機位置から係合位置へと回動される回動レバーと、該回動レバーに追従して開，閉成され、該回動レバーが待機位置にあるか係合位置にあるかを検出する検出スイッチとから構成したことにある。
【００１３】
上記構成によれば、タワージブをタワーブーム側に折畳んでラッチをラッチバーに係合させるときには、ラッチ側に設けた回動レバーが待機位置から係合位置へと回動されることにより、検出スイッチがこれに追従して例えば開成状態から閉成状態へと切換わり、前記ラッチバーに対するラッチの係合を検出することができる。そして、この場合には前記検出スイッチを回動レバーと共にラッチ側に設け、回動レバーが待機位置から係合位置に回動されたか否かを検出スイッチで検出するようにしているから、タワージブをタワーブーム側に折畳んだときに両者の間に横方向のずれ等が生じた場合でも、ラッチ側の回動レバーが待機位置から係合位置へと回動されることにより、前記ラッチ側の検出スイッチでラッチバーに対するラッチの係合を確実に検出できる。
【００１４】
また、請求項２に記載の発明では、前記ラッチに、前記回動レバーを待機位置に停止させる第１のストッパと、前記回動レバーを係合位置に停止させる第２のストッパと、前記ラッチと回動レバーとの間に配設され、該回動レバーを前記第１のストッパに向けて付勢するスプリングとを設け、該スプリングは前記ラッチがラッチバーに係合するまでは前記回動レバーを第１のストッパに当接させることにより待機位置に保持し、前記ラッチがラッチバーに係合するときには前記回動レバーが第２のストッパに当接する係合位置まで回動されるのを許す構成としている。
【００１５】
これにより、ラッチがラッチバーに係合するまではスプリングが回動レバーを第１のストッパに向けて付勢し、該回動レバーを待機位置に保持することができる。そして、前記ラッチがラッチバーに係合したときには前記回動レバーがスプリングに抗して第２のストッパに当接する係合位置まで回動され、回動レバーの回動を検出スイッチで検出することにより、前記ラッチバーに対するラッチの係合を検出できる。
【００１６】
さらに、請求項３に記載の発明では、前記スプリングは、前記回動レバーが待機位置にあるときに該回動レバーを検出スイッチから離れる方向に向けて付勢し、該回動レバーは前記ラッチがラッチバーに係合するときに該ラッチバーで押動されることにより、前記スプリングに抗して係合位置に回動される構成としている。
【００１７】
これにより、ラッチがラッチバーに係合するまでは回動レバーが待機位置にあり、該回動レバーはスプリングで検出スイッチから離れる方向に向けて付勢されるから、前記ラッチがラッチバーに係合するときに、該ラッチバーで回動レバーを強く押動しても、回動レバーが急激に係合位置へと回動されるのをスプリングのばね力で抑えることができ、回動レバーが検出スイッチに強く衝突したりするのをスプリングで緩和できる。
【００１８】
さらにまた、請求項４に記載の発明では、前記回動レバーには一端側寄りに位置して前記ラッチに対する回動中心を設け、前記検出スイッチは回動レバーの一端側に当接することにより、該回動レバーの動きに追従して開，閉成される構成としている。
【００１９】
これにより、回動レバーの回動中心に近い一端側の回動速度は回動レバーの他端側よりも遅くなり、回動速度の遅い回動レバーの一端側を検出スイッチに当接させることができるから、回動レバーの動きに追従して開，閉成される検出スイッチを比較的遅い速度で動作させることができ、前記ラッチバーに対するラッチの係合時に検出スイッチに衝撃が伝わるのを防止できる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って詳述する。
【００２１】
ここで、図１ないし図４は本発明の実施例を示している。図中、１は本実施例例によるタワークレーンの下部走行体、２は該下部走行体１上に旋回可能に設けられたクレーン本体としての上部旋回体を示し、該上部旋回体２は上側にＡ型フレーム３が設けられ、該Ａ型フレーム３はその先端側にガイドシーブ３Ａを有している。また、上部旋回体２には主巻ドラム４、補巻ドラム５および起伏ドラム６等が設けられている。
【００２２】
７は基端側が上部旋回体２の前部に起伏可能に取付けられたタワーブームで、該タワーブーム７は骨組構造をなし、例えば３０〜４５ｍにも及ぶ長さ（高さ寸法）をもって形成されている。そして、タワーブーム７は起伏ドラム６で後述のタワーブーム起伏ロープ１８を巻取ったり、起伏ドラム６からタワーブーム起伏ロープ１８を巻出したりすることにより、上部旋回体２に対して起伏動作されるものである。
【００２３】
８はタワーブーム７の先端７Ａ側に俯仰動可能に取付けられた骨組構造をなすタワージブを示し、該タワージブ８は、例えば２０〜４０ｍ程度の長さに形成され、後述のタワージブ起伏ロープ１２Ｂを補巻ドラム５で巻取ったり、巻出したりすることにより、タワーブーム７に対してタワージブ８は俯仰動されるものである。
【００２４】
ここで、タワージブ８の先端８Ａ側には上，下に昇降可能に吊荷フック（図示せず）が垂下され、この荷吊フックは主巻ドラム４で主巻ロープ（図示せず）を巻取ったり、巻出したりすることにより、タワージブ８の先端８Ａ側から垂下される資材等の吊荷を上，下に昇降させる。
【００２５】
９はタワーブーム７の先端７Ａ側に設けたガイド、１０は該ガイド９の上側に位置してタワーブーム７の先端７Ａ側に回動可能に取付けられたスイングレバーを示し、該スイングレバー１０は骨組み構造をなして略三角形状に形成され、タワージブ支持ロープ１１等を介してタワージブ８をタワーブーム７に対し俯仰動させるものである。
【００２６】
１２は一端側が補巻ドラム５に巻回され、他端側がスイングレバー１０に連結された補巻ロープで、該補巻ロープ１２の途中には、複数のシーブ（図示せず）を有するタワージブブライドル１３と、該タワージブブライドル１３との間に後述のタワージブ起伏ロープ１２Ｂが巻回された複数のシーブ（図示せず）を有するタワージブハンガ１４とが配設されている。
【００２７】
ここで、各補巻ロープ１２は、スイングレバー１０とタワージブブライドル１３とを連結するスイングレバー支持ロープ１２Ａと、タワージブブライドル１３およびタワージブハンガ１４のそれぞれのシーブに順次巻回された後、補巻ドラム５に巻回されたタワージブ起伏ロープ１２Ｂとから構成されている。
【００２８】
そして、タワージブ起伏ロープ１２Ｂを補巻ドラム５で巻取るときには、タワージブブライドル１３とタワージブハンガ１４とが互いに接近するようになり、タワージブ８は上向きに起こされる。一方、タワージブ起伏ロープ１２Ｂを補巻ドラム５から巻出すときには、タワージブブライドル１３とタワージブハンガ１４とが互いに離間するようになり、タワージブ８は図１に示す如くタワーブーム７側に折畳まれるように下向きに倒される。
【００２９】
１５は一端側がタワーブーム７の先端７Ａ側に取付けられた複数本のタワーブーム支持ロープ（１本のみ図示）、１６は該タワーブーム支持ロープ１５の他端側に取付けられたタワーブームブライドル、１７は該タワーブームブライドル１６に対向するようにＡ型フレーム３の先端側に取付けられたタワーブームハンガをそれぞれ示している。ここで、該タワーブームハンガ１７、タワーブームブライドル１６には、タワーブーム起伏ロープ１８の一端側が巻回され、該タワーブーム起伏ロープ１８の他端側はガイドシーブ３Ａを介して起伏ドラム６に巻回されている。
【００３０】
そして、タワーブーム起伏ロープ１８を起伏ドラム６で巻取るときには、タワーブームブライドル１６とタワーブームハンガ１７とが互いに接近し、例えば地面上からタワーブーム７は上向きに立ち上がるように起こされる。また、タワーブーム起伏ロープ１８を起伏ドラム６から巻出すときには、タワーブームブライドル１６とタワーブームハンガ１７とが互いに離間するようになり、タワーブーム７は上部旋回体２の前方へと地面側に向けて下向きに倒される。
【００３１】
１９はタワーブーム７とタワージブ８との間に設けられた掛止め機構で、該掛止め機構１９はタワーブーム７を地面に対して起伏させるとき等に、タワージブ８を図１に示す如くタワーブーム７側に折畳んだ状態に保持することにより、タワージブ８が自重等でタワーブーム７の先端７Ａ側から不用意に回動してしまうのを防止し、タワーブーム７の起伏作業時の安全性を確保するものである。
【００３２】
そして、掛止め機構１９は図２ないし図４に示す如く、タワージブ８側のパイプ材８Ｂにブラケット２０等を介して固着された支持板２１と、タワーブーム７側に延びる該支持板２１の先端側から後述のラッチ２５が係合可能に突設されたラッチバーとしてのロッド２２と、タワーブーム７側のパイプ材７Ｂに固着されタワージブ８側の支持板２１と略平行に突出した他の支持板２３と、基端側が該支持板２３に支持筒２４等を介して回動可能に取付けられたラッチ２５等とから構成されている。
【００３３】
ここで、該ラッチ２５は高強度の金属板を図３に示す如き形状にプレス成形することにより形成され、その先端側には前記ロッド２２に係合する係合爪２５Ａが略コ字状の切欠き２５Ｂと共に形成されている。また、ラッチ２５の先端側端面は係合爪２５Ａに沿った約４５度程度の傾斜面部２５Ｃとなり、該傾斜面部２５Ｃは、タワージブ８を図２中の矢示Ａ方向へとタワーブーム７側に折畳んで行くときに相手方のロッド２２に接触（摺接）することにより、ロッド２２を係合爪２５Ａの下端側に導くようにラッチ２５を矢示Ｂ方向に回動させる。
【００３４】
そして、ロッド２２が係合爪２５Ａの下端側を通過して切欠き２５Ｂの位置に達したときには、ラッチ２５が自重によって矢示Ｃ方向に回動するようになり、ロッド２２は切欠き２５Ｂ内に入り込んでラッチ２５の係合爪２５Ａに掛止めされ、これによって、タワージブ８は図１に示す如くタワーブーム７側に折畳んだ状態に保持されるものである。
【００３５】
２６はラッチ２５をタワーブーム７のパイプ材７Ｂに支持板２３等を介して回動可能に連結した連結ピンを示し、該連結ピン２６は基端側が支持板２３に取付けられると共に、先端側がラッチ２５に回動可能に取付けられ、長さ方向中間部分は図４に示す支持筒２４内に設けられている。そして、連結ピン２６はラッチ２５の回動中心となり、該ラッチ２５は連結ピン２６を中心にして図３中の矢示Ｂ，Ｃ方向に回動される。
【００３６】
２７はラッチ２５の基端側に設けたレバー部で、該レバー部２７は図２に示す如く係合爪２５Ａ等とは反対側に向けてラッチ２５から突出し、その先端側にはワイヤ等の索条２８が下向きに垂下して設けられている。そして、ロッド２２に対するラッチ２５の係合を解除するときには、当該クレーンのオペレータ等が索条２８を下向きに引張ることにより、ラッチ２５を図２中の矢示Ｂ方向へと強制的に回動させ、タワーブーム７とタワージブ８との間の掛止め状態を解除するようになっている。
【００３７】
２９はラッチ２５上に支軸３０を介して回動可能に設けられた回動レバーで、該回動レバー２９は細長い金属板等により形成され、その一端側には後述の検出スイッチ３４を切換操作する操作突部２９Ａが垂直に立設されている。そして、回動レバー２９には該操作突部２９Ａに近い位置に回動中心となる支軸３０が取付けられ、該支軸３０はラッチ２５の切欠き２５Ｂと連結ピン２６との間で回動レバー２９を回動可能に支持している。また、回動レバー２９の他端側は切欠き２５Ｂ上を跨ぐようにして係合爪２５Ａの位置まで延び、その先端側は後述のストッパ３１，３２に当接する自由端となっている。
【００３８】
３１は回動レバー２９を待機位置に停止させる第１のストッパで、該ストッパ３１は係合爪２５Ａの下端側寄りに位置してラッチ２５上に突設され、回動レバー２９の先端（他端）側が当接可能となっている。３２は回動レバー２９を係合位置に停止させる第２のストッパで、該ストッパ３２は切欠き２５Ｂから上側に離間した位置でラッチ２５上に突設され、回動レバー２９の先端側が当接可能となっている。
【００３９】
３３はラッチ２５と回動レバー２９との間に配設されたスプリングを示し、該スプリング３３は回動レバー２９に対し常に引張り力を付与するコイルばね等によって構成され、回動レバー２９に操作突部２９Ａと支軸３０との間で張設されている。そして、スプリング３３は支軸３０を中心にして回動レバー２９の先端側をストッパ３１に向け常時付勢し、例えば図３中に実線で示す待機位置へと回動レバー２９を回動させる。
【００４０】
そして、ロッド２２が切欠き２５Ｂ内に入り込んでラッチ２５の係合爪２５Ａに係合されるときには、回動レバー２９がロッド２２によりストッパ３２側へと上向きに押動されるのをスプリング３３は許し、これによって回動レバー２９は図３中に二点鎖線で示す係合位置まで回動され、ストッパ３２に当接してこれ以上の回動が規制される。
【００４１】
３４は連結ピン２６の下側に位置してラッチ２５の基端側に設けられた検出スイッチで、該検出スイッチ３４は切換操作用のアーム部３４Ａを備え、該アーム部３４Ａの先端側には回動レバー２９の操作突部２９Ａに当接するローラ３４Ｂが回転可能に設けられている。そして、アーム部３４Ａと共にローラ３４Ｂが図３に示す実線位置にあるときに、検出スイッチ３４は例えば開成状態となり、二点鎖線で示す位置まで回動されたときには閉成状態に切換わるものである。
【００４２】
即ち、検出スイッチ３４に内蔵したばね（図示せず）等によりアーム部３４Ａは図３中の矢示Ｄ方向に常時付勢され、ローラ３４Ｂが待機位置にある回動レバー２９の操作突部２９Ａに当接する。そして、回動レバー２９が待機位置から係合位置に回動するときには操作突部２９Ａによってローラ３４Ｂが矢示Ｄ方向とは逆向きに押動され、該ローラ３４Ｂが図３中に二点鎖線で示す如く、操作突部２９Ａの表面側に接した状態で検出スイッチ３４は閉成状態に保持されるようになる。
【００４３】
さらに、３５は一端側が検出スイッチ３４に接続されたリード線で、該リード線３５の他端側はタワーブーム７に沿って上部旋回体２側へと下向きに延び、例えば補巻ドラム５の駆動を強制的に停止させるソレノイドバルブ（図示せず）等に接続されている。そして、検出スイッチ３４が閉成状態にあるときには、前記ソレノイドバルブが閉弁状態に保持されることにより補巻ドラム５の駆動は停止され、タワージブ８がタワーブーム７の先端７Ａ側から誤って仰動されるのを禁止するようにしている。
【００４４】
本実施例によるタワークレーンは上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【００４５】
まず、タワーブーム７をタワージブ８等と共に地面側から立ち上げるように起こす場合には、掛止め機構１９を構成するタワーブーム７側のラッチ２５を図２に示す如くタワージブ８側のロッド２２に掛止めし、タワージブ８をタワーブーム７側に折畳んだ状態に保持する。そして、この状態で図１に示すようにタワーブーム起伏ロープ１８を起伏ドラム６で巻取ることにより、タワーブームブライドル１６とタワーブームハンガ１７とを互いに接近させ、タワーブーム支持ロープ１５を介してタワーブーム７をタワージブ８と共に地面から立ち上げる。
【００４６】
この場合、タワーブーム７を地面から立ち上げる途中では、タワージブ８が自重等によりタワーブーム７から図１中の矢示Ｅ方向へと回動しようとするが、タワージブ８は掛止め機構１９によりタワーブーム７側に折畳んだ状態に保持されているから、タワージブ８が矢示Ｅ方向へと不用意に回動してしまうのを防止でき、タワーブーム７の起伏作業時の安全性を確保することができる。
【００４７】
次に、タワージブ８の先端８Ａ側を上向きに仰動させるときには、まず、当該クレーンのオペレータ等が図２に示す索条２８を下向きに引張ることにより、ラッチ２５を連結ピン２６を中心にして矢示Ｂ方向へと強制的に回動させ、ロッド２２に対するラッチ２５の係合を解除する。
【００４８】
そして、タワーブーム７とタワージブ８との間の掛止めを解除した状態で、タワージブ起伏ロープ１２Ｂを補巻ドラム５に巻取ることにより、タワージブブライドル１３とタワージブハンガ１４とを互いに接近させ、スイングレバー支持ロープ１２Ａ、スイングレバー１０およびタワージブ支持ロープ１１等を介してタワージブ８をタワーブーム７に対し仰動させる。
【００４９】
また、タワージブ８を下向きに俯動させるときには、補巻ドラム５からタワージブ起伏ロープ１２Ｂを巻出すことにより、タワージブブライドル１３とタワージブハンガ１４とを互いに離間させ、タワージブ８を図１に示す如くタワーブーム７側に折畳むように下向きに俯動させる。
【００５０】
そして、その後にタワーブーム７を上部旋回体２の前方へと地面側に向けて下向きに倒すときにも、まず、掛止め機構１９のラッチ２５をタワージブ８側のロッド２２に掛止めし、タワージブ８をタワーブーム７側に折畳んだ状態に保持する。次に、この状態でタワーブーム起伏ロープ１８を起伏ドラム６から巻出すことにより、タワーブーム７を徐々に地面側に向けて下向きに倒すようにする。
【００５１】
ところで、タワージブ８をタワーブーム７側に折畳むときに、該タワーブーム７とタワージブ８との間に横方向のずれ等が生じることがある。また、タワージブ８をタワーブーム７側に折畳んだ状態で、掛止め機構１９のラッチ２５をロッド２２側に強く係合させると、このときの衝撃によって検出スイッチ３４等が損傷される可能性がある。
【００５２】
然るに、本実施例では、掛止め機構１９のラッチ２５上に回動レバー２９と検出スイッチ３４とを設け、ラッチ２５をロッド２２に係合させるときに該ロッド２２で回動レバー２９を押動することにより、該回動レバー２９を支軸３０を中心にして待機位置から係合位置に回動させると共に、検出スイッチ３４を回動レバー２９に追従して開，閉成させ、回動レバー２９が待機位置にあるか係合位置にあるかを検出する構成としている。
【００５３】
この結果、タワージブ８をタワーブーム７側に折畳んだときに両者の間に横方向のずれ等が生じた場合でも、ラッチ２５をロッド２２に係合させたときには該ロッド２２で回動レバー２９を確実に押動でき、ラッチ２５上で回動レバー２９を図３中に実線で示す待機位置側から二点鎖線で示す係合位置へと回動させることができる。
【００５４】
そして、回動レバー２９が係合位置に回動したときには、検出スイッチ３４のアーム部３４Ａが回動レバー２９の動きに追従して回動され、例えば開成状態から閉成状態に検出スイッチ３４を切換操作できるから、該検出スイッチ３４によりロッド２２に対するラッチ２５の係合を確実に検出でき、検出スイッチ３４に接続された前記ソレノイドバルブを閉弁状態に切換えることによって補巻ドラム５の駆動を停止させ、タワージブ８がタワーブーム７の先端７Ａ側から誤って仰動されるのを禁止することができる。
【００５５】
また、一端側をラッチ２５に掛止めしたスプリング３３の他端側を回動レバー２９に対し操作突部２９Ａと支軸３０との間で張設し、ラッチ２５がロッド２２に係合するまではスプリング３３により回動レバー２９を待機位置へと検出スイッチ３４のアーム部３４Ａから離れる方向に付勢する構成としているから、ラッチ２５がロッド２２に係合するときに該ロッド２２で回動レバー２９を強く押動しても、回動レバー２９が急激に係合位置へと回動されるのをスプリング３３のばね力で抑えることができ、回動レバー２９が検出スイッチ３４のアーム部３４Ａ等に強く衝突したりするのを効果的に防止できる。
【００５６】
さらに、回動レバー２９には一端側寄りに位置して回動中心となる支軸３０を設け、回動レバー２９の一端（基端）側に設けた操作突部２９Ａを検出スイッチ３４のアーム部３４Ａに当接させることにより、検出スイッチ３４を回動レバー２９の動きに追従して開，閉成させる構成としているから、回動レバー２９の先端側に比較して操作突部２９Ａ側の回動速度を遅くでき、検出スイッチ３４のアーム部３４Ａを比較的遅い速度で動作させることができる。
【００５７】
従って、本実施例によれば、タワージブ８をタワーブーム７側に折畳んで掛止め機構１９のラッチ２５を相手方のロッド２２に係合させるときに、これを検出スイッチ３４で確実に検出でき、タワーブーム７を起伏させるとき等の作業上の安全性を確保することができる。そして、ロッド２２に対するラッチ２５の係合時に検出スイッチ３４のアーム部３４Ａに衝撃が伝わるのをスプリング３３等によって効果的に緩衝でき、検出スイッチ３４の耐久性や寿命を確実に向上させることができる。
【００５８】
なお、前記実施例では、掛止め機構１９のラッチ２５をタワーブーム７側に回動可能に設け、相手方のロッド２２をタワージブ８側に設けた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えばタワージブ８側にラッチを回動可能に設け、相手方となるロッド等のラッチバーをタワーブーム７側に設ける構成としてもよい。
【００５９】
また、前記実施例では、下部走行体１を有するタワークレーンを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば定置式のタワークレーンに適用してもよい。
【００６０】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項１に記載の発明によれば、掛止め機構のラッチ上に回動レバーと検出スイッチとを設け、タワージブをタワーブーム側に折畳んでラッチをラッチバーに係合させるときには、ラッチ側に設けた回動レバーを待機位置から係合位置へと回動させることにより、検出スイッチをこれに追従させて例えば開成状態から閉成状態へと切換える構成としたから、タワージブをタワーブーム側に折畳んだときに両者の間に横方向のずれ等が生じた場合でも、ラッチ側の回動レバーが待機位置から係合位置へと回動されることにより、前記ラッチ側の検出スイッチでラッチバーに対するラッチの係合を確実に検出でき、タワーブームを起伏させるとき等の作業上の安全性を確保できると共に、検出スイッチが損傷される等の問題を解消でき、耐久性や寿命を確実に向上できる。
【００６１】
また、請求項２に記載の発明では、ラッチと回動レバーとの間にスプリングを配設し、該スプリングで回動レバーを第１のストッパに向けて常時付勢することにより、前記ラッチがラッチバーに係合するまでは前記回動レバーを第１のストッパに当接する待機位置に保持し、前記ラッチがラッチバーに係合するときには前記回動レバーが第２のストッパに当接する係合位置まで回動されるのを許す構成としているから、ラッチがラッチバーに係合するまではスプリングで回動レバーを待機位置に保持でき、前記ラッチがラッチバーに係合したときには前記回動レバーをスプリングに抗して第２のストッパに当接する係合位置まで比較的ゆっくりと回動させることができると共に、回動レバーの回動を検出スイッチで確実に検出でき、前記ラッチバーに対するラッチの係合を安定させて検出することができる。
【００６２】
さらに、請求項３に記載の発明では、ラッチがラッチバーに係合するまでは回動レバーを待機位置におき、該回動レバーをスプリングで検出スイッチから離れる方向に向けて付勢するから、前記ラッチがラッチバーに係合するときに、該ラッチバーで回動レバーを強く押動しても、回動レバーが急激に係合位置へと回動されるのをスプリングのばね力で抑えることができ、回動レバーが検出スイッチを押すときの衝撃を効果的に緩和できると共に、検出スイッチが衝撃等で損傷されるのを確実に防止でき、耐久性や寿命を大幅に向上できる。
【００６３】
さらにまた、請求項４に記載の発明では、回動レバーには一端側寄りに位置して回動中心を設け、回動レバーの一端側を検出スイッチのアーム部等に当接させることにより、検出スイッチを回動レバーの動きに追従して開，閉成させる構成としているから、回動レバーの一端側を他端側に比較して遅い速度で回動させることができ、検出スイッチを比較的遅い速度で開，閉成動作できる。従って、前記ラッチバーに対するラッチの係合時に検出スイッチに衝撃が伝わるのを効果的に防止でき、該検出スイッチの耐久性や寿命等をより確実に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例によるタワークレーンを示す全体図である。
【図２】図１中の掛止め機構等を拡大して示す部分正面図である。
【図３】ラッチ上に設けた回動レバー、スプリングおよび検出スイッチ等を示す図２の要部詳細図である。
【図４】図３中の矢示ＩＶ−ＩＶ方向断面図である。
【符号の説明】
１下部走行体
２上部旋回体（クレーン本体）
４主巻ドラム
５補巻ドラム
６起伏ドラム
７タワーブーム
７Ｂ，８Ｂパイプ材
８タワージブ
１９掛止め機構
２２ロッド（ラッチバー）
２５ラッチ
２５Ａ係合爪
２５Ｂ切欠き
２６連結ピン
２９回動レバー
２９Ａ操作突部
３０支軸（回動中心）
３１第１のストッパ
３２第２のストッパ
３３スプリング
３４検出スイッチ
３４Ａアーム部
３４Ｂローラ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tower crane suitably used for transporting materials and the like to a high place at a construction site such as a high-rise building.
[0002]
[Prior art]
Generally, a crane body having a main winding drum, an auxiliary winding drum, and an up-and-down drum, a tower boom as a main jib which is attached to the crane body so as to be able to undulate, and raised and lowered by the up-and-down drum, A tower jib movably mounted; a main winding rope wound on one end side of the main winding drum, and a second end wound on a load hanging hook hanging from a tip end of the tower jib; A swing lever, which is rotatably provided at the tip end of the tower boom and is connected to the tip end of the tower jib via a support rope, for winding up and down with respect to the boom, and one end is wound around the auxiliary winding drum The tower crane having the other end and an auxiliary rope connected to the swing lever is disclosed in, for example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-4481. It is known.
[0003]
In this type of tower crane according to the related art, the tower boom is raised and lowered with respect to the crane body by an up-and-down drum, and the tower jib is moved up and down from the tip side of the tower boom via a swinging lever by an auxiliary winding drum, and the tip side of the tower jib At any work position. By driving the main winding drum in this state, the load hanging hooks hanging down from the tip side of the tower jib are raised and lowered, and the suspended loads such as the materials suspended by the load hooks are moved to a work site at a high place. And the like, and the lifting work of loading and unloading the hanging load from the work site at a high place to the ground side.
[0004]
Here, between the tower boom and the tower jib, for example, a latch bar provided on the tower jib side, and the tower jib was hooked to the tower boom by being rotatably provided on the tower boom and engaging with the latch bar. A latch mechanism consisting of a latch for holding the state is provided.
[0005]
The latch mechanism engages the latch with a latch bar to fix the tower jib in a state where the tower jib is folded toward the tower boom side, thereby, for example, when raising and lowering the tower boom with respect to the crane main body. In addition, the tower jib is prevented from being inadvertently rotated from the tower boom due to its own weight or the like, so that safety at the time of the up-and-down operation of the tower boom can be ensured.
[0006]
Further, a detection switch such as a limit switch is provided at a position near the latch bar on the tower jib side. When the latch is engaged with the latch bar, the detection switch is switched by being pressed by the latch, It is detected whether or not the tower jib is hooked on the tower boom. When the detection switch detects the state where the tower jib is hooked to the tower boom, for example, the drive of the auxiliary drum is forcibly stopped, and the tower jib is erroneously raised and lowered from the tip end side of the tower boom by the auxiliary drum. Is forbidden.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the above-mentioned prior art, the latch of the latching mechanism is rotatably provided on the tower boom, a detection switch including a limit switch is provided together with a latch bar on the counterpart tower jib side, and the tower jib is folded toward the tower boom side. When the latch engages with the latch bar in the idle state, this is detected by the detection switch, so that the following problem may occur.
[0008]
That is, the latch provided on the tower boom and the detection switch provided on the tower jib side, when the tower jib is folded to the tower boom side and a lateral displacement or the like occurs between them, the latch is connected to the latch bar. Even in the case of engagement, the detection switch may be separated from the latch and cannot be detected. For example, there is a problem that it is difficult to forcibly stop driving the auxiliary winding drum.
[0009]
Further, when the latch is strongly rotated when the latch is engaged with the latch bar while the tower jib is folded toward the tower boom side, the tip side of the latch collides strongly with the detection switch, and the impact at this time causes There is a problem that the detection switch is easily damaged.
[0010]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the related art.When the tower jib is folded toward the tower boom and the latch of the latch mechanism is engaged with the other latch bar, the detection is performed by a detection switch. Tower crane that can reliably detect and secure work safety when raising and lowering the tower boom, and can also solve problems such as damage to the detection switch and can reliably improve durability and life It is intended to provide.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the present invention provides a crane body having at least an up-and-down drum, a tower boom attached to the crane body so as to be able to be raised and lowered, and a tower boom raised and lowered by the up-down drum. A tower jib movably mounted, and provided so as to be hooked between the tower jib and the tower boom, in a state where the tower jib is folded toward the tower boom when the tower boom is raised and lowered with respect to the crane body. The present invention is applied to a tower crane having a retaining mechanism for holding.
[0012]
The feature of the configuration adopted by the invention according to claim 1 is that the latch mechanism is rotatably provided on one of the tower boom and the tower jib and is engaged with a latch bar of the other party. A latch for holding the tower jib hooked to the tower boom, and a rotatably provided on the latch, which is always in a standby position, and when the latch is engaged with the latch bar, the latch changes from the standby position to the engagement position. A pivoting lever that is pivoted, and a detection switch that opens and closes following the pivoting lever and detects whether the pivoting lever is in a standby position or an engaged position. is there.
[0013]
According to the above configuration, when the tower jib is folded toward the tower boom and the latch is engaged with the latch bar, the rotation lever provided on the latch side is rotated from the standby position to the engagement position, so that the detection switch is provided. Following this, for example, the state is switched from the open state to the closed state, and the engagement of the latch with the latch bar can be detected. In this case, the detection switch is provided on the latch side together with the rotation lever, and the detection switch detects whether the rotation lever has been rotated from the standby position to the engagement position. Even if a lateral displacement or the like occurs between the two when folded toward the tower boom, the turning lever on the latch side is turned from the standby position to the engaging position, so that the The engagement of the latch with the latch bar can be reliably detected by the detection switch.
[0014]
In the invention described in claim 2, the latch includes a first stopper for stopping the rotation lever at a standby position, a second stopper for stopping the rotation lever at an engagement position, and the latch. A spring disposed between the first lever and the first lever, the spring being configured to bias the rotary lever toward the first stopper. Is held at a standby position by contacting the first stopper with the first stopper, and when the latch is engaged with the latch bar, the rotation lever is allowed to rotate to an engagement position where it contacts the second stopper. And
[0015]
Thus, the spring urges the rotating lever toward the first stopper until the latch engages with the latch bar, and the rotating lever can be held at the standby position. When the latch is engaged with the latch bar, the rotation lever is rotated to an engagement position where it contacts the second stopper against the spring, and the rotation of the rotation lever is detected by a detection switch. The engagement of the latch with the latch bar can be detected.
[0016]
Further, in the invention according to claim 3, the spring biases the rotation lever in a direction away from the detection switch when the rotation lever is at the standby position, and the rotation lever is connected to the latch. Is pressed by the latch bar when engaged with the latch bar, thereby being turned to the engaged position against the spring.
[0017]
As a result, the rotation lever is in the standby position until the latch engages with the latch bar, and the rotation lever is biased by a spring in a direction away from the detection switch, so that the latch engages with the latch bar. Sometimes, even if the rotation lever is strongly pushed by the latch bar, the rotation of the rotation lever to the engagement position can be suppressed by the spring force of the spring. Spring can be alleviated by a spring.
[0018]
Further, in the invention according to claim 4, the rotation lever is provided near the one end side and provided with a rotation center for the latch, and the detection switch abuts on one end side of the rotation lever, It is configured to be opened and closed following the movement of the rotating lever.
[0019]
As a result, the rotation speed of one end of the rotation lever closer to the rotation center becomes slower than the other end of the rotation lever, and one end of the rotation lever having a lower rotation speed is brought into contact with the detection switch. Therefore, the detection switch that opens and closes following the movement of the rotating lever can be operated at a relatively low speed, preventing the transmission of an impact to the detection switch when the latch is engaged with the latch bar. it can.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0021]
Here, FIG. 1 to FIG. 4 show an embodiment of the present invention. In the figure, reference numeral 1 denotes a lower traveling body of the tower crane according to the present embodiment, 2 denotes an upper revolving superstructure as a crane main body rotatably provided on the lower traveling vehicle 1, and the upper revolving superstructure 2 is disposed on the upper side. An A-type frame 3 is provided, and the A-type frame 3 has a guide sheave 3A on the distal end side. The upper rotating body 2 is provided with a main winding drum 4, an auxiliary winding drum 5, an undulating drum 6, and the like.
[0022]
Reference numeral 7 denotes a tower boom whose base end side is attached to the front part of the upper swing body 2 so as to be able to undulate. The tower boom 7 has a frame structure and is formed with a length (height dimension) of, for example, 30 to 45 m. ing. Then, the tower boom 7 is raised and lowered with respect to the upper revolving unit 2 by winding up a tower boom raising and lowering rope 18 to be described later with the raising and lowering drum 6 and unwinding the tower boom raising and lowering rope 18 from the raising and lowering drum 6. Things.
[0023]
Reference numeral 8 denotes a tower jib having a frame structure attached to the tip 7A side of the tower boom 7 so as to be able to move up and down. The tower jib 8 is formed to have a length of, for example, about 20 to 40 m, and supplements a tower jib hoisting rope 12B described later. The tower jib 8 is raised and lowered with respect to the tower boom 7 by winding and unwinding with the winding drum 5.
[0024]
Here, hanging hooks (not shown) are suspended from the tip 8A side of the tower jib 8 so as to be able to move up and down, and these hanging hooks wind main winding ropes (not shown) on the main winding drum 4. By taking or unwinding, the suspended load such as the material hanging down from the tip 8A side of the tower jib 8 is raised and lowered.
[0025]
Reference numeral 9 denotes a guide provided on the distal end 7A side of the tower boom 7, and 10 denotes a swing lever which is located above the guide 9 and is rotatably mounted on the distal end 7A side of the tower boom 7. It is formed in a substantially triangular shape with a frame structure, and the tower jib 8 is raised and lowered with respect to the tower boom 7 via the tower jib support rope 11 and the like.
[0026]
Reference numeral 12 denotes an auxiliary hoisting rope whose one end is wound around the auxiliary hoist drum 5 and the other end of which is connected to the swing lever 10. A tower jib having a plurality of sheaves (not shown) in the auxiliary hoisting rope 12. A bridle 13 and a tower jib hanger 14 having a plurality of sheaves (not shown) around which a tower jib hoisting rope 12B described later is wound are arranged between the bridle 13 and the tower jib bridle 13.
[0027]
Here, after each auxiliary winding rope 12 is sequentially wound around a swing lever support rope 12A connecting the swing lever 10 and the tower jib bridle 13 and respective sheaves of the tower jib bridle 13 and the tower jib hanger 14, And a tower jib hoisting rope 12B wound around the auxiliary winding drum 5.
[0028]
When the tower jib hoisting rope 12B is wound by the auxiliary winding drum 5, the tower jib bridle 13 and the tower jib hanger 14 come close to each other, and the tower jib 8 is raised upward. On the other hand, when unwinding the tower jib hoisting rope 12B from the auxiliary winding drum 5, the tower jib bridle 13 and the tower jib hanger 14 are separated from each other, and the tower jib 8 is folded toward the tower boom 7 as shown in FIG. Fall down as if to
[0029]
15 is a plurality of tower boom support ropes (only one is shown), one end of which is attached to the tip 7A side of the tower boom 7, 16 is a tower boom bridle which is attached to the other end of the tower boom support rope, 17 Denotes tower boom hangers mounted on the distal end side of the A-type frame 3 so as to face the tower boom bridle 16. Here, one end of a tower boom hoisting rope 18 is wound around the tower boom hanger 17 and the tower boom bridle 16, and the other end of the tower boom hoisting rope 18 is wound around the hoisting drum 6 via a guide sheave 3A. Has been turned.
[0030]
When the tower boom hoist rope 18 is wound by the hoist drum 6, the tower boom bridle 16 and the tower boom hanger 17 approach each other, and the tower boom 7 is raised so as to rise upward from the ground, for example. When the tower boom hoisting rope 18 is unwound from the hoisting drum 6, the tower boom bridle 16 and the tower boom hanger 17 are separated from each other, and the tower boom 7 is directed forward of the upper revolving unit 2 toward the ground. And fall down.
[0031]
Reference numeral 19 denotes a latching mechanism provided between the tower boom 7 and the tower jib 8. The latching mechanism 19 moves the tower jib 8 to the tower boom as shown in FIG. By holding the tower jib 8 in the folded state, the tower jib 8 is prevented from inadvertently pivoting from the tip 7A side of the tower boom 7 due to its own weight or the like, and the safety of the tower boom 7 when the tower boom 7 is raised or lowered. Is to ensure.
[0032]
As shown in FIGS. 2 to 4, the latching mechanism 19 includes a support plate 21 fixed to the pipe member 8B on the tower jib 8 via a bracket 20 and the like, and a tip of the support plate 21 extending to the tower boom 7 side. A rod 22 as a latch bar protrudingly engageable with a latch 25 described later from the side, and another supporting plate fixed to the pipe member 7B on the tower boom 7 side and projecting substantially parallel to the supporting plate 21 on the tower jib 8 side. 23, and a latch 25 and the like, the base end of which is rotatably attached to the support plate 23 via a support tube 24 and the like.
[0033]
Here, the latch 25 is formed by press-molding a high-strength metal plate into a shape as shown in FIG. 3, and an engaging claw 25A for engaging with the rod 22 is provided on the distal end side in a substantially U-shape. It is formed together with the notch 25B. The tip end side end surface of the latch 25 becomes an inclined surface portion 25C of about 45 degrees along the engaging claw 25A. The inclined surface portion 25C moves the tower jib 8 in the direction of arrow A in FIG. The latch 25 is rotated in the direction of arrow B so as to guide the rod 22 to the lower end side of the engaging claw 25A by making contact (sliding contact) with the opposing rod 22 when folding.
[0034]
When the rod 22 passes through the lower end of the engaging claw 25A and reaches the position of the notch 25B, the latch 25 rotates in the direction of arrow C by its own weight, and the rod 22 is moved into the notch 25B. As a result, the tower jib 8 is held in a state of being folded toward the tower boom 7 as shown in FIG.
[0035]
Reference numeral 26 denotes a connecting pin which rotatably connects the latch 25 to the pipe member 7B of the tower boom 7 via a supporting plate 23 or the like. The connecting pin 26 has a base end attached to the supporting plate 23 and a distal end side latched. 25, and is rotatably attached to the support cylinder 25. The intermediate portion in the length direction is provided in a support cylinder 24 shown in FIG. The connecting pin 26 is the center of rotation of the latch 25, and the latch 25 is turned about the connecting pin 26 in the directions indicated by arrows B and C in FIG.
[0036]
Reference numeral 27 denotes a lever portion provided on the base end side of the latch 25. The lever portion 27 projects from the latch 25 toward the side opposite to the engagement claws 25A and the like as shown in FIG. A cable 28 is provided to hang downward. When the latch 25 is disengaged from the rod 22, the crane operator or the like pulls the rope 28 downward to forcibly rotate the latch 25 in the direction of arrow B in FIG. , The locking state between the tower boom 7 and the tower jib 8 is released.
[0037]
Reference numeral 29 denotes a rotating lever rotatably provided on the latch 25 via a support shaft 30. The rotating lever 29 is formed of an elongated metal plate or the like, and has a detection switch 34 described later on one end thereof. An operation protrusion 29A for operation is vertically provided. A pivot 30 serving as a pivot center is attached to the pivot lever 29 at a position close to the operation protrusion 29A, and the pivot 30 pivots between the notch 25B of the latch 25 and the connection pin 26. The lever 29 is rotatably supported. The other end of the rotating lever 29 extends to the position of the engaging claw 25A so as to straddle the notch 25B, and the tip end is a free end that comes into contact with stoppers 31, 32 described later.
[0038]
Reference numeral 31 denotes a first stopper for stopping the rotating lever 29 at the standby position. The stopper 31 is located near the lower end side of the engaging claw 25A and protrudes from the latch 25. The end) side can be contacted. Reference numeral 32 denotes a second stopper for stopping the rotation lever 29 at the engagement position. The stopper 32 projects from the notch 25B to the upper side of the latch 25 at a position separated upward from the notch 25B. It is possible.
[0039]
Reference numeral 33 denotes a spring disposed between the latch 25 and the rotation lever 29. The spring 33 is constituted by a coil spring or the like which always applies a pulling force to the rotation lever 29, and is operated by the rotation lever 29. It is stretched between the protrusion 29A and the support shaft 30. Then, the spring 33 constantly urges the distal end side of the rotation lever 29 toward the stopper 31 about the support shaft 30 to rotate the rotation lever 29 to a standby position indicated by a solid line in FIG. 3, for example.
[0040]
When the rod 22 enters the notch 25B and engages with the engagement claw 25A of the latch 25, the spring 33 pushes the rotating lever 29 upward by the rod 22 toward the stopper 32. By this, the rotation lever 29 is rotated to the engagement position shown by the two-dot chain line in FIG. 3, and abuts on the stopper 32 to restrict further rotation.
[0041]
Reference numeral 34 denotes a detection switch located below the connection pin 26 and provided on the base end side of the latch 25. The detection switch 34 has an arm portion 34A for switching operation, and is provided at the distal end side of the arm portion 34A. A roller 34B that comes into contact with the operation protrusion 29A of the rotation lever 29 is rotatably provided. When the roller 34B together with the arm 34A is at the solid line position shown in FIG. 3, the detection switch 34 is opened, for example, and switches to the closed state when rotated to the position shown by the two-dot chain line. .
[0042]
That is, the arm 34A is constantly urged in the direction indicated by the arrow D in FIG. 3 by a spring (not shown) or the like built in the detection switch 34, and the roller 34B is operated at the standby position. Abut. When the rotation lever 29 is rotated from the standby position to the engagement position, the roller 34B is pushed in the direction opposite to the direction indicated by the arrow D by the operation projection 29A, and the roller 34B is shown by a two-dot chain line in FIG. As shown by, the detection switch 34 is kept in a closed state in a state of being in contact with the front side of the operation protrusion 29A.
[0043]
Further, reference numeral 35 denotes a lead wire having one end connected to the detection switch 34, and the other end of the lead wire 35 extends downward along the tower boom 7 toward the upper revolving unit 2. Is connected to a solenoid valve (not shown) for forcibly stopping the valve. When the detection switch 34 is closed, the drive of the auxiliary winding drum 5 is stopped by keeping the solenoid valve closed, and the tower jib 8 is erroneously raised from the tip 7A side of the tower boom 7. It is forbidden to be moved.
[0044]
The tower crane according to the present embodiment has the above-described configuration, and its operation will be described next.
[0045]
First, when raising the tower boom 7 together with the tower jib 8 and the like from the ground side, the latch 25 on the tower boom 7 side constituting the locking mechanism 19 is hooked on the rod 22 on the tower jib 8 side as shown in FIG. Stop and hold the tower jib 8 folded toward the tower boom 7. In this state, the tower boom hoisting rope 18 is wound up by the hoisting drum 6 as shown in FIG. 1 so that the tower boom bridle 16 and the tower boom hanger 17 are brought close to each other, and the tower boom supporting rope 15 Raise boom 7 from the ground with tower jib 8.
[0046]
In this case, while the tower boom 7 is rising from the ground, the tower jib 8 tries to rotate from the tower boom 7 in the direction of arrow E in FIG. Since the tower jib 8 is held in a state of being folded toward the boom 7, it is possible to prevent the tower jib 8 from being carelessly rotated in the direction of arrow E, and to ensure the safety of the tower boom 7 when it is raised and lowered. be able to.
[0047]
Next, when raising the tip 8A side of the tower jib 8 upward, first, the operator of the crane pulls the rope 28 shown in FIG. The latch 25 is forcibly rotated in the direction B to release the engagement of the latch 25 with the rod 22.
[0048]
Then, the tower jib bridle 13 and the tower jib hanger 14 are brought close to each other by winding the tower jib hoisting rope 12B around the auxiliary winding drum 5 in a state where the hook between the tower boom 7 and the tower jib 8 is released, The tower jib 8 is raised with respect to the tower boom 7 via the swing lever support rope 12A, the swing lever 10, the tower jib support rope 11, and the like.
[0049]
When the tower jib 8 is lowered downward, the tower jib bridle 13 and the tower jib hanger 14 are separated from each other by unwinding the tower jib hoisting rope 12B from the auxiliary winding drum 5, and the tower jib 8 is moved as shown in FIG. It is lowered downward so as to be folded toward the tower boom 7 side.
[0050]
Then, when the tower boom 7 is thereafter tilted downward toward the ground side in front of the upper revolving unit 2, first, the latch 25 of the latch mechanism 19 is latched on the rod 22 on the tower jib 8 side, and the tower jib is rotated. 8 is held in a state of being folded toward the tower boom 7 side. Next, the tower boom hoisting rope 18 is unwound from the hoist drum 6 in this state, so that the tower boom 7 is gradually tilted downward toward the ground.
[0051]
By the way, when the tower jib 8 is folded toward the tower boom 7, a lateral displacement or the like may occur between the tower boom 7 and the tower jib 8. If the latch 25 of the latch mechanism 19 is strongly engaged with the rod 22 in a state where the tower jib 8 is folded toward the tower boom 7, the impact at this time may damage the detection switch 34 and the like. is there.
[0052]
However, in this embodiment, the rotation lever 29 and the detection switch 34 are provided on the latch 25 of the latch mechanism 19, and when the latch 25 is engaged with the rod 22, the rotation lever 29 is pushed by the rod 22. As a result, the rotation lever 29 is rotated from the standby position to the engagement position around the support shaft 30, and the detection switch 34 is opened and closed following the rotation lever 29. 29 is configured to detect whether it is at the standby position or the engagement position.
[0053]
As a result, even if a lateral displacement or the like occurs between the tower jib 8 and the tower boom 7 when the tower jib 8 is folded toward the tower boom 7, when the latch 25 is engaged with the rod 22, the turning lever 29 3 can be reliably pushed, and the rotation lever 29 can be rotated on the latch 25 from the standby position side shown by the solid line in FIG. 3 to the engagement position shown by the two-dot chain line.
[0054]
When the rotation lever 29 is rotated to the engagement position, the arm 34A of the detection switch 34 is rotated following the movement of the rotation lever 29. For example, the detection switch 34 is turned from an open state to a closed state. Since the switching operation can be performed, the engagement of the latch 25 with the rod 22 can be reliably detected by the detection switch 34, and the drive of the auxiliary winding drum 5 is stopped by switching the solenoid valve connected to the detection switch 34 to the closed state. By doing so, it is possible to prevent the tower jib 8 from being erroneously raised from the tip 7A side of the tower boom 7.
[0055]
Further, the other end of the spring 33 having one end hooked to the latch 25 is stretched between the operation projection 29A and the support shaft 30 with respect to the rotation lever 29 until the latch 25 engages with the rod 22. Is configured to bias the turning lever 29 to the standby position in a direction away from the arm portion 34A of the detection switch 34 by the spring 33, so that when the latch 25 is engaged with the rod 22, Even when the rotating lever 29 is strongly pushed, the sudden rotation of the rotating lever 29 to the engagement position can be suppressed by the spring force of the spring 33. Or the like can be effectively prevented.
[0056]
Further, the pivot lever 29 is provided with a support shaft 30 located near one end and serving as a pivot center. The operation protrusion 29A provided at one end (base end) of the pivot lever 29 is connected to the arm of the detection switch 34. The detection switch 34 is opened and closed by following the movement of the rotation lever 29 by making contact with the portion 34A. The rotation speed can be reduced, and the arm portion 34A of the detection switch 34 can be operated at a relatively low speed.
[0057]
Therefore, according to the present embodiment, when the tower jib 8 is folded toward the tower boom 7 and the latch 25 of the locking mechanism 19 is engaged with the opposing rod 22, this can be reliably detected by the detection switch 34, Operational safety such as when the tower boom 7 is raised and lowered can be ensured. The transmission of an impact to the arm portion 34A of the detection switch 34 when the latch 25 is engaged with the rod 22 can be effectively buffered by the spring 33 or the like, and the durability and life of the detection switch 34 can be reliably improved. .
[0058]
In the above embodiment, the case where the latch 25 of the latch mechanism 19 is rotatably provided on the tower boom 7 side and the opposing rod 22 is provided on the tower jib 8 side has been described as an example. However, the present invention is not limited to this. For example, a latch may be rotatably provided on the tower jib 8 side, and a latch bar such as a rod or the like may be provided on the tower boom 7 side.
[0059]
In the above embodiment, the tower crane having the lower traveling body 1 has been described as an example. However, the present invention is not limited to this, and may be applied to, for example, a stationary tower crane.
[0060]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the first aspect of the present invention, the rotation lever and the detection switch are provided on the latch of the latch mechanism, and the tower jib is folded toward the tower boom to engage the latch with the latch bar. Occasionally, by rotating the rotating lever provided on the latch side from the standby position to the engaging position, the detection switch follows the detection switch and, for example, it is configured to switch from the open state to the closed state. Even if a lateral displacement or the like occurs between the two when folded toward the tower boom, the turning lever on the latch side is turned from the standby position to the engaging position, so that the The detection switch can reliably detect the engagement of the latch with the latch bar, ensuring work safety such as raising and lowering the tower boom, and reducing the problem of damage to the detection switch. Consumption can be, it is possible to reliably improve the durability and life.
[0061]
According to the second aspect of the present invention, a spring is disposed between the latch and the rotation lever, and the spring always urges the rotation lever toward the first stopper, whereby the latch is moved. The rotation lever is held at a standby position where the rotation lever contacts the first stopper until the latch lever engages with the latch bar. When the latch engages with the latch bar, the rotation lever reaches an engagement position where the rotation lever contacts the second stopper. Since the rotation lever is configured to be allowed to rotate, the rotation lever can be held at the standby position by a spring until the latch engages with the latch bar, and when the latch engages with the latch bar, the rotation lever resists the spring. As a result, it is possible to relatively slowly rotate to the engagement position where it comes into contact with the second stopper, and the rotation of the rotation lever can be reliably detected by the detection switch. It can be detected to stabilize the engagement of the latch with respect to the bar.
[0062]
Further, in the invention according to claim 3, the rotating lever is set at the standby position until the latch engages with the latch bar, and the rotating lever is biased by a spring in a direction away from the detection switch. Even when the latch is engaged with the latch bar, even if the pivot lever is strongly pushed by the latch bar, the sudden rotation of the pivot lever to the engagement position can be suppressed by the spring force of the spring. In addition, the impact when the rotating lever presses the detection switch can be effectively mitigated, and the detection switch can be reliably prevented from being damaged by the impact and the like, and the durability and life can be greatly improved.
[0063]
Further, in the invention according to claim 4, the rotation lever is provided near the one end side to provide a rotation center, and the one end side of the rotation lever is brought into contact with the arm portion or the like of the detection switch. Since the detection switch is configured to open and close following the movement of the rotation lever, one end of the rotation lever can be rotated at a slower speed than the other end. Open / close operation can be performed at a very slow speed. Therefore, it is possible to effectively prevent an impact from being transmitted to the detection switch when the latch is engaged with the latch bar, and it is possible to more reliably improve the durability and the life of the detection switch.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view showing a tower crane according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged partial front view showing a latch mechanism and the like in FIG. 1;
FIG. 3 is a detailed view of a main part of FIG. 2, showing a rotating lever, a spring, a detection switch, and the like provided on a latch;
FIG. 4 is a sectional view taken in the direction of arrows IV-IV in FIG. 3;
[Explanation of symbols]
1 Undercarriage
2 Upper revolving superstructure (crane body)
4 Main drum
5 Rewinding drum
6 Undulating drum
7 Tower Boom
7B, 8B pipe material
8 Tower Jib
19 Latch mechanism
22 rod (latch bar)
25 Latch
25A engaging claw
25B notch
26 Connecting pin
29 Rotating lever
29A Operation projection
30 support shaft (rotation center)
31 First stopper
32 Second stopper
33 Spring
34 Detection switch
34A arm
34B roller

Claims

A crane body having at least an up-and-down drum, a tower boom attached to the crane body so as to be able to be raised and lowered by the up-and-down drum, a tower jib attached to a tip side of the tower boom so as to be able to move up and down, and the tower jib. A tower crane that is provided so as to be able to be hooked between the tower boom and a hooking mechanism that holds the tower jib folded toward the tower boom when the tower boom is raised and lowered with respect to the crane body;
A latch that is rotatably provided on one of the tower boom and the tower jib and engages with a latch bar of the other party to hold the tower jib in a state of being latched on the tower boom; A rotating lever that is always in a standby position and is rotated from the standby position to the engaged position when the latch engages with the latch bar; A tower crane which is opened and closed, and comprising a detection switch for detecting whether the rotating lever is at a standby position or an engaged position.

The latch includes a first stopper that stops the rotation lever at a standby position, a second stopper that stops the rotation lever at an engagement position, and is disposed between the latch and the rotation lever. A spring for urging the rotating lever toward the first stopper, wherein the spring contacts the rotating lever with the first stopper until the latch engages with a latch bar. The tower crane according to claim 1, wherein the tower crane is held at a standby position, and when the latch is engaged with the latch bar, the pivoting lever is allowed to pivot to an engagement position where it contacts the second stopper. .

The spring biases the rotation lever away from the detection switch when the rotation lever is at the standby position, and the rotation lever is moved by the latch bar when the latch is engaged with the latch bar. 3. The tower crane according to claim 2, wherein the tower crane is configured to be turned to an engagement position against the spring by being pushed.

The rotation lever is provided with a rotation center with respect to the latch positioned near one end side, and the detection switch opens and follows the movement of the rotation lever by abutting on one end side of the rotation lever. The tower crane according to claim 1, wherein the tower crane is configured to be closed.