JP3588574B2

JP3588574B2 - Cooking pot device

Info

Publication number: JP3588574B2
Application number: JP2000055991A
Authority: JP
Inventors: 徳二梶原
Original assignee: 梶原工業株式会社
Priority date: 2000-02-28
Filing date: 2000-02-28
Publication date: 2004-11-10
Anticipated expiration: 2020-02-28
Also published as: JP2001238805A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食材をカット、攪拌調理する調理釜装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の調理釜装置としては、例えば実開昭６２−４３６２８号公報に記載された加熱攪拌装置がある。この加熱攪拌装置では、加熱釜に対して斜めに配置された攪拌軸に円弧状の支持桿が備えられ、この円弧状の支持桿に複数の掻取羽根が取り付けられている。また、加熱釜内に、カッターを備えたカッター軸が上下方向に沿って配置されている。
【０００３】
そして、回転駆動部による攪拌軸の駆動により支持桿が回転すると共に、掻取羽根が加熱釜の底部内面を掻き取り摺動する。また、カッター駆動部によるカッター軸の駆動によりカッターが回転する。従って、加熱釜内の食材は、加熱釜を介して加熱されながら支持桿の回転及び掻取羽根の掻き取り摺動により攪拌調理され、加熱釜の底部は、掻取羽根によって十分に掻き取られる。さらに、カッターの回転により、加熱攪拌されている食材をカット、攪拌することができ、粉体の混入した食材等であっても、食材中にいわゆる「だま」が生ずるのを抑制すること等ができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記カッターは、前記攪拌軸に対して高速で回転駆動されることによって食材をカット、攪拌する構成となっている。従って、食材が例えば粘性の高いもの、固形成分の多いもの等であるとき、カッターの高速回転に対し食材が追いつかずにカッターのみが空転して食材の十分なカット、攪拌調理が行われない恐れがある。
【０００５】
本発明は、カッターの空転を抑制することのできる調理釜装置の提供を課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、食材を投入して調理するための調理釜と、該調理釜内に、カッター支持部が上下方向に沿って配置され回転自在に支持されたカッター軸と、該カッター軸を、回転駆動するカッター駆動部と、前記カッター軸に、一体回転可能に支持され表面にカッター刃を備えて前記食材をカット、攪拌するカッターと、前記調理釜内に、螺旋支持部が上下方向に沿って配置され回転自在に支持された螺旋軸と、該螺旋軸を、回転駆動する螺旋駆動部と、前記螺旋軸に、一体回転可能に支持され前記カッターへ向けて食材を送る螺旋部とを設け、前記カッター及び螺旋部は、同軸芯状に配置されたことたことを特徴とする。
【０００８】
請求項２の発明は、請求項１記載の調理釜装置であって、前記螺旋軸は、前記カッター軸の一側に沿って配置され、該螺旋軸の上端が、前記カッター軸の上部側外周に同軸配置されると共に前記螺旋駆動部に連動連結されたフランジ部に結合されたことを特徴とする。
【０００９】
請求項３の発明は、請求項１又は２記載の調理釜装置であって、前記カッターは、前記調理釜側に支持され複数の開口を有する固定のステータス刃及び前記カッター軸に支持され前記開口に対し相対回転して食材をカット、攪拌するロータリー刃よりなることを特徴とする。
【００１０】
請求項４の発明は、食材を投入して調理するための調理釜と、該調理釜内に、カッター支持部が上下方向に沿って配置され回転自在に支持されたカッター軸と、該カッター軸を、回転駆動するカッター駆動部と、前記カッター軸に、一体回転可能に支持され表面にカッター刃を備えて前記食材をカット、攪拌するカッターと、前記調理釜内に、螺旋支持部が上下方向に沿って配置され回転自在に支持された螺旋軸と、該螺旋軸を、回転駆動する螺旋駆動部と、前記螺旋軸に、一体回転可能に支持され前記カッターへ向けて食材を送る螺旋部とを設け、前記カッター軸及び螺旋軸は、別々に配置され、前記螺旋部の下端部が前記カッターに近接するように相対的に傾斜していることを特徴とする。
【００１１】
請求項５の発明は、請求項１〜４のいずれかに記載の調理釜装置であって、前記調理釜は、少なくとも底部内面が球面状に形成され少なくとも底部が加熱される加熱釜であり、該加熱釜内に作用部が挿入配置され回転駆動部によって回転駆動される攪拌軸と、該攪拌軸に取り付けられ前記攪拌軸の回転により前記少なくとも底部内面を掻き取り摺動する掻取羽根を所定間隔で有する支持桿とを備えたことを特徴とする。
【００１２】
請求項６の発明は、請求項５記載の調理釜装置であって、前記攪拌軸は、前記加熱釜に対して斜めに配置されたことを特徴とする。
【００１３】
【発明の効果】
請求項１の発明では、調理釜内に食材を投入して、カッター駆動部によりカッター軸を回転駆動すると、カッター刃を備えたカッターが一体回転し、食材をカット、攪拌することができる。同時に、螺旋駆動部により螺旋軸を回転駆動すると螺旋部が一体に回転し、調理釜内の食材を前記カッターへ向けて送ることができる。このため、食材が例えば水飴等粘性の高い食材、固形成分の多い食材等であるときでも、カッターのみが空転するようなことを抑制することができ、食材の十分なカット、攪拌調理を行うことができる。
【００１４】
また、カッター及び螺旋部が同軸芯状に配置されたことにより、調理釜内のスペースを確保することができると共に、カッター駆動部及び螺旋駆動部の占めるスペースを少なくすることができ、その他の部品配置の自由度が増大する。
【００１５】
請求項２の発明では、請求項１の発明の効果に加え、螺旋駆動部によりフランジ部を回転させることにより、カッター軸の一側に沿って配置された螺旋軸をカッター軸の回りで公転させ、該螺旋軸の公転により螺旋部を回転させることができる。従って、食材をカッターへ確実に送ることができる。
【００１６】
請求項３の発明では、請求項１又は２の発明の効果に加え、ロータリー刃がステータス刃に対し相対回転することにより食材を確実にカット、攪拌することができる。
【００１７】
請求項４の発明では、食材を投入して調理するための調理釜と、該調理釜内に、カッター支持部が上下方向に沿って配置され回転自在に支持されたカッター軸と、該カッター軸を、回転駆動するカッター駆動部と、前記カッター軸に、一体回転可能に支持され表面にカッター刃を備えて前記食材をカット、攪拌するカッターと、前記調理釜内に、螺旋支持部が上下方向に沿って配置され回転自在に支持された螺旋軸と、該螺旋軸を、回転駆動する螺旋駆動部と、前記螺旋軸に、一体回転可能に支持され前記カッターへ向けて食材を送る螺旋部とを設け、前記カッター軸及び螺旋軸は、別々に配置され、前記螺旋部の下端部が前記カッターに近接するように相対的に傾斜しているため、構造を簡単にすることができると共に、カッター軸及び螺旋軸により攪拌効果を高めることが可能となる。
【００１８】
請求項５の発明では、請求項１〜４の何れかの発明の効果に加え、回転駆動部によって攪拌軸を回転させると支持桿が回転し、加熱釜を介して食材を加熱しながら攪拌することができる。又、掻取羽根が底部内面を掻き取り摺動し、底部内面に食材が付着するのを抑制することができる。従って、カッター及び螺旋部等によるカット、攪拌と共に、全体として食材の品質を大幅に向上することができる。
【００１９】
請求項６の発明では、請求項５の発明の効果に加え、攪拌軸は加熱釜に対して斜めに配置されているため食材の攪拌を乱流状態とし易く、カッター及び螺旋部等によるカット、攪拌の作用を増長させることができ、全体として食材の品質を大幅に向上することができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
（第１実施形態）
図１、図２は本発明の第１実施形態を示している。先ず、図１は本発明の第１実施形態に係る全体概略断面図、図２は同平面図である。この図１、図２において、調理釜装置は加熱攪拌装置として構成したもので、この加熱攪拌装置は加熱釜１と、攪拌軸３と、支持桿５と、カッター軸７と、螺旋軸としてのスクリュウ軸９とを備えている。
【００２１】
前記加熱釜１は、食材を投入して調理するための調理釜を構成するもので、少なくとも底部内面が球面状に形成され、少なくとも底部が加熱される構成となっている。すなわち、加熱釜１は筒状の胴部１１と、半球状の底部１３とが一体に構成され、底部１３側の外面周囲に例えばジャケット（図示せず）が閉断面で設けられている。ジャケットには、外部から加熱用の蒸気が給排されるようになっている。但し、ジャケットを設けずに電気あるいはガス等によって底部１３を加熱する構成にすることもできる。又、加熱釜１は例えば脚などを介してベース状に支持されている。
【００２２】
前記加熱釜１の上端には、蓋体１５が取りつけられている。蓋体１５は中央で分割され、固定部１７と、可動部１９とで構成され、両者がヒンジ部２１で結合されている。可動部１９には取手２３ａ，２３ｂが取り付けられ、この取手２１ａ，２１ｂを把持して可動部１７をヒンジ１９を支点にして上方へ開くことができる。
【００２３】
前記攪拌軸３は、その作用部が前記加熱釜１内に挿入配置され、回転駆動部２５によって回転駆動される構成となっている。この攪拌軸３は、加熱釜１に対して斜めに配置され、その上端は回転駆動部２５に連動連結されている。回転駆動部２５は、例えば電動モータによって構成され、前記蓋体１５の固定部１７に支持されている。
【００２４】
前記支持桿５は前記攪拌軸３に取り付けられ、該攪拌軸３の回転により少なくとも底部１３内面を掻き取り摺動する複数の掻取羽根２７を所定間隔で規定位置に備えている。但し、図１では１組の掻取羽根２７のみを示している。
【００２５】
前記カッター軸７は、前記加熱釜１内にカッター支持部が上下方向、例えば鉛直方向に沿って配置され、回転自在に支持されている。
【００２６】
前記カッター軸７は、その上部が軸受体２９に回転自在に支持されたものである。軸受体２９は、前記蓋体１５の固定部１７に取り付けられた伝導ケース３１に支持されている。
【００２７】
前記カッター軸７は、カッター駆動部３３によって回転駆動されるようになっている。カッター駆動部３３は、前記伝導ケース３１に支持されたモータ３５を備えている。モータ３５には駆動プーリ３７が取り付けられ、前記カッター軸７の上端に取り付けられた従動プーリ３９との間にＶベルトなどの伝導ベルト４１が巻き回されている。
【００２８】
前記カッター軸７には、下端部にカッター４３が備えられている。カッター４３は、加熱釜１の底部１３内下部に配置され、支持桿５に近接配置されている。このカッター４３は、ボス部４５ａと円板部４５ｂとを備え、円板部４５ｂの上下両面に複数のカッター刃４５ｃが突設されている。前記カッター４３の直径は、１００ｍｍ〜３００ｍｍに形成されている。また、カッター４３の回転数は１０００〜３０００ｒｐｍに設定されている。なお、円板部４５ａは、必ずしも円板に限らず、三角形板、四角形板など、多角形板として構成することもできる。かかる多角形板の場合は、外周部においても食材をカット、攪拌することが可能となる。
【００２９】
前記スクリュウ軸９は、前記加熱釜１内に螺旋支持部としてのスクリュウ支持部が上下方向に沿って配置され、回転自在に支持されている。前記スクリュウ軸９は、前記カッター軸７の一側に沿って配置され、該スクリュウ軸９の上端が、前記軸受体２９下部のフランジ部４７に結合されている。かかるスクリュウ軸９に螺旋部としてのスクリュウ羽根４８が取り付けられている。
【００３０】
前記フランジ部４７は、前記カッター軸７の上部側外周に同軸配置され、螺旋駆動部としてのスクリュウ駆動部４９に連動連結されている。即ち、フランジ部４７は、前記軸受体２９に軸受けを介して回転自在に支持された筒部５１の下端に結合され、カッター軸７に対して相対回転自在となっている。筒部５１の上端には、一体に回転するフランジ部５３が取り付けられ、該フランジ部５３に、従動プーリ５５が一体回転可能に取り付けられている。前記スクリュウ駆動部４９は、前記伝導ケース３１に支持されたモータ５７を備えている。モータ５７には駆動プーリ５９が取り付けられ、前記スクリュウ軸９側の従動プーリ５５との間にＶベルトなどの伝導ベルト６１が巻き回されている。
【００３１】
そして、回転駆動部２５によって攪拌軸３を回転させると、支持桿５が回転し、加熱釜１内の食材は加熱釜１を介した加熱を受けながら攪拌調理される。
【００３２】
一方、カッター駆動部３３のモータ３５の回転駆動によって、駆動プーリ３７が回転し、ベルト４１を介し従動プーリ３９が回転する。この従動プーリ３９の回転によって、カッター軸７が回転し、例えば３０００ｒｐｍなどの回転数によって駆動される。かかる回転駆動によって、カッター４３も一体回転し、前記加熱攪拌調理とともにカッター刃４５ｃの作用により、食材はさらにカット、攪拌されることになる。このカッター４３のカット、攪拌により、食材中のいわゆる「だま」の発生等を抑制し、食材の品質をより向上させることができる。
【００３３】
他方、スクリュウ駆動部４９のモータ５７の回転駆動によって、駆動プーリ５９が回転し、ベルト６１を介し従動プーリ５５が回転する。この従動プーリ５５の回転によって、フランジ部５３、筒部５１、フランジ部４７を介してスクリュウ軸９がカッター軸７の回りを公転する。このスクリュウ軸９の公転によりスクリュウ羽根４８がカッター軸７と同軸に回転する。スクリュウ羽根４８の回転数は、例えば２００〜３００ｒｐｍである。
【００３４】
従って、スクリュウ羽根４８の回転により加熱釜１内の食材がカッター４３に向けて強制的に送られ、カッター４３は送られた食材を連続的にカット、攪拌することができる。こうして、カッター４３の回転数が高い場合でも十分なカット、攪拌を行うことができる。また水飴等粘性の高い食材、固形成分の多い食材等であってもカッター４３の食材に対する空転が抑制され、食材を選ばず、十分なカット、攪拌を行うことができる。従って、全体として加熱攪拌調理における食材の品質を大幅に向上することができる。
【００３５】
更に、カッター軸７及びスクリュウ軸９は、支持桿５の回転による攪拌に対して抵抗を与えることとなり、しかもスクリュウ羽根４８の回転が加わることで食材の乱流攪拌を促進し、かかる点からも加熱攪拌調理における食材の品質を大幅に向上することができる。
【００３６】
更に本実施形態では、カッター軸７及びスクリュウ軸９を同軸的に配置したため、加熱釜１内でしめるスペースを少なくすることができ、加熱攪拌する食材の容量減少を抑制することができる。また、カッター駆動部３３及びスクリュウ駆動部４９が蓋体１５上で占めるスペースを少なくすることができ、その他の部品配置の自由度が増大する。
【００３７】
図３、図４は、上記実施形態の変形例に係る実施形態を示す概略断面図である。図３の実施形態においては、カッター軸７及びスクリュウ軸９を斜めにセットし、カッター４３を加熱釜１内底部１３中央近傍に配置したものである。図４の実施形態においては、攪拌軸３を垂直方向に配置し、支持桿５をこれに合わせて形成し、且つカッター軸７及びスクリュウ軸９を斜めにセットし、カッター４３を加熱釜１内底部１３中央近傍から外れた位置に配置したものである。
【００３８】
従って、図３の実施形態においては、攪拌軸３の回転による加熱攪拌と、カッター軸７の回転によるカット、攪拌とにより食材を上記同様に調理することができると共に、特に重力作用によって食材が滞り易い加熱釜１内底部１３中央近傍でのカット、攪拌を促進することができる。図４の実施形態においては、攪拌軸３の回転による加熱攪拌と、カッター軸７の回転によるカット、攪拌とにより食材を上記同様に調理することができると共に、スクリュウ軸９が加熱釜１内を斜めに横切ることにより全体的なカット攪拌を促進することができる。
（第２実施形態）
図５、図６は本発明の第２実施形態を示し、図５は斜め軸の場合の概略断面図、図６は垂直軸の場合の概略断面図である。なお、第１実施形態と対応する構成部分には同符号を付して説明し、重複した説明は省略する。
【００３９】
本実施形態においては、図５の攪拌軸３が加熱釜１に対し斜めに配置された場合、図６の鉛直方向に配置された場合のいずれにおいても、カッター軸７とスクリュウ軸９とが別々に配置され、前記スクリュウ羽根４８の下端部が前記カッター４３に近接するように相対的に傾斜している。この傾斜は、図５、図６の紙面左右方向のみならず、紙面直行方向においても有しており、３次元的にＶ字状配置されてスクリュウ羽根４８の下端部が前記カッター４３に近接する構成となっている。カッター駆動部及びスクリュウ駆動部は、カッター軸７とスクリュウ軸９とが別々に配置されたことによりこれに応じて構成されることは勿論である。
【００４０】
そして、本実施形態においても、スクリュウ軸９の回転により食材をカッター４３へ送ることができ、上記同様の作用効果を得ることができる。また構造を簡単にすることができると共に、カッター軸７及び螺旋軸９により加熱釜１内の攪拌をより乱流状態にし易くなり、攪拌効果を高め、食材の品質をより向上することができる。
（第３実施形態）
図７〜図９は、本発明の第３実施形態に係る概略断面図を示している。なお、第１実施形態と対応する構成部分には同符号を付し、また重複した説明は省略する。
【００４１】
図７の実施形態は、前記図１、図２の実施形態と同様のカッター軸７及びカッター４３、スクリュウ軸９及びスクリュウ羽根４８を備えている。図８の実施形態は、前記図３と、図９の実施形態は、前記図５と、それぞれ同様のカッター軸７及びカッター４３、スクリュウ軸９及びスクリュウ羽根４８を備えている。
【００４２】
一方、各実施形態では攪拌軸３が加熱釜１の底部１３から外部に突出している。この攪拌軸３は加熱釜１内の軸支部６３に回転自在に支持されている。軸支部６３は、底部１３内面に一体的に設けられている。攪拌軸３と軸支部６３内面との間は、例えば軸支部６３上下部においてシール部材が介設され、加熱釜１内の食材が軸支部６３内に入り込まないようになっている。
【００４３】
前記攪拌軸３の上端には連結ブロック６５が取り付けられている。連結ブロック６５には支持桿６７の上端が結合され、支持桿６７の下部側端部には紙面直行方向の断面がコの字状の支持ブラケット６９にテフロンなどで形成された攪拌羽根７１が取り付けられている。
【００４４】
前記攪拌軸３の下端には、電動モータなどで構成された回転駆動部２５が連動連結されている。回転駆動部２５は、図示しないベースなどに固定され、加熱釜１の底部１３に対し若干の間隔を有している。従って、加熱釜の底部１３外面に加熱用のジャケットなどを設ける場合、回転駆動部２５が邪魔になることはない。
【００４５】
そして、回転駆動部２５の駆動によって攪拌軸３が回転し、支持桿６７，攪拌羽根７１が一体に回転する。また、上記同様、カッター軸７の回転によりカッター４３が回転し、スクリュウ軸９の回転によりスクリュウ羽根４８が回転する。
こうして、本実施形態においても加熱釜１内の食材の加熱攪拌、カット、攪拌調理を上記実施形態同様に行うことができる。また本実施形態では加熱釜１の上部が簡素化され、カッター軸７の配置、カッター駆動部３１の大きさ及び配置等の自由度がより増大する。
（第４実施形態）
図１０〜図１２は本発明の第４実施形態に係り、図１０は全体概略断面図、図１１は要部の拡大断面図、図１２は図１１のＸＩＩ−ＸＩＩ矢視断面図である。なお、第１実施形態と対応する構成部分には同符号を付し、また重複した説明は省略する。
【００４６】
本実施形態のカッター軸７及びスクリュウ軸９の配置構成は、第１実施形態と同様である。一方本実施形態では、カッター４３が、固定のステーター刃７３及びロータリー刃７５よりなるものである。
【００４７】
前記固定のステーター刃７３は、複数の開口７７、７９を有しており、加熱釜１側に支持固定されている。前記一方の開口７７は、固定円板部８１に周方向所定間隔で複数設けられた円孔であり、他方の開口７９は、周壁部８５に複数設けられた矩形のスリットである。このステーター刃７３の支持固定は次のようになっている。即ち、周壁部８５の上端に一対のブラケット８７ａ，８７ｂを設け、該ブラケット８７ａ，８７ｂが一対のロッド８９ａ，８９ｂ下端に固定され、ロッド８９ａ，８９ｂの上端が、蓋体１５に取り付けた支持ブラケット９１ａ，９１ｂに固定されている。
【００４８】
前記ロータリー刃７５は、複数の開口９３とカッター刃９５とを有している。開口９３は回転円板部９７に設けられ、前記固定円板部８１の開口７７上に対応して配置されている。前記カッター刃９５は前記前記回転円板部９７の外周側に周方向所定間隔で複数設けられ、周壁部８５の開口７９に対応して配置されている。
【００４９】
前記回転円板部９７は、中央のボス部９７ａがカッター軸７の下端部に嵌め込まれ、ナット９９で締結固定されている。
【００５０】
従って、カッター軸７の回転によりロータリー刃７５がステーター刃７３に対して相対回転し、開口７７に対する開口９３のスライド及び開口７９に対するカッター刃９５のスライド、ロータリー刃７５の回転により食材をカット、攪拌することができる。カット、攪拌される食材は、図１１の矢印のように流動することができる。このようなカット、攪拌に際し、スクリュウ羽根４８の回転で食材をロータリー刃７５上へ積極的に送ることができ、ロータリー刃７５の回転が高いものであっても、あるいは水飴等粘性の高い食材、固形成分の多い食材等であってもカッター４３が食材に対して空転するのを抑制し、食材の品質を向上させることができる。
【００５１】
尚、上記各実施形態において、スクリュウ羽根の形態は限定されず、食材をカッター刃へ強制的に送ることができるものであればよい。従って、スクリュウ羽根に穴を設け、あるいは突起を設けたりすることもできる。さらに、螺旋羽根としてビータを用いることもできる。
【００５２】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態に係る全体概略断面図である。
【図２】第１実施形態に係り、全体概略平面図である。
【図３】第１実施形態の変形例の実施形態に係る概略断面図である。
【図４】第１実施形態の他の変形例の実施形態に係る概略断面図である。
【図５】本発明の第２実施形態に係る概略断面図である。
【図６】本発明の第２実施形態に係る概略断面図である。
【図７】本発明の第３実施形態に係る概略断面図である。
【図８】本発明の第３実施形態に係る概略断面図である。
【図９】本発明の第３実施形態に係る概略断面図である。
【図１０】本発明の第４実施形態に係る全体概略断面図である。
【図１１】本発明の第４実施形態に係り、要部の拡大断面図である。
【図１２】本発明の第４実施形態に係り、図１１のＸＩＩ−ＸＩＩ矢視断面図である。
【符号の説明】
１加熱釜（調理釜）
３攪拌軸
５支持桿
７カッター軸
９スクリュウ軸（螺旋軸）
１３底部
３３カッター駆動部
４３カッター
４５ｃ、７９カッター刃
４８スクリュウ羽根（螺旋羽根）
４９スクリュウ駆動部（螺旋駆動部）
７３ステータス刃
７５ロータリー刃
７７、７９開口[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a cooking pot apparatus for cutting and stirring and cooking ingredients.
[0002]
[Prior art]
As a conventional cooking pot device, for example, there is a heating and stirring device described in Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 43628/1987. In this heating stirrer, an arc-shaped support rod is provided on a stirring shaft arranged obliquely with respect to the heating pot, and a plurality of scraping blades are attached to the arc-shaped support rod. Further, a cutter shaft provided with a cutter is arranged in the heating pot along the vertical direction.
[0003]
Then, the support rod is rotated by the drive of the stirring shaft by the rotary drive unit, and the scraping blade scrapes and slides on the inner surface of the bottom of the heating pot. Further, the cutter is rotated by the driving of the cutter shaft by the cutter driving unit. Therefore, the ingredients in the heating pot are stirred and cooked by rotating the support rod and scraping and sliding of the scraping blade while being heated through the heating pot, and the bottom of the heating pot is sufficiently scraped off by the scraping blade. . In addition, by rotating the cutter, the heated and agitated food can be cut and agitated, so that even in the case of a food mixed with powder, it is possible to suppress so-called "dama" from occurring in the food. it can.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the cutter is configured to cut and agitate the food material by being rotationally driven at a high speed with respect to the agitation shaft. Therefore, when the food material is, for example, a material having a high viscosity or a lot of solid components, the food material may not catch up with the high-speed rotation of the cutter, and only the cutter may run idle, and the food material may not be sufficiently cut and stirred and cooked. There is.
[0005]
An object of the present invention is to provide a cooking pot device capable of suppressing idling of a cutter.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a cooking pot for feeding and cooking food, a cutter shaft in which a cutter supporting portion is disposed along the vertical direction and rotatably supported, and the cutter shaft. A cutter driving unit for rotating and driving, a cutter for cutting and agitating the food with a cutter blade provided on the surface of the cutter shaft and rotatably supported by the cutter shaft, and a spiral supporting unit in the cooking pot in a vertical direction. A helical shaft disposed along and rotatably supported along the helical shaft, a helical drive unit for rotating the helical shaft, and a helical unit for supporting the helical shaft to be integrally rotatable and feeding food toward the cutter. the setting only, the cutter and the helical portion may have it disposed coaxially shape.
[0008]
The invention according to claim 2 is the cooking pot device according to claim 1 , wherein the spiral shaft is disposed along one side of the cutter shaft, and an upper end of the spiral shaft is an outer periphery on an upper side of the cutter shaft. And is coupled to a flange portion interlockingly connected to the helical drive unit.
[0009]
The invention according to claim 3 is the cooking pot device according to claim 1 or 2 , wherein the cutter is supported on the cooking pot side and has a fixed status blade having a plurality of openings and the cutter is supported by the cutter shaft and the opening is provided. It is characterized by comprising a rotary blade which cuts and agitates the foodstuff by rotating relative to the rotary blade.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a cooking pot for feeding and cooking food, a cutter shaft in which a cutter support portion is disposed along a vertical direction and rotatably supported, and the cutter shaft. A cutter driving unit for rotating and driving, a cutter for cutting and agitating the food with a cutter blade provided on the surface of the cutter shaft and rotatably supported by the cutter shaft, and a spiral supporting unit in the cooking pot in a vertical direction. A helical shaft disposed along and rotatably supported along the helical shaft, a helical drive unit for rotating the helical shaft, and a helical unit for supporting the helical shaft to be integrally rotatable and feeding food toward the cutter. Wherein the cutter shaft and the spiral shaft are separately arranged, and a lower end of the spiral portion is relatively inclined so as to approach the cutter .
[0011]
The invention of claim 5 is the cooking pot device according to any one of claims 1 to 4 , wherein the cooking pot is a heating pot in which at least a bottom inner surface is formed in a spherical shape and at least a bottom portion is heated, A stirring shaft, which has an action portion inserted in the heating pot and is rotationally driven by a rotary driving portion, and a scraper blade attached to the stirring shaft, which scrapes and slides at least the bottom inner surface by rotation of the stirring shaft. And a support rod provided at intervals.
[0012]
The invention according to claim 6 is the cooking pot device according to claim 5 , wherein the stirring shaft is arranged obliquely with respect to the heating pot.
[0013]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the food is put into the cooking pot and the cutter shaft is driven to rotate by the cutter driving unit, the cutter having the cutter blade rotates integrally, and the food can be cut and stirred. At the same time, when the helical shaft is rotationally driven by the helical drive unit, the helical unit rotates integrally and the food in the cooking pot can be sent toward the cutter. For this reason, even when the foodstuff is a highly viscous foodstuff such as starch syrup, a foodstuff with a large amount of solid components, etc., it is possible to suppress that only the cutter idles, and to perform sufficient cutting and stirring cooking of the foodstuff. Can be.
[0014]
In addition, since the cutter and the helical portion are arranged coaxially, the space in the cooking pot can be secured, and the space occupied by the cutter drive portion and the helical drive portion can be reduced. The degree of freedom of arrangement increases.
[0015]
According to the invention of claim 2 , in addition to the effect of the invention of claim 1 , by rotating the flange portion by the helical drive unit, the helical shaft arranged along one side of the cutter shaft is revolved around the cutter shaft. The helical portion can be rotated by the revolution of the helical shaft. Therefore, the food material can be reliably sent to the cutter.
[0016]
According to the invention of claim 3 , in addition to the effect of the invention of claim 1 or 2 , the food material can be reliably cut and stirred by rotating the rotary blade relative to the status blade.
[0017]
According to the invention of claim 4 , a cooking pot for feeding and cooking food, a cutter shaft in which a cutter supporting portion is disposed along the up-down direction and rotatably supported, and the cutter shaft A cutter driving unit for rotating and driving, a cutter for cutting and agitating the food with a cutter blade provided on the surface of the cutter shaft and rotatably supported by the cutter shaft, and a spiral supporting unit in the cooking pot in a vertical direction. A helical shaft disposed along and rotatably supported along the helical shaft, a helical drive unit for rotating the helical shaft, and a helical unit for supporting the helical shaft to be integrally rotatable and feeding food toward the cutter. The cutter shaft and the helical shaft are separately arranged, and the lower end of the helical portion is relatively inclined so as to approach the cutter, so that the structure can be simplified and the cutter can be simplified. Shaft and screw It is possible to enhance the stirring effect by the shaft.
[0018]
According to the fifth aspect of the invention, in addition to the effects of any one of the first to fourth aspects, when the stirring shaft is rotated by the rotation drive unit, the support rod rotates, and the food is stirred while being heated through the heating pot. be able to. In addition, it is possible to prevent the scraper blades from scraping and sliding on the inner surface of the bottom, and to prevent foodstuffs from adhering to the inner surface of the bottom. Therefore, the quality of the food material as a whole can be significantly improved as well as the cutting and stirring by the cutter and the spiral portion.
[0019]
In the invention of claim 6 , in addition to the effect of the invention of claim 5, the stirring shaft is arranged obliquely with respect to the heating pot, so that the stirring of the foodstuff is easily made to be in a turbulent state, and cutting by a cutter and a spiral portion, etc. The effect of the stirring can be increased, and the quality of the food material as a whole can be greatly improved.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
1 and 2 show a first embodiment of the present invention. First, FIG. 1 is an overall schematic sectional view according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a plan view of the same. 1 and 2, the cooking pot apparatus is configured as a heating and stirring apparatus, and the heating and stirring apparatus includes a heating pot 1, a stirring shaft 3, a support rod 5, a cutter shaft 7, and a helical shaft. And a screw shaft 9.
[0021]
The heating pot 1 constitutes a cooking pot for feeding and cooking foods. At least the bottom inner surface is formed in a spherical shape, and at least the bottom is heated. That is, the heating pot 1 has a cylindrical body 11 and a hemispherical bottom 13 integrally formed, and a jacket (not shown), for example, with a closed cross section is provided around the outer surface on the bottom 13 side. The jacket is supplied with steam for heating from the outside. However, it is also possible to adopt a configuration in which the bottom portion 13 is heated by electricity or gas without providing a jacket. The heating pot 1 is supported in a base shape via, for example, legs.
[0022]
A lid 15 is attached to the upper end of the heating pot 1. The lid 15 is divided at the center and includes a fixed portion 17 and a movable portion 19, both of which are connected by a hinge portion 21. Handles 23a and 23b are attached to the movable portion 19, and the handles 21a and 21b can be gripped and the movable portion 17 can be opened upward with the hinge 19 as a fulcrum.
[0023]
The stirrer shaft 3 is configured such that its operation part is inserted and disposed in the heating pot 1 and is driven to rotate by a rotation drive unit 25. The stirring shaft 3 is disposed obliquely with respect to the heating pot 1, and the upper end thereof is linked to a rotation drive unit 25. The rotation drive unit 25 is configured by, for example, an electric motor, and is supported by the fixing unit 17 of the lid 15.
[0024]
The support rod 5 is attached to the stirring shaft 3, and has a plurality of scraping blades 27 at predetermined intervals at predetermined intervals, which scrape and slide at least the inner surface of the bottom portion 13 by rotation of the stirring shaft 3. However, FIG. 1 shows only one set of the scraping blades 27.
[0025]
The cutter shaft 7 has a cutter support portion disposed in the heating pot 1 along a vertical direction, for example, a vertical direction, and is rotatably supported.
[0026]
The upper portion of the cutter shaft 7 is rotatably supported by a bearing body 29. The bearing body 29 is supported by a conductive case 31 attached to the fixing portion 17 of the lid 15.
[0027]
The cutter shaft 7 is driven to rotate by a cutter driving unit 33. The cutter driving unit 33 includes a motor 35 supported by the transmission case 31. A drive pulley 37 is attached to the motor 35, and a conductive belt 41 such as a V-belt is wound around a driven pulley 39 attached to the upper end of the cutter shaft 7.
[0028]
The cutter shaft 7 is provided with a cutter 43 at a lower end portion. The cutter 43 is disposed below the inside of the bottom portion 13 of the heating pot 1 and is disposed close to the support rod 5. The cutter 43 includes a boss portion 45a and a disk portion 45b, and a plurality of cutter blades 45c protrude from both upper and lower surfaces of the disk portion 45b. The diameter of the cutter 43 is formed in a range of 100 mm to 300 mm. Further, the rotation speed of the cutter 43 is set to 1000 to 3000 rpm. In addition, the disk part 45a is not necessarily limited to a disk, and may be configured as a polygonal plate such as a triangular plate or a quadrangular plate. In the case of such a polygonal plate, it becomes possible to cut and agitate the food material even in the outer peripheral portion.
[0029]
The screw shaft 9 has a screw support portion as a spiral support portion disposed in the heating pot 1 along the vertical direction, and is rotatably supported. The screw shaft 9 is arranged along one side of the cutter shaft 7, and an upper end of the screw shaft 9 is connected to a flange portion 47 below the bearing body 29. A screw blade 48 as a spiral portion is attached to the screw shaft 9.
[0030]
The flange portion 47 is coaxially arranged on the outer periphery on the upper side of the cutter shaft 7 and is interlocked and connected to a screw driving portion 49 as a spiral driving portion. That is, the flange portion 47 is coupled to the lower end of the cylindrical portion 51 rotatably supported by the bearing body 29 via a bearing, and is rotatable relative to the cutter shaft 7. A flange portion 53 that rotates integrally is attached to the upper end of the cylindrical portion 51, and a driven pulley 55 is attached to the flange portion 53 so as to be integrally rotatable. The screw driving section 49 includes a motor 57 supported by the conduction case 31. A drive pulley 59 is attached to the motor 57, and a conduction belt 61 such as a V-belt is wound between the drive pulley 59 and the driven pulley 55 on the screw shaft 9 side.
[0031]
When the rotation shaft 25 is rotated by the rotation drive unit 25, the support rod 5 is rotated, and the food in the heating pot 1 is cooked under stirring while being heated through the heating pot 1.
[0032]
On the other hand, the driving pulley 37 rotates by the rotational driving of the motor 35 of the cutter driving unit 33, and the driven pulley 39 rotates via the belt 41. The rotation of the driven pulley 39 causes the cutter shaft 7 to rotate, and is driven at a rotation speed of, for example, 3000 rpm. By this rotation, the cutter 43 also rotates integrally, and the food is further cut and stirred by the action of the cutter blade 45c together with the heating and stirring cooking. By the cutting and stirring of the cutter 43, the generation of so-called "dama" in the food can be suppressed, and the quality of the food can be further improved.
[0033]
On the other hand, the driving pulley 59 rotates by the rotational driving of the motor 57 of the screw driving unit 49, and the driven pulley 55 rotates via the belt 61. By the rotation of the driven pulley 55, the screw shaft 9 revolves around the cutter shaft 7 via the flange portion 53, the cylindrical portion 51, and the flange portion 47. The screw shaft 48 rotates coaxially with the cutter shaft 7 by the revolution of the screw shaft 9. The rotation speed of the screw blade 48 is, for example, 200 to 300 rpm.
[0034]
Therefore, the food in the heating pot 1 is forcibly sent toward the cutter 43 by the rotation of the screw blade 48, and the cutter 43 can continuously cut and agitate the fed food. Thus, sufficient cutting and stirring can be performed even when the rotation speed of the cutter 43 is high. In addition, even if the food material has a high viscosity such as starch syrup or a food material having a large amount of solid components, the cutter 43 is prevented from idling with respect to the food material, and sufficient cutting and stirring can be performed regardless of the food material. Therefore, the quality of ingredients in the heating and stirring cooking can be significantly improved as a whole.
[0035]
Further, the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 provide resistance to the stirring caused by the rotation of the support rod 5, and furthermore, the rotation of the screw blades 48 promotes the turbulent stirring of the foodstuff. The quality of ingredients in heating and stirring cooking can be greatly improved.
[0036]
Further, in the present embodiment, since the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 are coaxially arranged, a space to be tightened in the heating pot 1 can be reduced, and a decrease in the capacity of the food material to be heated and stirred can be suppressed. Further, the space occupied by the cutter driving unit 33 and the screw driving unit 49 on the lid 15 can be reduced, and the degree of freedom in arranging other components increases.
[0037]
3 and 4 are schematic cross-sectional views showing an embodiment according to a modification of the above embodiment. In the embodiment of FIG. 3, the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 are set obliquely, and the cutter 43 is disposed near the center of the inner bottom portion 13 of the heating pot 1. In the embodiment of FIG. 4, the stirring shaft 3 is arranged in the vertical direction, the support rod 5 is formed in accordance with this, the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 are set obliquely, and the cutter 43 is placed inside the heating pot 1. It is arranged at a position off the center of the bottom 13.
[0038]
Therefore, in the embodiment of FIG. 3, the food can be cooked in the same manner as described above by the heating and stirring by the rotation of the stirring shaft 3, and the cutting and stirring by the rotation of the cutter shaft 7, and the food is particularly stagnant due to the gravitational action. It is possible to facilitate cutting and stirring near the center of the inner bottom portion 13 of the heating pot 1 which is easy. In the embodiment of FIG. 4, the food can be cooked in the same manner as described above by heating and stirring by the rotation of the stirring shaft 3 and cutting and stirring by the rotation of the cutter shaft 7, and the screw shaft 9 moves the inside of the heating pot 1. Crossing obliquely can promote overall cut stirring.
(2nd Embodiment)
5 and 6 show a second embodiment of the present invention. FIG. 5 is a schematic sectional view in the case of an oblique axis, and FIG. 6 is a schematic sectional view in the case of a vertical axis. The components corresponding to those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description will not be repeated.
[0039]
In this embodiment, the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 are separately provided when the stirring shaft 3 in FIG. 5 is disposed obliquely with respect to the heating pot 1 or when the stirring shaft 3 is disposed in the vertical direction in FIG. And the lower end of the screw blade 48 is relatively inclined so as to approach the cutter 43. This inclination is provided not only in the horizontal direction of the paper surface of FIGS. 5 and 6, but also in the direction perpendicular to the paper surface, and is arranged in a three-dimensional V-shape so that the lower end of the screw blade 48 approaches the cutter 43. It has a configuration. Needless to say, the cutter drive unit and the screw drive unit can be configured according to the fact that the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 are separately arranged.
[0040]
And also in this embodiment, foodstuffs can be sent to the cutter 43 by rotation of the screw shaft 9, and the same operation and effect as described above can be obtained. Further, the structure can be simplified, and the stirring in the heating pot 1 can be more easily made into a turbulent state by the cutter shaft 7 and the helical shaft 9, so that the stirring effect can be enhanced and the quality of the food material can be further improved.
(Third embodiment)
7 to 9 show schematic sectional views according to a third embodiment of the present invention. Note that components corresponding to those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0041]
The embodiment of FIG. 7 includes the same cutter shaft 7 and cutter 43, the screw shaft 9 and the screw blade 48 as those of the embodiment of FIGS. The embodiment of FIG. 8 includes the same cutter shaft 7 and cutter 43, the screw shaft 9, and the screw blade 48 as those of FIG. 3 and the embodiment of FIG.
[0042]
On the other hand, in each embodiment, the stirring shaft 3 projects outside from the bottom 13 of the heating pot 1. The stirring shaft 3 is rotatably supported by a shaft support 63 in the heating pot 1. The shaft support 63 is provided integrally on the inner surface of the bottom 13. A seal member is provided between the stirring shaft 3 and the inner surface of the shaft support 63, for example, at the upper and lower portions of the shaft support 63 so that food in the heating pot 1 does not enter the shaft support 63.
[0043]
A connection block 65 is attached to the upper end of the stirring shaft 3. An upper end of a support rod 67 is connected to the connection block 65, and a stirring blade 71 formed of Teflon or the like is attached to a support bracket 69 having a U-shaped cross section in a direction perpendicular to the paper at the lower end of the support rod 67. Have been.
[0044]
At the lower end of the stirring shaft 3, a rotary drive unit 25 constituted by an electric motor or the like is interlocked and connected. The rotation drive unit 25 is fixed to a base (not shown) or the like, and has a slight distance from the bottom 13 of the heating pot 1. Therefore, when a heating jacket or the like is provided on the outer surface of the bottom portion 13 of the heating pot, the rotation drive unit 25 does not interfere.
[0045]
Then, the stirring shaft 3 is rotated by the driving of the rotation drive unit 25, and the support rod 67 and the stirring blade 71 are integrally rotated. Further, similarly to the above, the cutter 43 rotates by the rotation of the cutter shaft 7, and the screw blade 48 rotates by the rotation of the screw shaft 9.
Thus, also in the present embodiment, the heating, stirring, cutting, and stirring cooking of the ingredients in the heating pot 1 can be performed in the same manner as in the above embodiment. Further, in the present embodiment, the upper portion of the heating pot 1 is simplified, and the degree of freedom in the arrangement of the cutter shaft 7 and the size and arrangement of the cutter driving unit 31 is further increased.
(Fourth embodiment)
10 to 12 relate to a fourth embodiment of the present invention, FIG. 10 is an overall schematic sectional view, FIG. 11 is an enlarged sectional view of a main part, and FIG. 12 is a sectional view taken along the line XII-XII in FIG. Note that components corresponding to those of the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0046]
The arrangement configuration of the cutter shaft 7 and the screw shaft 9 of the present embodiment is the same as that of the first embodiment. On the other hand, in the present embodiment, the cutter 43 includes the fixed stator blade 73 and the rotary blade 75.
[0047]
The fixed stator blade 73 has a plurality of openings 77 and 79 and is supported and fixed to the heating pot 1 side. The one opening 77 is a plurality of circular holes provided in the fixed disk portion 81 at predetermined intervals in the circumferential direction, and the other opening 79 is a plurality of rectangular slits provided in the peripheral wall portion 85. The fixed support of the stator blade 73 is as follows. That is, a pair of brackets 87a and 87b are provided at the upper end of the peripheral wall portion 85, the brackets 87a and 87b are fixed to the lower ends of the pair of rods 89a and 89b, and the upper ends of the rods 89a and 89b are attached to the cover 15 on the support bracket. It is fixed to 91a, 91b.
[0048]
The rotary blade 75 has a plurality of openings 93 and a cutter blade 95. The opening 93 is provided in the rotating disk portion 97 and is disposed corresponding to the opening 77 of the fixed disk portion 81. A plurality of cutter blades 95 are provided on the outer peripheral side of the rotating disk portion 97 at predetermined intervals in the circumferential direction, and are arranged corresponding to the openings 79 of the peripheral wall portion 85.
[0049]
The rotating disk portion 97 has a central boss portion 97 a fitted into the lower end of the cutter shaft 7 and fastened and fixed with a nut 99.
[0050]
Accordingly, the rotation of the cutter shaft 7 causes the rotary blade 75 to rotate relative to the stator blade 73, slides the opening 93 with respect to the opening 77, slides the cutter blade 95 with respect to the opening 79, and cuts and agitates the food material by rotating the rotary blade 75. can do. The food to be cut and stirred can flow as shown by the arrows in FIG. At the time of such cutting and stirring, the rotation of the screw blade 48 can positively feed the foodstuff onto the rotary blade 75, and even if the rotation of the rotary blade 75 is high, or a highly viscous foodstuff such as syrup, Even if the food material has a large amount of solid components, it is possible to suppress the cutter 43 from idling with respect to the food material, and to improve the quality of the food material.
[0051]
In each of the above embodiments, the form of the screw blade is not limited, as long as the food material can be forcibly sent to the cutter blade. Therefore, a hole or a projection can be provided in the screw blade. Further, a beater can be used as the spiral blade.
[0052]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic sectional view according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an overall schematic plan view according to the first embodiment.
FIG. 3 is a schematic sectional view according to an embodiment of a modification of the first embodiment.
FIG. 4 is a schematic sectional view according to an embodiment of another modification of the first embodiment.
FIG. 5 is a schematic sectional view according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a schematic sectional view according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic sectional view according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a schematic sectional view according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a schematic sectional view according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is an overall schematic sectional view according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is an enlarged sectional view of a main part according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a cross-sectional view taken along the line XII-XII of FIG. 11, according to the fourth embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 heating pot (cooking pot)
3 Stirring shaft 5 Support rod 7 Cutter shaft 9 Screw shaft (spiral shaft)
13 Bottom 33 Cutter drive unit 43 Cutter 45c, 79 Cutter blade 48 Screw blade (spiral blade)
49 Screw drive (spiral drive)
73 Status blade 75 Rotary blade 77, 79 Opening

Claims

A cooking pot for feeding and cooking ingredients,
In the cooking pot, a cutter shaft in which a cutter support portion is disposed along the up-down direction and is rotatably supported,
A cutter driving unit that rotationally drives the cutter shaft;
On the cutter shaft, a cutter that cuts the food with a cutter blade on the surface and that is supported to be integrally rotatable,
In the cooking pot, a spiral shaft in which a spiral support portion is disposed along the vertical direction and is rotatably supported,
A helical drive for rotating the helical shaft,
The helical shaft is provided with a helical portion that is supported so as to be integrally rotatable and sends food toward the cutter ,
The cooking pot device , wherein the cutter and the spiral portion are arranged coaxially .

The cooking pot device according to claim 1,
The helical shaft is disposed along one side of the cutter shaft, and an upper end of the helical shaft is coaxially disposed on an outer periphery of an upper side of the cutter shaft and is coupled to a flange portion interlocked with the helical drive unit. Cooking pot device characterized by being done.

The cooking pot device according to claim 1 or 2 ,
The cutter includes a fixed status blade supported on the cooking pot side and having a plurality of openings, and a rotary blade supported on the cutter shaft and rotating relative to the openings to cut and agitate food. Cooking pot device.

A cooking pot for feeding and cooking ingredients,
In the cooking pot, a cutter shaft in which a cutter support portion is disposed along the up-down direction and is rotatably supported,
A cutter driving unit that rotationally drives the cutter shaft;
On the cutter shaft, a cutter that cuts the food with a cutter blade on the surface and that is supported to be integrally rotatable,
In the cooking pot, a spiral shaft in which a spiral support portion is disposed along the vertical direction and is rotatably supported,
A helical drive for rotating the helical shaft,
The helical shaft is provided with a helical portion that is supported so as to be integrally rotatable and sends food toward the cutter,
The cutter axis and the helical axis are separately arranged,
The cooking pot device, wherein a lower end of the spiral portion is relatively inclined so as to approach the cutter .

The cooking pot device according to any one of claims 1 to 4 ,
The cooking pot is a heating pot in which at least the bottom inner surface is formed in a spherical shape and at least the bottom is heated,
A stirrer shaft having an action unit inserted and arranged in the heating pot and rotationally driven by a rotary drive unit;
A cooking stick apparatus having a support rod attached to the stirring shaft and having, at predetermined intervals, scraping blades that scrape and slide at least the bottom inner surface by rotation of the stirring shaft .

The cooking pot device according to claim 5 , wherein
The cooking pot device , wherein the stirring shaft is disposed obliquely with respect to the heating pot .